JP2006248269A - ショッピングカート - Google Patents

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Eitaro Nishida
栄太郎 西田
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62BHAND-PROPELLED VEHICLES, e.g. HAND CARTS OR PERAMBULATORS; SLEDGES
    • B62B5/00Accessories or details specially adapted for hand carts
    • B62B5/06Hand moving equipment, e.g. handle bars
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62BHAND-PROPELLED VEHICLES, e.g. HAND CARTS OR PERAMBULATORS; SLEDGES
    • B62B3/00Hand carts having more than one axis carrying transport wheels; Steering devices therefor; Equipment therefor
    • B62B3/14Hand carts having more than one axis carrying transport wheels; Steering devices therefor; Equipment therefor characterised by provisions for nesting or stacking, e.g. shopping trolleys

Abstract

【課題】 主として、支柱や台座が薄肉でありながら変形しにくい形状としたショッピングカートを提供する。
【解決手段】 本ショッピングカートは、台車本体1やバスケット搭載部4などを備えている。台車本体1は、フレーム10とハンドル20とがジョイント部材30によって一体化された構成となっている。前記フレーム10は、偏平パイプ、前記ハンドル20が円形パイプによってそれぞれ成形され、フレーム10とハンドル20との連結部がジョイント部材30を介して一体化されている。バスケット搭載部4は、前記台座11と対向するように固定されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、スーパーマーケットなどで使用されるショッピングカートに関し、詳しくは、フレームを折曲げ成形した台車本体や、この台車本体に固定されるバスケット搭載部などを備えているショッピングカートに関する。
スーパーマーケットなどで使用されている従来のショッピングカートは、図11に示すように、台車本体100やバスケット搭載部110などが備えられている。台車本体100は、ほぼコ字形の台座101と一対の支柱102,102とほぼコ字形のハンドル103とを一体的に組み立てた構成とされている。台座101は、基端部が先端部よりもわずかに広い間隔のほぼコ字形で水平姿勢とされている。一対の支柱102,102は、この台座101の各基端部と固定され、ほぼ鉛直方向に立設されている。ハンドル103は、この支柱102,102の上端部に連続して取り付けられている。台座101の先端部と支柱102,102の下端部には、車輪104,104…が一対ずつ取り付けられている。
そして、バスケット搭載部110は、前記台座101と対向するように前記支柱102,102に固定されている。このバスケット搭載部110の基端側の上端付近と下端付近とには、ロッド状の軸部111と当接部112とが架け渡されている。すなわち、この軸部111と当接部112の両端部は、一対の支柱102,102に固定されている。そして、軸部111には、プレート状のストッパー113がネスティングできるように取り付けられている。ただし、このストッパー113は、当接部112に当接することによってバスケット搭載部110の外方向に振れることがなく、バスケット搭載部110に搭載されたバスケット(図示せず)が落下しないように支承する。
なお、台車本体、バスケット搭載部さらにストッパーなどを備えたショッピングカートが特許文献1などに開示されている。
