JP2006251687A - コロナ帯電装置およびこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

コロナ帯電装置およびこれを備えた画像形成装置 Download PDF

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俊一 高谷
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Abstract

【課題】 装置の長寿命化および小型化を図ることができるとともに、常に帯電用放電電極を綺麗な状態で保つことができ、放電ノイズのない高画質な画像を形成することのできるコロナ帯電装置およびこれを備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】 画像形成装置に備えられたコロナ帯電装置2Aは、像担持体1表面を帯電するための帯電用放電電極21と、空気中の粉塵などを捕捉するための捕捉用放電電極22Aと、帯電用放電電極21および捕捉用放電電極22Aを収容するためのシールドケース23Aとを備えており、捕捉用放電電極22Aは、基部22Aaおよび複数の放電部22Ab,22Ac,22Adを備え、各放電部が延伸する方向は、複数存在する。
【選択図】図2

Description

本発明は、コロナ帯電装置およびこれを備えた画像形成装置に関するものである。特に、電子写真方式の画像形成装置に用いられるコロナ帯電装置およびこれを備えた画像形成装置に関するものである。
近年、電子写真方式の画像形成装置に用いられるコロナ帯電装置として、高効率化・低オゾン化が図られるように、鋸歯状の帯電用放電電極を有するコロナ帯電装置が主流となってきている。
鋸歯状の帯電用放電電極は、ワイヤータイプの帯電用放電電極と比べて放電方向が狭いことから、同じ電流・電圧の条件下において、放電エネルギーが高い。また、放電は、鋸歯状を呈する放電部の先端部分に限られることで、オゾンなどの発生が少ないというメリットがある。

ところが、鋸歯状を呈する帯電用放電電極は、その先端部分に放電が集中して放電エネルギーが高いがゆえに、空気中の埃、主にシリカなどの物質と結合しやすくなる。これにより、シリカなどの物質が帯電用放電電極の先端部分に徐々に蓄積して、放電の障害が発生するという問題があった。この問題は、鋸歯状を呈する帯電用放電電極に限らず、例えばワイヤータイプの帯電用放電電極においても同様に生じ得る。ここで、放電の障害とは放電のムラのことである。具体的には、感光体上に電位のムラが生じ、画像上に白もしくは黒の筋状ノイズが現れる。
このような放電のムラを防止するため、放電のムラの原因となる帯電放電電極上に形成された付着物を除去するための除去装置を設ける技術がある(特許文献1参照)。
しかし、当該除去装置を設けることは、コロナ帯電装置が大型化するとともにコストが増大し、しかも除去装置が付着物を除去する前後で大きな画質変動が生じ得る。また、除去手段が付着物を除去するタイミングを判定し、そのタイミングで確実に付着物を除去装置に除去させる方法も検討されなくてはならない。さらに、鋸歯状または針状を呈する帯電放電電極が使用される場合、除去装置は、電極の先端部分に位置する放電部が破損されることがないように、帯電放電電極を両側から挟み込むことが可能な形状に形成される必要がある。このため、除去装置が、帯電用放電電極の当該放電部付近に付着した付着物を十分に除去することはきわめて困難である。 また、コロナ帯電装置内の空気を清浄化するために、帯電用放電電極とは別に、空気中の粉塵を捕捉することが可能な捕捉用放電電極を設ける技術がある(特許文献2参照)。この技術において、空気中の埃などが帯電用放電電極に付着される前に捕捉用放電電極によって捕捉されるように、捕捉用放電電極は、シールドケースの内部において帯電用放電電極よりも空気流路の上流側に配置される。
しかし、上記の従来技術において、帯電装置の稼働時間が長くなるに従い捕捉用放電電極に付着する付着物の量は増加し、捕捉用放電電極の捕捉機能は低減される。この結果、捕捉用放電電極の捕捉機能が失われたときには、帯電用放電電極に付着物が付着し始めることとなる。すなわち、上記従来技術において、捕捉用放電電極を設けることは帯電用放電電極の延命対策にすぎず、また、捕捉用放電電極の捕捉機能を持続させるためには、捕捉用放電電極の放電部の設置数を増加させる必要がある。
