JP2006246825A - 海苔養殖網の養生処理装置 - Google Patents

海苔養殖網の養生処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】海苔養殖網のずれを直すことができ、人件費の削減を図ることができる海苔養殖網の養生処理装置を提供する。
【解決手段】回転ドラム12が、処理槽11との間に海苔養殖網1を通す間隙をあけて、処理槽11の開口部に処理槽11に沿って配置されている。第1牽引部材13が海苔養殖網1の一方のロープと係合し、第2牽引部材14が他方のロープと係合して、それぞれ回転により処理槽11内に牽引可能である。第1モータ15が回転ドラム12および第1牽引部材13を、第2モータ16が第2牽引部材14を回転可能である。速度操作部17が、第2牽引部材14の回転速度を調節可能である。ガイドロール18が、回転ドラム12と平行に配置されている。ガイドロール18は、周囲に海苔養殖網1の各ロープのガイド部18aを有し、各ガイド部18aの両側周囲にロープをガイド部18aへと案内する螺旋山部18bを有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、海苔養殖網で養殖する海苔を養生処理するための海苔養殖網の養生処理装置に関する。
従来の海苔養殖網の養生処理装置として、処理剤を入れた処理槽と、処理槽の開口部に処理槽に沿って配置された回転ドラムと、回転ドラムを回転駆動するモータとを有し、海苔養殖網のロープを回転ドラムに係合させ、モータにより回転ドラムを回転させることにより、海苔養殖網を処理槽の内部に送り、処理剤で養生処理するものが、本発明者により開発されている(特許文献1参照)。
特許第2822322号公報
しかしながら、特許文献1に記載の海苔養殖網の養生処理装置では、回転とともに回転ドラムに対して海苔養殖網の位置が徐々にずれるという問題があった。特に、波が高いときや、風が強いときには、海苔養殖網の位置はずれやすい。海苔養殖網の位置がずれ過ぎると、海苔養殖網の牽引ができなくなる。このため、回転ドラムの両端付近に作業員をそれぞれ配置してずれを直す必要があり、作業員の人件費が嵩むという課題があった。
本発明は、このような従来の課題に着目してなされたもので、海苔養殖網のずれを直すことができ、人件費の削減を図ることができる海苔養殖網の養生処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る海苔養殖網の養生処理装置は、少なくとも2本のロープの間に網を張って成る海苔養殖網で養殖する海苔を養生処理するための海苔養殖網の養生処理装置であって、前記海苔養殖網の幅以上の幅を有する処理槽と、前記処理槽との間に海苔養殖網を通す間隙をあけて前記処理槽の開口部に前記処理槽に沿って配置された回転ドラムと、前記ロープの1本と係合して回転により前記処理槽内に牽引可能な第1ガイド溝を有する第1牽引部材と、前記ロープの他の1本と係合して回転により前記処理槽内に牽引可能な第2ガイド溝を有する第2牽引部材と、前記回転ドラムおよび前記第1牽引部材を回転可能に設けられた第1モータと、前記第2牽引部材を回転可能に設けられた第2モータと、前記第2牽引部材の回転速度を調節可能な速度操作部とを、有することを特徴とする。
本発明に係る海苔養殖網の養生処理装置は、船の上に乗せて使用される。海苔養殖網の養生処理を行う場合、処理槽に処理剤を入れ、処理槽と回転ドラムとの間隙に海苔養殖網を通す。このとき、海苔養殖網が処理剤に浸るよう、処理剤を入れておく。第1牽引部材の第1ガイド溝に1本のロープを係合させ、第2牽引部材の第2ガイド溝に他の1本のロープを係合させる。第1モータを回転させて回転ドラムおよび第1牽引部材を回転させ、第2モータを回転させて第2牽引部材を回転させる。このとき、第1牽引部材の回転とともに一方のロープが牽引され、第2牽引部材の回転とともに他方のロープが牽引される。それにより、海苔養殖網が回転ドラムの回転とともに処理槽の内部に送られて、処理剤で養生処理される。
