JP2006247841A - インクジェット式記録装置、そのインクジェット式記録装置に用いるインクジェットヘッド、および、そのインクジェット式記録装置によるインク記録方法 - Google Patents

インクジェット式記録装置、そのインクジェット式記録装置に用いるインクジェットヘッド、および、そのインクジェット式記録装置によるインク記録方法 Download PDF

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Abstract

【課題】インクジェットヘッドのノズルのピッチを常に所望の値に維持することができ、インク滴の着弾位置性能の良好なインクジェット式記録装置およびそのインクジェット式記録装置に用いるインクジェットヘッドを提供すること。
【解決手段】複数のノズルとインクへの圧力印加手段とを備えたインクジェットヘッドと、インクジェットヘッドの温度を変更する温度変更手段とを備えたものであり、インクジェットヘッドのノズルのピッチが所望の値となるよう、温度変更手段によりインクジェットヘッドの温度を変更する。
【選択図】図1

Description

本発明は、液体を吐出するインクジェット式記録装置およびそれに用いるインクジェットヘッドに関するものである。
近年、インクジェット技術を応用し、様々な液体を吐出させることにより、基板の電極形成、各種電気部品の直接形成、ディスプレイ等に用いる発光体やフィルターの形成、さらにはマイクロレンズの形成など、種々の検討が盛んに実施されている。それらのデバイスを作成するにあたり、インクジェット式記録装置には、種々の性能が求められている。その要求の一つに着弾位置性能というものがある。
この着弾位置性能を向上するため、例えば特許文献1に示すインクジェット式記録装置が提案されている。本装置では、インクジェットヘッドに通電する波形を工夫することにより、インク滴の直進性を向上し、かつサテライトの発生を低減し、これらのことにより、着弾位置性能の向上を図っている。また、この方式に加え、ノズルの加工精度向上(ノズルの形状、ノズルとノズルとの間隔:以後ノズルピッチと記載する)、ノズルと圧力室のアライメント精度向上、ノズル板への撥水膜形成等により、着弾位置性能の良好なインクジェットヘッドを提供することができている。
特開平9−226106号公報
各デバイスの高密度化に伴い、より高い着弾位置性能が求められており、前記従来のインクジェットヘッドにおいても、さらに着弾位置性能の高いものが要求されてきている。しかしながら、前記従来の構成では、着弾位置性能の向上がかなり図れているが、そのインクジェットヘッドの温度が変化した場合について何等考慮しておらず、インクジェットヘッドの温度が変化した場合、インクジェットヘッドの熱膨張収縮により、ノズルピッチが変化し、所望の着弾位置が得られなくなってしまう。インクジェット式記録装置を使用する環境の温度を一定に保ち、インクジェットヘッドの温度が変化しないようにすることは可能ではあるが、その場合、設備が大がかりとなり好ましい方法ではない。
さらには、インクジェットヘッドを積極的に所定の温度に加熱保温し、インクジェットヘッド内のインクの温度を上昇させ、インクの粘度を低粘度化することにより、高粘度のインクを吐出可能にする方法も提案されている。この場合は特に、インクジェットヘッドの温度変化が大きいため、ノズルピッチの変化も大きく、その変化を考慮する必要がある。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、インクジェットヘッドのノズルピッチを常に所望の値に維持することができ、インク滴の着弾位置性能の良好なインクジェット式記録装置およびそのインクジェット式記録装置に用いるインクジェットヘッドを提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のインクジェット式記録装置は、少なくとも複数のノズルとインクへの圧力印加手段とを備えたインクジェットヘッドと、インクジェットヘッドの温度を変更する温度変更手段とを備え、インクジェットヘッドのノズルピッチが所望の値となるよう、温度変更手段によりインクジェットヘッドの温度を変更するものである。