しかし、放電バランスを適切なものとするために、補足用放電電極の放電部は所定のピッチで形成されることが必要であるため、放電部の設置数を増加させることは、コロナ帯電装置の大型化をまねく。この問題を解決する手段は、上記の従来技術が記載された文献において開示されていない。これにより、コロナ帯電装置の大型化が許容できない状況においては、捕捉用放電電極を設置するためのスペースを十分確保できず、コロナ帯電装置の長寿命化は図れない。
また、帯電用放電電極で発生するオゾン・NOxなどを排出するために、帯電用放電電極の周囲には空気流が生じていることが必要であるが、大型のコロナ帯電装置では当該空気流の風速や風量は大きいことが求められる。このため、コロナ帯電装置の大型化は、空気流を生じさせるためのファンの大型化につながり、これに伴い、ファンの使用電力や作動音も増加する。
特開2002−289322号公報 特開2004−333593号公報
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、帯電用放電電極を常に綺麗な状態で保つことができ、放電ノイズのない高画質な画像を提供することができるとともに、コロナ帯電装置の長寿命化および小型化を図ることのできるコロナ帯電装置およびこれを備えた画像形成装置を提供することである。
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
(1)像担持体表面を帯電するための帯電用放電電極と、空気中の粉塵などを捕捉するための捕捉用放電電極と、前記帯電用放電電極および前記捕捉用放電電極を収容するためのシールドケースとを有し、前記捕捉用放電電極は、複数の放電部を備え、各放電部が延伸する方向は複数存在することを特徴とするコロナ帯電装置。
(2)前記帯電用放電電極および前記捕捉用放電電極は、針状または鋸歯状を呈することを特徴とする(1)に記載のコロナ帯電装置。
(3)前記捕捉用放電電極は、前記帯電用放電電極が放電する方向とは逆方向に放電するものであることを特徴とする(1)に記載のコロナ帯電装置。
(4)前記捕捉用放電電極は、前記帯電用放電電極が放電する方向とは同一方向に放電するものであることを特徴とする(1)に記載のコロナ帯電装置。
(5)前記捕捉用放電電極は、前記シールドケース内で前記帯電用放電電極よりも空気流路の上流側に設けられることを特徴とする(1)に記載のコロナ帯電装置。
(6)前記捕捉用放電電極は、前記帯電用放電電極の長手方向の両端部近傍に形成されることを特徴とする(1)に記載のコロナ帯電装置。
(7)(1)〜(6)のいずれか1つに記載のコロナ帯電装置を備えた画像形成装置。
本発明によれば、予め、シリカなどの空気中の物質が捕捉用放電電極によって除去されることによって、清浄な空気が帯電用放電電極へ送られる。これにより、帯電用放電電極の汚染は防止されて、帯電用放電電極を常に綺麗な状態で保つことができ、放電ノイズなどのない高画質な画像を提供することができる。
しかも、捕捉用放電電極の放電部の形成ピッチを所定の長さに維持した状態で、捕捉用放電電極の軸方向の単位長さあたりにおける当該放電部の設置数を増加させることができる。これにより、コロナ帯電装置の長寿命化および小型化を図ることができる。
図1は、本発明の第1の実施形態にかかる電子写真方式の画像形成装置の概略構成を示
す断面図である。
画像形成装置100は、像担持体1と、像担持体1の表面を一様に帯電し電位を形成す
るためのコロナ帯電装置2Aと、コロナ帯電装置2Aによって所望の電位まで帯電された像担持体1に、所定の静電潜像を形成するために光を照射するための像露光装置3と、静電潜像が形成された領域に粉体4aを電界などの作用によって付着させて鏡像化するための現像装置5と、鏡像化された像担持体1上の粉体4aを記録紙などの記録媒体6へ電界および圧力の作用によって移動させるための転写装置7と、記録媒体6上の粉体4aを熱および圧力の作用によって永久的に固定するための定着装置8とを有している。像担持体1は、具体的には感光体であり、粉体4aは、具体的にはトナーである。
転写装置7によっても粉体4aが記録媒体6上に完全に移動しきれず、像担持体1上に
僅かながら残ってしまう場合がある。このため、転写装置7の下流側には、像担持体1上
に残留した残留粉体4bを像担持体1上から電気的・機械的に除去するための清掃装置9
が設けられている。また、清掃装置9の下流側には、帯電、露光、現像、転写、および清
掃の各工程を通過して電位的にばらついた像担持体1表面の状態を、光あるいは電界の作
用によって消去ないし略リセツト電位にするための除電装置10が設けられている。そし
て、除電装置10による除電工程を経た像担持体1の表面は、再び帯電工程に入る。
