JP2006249899A - スクリード装置の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 スクリード装置の制御装置に関し、簡素な構成で、バーナーの燃焼環境の変化に対する制御性を向上させる。
【解決手段】 合材を加熱しながら敷き均す舗装用機械のスクリード装置14において、スクリード装置14の内部へ空気を送風するブロア4と、ブロア4よりも該送風された空気流の下流側に設けられ、燃料ガスを供給されて該燃料ガスを燃焼させるバーナー3と、バーナー3の燃焼状態が、バーナー3において燃焼したガスがバーナー3よりも該空気流の上流側へ流通しうる状態になると、該燃料ガスのバーナー3への供給を遮断する燃料供給遮断手段7とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、アスファルトフィニッシャ等の舗装用機械に搭載されたスクリード装置において、燃焼ガスの流通方向をダクト内へ制御するのに用いて好適なスクリード装置の制御装置に関する。
従来より、アスファルトフィニッシャやリミキサ等の舗装用機械には、路盤上の合材を敷き均すためのスクリード装置が備えられている。このスクリード装置には、LPGや軽油などを燃料としたバーナー等の加熱装置が備えられており、合材の敷き均し施工時にスクリード装置に接触した合材が冷却されて固着してしまわないように、スクリード装置の底面のベースプレートを合材とほぼ同じ温度まで加熱できるようになっている。
このようなスクリード装置には、例えば特許文献1に記載されたものがある。この特許文献1に記載された技術では、ブロアによって送風した空気をバーナーで加熱するとともに加熱された空気をスクリード装置の内部に設けられた中空のダクト内に流通させ、加熱された高温の空気がダクト下面の複数の小孔からベースプレートへ吹き付けられるようにすることでベースプレートを加熱するよう構成されている。
このような構成により、合材がベースプレートへ固着しない温度にベースプレートを加熱することができるとともに、ベースプレート上における加熱温度分布を均一化できるようになっている。
特開2001−11816号公報
ところで、従来の一般的なスクリード装置において、バーナーの動作は、ブロアの作動状態、すなわち、ブロアを駆動する電気モータの状態や回転数等に応じて制御されるようになっており、これにより、例えばブロアが作動している場合にのみバーナーを作動させることができるようになっている。
しかし、実際のバーナーの燃焼環境は、必ずしもブロアの作動状態に応じたものではなく、例えば、ブロアを駆動する電気モータの状態や回転数(すなわち、ブロアの作動状態)が一定であっても、電気モータからブロアファンへ伝達される駆動力が変動した場合には、送風量(すなわち、燃焼環境)が変化し、バーナーの燃焼状態も変化することになる。
そのため、従来のスクリード装置では、バーナーの実制御において燃焼環境の変化に対する制御性を向上させにくいという課題があり、解決策が模索されている。
また、従来のスクリード装置には、バーナーやブロアが、スクリード装置に内設された中空のダクトと干渉しないように、スクリード装置の上方に備えられたものがあるが、このような装置の場合、燃焼環境の変化により熱対流が発生すると、バーナーによって加熱された空気がダクト方向だけでなく対流方向へ拡散して、ダクト内へ与えられるべき熱量の供給効率が上昇しにくくなるという課題もある。
本発明は、このような課題に鑑み案出されたもので、簡素な構成で、バーナーの燃焼環境の変化に対する制御性を向上させることができるようにした、スクリード装置の制御装置を提供することを目的とする。
上記目標を達成するため、本発明のスクリード装置の制御装置(請求項1)は、合材を加熱しながら敷き均す舗装用機械のスクリード装置において、該スクリード装置の内部へ空気を送風するブロアと、該ブロアよりも該送風された空気流の下流側に設けられ、燃料ガスを供給されて該燃料ガスを燃焼させるバーナーと、該バーナーの燃焼状態が、該バーナーにおいて燃焼したガスが該バーナーよりも該空気流の上流側へ流入しうる(該バーナーにおいて燃焼したガスに熱対流が生じうる)状態になると、該燃料ガスの該バーナーへの供給を遮断する燃料供給遮断手段とを備えたことを特徴としている。
また、本発明のスクリード装置の制御装置(請求項2)は、請求項1記載の装置において、該ブロアから送風される送風量を検出する送風量検出手段を備えるとともに、該燃料供給遮断手段は、該送風量検出手段で検出された該送風量が所定風量未満であるときに、該燃料ガスの該バーナーへの供給を遮断することを特徴としている。この場合、該燃料供給遮断手段は、該送風量検出手段で検出された該送風量が所定風量未満であるときに、該バーナーの燃焼状態が、「該バーナーの燃焼ガスが該バーナーよりも該空気流の上流側へ流入しうる状態」であるとみなしていることになる。
なおこの場合、該送風量検出手段が、該ブロアからの送風によって該空気流の下流側へ揺動可能に釣支された可動板と、該ブロアから送風される送風量に応じて増減する該可動板の揺動量を検出する揺動量検出センサとを備えて構成されるとともに、該燃料供給遮断手段は、該揺動量検出センサで検出された該揺動量が所定量未満であるときに、該燃料ガスの該バーナーへの供給を遮断することが好ましい(請求項3)。この場合、該燃料供給遮断手段は、該揺動量検出センサで検出された該揺動量が所定量未満であるときに、該バーナーの燃焼状態が、「該バーナーの燃焼ガスが該バーナーよりも該空気流の上流側へ流入しうる状態」であるとみなしていることになる。
また、本発明のスクリード装置の制御装置(請求項4)は、請求項1記載の装置において、該ブロアと該バーナーとの間の温度を検出する温度センサを備えるとともに、該燃料供給遮断手段は、該温度センサで検出された該温度が所定温度以上であるときに、該燃料ガスの該バーナーへの供給を遮断することを特徴としている。つまりこの場合、該燃料供給遮断手段は、該温度センサで検出された該温度が該所定温度以上であるときに、該バーナーの燃焼状態が、「該バーナーの燃焼ガスが該バーナーよりも該空気流の上流側へ流入しうる状態」であるとみなしていることになる。
また、本発明のスクリード装置の制御装置(請求項5)は、請求項1記載の装置において、該バーナーの燃焼環境の変化にかかる温度変動を検出する温度センサを備えるとともに、該燃料供給遮断手段は、該温度センサで検出された該温度変動が所定温度量以上であるときに、該燃料ガスの該バーナーへの供給を遮断することを特徴としている。つまりこの場合、バーナーの燃焼状態の変化にかかる所定量以上の温度変動が検出されたときに、該バーナーの燃焼状態が、「該バーナーの燃焼ガスが該バーナーよりも該空気流の上流側へ流入しうる状態」であるとみなしていることになる。