特開平11−91576号公報
従来のショッピングカートは、ハンドル103が握りやすいように円筒形状に形成されている。したがって、ハンドル103に連続する支柱102,102も円筒形に形成され、支柱102,102に固定される台座101も円筒形状のパイプが使用されている。
円筒形状のパイプは、径方向の荷重を受けたときに変形しやすい。したがって、支柱102,102や台座101は、バスケット搭載部110自体の荷重、バスケット搭載部110に搭載されたバスケット内の商品またはバスケット搭載部110内に直接入れられた商品から加えられる荷重に耐えることができるように厚肉に設計されている。
しかし、支柱102,102や台座101が厚肉の円筒形状のパイプで成形されると、ショッピングカート自体が重くなり、移送する負担が大きくなるだけでなく、材料費もアップする。
また、従来のショッピングカートのバスケット搭載部110は、一般的にスチールで成形され、表面が樹脂によってコーティングされている。したがって、ネスティングのときに、耳障りな金属音が発生するだけでなく、コーティングされた樹脂が剥離し、錆が発生することがある。
さらに、バスケット搭載部110の先頭部には、フロントパネルが取り付けられることがある。このフロントパネルは、例えば表側に店舗名が表示され、裏側に注意書きが表示される。そして、フロントパネルがスチール製であると、店舗名や注意書きなどを印刷したシールが貼付されるが、その作業が面倒である。
そこで、本発明は、第1に、支柱や台座が薄肉でありながら変形しにくい形状とし、第2に、バスケット搭載部がネスティングによって金属音が発生したり、コーティングされた樹脂が剥離したりせず、また、フロントパネルを見やすく表示するようにしたショッピングカートを提供することを課題とする。
本発明に係るショッピングカートは、車輪を取り付けたほぼコ字形の台座の両端部に一対の支柱が立設されたフレームと、前記支柱の上端部に連結されるほぼコ字形のハンドルとからなる台車本体に、バスケット搭載部が前記台座と対向するように固定されているショッピングカートであって、前記フレームが偏平パイプ、前記ハンドルが円形パイプによってそれぞれ成形され、フレームとハンドルとの連結部がジョイント部材を介して一体化されていることを特徴としている。
このショッピングカートによれば、台車本体がフレームとハンドルとからなり、フレームが一体成形された台座と支柱とからなる。このフレームは、一対の平坦な側面部と該側面部に連続する円弧状の一対の端部とからなる偏平パイプによって成形され、しかも、側面部が水平方向を向くように配置されることにより、鉛直方向の荷重に対し、同じ厚さの円形パイプに比べて変形しにくくすることができる。また、ハンドルは円形パイプによって形成されているため、従来と同様、握りやすくされている。
そして、偏平パイプで形成されたフレームと、円形パイプによって形成されたハンドルとは、断面形状が異なっているため、ジョイント部材を介して連結される。ジョイント部材は、例えば、フレームの支柱の上端部に連結される偏平パイプ状の下端部と、ハンドルの下端部に連結される円形パイプ状の上端部とを一体成形した構成とされている。
また、前記本発明に係るショッピングカートにおいて、前記フレームとハンドルとの連結部は、熔接によって一体化されていることが好ましい。
このショッピングカートによれば、台車本体は、フレームとハンドルとが連結部において溶接されることによって一体化されている。このような台車本体は、フレームとハンドルとの連結部をビス留めするよりも強く接続されており、しかも、一体的に樹脂でコーティングすることができる。
また、前記本発明に係るショッピングカートにおいて、前記ジョイント部材は、ハンドルを連結する軸心を備えていることが好ましい。
このショッピングカートによれば、軸心によってフレームとハンドルとは、位置ずれすることなく容易に連結することができる。例えば、ジョイント部材は、フレームの支柱の上端部内に挿入される偏平パイプ状の下端部と、ハンドルと同じ外径の円形パイプ状の上端部とからなる本体部と、軸心とが組み合わされ、本体部の上端部内に軸心が挿入され、この軸心を外嵌するようにハンドルの下端部が連結される。
