JP2006254518A - チョッパ装置とその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 単純な構成のインダクタを使用した双方向チョッパ装置とその制御方法を提供する。
【解決手段】 還流ダイオードを持った第1から第4のスイッチング素子を備え、直流電源と負荷との双方向に電力を変換するチョッパ装置において、直流電源の正極端子を第1コンデンサ6の一端と第1スイッチング素子1のコレクタに接続し、第1スイッチング素子のエミッタと第2スイッチング素子2のコレクタとを接続し、第2スイッチング素子のエミッタを第2コンデンサ7の一端と負荷の負極端子に接続し、負荷の正極端子を第2コンデンサの他端と第3スイッチング素子3のコレクタに接続し、第3スイッチング素子のエミッタと第4スイッチング素子4のコレクタとを接続し、第4スイッチング素子のエミッタを直流電源の負極端子と第1コンデンサの他端へ接続し、第1スイッチング素子のエミッタと第2スイッチング素子のコレクタとの接続点と、第3スイッチング素子と第4スイッチング素子のコレクタとの接続点とをインダクタを介して接続した。
【選択図】図1

Description

本発明は、直流電源電圧を異なる直流電源電圧に変換する双方向チョッパ装置とその制御方法に関する。
従来の双方向チョッパ装置には、例えば特許文献1がある。図3は特許文献1で開示された従来技術である。図3において、101は第1インダクタ、102は第1トランジスタ、103は第1ダイオード、104は第1コンデンサ、105は直流電源、106は第2トランジスタ、107は第2ダイオード、108は第2コンデンサ、109は第2インダクタ、113は制御回路である。第1インダクタと第2インダクタは同一鉄心に巻かれており、密結合されている。直流電源105から第1コンデンサに電荷をチャージする動作を説明する。まず、第1トランジスタをオンさせて直流電源105で第1インダクタに電流を流し、インダクタの鉄心に磁束をチャージする。次に第1トランジスタをオフして、鉄心に蓄えられた磁束を第2インダクタと第1、第2ダイオードを通して第1コンデンサにディスチャージし、第1コンデンサに電荷を蓄える。この動作を繰り返すことにより直流電源から第1コンデンサに持続的にエネルギーを供給する。第1トランジスタのオン、オフの時間を制御回路13で制御することにより、第1コンデンサの電圧が制御される。次に、第1コンデンサから直流電源に電荷をディスチャージする動作を説明する。第1コンデンサの電圧が直流電源よりも高い場合は第2トランジスタをオンすることにより、第1コンデンサの電荷は、第2トランジスタ、第2インダクタ、第1インダクタを介して直流電源に放電する。次に第2トランジスタをオフすると第1、第2インダクタの共通鉄心に蓄えられた磁束が第1ダイオード、第1インダクタを介してディスチャージされ電流は減少しながら直流電源を充電する。この動作を繰り返すことにより第1コンデンサから直流電源に持続的にエネルギーを移動することができる。制御回路13で第2トランジスタのオン、オフを制御することにより第1コンデンサの電圧を制御できるというものである。
特開2001−224164号公報(図1)
しかしながら従来の双方向チョッパ装置は、同一鉄心にコイルを巻いた第1インダクタと第2インダクタを使用しなければならず、インダクタのサイズが大きくなるばかりか、第1インダクタと第2インダクタを密に結合させることは困難であり、リーケージインダクタンスが存在し、第1トランジスタをオフしたときに第1インダクタから第2インダクタに完全には転流できず、スパイク電圧が発生し、ノイズの原因になるという問題があった。図14は、従来の双方向チョッパ装置のシミュレーション結果で、条件は第1インダクタと第2インダクタの自己インダクタンスが2mH、相互インダクタンスが1.99mH、第1コンデンサの容量2000μF、直流電源の電圧24Vである。第1トランジスタがオンからオフになる時、第1インダクタの電流が第2インダクタに転流するが、オフ時の電流降下率と漏れインダクタンスの影響で第1トランジスタのコレクタに200Vのスパイク電圧が発生している。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、単純な構成のインダクタを使用した小形でノイズを低減できる双方向チョッパ装置とその制御方法を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したのである。