また、本発明のスクリード装置の制御装置(請求項6)は、請求項1記載の装置において、該バーナーにおいて該空気流に沿って形成された燃焼ガスによる火炎を検出しうる火炎検出手段を備えるとともに、該燃料供給遮断手段は、該バーナーにおける該燃料ガスの燃焼中に該火炎検出手段において該空気流に沿って形成された火炎が検出されなくなったときに、該燃料ガスの該バーナーへの供給を遮断することを特徴としている。つまりこの場合、該燃料供給遮断手段は、該バーナーにおける該燃料ガスの燃焼中に該火炎検出手段において該空気流に沿って形成された火炎が検出されなくなったときに、該バーナーの燃焼状態が、「該バーナーの燃焼ガスが該バーナーよりも該空気流の上流側へ流入しうる状態」であるとみなしていることになる。
また、本発明のスクリード装置の制御装置(請求項7)は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の装置において、該ブロアと該バーナーとの間に介装されて、該バーナーにおいて燃焼したガスの該ブロア方向への流通を遮断する整流手段を備えたことを特徴としている。つまり、整流手段は、該ブロアから送風される空気流が該バーナー方向へ流通するのは遮断せず、該バーナーから該ブロア方向へのガス流通を遮断することになる。
また、本発明のスクリード装置の制御装置(請求項8)は、請求項1記載の装置において、該バーナーにおいて燃焼したガスの該空気流に沿って形成された火炎を検出しうる火炎検出手段と、該ブロアと該バーナーとの間に介装されて、該バーナーにおいて燃焼したガスの該ブロア方向への流通を遮断する整流手段とを備え、該燃料供給遮断手段は、該バーナーにおける該燃料ガスの燃焼中に該火炎検出手段において該火炎が検出されなくなってから予め設定された所定時間が経過するまでの間は、該燃料ガスの該バーナーへの供給を継続し、該所定時間経過後に該燃料ガスの該バーナーへの供給を遮断することを特徴としている。
なお、請求項1〜7のいずれか1項に記載の制御装置において、該燃料供給遮断手段が、該燃料ガスを貯留するガスボンベから該バーナーへの該燃料ガスの移送ライン上に介装されて、該バーナーへ供給される該燃料ガスの流通を遮断するバルブを備えることが好ましい(請求項9)。
本発明のスクリード装置の制御装置(請求項1)によれば、簡素な構成で、バーナーの燃焼状態に応じてバーナーへの燃料供給を制御してバーナーを作動,停止させることができ、燃焼ガスや加熱された空気の流通方向を制御することができる。またこれにより、スクリード装置において製造等にかかるコストを削減することが可能となる。
また、本発明のスクリード装置の制御装置(請求項2)によれば、ブロアからの送風量に基づいてバーナーの燃焼状態を判定することにより、燃焼ガスの流通方向を把握することができ、燃焼ガスや加熱された空気をスクリード装置の内部ダクト方向へ流入させることができる。
また、本発明のスクリード装置の制御装置(請求項3)によれば、簡素な構成で容易にブロアからの送風量を把握することができる。
また、本発明のスクリード装置の制御装置(請求項4)によれば、ブロアとバーナーとの間の温度に基づいてバーナーの燃焼状態を判定することにより、燃焼したガスの上流側への流通に由来する温度上昇を把握することができ、燃焼ガスや加熱された空気をスクリード装置の内部ダクト方向へ流入させることができる。
また、本発明のスクリード装置の制御装置(請求項5)によれば、バーナーの燃焼環境を、温度変動の大きさに基づいて正確に把握することができ、例えば、燃焼環境の変化による熱対流の発生を防止することができ、ダクト内へ与えられるべき熱量の供給効率を向上させることができる。
また、本発明のスクリード装置の制御装置(請求項6)によれば、バーナーの燃焼によって形成された火炎のうち、ブロアから送風される空気流に沿って形成される火炎に基づいてバーナーの燃焼状態を把握することにより、燃焼ガスの流通方向を把握することができ、燃焼ガスや加熱された空気をスクリード装置の内部ダクト方向へ流入させることができる。
また、本発明のスクリード装置の制御装置(請求項7)によれば、バーナーにおいて燃焼したガスのブロア方向への流通を遮断することができ、燃焼ガスや加熱された空気をスクリード装置の内部ダクト方向とは反対の方向へ流入しないように整流することができる。
また、本発明のスクリード装置の制御装置(請求項8)によれば、火炎が検出されなくなると所定時間の間は、燃料ガスのバーナーへの供給を継続してバーナーの再着火制御を実施することができ、また、所定時間経過後には、燃料ガスの供給を遮断して消火制御を実施することができる。また、整流手段により、バーナーの再着火制御時においても、燃焼ガスや加熱された空気をスクリード装置の内部ダクト方向とは反対の方向へ流入しないように整流することができる。
また、本発明のスクリード装置の制御装置(請求項9)によれば、簡素な構成でバーナーへの燃料供給を遮断することができる。
以下、図面により、本発明の実施の形態について説明する。
図1〜図8は本発明の実施形態にかかるスクリード装置の制御装置を示すものであり、図1は第1実施形態としての制御装置の構成を示す模式的構成図、図2は本制御装置が適用されたスクリード装置の構成を示す模式的断面図、図3は本制御装置が適用されたスクリード装置を備えるアスファルトフィニッシャの構成を示す図であり、(a)はその上面構成図であり、(b)はその側面構成図、図4は本発明の第2実施形態としてのスクリード装置の制御装置の構成を示す模式的構成図、図5は第3実施形態としての制御装置の構成を示す模式的構成図、図6は第4実施形態としての制御装置の構成を示す模式的構成図、図7はその制御装置における着火制御を説明するためのフローチャート、図8はその制御装置における再着火制御を説明するためのフローチャートである。
[第1実施形態]
まず、図3には、本発明の第1実施形態としての制御装置が適用されたスクリード装置を備えるアスファルトフィニッシャ11が示されている。このアスファルトフィニッシャ11は、図3(a),(b)に示すように、ホッパ12と、フィーダコンベア13と、スクリード(スクリード装置)14と、スプレッダ15との各装置を備えて構成されている。
