JP2006253369A - レーザ装置およびホログラム記録再生装置 - Google Patents

レーザ装置およびホログラム記録再生装置 Download PDF

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Abstract

【課題】2つ以上の波長のレーザ光を光軸を共有して発光し、そのうちのひとつをシングルモード化することのできるレーザ装置を提供する。
【解決手段】 複数たとえば3つの異なる波長のレーザ光を同時にかつ同一の光軸方向に出射可能な一体型3波長レーザ1と、この一体型3波長レーザ1より出射された波長の異なる3つのレーザ光をそれぞれ平行光にする光学素子であるレンズ2と、このレンズ2を通過した3つのレーザ光のうちの1つをシングルモード化するための外部共振器としてのグレーティング3と、このグレーティング3の角度を可変する角度可変機構4とを有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、波長の異なる複数のレーザが一体化されて構成されたレーザ装置およびこれを組み込んだホログラム記録再生装置に関する。
ホログラフィを使ってデータを記録するホログラム記録装置の開発が進められている。 ホログラム記録装置では、変調された(データが重畳された)信号光、変調されない参照光の2つをレーザ光から生成し、これらをホログラム記録媒体の同一場所に照射する。その結果、ホログラム記録媒体上で信号光と参照光が干渉して照射点に回折格子(ホログラム)が形成され、ホログラム記録媒体にデータが記録される。
記録済みのホログラム記録媒体に参照光を照射することで、記録時に形成された回折格子から回折光(再生光)が発生する。この再生光は記録時の信号光に重畳されたデータを含んでいるので、これを受光素子で受光して記録した信号を再生できる。
また、記録再生用とサーボ用にそれぞれ発振波長の異なる2つのレーザ装置を用いたホログラム記録装置が知られている。これは、サーボ用のレーザの波長をホログラム記録媒体に対して感度のない波長とすることによって、サーボ用のレーザでホログラム記録媒体の記録材料が感光しないようにするためである(例えば、特許文献1を参照)。
従来の相変化型光ディスクは記録にある程度以上のパワーを必要とする。したがって、再生時にはレーザのパワーを落とすだけでよく、ある特定の発振波長のレーザ装置が1つあれば済む。これに対してホログラム記録媒体に用いられるフォトポリマーーなどの典型的なホログラム材料は低パワーでも感光してしまうものが多い。よって、上記のように発振波長の異なる2つのレーザ装置を用いる方式が有効である。
特開2003−178484号公報
しかしながら現時点では、半導体レーザとして、シングルモードのレーザ光を出射し、かつホログラム記録のために十分なパワーのレーザ光を出射可能なものは普及していない。また、上記のように2つのレーザ装置を用いた場合、光学系の組み立てにおいて、その2つのレーザの光軸を合わせるための煩雑な調整作業が必要となり、組み立てコストが嵩むという問題があった。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、2つ以上の波長のレーザ光を光軸を共有して発光し、そのうちの1つをシングルモード化することのできるレーザ装置とこれを組み込んだホログラム記録再生装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係るレーザ装置は、波長の異なる複数のレーザ光を同時にかつ同一の光軸方向へ出射可能な半導体レーザと、半導体レーザより発光される複数のレーザ光の回折光を発生させ、そのうち特定の波長のレーザ光の1次回折光を半導体レーザに戻して当該レーザ光をシングルモード化する外部共振器とを具備するものである。
この発明では、外部共振器で発生した特定の波長のレーザ光の1次回折光が半導体レーザに戻り、増幅されることで、シングルモード化されたブルーレーザ光を得ることができる。また、複数のレーザ光はパッケージの段階で光路があわせてあるので、いずれか一方のレーザ光の光路を調整するだけで他方のレーザ光の調整も同時に済み、光路調整の手間を削減することができる。
また、この発明のレーザ装置は、外部共振器がグレーティングであって、このグレーティングに対するレーザ光の入射角を可変する角度可変機構をさらに具備するものであってもよい。この角度可変機構によって、シングルモード化できる波長に幅を持たせることができる。