請求項1に記載の発明は、還流ダイオードを持った第1から第4のスイッチング素子を備え、直流電源と負荷との双方向に電力を変換するチョッパ装置において、前記直流電源の正極端子を第1コンデンサの一端と第1スイッチング素子のコレクタに接続し、前記第1スイッチング素子のエミッタと第2スイッチング素子のコレクタとを接続し、前記第2スイッチング素子のエミッタを第2コンデンサの一端と負荷の負極端子に接続し、前記負荷の正極端子を前記第2コンデンサの他端と第3スイッチング素子のコレクタに接続し、前記第3スイッチング素子のエミッタと第4スイッチング素子のコレクタとを接続し、前記第4スイッチング素子のエミッタを前記直流電源の負極端子と前記第1コンデンサの他端へ接続し、前記第1スイッチング素子のエミッタと第2スイッチング素子のコレクタとの接続点と、前記第3スイッチング素子と前記第4スイッチング素子のコレクタとの接続点とをインダクタを介して接続したことを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のチョッパ装置において、前記負荷の電圧を検出し電圧信号を生成する電圧検出器と、前記インダクタの電流を検出し、電流信号を生成する電流検出器と、電圧指令と前記電圧信号から電流指令を生成する電圧制御器と、前記電流指令と前記電流信号からオンオフ信号を生成し、前記第1乃至第4スイッチング素子をオンオフ制御する電流制御器と、を備えることを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のチョッパ装置において、前記電圧制御器は、前記電圧指令と前記電圧信号の誤差をPID処理するPID制御器であることを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載のチョッパ装置において、前記電流制御器は、前記電流指令が正のときは前記第4スイッチング素子をオンさせ、前記電流信号が前記電流指令よりも小さいときは第1スイッチング素子をオンさせ、大きいときは前記第1スイッチング素子を所定の時間オフさせることを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、請求項2に記載のチョッパ装置において、記載前記電流制御器は、前記電流指令に所定の微小電流指令を加算して第1電流指令を生成し、前記電流指令に所定の微小電流指令を減算して第2電流指令を生成し、前記電流信号が前記第1電流指令よりも小さいときは前記第1スイッチング素子をオンし、前記電流信号が前記第1電流指令よりも大きいときは前記第1スイッチング素子をオフし、前記電流信号が前記第2電流指令よりも小さくなったときは再び前記第1スイッチング素子をオンすることを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のチョッパ装置において、前記電流制御器は、前記電流指令が負のときは第2スイッチング素子をオンさせ、前記電流信号が前記電流指令よりも大きいときは第3スイッチング素子をオンさせ、小さいときは前記第3スイッチング素子を所定の時間オフさせることを特徴とするものである。
請求項7に記載の発明は、請求項5に記載のチョッパ装置において、前記電流制御器は、前記電流指令に所定の微小電流指令を減算して第3電流指令を生成し、前記電流指令に所定の微小電流指令加算して第4電流指令を生成し、前記電流信号が前記第3電流指令よりも大きいときは第3スイッチング素子をオンし、前記電流信号が前記第3電流指令よりも小さいときは前記第3スイッチング素子をオフし、前記電流信号が前記第4電流指令よりも大きくなったときは再び前記第3スイッチング素子をオンすることを特徴とするものである。
請求項8に記載の発明は、請求項2に記載のチョッパ装置において、前記電流制御器は、前記電流信号が前記第1電流指令よりも小さいときは前記第1スイッチング素子と前記第4のスイッチング素子をオンし、前記電流信号が前記第1電流指令よりも大きいときは前記第1スイッチング素子と前記第4スイッチング素子をオフし、前記電流信号が前記第2電流指令よりも小さくなったときは再び前記第1スイッチング素子と前記第4スイッチング素子をオンすることを特徴とするものである。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載のチョッパ装置において、前記電流制御器は、前記電流指令に所定の微小電流指令を減算して第3電流指令を生成し、前記電流指令に所定の微小電流指令加算して第4電流指令を生成し、前記電流信号が前記第3電流指令よりも大きいときは第2スイッチング素子と第3スイッチング素子をオンし、前記電流信号が前記第3電流指令よりも小さいときは前記第2スイッチング素子と前記第3スイッチング素子をオフし、前記電流信号が前記第4電流指令よりも大きくなったときは再び前記第2スイッチング素子と前記第3スイッチング素子をオンすることを特徴とするものである。