このように、電子写真方式の画像形成装置100においては、帯電工程が最も上流の工
程である。したがって、帯電工程において均一で安定した帯電状態が得られない限り、す
なわち像担持体1に対する均一で安定した電位の形成が行われない限り、その下流側のす
べての工程が影響を受け、高品質な画像を得ることが困難となる。
図2は、第1の実施形態におけるコロナ帯電装置2Aを部分的に切り欠いて示す概略斜視図である。
図2に示すように、コロナ帯電装置2Aは、像担持体1の表面を帯電するための帯電用放電電極21と、帯電用放電電極21を収納するシールドケース23Aとを備えている。また、像担持体1と帯電用放電電極21との間に、所定の空隙を介して、制御電極24が配設される。
制御電極24は、メッシュまたは数本のワイヤから構成されており、シールドケース2
3Aとは絶縁して設けられている。制御電極24に図示しない電源によりバイアス電圧を印加することにより、被帯電体である像担持体1の表面に流れるコロナ電流を制御することが可能である。
帯電用放電電極21は、像担持体1に対して電圧(|Vc|)を印加することで放電し
て電荷を注入するためのものである。シールドケース23Aは、像担持体1に対向する側に開口部が形成され、断面がコの字形の中空体構造を有している。このシールドケース23Aは、帯電用放電電極21の放電電界を閉じ込めることができる。したがって、シールドケース23Aは、帯電用放電電極21の周辺電界を一定に保ち、安定したコロナ放電を維持する働きを担っている。シールドケースは、シールド電極、あるいは安定板とも呼ばれる。また、像担持体1と反対側のシールドケース23Aの面(図中上面)には、シールドケース23A内の排気をするための図示しない排気用の開口部が設けられている。
コロナ帯電装置2Aはさらに、帯電用放電電極21が放電することにより発生するオゾンやNOxなどをコロナ帯電装置2Aの外部に排出するための通路である空気ダクト25と、空気ダクト25の中に空気流を形成するための図示しないモータにより駆動されるファン26とを備えている。そして、シールドケース23Aの長手方向端部に設けられる2つの端部壁には、シールドケース23A内に形成される空気流路の2つの入口27A,27Bが設けられている。ただし、入口27A,27Bの設置位置は、図に示す位置から変更可能である。
本実施形態のコロナ帯電装置2Aは、特に、画像形成に必要な帯電用放電電極21とは別に、空気中の物質を捕捉するための捕捉用放電電極22Aを有している。この捕捉用放電電極22Aは、シールドケース23A内に収納される。帯電用放電電極21および捕捉用放電電極22Aはともに金属板等の導電性薄板から形成される。
帯電用放電電極21および捕捉用放電電極22Aは、好ましくは鋸歯状または針歯状を呈する。これにより、コロナ帯電装置2Aの動作において、高効率・低オゾン化を図ることができる。
本実施形態では、捕捉用放電電極22Aは、帯電用放電電極21が放電する方向と反対の方向である図に示す上方向、および手前・奥方向に放電するものである。
また、捕捉用放電電極22Aは、単独ではほとんど放電しないため、捕捉用放電電極22Aの放電方向側には、放電対象物である対向電極28Aが配設されている。この対向電極28Aは、制御電極24と同電位に設定されてもよく、あるいは接地されてもよい。また、この対向電極28Aは、シールドケース23Aと共通とすることも可能である。
図3は、第1の実施形態におけるコロナ帯電装置2Aを長手方向に切断した断面図である。
図3に示すように、捕捉用放電電極22Aは、帯電用放電電極21における長手方向の両端部近傍にそれぞれ形成されている。このように構成すれば、捕捉用放電電極22Aを、シールドケース23A内の空気流路の2つの入口27A,27Bに近接して配置することが容易となる。
次に、捕捉用放電電極22Aの詳細について説明する。
図4は、第1の実施形態における捕捉用放電電極22Aの拡大斜視図である。
捕捉用放電電極22Aは、複数の放電部22Ab,22Ac,22Adを備え、各放電部が延伸する方向は複数存在する。具体的には、基部22Aaと、基部22Aaから所定の方向に延伸する放電部22Abと、放電部22Abの延伸方向に対して図に示す矢印回りに90°、270°傾斜する方向に基部22Aaから延伸する放電部22Ac、22Adとが設けられている。このように捕捉用放電電極22Aが設けられることによって、放電部の形成ピッチを所定の長さ(T)以上に確保することができるとともに、捕捉用放電電極22Aの軸方向における単位長さあたりの放電部の設置数を多くすることができる。これにより、捕捉用放電電極22Aの軸方向に隣接する放電部は互いに通電することもなく、捕捉用放電電極22Aの物質の捕捉機能は向上される。