さらに、この発明のレーザ装置は、シングルモード化されたレーザ光の波長に対応するアイソレータをさらに具備することを特徴とするものであってよい。
このアイソレータによって、レーザ光が出射された後、たとえばホログラム記録再生装置の内部で使われているレンズなどから戻り光が発生してブルーレーザチップに入ることによって、シングルモードが不安定になることを確実に阻止できる。
さらに、シングルモード化されたレーザ光以外のレーザ光に高周波重畳をかけることによって、そのレーザ光の戻りによるそのレーザ光の発振を不安定にすることから回避できる。
また、本発明の別の観点に基づくホログラム記録再生装置は、波長の異なる2つのレーザ光を同時にかつ同一の光軸方向へ出射可能な半導体レーザと、半導体レーザより発光される2つのレーザ光の回折光を発生させ、そのうち特定の波長の1次回折光を半導体レーザに戻して当該レーザ光をシングルモード化する外部共振器と、シングルモード化された特定の波長のレーザ光を含む波長の異なる2つのレーザ光を入射して、特定の波長以外の波長のレーザ光をサーボ用の複数の光に分割する光分割素子と、シングルモード化された特定の波長のレーザ光を空間変調する空間光変調器と、空間光変調器によって空間変調されたレーザ光および光分割素子によって分割されたサーボ用の複数のレーザ光をホログラム記録媒体に集光する光学系と、ホログラム記録媒体からの再生光を検出する再生光検出素子と、ホログラム記録媒体からのサーボ用の複数の光を検出するサーボ光検出素子とを具備することを特徴とする。
この発明では、複数の異なる波長のレーザ光を同時にかつ同一の光軸方向に出射可能な一体型の半導体レーザを記録再生用とサーボ用の光源として利用したことで、サーボ用の光源はもちろん、サーボ用のレーザ光の光路を省くことができ、部品点数を削減でき、構成を簡素化できる。
さらに、本発明のさらに別の観点に基づくホログラム記録再生装置は、波長の異なる2つのレーザ光を同時にかつ同一の光軸方向へ出射可能な半導体レーザと、半導体レーザより発光される2つのレーザ光の回折光を発生させ、そのうち特定の波長の1次回折光を半導体レーザに戻して当該レーザ光をシングルモード化する外部共振器と、シングルモード化された特定の波長のレーザ光を含む波長の異なる2つのレーザ光を入射してそれぞれ2つの光路に分岐する光分岐素子と、光分岐素子により分岐された一方の光路のシングルモード化されたレーザ光を空間変調する空間光変調器と、空間光変調器によって空間変調されたレーザ光を含む一方の光路の2つのレーザ光と光分岐素子によって分岐された他方の光路のシングルモード化されたレーザ光を含む2つのレーザ光をホログラム記録媒体の略同一箇所に集光する光学系と、ホログラム記録媒体からの再生光を検出する再生光検出素子と、ホログラム記録媒体からのシングルモード化された特定の波長以外の波長の2つのレーザ光を検出するサーボ光検出素子とを具備することを特徴とする。
この発明によっても、サーボ用の光源はもちろん、サーボ用のレーザ光の光路を省くことができ、部品点数を削減でき、構成を簡素化できる。
以上のように、本発明によれば、2つ以上の波長のレーザ光を光軸を共有して発光し、そのうちの1つをシングルモード化することのできるレーザ装置と、これを有効に組み込んだホログラム記録再生装置を提供できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は本発明の一実施形態にかかるレーザ装置の構成を示す図である。
同図に示すように、このレーザ装置100は、複数たとえば3つの異なる波長のレーザ光を同時にかつ同一の光軸方向に出射可能な一体型3波長レーザ1と、この一体型3波長レーザ1より出射された波長の異なる3つのレーザ光をそれぞれ平行光にする光学素子であるレンズ2と、このレンズ2を通過した3つのレーザ光のうちの1つをシングルモード化するための外部共振器としてのグレーティング3と、このグレーティング3の角度を可変する角度可変機構4とを有している。
一体型3波長レーザ1は、たとえば、波長650nm付近のレッドレーザ光、波長780nm付近の近赤外レーザ光、波長407nm付近のブルーレーザ光をそれぞれ出射する半導体レーザで構成される。
レンズ2は、具体的には、非球面ガラスと、各波長に合わせた球面収差補正を行うホログラムレンズとで構成されたものである。