請求項10に記載の発明は、請求項2に記載のチョッパ装置において、前記直流電源の負極端子と、前記負荷の負極端子を接続し、前記電流制御器は、前記電流指令に所定の微小電流指令を加算して第1電流指令を生成し、前記電流指令に所定の微小電流指令を減算して第2電流指令を生成し、前記電流信号が第1電流指令よりも小さいときは前記第1スイッチング素子と前記第4のスイッチング素子をオンし、前記電流信号が前記第1電流指令よりも大きいときは前記第1スイッチング素子と前記第4スイッチング素子をオフし、前記電流信号が第2電流指令よりも小さくなったときは再び前記第1スイッチング素子と前記第4スイッチング素子をオンし、前記電流指令に所定の微小電流指令を減算して第3電流指令を生成し、前記電流指令に所定の微小電流指令加算して第4電流指令を生成し、前記電流信号が前記第3電流指令よりも大きいときは第2スイッチング素子と第3スイッチング素子をオンし、前記電流信号が前記第3電流指令よりも小さいときは前記第2スイッチング素子と前記第3スイッチング素子をオフし、前記電流信号が前記第4電流指令よりも大きくなったときは再び前記第2スイッチング素子と前記第3スイッチング素子をオンすることを特徴とするものである。
請求項11に記載の発明は、還流ダイオードを持った第1から第4のスイッチング素子を備え、直流電源と負荷との双方向に電力を変換するチョッパ装置であり、前記直流電源の正極端子を第1コンデンサの一端と第1スイッチング素子のコレクタに接続し、前記第1スイッチング素子のエミッタと第2スイッチング素子のコレクタとを接続し、前記第2スイッチング素子のエミッタを第2コンデンサの一端と負荷の負極端子に接続し、前記負荷の正極端子を前記第2コンデンサの他端と第3スイッチング素子のコレクタに接続し、前記第3スイッチング素子のエミッタと第4スイッチング素子のコレクタとを接続し、前記第4スイッチング素子のエミッタを前記直流電源の負極端子と前記第1コンデンサの他端へ接続し、前記第1スイッチング素子のエミッタと第2スイッチング素子のコレクタとの前記接続点と、前記第3スイッチング素子と前記第4スイッチング素子のコレクタとの前記接続点とをインダクタを介して接続したチョッパ装置の制御方法において、前記第2電源の電圧を検出し電圧信号を生成するステップと、前記インダクタの電流を検出し、電流信号を生成するするステップと、電圧指令と前記電圧信号から電流指令を生成するステップと、前記電流指令と前記電流信号からオンオフ信号を生成するステップと、前記オンオフ信号で前記第1乃至第4スイッチング素子をオンオフ制御するステップと、を備えることを特徴とするものである。
請求項12に記載の発明は、請求項11に記載のチョッパ装置の制御方法において、前記電流指令を生成するステップは、前記電圧指令と前記電圧信号の誤差をPID処理することを特徴とするものである。
請求項13に記載の発明は、請求項11に記載のチョッパ装置の制御方法において、 前記電流指令が正のときは前記第4スイッチング素子をオンするステップと、前記電流信号が前記電流指令よりも小さいときは第1スイッチング素子をオンするステップと、前記電流信号が前記電流指令よりも大きいときは前記第1スイッチング素子を所定の時間オフするステップと、を備えることを特徴とするものである。
請求項14に記載の発明は、請求項11に記載のチョッパ装置の制御方法において、 前記電流指令に所定の微小電流指令を加算して第1電流指令を生成するステップと、前記電流指令に所定の微小電流指令を減算して第2電流指令を生成するステップと、前記電流信号が前記第1電流指令よりも小さいときは前記第1スイッチング素子をオンするステップと、前記電流信号が前記第1電流指令よりも大きいときは前記第1スイッチング素子をオフするステップと、前記電流信号が前記第2電流指令よりも小さくなったときは再び前記第1スイッチング素子をオンするステップと、を備えることを特徴とするものである。
請求項15に記載の発明は、請求項14に記載のチョッパ装置の制御方法において、前記電流指令が負のときは第2スイッチング素子をオンするステップと、前記電流信号が前記電流指令よりも大きいときは第3スイッチング素子をオンするステップと、前記電流信号が前記電流指令よりも小さいときは前記第3スイッチング素子を所定の時間オフするステップと、を備えることを特徴とするものである。
請求項16に記載の発明は、請求項14に記載のチョッパ装置の制御方法において、前記電流指令に所定の微小電流指令を減算して第3電流指令を生成するステップと、前記電流指令に所定の微小電流指令を加算して第4電流指令を生成するステップと、前記電流信号が前記第3電流指令よりも大きいときは前記第3スイッチング素子をオンするステップと、前記電流信号が前記第3電流指令よりも小さいときは前記第3スイッチング素子をオフするステップと、前記電流信号が前記第4電流指令よりも大きくなったときは再び前記第3スイッチング素子をオンするステップと、を備えることを特徴とするものである。
請求項17に記載の発明は、請求項11に記載のチョッパ装置の制御方法において、前記直流電源の負極端子と、前記負荷の負極端子を接続し、前記電流指令に所定の微小電流指令を加算して第1電流指令を生成するステップと、前記電流指令に所定の微小電流指令を減算して第2電流指令を生成するステップと、前記電流信号が第1電流指令よりも小さいときは前記第1スイッチング素子と前記第4のスイッチング素子をオンするステップと、前記電流信号が前記第1電流指令よりも大きいときは前記第1スイッチング素子と前記第4スイッチング素子をオフするステップと、前記電流信号が第2電流指令よりも小さくなったときは再び前記第1スイッチング素子と前記第4スイッチング素子をオンするステップと、前記電流指令に所定の微小電流指令を減算して第3電流指令を生成するステップと、