次に、このように構成されたコロナ帯電装置2Aの動作について図2または図3を参照して説明する。
帯電用放電電極21は、像担持体1に対して帯電電位を形成するために放電する一方、捕捉用放電電極22Aは、対向電極28Aに対して放電する。帯電用放電電極21および捕捉用放電電極22Aには、高電圧(|数kV|)が印加され、それによって放電現象が発生する。
帯電用放電電極21の放電エネルギーは、制御電極24によって像担持体1との間の電
位差が埋められるため、像担持体1の表面が制御電極24の印加電圧(|Vg|)に近く
なるまで、像担持体1に流れる。|Vg|までに帯電された像担持体1は、それ以上電流
が流れなくなり、その他の放電エネルギーは、制御電極24あるいはシールドケース23
Aへ流れる。このような放電が像担持体1の回転にしたがって、順次極短時間に繰り返されることにより、像担持体1の表面に略均一な電位が形成される。
一方、上述した放電によって、捕捉用放電電極22Aは、空気中の挨、主にシリカと結合する。ここで、捕捉用放電電極22Aは、帯電用放電電極21よりもシールドケース23A内の空気流路の入口27A,27Bに近接して設けられている。すなわち、捕捉用放電電極22Aは、シールドケース23A内で帯電用放電電極21よりも空気流路(図3に示す矢印)の上流側に配設されている。したがって、捕捉用放電電極22Aが、空気中の挨、主にシリカを放電によって結合・除去し、清浄な空気が帯電用放電電極21へ流れることになる。
このように第1の実施形態によれば、予め捕捉用放電電極22Aにより、シリカなどの空気中の物質を放電によって結合・除去することができ、これにより、集塵除去された清浄な空気が帯電用放電電極21へ流れることとなる。したがって、帯電用放電電極21の汚染を防止して、帯電用放電電極21を常に綺麗な状態で使用でき、ノイズのない高画質な画像を提供することができる。
しかも、捕捉用放電電極22Aの放電部の形成ピッチを所定の長さに維持した状態で、捕捉用放電電極22Aの軸方向の単位長さあたりにおける放電部の設置数を増加させることができる。これにより、コロナ帯電装置の長寿命化および小型化が図られる。
図5は、本発明の第2の実施形態にかかるコロナ帯電装置2Bを長手方向に切断した断面図である。以下、第1の実施形態と相違する部分を説明する。なお、第1の実施形態と共通する部材には、同一の符号を付してある。
第2の実施形態のコロナ帯電装置2Bにおいて、捕捉用放電電極22Bは、帯電用放電電極21が放電する方向と同一の方向である図に示す下方向、および手前・奥方向に放電するものであり、かつ像担持体1の画像形成領域以外の領域に放電するものである。また、捕捉用放電電極22Bの放電方向側には、放電対象物である対向電極28Bが配設されている。
捕捉用放電電極22Bにおいて、基部22Baと、基部22Baから所定の方向に延伸する放電部22Bbと、放電部22Bbの延伸方向に対して図に示す矢印回りに90°、270°傾斜する方向に基部22Baから延伸する放電部22Bc、22Bdとが設けられている。このように捕捉用放電電極22Bが設けられることによって、本実施形態においても、第1の実施形態と同様に、捕捉用放電電極22Bの各放電部が延伸する方向は、複数存在する。
この第2の実施形態によっても、第1の実施形態と同様の効果を得ることが可能である。
図6は、本発明の第3の実施形態にかかるコロナ帯電装置2Cを長手方向に切断した断面図である。以下、第1の実施形態と相違する部分を説明する。なお、第1および2の実施形態と共通する部材には、同一の符号を付してある。
シールドケース23Bの長手方向端部に設けられる2つの端部壁のうち一方の端部壁に、シールドケース23B内に空気を流入させるための入口27Cが設けられている。また、シールドケース23B内の空気を流出させるための開口部29Bが、シールドケース23Bの上面において入口27Cと反対側に位置するように設けられている。このようにシールドケース23Bが形成されることによって、入口27Cから流入した空気は、図に示す矢印方向に流れる。
捕捉用放電電極22Cは、帯電用放電電極21における長手方向の両端部のうち入口27Cに近接する端部近傍に形成される。これにより、捕捉用放電電極22Cは、シールドケース23B内で帯電用放電電極21よりも空気流路の上流側に配設されている。
