JP2006252171A - 遠隔センシングシステム及びセンサユニット - Google Patents

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Hiroshi Ishibashi
博 石橋
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Abstract

【課題】 センサユニットでの検出情報を効率よく送信でき、省電力化を実現してバッテリの長寿命化を可能にした遠隔センシングシステム及びセンサユニットを提供する。
【解決手段】 センサ駆動制御部22により発生タイミングの異なる第1のイネーブル信号A及び第2のイネーブル信号Bを生成し、第1のイネーブル信号Aによりセンサ本体21を駆動して被検体4の検出データを出力させ、これらの検出データを、センシング信号として、センシング信号蓄積部23に記憶させる。その後、第2のイネーブル信号Bによりセンシング信号蓄積部23に記憶されたセンシング信号をセンシング信号圧縮部24に読み出し、圧縮処理によりハイビットレートの高速信号に変換してセンシング信号送信部25に出力し、アンテナ部27からセンタ装置1に向け送信する。
【選択図】図2

Description

本発明は、センシング対象物の状態を通信回線を介して遠隔的に監視する遠隔センシングシステムおよびセンサユニットに関するものである。
最近、センシングシステムとして、例えば、人体の健康状態を通信回線を利用して遠隔的に監視するシステムなどが種々提案されている。
特許文献1および特許文献2は、このようなセンシングシステムの一例を示すもので、人体にモジュール化された小型のライフセンサを取着して人の脈拍、動き、音、体温等をリアルタイムに測定し、その測定情報をもとに通信回線を介して監視センタヘ通報し、監視センタでは、上記通報を受けると送信元の被検者を通信回線を用いて呼び返すような機能を有している。
特開平10-155749号公報 特開2000-93398号公報
ところで、このようなセンシングシステムに用いられるセンサユニットは、超小形であるにもかかわらず、センサ本体の他に、監視センタとのデータのやり取りを行なうためのデータ送受信部などを備え、内蔵バッテリを電源にして駆動されるようになっている。
ところが、上述したセンシングシステムでは、センサユニットを常時動作状態にして、被検者の健康状態をリアルタイムで測定するようになっているため、センサユニットの検出データを送信するセンサユニット側での消費電力が大きく、頻繁にセンサユニット内のバッテリ交換を行う必要があった。このことは、センサユニットでのバッテリ交換を忘れると、測定及び監視動作が正確に行われなくなるという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、センサユニットでの検出情報を効率よく送信でき、省電力化を実現してバッテリの長寿命化を可能にした遠隔センシングシステム及びセンサユニットを提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、センシング対象物に対応して設けられるセンサユニットと、このセンサユニットとの間で通信回線を介して信号の伝送を行うセンタ装置とを具傭し、前記センタ装置は、前記センサユニットのセンサ駆動信号を設定するセンサ駆動信号設定手段と、前記センサ駆動信号設定手段で設定されたセンサ駆動信号を前記センタユニットヘ送信する送信手段と、前記センサユニットから送信される、前記センシング対象物の状態を表すセンシング信号を受信する受信手段とを具備し、前記センサユニットは、前記センタ装置から送信されるセンサ駆動信号を受信するセンサ駆動信号受信手段と、センサ駆動信号受信手段で受信された前記センサ駆動信号に応じて発生タイミングの異なる駆動制御信号を発生するセンサ駆動制御手段と、前記駆動制御信号により、前記センシング対象物の状態を検出するセンサ本体と、前記前記センサ本体の検出情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された前記センサ本体の検出情報を高速信号に変換する信号変換手段と、前記信号変換手段で高速信号に変換された前記センシング対象物の状態を表すセンシング信号を前記センタ装置へ送信するセンシング信号送信手段とを具備することを特徴としている。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記駆動制御信号は、発生タイミングが異なる第1および第2の駆動制御信号からなり、前記センサ本体は、前記第1の駆動制御信号により駆動され、前記センシング対象物の状態を検出し、前記記憶手段は、前記第1の駆動制御信号により駆動され、前記センサ本体の検出情報を記憶し、前記信号変換手段は、前記第2の駆動制御信号により駆動され、前記記憶手段に記憶された前記センサ本体の検出情報を高速信号に変換し、前記センシング信号送信手段は、前記第2の駆動制御信号により駆動され、前記信号変換手段で高速信号に変換された前記センシング対象物の状態を表すセンシング信号を前記センタ装置へ送信することを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記センサ駆動制御手段は、前記センサ駆動信号に応じて前記第1及び第2の駆動制御信号の発生タイミングを任意に設定可能とすることを特徴としている。
請求項4記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記信号変換手段は、前記センサ本体の検出情報を圧縮処理してハイビットレートの高速信号に変換することを特徴としている。