作業中、特に波が高いときや風が強いときなど、回転とともに回転ドラムでの海苔養殖網の位置が徐々にずれやすい。このとき、速度操作部を操作して第2牽引部材の回転速度を調節することにより、係合するロープの牽引速度を変えて海苔養殖網のずれを直すことができる。このため、従来ずれを直すために回転ドラムの両端付近に配置していた作業員が不要となり、その人件費の削減を図ることができる。
第1モータおよび第2モータは、好適には油圧モータから成る。速度操作部は、第2モータの回転速度を無段階で連続的に調節可能であって、第2モータの回転方向を反転可能であることが好ましい。第1モータ、第2モータおよび速度操作部は、一体化されていることが好ましい。この場合、第1モータの駆動、第2モータの駆動および回転速度の調節を一箇所で行うことができるため、各操作を効率的に行うことができ、駆動状態の管理が容易である。
本発明に係る海苔養殖網の養生処理装置は、ガイドロールを有し、前記ガイドロールは回転可能であって前記回転ドラムの上流側に前記回転ドラムと平行に配置され、周囲に海苔養殖網の各ロープのガイド部を有し、各ガイド部の両側周囲にロープをガイド部へと案内する螺旋山部を有することが好ましい。このガイドロールを有する構成では、ガイドロールに海苔養殖網を載せ、各ガイド部に各ロープを位置付ける。その状態で、ガイドロールの下流で第1牽引部材および第2牽引部材により海苔養殖網を牽引する。各ロープが各ガイド部からずれると、螺旋山部の回転とともに各ロープを各ガイド部へと案内して元の位置に戻すことができる。このため、海苔養殖網がずれにくく、養生処理の作業効率を高めることができる。なお、ガイドロールは、回転ドラムと同じ方向に回転することが好ましい。
さらに、本発明に係る海苔養殖網の養生処理装置は、伸縮装置と連結手段とを有し、前記回転ドラムは一端を昇降可能に他端が前記処理槽で支持され、前記伸縮装置は前記処理槽に固定された基部と、前記基部に対し伸縮可能に設けられて前記回転ドラムの上方に伸びる伸縮部とを有し、前記連結手段は一端が前記回転ドラムの一端に取り付けられ、他端が前記伸縮部の伸縮に応じて前記回転ドラムの一端側が昇降するよう前記伸縮部に取り付けられていることが好ましい。
この伸縮装置と連結手段とを有する構成では、処理槽と回転ドラムとの間隙に海苔養殖網を通すとき、まず、伸縮装置の伸縮部を縮め、連結手段を介して回転ドラムの一端を上昇させる。このとき、処理槽と回転ドラムとの間隙が拡がるため、その間隙に海苔養殖網を容易に配置することができる。その間隙に海苔養殖網を配置したならば、伸縮装置の伸縮部を伸ばし、連結手段を介して回転ドラムの一端を下降させ、回転ドラムをセットする。こうして、処理槽と回転ドラムとの間隙に海苔養殖網を容易に通して、養生処理作業を開始することができる。
本発明によれば、海苔養殖網のずれを直すことができ、人件費の削減を図ることができる海苔養殖網の養生処理装置を提供することができる。
以下、図面に基づき、本発明の実施の形態について説明する。
図1乃至図4は、本発明の実施の形態の海苔養殖網の養生処理装置を示している。
図1乃至図4に示すように、海苔養殖網の養生処理装置10は、処理槽11と回転ドラム12と第1牽引部材13と第2牽引部材14と第1モータ15と第2モータ16と速度操作部17とガイドロール18と伸縮装置19と連結手段20とを有している。海苔養殖網1は、長さ方向に平行に伸びる3本のロープの間に網を張って形成されている。
図1乃至図3に示すように、処理槽11は、細長い半円筒状の容器から成り、半円筒面の底部11aと、底部11aの両端に設けられた側壁部11bとを有している。処理槽11は、底部11aに支持脚11cを有している。処理層11は、一方の側壁部11bの上端中央にシャフト用切欠11dが設けられている。処理槽11の内部は、海苔養殖網1の幅以上の長さとなっている。
回転ドラム12は、シャフト21と1対の円板部材22a,22bと5つのリング23と6本のフレーム材24とを有している。シャフト21は、一端21aの側の周囲に固定された第1パイプ材21cと、他端21bの側の周囲に回転可能に設けられた第2パイプ材21dとを有している。各円板部材22a,22bは、中心がシャフト21に貫通されて、それぞれシャフト21の両端21a,21bに、互いに平行に配置されている。各リング23は、各円板部材22a,22bの径とほぼ同じ径を有し、シャフト21を中心にして各円板部材22a,22bの間に平行に等間隔で配置されている。各フレーム材24は、各円板部材22a,22bおよび各リング23を連結するよう、各円板部材22a,22bの対向する面および各リング23の周囲に等間隔で固定されている。各フレーム材24は、両端部が各円板部材22a,22bに固定されている。