ホッパ12は、車体の前進方向側の一端部(すなわち、アスファルトフィニッシャ11の前部であり、図3中における左方向)に舗装用材料(例えば、アスファルト合材等の合材)を積載するようになっている。フィーダコンベア13は、ホッパ12の下部に隣接して備えられるとともに、ホッパ12の後部に設けられたスプレッダ15の前部まで延設されており、ホッパ12内に積載された合材を適量ずつ車両後方のスプレッダ15へ搬送することができるようになっている。
スプレッダ15はフィーダコンベア13の後方に備えられ、フィーダコンベア13によって車両後方へ搬送された合材を車幅方向へ略均一に拡散して路面へ敷設するようになっている。また、スクリード14は、スプレッダ15のさらに後部に備えられ、スプレッダ15によって拡散された路面上の合材を押圧しながら敷き均して整厚するようになっている。このような構成により、アスファルトフィニッシャ11を前方へ前進させながらこれらの各装置12〜15を駆動して、合材による路面舗装を行うことができるようになっている。
本発明の制御装置が適用されたスクリード14は、図2に示すように、バーナー3,ブロア4,ダクト10及びベースプレート9を備えて構成されている。
ベースプレート9は、スクリード14の底面を形成する金属製の押圧板であり、スプレッダ15によって路面上へ拡散された合材を路面へ押圧して敷き均すように機能する。また、このベースプレート9は、合材の敷き均し施工時に路面上の合材が冷却されて固着しないように、合材と略同じ温度となるようになっている。
まず、スクリード14の内部には、その下面に複数の小孔10aを有する中空のダクト10が内設されている。ダクト10下面の小孔10aは、ベースプレート9の全面に対して略均一な密度となるように穿孔されている。
また、スクリード14の上方にはバーナー3が設けられている。このバーナー3は、図1に示すように、ガスボンベ5から燃料ガスを供給されてそれを燃焼させるようになっている。なお、ガスボンベ5とバーナー3とを連結するガス供給路(燃料ガスの移送ライン)6には、ソレノイドバルブ(バルブ,燃料供給遮断手段)7が介装されており、ガス供給路6内を流通する燃料ガスの流量を制御できるようになっている。
なお、このバーナー3の火口付近には、燃料ガスに着火するためのスパークプラグ(図示せず)が備えられており、ここではスパークプラグによる燃料ガスの着火にかかる制御については説明を省略している。
一方、バーナー3の側方には、図1に示すように、送風路8を介してブロア4が設けられており、合材の敷き均し施工時にバーナー3による燃焼ガス(以下、バーナー3において燃焼した燃料ガスのことを燃焼ガスと呼ぶ)をダクト10内部方向へ送風することができるようになっている。これにより、高温の燃焼ガスが送風路8内を送風される空気と共にダクト10内へ供給され、その後、ダクト下面の小孔10aから排出されて、ベースプレート9をくまなく均一に昇温させることができるようになっている。なお、ダクト下面から排出された燃焼ガスは、図示しない排出ダクトを介して外部へ排出されるようになっている。
また、図1に示すように、バーナー3とブロア4との間の送風路8におけるブロア4よりも送風方向Aの下流側には、ブロア4からの送風によって送風方向A側へ揺動可能に釣支された可動板2と、可動板2の揺動量を検出する近接スイッチセンサ(揺動量検出センサ)1aとが備えられている。
可動板2は、ブロア4からの送風によって押圧され、図1中のB位置(実線で示された可動板2の位置)まで揺動するようになっている。なお、ブロア4から送風されていないときには、その自重によって、可動板2が図1中のC位置(鎖線で示された可動板2の位置)に釣り下げられるようになっている。したがって、例えばブロア4から送風される送風量が減少した場合には、その送風量に応じて可動板2の位置がB位置とC位置との中間に位置することになる。
また、近接スイッチセンサ1aは、近接スイッチセンサ1aに対する対象(すなわち検出対象)までの距離が所定距離未満であるか否かを検出するようになっており、具体的には、可動板2がB位置まで揺動しているか否かを判別できるようになっている。ここで可動板2がB位置まで移動している場合には、前述のソレノイドバルブ7を開弁する制御信号を出力してガス供給路6に燃料ガスを流通させ、可動板2がB位置まで移動していない場合には、ソレノイドバルブ7を閉鎖する制御信号を出力してガス供給路6を流通する燃料ガスを遮断するようになっている。
つまり、本実施形態の制御装置においては、可動板2及び近接スイッチセンサ1aが、ブロア4から送風される送風量を検出する送風量検出手段として機能するとともに、ブロア4の送風量が減少した場合には、バーナー3の燃焼状態(燃焼環境)が「燃焼したガスがバーナー3よりも上流側へ流入しうる状態(環境)」であることを検出する手段として機能することになり、バーナー3の状態がこのような状態になると、バーナー3への燃料ガスの供給を遮断してバーナー3の作動を停止させることができるようになっているのである。
なお、近接スイッチセンサ1aにおける可動板2の位置判定がB位置でない場合には、オペレータ搭乗席に備えられた図示しない報知ランプを点灯させて、バーナー3の燃焼環境(ブロア4からの送風量が減少したこと)を案内するようになっている。
本発明の第1実施形態にかかるスクリード装置の制御装置は上述のように構成されているので、以下のように作用する。
まず、合材の敷き均し施工時には、ブロア4が作動してスクリード14内部へ空気が送風される。これにより、ブロア4の送風方向Aの下流側に備えられた可動板2は送風方向A側へ揺動してB位置まで押圧され、近接スイッチセンサ1aがその可動板2を検出して、ガス供給路6のソレノイドバルブ7を開弁させる。
したがって、ガスボンベ5内に貯留された燃料ガスがガス供給路6を介してバーナー3へ供給され、図示しないスパークプラグによって着火されて、バーナー3が燃料ガスを燃焼させる。そして、バーナー3によって燃焼した燃焼ガスは、ブロア4の送風によってダクト10内へ供給され、小孔10aから排出される。これにより、ベースプレート9を均一に昇温させることができる。
一方、ブロア4の作動中に、ブロア4からの送風量が減少した場合、可動板2の位置がB位置とC位置との中間に位置することなる。このとき、近接スイッチセンサ1aは、可動板2がB位置まで揺動していないと判定し、ソレノイドバルブ7を閉弁させる。これにより、バーナー3への燃料ガスの供給が遮断され、送風量が減少したことをオペレータへ知らせる報知ランプが点灯する。
また、ブロア4が作動しない場合にも、可動板2の位置がC位置となり、ソレノイドバルブ7が閉弁されて、バーナー3への燃料ガスの供給が遮断され、送風量が減少した旨をオペレータへ知らせる報知ランプが点灯する。