請求項5記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記記憶手段は、前記センサユニットに対し着脱可能な記憶媒体からなることを特徴としている。
請求項6記載の発明は、センシング対象物に対応して設けられ、通信回線を介してセンタ装置との間で信号の伝送が可能なセンサユニットであって、前記センタ装置から送信されるセンサ駆動信号を受信するセンサ駆動信号受信手段と、前記センサ駆動信号受信手段で受信された前記センサ駆動信号に応じて発生タイミングの異なる駆動制御信号を発生するセンサ駆動制御手段と、前記駆動制御信号により、前記センシング対象物の状態を検出するセンサ本体と、前記前記センサ本体の検出情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された前記センサ本体の検出情報を高速信号に変換する信号変換手段と、前記信号変換手段で高速信号に変換された前記センシング対象物の状態を表すセンシング信号を前記センタ装置へ送信するセンシング信号送信手段とを具備することを特徴としている。
請求項7記載の発明は、請求項6記載の発明において、前記駆動制御信号は、発生タイミングの異なる第1および第2の駆動制御信号からなり、前記センサ本体は、前記第1の駆動制御信号により駆動され、前記センシング対象物の状態を検出し、前記記憶手段は、前記第1の駆動制御信号により駆動され、前記センサ本体の検出情報を記憶し、前記信号変換手段は、前記第2の駆動制御信号により駆動され、前記記憶手段に記憶された前記センサ本体の検出情報を高速信号に変換し、前記センシング信号送信手段は、前記第2の駆動制御信号により前記信号変換手段で高速信号に変換された前記センシング対象物の状態を表すセンシング信号を前記センタ装置へ送信することを特徴ととしている。
請求項8記載の発明は、センシング対象物に対応して設けられ、通信回線を介してセンタ装置との間で信号の伝送が可能なセンサユニットであって、センサ駆動信号を記憶するとともに、該センサ駆動信号に応じて駆動制御信号を発生するセンサ駆動制御手段と、前記駆動制御信号により、前記センシング対象物の状態を検出するセンサ本体と、前記前記センサ本体の検出情報を記憶する記憶手段と、前記駆動信号と異なる他の駆動制御信号により前記記憶手段に記憶された前記センサ本体の検出情報を高速信号に変換する信号変換手段と、前記信号変換手段で高速信号に変換された前記センシング対象物の状態を表すセンシング信号を前記センタ装置へ送信するセンシング信号送信手段とを具備することを特徴としている。
請求項9記載の発明は、請求項8記載の発明において、前記駆動制御信号は、発生タイミングの異なる第1および第2の駆動制御信号からなり、前記センサ本体は、前記第1の駆動制御信号により駆動され、前記センシング対象物の状態を検出し、前記記憶手段は、前記第1の駆動制御信号により駆動され、前記センサ本体の検出情報を記憶し、前記信号変換手段は、前記第2の駆動制御信号により駆動され、前記記憶手段に記憶された前記センサ本体の検出情報を高速信号に変換し、前記センシング信号送信手段は、第2の駆動制御信号により駆動され、前記信号変換手段で高速信号に変換された前記センシング対象物の状態を表すセンシング信号を前記センタ装置へ送信することを特徴としている。
請求項10記載の発明は、請求項6乃至9のいずれかに記載の発明において、前記センサ駆動制御手段は、前記センサ駆動信号に基づいて前記第1及び第2の駆動制御信号の発生タイミングを任意に設定可能とすることを特徴としている。
請求項11記載の発明は、請求項6乃至9のいずれかに記載の発明において、前記信号変換手段は、前記センサ本体の検出情報を圧縮処理してハイビットレートの高速信号に変換することを特徴としている。
請求項12記載の発明は、請求項6乃至9のいずれかに記載の発明において、前記記憶手段は、前記センサユニットに対し着脱可能な記憶媒体からなることを特徴としている。
本発明によれば、センサユニットでの検出情報を効率よく送信でき、省電力化を実現してバッテリの長寿命化を可能にし、これによりバッテリ交換作業の負担を軽減するとともに、バッテリ切れによる監視業務の信頼性低下を防止するようにした遠隔センシングシステム及びセンサユニットを提供できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に従い説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態にかかる遠隔センシングシステムの概略構成を示すもので、ここでの遠隔センシングシステムは、被検体の健康状態などを監視するものに適用した例を示している。
この場合、遠隔センシングシステムは、医療施設や介護施設などに設置されるセンタ装置1と、このセンタ装置1に対し無線ネットワーク3を介して接続されるセンサユニット2とから構成される。センサユニット2はモジュール化されたもので、監視対象の被検体4に対し、例えばアクリル系両面接着テープにより直接貼付される。アクリル系両面接着テープは、被検体4の皮膚にかぶれ等の炎症が起きにくい、センサユニット2を被検体4からはがした時にセンサユニット2や被検体4の表面に接着のりが付着しにくい、接着層を薄くできるなどの利点を有する。
無線ネットワーク3としては、例えばBT(BlueTooth)(登録商標)等の近距離データ通信システムや、無線LAN(Local Area Network)、PHS(Personal Handyphon System)(登録商標)、携帯電話システム等が使用される。
