JP2006255307A5 - - Google Patents

Claims (9)

1. 気流が流動する流路と、
   前記流路に設けられ、貯留部に貯留された液体を霧化する霧化部と、
   前記霧化部にて生成されたエアロゾルを含む気流を装置外部に吐出する吐出部とを備えた吸入器であって、
   前記流路を規定する壁部には、前記流路と装置外部とを連通する連通孔と、前記連通孔を閉塞可能な可撓性部材からなる弁体とを含み、前記流路に導入された呼気を装置外部に排気するための呼気弁として機能する逆止弁が設けられ、
   前記逆止弁が設けられた前記壁部の外壁面には、前記流路に導入された呼気の流動方向と略直交する方向においてのみ湾曲する表面を有する凹部が設けられ、
   前記連通孔は、前記凹部に設けられ、
   前記弁体の前記凹部の表面と接触する主面は、前記壁部への非取付状態において、平面であるか、あるいは、前記凹部の湾曲方向と平行な方向においてのみ湾曲しかつその曲率が前記凹部の表面の曲率よりも小さい曲率を有する湾曲面であるか、のいずれかであり、
   前記弁体は、その中央部が前記凹部の前記表面の湾曲方向における略中央部において前記壁部に固定され、これにより前記凹部の表面に対して付勢された状態で取り付けられている、吸入器。
2. 気流が流動する流路と、
   前記流路に設けられ、貯留部に貯留された液体を霧化する霧化部と、
   前記霧化部にて生成されたエアロゾルを含む気流を装置外部に吐出する吐出部とを備えた吸入器であって、
   前記流路を規定する壁部には、前記流路と装置外部とを連通する連通孔と、前記連通孔を閉塞可能な可撓性部材からなる弁体とを含み、前記流路に導入された呼気を装置外部に排気するための呼気弁として機能する逆止弁が設けられ、
   前記逆止弁が設けられた前記壁部の外壁面には、前記流路に導入された呼気の流動方向と略直交する方向においてのみ屈曲する表面を有する凹部が設けられ、
   前記連通孔は、前記凹部に設けられ、
   前記弁体の前記凹部の表面と接触する主面は、前記壁部への非取付状態において、平面であるか、あるいは、前記凹部の屈曲方向と平行な方向においてのみ屈曲しかつその屈曲部における内角が前記凹部の表面に設けられた屈曲部の内角よりも大きい角度を有する屈曲面であるか、のいずれかであり、
   前記弁体は、その中央部が前記凹部の前記表面の屈曲方向における略中央部において前記壁部に固定され、これにより前記凹部の表面に対して付勢された状態で取り付けられている、吸入器。
3. 前記弁体は、前記壁部に対する前記弁体の固定部から遠ざかるにつれてその厚みが減じるように形成されている、請求項１または２に記載の吸入器。
4. 前記壁部に対する前記弁体の固定は、前記弁体に設けられたスリットに前記壁部に設けられた突条部を挿し込むことによって行なわれている、請求項１から３のいずれかに記載の吸入器。
5. 前記壁部に設けられた前記連通孔を規定する連通孔形成面のうち、前記吐出部と対面する部分は、前記流路側から装置外部側に向かうにつれて前記吐出部からの距離が遠ざかるように傾斜して設けられている、請求項１から４のいずれかに記載の吸入器。
6. 気流が流動する流路と、
   前記流路に設けられ、貯留部に貯留された液体を霧化する霧化部と、
   前記霧化部にて生成されたエアロゾルを含む気流を装置外部に吐出する吐出部とを備えた吸入器であって、
   前記流路を規定する壁部には、前記流路と装置外部とを連通する連通孔と、前記連通孔を閉塞可能な可撓性部材からなる弁体とを含み、装置外部から前記流路に外気を導入するための吸気弁として機能する逆止弁が設けられ、
   前記逆止弁が設けられた前記壁部の内壁面には、前記弁体が取り付けられる側から見て、縦方向または横方向のいずれか一方向においてのみ湾曲する表面を有する凹部が設けられ、
   前記連通孔は、前記凹部に設けられ、
   前記弁体の前記凹部の表面と接触する主面は、前記壁部への非取付状態において、平面であるか、あるいは、前記凹部の湾曲方向と平行な方向においてのみ湾曲しかつその曲率が前記凹部の表面の曲率よりも小さい曲率を有する湾曲面であるか、のいずれかであり、
   前記弁体は、その略中央部が前記凹部の前記表面の湾曲方向における略中央部において前記壁部に固定され、これにより前記凹部の表面に対して付勢された状態で取り付けられている、吸入器。
7. 気流が流動する流路と、
   前記流路に設けられ、貯留部に貯留された液体を霧化する霧化部と、
   前記霧化部にて生成されたエアロゾルを含む気流を装置外部に吐出する吐出部とを備えた吸入器であって、
   前記流路を規定する壁部には、前記流路と装置外部とを連通する連通孔と、前記連通孔を閉塞可能な可撓性部材からなる弁体とを含み、装置外部から前記流路に外気を導入するための吸気弁として機能する逆止弁が設けられ、
   前記逆止弁が設けられた前記壁部の内壁面には、前記弁体が取り付けられる側から見て、縦方向または横方向のいずれか一方向においてのみ屈曲する表面を有する凹部が設けられ、
   前記連通孔は、前記凹部に設けられ、
   前記弁体の前記凹部の表面と接触する主面は、前記壁部への非取付状態において、平面であるか、あるいは、前記凹部の屈曲方向と平行な方向においてのみ屈曲しかつその屈曲部における内角が前記凹部の表面に設けられた屈曲部の内角よりも大きい角度を有する屈曲面であるか、のいずれかであり、
   前記弁体は、その略中央部が前記凹部の前記表面の屈曲方向における略中央部において前記壁部に固定され、これにより前記凹部の表面に対して付勢された状態で取り付けられている、吸入器。
8. 前記弁体は、前記壁部に対する前記弁体の固定部から遠ざかるにつれてその厚みが減じるように形成されている、請求項６または７に記載の吸入器。
9. 前記壁部に対する前記弁体の固定は、前記弁体に設けられたスリットに前記壁部に設けられた突条部を挿し込むことによって行なわれている、請求項６から８のいずれかに記載の吸入器。