JP2006249820A - ドアハンドル構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ドアレバー1と、ドアレバー1の操作に連動して位置が変位する変位部材6と、歪みセンサ5とをそなえ、歪みセンサ5は、変位部材6の位置変位に追従して位置変位するように構成する。
【選択図】 図1
Description
例えば、携帯機を携帯したユーザが対応する本体機を搭載した車両のドアに近づくと、上記携帯機と本体機との間で双方向通信が行われ、必要な照合確認を経て施錠状態にあったドアの錠装置に開錠指令が自動的に出力され、車両ドアが開錠される。
ところで、上述したように、パッシブエントリーシステムは、本来ユーザの意識的な操作を必要とせずにドアのロック・アンロックを行うようにしたものであるが、このようなシステムでは、携帯機を持ったユーザが車両に近づくと、ユーザの意に反して開錠が行われる場合がある。
本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、安価な構成で、且つ、ユーザがドアの開錠を望んでいるときにのみ確実に且つ瞬時にドアを開錠できるようした、ドアハンドル構造を提供することを目的とする。
なお、該ドアレバーと該変位部材とを一体に形成してもよい(請求項2)。
また、該変位部材と該歪みセンサとの間に可撓性を有するカバー部材を配設してもよい(請求項3)。
また、該歪みセンサはケーブル状に形成されたセンサであって、該付勢手段は、該歪みセンサの変位部の長手方向の中間部を付勢するように構成してもよい(請求項5)。
また、変位部材と歪みセンサとの間に可撓性を有するカバー部材を配設することにより歪みセンサの耐久性が向上するとともに、防塵性を高めることができる(請求項3)。
また、変位部を変位部材側に付勢する付勢手段を設けた場合には、変位部を確実に変位部材に追従させることができるようになり、歪みセンサの感度が安定して信頼性が高められる(請求項4)。
まず、図1〜図4を用いて本発明の第1実施形態に係るドアハンドル構造について説明すると、図1はその要部構成示す模式的な断面図であって図4のB−B断面図、図2はその要部構成示す模式的な断面図であって図1におけるA−A断面図、図3はその要部構成を示す模式的な斜視図、図4は本発明が適用されるドアハンドルの正面図である。
また、図3に示すように、ベース2の裏側にはドアレバー1と一体に形成された腕部1aが延びており、この腕部1aは、ベース2に一体形成された凸部2aに揺動可能にピン3により結合されている。これにより、ドアレバー1を引くと、ドアレバー1はこのピン3を中心に回動するようになっている。また、ドアロック解除時には、このようなドアレバー1の回動にともない、図示しないラッチが解除されてドアが開くようになっている。
このピエゾケーブルセンサ5は、図2に示すようなケーブル状のセンサであって、このケーブルに歪みが生じると、ケーブル内の電位差が変化して、歪みを検出することができるようになっている。なお、このようなセンサはすでに公知のものであるのでセンサの構造についての説明は省略する。
以下、具体的に説明すると、図1に示すように、ドアレバー1のベース2側に位置する部位であって、上記開口部4に対向する部位には、ドアレバー1の操作に連動して位置変位する変位部材6が設けられている。
また、ベース2の裏面側には、ピエゾケーブルセンサ5が配設されており、このピエゾケーブルセンサ5がドアレバー1の変位に追従して変位するようになっている。ここで、ピエゾケーブルセンサ5は、ドアレバー1の回転軸Oと略平行に配設されるとともに、開口部4を横断するように配設されている。なお、このピエゾケーブルセンサ5のうち、開口部4に位置している部位を以下、変位部5aという。
また、ピエゾケーブルセンサ5は、開口部4の略中央部において、図1及び図2に示すような板バネ(付勢手段)8により変位部材6側(ドアレバー1側)に付勢されており、これにより、ピエゾケーブルセンサ5は、ドアレバー1と板バネ8とによって挟まれた状態で保持されるようになっている。
そして、このような構成により、ドアレバー1が変位すると、上記変位部5aが板バネ8に付勢されて、変位部5aがドアレバー1の変位に追従するようになっている。したがって、ユーザが僅かにドアレバー1を引いただけでもピエゾケーブルセンサ5が確実に変形して、高い精度で歪みを検出することが可能となる。