本構成によって、インクジェットヘッドのノズルピッチが所望の値に出来ていない場合、環境温度や、装置温度が当初設定温度よりも変化し、ノズルピッチが所望の値からずれた場合には、温度変更手段によりインクジェットヘッドの温度を変更し、ノズルピッチを所望の値に補正することが可能であり、常に所望のノズルピッチを得ることができ、インク滴の着弾位置性能の良好なインクジェット式記録装置を提供することができる。
また、前記インクジェット式記録装置において、インクジェットヘッドのノズルピッチを検知するノズルピッチ検知手段を備えたものである。
本構成では、インクジェットヘッドのノズルピッチを検知し、その値に基づいてインクジェットヘッドの保温温度を設定し、その温度に温度変更後保温することにより、所望のノズルピッチを得るものであり、本構成により、インクジェットヘッドのノズルピッチがヘッド毎にばらついている場合でも、確実に所望のノズルピッチを得ることができるインクジェット式記録装置を提供することができる。
また、前記インクジェット式記録装置において、温度変更手段によりインクジェットヘッドのノズルの並び方向に温度分布を持たせたものである。
本構成によって、インクジェットヘッドのノズルピッチにそのインクジェットヘッド内で分布がある場合や、逆に、インクジェットヘッド内でノズルピッチに分布を持たせたい場合にも、それに対応させた温度分布を持たせることにより、所望のノズルピッチが得られるインクジェット式記録装置を提供することができる。
また、前記インクジェット式記録装置において、インクジェットヘッドの温度にしたがって、圧力印加手段によるインクに印加する圧力を変更するものである。
本構成では、温度変更手段によりインクジェットヘッドの温度を変更すると、インクジェットヘッド内のインクは温度変化により粘度の変化を生じ、圧力印加手段により、インクジェットヘッド内のインクに温度変更前と同じ圧力を印加した場合、インクの吐出量やインクの吐出速度が変化してしまう。しかしながら、本構成によって、温度変更後には、圧力印加手段による印加圧力を変更することにより、インクの吐出量や吐出速度が変わらないインクジェット式記録装置を提供することができる。
また、前記インクジェット式記録装置において、温度変更手段は、インクジェットヘッドに取り付けた、通電により発熱するヒータとしたものである。
本構成によって、ヒータという非常に簡単な手段により、かつ、加熱したいインクジェットヘッドを直接加熱することができ、それにより、安価で、温度変更が素早く、所望のノズルピッチが得られるインクジェット式記録装置を提供することができる。
また、前記インクジェット式記録装置において、温度変更手段であるヒータは、インクジェットヘッドに対して発熱分布を持つことが可能なものとしている。
本構成によって、インクジェットヘッドを加熱保温する時、インクジェットヘッドに熱容量の分布がある場合や、インクジェットの放熱状態に差がある場合においても、をれに対応した発熱分布をヒータに持たせることにより、インクジェットヘッドの温度を同一温度に加熱保温することが可能となり、インクジェットヘッド全域に渡り、所望のノズルピッチを得ることができるインクジェット式記録装置を提供することができる。さらに、逆に、ヒータに発熱分布を持たせ、インクジェットヘッドに温度分布を持たせ、ノズルピッチに所望の分布を備えたインクジェット式記録装置を提供することもできる。
また、本発明のインクジェットヘッドは、そのインクジェットヘッドの使用時の温度がT1、その温度でのインクジェットヘッドの所望のノズルピッチがP1であり、かつ、インクジェットヘッドの温度をT2に変更した時、その温度でのインクジェットヘッドのノズルピッチがP2に変化するものであり、インクジェットヘッドは、温度がT2の時、そのノズルピッチはP2としたものである。
本構成によって、インクジェットヘッドの熱膨張収縮を考慮し、ノズルピッチを決定し、そのノズルピッチとなるようインクジェットヘッドを製造することにより、そのインクジェットヘッドを実際に使用する温度にて所望のノズルピッチとなるインクジェットヘッドを提供することができる。
また、本発明のインクジェットヘッドは、少なくとも複数のノズルとインクへの圧力印加手段とを備え、使用時の温度T1においてノズルピッチが所望ピッチP1となるように、インクジェットヘッドの温度とノズルピッチとの関係に基づき、使用温度T1よりも低い温度T2においてノズルピッチが所望ピッチP1よりも小さいピッチP2であるように製作されたインクジェットヘッドと、前記インクジェットヘッドの温度を変更する温度変更手段と、を有し、前記インクジェットヘッドを使用して記録するときに、前記温度変更手段により、インクジェットヘッドを加熱して、その温度を使用温度T1に設定することにより、インクジェットヘッドを膨張させてノズルピッチを変更させ、所望ピッチP1とし、この状態でインク記録を行うように構成されたものである。