また、前記と異なる本発明に係るショッピングカートは、車輪を取り付けたほぼコ字形の台座の両端部に一対の支柱が立設されたフレームと、前記支柱の上端部に連結されるほぼコ字形のハンドルとからなる台車本体に、バスケット搭載部が前記台座と対向するように固定されているショッピングカートであって、前記バスケット搭載部が、バスケットを載せる底部および該底部の両側縁に立設される側部とを一体成形した本体部と、該本体部の先端縁を塞ぐように取り付けられるフロントパネルと、前記本体部の後端縁を塞ぐ状態から本体部内に入り込む状態に揺動するように前記各側部に取り付けられた板状のストッパーとを備え、前記本体部、フロントパネルおよびストッパーが合成樹脂によって成形されていることを特徴としている。
このショッピングカートによれば、後ろ側のショッピングカートのフロントパネルが前側のショッピングカートのストッパーを押圧し、このストッパーが本体部内に入り込むことによってネスティングすることができるが、バスケット搭載部が合成樹脂によって成形されていることにより、ネスティングのときに金属音が発生せず、また、錆びないようにすることができる。さらに、本体部、フロントパネル、そしてストッパーは任意の色に着色することができるため、意匠的効果を発揮することができる。そして、底部と側部とを一体成形した本体部の先端縁は、フロントパネルが取り付けられて補強されている。
また、前記本発明に係るショッピングカートにおいて、前記バスケット搭載部の本体部は、先端側が基端側よりも狭い幅で、わずかに持ち上げられた傾斜姿勢とされ、前記底部の後端縁に衝止部が上向に設けられ、該底部の中間部に当て部材が下向に設けられていることが好ましい。
このショッピングカートによれば、バスケット搭載部の本体部が先端側を基端側よりも狭い幅とし、わずかに持ち上げられた傾斜姿勢とすることにより、ネスティングすることができる。そして、ネスティングのときに、前側のショッピングカートの衝止部と後ろ側の当て部材とが当接する。すなわち、後ろ側のショッピングカートの当て部材が前側のショッピングカートの衝止部に当接すると、これ以上この前後のショッピングカートの間隔が狭くならず、換言すれば、後ろ側のバスケット搭載部が前側のバスケット搭載部内にこれ以上嵌め込まれることがなく、バスケット搭載部などが損傷しないようにすることができる。
また、前記本発明に係るショッピングカートにおいて、前記バスケット搭載部の各側部は、先端側が円弧形状とされていることが好ましい。
このショッピングカートによれば、バスケット搭載部の各側部の先端側が円弧形状とされていることにより、ネスティングの際に、この円弧形状のバスケット搭載部の先端側が前側のショッピングカートのストッパーをスムーズに押し上げることができる。
また、前記本発明に係るショッピングカートにおいて、前記バスケット搭載部の側部は、同心に配置された複数の半円形のリブと放射状に配置された複数の直線状のリブとによって格子状に形成されていることが好ましい。
このショッピングカートによれば、バスケット搭載部の側部が同心に配置された複数の半円形のリブと放射状に配置された複数の直線状のリブとによって格子状に形成されていることにより、意匠的効果が発揮されるだけでなく、荷重に対して十分な強度を有するようにすることができる。
本発明によれば、台座と支柱からなるフレームが偏平パイプによって成形され、鉛直方向の荷重に対して強度が向上することにより、軽量化が図られるだけでなく、フレームに連結されるハンドルが円形パイプによって成形されることにより、ショッピングカートを軽快に走行させることができる。
また、バスケット搭載部が合成樹脂によって成形されることにより、ネスティングの際などにおいてバスケット搭載部同士が衝突しても金属音のような騒音が発生せず、店内の客などが不快感を覚えることがなく、さらに、錆びることがないため、長寿命化を図ることができる。
本発明に係るショッピングカートの一実施形態について、図1ないし図10を参照しながら説明する。このショッピングカートは、図1に示すように、台車本体1やバスケット搭載部4などを備えている。
そして、台車本体1は、図2に示すように、フレーム10とハンドル20とがジョイント部材30によって一体化された構成となっている。フレーム10は、一対の平坦な側面部10aとこの側面部10aに連続する円弧状の一対の端部10bとからなる偏平パイプであり、側面部10aが水平方向を向くように配置される。このようなフレーム10は、水平姿勢でほぼコ字形に成形された台座11と、この台座11の両端部にほぼ鉛直方向に立設された一対の支柱12,12とが一体成形された構成となっている。