このように、本制御装置によれば、ブロア4からの送風量が減少して燃焼ガスがバーナー3の上流へ流入しうる状態になった場合に、バーナー3を停止させることができ、その燃焼ガスの上流側への流入を未然に防ぐことができる。つまり、上述のような燃焼環境の変化に対して、バーナー3の作動を停止させることができ、ひいては、バーナーよりも上流側の部位の耐熱構造を簡略化することができ、コストを削減することができる。
また、本実施形態の制御装置は、送風路8上に釣支された可動板2の揺動量によってブロア4からの送風量を判定するという簡素な構成で実施できる。また、バーナー3への燃料供給を遮断する構成も簡素であり、製造にかかるコスト削減がより容易であるという利点もある。
また、本実施形態の制御装置によれば、可動板2の揺動量を指標として実際のバーナー3の燃焼環境を把握した上で、バーナー3への燃料供給を制御することができ、燃焼環境の変化に対する制御性を向上させることができる。そして、実際のバーナー3の燃焼環境が「燃焼したガスがバーナー3よりも上流側へ流入しうる状態」となった場合には、バーナー3への燃料ガスの供給を遮断してバーナー3の作動を停止させることができるため、このような燃焼環境の変化による熱対流の発生を防止することができ、ダクト内へ与えられるべき熱量の供給効率を向上させることができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態として制御装置を説明する。なお、上記の第1実施形態と同一の構成要素については同一の符号を付して説明を省略する。
本制御装置において、バーナー3とブロア4との間の送風路8におけるブロア4よりも送風方向Aの下流側には、図4に示すように、送風路8の温度を検出する温度スイッチセンサ(温度センサ)1bが備えられている。この温度スイッチセンサ1bは、送風路8内においてややバーナー3の配設位置寄りに設けられており、センサ周辺の温度を検出するようになっている。
なお、温度スイッチセンサ1bの設置位置は、ブロア4とバーナー3との間において、ブロア4からの送風量が減少して燃焼ガスがバーナー3の上流へ流入しうる状態になったときに、迅速に且つ大きく温度が変化する箇所であることが望ましい。つまり、本実施形態においては、温度スイッチセンサ1bが送風路8内に設けられているが、その設置位置はこれに限定されるものではなく、要求される設計条件に応じて任意の位置に設定可能である。
また、温度スイッチセンサ1bは、検出した温度が所定温度未満である場合には、ソレノイドバルブ7を開弁させてガス供給路6に燃料ガスを流通させ、所定温度以上である場合には、ソレノイドバルブ7を閉鎖させてガス供給路6を流通する燃料ガスを遮断するようになっている。
つまり、この制御装置においては、バーナー3の配設位置に対して、ブロア4からの送風の上流側となる送風路8の温度が所定温度未満である場合には、バーナー3の燃焼環境が「燃焼ガスが下流のダクト10側へ流通している状態」であると判断し、一方、温度が上昇して所定温度以上となった場合には、バーナー3の燃焼環境が「燃焼ガスが下流のダクト10側へ流れず上流側へ流入しうる状態」であると判断して、バーナー3を停止させるようになっているのである。
なお、温度スイッチセンサ1bの設置位置は、ブロア4とバーナー3との間において、ブロア4からの送風量が減少して燃焼ガスがバーナー3の上流へ流入しうる状態になったときに、迅速に且つ大きく温度が変化する箇所であればよい。つまり、本実施形態においては、温度スイッチセンサ1bが送風路8内に設けられているが、その設置位置はこれに限定されるものではなく、要求される設計条件に応じて任意の位置に設定可能である。
例えば、バーナー3の作動中にブロア4からの送風量が減少して、燃料ガスがバーナー3の上流へ流入しうる状態となれば、ブロア4の火口よりも下流側の温度が低下すると考えられる。このようなバーナー3の燃焼環境と温度との関係に着目して、温度スイッチセンサ1bをブロア4の火口よりも下流側に設け、温度スイッチセンサ1bで検出された温度が低下したときに、バーナー3の燃焼環境が変化した(つまり、燃料ガスがバーナー3の上流へ流入しうる状態となった)と判断するように構成することも可能である。
また、前述の実施形態と同様に、温度スイッチセンサ1bにおいて検出温度が所定温度以上である場合には、オペレータ搭乗席に備えられた図示しない報知ランプを点灯させて、バーナー3の燃焼環境を案内するようになっている。
本発明の第2実施形態にかかるスクリード装置の制御装置は上述のように構成されているので、以下のように作用する。
まず、合材の敷き均し施工時には、ブロア4が作動してスクリード14内部へ空気が送風されるとともに、温度スイッチセンサ1bによって送風路8内の温度が検出される。このとき、検出された送風路8内の温度が所定温度未満である場合には、バーナー3の燃焼環境が「燃焼ガスが下流のダクト10側へ流通している状態」であると判断される。
したがって、ソレノイドバルブ7が開弁されて、バーナー3へ燃料ガスが供給され、図示しないスパークプラグによって着火されて、バーナー3が燃料ガスを燃焼させる。そして、バーナー3によって燃焼した燃焼ガスは、ブロア4の送風によってダクト10内へ供給され、小孔10aから排出される。これにより、ベースプレート9を均一に昇温させることができる。
一方、温度スイッチセンサ1bによって検出された送風路8内の温度が所定温度以上になったときには、バーナー3の燃焼環境が「燃焼ガスが下流のダクト10側へ流れず上流側へ流入しうる状態」であると判断されて、バーナー3への燃料供給が遮断される。
このように、本制御装置によれば、送風路8の温度が上昇して、燃焼ガスがバーナー3の上流へ流入しうる状態になった場合にバーナー3を停止させることができ、燃焼ガスの上流側への流入を未然に防止することができるとともに、燃焼環境の変化による熱対流の発生を防止することができ、ダクト内へ与えられるべき熱量の供給効率を向上させることができる。
また、本制御装置においては、バーナー3の燃焼環境を把握するためのパラメータとして温度センサを用いているため、簡素な構成で制御を実施することができる。
また、バーナー3の燃焼環境を把握した上でバーナー3への燃料供給を制御することができ、燃焼環境の変化に対する制御性を向上させることができる。そして、実際のバーナー3の燃焼環境が「燃焼したガスがバーナー3よりも上流側へ流入しうる状態」となった場合には、バーナー3への燃料ガスの供給を遮断してバーナー3の作動を停止させることができるため、このような燃焼環境の変化による熱対流の発生を防止することができ、ダクト内へ与えられるべき熱量の供給効率を向上させることができる。
[第3実施形態]