なお、センタ装置1とセンサユニット2との間は必ずしも直接接続する必要はなく、無線中継器を介して接続するようにしてもよい。この場合、センサユニット2と無線中継器との問の無線通信方式としてはBTや無線LAN等の微弱又は小電力型の方式が、一方、無線中継器とセンタ装置1との問の無線通信方式として携帯電話システム等の長距離通信が可能な方式がそれぞれ使用される。
センタ装置1は、制御部11と、受信部12と、送信部13と、アンテナ部14とを備えている。受信部12は、センサユニット2から無線ネットワーク3を介して伝送された無線信号を受信したのち復調し、この復調により得られるセンシング信号を制御部11へ出力するものである。送信部13は、制御部11から出力されたセンサ駆動信号を変調したのち無線信号に変換し、この無線信号をアンテナ部14からセンサユニット2に向け送信するものである。アンテナ部14は、送信部13からの制御信号を送信する送信アンテナ機能と、受信部12へのセンシング信号を受信する受信アンテナ機能とを有し、この機能の切替はアンテナ部14に含まれるサーキュレータなどの信号分配器により実施される。
制御部11は、例えばCPU(Central Processing Unit)やDSP(Digital Signal Processer)を備えたもので、この発明に係わる制御機能としてセンサ駆動信号設定手段を構成するセンサ駆動信号設定機能11aとセンシングデータ収集処理機能11bとを有している。なお、これらの機能は上記CPU又はDSPにプログラムを実行させることにより実現される。
センシングデータ収集処理機能11bは、受信部12によりセンシング信号が受信された場合に、このセンシング信号を復号してセンシングデータを再生し、このセンシングデータをハードディスク等の記憶部(図示せず)に蓄積するものである。センサ駆動信号設定機能11aは、管理者の判断や被検体4の状況変化に応じてセンサ駆動信号を異なる内容のものに設定するためのものである。例えば、ある内容のセンサ駆動信号を設定している途中で、他の内容のセンサ駆動信号に設定を変更したり、この逆に他の内容のセンサ駆動信号を設定している途中で、最初の内容のセンサ駆動信号に設定を変更可能にしている。この場合、センサ駆動信号は、図2に示すように、例えばヘッダー(2バイト)、第1の駆動制御信号である第1のイネーブル信号のセンシング周期(2〜22バイト)、第1のイネーブル信号のセンシング開始時刻(2〜32バイト)、第1のイネーブル信号のセンシング終了時刻(2〜32バイト)、第2の駆動制御信号である第2のイネーブル信号の送信開始時刻(2〜32バイト)、フッタ(2バイト)から構成されている。
そして、設定されたセンサ駆動信号を送信部13へ出力し、この送信部13からセンサユニット2に向け送信させる。
一方、センサユニット2は、図3に示すように、センサ本体21と、駆動信号発生手段としてのセンサ駆動制御部22と、記憶手段としてのセンシング信号蓄積部23と、信号変換手段としてのセンシング信号圧縮部24と、センシング信号送信手段としてのセンシング信号送信部25と、センサ駆動信号受信手段としてのセンサ駆動信号受信部26と、アンテナ部27と、バッテリ28とを備えている。
センサ本体21は、図4に示すように加速度センサ211と温度センサ212を備えたもので、加速度センサ211により被検体4の脈拍、血圧、人の動きなどを検出し、温度センサ212により体温などを検出するようにしている。勿論、センサ本体21は、これら加速度センサ211と温度センサ212に限らず、他のセンサにより構成することもできる。
センサ駆動制御部22は、図4に示すようにCPU221と、記憶部222と、クロック信号発生部223と、AD変換部224,225と、サーバ・プログラミング・インターフェース(SPI)226とを備えている。
クロック信号発生部223は、CPU221のクロック制御信号に基づいて所定周期のクロック信号を発生する。記憶部222は、CPU221により実行されるプログラムとともに、駆動信号としての第1のイネーブル信号と第2のイネーブル信号の発生タイミングの設定データを記憶している。CPU221は、センサ本体21の加速度センサ211と温度センサ212を始めとして、センシング信号蓄積部23、センシング信号圧縮部24、センシング信号送信部25、センサ駆動信号受信部26を駆動制御するもので、上述したセンタ装置1から送られてくるセンサ駆動信号のヘッダーに含まれるセンサユニットの識別番号から当該センサ駆動信号が自己宛のものかどうかを判定し、自己宛のものであれば当該センサ駆動信号をメモリ(図示せず)に保存する。そして、以後この保存されたセンサ駆動信号に含まれる第1のイネーブル信号のセンシング周期、センシング開始時刻、センシング終了時刻および第2のイネーブル信号の送信開始時刻に基づいてクロック信号発生部223から第1イネーブル信号A又は第2のイネーブル信号Bを発生する。
図6は、第1のイネーブル信号Aと第2のイネーブル信号Bの発生タイミング、図7は、第1のイネーブル信号Aと第2のイネーブル信号Bの送出先を示す。第1のイネーブル信号Aは、センサ駆動信号に含まれる第1のイネーブル信号に対するセンシング周期、センシング開始時刻、センシング終了時刻に基づいて出力される。この場合、センシング開始時刻とセンシング終了時刻は、例えば、昼間の所定の時間帯が設定される。また、第2のイネーブル信号Bは、センサ駆動信号に含まれる第2のイネーブル信号の送信開始時刻に基づいて出力される。この場合、送信開始時刻は、例えば、夜間の所定の時刻が設定される。そして、第1のイネーブル信号Aは、センサ本体21、センサ駆動信号受信部26、センシング信号蓄積部23、記憶部222、AD変換器224,225に与えられ、第2のイネーブル信号Bは、センシング信号圧縮部24、センシング信号送信部25に与えられるようになっている。