ただし、フレーム10は図2に示すように、台座11の中心で分断された左右一対で構成され、この台座11の中心部が接続部材13によって接合一体化されている。接続部材13は、台座11の中心部となる先端部内に挿入される偏平パイプ状の部材によって形成される。ただし、接続部材13は、台座11の中心部となる先端部を外嵌する部材によって構成してもよい。いずれにしても、一対の偏平パイプの先端部と接続部材13とが溶接などによって一体化された台座11ないしフレーム10が形成される。
このような台座11の先端部、すなわち、中間部は、クッション部材(図示せず)を介してバンパー(図示せず)に外嵌されている。このバンパーによって、台座11の先端部が人の足などに衝突しても、人の足は衝撃力が緩和され、けがを負わないようにすることができる。また、バンパーが合成樹脂性とされ、台座11と異なる色が着色されることにより、色彩上の意匠的効果を発揮することができる。
そして、台座11は、ネスティングすることができるように、先端側の幅が後端側の幅よりもわずかに狭いほぼコ字形に成形されている。このような台座11には、図1に示すように、下部フレーム14が固定されている。下部フレーム14は、台座11の先端付近に溶接された幅広のフラットバー14a、台座11と支柱12,12との境界部に溶接されたロッド状のバー14b、このフラットバー14aとバー14bに架け渡されるバー14cなどから構成されている。
そして、フラットバー14aと、台座11と支柱12,12との境界部に車輪15が取り付けられている。フラットバー14aは、車輪15を保持する部材の軸が貫通し、固定されることによって、車輪15を容易に取り付けることができる。また、台座11と支柱12,12との境界部に車輪15が取り付けられることにより、この車輪15に鉛直方向の荷重が加えられる。
他方、フレーム10を構成している支柱12,12の基端部は、上方を向いており、下方を向いているハンドル20の先端部と一体化される。フレーム10は、前記のように偏平パイプによって成形されているが、ハンドル20は、握りやすくするため、円形パイプによって成形されている。そこで、フレーム10とハンドル20との連結部は、図2に示すように、ジョイント部材30によって連結される。ジョイント部材30は、本体部31と軸心32とが組み合わされたものであり、本体部31は、偏平パイプ状の下端部31aと、円形パイプ状の上端部31bとが一体成形されている。上端部31bの外径は、ハンドル20の外径と一致している。
そして、ジョイント部材30は、本体部31の下端部31aが支柱12の基端部内に挿入された状態で、軸心32が上端部31b内に挿入される。本体部31の下端部31aは偏平パイプであることから、軸心32は、下端部31aに支承され、上端側が上端部31bから突出する。この突出している軸心32がハンドル20に外嵌される。このようにしてジョイント部材30によってフレーム10とハンドル20とが連結され、この連結部は、溶接によって一体化され、台車本体1が形成される。この台車本体1は、樹脂によってコーティングされる。なお、フレーム10とハンドル20との連結部は、ビスなどによって連結してもよい。
そして、このハンドル20とフレーム10との連結部に、台座11と対向するバスケット搭載部4の基端部が図1に示すように固定される。バスケット搭載部4は、本体部40とフロントパネル50と板状のストッパー60とを備え、これらが合成樹脂によって成形されている。本体部40は、図3に示すように、バスケット(図示せず)を載せる底部41と、この底部41の両側縁に立設される側部42とが一体成形され、先端縁と後端縁とが開口している。
このようなバスケット搭載部4の底部41は、ネスティングすることができるように、前側が後側よりもわずかに持ち上げられた傾斜姿勢とされ、かつ、わずかに狭い幅とされている。底部41の前側がわずかに狭くされることにより、一対の側部42,42は、極端にいえば、ハ字形に向かい合っている。
