JP2006247841A - インクジェット式記録装置、そのインクジェット式記録装置に用いるインクジェットヘッド、および、そのインクジェット式記録装置によるインク記録方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数のノズルとインクへの圧力印加手段とを備えたインクジェットヘッドと、インクジェットヘッドの温度を変更する温度変更手段とを備えたものであり、インクジェットヘッドのノズルのピッチが所望の値となるよう、温度変更手段によりインクジェットヘッドの温度を変更する。
【選択図】図1
Description
本構成によって、インクジェットヘッドの熱膨張収縮を考慮し、使用時温度T1のときに所望ピッチP1となるようにノズルピッチを決定し、そのノズルピッチとなるよう製造されたインクジェットヘッドを用い、インク記録を行うときに、そのインクジェットヘッドを加熱して使用温度に設定することにより、インクジェットヘッドが膨張してノズルピッチを所望のノズルピッチとすることができる。この状態でインク記録を行うので、インク滴の着弾位置性能の向上を図ることができる。
また、本発明のインクジェット式記録装置を用いたインク記録方法は、インクジェットヘッドを使用してインク記録を行うときに、インクジェットヘッドを加熱して、インクジェットヘッドの温度を使用温度に設定することにより、インクジェットヘッドが膨張し、インクジェットヘッドのノズルピッチを使用温度に対応する所望ピッチとし、この状態で、インク記録を行うものである。
本構成によって、インク記録を行うときに、そのインクジェットヘッドを加熱して使用温度に設定することにより、インクジェットヘッドが膨張してノズルピッチを所望のノズルピッチとすることができる。この状態でインク記録を行うので、インク滴の着弾位置性能の向上を図ることができる。
図1は、本発明の実施の形態1におけるインクジェット式記録装置の概略構成を示す正面図である。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2におけるインクジェット式記録装置のノズルピッチの検知方法を示す概略図である。ノズルピッチ検知手段としてのカメラ13により、ノズル9の位置を光学的に読みとり、それによりノズル9のノズルピッチを測定する方法である。カメラ13は、カメラ移動手段14により、ノズル9の並び方向に移動可能に支持されている。
(実施の形態3)
図5は、本発明の実施の形態3におけるインクジェット式記録装置のノズルピッチの他の検知方法を示す概略図である。実施の形態2と異なるのは、カメラ13により、直接、ノズル9の位置を読みとるのではなく、ノズル9からインク滴2を吐出させ、該インク滴2の着弾位置をカメラ13で読みとり、ノズルピッチを検知することである。
図5の(a)では、紙、樹脂フィルムなどからなる受像体15を用い、この受像体15にインク滴2を吐出させ、受像体15に着弾させ、着弾の像を形成する。そして、受像体移動ステージ16により、図5の(b)矢印の方向にインク滴2の像が形成された受像体15をカメラ13の直下を通過させ、着弾位置を読みとる。そして、この着弾位置からノズルピッチを読みとることができる。
(実施の形態4)
図6は、本発明の実施の形態4におけるインクジェット式記録装置の概略構成を示す正面図である。図1と異なるのは、ヒータ5を複数備えたことと、サーミスタ6を複数備えたことである。複数のヒータ5は、それぞれ個別に通電可能に構成されており、それにより、インクジェットヘッド4のノズルの並び方向に対して自在な発熱分布を持たせることが可能となる。また、サーミスタ6を複数備えたことにより、インクジェットヘッド4のノズルの並び方向の温度分布の測定も可能となる。
3 支持プレート(インク吐出ユニット1とでインクジェットヘッド4を構成)
4 インクジェットヘッド
5 ヒータ(温度変更手段)
9 ノズル
11 振動板
12 圧電素子(振動板11とで圧力印加手段を構成)
13 カメラ(ノズルピッチ検知手段)
Claims (9)
- 少なくとも複数のノズルとインクへの圧力印加手段とを備えたインクジェットヘッドと、
前記インクジェットヘッドの温度を変更する温度変更手段とを備えたものであり、
前記インクジェットヘッドのノズルとノズルとの間隔が所望の値となるよう、前記温度変更手段により前記インクジェットヘッドの温度を変更することを特徴とするインクジェット式記録装置。 - インクジェットヘッドのノズルとノズルとの間隔を検知するノズルピッチ検知手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット式記録装置。
- 温度変更手段によりインクジェットヘッドのノズルの並び方向に温度分布を持たせることを特徴とする請求項1〜2のいずれかに記載のインクジェット式記録装置。
- インクジェットヘッドの温度にしたがって、圧力印加手段によるインクに印加する圧力を変更することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のインクジェット式記録装置。
- 温度変更手段は、インクジェットヘッドに取り付けた、通電により発熱するヒータであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のインクジェット式記録装置。
- 温度変更手段であるヒータには、インクジェットヘッドに対して発熱分布を持つことが可能なものであることを特徴とする請求項5に記載のインクジェット式記録装置。
- 請求項1〜6のいずれかに記載のインクジェット式記録装置に用いるインクジェットヘッドであって、
前記インクジェットヘッドの使用時の温度がT1、その温度での前記インクジェットヘッドのノズルとノズルとの間隔がP1であり、
かつ、前記インクジェットヘッドの温度をT2に変更した時、その温度での前記インクジェットヘッドのノズルとノズルとの間隔がP2に変化するものであり、
前記インクジェットヘッドは、温度がT2の時、そのノズルとノズルとの間隔はP2であることを特徴とするインクジェットヘッド。 - 少なくとも複数のノズルとインクへの圧力印加手段とを備え、使用時の温度T1においてノズルピッチが所望ピッチP1となるように、インクジェットヘッドの温度とノズルピッチとの関係に基づき、使用温度T1よりも低い温度T2においてノズルピッチが所望ピッチP1よりも小さいピッチP2であるように製作されたインクジェットヘッドと、
前記インクジェットヘッドの温度を変更する温度変更手段と、
を有し、
前記インクジェットヘッドを使用して記録するときに、前記温度変更手段により、インクジェットヘッドを加熱して、その温度を使用温度T1に設定することにより、インクジェットヘッドを膨張させてノズルピッチを変更させ、所望ピッチP1とし、この状態でインク記録を行うように構成されたインクジェット式記録装置。 - インクジェットヘッドを使用してインク記録を行うときに、インクジェットヘッドを加熱して、インクジェットヘッドの温度を使用温度に設定することにより、インクジェットヘッドを膨張させ、インクジェットヘッドのノズルピッチを使用温度に対応する所望ピッチとし、この状態で、インク記録を行うことを特徴とするインクジェット式記録装置によるインク記録方法。
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2005
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