AD変換部224、225は、CPU221からの第1のイネーブル信号Aにより駆動される加速度センサ211と温度センサ212からの検出データをデジタル信号に変換するもので、CPU221よりSPI226を介してセンシング信号として出力する。
なお、CPU221から加速度センサ211と温度センサ212に供給する第1のイネーブル信号Aとしてはスタンバイ信号が用いられる。加速度センサ211と温度センサ212は、スタンバイ信号が“H”レベルになるとセンシングを行う動作状態となり、”L“レベルになると非動作状態、つまり電力消費量の少ないスタンバイ状態となる。
図3に戻って、センシング信号蓄積部23は、第1のイネーブル信号Aにより駆動され、センサ駆動制御部22から出力されるセンシング信号を一時記憶する記憶媒体である。この場合、センシング信号蓄積部23は、例えば、スマートメディアやメモリスティクなど、センサユニット2に対し着脱可能な記憶媒体が用いることもできる。センシング信号圧縮部24は、第2のイネーブル信号Bにより駆動され、センシング信号蓄積部23に記憶されたセンシング信号を読み出し、圧縮処理することによりハイビットレートの高速信号に変換し、センシング信号送信部25に出力する。
図8は、センシング信号圧縮部24で圧縮処理されたセンシング信号の一例を示すもので、例えば、ヘッダー(2バイト)、圧縮されたX軸加速度データ列(2〜8×Nバイト)、圧縮されたY軸加速度データ列(2〜8×Nバイト)、圧縮されたZ軸加速度データ列(2〜8×Nバイト)、温度データ列(2〜8×Nバイト)、フッタ(2バイト)から構成されている。
この場合、センシング信号蓄積部23からのセンシング信号の読み出しは、第2のイネーブル信号Bによる駆動タイミングで行われる。
センシング信号送信部25とセンサ駆動信号受信部26は、図5に示すように構成されている。センシング信号送信部25は、SPI251と、デジタル信号制御部252と、信号変調部253と、混合部254と、電力増幅部255と、送受信信号分配部256とを備えている。また、センサ駆動信号受信部26は、水晶発振器261と、位相安定化回路262と、電圧制御形発振器263と、低雑音増幅部264と、混合部265と、信号復調部266と、デジタル信号制御部267と、SPI268とを備えている。
センシング信号送信部25は、センシング信号圧縮部24で高速信号に変換されたセンシング信号をSPI251を介してデジタル信号制御部252に取り込み、さらに信号変調部253でデジタル変調、例えばQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)変調し、混合部254を介して所定のフォーマットに変換してセンシングデータを作成する。この作成されたセンシングデータを電力増幅部255で電力増幅し、送受信信号分配部256よりアンテナ部27を介して、センタ装置1に向け送信させる。また、センサ駆動信号受信部26は、センタ装置1から送られた無線信号をアンテナ部27で受信すると、送受信信号分配部256より低雑音増幅部264を介して混合部265に取り込み、ここで電圧制御形発振器263の出力と混合した所定周波数に変換した後、信号復調部266でデジタル復調し、このデジタル復調により得られた制御信号をデジタル信号制御部267よりSPI268を介してセンサ駆動制御部22に供給する。
バッテリ28は、例えばボタン型リチウム電池からなるもので、このバッテリ28から発生するDC電圧を、センサ本体21、センサ駆動制御部22、センシング信号蓄積部23、センシング信号圧縮部24、センシング信号送信部25およびセンサ駆動信号受信部26に駆動電源として供給するようになっている。
次に、以上のように構成されたシステムの動作を説明する。
いま,センタ装置1の制御部11のセンサ駆動信号設定機能11aにおいてセンサ駆動信号が生成されると、この生成されたセンサ駆動信号は、センサユニット2に向け送信部13により送信させる。
これに対しセンサユニット2は、センサ駆動信号受信部26によりセンサ駆動信号が受信されると、この受信されたセンサ駆動信号が自己宛のものかどうかを判定する。そして、自己宛のものであれば、このセンサ駆動信号を不図示のメモリに保存する。その後、まず、CPU221は、保存されたセンサ駆動信号に含まれる第1のイネーブル信号Aのセンシング周期、センシング開始時刻、センシング終了時刻に基づいて、クロック制御信号を生成してクロック信号発生部223に出力し、クロック信号発生部223より発生されるクロック信号に基づいて第1のイネーブル信号Aを生成し発生する。
センサ本体21の加速度センサ211と温度センサ212は、第1のイネーブル信号Aのセンシング開始時刻からセンシング終了時刻までの間、イネーブル信号のセンシング周期で所定期間動作し、この動作期間に被検体4の脈拍、血圧、人の動きを始め体温を検出し、その検出データ(検出情報)をセンシング信号として出力する。
このセンシング信号は、第1のイネーブル信号Aのタイミングでセンシング信号蓄積部23に記憶される。この場合、センシング信号蓄積部23に蓄えられたセンシング信号は、直ちにセンシング信号圧縮部24に読み出されることなく、そのまま記憶される。
その後、センサ駆動信号に含まれる第2のイネーブル信号Bの送信開始時刻になると、CPU221は、クロック信号発生部223のクロック信号に基づいて第2のイネーブル信号Bを生成して出力する。