グレーティング3は、ブルーレーザ光をシングルモード化するための外部共振器である。このグレーティング3は、ブルーレーザ光の波長に対応してグルーブのピッチが決められている。この例では、1mmあたり3600本である。
角度可変機構4は、たとえば、グレーティング3を保持する保持部5と、この保持部5を回転角度の調整が可能なように図示しないフレームに支持する支持アーム6と、保持部5を支持アーム6の支点7を中心に回転させてグレーティング3の角度を可変操作するためのスクリューネジ8とを有している。スクリューネジ8は図示しないフレームにネジ回り方向以外の移動が拘束された状態に設定されている。また、スクリューネジ8の周面にはその一部を除いてネジ溝9が設けられている。このスクリューネジ8のネジ溝9を有する一端部は、保持部5に設けられたネジ穴10に挿入された状態で連結されている。よって、スクリューネジ8を回転操作して、スクリューネジ8のネジ溝9と保持部5のネジ穴10とが螺合する高さの関係をシフトさせることで、保持部5の姿勢が支持アーム6の支点7を中心とする回転方向にて変化し、グレーティング3の角度が調整される。
図2に一体型3波長レーザ1の構成の例を示す。本例の一体型3波長レーザ1は、ブルーレーザダイオード素子21が実装されたチップ22の上に、レッドレーザダイオード素子23および近赤外レーザダイオード素子24を並べて実装したチップ25が実装されて、全体として1つのパッケージとして構成されている。ブルーレーザのチップが単独に作製されるのは、他のレーザのチップと半導体材料が違うからである。これら3つのレーザはいずれも半導体レーザであるからマルチモードで発振する。
次に、図1において、ブルーレーザ光をシングルモード化する原理を説明する。
一体型3波長レーザ1から出射され、レンズ2によって平行光となった、波長の異なる3つのレーザ光11がグレーティング3に入射すると、0次回折光12のほかに波長ごとに異なった方向へ1次回折光13,14,15が発生する。ここで、グレーティング3に対する入射角がたとえば47°となるようにグレーティング3の角度を角度可変機構4により変更すると、ブルーレーザ光の1次回折光14は逆進してブルーレーザに戻り、増幅されて、ついにはシングルモード化されたブルーレーザ光が得られる。
これを数式で表すと以下のようになる。
sinθ1+sinθ2=λg (1)
ここで、θ1は入射角、θ2は1次回折光の回折角、λは波長、gは1mmあたりのグルーブ数である。
これに上記の値を代入することによりθ2を求めれば、1次回折光がブルーレーザに戻ることが確認できる。
ただし、実際の調整では、完全にθ1=θ2となるようにグレーティング3の角度を微調整する必要がある。
次に、レッドレーザ光について調べる。この場合も同じく(1)式がなりたち、θ1=47°、λ=650nm、g=3600/mmであるから
sinθ2=650nm*3600/mm−sin47°
=2.34−0.73=1.61
となるが、sinθ2が1を超えているから解がない。これはレッドレーザ光の1次回折光が発生せず(2次回折光以上も発生しない)、レッドレーザ光はマルチモードのままグレーティング3をミラーとしてただ反射することを示している。近赤外レーザ光も同様であり、この場合も回折光は発生せず、近赤外レーザ光はグレーティング3をミラーとして反射する。
ここではグレーティング3に対する入射角を47°に設定した場合について説明したが、その角度を変えることでブルーレーザ光の波長がおよそ400nmから410nmまでの範囲でシングルモード化できる。その場合にもレッドレーザ光や近赤外レーザ光の回折光は発生しない。
このレーザ装置100をホログラム記録再生装置に適用する場合には、たとえば、シングルモード化したブルーレーザ光をホログラム記録再生に、マルチモードのレッドレーザ光をフォーカス、トラッキングなどのサーボに用いることができる。これら2つのレーザ光はパッケージの段階で光路があわせてあるので、いずれか一方のレーザ光の光路を調整するだけで他方のレーザ光の調整も同時に済み、光路調整の手間を削減することができる。
このホログラム記録再生装置への応用では、近赤外レーザを使用しなかったのでそれを発光させなかったが、必要とするアプリケーションであれば、もちろん使用できる。
また、ブルーレーザとレッドレーザのみを含む半導体レーザに本発明を適用してもよい。さらに、アプリケーションによっては、レッドレーザ光を外部共振器でシングルモードにし、ブルーレーザ光をマルチモードで使うことも考えられる。