続いて、本発明の第3実施形態としての制御装置を説明する。なお、上記の第1,2実施形態と同一の構成要素については同一の符号を付して説明を省略する。
図5に示すように、本制御装置には、バーナー3の火口付近において燃料ガスに着火(点火)するスパークプラグ24、スパークプラグ24に接続されたイグナイタボックス(IGBOX)23、バーナー3の火口付近に設けられたフレームロッド1c、コントローラ(燃料供給遮断手段)21、及び着火ボタン26が備えられている。
フレームロッド1cは、ブロア4から送風される空気流に沿って形成されたバーナー3の火炎を検出する火炎検出センサとして機能しており、火炎を検出したときにはコントローラ21へ電気信号を出力するようになっている。一方、火炎を検出しないときにはコントローラ21へ電気信号を出力しないようになっている。
イグナイタボックス23は、スパークプラグ24に通電するための電源として設けられており、コントローラ21によってその通電のオンオフを切り換えることができるようになっている。
着火ボタン26は、アスファルトフィニッシャ11のオペレータ搭乗席に設けられたバーナー3に着火するためのボタンである。この着火ボタン26は、操作されるとコントローラ21へ着火電気信号を出力するようになっている。なお、本実施形態では、着火ボタン26はブロア4の作動スイッチとしての機能を併せて備えており、着火ボタン26が操作されると同時にブロア4が作動を開始するようになっている。
コントローラ21は、フレームロッド1cから入力される電気信号及び着火ボタン26から入力される着火電気信号に基づいて、イグナイタボックス23における通電のオンオフ及びソレノイドバルブ7の開閉をそれぞれ制御するようになっている。
まず、コントローラ21は、着火ボタン26から着火電気信号が入力されると(すなわち、バーナー3に着火する際には)、所定時間の間イグナイタボックス23を制御して、スパークプラグ24に通電させるとともに、ソレノイドバルブ7を開弁してバーナー3へ燃料ガスを流通させるようになっている。なお、コントローラ21へ着火電気信号が入力されてから所定時間が経過するまでの間のこのような一連の制御のことを、以下、着火制御という。
次に、コントローラ21へ着火電気信号が入力されてから所定時間経過すると、コントローラ21は、フレームロッド1cから入力される電気信号に基づく制御を開始する。つまり、フレームロッド1cからコントローラ21へ電気信号が入力されているとき(フレームロッド1cにおいて火炎が検出されているとき)には、コントローラ21はソレノイドバルブ7を開放させて、燃料ガスをバーナー3へ供給するようになっている。
また、燃料ガスの燃焼中にフレームロッド1cからコントローラ21へ電気信号が入力されなくなったとき(フレームロッド1cにおいて火炎が検出されなくなったとき)には、コントローラ21はソレノイドバルブ7を閉弁させて、燃料ガスのバーナー3への供給を遮断するようになっている。なお、コントローラ21へ着火電気信号が入力されてから所定時間が経過した後のこのような一連の制御のことを、以下、火炎制御という。
つまり、本制御装置においては、フレームロッド1cにおいて火炎が検出されている場合には、バーナー3の燃焼環境が「燃焼ガスが下流のダクト10側へ流通している状態」であると判断し、一方、燃料ガスの燃焼中に火炎が検出されなくなった場合には、バーナー3の燃焼環境が「燃焼ガスが下流のダクト10側へ流れず上流側へ流入しうる状態」になったと判断して、バーナー3を停止させるようになっているのである。
本発明の第3実施形態にかかるスクリード装置の制御装置は上述のように構成されているので、以下のように作用する。
オペレータによって着火ボタン26が操作されると、ブロア4が作動を開始し、スクリード14内部へ空気が送風される。また、着火電気信号がコントローラ21へ入力され、コントローラ21において着火制御が実施される。まず、所定時間の間、ソレノイドバルブ7が開弁されるとともにスパークプラグ24が通電されて、バーナー3に着火される。
着火電気信号の入力時から所定時間が経過すると、コントローラ21において、フレームロッド1cから入力される電気信号に基づく火炎制御が実施される。まず、フレームロッド1cからコントローラ21へ電気信号が入力されているとき(フレームロッド1cにおいて火炎が検出されているとき)には、バーナー3の燃焼環境が「燃焼ガスが下流のダクト10側へ流通している状態」であると判断される。
したがって、ソレノイドバルブ7が開放されて、燃料ガスがバーナー3へ供給され、これによりバーナー3における燃料ガスの燃焼が継続することになる。
一方、燃料ガスの燃焼中にフレームロッド1cからコントローラ21へ電気信号が入力されなくなったとき(フレームロッド1cにおいて火炎が検出されなくなったとき)には、バーナー3の燃焼環境が「燃焼ガスが下流のダクト10側へ流れず上流側へ流入しうる状態」になったと判断される。
したがって、ソレノイドバルブ7が閉弁されて、バーナー3への燃料供給が遮断される。
このように、本制御装置によれば、ブロア4から送風される空気流に沿って形成されたバーナー3の火炎が検出されなくなって、燃焼ガスがバーナー3の上流へ流入しうる状態になった場合にバーナー3を停止させることができ、燃焼ガスの上流側への流入を防止することができるとともに、燃焼環境の変化による熱対流の発生を防止することができ、ダクト内へ与えられるべき熱量の供給効率を向上させることができる。
[第4実施形態]
続いて、本発明の第4実施形態としての制御装置を説明する。なお、上記の第1〜3実施形態と同一の構成要素については同一の符号を付して説明を省略する。
図6に示すように、本制御装置には、バーナー3とブロア4との間の送風路8にダンパー(整流手段)25が備えられている。このダンパー25は、ブロア4からバーナー3へ向かうA方向(図6中における左方向)へ空気を流通させ、逆に、バーナー3からブロア4へ向かうB方向(図6中における右方向)への空気の流通を遮断するよう機能するようになっている。
また、本実施形態におけるコントローラ(燃料供給遮断手段)27は、フレームロッド1cから入力される電気信号及び着火ボタン26から入力される着火電気信号に基づいて、イグナイタボックス23における通電のオンオフ及びソレノイドバルブ7の開閉をそれぞれ制御するようになっている。このコントローラ27は、着火制御においては、上述の第3実施形態にかかるコントローラ22と同一の制御を実施するが、火炎制御においては異なる制御を実施するようになっている。