この第2のイネーブル信号Bによりセンシング信号圧縮部24が駆動され、センシング信号蓄積部23に記憶されたセンシング信号を読み出す。そして、このセンシング信号を圧縮処理することによりハイビットレートの高速信号に変換し、センシング信号送信部25に出力する。この場合、センシング信号圧縮部24で圧縮処理されたセンシング信号は、図8に示すように、例えばヘッダー(2バイト)、圧縮されたX軸加速度データ列(2〜8×Nバイト)、圧縮されたY軸加速度データ列(2〜8×Nバイト)、圧縮されたZ軸加速度データ列(2〜8×Nバイト)、温度データ列(2〜8×Nバイト)、フッタ(2バイト)から構成されている。
センシング信号送信部25は、第2のイネーブル信号Bにより駆動されており、センシング信号圧縮部24でハイビットレートの高速信号に変換されたセンシング信号を高周波の信号に変換し、アンテナ部27からセンタ装置1に向け送信する。
センタ装置1は、制御部11によりセンサユニット2から送信されるセンシング信号の受信を監視する。そして、受信部12によりセンシング信号が受信されると、上記受信されたセンシング信号をセンシングデータ収集処理機能11bにより復号(誤り訂正復号処理も含む)してセンシングデータを再生し、このセンシングデータを制御部内の記憶部に蓄積する。
一方、センタ装置1の制御部11のセンサ駆動信号設定機能11aによりセンサ駆動信号が異なる内容のものに再設定されると、この再設定された新たなセンサ駆動信号は、送信部13からセンサユニット2に向け送信される。これ以後は、この新たなセンサ駆動信号に含まれる第1のイネーブル信号のセンシング周期、センシング開始時刻、センシング終了時刻および第2のイネーブル信号の送信開始時刻に基づいて第1のイネーブル信号A及び第2のイネーブル信号Bが生成される。第1のイネーブル信号Aによりセンサ本体21、センサ駆動信号受信部26、センシング信号蓄積部23、記憶部222、AD変換器224,225が駆動され、第2のイネーブル信号Bにより、センシング信号圧縮部24、センシング信号送信部25が駆動され、上述したと同様にして、センサ本体21の加速度センサ211と温度センサ212により検出された被検体4の脈拍、血圧、人の動きを始め体温のセンシング信号がセンシング信号蓄積部23に一旦記憶され、その後、センシング信号圧縮部24でハイビットレートの高速信号に変換されてセンシング信号送信部25よりセンタ装置1に送信される。
このようにすれば、センシング信号送信部25は、センシング信号圧縮部24で圧縮処理され、ハイビットレートの高速信号に変換したものをセンタ装置1に送信しているので、センシング信号送信部25でのセンシング信号の送信時間を大幅に短縮することができる。このためバッテリ28の寿命は大幅に延命化され、バッテリ28の交換頻度が減少して被検者の負担を軽減することができる。また、バッテリ28から出力される動作電流の最大値を低い値に抑制することもできるので、バッテリ切れ寸前の状態でも、センサユニット2が即時動作不能に陥るようなことなく、測定動作及び送信動作を継続することが可能となる。
また、第1のイネーブル信号Aの発生タイミングで駆動される加速度センサ211、温度センサ212およびセンシング信号蓄積部23と、第2のイネーブル信号Bの発生タイミングで駆動されるセンシング信号圧縮部24とセンシング信号送信部25は、動作タイミングが重なることがないので、センサユニット2での消費電力を大幅に低減することが可能となる。
また、センシング信号蓄積部23として、センサユニット2に対して着脱可能な記憶媒体を用いれば、センタ装置1に送信する前のセンシングデータを途中で取出し、他に利用することもできる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。
この第2の実施の形態では、図3で述べたセンサユニットを複数個用意し、これら複数のセンサユニットを無線ネットワークを介してセンタ装置に接続するようにしたものである。
図9は、本発明の第2の実施の形態の概略構成を示すもので、図1および図3と同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
図において、2A〜2Nはセンサユニットで、これらセンサユニット2A〜2Nは、それぞれ図3で述べたと同様な構成のものからなっている。そして、これらセンサユニット2A〜2Nは、それぞれ別の被検体4A〜4N又は同一の被検体の異なる複数の部位に取着されており、無線ネットワーク3を介してセンタ装置1に接続されている。
センタ装置1の制御部11は、センサ駆動信号設定機能11aとセンシングデータ収集処理機能11bの他に、さらに送信タイミング設定機能11cを有している。なお、これらの機能はCPU又はDSPにプログラムを実行させることにより実現される。
送信タイミング設定機能11cは、各センサユニット2A〜2Nに対しそれぞれ時間をずらして順次センサ駆動信号を送信するためのものである。
次に、以上のように構成されたシステムの動作を説明する。
センタ装置1において制御部11のセンサ駆動信号設定機能11aよりセンサ駆動信号が生成されると、このセンサ駆動信号は,送信タイミング設定機能11cにより時間をずらされ各センサユニット2A〜2Nに送られる。図10にセンサ駆動信号CS1、CS2〜CSnの送信タイミングの一例を示す。すなわち、センサ駆動信号CS1は、センサユニット2Aに向け、センサ駆動信号CS2は、センサユニット2Bに向け、センサ駆動信号CSnは、センサユニット2Nに向け送られる。