また、捕捉用放電電極22Cは、帯電用放電電極21が放電する方向と反対の方向である図に示す上方向、および手前・奥方向に放電するものである。このため、捕捉用放電電極22Cの放電方向には、放電対象物である対向電極28Cが配設されている。
さらに、捕捉用放電電極22Cにおいて、基部22Caと、基部22Caから所定の方向に延伸する放電部22Cbと、放電部22Cbの延伸方向に対して図に示す矢印回りに90°、270°傾斜する方向に基部22Caから延伸する放電部22Cc、22Cdとが設けられている。このように捕捉用放電電極22Cが設けられることによって、第1の実施形態と同様に、捕捉用放電電極22Cの各放電部が延伸する方向は、複数存在する。
この第3の実施形態によっても、第1の実施形態と同様の効果を得ることが可能である。
図7は、本発明の第4の実施形態にかかるコロナ帯電装置2Dを部分的に切り欠いて示す概略斜視図である。図8は、第4の実施形態におけるコロナ帯電装置2Dを長手方向に切断した断面図である。以下、第1の実施形態と相違する部分を説明する。なお、第1〜3の実施形態と共通する部材には、同一の符号を付してある。
図7および8に示すように、捕捉用放電電極22Dは、第1の実施形態と同様に、帯電用放電電極21における長手方向の両端部近傍にそれぞれ形成され、シールドケース23A内の空気流路(図に示す矢印)の入口27A,27Bに近接して配置される。また、捕捉用放電電極22Dは、帯電用放電電極21が放電する方向と反対の方向である図7または8に示す上方向、および奥方向に放電するものであり、捕捉用放電電極22Dの放電方向側には、放電対象物である対向電極28Dが配設されている。
図9は、第4の実施形態における捕捉用放電電極22Dの拡大斜視図である。
捕捉用放電電極22Dは、複数の放電部22Db,22Dcを備え、各放電部が延伸する方向は複数存在する。具体的には、捕捉用放電電極22Dにおいて、基部22Daと、基部22Daから所定の方向に延伸する放電部22Dbと、放電部22Dbから放電部22Dbの延伸方向に対して図に示す矢印回りに90°傾斜する方向へ延伸する放電部22Dcとが設けられている。このように捕捉用放電電極22Dが設けられることによって、第1の実施形態と同様に、捕捉用放電電極22Dの放電部の形成ピッチは所定の長さ(T)以上に確保することができるとともに、捕捉用放電電極22Dの軸方向における単位長さあたりの放電部の設置数を多くすることができる。
この第4の実施形態によっても、第1の実施形態と同様の効果を得ることが可能である。
図10は、本発明の第5の実施形態にかかるコロナ帯電装置2Eを長手方向に切断した断面図である。以下、第1の実施形態と相違する部分を説明する。なお、第1〜4の実施形態と共通する部材には、同一の符号を付してある。
第5の実施形態のコロナ帯電装置2Eにおいて、捕捉用放電電極22Eは、帯電用放電電極21が放電する方向と同一の方向である図に示す下方向、および奥方向に放電するものである。また、捕捉用放電電極22Eの放電方向側には、放電対象物である対向電極28Eが配設されている。
捕捉用放電電極22Eにおいて、基部22Eaと、基部22Eaから所定の方向に延伸する放電部22Ebと、放電部22Ebから放電部22Ebの延伸方向に対して図に示す矢印回りに90°傾斜する方向へ延伸する放電部22Ecとが設けられている。このように捕捉用放電電極22Eが設けられることによって、第4の実施形態と同様に、捕捉用放電電極22Eの各放電部が延伸する方向は、複数存在する。
この第5の実施形態によっても、第1の実施形態と同様の効果を得ることが可能である。
図11は、本発明の第6の実施形態にかかるコロナ帯電装置2Fを長手方向に切断した断面図である。以下、第1の実施形態と相違する部分を説明する。なお、第1の実施形態と共通する部材には、同一の符号を付してある。
シールドケース23Bの長手方向端部に設けられる2つの端部壁のうち一方の端部壁に、シールドケース23B内に空気を流入させるための入口27Cが設けられている。シールドケース23B内の空気を流出させるための開口部29Bは、シールドケース23Bの上面において入口27Cと反対側に位置するように設けられている。このようにシードケース23Bが形成されることによって、入口27Cから流入した空気は、図に示す矢印方向に流れる。
捕捉用放電電極22Fは、帯電用放電電極21における長手方向の両端部のうち入口27Cに近接する端部近傍に形成される。これにより、捕捉用放電電極22Fは、シールドケース23B内で帯電用放電電極21よりも空気流路の上流側に配設されている。