本構成によって、インクジェットヘッドの熱膨張収縮を考慮し、使用時温度T1のときに所望ピッチP1となるようにノズルピッチを決定し、そのノズルピッチとなるよう製造されたインクジェットヘッドを用い、インク記録を行うときに、そのインクジェットヘッドを加熱して使用温度に設定することにより、インクジェットヘッドが膨張してノズルピッチを所望のノズルピッチとすることができる。この状態でインク記録を行うので、インク滴の着弾位置性能の向上を図ることができる。
また、本発明のインクジェット式記録装置を用いたインク記録方法は、インクジェットヘッドを使用してインク記録を行うときに、インクジェットヘッドを加熱して、インクジェットヘッドの温度を使用温度に設定することにより、インクジェットヘッドが膨張し、インクジェットヘッドのノズルピッチを使用温度に対応する所望ピッチとし、この状態で、インク記録を行うものである。
本構成によって、インク記録を行うときに、そのインクジェットヘッドを加熱して使用温度に設定することにより、インクジェットヘッドが膨張してノズルピッチを所望のノズルピッチとすることができる。この状態でインク記録を行うので、インク滴の着弾位置性能の向上を図ることができる。
本発明のインクジェット式記録装置およびそのインクジェット式記録装置に用いるインクジェットヘッドによれば、常に所望のノズルピッチが得られ、インク滴の着弾位置性能の向上を図ることができる。
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるインクジェット式記録装置の概略構成を示す正面図である。
図1において、1は複数のインク滴2を自在に吐出可能なインク吐出ユニットであり、支持プレート3により保持されている。支持プレート3は、剛性と熱伝導性の観点から、金属板を用いており、本実施の形態では、金属のなかでも熱伝導性の良好なアルミニウム板を用いている。これらインク吐出ユニット1と支持プレート3とによりインクジェットヘッド4を形成している。5は温度変更手段としてのヒータであり、通電により発熱するものであり、支持プレート3に熱を伝え易い様、面状のものを用い、支持プレート3に面で接触させている。さらに伝熱を良好とするため、ヒータ5を支持プレート3に埋め込んでも構わない。ヒータ5は、支持プレート3に取り付けられたサーミスタ6の検知する温度にしたがって、支持プレート3を加熱保温し、それにより、インク吐出ユニット1を所望の温度に加熱保温するするものである。
図2は、上記インク吐出ユニット1の概略構成を示す断面図である。インクを収容する複数の圧力室7が形成された壁部材8と、各圧力室7に連通する複数のノズル9が形成されたノズル板10と、各圧力室7内のインクに圧力を付与して各ノズル9からインク滴2をそれぞれ吐出させる圧力印加手段とを有したものである。圧力印加手段は振動板11と該振動板11上に形成された圧電素子12からなるものである。圧電素子12に通電し、圧電素子12が発生する力により振動板11を撓ませ、圧力室7の収縮及び膨張に伴う圧力室7の圧力変化によって、ノズル9からインク滴2を吐出しかつ圧力室7にインクを充填するようになっている。ノズル9は、その出口側の穴径がφ20μmでありであり、かつ、ノズル9とノズル9との間隔(ノズルピッチP)はノズル板10の温度が50℃の時、254μmの等間隔になるよう形成している。図を分かりやすくするため、インク吐出部は6カ所図示しているが、実際には101カ所の吐出部を備えており、両端のノズルの距離は25.4mmとなるように形成している。
次に、本実施の形態のインクジェット式記録装置の動作について説明する。