まず、着火制御時のコントローラ27は、着火ボタン26から着火電気信号が入力されてから所定時間Taが経過するまでの間、イグナイタボックス23を制御して、スパークプラグ24に通電させるとともに、ソレノイドバルブ7を開弁してバーナー3へ燃料ガスを流通させるようになっている。
また、火炎制御時において、コントローラ27は、フレームロッド1cからコントローラ21へ電気信号が入力されているとき(フレームロッド1cにおいて火炎が検出されているとき)には、コントローラ21はソレノイドバルブ7を開放させて、燃料ガスをバーナー3へ供給するようになっている。
一方、燃料ガスの燃焼中にフレームロッド1cからコントローラ21へ電気信号が入力されなくなったとき(フレームロッド1cにおいて火炎が検出されなくなったとき)には、火炎が検出されなくなってから第2の所定時間Tbが経過するまでの間、ソレノイドバルブ7を開弁したままにして燃料ガスの供給を継続するとともに、イグナイタボックス23を制御してスパークプラグ24に通電させるようになっている。
そして、第2の所定時間Tbの経過した時点で、再びフレームロッド1cからコントローラ21へ電気信号が入力されるようになった場合には、継続してソレノイドバルブ7を開放させて、燃料ガスをバーナー3へ供給するようになっている。
また、第2の所定時間Tbの経過後に、依然としてフレームロッド1cからコントローラ21へ電気信号が入力されない場合には、コントローラ21はソレノイドバルブ7を閉弁させて、燃料ガスのバーナー3への供給を遮断するようになっている。
つまり、コントローラ27は、燃料ガスの燃焼中にフレームロッド1cにおいて火炎が検出されなくなったとしても、直ちにバーナー3を停止させるのではなく、第2の所定時間が経過するまでの間にバーナー3の再着火を試みるようになっている。
次に、本発明の第4実施形態にかかるスクリード装置の制御装置における制御内容について、図7,図8を用いて説明する。図7は、コントローラ27における着火制御を示すフローチャートであり、図8はコントローラ27における火炎制御を示すフローチャートである。なお、本実施形態の制御装置では、コントローラ27において、着火制御と火炎制御とのいずれかのフローが常に実施されるようになっている。
まず、図7の着火制御のフローチャートを説明する。ステップA10では、着火ボタン26がオン操作されたか否かが判定される。ここで、着火ボタン26がオン操作されていない(オフの)場合にはステップA100へ進む。
ステップA100,ステップA110のフローには、バーナー3が作動していない待機状態の制御内容が設定されている。まず、ステップA100ではソレノイドバルブ7が閉弁され、続くステップA110ではイグナイタボックス23への電力供給が停止されて、このフローを終了する。つまり、着火ボタン26がオン操作されるまでの間は、バーナー3への燃料ガスの供給が停止した状態とスパークプラグ24が作動しない状態とが、ともに保持されることになる。
一方、ステップA10において、着火ボタン26がオン操作されている場合には、ステップA20以降のフローへ進む。
ステップA20以降のフローでは、バーナー3への着火を行う制御内容が設定されている。まず、ステップA20では、時間計測タイマーTがリセットされる。時間計測タイマーTとは、経過時間に応じた制御を実施するためのタイマーであり、ここでは、着火ボタン26がオン操作されてからの経過時間が計測されることになる。
続くステップA30では、イグナイタボックス23へ電力が供給され、さらに続くステップA40では、ソレノイドバルブ7が開弁される。つまりここでは、バーナー3の火口へ燃料ガスが供給されるとともに、スパークプラグ24が通電されて、バーナー3が点火されることになる。
そして続くステップA50では、時間計測タイマーTの値に単位時間の値が加算され、ステップA60へ進む。
ステップA60では、時間計測タイマーTの値が、予め設定された所定時間Taよりも大きいか否かが判定される。つまりここでは、着火ボタン26がオン操作されてから所定時間Taが経過したか否かが判定される。T>Taの場合には、既に所定時間Taが経過しているものとしてステップA70へ進み、T≦Taの場合には、まだ所定時間Taが経過していないものとしてステップA50へ戻り、所定時間が経過するまで繰り返しタイマTに単位時間の値を加算する。つまりここでは、所定時間が経過するまでの間、バーナー3への燃料供給とスパークプラグ24への通電が継続されることになる。
着火ボタン26が操作されてから所定時間Taが経過したステップA70では、バーナー3の着火が完了しているか否かが、フレームロッド1cから入力される電気信号によって判定される。つまり、バーナー3の火口付近の火炎の存在を検出することによって、バーナー3の着火確認が行われていることになる。
ここで、火炎が検出された場合(すなわち、フレームロッド1cから電気信号が入力されている場合)にはステップA80へ進み、イグナイタボックス23への電力供給が停止されて、図8に示された火炎制御のフローへ進む。また、ステップA70において、火炎が検出されなかった場合(すなわち、フレームロッド1cから電気信号が入力されていない場合)にはステップA90へ進む。
ステップA90では、着火がなされていないことのオペレータへの報知が行われ、続くステップA95において、着火ボタン26がオフ位置に戻されて、ステップA100へ進む。つまりここでは、着火ボタン26がオン操作されてから所定時間Ta経過するまでの間にバーナー3を着火することができなかったため、ステップA100以降の、バーナー3が作動していない待機状態の制御が行われることになる。
点火制御においては、これらの制御内容が繰り返される。一方、ステップA80から火炎制御へ移行した場合には、図8に示された火炎制御フローが実施される。
まず、ステップB10では、着火ボタン26がオン操作されているか否かが判定される。このステップは、例えばオペレータによって着火ボタン26がオフ操作されたような場合を判別して、火炎制御のフローから点火制御のフローへ移行するためのステップであり、着火ボタン26がオン操作されている場合にはステップB20へ進み、オフ操作されている場合にはステップB100へ進む。なお、ステップB100では、ソレノイドバルブ7が閉弁されるとともに、続くステップB110においてイグナイタボックス23への電力供給が停止されて、着火制御のフローへ進む。つまり、ステップB100以降のフローは、バーナー3の作動を停止させるためのフローとなっている。