捕捉用放電電極22Fは、帯電用放電電極21が放電する方向と反対の方向である図に示す上方向、および奥方向に放電するものである。また、捕捉用放電電極22Fの放電方向には、放電対象物である対向電極28Fが配設されている。
捕捉用放電電極22Fにおいて、基部22Faと、基部22Faから所定の方向に延伸する放電部22Fbと、放電部22Fbから放電部22Fbの延伸方向に対して図に示す矢印回りに90°傾斜する方向へ延伸する放電部22Fcとが設けられている。このように捕捉用放電電極22Fが設けられることによって、第4の実施形態と同様に、捕捉用放電電極22Fの各放電部が延伸する方向は複数存在する。
この第6の実施形態によっても、第1の実施形態と同様の効果を得ることが可能である。
本発明は、上記した実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲内におい
て、種々改変することができる。
例えば、被帯電体としては、上記の感光体である像担持体に代えて、転写ドラム/転写ベルトなどの像担持体や、用紙搬送ベルトであってもよい。
また、帯電用放電電極と捕捉用放電電極とは、それぞれ独立に設けられていてもよい。
また、本発明のコロナ帯電装置は、たとえば、モノクロまたはカラーの複写機、プリンタ、ファクシミリ装置、およびこれらの機能を組み合わせた多機能周辺機器(MFP)等の画像形成装置に適用することができる。
また、本発明のコロナ帯電装置は、たとえば、転写チャージャ、分離チャージャ、または除電チャージャ等、画像形成装置内において被帯電部材に帯電を行なうあらゆる帯電部材に適用することができる。
本発明の第1の実施形態にかかる電子写真方式の画像形成装置の概略構成を示す断面図である。 第1の実施形態におけるコロナ帯電装置を部分的に切り欠いて示す概略斜視図である。 第1の実施形態におけるコロナ帯電装置を長手方向に切断した断面図である。 第1の実施形態における捕捉用放電電極の拡大斜視図である。 本発明の第2の実施形態にかかるコロナ帯電装置を長手方向に切断した断面図である。 本発明の第3の実施形態にかかるコロナ帯電装置を長手方向に切断した断面図である。 本発明の第4の実施形態にかかるコロナ帯電装置を部分的に切り欠いて示す概略斜視図である。 第4の実施形態におけるコロナ帯電装置を長手方向に切断した断面図である。 第4の実施形態における捕捉用放電電極の拡大斜視図である。 本発明の第5の実施形態にかかるコロナ帯電装置を長手方向に切断した断面図である。 本発明の第6の実施形態にかかるコロナ帯電装置を長手方向に切断した断面図である。
符号の説明
1 像担持体、
2A,2B,2C,2D,2E,2F コロナ帯電装置、
21 帯電用放電電極、
22A,22B,22C,22D,22E,22F 捕捉用放電電極、
22Aa,22Ba,22Ca,22Da,22Ea,22Fa 基部、
22Ab,22Ac,22Ad,22Bb,22Bc,22Cb,22Cc,22Db,22Dc,22Eb,22Ec,22Fb,22Fc 放電部、
23A,23B シールドケース、
100 画像形成装置。

Claims (7)

  1. 像担持体表面を帯電するための帯電用放電電極と、
    空気中の粉塵などを捕捉するための捕捉用放電電極と、
    前記帯電用放電電極および前記捕捉用放電電極を収容するためのシールドケースと、を有し、
    前記捕捉用放電電極は、複数の放電部を備え、各放電部が延伸する方向は複数存在することを特徴とするコロナ帯電装置。
  2. 前記帯電用放電電極および前記捕捉用放電電極は、針状または鋸歯状を呈することを特徴とする請求項1に記載のコロナ帯電装置。
  3. 前記捕捉用放電電極は、前記帯電用放電電極が放電する方向とは逆方向に放電するものであることを特徴とする請求項1に記載のコロナ帯電装置。
  4. 前記捕捉用放電電極は、前記帯電用放電電極が放電する方向とは同一方向に放電するものであることを特徴とする請求項1に記載のコロナ帯電装置。
  5. 前記捕捉用放電電極は、前記シールドケース内で前記帯電用放電電極よりも空気流路の上流側に設けられることを特徴とする請求項1に記載のコロナ帯電装置。
  6. 前記捕捉用放電電極は、前記帯電用放電電極の長手方向の両端部近傍に形成されることを特徴とする請求項1に記載のコロナ帯電装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1つに記載のコロナ帯電装置を備えた画像形成装置。
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