図1乃至図3に示すように、回転ドラム12は、処理槽11との間に海苔養殖網1を通す間隙をあけて、処理槽11の開口部に処理槽11に沿って配置されている。回転ドラム12は、下部が処理槽11の内部に位置している。図1、図2および図4に示すように、回転ドラム12は、シャフト21の一端21aが処理槽11のシャフト用切欠11dに設けられた軸受で回転可能に支持され、固定ピン25により上下動を拘束されている。シャフト21の他端21bは、処理槽11に設けられた軸受26により回転可能かつ上下動可能に支持されている。これにより、回転ドラム12は、シャフト21の一端21aが昇降可能となっている。
図1および図2に示すように、第1牽引部材13は、回転ドラム12の各円板部材22a,22bと同径の短い円筒状である。第1牽引部材13は、回転ドラム12のシャフト21により中心を貫通され、円板部材22aに隣接してシャフト21の第1パイプ材21cに固定されている。第1牽引部材13は、処理槽11の開口部に配置され、下部が処理槽11の内部に位置している。第1牽引部材13は、円板部材22a側の端部の外周に第1ガイド溝13aを有している。第1ガイド溝13aは、海苔養殖網1の外側のロープの一方と係合して、回転により処理槽11の内部に海苔養殖網1を牽引可能に構成されている。
図1および図2に示すように、第2牽引部材14は、第1牽引部材13と同様に、回転ドラム12の各円板部材22a,22bと同径の短い円筒状である。第2牽引部材14は、回転ドラム12のシャフト21により中心を貫通され、円板部材22bに隣接してシャフト21の第2パイプ材21dに固定されている。第2牽引部材14は、処理槽11の開口部に配置され、下部が処理層11の内部に位置している。第2牽引部材14は、円板部材22b側の端部の外周に第2ガイド溝14aを有している。第2ガイド溝14aは、海苔養殖網1の外側のロープの他方と係合して、回転により処理槽11の内部に海苔養殖網1を牽引可能に構成されている。
図1に示すように、第1モータ15は、油圧モータから成っている。第1モータ15は、回転軸がシャフト21の他端21bに接続され、処理槽11の外側に取り付けられている。第1モータ15は、シャフト21とともに第1パイプ材21cを介して回転ドラム12および第1牽引部材13を回転可能となっている。
図1に示すように、第2モータ16は、油圧モータから成っている。第2モータ16は、第1モータ15の近くで処理槽11の外側に取り付けられている。第2モータ16の回転軸27は、シャフト21と平行に第2牽引部材14付近まで伸びている。第2モータ16は、回転軸27と第2パイプ材21dの周囲に固定されたスプロケット28aとに、巻き掛け伝動チェン28bを巻き付け、その回転軸27の回転により巻き掛け伝動チェン28bを介して第2パイプ材21dおよび第2牽引部材14を回転可能となっている。第2牽引部材14は、シャフト21とは独立して回転する。
図1に示すように、速度操作部17は、レバー式であって、油圧ポンプを有し、第1モータおよび第2モータ16に接続されている。速度操作部17により、第2モータ16の回転速度を無段階で連続的に調節可能であり、その回転方向を反転することも可能である。
図1および図3に示すように、ガイドロール18は、処理槽11に沿って回転ドラム12の上流側に回転ドラム12と平行に配置されている。ガイドロール18は、ロール用油圧モータ18cを有し、速度操作部17の油圧ポンプに接続されて、回転ドラム12の回転とともに回転ドラム12と同じ方向に回転可能となっている。ガイドロール18は、両端の周囲にガイド部18aを有し、各ガイド部18aの両側周囲に螺旋山部18bを有している。ガイド部18aは、螺旋山部18bの間のスペースから成っている。螺旋山部18bは、ガイド部18aが回転方向前方で後方より広くなるよう傾斜している。各ガイド部18aは、海苔養殖網1の各ロープがそれぞれ第1ガイド溝13aおよび第2ガイド溝14aに係合されて海苔養殖網1が広げられるよう、第1ガイド溝13aおよび第2ガイド溝14aに対応する位置に設けられている。なお、各ガイド部18aは、海苔養殖網1の中央のロープに対応する位置にも設けられていてもよい。各螺旋山部18bは、回転とともに海苔養殖網1の各ロープをガイド部18aから第1ガイド溝13aおよび第2ガイド溝14aへと案内し、ガイド部18aから外側または内側にずれたとき、ロープを螺旋に沿ってガイド部18aへと戻すようになっている。