前記電流指令に所定の微小電流指令を加算して第4電流指令を生成するステップと、前記電流信号が前記第3電流指令よりも大きいときは第2スイッチング素子と第3スイッチング素子をオンするステップと、前記電流信号が前記第3電流指令よりも小さいときは前記第2スイッチング素子と前記第3スイッチング素子をオフするステップと、前記電流信号が前記第4電流指令よりも大きくなったときは再び前記第2スイッチング素子と前記第3スイッチング素子をオンするステップと、を備えることを特徴とするものである。
本発明によると、単純な構成のインダクタを使用した小形でノイズを低減した双方向チョッパ装置とその制御方法を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施例を示すブロック図である。図1において、1は第1スイッチング素子、2は第2スイッチング素子、3は第3スイッチング素子、4は第4スイッチング素子、5はインダクタ、6は第1コンデンサ、7は第2コンデンサ、8は電圧検出器、9は電流検出器である。また、10は電圧制御器、11は電流制御器、12は第1電流制御器、13は第2電流制御器、14は電流指令極性判別器、15はゲート信号生成器、16はゲートドライブ、17はスルーアップ・ダウン信号生成器である。また、31〜34はそれぞれ第1〜第4ダイオード、51は直流電源、52は負荷である。
次に動作について、説明する。スルーアップ・ダウン信号生成器17は外部または、内部で設定された電圧指令Vrefを所定の時間傾斜をもつ第1電圧指令を生成する。電圧制御器10は、第1電圧指令Vref1と電圧信号Vfbの差をとり電圧誤差信号ΔVを生成し、内部のPID処理器18で電圧誤差信号をPID処理して電流指令Irefを生成し、さらに内部の電流制限器19でリミットをかけあらたな電流指令Irefを生成する。PID処理は電圧制御比例ゲインkvと電圧制御積分時定数Tviと電圧制御微分時定数Tvdからなり、制御時間をTspl、今回の制御回数をk番目とすると、電流指令Iref(k)は、Iref(k)=kv*(ΔV(k)+ΣΔV(k)/Tvi+Tvd*(ΔV(k)−ΔV(k−1))/Tspl)となる。電流制御器11は電流指令Irefと電流信号Ifbからゲート信号を生成する。電流制御器11の内部の電流指令極性判別器14は電流指令Irefの極性が正であれば、第4スイッチング素子4をオンさせる信号第1ゲート信号G1を生成する。また、第1電流制御器12は電流指令が正であれば、電流指令Irefに所定の電流指令ΔIrefを加算して第1電流指令Irpを生成し、電流指令Irefから所定の電流指令ΔIrefを減算して第2電流指令Irpを生成し、電流信号が第1電流指令Irpよりも小さければ第1スイッチング素子1をオンさせ、大きければオフさせ、次に第2電流指令Irvよりも小さくなれば再びオンさせる第3のゲート信号G3を生成する。また、第2電流制御器13は、電流指令Irefが負であれば、電流指令Irefに所定の電流指令ΔIref減算して第3電流指令Irpを生成し、電流指令Irefから所定の電流指令ΔIrefを減算して第4電流指令Irpを生成し、電流信号が第1電流指令Irpよりも大きければ第3スイッチング素子3をオンさせ、小さければオフさせ、次に第4電流指令Irvよりも大きくなれば再びオンさせる第4ゲート信号G4を生成する。ゲート信号生成器15は第1ゲート信号G1を反転させ第2スイッチング素子をオンさせる第2ゲート信号G2を生成するとともに、外部から全てのスイッチング素子をオフさせる第5ゲート信号G5とのANDをとり、第1スイッチング素子1〜第4スイッチング素子4を制御する第1〜第4ゲートドライブ信号GD1〜GD4を生成し、ゲートドライブ回路16で絶縁増幅してスイッチング素子をオン・オフさせる。
次に電流指令Irefが正のときのチョッパ動作を説明する。電流信号Ifbが第1電流指令Irpよりも小さければ、第1スイッチング素子がオンされて、第1スイッチグ素子と第4スイッチング素子を経由して直流電源電圧Vdがインダクタに印加され、インダクタの電流が上昇する。電流検出器9はインダクタの電流を電流信号Ifbを生成する。IfbがIrpを超えると第1スイッチング素子1はオフし、インダクタ5の電流は第2ダイオード32、第3ダイオード33を経由して第2コンデンサ7を充電しながら減少する。電流信号Ifbが第2電流信号Irvよりも小さくなると再び第1スイッチング素子1がオンし、直流電源電圧Vdが印加されてインダクタ5の電流は上昇する。この動作を繰り返して第2コンデンサ7の電圧Vcは、負荷電流Iloadの差で充電され、コンデンサ電圧Vcが上昇する。電圧検出器8は第2コンデンサ7の電圧を検出して電圧信号Vfbを生成する。電圧制御器18は電圧指令Vrefと電圧信号Vfbの誤差が小さくなると、電流指令Irefも減少し、第1スイッチング素子1のオン時間が減少して、第2コンデンサ7の電圧が制御されることになる。