特に、本実施形態では、ドアレバー1の操作時にピエゾケーブルセンサ5に曲げ力が作用するように構成しているので、ユーザが僅かにドアレバー1を操作しただけでも確実にピエゾケーブルセンサ5に歪みを生じさせることができ、ドアレバー1の操作を瞬時に検出することができる。
また、本第1実施形態に係るドアレバー構造は、ドアレバー1の変位に追従してピエゾケーブルセンサ5が変位するというきわめて簡素な構成により、コスト増を回避することができる利点がある。さらには、ドアレバー1と変位部材6とを一体形成することにより、部品点数が減少し、コストの低減及び組み付け性の向上を図ることができる。
また、板バネ8がピエゾケーブルセンサ5の変位部5aの長手方向の中間部を付勢するように構成されているので、変位部5aに大きな変位量を与えることができ、センサ5の感度がさらに安定して信頼性を高めることができる。
図5〜図9に示すように、本第2実施形態に係るドアレバー構造では、付勢手段としての板バネ18が、ピエゾケーブルセンサ5を挟持するように構成されている。即ち、図5及び図7に示すように、この板バネ18の上端部はピエゾケーブルセンサ5の基盤回路5bを保持するブラケット11に接続されている。このブラケット11はボルト等を介してベース2に固定されており、したがって、板バネ18の上端は間接的にベース2に取り付けられている。また、この板バネ18は、下方で折り返して上方に向かうように形成されており、この折り返し部分において、ピエゾケーブルセンサ5が挟持されるようになっている。
また、ベース2には、開口部14が形成されており、この開口部14を介してドアレバー1の非操作時に板バネ18がドアレバー1と当接するようになっている(図5の実線参照)。
本発明の第2実施形態に係るドアレバー構造は、上述のように構成されているので、第1実施形態と同様の作用によりドアレバー1操作時の歪みが検出される。すなわち、携帯機を持ったユーザがドアレバー1を引くと、ドアレバー1と一体に形成された変位部材6が図5中右側に移動する。このとき、板バネ18の付勢力によりピエゾケーブルセンサ5の変位部5aが変位部材6に追従して位置変位して、ピエゾケーブルセンサ5で歪みが検出される。
したがって、本第2実施形態では上記第1実施形態の作用や効果に加えて、以下のような作用、効果が得られる。即ち、ピエゾケーブルセンサ5にドアレバー1の変位部材6が直接当接しないので、ピエゾケーブルセンサ5を変位部材6から保護することができる。このため、カバー部材を設ける必要がなく、部品点数及びコストの低減を図ることができる。
また、例えば第1実施形態においてもカバー部材7を省略することができるし、第1実施形態に第2実施形態で説明したような係止部12,13を設けても良い。また、上述した係止部12,13は、いずれの実施形態に適用する場合であっても、必ずしも2つ設ける必要はなく、どちらか一方のみを設けても良い。また、第2実施形態においては、上述の係止部を省略しても良い。また、本発明は車両にのみ適用されるものではなく、住宅やオフィス等、パッシブエントリーをそなえたドアに広く適用できる。また、ドアレバーやベースの形状等は適宜変更可能であるのはいうまでもない。
2 ベース
3 ピン
4 開口部
5 歪みセンサとしてピエゾケーブルセンサ
5a 変位部
5b 回路基盤
6 変位部材
7 カバー部材
8,18 付勢手段としての板バネ
11 ブラケット
12,13 係止部
Claims (5)
- ドアレバーと、
該ドアレバーの操作に連動して位置が変位する変位部材と、
歪みセンサとをそなえ、
該歪みセンサは、該変位部材の位置変位に追従して位置変位する変位部を有する
ことを特徴とする、ドアハンドル構造。 - 該ドアレバーと該変位部材とが一体形成されている
ことを特徴とする、請求項1記載のドアハンドル構造。 - 該変位部材と該歪みセンサとの間に可撓性を有するカバー部材が配設されている
ことを特徴とする、請求項1又は2記載のドアハンドル構造。 - 該変位部を該変位部材側に付勢する付勢手段を備える
ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項記載のドアハンドル構造。 - 該歪みセンサは、ケーブル状に形成されたセンサであって、該付勢手段は、該歪みセンサの変位部の長手方向の中間部を付勢する
ことを特徴とする、請求項1〜4いずれか1項記載のドアハンドル構造。
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