また、各側部42の基端側には、図3(a)に示すようにフレーム10とハンドル20との連結部を内側から嵌め込む円弧状の凹部を設けた平板上の基部43が一体的に成形されている。そして、この基部43には、図2に示すように、フレーム10とハンドル20とを挟んでカバー44が接合される。この基部43とカバー44とがビス(図示せず)によって一体化され、フレーム10とハンドル20との連結部が隠されるとともに、バスケット搭載部4が台車本体1に固定される。
ただし、バスケット搭載部4の底部41の基端側は、図2に示すようなほぼ直線状の支持棒16および図3(a)に示すようなコ字形の支持棒18によっても支承される。この支持棒16,18の各端部は、フレーム10の支柱12,12に固定され、バスケット搭載部4自体の荷重、バスケット搭載部4に搭載されたバスケット(図示せず)内の商品またはバスケット搭載部4内に直接入れられた商品の荷重を支承する。
そして、各側部42の基部43の上部には、図1(c)に示すように、ロッド状の軸部17が架け渡され、この軸部17にストッパー60が揺動可能に吊り下げられる。ただし、ストッパー60が手前側(図1(b)において右側)に振れないようにするための当接部41bが図1(c)に示すように、各側部42から底部41に跨って設けられている。
また、ストッパー60および底部41には、例えば、長円形の貫通穴45,45…が縦横に多数形成され、特に、この貫通穴45,45…間の底部41の裏面には、図3に示すように、必要な強度が得られるようにするためのリブ46が形成されている。
さらに、底部41には、図3(b)に示すように衝止部47と当て部材48が設けられている。衝止部47は、底部41の後端縁に上向に設けられた突条、あるいは図示しないが部分的な突出部であり、当て部材48は底部41の中間部に下向に設けられた突条、あるいは図示しないが部分的な突出部である。そして、ネスティングの際に、後ろ側のショッピングカートの当て部材48が前側のショッピングカートの衝止部47に当接することにより、これ以上、後ろ側のショッピングカートのバスケット搭載部4が前側のショッピングカートのバスケット搭載部4内に嵌まり込まないようにされている。
また、バスケット搭載部4の側部42は、図3(b)に示すように、同心に配置された複数の半円形のリブ49,49…と、放射状に配置された直線状のリブ49,49…とによって格子状に形成されている。このようなリブ49,49…によって、バスケット搭載部4の側部42は、意匠的な効果が発揮され、しかも、荷重に対して十分な強度を有するようにすることができる。
さらに、バスケット搭載部4の側部42の先端側は、図3(b)に示すように、円弧形状に形成されている。この先端側が円弧形状に形成されることにより、ネスティングの際に、前側のショッピングカートのストッパー60をスムーズに押し上げることができる。
この本体部40の先端縁にフロントパネル50が着脱自在に取り付けられ、本体部40の先端縁が塞がれる。フロントパネル50は、図4に示すように、平板51を二つ折りにし、頂部が上側に位置し、開口側が下向になるように配置され、前面側(図4において左側)が円弧形状に形成され、店舗名などが印刷される。さらに、フロントパネル50の両端付近の内側には、取付け部52が設けられている。
このようなフロントパネル50は、図5に示すように、バスケット搭載部4の底部41の先端縁に取り付けられる。すなわち、バスケット搭載部4の底部41の先端縁には、前記フロントパネル50の取付け部52と接合する突起41aが設けられている。そして、この取付け部52と突起41aとには連通孔が形成され、これらがビス(図示せず)によって連結されることにより、フロントパネル50と本体部40とが一体化される。フロントパネル50と本体部40は、合成樹脂によって形成されているため、異なる色彩のものを組み合わせ、意匠上の効果を発揮するようにすることもできる。
このようなバスケット搭載部4が固定されたハンドル20には、図6に示すように、二つ割りにされた半円筒部材71a,71bからなるハンドルグリップ70が外嵌される。ハンドルグリップ70は、両端部がハンドル20に沿って同一方向に円弧状に曲げられ、移動しないようにされている。また、各半円筒部材71a,71bのエッジには、係止部72と係止爪73が設けられ、半円筒部材71a,71bがハンドル20を外嵌し、係止部72と係止爪73とが係合することにより、固定される。