図4は、図1をシミュレーションしたタイムチャートである。図4は、直流電源電圧Vd=24V、電圧制御比例ゲインkv=2A/V、電圧制御積分時定数Tvi=1s、電圧制御微分時定数Tvd=0.1ms、電流制限Imax=30A、所定の電流指令ΔIref=3A、インダクタのインダクタンスL=2mH、第2コンデンサC1=2000μF、負荷は抵抗負荷でRL=200Ω、電圧指令Vref=200V、スルーアップ・ダウン時間Tac=Tdc=0.1sである。図5は、同様に図1のシミュレーションで、負荷抵抗RL=50Ω、電流制限Imax=50Aとしている。いずれも、電流制限がかかり、第2コンデンサの電圧の振動やオーバシュートは発生していない。
図2は、本発明の第2実施例を示すブロック図である。第1の実施例と異なるのは、直流電源の負極と負荷の負極が接続されている点と、第1スイッチング素子と第4スイッチング素子が第1電流制御器の第3ゲート信号G3に従って同時にオン・オフする点と、第2スイッチング素子が第2電流制御器の第4ゲート信号G4に従って同時にオン・オフする点である。他の動作は第1の実施例と同じ動作であるので説明は省略する。
図6は本発明の第3実施例を示すブロック図である。第1の実施例とは電流制御器の構成が異なる。図6で21は第1電流比較器で電流指令Irefと電流信号Ifbを比較し、電流信号Ifbが電流指令Irefよりも小さいときは第1スイッチング素子をオンし、電流信号Ifbが電流指令Irefを超えるオフする信号を生成する。22はオフ信号をトリガとして第1スイッチング素子を所定時間オフする信号を生成するオフ時間生成器であり、所定時間経過すると再びオンする信号を生成する。また23は第2電流比較器で電流信号Ifbが電流指令Irefよりも大きいときは第3スッチング素子をオンし、電流信号Ifbが電流指令Irefを超えて小さくなるオフする信号を生成する。24はオフ信号をトリガとして第3スイッチング素子を所定時間オフする信号を生成する第2オフ時間生成器であり、所定時間経過すると再びオン信号を生成する。
図7は図6をシミュレーションしたタイムチャートである。条件は図4と同様であるがオフする所定時間をToff=40μsに設定している。また、図8は図5と同様の条件で、図7動揺Toff=40μsである。
図9は本発明のチョッパ装置の制御方法の第4実施例を示すフローチャートである。ステップSA1では第2電源の電圧を検出し電圧信号を生成し、ステップSA2でインダクタの電流を検出し、電流信号を生成し、ステップSA3で電圧指令Vrefと電圧信号Vfbから電流指令Irefを生成し、ステップSA4で電流指令Irefと電流信号Ifbからオンオフ信号を生成し、ステップSA5でオンオフ信号で第1乃至第4スイッチング素子をオンオフ制御する。
図10は本発明のチョッパ装置の制御方法の第5実施例を示すフローチャートである。ステップSB1で電流指令Irefが正か負か判断し、正ならばステップSB2へ移行し、負ならば図12のフローチャートへ移行する。ステップSB2では第4スイッチング素子をオンし、ステップSB3で電流信号Ifbが電流指令Irefよりも大きいか小さいかを判断し、電流指令Irefよりも小さければステップSB5へ移行し、大きければステップSB4へ移行する。ステップSB4ではタイマカウンタをクリアし、ステップSB5へ移行する。ステップSB5ではタイマカウンタのカウント値が所定時間Toffよりも大きいか小さいかを判定し、大きければステップSB6へ移行し、小さければステップSB7へ移行する。ステップSB6では第1スイッチング素子をオンし、ステップSB7では第1スイッチング素子をオフする。第1スイッチングをオフし、ステップSB5でタイムカウントをスタートする。ステップSB8ではタイマカウンタをカウントアップして終了する。この動作は制御時間ごとに行われ、電流信号Ifbが電流指令Irefを超えると第1スイッチング素子を所定時間Toffだけオフすることができる。ただし、Toffは制御時間よりも長くなくてはならない。
図11は本発明のチョッパ装置の制御方法の第6実施例を示すフローチャートである。ステップSC1で電流指令Irefが正か負か判定し、正ならばステップSC2へ移行し、負ならば図13のフローチャートへ移行する。図13のフローチャートとは対をなしている。ステップSC2では電流指令Irefに所定の微小電流指令ΔIrefを加算して第1電流指令Irpを生成し、電流指令Irefに所定の微小電流指令ΔIrefを減算して第2電流指令Irvを生成する。次に、ステップSC3で電流信号Ifbが第2電流指令Irvよりも小さいか、大きいかを判定し、小さいときはステップSC4に移行し、大きいときはステップSC5に移行する。ステップSC5では電流信号Ifbと第1電流指令Irpよりも小さいか、大きいかを判定し、小さいときはステップSC6へ移行し、大きいときはステップSC7へ移行する。ステップSC6では第1スイッチング素子がオンしているかどうかを判定し、オンしていればステップSC4へ移行し、オフしていればステップSC7へ移行する。ステップSC4では第1スイッチンング素子をオンし、ステップSC7では第1スイッチング素子をオフする。これら一連の動作は制御周期ごとに行われる。
