JP2006249708A - グレチャン - Google Patents

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照雄 此島
Makoto Yoshida
吉田  誠
Akihiko Mori
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Abstract

【課題】複層ガラスとグレチャンの間に浸入した水を効率よく排水でき、また取付作業性もよいグレチャンを提供する。
【解決手段】複層ガラスの周縁部を囲繞するように設けられる断面略コ字状の本体部10からなるグレチャンにおいて、本体部10は底面12の長手方向略全長に渡って互いに平行な2本の切断部16、16を有すると共に、2本の切断部16、16の間を跨ぐ排水孔17が長手方向に複数設けられてなる。また、2本の切断部16、16はそれぞれ溝状に形成されて本体部底面12の任意の隣接する2つの排水孔17、17間を剥離自在とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、窓のガラスの周縁部を囲繞して水密性を確保するグレチャンに関し、特に浸入した水の排水性能に優れたグレチャンに関する。
従来から、窓に納める複層ガラスには、その周縁部を囲繞するようにグレチャンが設けられ、このグレチャンを介して複層ガラスを室内外側から挟持することにより、窓の水密性を確保するようにしている。グレチャンは断面略コ字状に形成され、複層ガラスの周縁部に嵌合し取付けられる。
グレチャンは、複層ガラスの周縁部に取付けられた状態で、複層ガラスとグレチャンの間に浸入した水を排水する必要がある。このため、グレチャンの底面に排水孔を設けて、この排水孔から水を排水するようにしたものが知られている。このようなグレチャンとして、例えば特許文献1〜3に挙げるようなものがある。
特開2004−3318号公報 特開2001−182448号公報 特開2000−64732号公報
しかし、排水性能をよくするにはグレチャンの底面に設ける排水孔を大きく形成する必要がある一方で、排水孔を大きくするとグレチャンが複層ガラスを挟持するための強度が低下する。排水は複層ガラスの四周に渡って設けられるグレチャンのうち、複層ガラスの下辺に取付けられた部分からなされるので、この部分だけ排水孔を大きくすると、グレチャンを複層ガラスに取付ける際に、排水孔の大きい部分が複層ガラスの下辺に取付けられるように調整する必要があり、作業性が悪くなる。
本発明は、上記課題を解決すべくなされたものであり、複層ガラスとグレチャンの間に浸入した水を効率よく排水でき、また取付作業性もよいグレチャンを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るグレチャンは、複層ガラスの周縁部を囲繞するように設けられる断面略コ字状の本体部からなるグレチャンにおいて、
上記本体部は底面の長手方向略全長に渡って互いに平行な2本の切断部を有すると共に、該2本の切断部の間を跨ぐ排水孔が長手方向に複数設けられてなることを特徴として構成されている。
また、本発明に係るグレチャンは、上記2本の切断部はそれぞれ溝状に形成されて上記本体部底面の任意の隣接する2つの上記排水孔間を剥離自在とすることを特徴として構成されている。
さらに、本発明に係るグレチャンは、上記2本の切断部は上記本体部底面において8mm以上の間隔を有して配置されてなることを特徴として構成されている。
さらにまた、本発明に係るグレチャンは、上記本体部の底面には外方に突出する凹溝が形成されてなることを特徴として構成されている。
そして、本発明に係るグレチャンは、上記凹溝は両端部に上記切断部を形成されてなることを特徴として構成されている。
また、本発明に係るグレチャンは、上記切断部は上記本体部底面の両面にそれぞれ対向するように形成されてなることを特徴として構成されている。
本発明に係るグレチャンによれば、本体部は底面の長手方向略全長に渡って互いに平行な2本の切断部を有し、2本の切断部の間を跨ぐ排水孔が長手方向に複数設けられてなることにより、任意の隣接する排水孔間の底面を剥ぎ取ることができるので、複層ガラスに取付けた後で必要な箇所のみ排水孔を拡大することができ、複層ガラスとグレチャンの間に浸入した水を効率よく排水できると共に、取付作業も容易にすることができる。
また、本発明に係るグレチャンによれば、2本の切断部はそれぞれ溝状に形成されて本体部底面の任意の隣接する2つの排水孔間を剥離自在とすることにより、隣接する排水孔間の領域を容易に剥ぎ取ることができる。