これに対し各センサユニット2A〜2Nは、センサ駆動信号受信部26によりセンサ駆動信号が受信されると、この受信されたセンサ駆動信号が自己宛のものかどうかをセンサ駆動制御部22により判定する。そして、自己宛のものであれば、当該センサ駆動信号をメモリ(図示せず)に保存する。そして、以後この保存されたセンサ駆動信号に含まれる第1のイネーブル信号のセンシング周期、センシング開始時刻、センシング終了時刻に基づいてクロック信号発生部223から第1のイネーブル信号Aが発生する。
したがって、各センサユニット2A〜2Nのセンサ本体21は、第1のイネーブル信号Aのセンシング開始時刻からセンシング終了時刻までの間、指示されたセンシング周期で所定時間動作し、この動作期間に被検体4の脈拍、血圧、人の動きを始め体温を検出し、その検出データ(検出情報)をセンシング信号として出力する。
これらの検出データは、一旦それぞれのセンサユニットのセンシング信号蓄積部23に記憶される。この場合、センシング信号蓄積部23に蓄えられたセンシング信号は、直ちにセンシング信号圧縮部24に読み出されることなく、そのまま記憶される。
その後、センサ駆動信号に含まれる第2のイネーブル信号Bの送信開始時刻になると、センサ駆動制御部22は、クロック信号発生部223のクロック信号に基づいて第2のイネーブル信号Bを生成して出力する。すると、センシング信号蓄積部23に記憶されたセンシング信号が読み出され、このセンシング信号圧縮部24での圧縮処理によりハイビットレートの高速信号に変換されてセンシング信号送信部25に出力される。
センシング信号送信部25は、センシング信号圧縮部24でハイビットレートの高速信号に変換された検出データを高周波信号に変換し、アンテナ部27からセンタ装置1に向け送信する。この場合も、各センサユニット2A〜2Nからセンタ装置1に向け送信されるセンシング信号は、それぞれ時間をずらして送信タイミングが重ならないようにしている。
一方、センタ装置1の制御部11は、各センサユニット2A〜2Nから送信されるセンシング信号の到来を監視する。センシング信号の到来を確認すると、各センサユニット2A〜2Nからのセンシング信号の、それぞれの受信タイミングが重ならないようにして受信部12で受信する。そして、受信部12によりセンシング信号が受信されるごとに、この受信されたセンシング信号をセンシングデータ収集処理機能11bにより復号(誤り訂正復号処理等も含む)してセンシングデータを再生し、このセンシングデータを制御部内の図示しない記憶部にセンサユニット2A〜2Nの識別番号に対応付けてそれぞれ蓄積する。
したがって、このようにすれば、各センサユニット2A〜2Nに対して送信タイミング設定機能11cにより時間をずらされたセンサ駆動信号が送られる。これに対し各センサユニット2A〜2Nは、それぞれ、センサ駆動信号が受信されるごとにセンサ駆動信号に含まれる第1のイネーブル信号のセンシング周期、センシング開始時刻、センシング終了時刻および第2のイネーブル信号の送信開始時刻に基づいて第1のイネーブル信号Aと第2のイネーブル信号Bを生成する。そして、第1のイネーブル信号Aによりセンサ本体21を駆動し、被検体4A〜4Nの脈拍、血圧、人の動きを始め体温を検出し、一旦センシング信号蓄積部23に記憶させ、その後、第2のイネーブル信号Bの発生によりセンシング信号蓄積部23に記憶したセンシング信号をセンシング信号圧縮部24で圧縮処理し、ハイビットレートの高速信号に変換しセンシング信号送信部25よりセンタ装置1へ送信するようにしている。
この場合も、各センサユニット2A〜2Nでは、一旦記憶したセンシング信号を圧縮処理しハイビットレートの高速信号に変換したものをセンシング信号送信部25よりセンタ装置1に送信するようになり、センシング信号送信部25でのセンシング信号の送信時間を大幅に短縮することができ、消費電力は大幅に低減される。このため各センサユニット2A〜2Nでのバッテリ28の寿命は大幅に延命化され、バッテリ28の交換頻度が減少して被検者の負担を軽減することができる。また、バッテリ交換忘れ等によるバッテリ切れの発生を低減して監視業務の信頼性を高く維持することが可能となる。
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態を説明する。
この第3の実施の形態では、センサユニット2内部に直接センサ駆動信号を記憶する機能を備え、この記憶されたセンサ駆動信号によりセンサ本体により被検体4の脈拍、血圧、人の動きを始め体温などのデータを検出するようにしたものである。
図11は、本発明の第3の実施の形態に適用されるセンサユニットの概略構成を示もので、図3と同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
この場合、センサユニット2は、図3に示す構成からセンサ駆動信号受信部26が削除される。さらにセンタ装置1の制御部11のセンサ駆動信号設定機能11aおよび送信部13も削除される。また、センサ駆動制御部22は、記憶部222にパソコンなどの別の手段により直接センサ駆動信号を記憶させ、これをCPU221より読み出すことにより第1及び第2のイネーブル信号A、Bを生成するようにしている。