まず、サーミスタ6で検知した温度にしたがってヒータ5に通電し、インクジェットヘッド4を所望の温度に加熱保温する。図3には、インクジェットヘッド4の温度とノズルピッチとの関係を示す。インクジェットヘッド4の温度が上昇すると、熱膨張により、ノズルピッチも長くなるという関係を示したものである。インクジェットヘッド4の温度がT2であり、その温度でのノズルピッチがP2の時、インクジェットヘッド4の温度をT2からT1まで上昇させた時のノズルピッチはP1まで熱膨張する。本実施の形態では、支持プレート3にアルミニウムを用いており、その線膨張係数は、23.9×10E−6/℃である。例えば、インクジェットヘッド4の温度が基準の温度から20℃上昇した場合、ノズルピッチは0.0478%だけ長くなる。ノズル9の列の両端の距離は25.4mmであり、その距離が12μmだけ長くなることになり、着弾位置誤差はかなり大きなものとしまう。そこで、本実施の形態では、インクジェットヘッド4の使用時の温度をT1、その温度での所望のノズルピッチがP1とした時、T1より低温時、例えばT2では、ノズルピッチはP2となるインクジェットヘッド4を製作したものである。また、使用時の温度T1はそのインクジェット式記録装置の装置内の温度や、その装置の使用環境の温度よりも高めとしたものである。つまり、インクジェットヘッド4の温度をT1とするために加熱手段だけ備えればよく、冷却手段は不要となる。したがって、具体的にはインクジェットヘッド4の温度を50℃とすることにより、所望のノズルピッチ254μmが得られる。
次に、このノズルピッチが所望の値となった後、インクジェットヘッド4の圧電素子12に通電することにより、所望のピッチでのインク滴の吐出が得られる。ここで、インクジェットヘッド4の温度が50℃としており、その時のインクジェットヘッド4内のインクも温度が上昇し、粘度の低下が起こっているため、その粘度に適した通電波形を圧電素子12通電し、所望の圧力を印加している。
この状態にて、インクジェット式記録装置の使用する環境温度を10℃〜40℃まで変化させながらインク滴2のピッチの測定を行った。この場合、10℃〜40℃に使用環境を変化させてもインクジェットヘッド4の温度を50℃に保つことにより、常に一定の254μmというピッチを得ることができた。ただし、実際のピッチの測定は、両端のノズルの距離を測定した。
かかる構成によれば、インクジェットヘッド4の温度を変更するヒータ5を備え、インクジェットヘッド4の温度が常に一定となるように制御するものであり、環境温度や、装置温度が当初設定温度よりも変化する場合でも、インクジェットヘッド4の温度を一定に保ち、それによりノズルピッチが常に一定の値となるようにしたものであり、常に所望のノズルピッチPを得ることができ、インク滴2の着弾位置性能の良好なインクジェット式記録装置を提供することができる。
また、かかる構成によれば、温度変更手段は、インクジェットヘッド4に取り付けた、通電により発熱するヒータ5を用いるものであり、ヒータ5という非常に簡単な手段により、かつ、加熱したいインクジェットヘッド4を直接加熱することができ、それにより、安価で、温度変更が素早く、所望のノズルピッチPが得られるインクジェット式記録装置を提供することができる。
また、かかる構成によれば、そのインクジェットヘッド4の使用時の温度がT1、その温度でのインクジェットヘッド4のノズル9の所望のノズルピッチがP1であり、かつ、インクジェットヘッド4の温度をT2に変更した時、その温度でのインクジェットヘッド4のノズルピッチがP2に変化するものであり、インクジェットヘッド4は、温度がT2の時、そのノズル9のノズルピッチがP2としたものであり、インクジェットヘッド4の熱膨張収縮を考慮し、ノズルピッチを決定し、その決定したノズルピッチとなるようにインクジェットヘッドを製造したことにより、そのインクジェットヘッド4を実際に使用する温度にて所望のノズルピッチとなるインクジェットヘッド4を提供することができる。
なお、本実施の形態において、温度変更手段としてヒータ5を支持プレート3に取り付けたが、これは、支持プレート3に直接発熱体を形成したものでも構わない。
また、本実施の形態において、ヒータ5は支持プレート3に取り付けたが、これは、必ずしも支持プレート3に取り付ける必要はなく、インク吐出ユニット1に取り付けることも可能である。
また、本実施の形態において、温度変更手段には通電により発熱するヒータ5を用いたが、これは、通電により吸熱する、例えばペリチェ素子等による冷却手段を用いることも可能であり、さらには、ヒータ5と冷却手段との両方を用いる構成も可能である。
また、本実施の形態において、インクジェットヘッド4には一つのインク吐出ユニット1を備えたが、これは、インク吐出ユニット1を複数備えたものも好ましく用いることが出来る。