さらに、本発明に係るグレチャンによれば、2本の切断部は本体部底面において8mm以上の間隔を有して配置されてなることにより、少なくとも切断部間の大きさに形成される排水孔の直径を8mm以上とすることができ、その水切りをよくして排水性能を充分に確保することができる。
さらにまた、本発明に係るグレチャンによれば、本体部の底面には外方に突出する凹溝が形成されてなることにより、複層ガラスとグレチャン底面の間に空間を形成することができ、グレチャン内の排水性を向上させることができる。
そして、本発明に係るグレチャンによれば、凹溝は両端部に切断部を形成されてなることにより、凹溝の底面を切断部により容易に剥ぎ取ることができる。
また、本発明に係るグレチャンによれば、切断部は本体部底面の両面にそれぞれ対向するように形成されてなることにより、グレチャンの底面を厚く形成しても剥ぎ取りを容易に行うことができる。
本発明の実施形態について図面に沿って詳細に説明する。図1には、本実施形態におけるグレチャンの断面図を示している。本実施形態におけるグレチャン1は、軟質樹脂から構成されている。また、長手方向には略同じ形状となるように極めて長く形成されている。グレチャン1は、複層ガラス2に取付けられる際には、その四周の長さに適合するように適宜切断されて使用される。
図1に示すように、グレチャン1は左右の側面部11、11と底面部12により断面略コ字状に形成された本体部10からなっている。各側面部11の上部には天面部13が形成され、グレチャン1が框体3に取付けられた際に外部に露出する。それ以外の側面部11及び底面部12は、グレチャン1が框体3に取付けられると、框体3内部に隠れて外部からは見えないようになる。
本体部10の各側面部11には、天面部13の下方に凹状の被係合部14が形成されている。被係合部14は框体3に室内外側からそれぞれ押圧されて複層ガラス2の室内外面をそれぞれ押圧し、水密性を確保するようにしている。
本体部10の底面部12には、中央部に外方に突出する凹溝15が形成されている。凹溝15の底部両端部には、V溝状の切断部16がそれぞれ形成されている。切断部16は、底面部12の両面にそれぞれ対向するように形成されている。また、図1には図示されていないが、本体部10の底面部12には、長手方向所定間隔毎に排水孔17が形成されている。排水孔17については後述する。
図2には、グレチャン1を取付けた複層ガラス2を納めた障子20の正面図を示している。この図に示すように、障子20は上框21と下框22及び左右の縦框23、23を方形状に框組みし、内部に複層ガラス2を納めてなるものである。複層ガラス2の周縁部には、四周に渡ってグレチャン1が取付けられており、この状態で上述のようにグレチャン1の天面部13が露出している。
図3には、障子20の下部の縦断面図を示している。この図に示すように、下框22には、内周面22aの室外端部と室内端部からそれぞれ見付方向内側に向かって突出する室外挟持部4と室内挟持部5が形成されており、室外挟持部4と室内挟持部5及び内周面22aによって凹状のガラス開口溝6が形成されている。このガラス開口溝6にグレチャン1を介して複層ガラス2が納められる。
グレチャン1と下框22の内周面22aの間には、ブロック状のセッティングブロック7が長手方向数カ所に設けられる。セッティングブロック7に載置されたグレチャン1は、室内外側の被係合部14、14にそれぞれ下框22の室外挟持部4及び室内挟持部5が係合すると共に、これらによって押圧される。そして、グレチャン1は複層ガラス2の室外面と室内面をそれぞれ押圧し、挟持することで複層ガラス2を固定している。
複層ガラス2はグレチャン1の底面部12に当接する。ただし、グレチャン1の底面部12は上述のように凹溝15を有しているので、中央部については複層ガラス2の底面とグレチャン1の底面の間に空間を生じる。この空間の長手方向に水を流すことによって、グレチャン1内に浸入した水を排水させる。グレチャン1の底面部12には、水を排水するために排水孔17が形成されている。
また、下框22の内周面22a及び下面22bには、長手方向の適所にそれぞれ排水孔を有しており、グレチャン1の排水孔17から排水された水は、下框22の排水孔を介して框体3の外部に排水される。
図4には、グレチャン1の平面図を示している。この図に示すように、グレチャン1の底面部12には、室内外中央位置に略円形の排水孔17が形成されている。また、排水孔17はグレチャン1の長手方向に所定間隔で複数形成されている。さらに、排水孔17の直径は、底面部12に形成された2本の切断部16、16の間隔と略同じとなるように形成されている。2本の切断部16、16は、底面部12の凹溝15の両端部に形成されているので、排水孔17の直径は凹溝15の溝幅とも略同じ大きさとされることになる。