図12は本発明のチョッパ装置の制御方法の第7の実施例を示すフローチャートであり、図10のフローチャートと対をなすものである。ステップSD1では電流指令が負か正か判定し、負ならばステップSD2へ移行し、正ならば図10のフローチャートへ移行する。ステップSD2では第2スイッチング素子をオンする。次にステップSD3で、電流信号Ifbが電流指令Irefよりも大きいが小さいかを判定し大きければステップSD5へ移行し、小さければステップSD4へ移行する。ステップSD4ではタイムカウンタをクリアし、ステップSD5へ移行する。ステップSD5ではタイムカウント値が所定時間よりも大きいか小さいかを判定し、大きければステップSD6へ移行し、小さければステップSD7へ移行する。ステップSD6では第2スイッチング素子をオンし、ステップSD7では第2スイッチング素子をオフする。電流指令Irefが負のときは第2スイッチング素子をオンし、ステップSD2で電流信号Ifbが電流指令Irefよりも大きいときは第3スイッチング素子をオンし、ステップSD4で電流信号Ifbが電流指令Irefよりも小さいときは第3スイッチング素子を所定の時間オフする。これら一連の動作は制御周期ごとに行われ、制御時間はToffよりも小さくなくてはならない。
図13は本発明のチョッパ装置の制御方法の第8の実施例を示すフローチャートである。ステップSE1で電流指令Irefが負か正か判定し、負ならばステップSE2へ移行し、正ならば図11のフローチャートへ移行する。図11のフローチャートとは対をなしている。ステップSE2では電流指令Irefに所定の微小電流指令ΔIrefを減算して第3電流指令Irpを生成し、電流指令Irefに所定の微小電流指令ΔIrefを加算して第4電流指令Irvを生成する。次に、ステップSE3で電流信号Ifbが第4電流指令Irvよりも大きいか、小さいかを判定し、大きいときはステップSE4に移行し、小さいときはステップSE5に移行する。ステップSE5では電流信号Ifbと第3電流指令Irpよりも大きいか、小さいかを判定し、大きいときはステップSE6へ移行し、小さいときはステップSE7へ移行する。ステップSE6では第3スイッチング素子がオンしているかどうかを判定し、オンしていればステップSE4へ移行し、オフしていればステップSE7へ移行する。ステップSE4では第3スイッチンング素子をオンし、ステップSE7では第3スイッチング素子をオフする。これら一連の動作は制御周期ごとに行われる。
本発明によると、単純な構成のインダクタを使用した双方向チョッパ装置とその制御方法を提供できるので、負荷にインバータを使用する用途である一般産業機械への適用が期待できる。
本発明の第1実施例を示すチョッパ装置のブロック図 本発明の第2実施例を示すチョッパ装置のブロック図 従来技術の構成を示すブロック図 第1実施例のシミュレーション結果を示すタイムチャート 第1実施例のシミュレーション結果を示すタイムチャート 本発明の第3実施例を示すチョッパ装置のブロック図 第3実施例のシミュレーション結果を示すタイムチャート 第3実施例のシミュレーション結果を示すタイムチャート 本発明の方法の第4実施例を示すフローチャート 本発明の方法の第5実施例を示すフローチャート 本発明の方法の第6実施例を示すフローチャート 本発明の方法の第7実施例を示すフローチャート 本発明の方法の第8実施例を示すフローチャート 従来技術のシミュレーション結果を示すタイムチャート
符号の説明
1 第1スイッチング素子
2 第2スイッチング素子
3 第3スイッチング素子
4 第4スイッチング素子
5 インダクタ
6 第1コンデンサ
7 第2コンデンサ
8 電圧検出器
9 電流検出器
10 電圧制御器
11 電流制御器
12 第1電流制御器
13 第2電流制御器
14 電流指令極性判別器
15 ゲート信号生成器
16 ゲートドライブ
17 スルーアップ・ダウン信号生成器
18 PID処理器
19 電流制限器
31 第1ダイオード
32 第2ダイオード
33 第3ダイオード
34 第4ダイオード
51 直流電源
52 負荷

Claims (17)

  1. 還流ダイオードを持った第1から第4のスイッチング素子を備え、直流電源と負荷との双方向に電力を変換するチョッパ装置において、
    前記直流電源の正極端子を第1コンデンサの一端と第1スイッチング素子のコレクタに接続し、前記第1スイッチング素子のエミッタと第2スイッチング素子のコレクタとを接続し、前記第2スイッチング素子のエミッタを第2コンデンサの一端と負荷の負極端子に接続し、前記負荷の正極端子を前記第2コンデンサの他端と第3スイッチング素子のコレクタに接続し、前記第3スイッチング素子のエミッタと第4スイッチング素子のコレクタとを接続し、前記第4スイッチング素子のエミッタを前記直流電源の負極端子と前記第1コンデンサの他端へ接続し、前記第1スイッチング素子のエミッタと第2スイッチング素子のコレクタとの接続点と、前記第3スイッチング素子と前記第4スイッチング素子のコレクタとの接続点とをインダクタを介して接続したことを特徴とするチョッパ装置。