また、本実施の形態において、インクジェットヘッド4から吐出させる液体をインクと称したが、これは、文字や写真を記録紙上に作成させるための黒やカラーの色材を含んだ液体だけでなく、例えば、電極形成のための導電性粒子を含有した液体や、EL(エレクトロルミネッセンス)に用いる発光材料や、マイクロレンズを作成する樹脂材料等も好ましく用いることができる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2におけるインクジェット式記録装置のノズルピッチの検知方法を示す概略図である。ノズルピッチ検知手段としてのカメラ13により、ノズル9の位置を光学的に読みとり、それによりノズル9のノズルピッチを測定する方法である。カメラ13は、カメラ移動手段14により、ノズル9の並び方向に移動可能に支持されている。
まず、カメラ移動手段14により、カメラ13をインク吐出ユニット1に形成されたノズル9の列の一番はしのノズル9の位置にカメラ13を移動し、次に、その隣のノズル9の位置にカメラ13を移動し、その移動量を測定することにより、ノズルピッチを検知することができる。また、場合によっては、インク吐出ユニット1に形成されたノズル9の列の両端の間隔を測定することにより、ノズルピッチを求める方法も好ましく用いられる。
そして、上記方法によって得られたノズルピッチの値と、インクジェットヘッド4を使用する時の所望のノズルピッチの値と、インクジェットヘッド4の線膨張係数とを考慮し、インクジェットヘッド4の保温温度を決定し、ヒータ5に通電し、サーミスタ6の検知温度にしたがって、インクジェットヘッド4を所望の温度に加熱保温する。これにより、インクジェットヘッド4の使用時、所望のノズルピッチを得ることができる事になる。
さらに、インクジェットヘッドの温度を変更したとき、温度の変化により、インクの粘度も変化し、インクの吐出速度、液滴量が変化してしまう。そこで、本実施の形態では、図2の圧力室7に印加する圧力を変更することにより、所望の吐出速度、液滴量をもったインク滴が吐出ができるようにしている。具体的には、圧電素子12に加える通電波形を変更している。
かかる構成によれば、インクジェットヘッド4のノズルピッチを検知し、その値に基づいてインクジェットヘッド4の保温温度を設定し、ヒータ5により該設定温度にインクジェットヘッド4を加熱保温することにより、インクジェットヘッド4に熱膨張を起こさせ、所望のノズルピッチを得るものであり、本構成により、ノズルピッチがインクジェットヘッド4ごとにばらついている場合でも、確実に所望のノズルピッチを得ることができるインクジェット式記録装置を提供することができる。
また、かかる構成によれば、インクジェットヘッド4の温度を変更した場合、インク吐出ユニット1の圧力室7に印加する圧力を変更することにより、常に所望の吐出速度や液滴量をもったインク滴が得られるインクジェット式記録装置を提供することができる。
なお、本実施の形態において、ノズルピッチを測定しながらヒータ5に通電し、所望のノズルピッチが得られた時、その温度にて保温するといいう方法も好ましく用いることができる。
なお、本実施の形態において、カメラ移動手段14によりカメラ13を移動させたが、これは、カメラ13を固定し、インク吐出ユニット1側を移動させるものでもよい。
(実施の形態3)
図5は、本発明の実施の形態3におけるインクジェット式記録装置のノズルピッチの他の検知方法を示す概略図である。実施の形態2と異なるのは、カメラ13により、直接、ノズル9の位置を読みとるのではなく、ノズル9からインク滴2を吐出させ、該インク滴2の着弾位置をカメラ13で読みとり、ノズルピッチを検知することである。
図5の(a)では、紙、樹脂フィルムなどからなる受像体15を用い、この受像体15にインク滴2を吐出させ、受像体15に着弾させ、着弾の像を形成する。そして、受像体移動ステージ16により、図5の(b)矢印の方向にインク滴2の像が形成された受像体15をカメラ13の直下を通過させ、着弾位置を読みとる。そして、この着弾位置からノズルピッチを読みとることができる。
かかる構成によっても、インクジェットヘッド4のノズルピッチを検知し、その値に基づいてインクジェットヘッド4の保温温度を設定し、ヒータ5により該設定温度にインクジェットヘッド4を加熱保温することにより、インクジェットヘッド4に熱膨張を起こさせ、所望のノズルピッチを得るものであり、本構成により、ノズルピッチがインクジェットヘッド4ごとにばらついている場合でも、確実に所望のノズルピッチを得ることができるインクジェット式記録装置を提供することができる。