ところで、上記の一体型3波長レーザ1のような一体型レーザに組み込まれている半導体レーザが、仮に、発振波長が407nm付近のブルーレーザと、450nm付近(これも色としてはブルー)のレーザの場合、どちらのレーザから出射されるレーザ光ともグレーティング3で回折光が発生する。
すなわち、発振波長が450nm付近のレーザの場合、(1)式は
sinθ2=450nm*3600/mm−sin47°
=1.62−0.73=0.89
θ2=62.9°
であり、1次回折光が発生する。
しかしながら、この場合、1次回折光は発光元のレーザのほうではなくあらぬ方向に飛んで行くので、この波長450nm付近のレーザ光がシングルモード化されることはない。すなわち、上記の構造で2つの波長のレーザ光を同時にシングルモードにすることはできない。
なお、ある波長でグレーティング3からの1次回折光がレーザに戻るなら、半導体レーザに一緒に組み込まれているそれより短波長のレーザは必ず1次回折光が発生する。
上記ではLittrow型の外部共振器を採用した場合を説明したが、他の外部共振器、たとえばLittman型を採用した場合でも同様の作用効果が得られる。
また、上記ではブルーレーザの発振波長が固定であるかのように記したが、グレーティング3の角度を変えることによって、波長可変型のブルーレーザを用いてもよい。
[アイソレータ]
上記のような外部共振器付きのレーザ装置100は、グレーティング3で発生した回折光のうち特定の1波長の回折光をチップに戻すことによって発振レーザ光のシングルモード化を実現している。このため、レーザ装置100からレーザ光を出射した後に、たとえばホログラム記録再生装置の内部で使われているレンズから戻り光が発生して、それもブルーレーザチップに入ると、シングルモードが不安定になる。
この戻り光を確実に遮断する光学素子としてアイソレータがある。図3に示すように、このアイソレータ200は、偏光子(ある偏光のみを通し、それと直交する偏光を阻止する光学素子)31と、ローテータ32と、さらにもう1つの偏光子33とを組み合わせたものである。偏光子31,33には何種類かあるが、ここでは阻止する偏光を吸収するものを使用した。偏光子に代えて、PBS(Polarized beam splitter)やGlann−Thompsonプリズムを用いてもよい。
図3に示すように、上記のような外部共振器付きのレーザ装置100が出射したブルーレーザ光がy方向に偏光しているとする(この角度を90°とする)。最初の偏光子31はy方向の偏光がそのまま通過するように設定されている。次に配置されたローテータ32は偏光面を45°回して135°とする。最後に配置された偏光子33はその135°方向の偏光が通過するように設定されている。
図4に示すように、いったんアイソレータ200を通り過ぎたレーザ光が戻ってきて、かつ偏光面は135°ではなくなっていたとする。偏光子33で45°方向の成分(135°に対して垂直な成分)は吸収され、135°方向の成分のみ通過する。ローテータ32は先ほどと同じ方向にさらに45°偏光面を回すので、ローテータ32を通過後のレーザ光の偏向面は180°となる。したがって、偏光子31まで戻ってきたときには偏光方向が行きに対して90°変わっており、偏光子31ですべて吸収され、レーザ装置100には戻らない。
このアイソレータ200は必須というわけではない。定盤上での実験においては部品を十分な余裕で配置できるため、たとえば各部品を1°程度傾ければ、ブルーレーザチップ内へブルーレーザが戻らないようにできる。しかしながら光学系を小さくしたい場合には部品配置に余裕がないので、アイソレータを使うのが無難である。
アイソレータ200内のローテータ32が偏光面をちょうど45°回すのは、特定の波長に対してである。ローテータ用結晶材料のファラデー回転角が波長依存性を持つためであり、よく使われるTGG(Te3Ga5O12)は波長が長くなるにつれてファラデー回転角が小さくなる。ブルーレーザ光に対して45°回るように設計した場合、波長650nmのレッドレーザ光に対しては13°しか回らない。この場合、偏光子33を通る波長650nmのレッドレーザ光のパワーは72%に下がる。しかしながらレッドレーザはサーボ用なのでハイパワーは必要としないから、その減衰は問題とならない。
レッドレーザ光の戻りがある場合、戻り光の38%が偏光子31を通過してレーザ装置100に戻ってしまい、レッドレーザ光の発振を不安定にすることがあるが、これはレッドレーザ光に高周波重畳をかけることによって回避できる。またレッドレーザ光がブルーレーザのチップ内に戻ることもあるが、まったくの別波長なのでブルーレーザ光のシングルモードを乱すことはない。