  2. 前記負荷の電圧を検出し電圧信号を生成する電圧検出器と、
    前記インダクタの電流を検出し、電流信号を生成する電流検出器と、
    電圧指令と前記電圧信号から電流指令を生成する電圧制御器と、
    前記電流指令と前記電流信号からオンオフ信号を生成し、前記第1乃至第4スイッチング素子をオンオフ制御する電流制御器と、
    を備えることを特徴とする請求項1記載のチョッパ装置。
  3. 前記電圧制御器は、前記電圧指令と前記電圧信号の誤差をPID処理するPID制御器であることを特徴とする請求項2記載のチョッパ装置。
  4. 前記電流制御器は、前記電流指令が正のときは前記第4スイッチング素子をオンさせ、前記電流信号が前記電流指令よりも小さいときは第1スイッチング素子をオンさせ、大きいときは前記第1スイッチング素子を所定の時間オフさせることを特徴とする請求項2記載のチョッパ装置。
  5. 前記電流制御器は、前記電流指令に所定の微小電流指令を加算して第1電流指令を生成し、前記電流指令に所定の微小電流指令を減算して第2電流指令を生成し、前記電流信号が前記第1電流指令よりも小さいときは前記第1スイッチング素子をオンし、前記電流信号が前記第1電流指令よりも大きいときは前記第1スイッチング素子をオフし、前記電流信号が前記第2電流指令よりも小さくなったときは再び前記第1スイッチング素子をオンすることを特徴とする請求項2記載のチョッパ装置。
  6. 前記電流制御器は、前記電流指令が負のときは第2スイッチング素子をオンさせ、前記電流信号が前記電流指令よりも大きいときは第3スイッチング素子をオンさせ、小さいときは前記第3スイッチング素子を所定の時間オフさせることを特徴とする請求項5記載のチョッパ装置。
  7. 前記電流制御器は、前記電流指令に所定の微小電流指令を減算して第3電流指令を生成し、前記電流指令に所定の微小電流指令加算して第4電流指令を生成し、前記電流信号が前記第3電流指令よりも大きいときは第3スイッチング素子をオンし、前記電流信号が前記第3電流指令よりも小さいときは前記第3スイッチング素子をオフし、前記電流信号が前記第4電流指令よりも大きくなったときは再び前記第3スイッチング素子をオンすることを特徴とする請求項5記載のチョッパ装置。
  8. 前記電流制御器は、前記電流信号が前記第1電流指令よりも小さいときは前記第1スイッチング素子と前記第4のスイッチング素子をオンし、前記電流信号が前記第1電流指令よりも大きいときは前記第1スイッチング素子と前記第4スイッチング素子をオフし、前記電流信号が前記第2電流指令よりも小さくなったときは再び前記第1スイッチング素子と前記第4スイッチング素子をオンすることを特徴とする請求項2記載のチョッパ装置。
  9. 前記電流制御器は、前記電流指令に所定の微小電流指令を減算して第3電流指令を生成し、前記電流指令に所定の微小電流指令加算して第4電流指令を生成し、前記電流信号が前記第3電流指令よりも大きいときは第2スイッチング素子と第3スイッチング素子をオンし、前記電流信号が前記第3電流指令よりも小さいときは前記第2スイッチング素子と前記第3スイッチング素子をオフし、前記電流信号が前記第4電流指令よりも大きくなったときは再び前記第2スイッチング素子と前記第3スイッチング素子をオンすることを特徴とする請求項8記載のチョッパ装置。
  10. 直流電源の負極端子と、負荷の負極端子を接続し、
    前記電流制御器は、前記電流指令に所定の微小電流指令を加算して第1電流指令を生成し、前記電流指令に所定の微小電流指令を減算して第2電流指令を生成し、前記電流信号が第1電流指令よりも小さいときは前記第1スイッチング素子と前記第4のスイッチング素子をオンし、前記電流信号が前記第1電流指令よりも大きいときは前記第1スイッチング素子と前記第4スイッチング素子をオフし、前記電流信号が第2電流指令よりも小さくなったときは再び前記第1スイッチング素子と前記第4スイッチング素子をオンし、前記電流指令に所定の微小電流指令を減算して第3電流指令を生成し、前記電流指令に所定の微小電流指令加算して第4電流指令を生成し、前記電流信号が前記第3電流指令よりも大きいときは第2スイッチング素子と第3スイッチング素子をオンし、前記電流信号が前記第3電流指令よりも小さいときは前記第2スイッチング素子と前記第3スイッチング素子をオフし、前記電流信号が前記第4電流指令よりも大きくなったときは再び前記第2スイッチング素子と前記第3スイッチング素子をオンすることを特徴とする請求項2記載のチョッパ装置。