(実施の形態4)
図6は、本発明の実施の形態4におけるインクジェット式記録装置の概略構成を示す正面図である。図1と異なるのは、ヒータ5を複数備えたことと、サーミスタ6を複数備えたことである。複数のヒータ5は、それぞれ個別に通電可能に構成されており、それにより、インクジェットヘッド4のノズルの並び方向に対して自在な発熱分布を持たせることが可能となる。また、サーミスタ6を複数備えたことにより、インクジェットヘッド4のノズルの並び方向の温度分布の測定も可能となる。
インクジェットヘッドのノズルピッチには様々な要望や、また、実際にインクジェットヘッドを製造した場合、該インクジェットヘッドのノズルピッチには様々な課題が生じる。 その要望の一つに、インクジェットヘッド4のノズルピッチをインクジェットヘッド4内で分布を持たせたいというものがある。これは、インク滴を吐出させる被記録媒体からの要望であり、例えば、中央部のノズルピッチよりも両端部のノズルピッチの方を微妙に長くさせるというものがある。この場合、両端部にあるヒータ5の発熱量を中央部にあるヒータ5の発熱量よりも多くすることにより、両端部の温度を中央部の温度よりも高くし、熱膨張を大きくするものである。これにより、両端部のノズルピッチを長くすることが可能となる。
また、課題の一つに、インクジェットヘッド4を製造した時、インクジェットヘッド4内にてノズルピッチに所望の値に対する分布が生じていることがある。その場合も、ヒータ5に発熱分布を与え、所望の値に対する分布を補正する様、インクジェットヘッド4に温度分布を与えることが可能である。
さらに、他の課題として、インクジェットヘッド4に熱容量分布や、インクジェットヘッド4の場所による放熱の差がある場合、ヒータ5により、均一な発熱を行うと、インクジェットヘッド4に温度分布が生じ、それにより、ノズルピッチの分布が生じるというものがある。この課題に対し、インクジェットヘッド4に熱容量分布などがある場合でも、ヒータ5に適切な発熱分布を持たせ、それにより、インクジェットヘッド4の温度を均一にし、均一なノズルピッチを得ることが可能となる。
かかる構成によれば、複数のヒータ5を用い、発熱の分布を持たせることにより、インクジェットヘッド4のノズルの並び方向に温度分布を持たせることが可能となる。これにより、インクジェットヘッド4のノズルピッチにそのインクジェットヘッド4内で分布があり、その分布をなくしたい場合や、逆にインクジェットヘッド4内でノズルピッチに分布を持たせたい場合にも、それに対応させた温度分布を持たせることにより、所望のノズルピッチを得られるインクジェット式記録装置を提供することができる。
また、かかる構成によれば、複数のヒータ5を用い、インクジェットヘッドに対して発熱分布を持たせることにより、インクジェットヘッド4を加熱保温する時、インクジェットヘッド4に熱容量の分布がある場合や、インクジェットヘッドの放熱状態に差がある場合においても、をれに対応した発熱分布をヒータに持たせることにより、インクジェットヘッド4の温度が一定となるように加熱保温することが可能となり、インクジェットヘッド4全域に渡り、所望のノズルピッチを得ることができるインクジェット式記録装置を提供することができる。
なお、本実施の形態において、発熱分布を与えるために複数のヒータ5を備えたが、これは、発熱分布を与えることができるならば、例えば、所望の発熱分布が得られる様、発熱分布をもった一つのヒータ5を用いることも可能である。この場合、自在に発熱分布を変更できないことは言うまでもない。
また、本実施の形態において、インクジェットヘッド4に温度分布を与えた場合には、その温度分布に対応させて、それぞれの圧電素子12に印加する波形を変更し、それぞれの圧力室7に印加する圧力にも分布を持たせるということも好ましく用いることができる。
本発明にかかるインクジェットヘッドは、受動体に対する着弾位置性能が優れたものであり、そのため、本発明にかかるインクジェットヘッドは、記録紙にインクを吐出して文字や画像を記録するだけでなく、例えば、各種金属インクを吐出することによる配線パターンの形成や、カラーフィルター材料を吐出することによるカラーフィルター形成や、EL(エレクトロルミネッセンス)発光を行うための各種材料の吐出や、有機TFT作成のための各種材料の吐出等、工業用の用途にも適用可能である。