アイソレータ200は、必ずしもレーザ装置100の直近にある必要はなく、両者の距離は離れていてもかまわない。
次に、上記の外部共振器付きのレーザ装置100を用いたホログラム記録再生装置の例を説明する。
図5および図6は、上記の外部共振器付きのレーザ装置100における波長407nm付近のブルーレーザ光をホログラム記録再生に用い、波長650nmのレッドレーザ光をサーボに用いたコリニア方式のホログラム記録再生装置300の構成を示す図である。図5ではブルーレーザ光の光路を示し、図6ではレッドレーザ光の光路を示している。
これらの図に示すように、このホログラム記録再生装置300は、上記の2波長のレーザ光を発振する外部共振器付きのレーザ装置100と、レーザ装置100から出射されたレーザ光を拡大するビームエキスパンダ52と、レッドレーザ光を0次回折光と1次回折光とに分けるレッド用グレーティング53と、ブルーレーザ光を空間的(二次元的)に変調する透過型液晶素子などの空間光変調器54と、広い波長域で偏向ビームスプリッタとして機能するワイヤーグリッド偏光子55と、ワイヤーグリッド偏光子55からの入射光をそのまま透過し、ホログラム記録媒体(ディスク)56からの戻り光の偏光面を行きに対して90°回転させるローテータ57と、ローテータ57を通過したブルーとレッドの各レーザ光をそれぞれ集光してホログラム記録媒体56に照射する対物レンズ58と、ワイヤーグリッド偏光子55より入射した光をその波長に対応して全透過もしくは全反射させるダイクロイックミラー59と、ダイクロイックミラー59を透過した光(再生光)の画像を入力するCCD60と、ダイクロイックミラー59を反射した光(サーボ光)を集光して光ディテクタ61に照射する凸レンズ62および円筒レンズ63と、光を受光してトラッキングサーボおよびフォーカスサーボのためのエラー信号を出力する光ディテクタ61とを備えている。
ホログラム記録媒体56は、保護層、記録層、グルーブ、反射層を有し、信号光と参照光による干渉縞を記録する記録媒体である。保護層は、記録層を外界から保護するための層である。記録層は、この干渉縞を屈折率(あるいは、透過率)の変化として記録するものであり、光の強度に応じて屈折率(あるいは、透過率)の変化が行われる材料であれば、有機材料、無機材料の別を問うことなく利用可能である。無機材料として、例えば、ニオブ酸リチウム(LiNbO3)のような電気光学効果によって露光量に応じ屈折率が変化するフォトリフラクティブ材料を用いることができる。有機材料として、例えば、光重合型フォトポリマーを用いることができる。光重合型フォトポリマーは、その初期状態では、モノマーがマトリクスポリマーに均一に分散している。これに光が照射されると、露光部でモノマーが重合する。
次に、このホログラム記録再生装置300の動作を説明する。
レーザ装置100から出射されたシングルモードのブルーレーザ光およびマルチモードのレッドレーザ光はビームエキスパンダ52にてそれぞれ拡大され、レッド用グレーティング53に入射する。
ここで、採用したレッド用グレーティング53は、図7に示すように、凹部と凸部の幅を同一とした。凹凸の深さdはブルーレーザの発振波長の整数倍とした。これによって、ブルーレーザ光に対してレッド用グレーティング53の効果がなくなる。この例では、dを1085nm(=1628nm/1.5。 1.5は屈折率)すなわち、ブルーレーザの発振波長である407nmの4倍とした。波長650nmのレッドレーザ光は、レッド用グレーティング53によって、光量比で50%の0次回折光と25%の±1次回折光に分けられる。なお、この0次回折光と1次回折光の光量比率は凹凸の深さdの値を変えることによって選択できる。
図6に戻って、ブルーレーザ光は、続いて透過型の空間光変調器54に入射する。ここで、空間光変調器54には、参照光のデータ領域が信号光のデータ領域の回りを囲んだパターンが投影される。あるいは、逆に信号光のデータ領域が参照光のデータ領域の回りを囲んだパターンであってもよいし、また信号光のパターンの両脇から参照光を入射するというパターンでもかまわない。この空間光変調器54を通過したブルーレーザ光(信号光と参照光)は、ワイヤーグリッド偏光子55、ローテータ57をそれぞれ透過して、対物レンズ58にて集光されてホログラム記録媒体56に照射される。これにより、ホログラム記録媒体56に干渉縞が形成され、空間光変調器54によって空間変調された情報がホログラム記録媒体56にホログラムとして記録される。