ステップB10において着火ボタン26がオン操作されている場合に進むステップB20では、未点火の状態を検出したか否かが、フレームロッド1cから入力される電気信号によって判定される。つまり、バーナー3の火口付近の火炎の存在を検出することによって、バーナー3の未点火状態の確認が行われていることになる。
ここで、バーナー3の未点火状態が確認されない場合(すなわち、火炎が検出された場合であり、フレームロッド1cから電気信号が入力されている場合)には、そのままフローを終了する。つまり、この火炎制御が最初から繰り返されることになる。
一方、バーナー3の未点火状態が確認された場合(すなわち、火炎が検出されなかった場合であって、フレームロッド1cから電気信号が入力されていない場合)には、ステップB30へ進む。
ステップB30では、時間計測タイマーTがリセットされる。ここでは、バーナー3の未点火状態が確認されてからの経過時間が計測されることになる。
続くステップB40では、イグナイタボックス23への電力供給がなされ、さらに続くステップB50では、時間計測タイマーTの値に単位時間の値が加算され、ステップB60へ進む。
ステップB60では、時間計測タイマーTの値が、予め設定された第2の所定時間Tbよりも大きいか否かが判定される。つまりここでは、バーナー3の未点火状態が確認されてから所定時間Tbが経過したか否かが判定される。T>Tbの場合には、既に所定時間Tbが経過しているものとしてステップB70へ進み、T≦Tbの場合には、まだ所定時間Tbが経過していないものとしてステップB50へ戻り、所定時間が経過するまで繰り返しタイマTに単位時間の値を加算する。つまりここでは、所定時間が経過するまでの間、バーナー3への燃料供給とスパークプラグ24への通電が継続されることになる。つまりここでは、一度ステップB20で未点火の状態が確認された場合に、再着火を試みる制御が行われていることになる。
バーナー3の未点火の状態が確認されてから第2の所定時間Tbが経過したステップB70では、再度、未点火状態であるか否かが、フレームロッド1cから入力される電気信号によって判定される。つまり、バーナー3の火口付近の火炎の存在を検出することによって、バーナー3の状態確認が行われていることになる。
ここで、火炎が検出された場合(すなわち、フレームロッド1cから電気信号が入力されている場合)には、そのままフローを終了する。つまり、この火炎制御が最初から繰り返されることになる。
また、ステップB70において火炎が検出されなかった場合(すなわち、フレームロッド1cから電気信号が入力されていない場合)には、ステップB90へ進む。
ステップB90では、バーナー3の火炎が未点火であることのオペレータへの報知が行われ、続くステップB95において、着火ボタン26がオフ位置に戻されて、ステップB100へ進む。
つまりここでは、バーナー3の未点火状態が確認されてから第2の所定時間Tb経過するまでの間にバーナー3を再着火することができなかったため、ステップB100以降の、バーナー3の作動を停止させる制御が行われることになる。
本発明の第4実施形態にかかるスクリード装置の制御装置は上述のように制御されるため、以下のような効果を奏する。
オペレータによって着火ボタン26が操作されると、ブロア4が作動を開始し、スクリード14内部へ空気が送風される。また、着火電気信号がコントローラ27へ入力され、コントローラ27において着火制御が実施される。まず、所定時間Taが経過するまでの間、ソレノイドバルブ7が開弁されるとともにスパークプラグ24が通電されて、バーナー3に着火される。
着火電気信号の入力時から所定時間Taが経過して着火が完了すると、コントローラ27において、フレームロッド1cから入力される電気信号に基づく火炎制御が実施される。まず、フレームロッド1cからコントローラ21へ電気信号が入力されているとき(フレームロッド1cにおいて火炎が検出されているとき)には、バーナー3の燃焼環境が「燃焼ガスが下流のダクト10側へ流通している状態」であると判断される。
したがって、ソレノイドバルブ7が開放されて、燃料ガスがバーナー3へ供給され、これによりバーナー3における燃料ガスの燃焼が継続することになる。
一方、燃料ガスの燃焼中にフレームロッド1cからコントローラ21へ電気信号が入力されなくなったとき(フレームロッド1cにおいて火炎が検出されなくなったとき)には、バーナー3に再着火を試みる制御が行われる。したがって、本制御装置によれば、火炎制御を継続させることが可能となる。
また、再着火を試みて第2の所定時間Tbが経過した後には、再着火が完了していない場合には、バーナー3の燃焼環境が「燃焼ガスが下流のダクト10側へ流れず上流側へ流入しうる状態」になったと判断され、ソレノイドバルブ7が閉弁されて、バーナー3への燃料供給が遮断される。
このように、本制御装置によれば、ブロア4から送風される空気流に沿って形成されたバーナー3の火炎が検出されなくなった場合に、一旦再着火を試みることができるとともに、再着火しない場合にはバーナー3を停止させることができ、燃焼ガスの上流側への流入を防止することができるとともに、燃焼環境の変化による熱対流の発生を防止することができ、ダクト内へ与えられるべき熱量の供給効率を向上させることができる。
また、本制御装置によれば、送風路8に、バーナー3からブロア4へ向かうB方向(図6中における右方向)への空気の流通を遮断するダンパ25が設けられているため、例えば再着火を試みる第2の所定時間Tbの間にも、燃焼ガスの上流側への流入を防止することができ、また、燃焼環境の変化によって発生する熱対流のうち、燃焼ガスの上流側へ向かう成分を遮断することができる。
[その他]
以上、本発明の実施形態について4例を説明したが、本発明はこのような実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
例えば上述の各実施形態では、バーナー3へ供給される燃料ガスのガス供給路6上にソレノイドバルブ7が介装されるようになっているが、バーナー3へ供給される燃料ガスを遮断する機能を備えたものであればよく、任意の制御弁を用いて構成することが可能である。
また、上述の第1実施形態では、ブロア3の送風量に基づいてバーナー3の燃焼状態を把握するようになっており、また、第2実施形態では、送風路8の温度に基づいてバーナー3の燃焼状態を把握するようになっているが、燃焼した燃焼ガスがバーナー3よりも送風方向の上流側へ流入しうる状態を判定できる手段が備えられていればよく、例えば、近接スイッチセンサ1aや温度スイッチセンサ1bに換えて、燃焼ガスのガス濃度を検出するガス濃度センサやブロア4から送風される送風圧を検出する送風圧センサを備えた構成としてもよい。