そして、ハンドルグリップ70は、例えば、直線状の中間部の3か所と曲げられた一方の端部に幅狭の溝部74が形成され、他方の端部に幅広の溝部75が形成されている。この幅狭の溝部74に図7に示すようなC型リング80が嵌め込まれ、ハンドル20を外嵌した半円筒部材71a,71bが固定される。そして、幅広の溝部75に図8に示すようなクランプ部材90が固定される。したがって、ハンドルグリップ70は、係止部72と係止爪73との係合に加えて、C型リング80とクランプ部材90とによってハンドル20に確実に固定される。
C型リング80の両端部は、図7に示すように、鉤型の凹凸部81,81が形成され、下側の半円筒部材71bには、図6(c)に示すように、この凹凸部81,81が係入する凹陥部79,79が形成されている。したがって、C型リング80の凹凸部81,81を下側の半円筒部材71bの凹陥部79,79に係入するだけで、C型リング80はハンドルグリップ70を固定することができる。
そして、特殊工具を使用することにより、C型リング80をハンドルグリップ70から容易に外すことができる。したがって、ハンドルグリップ70に特売情報などを表示し、適宜交換するようにすることもできる。また、ハンドルグリップ70がハンドル20や台車本体1と異なる色で成形されることにより、意匠上の効果を発揮することができる。
一方、クランプ部材90には、図9に示すように、ショッピングカートの使用者の手提げ鞄などを吊下げるための吊下げ具9が取り付けられる。クランプ部材90は、図8に示すように、下端部に連通穴93が形成された挟持部91が設けられ、この挟持部91間に吊下げ具9が挟まれ、図9に示すように、連通穴93を挿通するボルトのような締結具94により、吊下げ具9を揺動可能に取り付けるとともに、ハンドルグリップ70をハンドル20に固定する。
また、クランプ部材90の内面には突起92が突設され、図6(a)に示すように、この突起92を係入する凹部76が幅広の溝部75に形成されており、ハンドルグリップ70が回転しないようにされている。なお、吊下げ具9をハンドル20の両端部に取り付けるため、幅広の溝部75を両端部に形成し、クランプ部材90を取り付けるようにしてもよい。
そして、ハンドルグリップ70とハンドル20との間には、図6に示すように、粘着性弾性シート7が介装される。粘着性弾性シート7によって、ハンドルグリップ70とハンドル20との間の隙間が埋められ、ガタツクことがなくなることから、ハンドル20を掴んだときの使用感が向上する。このような粘着性弾性シート7を貼り付ける凸部77が半円筒部材71a,71bの内側に設けられている。また、半円筒部材71a,71bの内側には、半円筒部材71a,71bがすべりにくいようにするための突起78,78…が複数設けられている。
このように構成されたショッピングカートは、図10(a)に示すような状態から図10(b)に示すような状態にネスティングされる。すなわち、後ろ側のショッピングカートのバスケット搭載部4が前側のショッピングカートのバスケット搭載部4内に嵌まり込むが、後ろ側のバスケット搭載部4に設けられた当て部材48が前側のバスケット搭載部4に設けられた衝止部47に当接することにより、これ以上、後ろ側のバスケット搭載部4が前側のバスケット搭載部4内に嵌まり込まない。したがって、バスケット搭載部4が合成樹脂で成形されていても、ネスティングの際に破損することがない。
また、バスケット搭載部4の先端側が円弧形状とされていることにより、前側のショッピングカートのストッパー60がスムーズに押し上げられ、加えて、バスケット搭載部4が合成樹脂によって成形されているため、金属音のような騒音が発生しない。さらに、ネスティングによってバスケット搭載部4が勢いよく衝突しても、塗装が剥離することがない。また、ショッピングカートの走行中に、台座11の先端部が他人の足に衝突しても、バンパーによって衝撃力が緩和され、他人の足にけがを負わせないようにもされている。
なお、本発明は、前記の実施形態に限定することなく、特許請求の範囲に記載した発明特定事項の範囲内において種々変更することができる。例えば、偏平パイプのフレーム10と円形パイプのハンドル20とから成形される台車本体1には、合成樹脂製のバスケット搭載部4ではなく、金属製のバスケット搭載部を固定してもよい。また、合成樹脂製のバスケット搭載部4を、従来から普及している円形のパイプから成形される台車本体に固定してもよい。