本発明の実施の形態1におけるインクジェット式記録装置の概略構成を示す正面図 本発明の実施の形態1におけるインク吐出ユニットの概略構成を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるインクジェットヘッドの温度とノズルピッチとの関係を示す図 本発明の実施の形態2におけるインクジェット式記録装置のノズルピッチの検知方法を示す概略図 本発明の実施の形態3におけるインクジェット式記録装置のノズルピッチの他の検知方法を示す概略図 本発明の実施の形態4におけるインクジェット式記録装置の概略構成を示す正面図
符号の説明
1 インク吐出ユニット
3 支持プレート(インク吐出ユニット1とでインクジェットヘッド4を構成)
4 インクジェットヘッド
5 ヒータ(温度変更手段)
9 ノズル
11 振動板
12 圧電素子(振動板11とで圧力印加手段を構成)
13 カメラ(ノズルピッチ検知手段)

Claims (9)

  1. 少なくとも複数のノズルとインクへの圧力印加手段とを備えたインクジェットヘッドと、
    前記インクジェットヘッドの温度を変更する温度変更手段とを備えたものであり、
    前記インクジェットヘッドのノズルとノズルとの間隔が所望の値となるよう、前記温度変更手段により前記インクジェットヘッドの温度を変更することを特徴とするインクジェット式記録装置。
  2. インクジェットヘッドのノズルとノズルとの間隔を検知するノズルピッチ検知手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット式記録装置。
  3. 温度変更手段によりインクジェットヘッドのノズルの並び方向に温度分布を持たせることを特徴とする請求項1〜2のいずれかに記載のインクジェット式記録装置。
  4. インクジェットヘッドの温度にしたがって、圧力印加手段によるインクに印加する圧力を変更することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のインクジェット式記録装置。
  5. 温度変更手段は、インクジェットヘッドに取り付けた、通電により発熱するヒータであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のインクジェット式記録装置。
  6. 温度変更手段であるヒータには、インクジェットヘッドに対して発熱分布を持つことが可能なものであることを特徴とする請求項5に記載のインクジェット式記録装置。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載のインクジェット式記録装置に用いるインクジェットヘッドであって、
    前記インクジェットヘッドの使用時の温度がT1、その温度での前記インクジェットヘッドのノズルとノズルとの間隔がP1であり、
    かつ、前記インクジェットヘッドの温度をT2に変更した時、その温度での前記インクジェットヘッドのノズルとノズルとの間隔がP2に変化するものであり、
    前記インクジェットヘッドは、温度がT2の時、そのノズルとノズルとの間隔はP2であることを特徴とするインクジェットヘッド。
  8. 少なくとも複数のノズルとインクへの圧力印加手段とを備え、使用時の温度T1においてノズルピッチが所望ピッチP1となるように、インクジェットヘッドの温度とノズルピッチとの関係に基づき、使用温度T1よりも低い温度T2においてノズルピッチが所望ピッチP1よりも小さいピッチP2であるように製作されたインクジェットヘッドと、
    前記インクジェットヘッドの温度を変更する温度変更手段と、
    を有し、
    前記インクジェットヘッドを使用して記録するときに、前記温度変更手段により、インクジェットヘッドを加熱して、その温度を使用温度T1に設定することにより、インクジェットヘッドを膨張させてノズルピッチを変更させ、所望ピッチP1とし、この状態でインク記録を行うように構成されたインクジェット式記録装置。
  9. インクジェットヘッドを使用してインク記録を行うときに、インクジェットヘッドを加熱して、インクジェットヘッドの温度を使用温度に設定することにより、インクジェットヘッドを膨張させ、インクジェットヘッドのノズルピッチを使用温度に対応する所望ピッチとし、この状態で、インク記録を行うことを特徴とするインクジェット式記録装置によるインク記録方法。
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