このようにすると、センサ駆動制御部22のCPU221が予め記憶部222に記憶されたセンサ駆動信号を読み出すと、センサ駆動信号に含まれる第1のイネーブル信号Aのセンシング周期、センシング開始時刻、センシング終了時刻および第2のイネーブル信号の送信開始時刻に基づいて第1のイネーブル信号Aと第2のイネーブル信号Bが設定される。そして、第1のイネーブル信号Aでセンサ本体21を駆動し、被検体4A〜4Nの脈拍、血圧、人の動きを始め体温を検出し、一旦センシング信号蓄積部23に記憶させ、その後、第2のイネーブル信号Bの発生によりセンシング信号蓄積部23に記憶したセンシング信号をセンシング信号圧縮部24で圧縮処理し、ハイビットレートの高速信号に変換しセンシング信号送信部25よりセンタ装置1に送信する。これらの詳細な動作は、第1の実施の形態で述べたのと同様である。
このようにすれば、センサユニット2では、事前にセンサ駆動信号が記憶され、このセンサ駆動信号に基づいて生成された第1のイネーブル信号Aによりセンサ本体21の加速度センサ211と温度センサ212より検出データを取得し、その後、第2のイネーブル信号Bにより取得したセンシング信号を圧縮処理し、ハイビットレートの高速信号に変換してセンタ装置1に送信するようにしているので、消費電力は大幅に低減される。このためセンサユニット2のバッテリ28の寿命は大幅に延命化され、バッテリ28の交換頻度が減少して被検者の負担を軽減することができる。また、バッテリ交換忘れ等によるバッテリ切れの発生を低減して監視業務の信頼性を高く維持することが可能となる。また、センサ駆動信号を外部から受信して処理するものと比べ、センサユニット2の構成を簡素化できる。
なお、センタ装置1及びセンサユニット2の構成、センサ駆動信号に含まれる第1のイネーブル信号のセンシング周期、センシング開始時刻、センシング終了時刻および第2のイネーブル信号の送信開始時刻などの設定値、センシング対象物の種類等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。要するに本発明は、上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
さらに、上記実施の形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示されている複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出できる。例えば、実施の形態に示されている全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題を解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出できる。
本発明の第1の実施の形態にかかる遠隔センシングシステムの概略構成を示す図。 第1の実施の形態で用いられるセンサ駆動信号の構成を示す図。 第1の実施の形態に用いられるセンサユニットの概略構成を示す図。 第1の実施の形態のセンサユニットに用いられるセンサ本体とセンサ駆動制御部の概略構成を示す図。 第1の実施の形態のセンサユニットに用いられるセンシング信号送信部とセンサ駆動信号受信部の概略構成を示す図。 第1の実施の形態のセンサユニットのイネーブル信号の発生タイミングを示す図。 第1の実施の形態のセンサユニットのイネーブル信号の送出先を示す図。 第1の実施の形態で用いられるセンシング信号の構成を示す図。 本発明の第2の実施の形態にかかる遠隔センシングシステムの概略構成を示す図。 第2の実施の形態のセンサ駆動信号の送信タイミングを説明する図。 本発明の第3の実施の形態にかかるセンサユニットの概略構成を示す図。
符号の説明
1…センタ装置、11…制御部
11a…センサ駆動信号設定機能
11b…センシングデータ収集処理機能
11c…送信タイミング設定機能
12…受信部、13…送信部、14…アンテナ部
2…センサユニット、21…センサ本体
211…加速度センサ、212…温度センサ
22…センサ駆動制御部、221…CPU
221a…センシング周期設定機能
222…記憶部、223…クロック信号発生部
224、225…AD変換部、226…SPI
23…センシング信号蓄積部
24…センシング信号圧縮部
25…センシング信号送信部
251…SPI、252…デジタル信号制御部
253…信号変調部、254…混合部
255…電力増幅部、256…送受信信号分配部
26…センサ駆動信号受信部、261…水晶発振器
262…位相安定化回路、263…電圧制御形発振器
264…低雑音増幅部、265…混合部
266…信号復調部、267…デジタル信号制御部
268…SPI、27…アンテナ部、28…バッテリ
2A〜2N…センサユニット、3…無線ネットワーク
4…被検体、4A〜4N…被検体

Claims (12)

  1. センシング対象物に対応して設けられるセンサユニットと、このセンサユニットとの間で通信回線を介して信号の伝送を行うセンタ装置とを具傭し、
    前記センタ装置は、
    前記センサユニットのセンサ駆動信号を設定するセンサ駆動信号設定手段と、
    前記センサ駆動信号設定手段で設定されたセンサ駆動信号を前記センタユニットヘ送信する送信手段と、
    前記センサユニットから送信される、前記センシング対象物の状態を表すセンシング信号を受信する受信手段とを具備し、
    前記センサユニットは、
    前記センタ装置から送信されるセンサ駆動信号を受信するセンサ駆動信号受信手段と、
    センサ駆動信号受信手段で受信された前記センサ駆動信号に応じて発生タイミングの異なる駆動制御信号を発生するセンサ駆動制御手段と、
    前記駆動制御信号により、
    前記センシング対象物の状態を検出するセンサ本体と、
    前記センサ本体の検出情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記センサ本体の検出情報を高速信号に変換する信号変換手段と、