2本の切断部16は、その間隔を8mmに形成している。したがって、排水孔17の直径も8mmとなる。排水孔17の直径が少なくとも8mmあることにより、排水孔17の周縁に残存する水分の水切れをよくすることができ、したがって排水孔17の排水性を充分に確保することができる。
このように排水孔17は、2本の切断部16、16を跨ぐように形成されているので、グレチャン1の底面部12のうち、2本の切断部16間であって、隣接する任意の排水孔17、17間の領域については、これを剥ぎ取ることができる。図5には、底面部12を剥ぎ取った状態のグレチャン1の平面図を示している。
図5に示すように、2本の切断部16間であって、隣接する排水孔17、17間の領域を、切断部16のV溝に沿って切断することで、2つの排水孔17、17間が連続し、グレチャン1に浸入した水を排水しやすくすることができる。切断部16は、グレチャン1の外方に突出する凹溝15の両端部に設けられていることにより、排水孔17、17間の剥ぎ取りを容易に行うことができる。また、切断部16はグレチャン1底面部12の両面にそれぞれ対向するように形成されていることにより、剥ぎ取りをさらに容易に行うことができる。
グレチャン1は、長手方向略全長に渡って切断部16及び所定間隔の排水孔17が設けられているので、任意の位置について切断部16により排水孔17、17間を剥ぎ取ることができる。グレチャン1に浸入した水は、凹溝15の空間を介して下方に流れるので、グレチャン1からの排水は、複層ガラス2の下辺に取付けられた部分でなされる。このため、切断部16により排水孔17、17間を剥ぎ取るのは、グレチャン1のうち複層ガラス2の下辺に取付けられた部分であり、剥ぎ取りはグレチャン1を複層ガラス2に取付けた後に行うことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の適用は本実施形態には限られ
ず、その技術的思想の範囲内において様々に適用されうるものである。本実施形態において切断部16はV溝状に形成されたが、これに限らず排水孔17、17間を剥ぎ取ることができるものであればよく、例えばU溝状などであってもよい。また、本実施形態において排水孔17は略円形状に形成されたが、これもグレチャン1に浸入した水を排水できる形状であればよく、例えば三角や四角形状、あるいは長孔状であってもよい。
本実施形態におけるグレチャンの断面図である。 グレチャンを取付けた複層ガラスを納めた障子の正面図である。 障子の下部の縦断面図である。 グレチャンの平面図である。 底面部を剥ぎ取った状態のグレチャンの平面図である。
符号の説明
1 グレチャン
2 複層ガラス
3 框体
6 ガラス開口溝
10 本体部
11 側面部
12 底面部
13 天面部
14 被係合部
15 凹溝
16 切断部
17 排水孔
20 障子

Claims (6)

  1. 複層ガラスの周縁部を囲繞するように設けられる断面略コ字状の本体部からなるグレチャンにおいて、
    上記本体部は底面の長手方向略全長に渡って互いに平行な2本の切断部を有すると共に、該2本の切断部の間を跨ぐ排水孔が長手方向に複数設けられてなることを特徴とするグレチャン。
  2. 上記2本の切断部はそれぞれ溝状に形成されて上記本体部底面の任意の隣接する2つの上記排水孔間を剥離自在とすることを特徴とする請求項1記載のグレチャン。
  3. 上記2本の切断部は上記本体部底面において8mm以上の間隔を有して配置されてなることを特徴とする請求項1または2記載のグレチャン。
  4. 上記本体部の底面には外方に突出する凹溝が形成されてなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のグレチャン。
  5. 上記凹溝は両端部に上記切断部を形成されてなることを特徴とする請求項4記載のグレチャン。
  6. 上記切断部は上記本体部底面の両面にそれぞれ対向するように形成されてなることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のグレチャン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014201981A (ja) * 2013-04-05 2014-10-27 三協立山株式会社 サッシ
WO2017099216A1 (ja) * 2015-12-10 2017-06-15 積水化学工業株式会社 グレージングチャンネル

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