  11. 還流ダイオードを持った第1から第4のスイッチング素子を備え、直流電源と負荷との双方向に電力を変換するチョッパ装置であり、前記直流電源の正極端子を第1コンデンサの一端と第1スイッチング素子のコレクタに接続し、前記第1スイッチング素子のエミッタと第2スイッチング素子のコレクタとを接続し、前記第2スイッチング素子のエミッタを第2コンデンサの一端と負荷の負極端子に接続し、前記負荷の正極端子を前記第2コンデンサの他端と第3スイッチング素子のコレクタに接続し、前記第3スイッチング素子のエミッタと第4スイッチング素子のコレクタとを接続し、前記第4スイッチング素子のエミッタを前記直流電源の負極端子と前記第1コンデンサの他端へ接続し、前記第1スイッチング素子のエミッタと第2スイッチング素子のコレクタとの前記接続点と、前記第3スイッチング素子と前記第4スイッチング素子のコレクタとの前記接続点とをインダクタを介して接続したチョッパ装置の制御方法において、
    前記第2電源の電圧を検出し電圧信号を生成するステップと、
    前記インダクタの電流を検出し、電流信号を生成するするステップと、
    電圧指令と前記電圧信号から電流指令を生成するステップと、
    前記電流指令と前記電流信号からオンオフ信号を生成するステップと、
    前記オンオフ信号で前記第1乃至第4スイッチング素子をオンオフ制御するステップと、を備えることを特徴とするチョッパ装置の制御方法。
  12. 前記電流指令を生成するステップは、前記電圧指令と前記電圧信号の誤差をPID処理することを特徴とする請求項11記載のチョッパ装置の制御方法。
  13. 前記電流指令が正のときは前記第4スイッチング素子をオンするステップと、
    前記電流信号が前記電流指令よりも小さいときは第1スイッチング素子をオンするステップと、
    前記電流信号が前記電流指令よりも大きいときは前記第1スイッチング素子を所定の時間オフするステップと、
    を備えることを特徴とする請求項11記載のチョッパ装置の制御方法。
  14. 前記電流指令に所定の微小電流指令を加算して第1電流指令を生成するステップと、
    前記電流指令に所定の微小電流指令を減算して第2電流指令を生成するステップと、
    前記電流信号が前記第1電流指令よりも小さいときは前記第1スイッチング素子をオンするステップと、
    前記電流信号が前記第1電流指令よりも大きいときは前記第1スイッチング素子をオフするステップと、
    前記電流信号が前記第2電流指令よりも小さくなったときは再び前記第1スイッチング素子をオンするステップと、
    を備えることを特徴とする請求項11記載のチョッパ装置の制御方法。
  15. 前記電流指令が負のときは第2スイッチング素子をオンするステップと、
    前記電流信号が前記電流指令よりも大きいときは第3スイッチング素子をオンするステップと、
    前記電流信号が前記電流指令よりも小さいときは前記第3スイッチング素子を所定の時間オフするステップと、
    を備えることを特徴とする請求項14記載のチョッパ装置の制御方法。
  16. 前記電流指令に所定の微小電流指令を減算して第3電流指令を生成するステップと、
    前記電流指令に所定の微小電流指令を加算して第4電流指令を生成するステップと、
    前記電流信号が前記第3電流指令よりも大きいときは前記第3スイッチング素子をオンするステップと、
    前記電流信号が前記第3電流指令よりも小さいときは前記第3スイッチング素子をオフするステップと、
    前記電流信号が前記第4電流指令よりも大きくなったときは再び前記第3スイッチング素子をオンするステップと、
    を備えることを特徴とする請求項14記載のチョッパ装置の制御方法。
  17. 前記直流電源の負極端子と、前記負荷の負極端子を接続し、
    前記電流指令に所定の微小電流指令を加算して第1電流指令を生成するステップと、
    前記電流指令に所定の微小電流指令を減算して第2電流指令を生成するステップと、
    前記電流信号が第1電流指令よりも小さいときは前記第1スイッチング素子と前記第4のスイッチング素子をオンするステップと、
    前記電流信号が前記第1電流指令よりも大きいときは前記第1スイッチング素子と前記第4スイッチング素子をオフするステップと、
    前記電流信号が第2電流指令よりも小さくなったときは再び前記第1スイッチング素子と前記第4スイッチング素子をオンするステップと、
    前記電流指令に所定の微小電流指令を減算して第3電流指令を生成するステップと、
    前記電流指令に所定の微小電流指令を加算して第4電流指令を生成するステップと、
    前記電流信号が前記第3電流指令よりも大きいときは第2スイッチング素子と第3スイッチング素子をオンするステップと、
    前記電流信号が前記第3電流指令よりも小さいときは前記第2スイッチング素子と前記第3スイッチング素子をオフするステップと、
    前記電流信号が前記第4電流指令よりも大きくなったときは再び前記第2スイッチング素子と前記第3スイッチング素子をオンするステップと、
    を備えることを特徴とする請求項11記載のチョッパ装置の制御方法。
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