    前記信号変換手段で高速信号に変換された前記センシング対象物の状態を表すセンシング信号を前記センタ装置へ送信するセンシング信号送信手段と
    を具備することを特徴とする遠隔センシングシステム。
  2. 前記駆動制御信号は、発生タイミングの異なる第1および第2の駆動制御信号からなり、
    前記センサ本体は、前記第1の駆動制御信号により駆動され、前記センシング対象物の状態を検出し、
    前記記憶手段は、前記第1の駆動制御信号により駆動され、前記センサ本体の検出情報を記憶し、
    前記信号変換手段は、前記第2の駆動制御信号により駆動され、前記記憶手段に記憶された前記センサ本体の検出情報を高速信号に変換し、
    前記センシング信号送信手段は、前記第2の駆動制御信号により駆動され、前記信号変換手段で高速信号に変換された前記センシング対象物の状態を表すセンシング信号を前記センタ装置へ送信する
    ことを特徴とする請求項1記載の遠隔センシングシステム。
  3. 前記センサ駆動制御手段は、前記センサ駆動信号に応じて前記第1及び第2の駆動制御信号の発生タイミングを任意に設定可能とすることを特徴とする請求項1又は2記載の遠隔センシングシステム。
  4. 前記信号変換手段は、前記センサ本体の検出情報を圧縮処理してハイビットレートの高速信号に変換することを特徴とする請求項1又は2記載の遠隔センシングシステム。
  5. 前記記憶手段は、前記センサユニットに対し着脱可能な記憶媒体からなることを特徴とする請求項1又は2記載の遠隔センシングシステム。
  6. センシング対象物に対応して設けられ、通信回線を介してセンタ装置との間で信号の伝送が可能なセンサユニットであって、
    前記センタ装置から送信されるセンサ駆動信号を受信するセンサ駆動信号受信手段と、
    前記センサ駆動信号受信手段で受信された前記センサ駆動信号に応じて発生タイミングの異なる駆動制御信号を発生するセンサ駆動制御手段と、
    前記駆動制御信号により
    前記センシング対象物の状態を検出するセンサ本体と、
    前記前記センサ本体の検出情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記センサ本体の検出情報を高速信号に変換する信号変換手段と、
    前記信号変換手段で高速信号に変換された前記センシング対象物の状態を表すセンシング信号を前記センタ装置へ送信するセンシング信号送信手段とを具備することを特徴とするセンサユニット。
  7. 前記駆動制御信号は、発生タイミングの異なる第1および第2の駆動制御信号からなり、
    前記センサ本体は、前記第1の駆動制御信号により駆動され、前記センシング対象物の状態を検出し、
    前記記憶手段は、前記第1の駆動制御信号により駆動され、前記センサ本体の検出情報を記憶し、
    前記信号変換手段は、前記第2の駆動制御信号により駆動され、前記記憶手段に記憶された前記センサ本体の検出情報を高速信号に変換し、
    前記センシング信号送信手段は、前記第2の駆動制御信号により前記信号変換手段で高速信号に変換された前記センシング対象物の状態を表すセンシング信号を前記センタ装置へ送信する
    ことを特徴とする請求項6記載のセンサユニット。
  8. センシング対象物に対応して設けられ、通信回線を介してセンタ装置との間で信号の伝送が可能なセンサユニットであって、
    センサ駆動信号を記憶するとともに、該センサ駆動信号に応じて駆動制御信号を発生するセンサ駆動制御手段と、
    前記駆動制御信号により
    前記センシング対象物の状態を検出するセンサ本体と、
    前記前記センサ本体の検出情報を記憶する記憶手段と、
    前記駆動信号と異なる他の駆動制御信号により前記記憶手段に記憶された前記センサ本体の検出情報を高速信号に変換する信号変換手段と、
    前記信号変換手段で高速信号に変換された前記センシング対象物の状態を表すセンシング信号を前記センタ装置へ送信するセンシング信号送信手段とを具備することを特徴とするセンサユニット。
  9. 前記駆動制御信号は、発生タイミングの異なる第1および第2の駆動制御信号からなり、
    前記センサ本体は、前記第1の駆動制御信号により駆動され、前記センシング対象物の状態を検出し、
    前記記憶手段は、前記第1の駆動制御信号により駆動され、前記センサ本体の検出情報を記憶し、
    前記信号変換手段は、前記第2の駆動制御信号により駆動され、前記記憶手段に記憶された前記センサ本体の検出情報を高速信号に変換し、
    前記センシング信号送信手段は、第2の駆動制御信号により駆動され、前記信号変換手段で高速信号に変換された前記センシング対象物の状態を表すセンシング信号を前記センタ装置へ送信する
    ことを特徴とする請求項8記載のセンサユニット。
  10. 前記センサ駆動制御手段は、前記センサ駆動信号に基づいて前記第1及び第2の駆動制御信号の発生タイミングを任意に設定可能とすることを特徴とする請求項6乃至9のいずれかに記載のセンサユニット。
  11. 前記信号変換手段は、前記センサ本体の検出情報を圧縮処理してハイビットレートの高速信号に変換することを特徴とする請求項6乃至9のいずれかに記載のセンサユニット。
  12. 前記記憶手段は、前記センサユニットに対し着脱可能な記憶媒体からなることを特徴とする請求項6乃至9のいずれかに記載のセンサユニット。
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