再生時には、空間光変調器54上で、参照光に相当するパターンのみを表示させ、その参照光成分のみをホログラム記録媒体56に入射させる。これにより、ホログラム記録媒体56に記録されたホログラムから回折光(再生光)が発生する。この回折光は、ホログラム記録媒体56からの戻り光としてローテータ57に入射し、ここで偏光面の向きが90°回転される。このためワイヤーグリッド偏光子55では反射し、この反射した回折光はダイクロイックミラー59を全透過して通過してCCD60に入射される。CCD60の出力は、図示しない再生信号処理部によって2値化され、時系列2値化データに変換される。
なお、ダイクロイックミラー59は、ブルーレーザ光とレッドレーザ光とで波長が異なることに対応して、ブルーレーザ光を全透過し、レッドレーザ光を全反射するような薄膜処理がその表面に施されている。
一方、レッド用グレーティング53によって0次回折光と±1次回折光とに分けられた3本のレッドレーザ光は、透過型の空間光変調器54、ワイヤーグリッド偏光子55、ローテータ57をそれぞれ透過し、対物レンズ58にて集光されてホログラム記録媒体56に照射される。この際、ホログラム記録媒体56のグルーブの影響を受けながら反射した3本のレッドレーザ光は、ローテータ57に入射してここでブルーレーザ光と同様に偏光面の向きが90°回転される。このため図6に示すように、ワイヤーグリッド偏光子55で反射してダイクロイックミラー59に入射し、このダイクロイックミラー59でさらに全反射して、凸レンズ62および円筒レンズ63によって光ディテクタ61にそれぞれ照射される。
光ディテクタ61は受光した3つの光を電気信号に変換し、トラッキングサーボおよびフォーカスサーボのためのそれぞれのエラー信号を生成して図示せぬサーボ用のコントローラへ転送する。
図8は光ディテクタ61の構成例を示す図である。この光ディテクタ61は、4つの受光素子(A,B,C,D)で構成される4分割ディテクタ81と、その両側に配置され、それぞれ2つの受光素子(E,F)(G,H)で構成される2つの2分割ディテクタ82,83とを有する。4分割ディテクタ81は、たとえば非点収差法、ナイフエッジ法など、典型的な光ディスクドライブにおいて採用される方法を用いてフォーカスエラー信号を得る。また、この光ディテクタ61の構成を用いてトラッキングエラー信号を得る方法としては、やはり典型的な光ディスクドライブにおいて採用される、DPP(Differential Push−Pull)法、3ビーム法、PP(Push−Pull)法などがある。
このホログラム記録再生装置300によれば、複数の異なる波長のレーザ光を同時にかつ同一の光軸方向に出射可能な一体型レーザを記録再生用とサーボ用の光源として利用したことで、サーボ用の光源はもちろん、サーボ用のレーザ光の光路を省くことができ、部品点数を削減でき、構成を簡素化できる。
次に、上記の外部共振器付きのレーザ装置100を信号光用と参照光用の2つの光路を有するホログラム記録再生装置に採用した例を説明する。
図9および図10は、上記の外部共振器付きのレーザ装置における波長407nm付近のブルーレーザ光をホログラム記録再生に用い、波長650nmのレッドレーザをサーボに用いた、信号光用と参照光用の2つの光路を有するホログラム記録再生装置400の構成を示す図である。図9ではブルーレーザ光の光路を示し、図10ではレッドレーザ光の光路を示している。
これらの図に示すように、このホログラム記録再生装置400は、上記の2波長のレーザ光を発振する外部共振器付きのレーザ装置100と、レーザ装置100から出射されたレーザ光を2つの光成分に分割するビームスプリッタ72と、ビームスプリッタ72を透過した光を反射して光軸方向を変えるミラー73と、ミラー73より入射したレーザ光を空間的(二次元的)に変調する透過型液晶素子などの空間光変調器74と、空間光変調器74を通過したレーザ光を集光して透過型のホログラム記録媒体(ディスク)75に照射する対物レンズ76と、ビームスプリッタ72にて反射したレーザ光にランダム位相またはある一定の位相パターンを持たせるための位相フィルタ77と、位相フィルタ77を通過したレーザ光を集光するレンズ78と、レンズ78によって集光されたレーザ光を反射してその光軸方向を変えるミラー79と、ミラー79を反射したレーザ光を集光して透過型のホログラム記録媒体75に照射する対物レンズ84と、再生時にホログラム記録媒体75に記録されたホログラムから発生した回折光(再生光)の画像を入力するCCD85と、ホログラム記録媒体75の表面でグルーブの影響を受けて反射した2本のレッドレーザ光をそれぞれ受光する2つの光ディテクタ86,87とを備えている。