つまり、ガス濃度を検出するセンサを備えた場合には、ブロア4が作動している状態では、送風路8における燃焼ガスのガス濃度が所定濃度未満に保たれるため、ガス濃度が所定濃度以上となった場合にはブロア4からの送風量が減少し、バーナー3において燃焼したガスがバーナー3よりも上流側へ流入しうる状態であると判断して、バーナー4の作動を停止させることになる。また、送風圧を検出する送風圧センサを備えた場合も同様であり、検出された送風圧が所定送風圧力未満の場合には、バーナー4の作動を停止させることになる。
このように、燃焼ガスや加熱された空気がバーナー3よりも送風方向の上流側へ流入しうる状態を判定できる任意の手段を用いて、本発明のスクリード装置の制御装置を構成することができ、上述の第1〜第4実施形態にかかる制御装置と同様の効果を得ることができる。
本発明の第1実施形態としてのスクリード装置の制御装置の構成を示す模式的構成図である。 本発明の第1実施形態としてのスクリード装置の制御装置が適用されたスクリード装置の構成を示す模式的断面図である。 本発明の第1実施形態としてのスクリード装置の制御装置が適用されたスクリード装置を備えるアスファルトフィニッシャの構成を示す図であり、(a)はその上面構成図、(b)はその側面構成図である。 本発明の第2実施形態としてのスクリード装置の制御装置の構成を示す模式的構成図である。 本発明の第3実施形態としてのスクリード装置の制御装置の構成を示す模式的構成図である。 本発明の第4実施形態としてのスクリード装置の制御装置の構成を示す模式的構成図である。 本発明の第4実施形態としてのスクリード装置の制御装置におけるバーナーの着火制御を説明するためのフローチャートである。 本発明の第4実施形態としてのスクリード装置の制御装置におけるバーナーの再着火制御を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1a 近接スイッチセンサ(揺動量検出センサ,送風量検出手段)
1b 温度スイッチセンサ(温度センサ)
1c フレームロッド(火炎検出センサ)
2 可動板(送風量検出手段)
3 バーナー
4 ブロア
6 ガス供給路(燃料ガスの移送ライン)
7 ソレノイドバルブ(バルブ,燃料供給遮断手段)
8 送風路
9 ベースプレート
10 ダクト
10a 小孔
11 アスファルトフィニッシャ
12 ホッパ
13 フィーダコンベア
14 スクリード(スクリード装置)
15 スプレッダ
21 コントローラ(燃料供給遮断手段)
23 イグナイタボックス(IGBOX)
24 スパークプラグ(点火プラグ)
25 ダンパー(整流手段)
26 着火ボタン
27 コントローラ(燃料供給遮断手段)

Claims (9)

  1. 合材を加熱しながら敷き均す舗装用機械のスクリード装置において、
    該スクリード装置の内部へ空気を送風するブロアと、
    該ブロアよりも該送風された空気流の下流側に設けられ、燃料ガスを供給されて該燃料ガスを燃焼させるバーナーと、
    該バーナーの燃焼状態が、該バーナーにおいて燃焼したガスが該バーナーよりも該空気流の上流側へ流入しうる状態になると、該燃料ガスの該バーナーへの供給を遮断する燃料供給遮断手段と
    を備えたことを特徴とする、スクリード装置の制御装置。
  2. 該ブロアから送風される送風量を検出する送風量検出手段を備えるとともに、
    該燃料供給遮断手段は、該送風量検出手段で検出された該送風量が所定風量未満であるときに、該燃料ガスの該バーナーへの供給を遮断する
    ことを特徴とする、請求項1記載のスクリード装置の制御装置。
  3. 該送風量検出手段が、該ブロアからの送風によって該空気流の下流側へ揺動可能に釣支された可動板と、該ブロアから送風される送風量に応じて増減する該可動板の揺動量を検出する揺動量検出センサとを備えて構成されるとともに、
    該燃料供給遮断手段は、該揺動量検出センサで検出された該揺動量が所定量未満であるときに、該燃料ガスの該バーナーへの供給を遮断する
    ことを特徴とする、請求項2記載のスクリード装置の制御装置。
  4. 該ブロアと該バーナーとの間の温度を検出する温度センサを備えるとともに、
    該燃料供給遮断手段は、該温度センサで検出された該温度が所定温度以上であるときに、該燃料ガスの該バーナーへの供給を遮断する
    ことを特徴とする、請求項1記載のスクリード装置の制御装置。
  5. 該バーナーの燃焼環境の変化にかかる温度変動を検出する温度センサを備えるとともに、
    該燃料供給遮断手段は、該温度センサで検出された該温度変動が所定温度量以上であるときに、該燃料ガスの該バーナーへの供給を遮断する
    ことを特徴とする、請求項1記載のスクリード装置の制御装置。
  6. 該バーナーにおいて該空気流に沿って形成された燃焼ガスによる火炎を検出する火炎検出センサを備えるとともに、
    該燃料供給遮断手段は、該バーナーにおける該燃料ガスの燃焼中に該火炎検出センサにおいて該空気流に沿って形成された火炎が検出されなくなったときに、該燃料ガスの該バーナーへの供給を遮断する
    ことを特徴とする、請求項1記載のスクリード装置の制御装置。
  7. 該ブロアと該バーナーとの間に介装されて、該バーナーにおいて燃焼したガスの該ブロア方向への流通を遮断する整流手段を備えた
    ことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載のスクリード装置の制御装置。
  8. 該バーナーにおいて燃焼したガスの該空気流に沿って形成された火炎を検出する火炎検出センサと、
    該ブロアと該バーナーとの間に介装されて、該バーナーにおいて燃焼したガスの該ブロア方向への流通を遮断する整流手段とを備え、
    該燃料供給遮断手段は、該バーナーにおける該燃料ガスの燃焼中に該火炎検出センサにおいて該火炎が検出されなくなってから予め設定された所定時間が経過するまでの間は、該燃料ガスの該バーナーへの供給を継続し、該所定時間経過後に該燃料ガスの該バーナーへの供給を遮断する
    ことを特徴とする、請求項1記載のスクリード装置の制御装置。
  9. 該燃料供給遮断手段が、該燃料ガスを貯留するガスボンベから該バーナーへの該燃料ガスの移送ライン上に介装されて、該バーナーへ供給される該燃料ガスの流通を遮断するバルブを備えた
    ことを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載のスクリード装置の制御装置。
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