本発明に係るショッピングカートの一実施形態を示し、(a)は概略正面図、(b)は側面図、(c)は背面図である。 本発明に係るショッピングカートを構成している台車本体の一実施形態を示す分解斜視図である。 本発明に係るショッピングカートを構成しているバスケット搭載部の一実施形態を示し、(a)は平面図、(b)は側面図である。 本発明に係るショッピングカートを構成しているフロントパネルの一実施形態を示し、(a)は側面図、(b)は底面図である。 本発明に係るショッピングカートを構成しているフロントパネルをバスケット搭載部の底部に取り付けた一実施形態を示す断面側面図である。 本発明に係るショッピングカートを構成しているハンドルグリップの一実施形態を示し、(a)は上側の半円筒部材の平面図、(b)は上側の半円筒部材の側面図、(c)は下側の半円筒部材の底面図である。 本発明に係るショッピングカートを構成しているC型リングの一実施形態であって、(a)は(b)のB−B線断面図、(b)は正面図である。 本発明に係るショッピングカートを構成しているクランプ部材の一実施形態であって、(a)は断面正面図、(b)は側面図である。 本発明に係るショッピングカートを構成しているクランプ部材と吊下げ具の側面図である。 本発明に係るショッピングカートの一実施形態を示し、(a)は1台を示す概略側面図、(b)はネスティングしたときの概略側面図である。 従来のショッピングカートを示す斜視図である。
符号の説明
1…台車本体
4…バスケット搭載部
10…フレーム
11…台座
12…支柱
15…車輪
20…ハンドル
30…ジョイント部材
32…軸心
40…本体部
41…底部
42…側部
47…衝止部
48…当て部材
49…リブ
50…フロントパネル
60…ストッパー

Claims (7)

  1. 車輪を取り付けたほぼコ字形の台座の両端部に一対の支柱が立設されたフレームと、前記支柱の上端部に連結されるほぼコ字形のハンドルとからなる台車本体に、バスケット搭載部が前記台座と対向するように固定されているショッピングカートであって、前記フレームが偏平パイプ、前記ハンドルが円形パイプによってそれぞれ成形され、フレームとハンドルとの連結部がジョイント部材を介して一体化されていることを特徴とするショッピングカート。
  2. 前記フレームとハンドルとの連結部は、熔接によって一体化されていることを特徴とする請求項1に記載のショッピングカート。
  3. 前記ジョイント部材は、ハンドルを連結する軸心を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載のショッピングカート。
  4. 車輪を取り付けたほぼコ字形の台座の両端部に一対の支柱が立設されたフレームと、前記支柱の上端部に連結されるほぼコ字形のハンドルとからなる台車本体に、バスケット搭載部が前記台座と対向するように固定されているショッピングカートであって、前記バスケット搭載部が、バスケットを載せる底部および該底部の両側縁に立設される側部とを一体成形した本体部と、該本体部の先端縁を塞ぐように取り付けられるフロントパネルと、前記本体部の後端縁を塞ぐ状態から本体部内に入り込む状態に揺動するように前記各側部に取り付けられた板状のストッパーとを備え、前記本体部、フロントパネルおよびストッパーが合成樹脂によって成形されていることを特徴とするショッピングカート。
  5. 前記バスケット搭載部の本体部は、先端側が基端側よりも狭い幅で、わずかに持ち上げられた傾斜姿勢とされ、前記底部の後端縁に衝止部が上向に設けられ、該底部の中間部に当て部材が下向に設けられていることを特徴とする請求項4に記載のショッピングカート。
  6. 前記バスケット搭載部の各側部は、先端側が円弧形状とされていることを特徴とする請求項4または5に記載のショッピングカート。
  7. 前記バスケット搭載部の側部は、同心に配置された複数の半円形のリブと放射状に配置された複数の直線状のリブとによって格子状に形成されていることを特徴とする請求項4ないし6のいずれか一つに記載のショッピングカート。
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JP2019151219A (ja) * 2018-03-02 2019-09-12 東芝テック株式会社 荷車

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