ホログラム記録媒体75は、保護層、記録層、波長選択層、グルーブを有する透過型ホログラム記録媒体である。波長選択層は、波長に対応してブルーレーザ光を透過し、レッドレーザ光を反射するための層である。その他は、先のコリニア方式のホログラム記録再生装置のものと同様である。
次に、このホログラム記録再生装置400の動作を説明する。
レーザ装置100から出射されたシングルモードのブルーレーザ光は、ビームスプリッタ72により2つに分割される。ビームスプリッタ72を透過した方の光は信号光としてミラー73によって光軸方向が変更されて空間光変調器74に入射される。この空間光変調器74で信号光は空間的に変調されて情報パターンの重畳が行われる。空間光変調器74で光変調されたレーザ光は対物レンズ76によって集光され、透過型のホログラム記録媒体75に照射される。
また、ビームスプリッタ72を反射した方の光は参照光として位相フィルタ77に入射され、ここで参照光にランダム位相またはある一定の位相パターンが重畳される。位相フィルタ77を通過した参照光は、レンズ78、ミラー79を経て対物レンズ84に入射し、この対物レンズ84によって集光されて透過型のホログラム記録媒体75上の信号光とほぼ同一位置に照射される。これによって、ホログラム記録媒体75上に干渉縞が形成され、空間光変調器74によって空間変調された情報がホログラム記録媒体75にホログラムとして記録される。
再生時には信号光を遮断し、参照光のみをホログラム記録媒体75に入射させる。これにより、ホログラム記録媒体75に記録されたホログラムから回折光(再生光)が発生する。この回折光は、ホログラム記録媒体75からの透過光としてCCD85に入射される。CCD85の出力は、図示しない再生信号処理部によって2値化され、時系列2値化データに変換される。
一方、レーザ装置100からブルーレーザ光と同時に出射されたサーボ用のレッドレーザ光は、ビームスプリッタ72により2つの光成分に分割され、それぞれブルーレーザ光と同一の2つの光路を経てホログラム記録媒体75に照射される。この際、2本のレッドレーザ光はホログラム記録媒体75のグルーブの影響を受けながら反射して、その反射先に配置されている2つの光ディテクタ86,87にて受光される。2つの光ディテクタ86,87はそれぞれ受光した2つの光を電気信号に変換し、トラッキングサーボおよびフォーカスサーボのためのそれぞれのエラー信号を生成して図示せぬサーボ用のコントローラへ転送する。
この場合も、各々の光ディテクタ86,87には図8に示した構成のものを使用でき、各々の光ディテクタ86,87の出力に基づいて、トラッキングサーボおよびフォーカスサーボのためのそれぞれのエラー信号が生成される。
このホログラム記録再生装置400によれば、複数の異なる波長のレーザ光を同時にかつ同一の光軸方向に出射可能な一体型レーザを記録再生用とサーボ用の光源として利用したことで、サーボ用の光源はもちろん、サーボ用のレーザ光の光路を省くことができ、部品点数を削減でき、構成を簡素化できる。
以上のホログラム記録再生装置の応用例として、ホログラム記録媒体の状態、たとえば回折効率特性などが、ブルーレーザ光の照射によってどう変化するかを調べるために、上記の構成を用いることができる。まず、レッドレーザ光によってホログラム記録媒体上の照射位置を定め、続いてブルーレーザ光を照射してホログラム材料を変化させる。その際、ホログラム記録媒体からのブルーレーザ光の反射光や回折光を検知することによって、ホログラム材料を変化の度合を調べることができる。また、同時にレッドレーザ光を照射して、ホログラム記録媒体からのレッドレーザ光の反射光や回折光を検知してもよい。
本発明の一実施形態にかかるレーザ装置の構成を示す図である。 一体型3波長レーザの構成の例を示す斜視図である。 アイソレータの構成とレーザ装置から出射したレーザ光に対するアイソレータの作用を説明するための図である。 アイソレータでの戻り光に対する作用を説明するための図である。 図1の外部共振器付きのレーザ装置を用いたホログラム記録再生装置の例とブルーレーザ光の光路を示す図である。 図5のホログラム記録再生装置のレッドレーザ光の光路を示す図である。 図5のホログラム記録再生装置のレッド用グレーティングの詳細を示す図である。 図5のホログラム記録再生装置の光ディテクタの構成例を示す図である。 図1の外部共振器付きのレーザ装置を用いたホログラム記録再生装置の別の例とブルーレーザ光の光路を示す図である。 図9のホログラム記録再生装置のレッドレーザ光の光路を示す図である。
符号の説明
1 一体型3波長レーザ
2 レンズ
3 グレーティング
4 角度可変機構
31 偏光子
32 ローテータ
33 偏光子
52 ビームエキスパンダ
53 レッド用グレーティング
54 空間光変調器
55 ワイヤーグリッド偏光子
56 ホログラム記録媒体
57 ローテータ
58 対物レンズ
59 ダイクロイックミラー
61 光ディテクタ
62 凸レンズ
63 円筒レンズ
72 ビームスプリッタ
73 ミラー
74 空間光変調器
75 ホログラム記録媒体
76 対物レンズ
77 位相フィルタ
78 レンズ
79 ミラー
100 レーザ装置
200 アイソレータ
300 ホログラム記録再生装置
400 ホログラム記録再生装置

Claims (6)

  1. 波長の異なる2つのレーザ光を同時にかつ同一の光軸方向へ出射可能な半導体レーザと、
    前記半導体レーザより発光される前記2つのレーザ光の回折光を発生させ、そのうち特定の波長のレーザ光の1次回折光を前記半導体レーザに戻して当該レーザ光をシングルモード化する外部共振器と
    を具備することを特徴とするレーザ装置。
  2. 外部共振器がグレーティングであって、このグレーティングに対する前記レーザ光の入射角を可変する角度可変機構をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載のレーザ装置。
  3. 前記シングルモード化されたレーザ光以外のレーザ光の波長に対応するアイソレータをさらに具備することを特徴とする請求項1に記載のレーザ装置。
  4. 前記シングルモード化されたレーザ光以外のレーザ光に高周波重畳をかける手段をさらに具備することを特徴とする請求項3に記載のレーザ装置。
  5. 波長の異なる2つのレーザ光を同時にかつ同一の光軸方向へ出射可能な半導体レーザと、
    前記半導体レーザより発光される前記2つのレーザ光の回折光を発生させ、そのうち特定の波長の1次回折光を前記半導体レーザに戻して当該レーザ光をシングルモード化する外部共振器と、
    前記シングルモード化された特定の波長のレーザ光を含む前記波長の異なる2つのレーザ光を入射して、前記特定の波長以外の波長のレーザ光をサーボ用の複数の光に分割する光分割素子と、
    前記シングルモード化された特定の波長のレーザ光を空間変調する空間光変調器と、
    前記空間光変調器によって空間変調されたレーザ光および前記光分割素子によって分割された前記サーボ用の複数のレーザ光をホログラム記録媒体に集光する光学系と、
    前記ホログラム記録媒体からの再生光を検出する再生光検出素子と、
    前記ホログラム記録媒体からの前記サーボ用の複数の光を検出するサーボ光検出素子と
    を具備することを特徴とするホログラム記録再生装置。
  6. 波長の異なる2つのレーザ光を同時にかつ同一の光軸方向へ出射可能な半導体レーザと、
    前記半導体レーザより発光される前記2つのレーザ光の回折光を発生させ、そのうち特定の波長の1次回折光を前記半導体レーザに戻して当該レーザ光をシングルモード化する外部共振器と、
    前記シングルモード化された特定の波長のレーザ光を含む前記波長の異なる2つのレーザ光を入射してそれぞれ2つの光路に分岐する光分岐素子と、
    前記光分岐素子により分岐された一方の光路の前記シングルモード化されたレーザ光を空間変調する空間光変調器と、
    前記空間光変調器によって空間変調されたレーザ光を含む前記一方の光路の2つのレーザ光と前記光分岐素子によって分岐された他方の光路の前記シングルモード化されたレーザ光を含む2つのレーザ光をホログラム記録媒体の略同一箇所に集光する光学系と、
    前記ホログラム記録媒体からの再生光を検出する再生光検出素子と、
    前記ホログラム記録媒体からの前記シングルモード化された特定の波長以外の波長の2つのレーザ光を検出するサーボ光検出素子と
    を具備することを特徴とするホログラム記録再生装置。
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