図4に示すように、伸縮装置19は、基部30と伸縮部30aとを有し、支持アーム29に固定されている。支持アーム29は、シャフト21の他端21bの側で処理槽11に取り付けられている。支持アーム29は、処理槽11から上方に垂直に伸びる柱部29aと、柱部29aの上端から回転ドラム12の上方に、上向きに傾斜して伸びるアーム部29bと、アーム部29bの先端に設けられた滑車29cとを有している。伸縮装置19は、伸縮部30aがアーム部29bに長さ方向に沿って固定されている。伸縮部30aは、アーム部29bに沿って基部30に対し伸縮可能に設けられ、アーム部29bの先端方向に伸びるようになっている。
図4に示すように、連結手段20は、ワイヤロープから成り、一端20aがシャフト21の一端21aに取り付けられている。連結手段20は、伸縮部30aの伸縮に応じてシャフト21の一端21aの側が昇降するよう、他端20bが滑車29cを介して伸縮部30aの先端に取り付けられている。
次に、作用について説明する。
海苔養殖網の養生処理装置10は、船の上に乗せて使用される。図3に示すように、海苔養殖網1の養生処理を行う場合、まず、処理槽11に処理剤2を入れる。処理剤2は、海苔養殖網1が十分に浸るように満たしておく。処理剤2は、海苔養殖用の処理液から成る。固定ピン25を外し、伸縮装置19の伸縮部30aを縮め、連結手段20を介してシャフト21の一端21aを上昇させる。処理槽11と回転ドラム12との間隙が拡がったならば、その間隙に海苔養殖網1を通す。次に、伸縮装置19の伸縮部30aを伸ばし、連結手段20を介して回転ドラム12の一端21aを下降させる。回転ドラム12の一端21aが軸受まで下降したならば、固定ピン25により一端21aの上下動を拘束する。こうして、処理槽11と回転ドラム12との間隙に海苔養殖網1を容易に通し、養生処理作業を開始することができる。
海苔養殖網1を回転ドラム12の上流側でガイドロール18の上に載せる。第1牽引部材13の第1ガイド溝13aに海苔養殖網1の外側のロープの一方を係合させ、第2牽引部材14の第2ガイド溝14aに外側のロープの他方を係合させる。さらに、各ガイド部18aに各ロープを位置付ける。第1モータ15を回転させて回転ドラム12および第1牽引部材13を回転させ、第2モータ16を回転させて第2牽引部材14を回転させる。このとき、第1牽引部材13の回転とともに一方のロープが牽引され、第2牽引部材14の回転とともに他方のロープが牽引される。それにより、海苔養殖網1が回転ドラム12の回転とともに処理槽11の内部に送られて、処理剤2で養生処理される。ガイドロール18は、ロール用油圧モータ18cにより、回転ドラム12と同じ方向に回転させる。
作業中、特に波が高いときや風が強いときなど、回転とともに回転ドラム12での海苔養殖網1の位置が徐々にずれやすい。このとき、速度操作部17を操作して第2牽引部材14の回転速度を調節することにより、係合するロープの牽引速度を変えて海苔養殖網1のずれを直すことができる。このため、従来、ずれを直すために回転ドラム12の両端付近に配置していた作業員が不要となり、その人件費の削減を図ることができる。例えば、従来、海苔養殖網1の養生処理作業には、モータを回転させる作業員、および回転ドラム12の両端付近でずれを直す作業員の最低3人が必要であった。しかしながら、この海苔養殖網の養生処理装置10によれば、第1モータ15、第2モータ16および速度操作部17を操作する作業員一人のみで養生作業を行うことができ、人件費を低減することができる。
特に、海苔養殖網の養生処理装置10は、第1モータ15の駆動、第2モータ16の駆動および回転速度の調節、ロール用油圧モータ18cの駆動を速度操作部17により行うことができるため、移動せずに行うことができ、操作が容易である。
養生処理の際、ガイドロール18は、回転しながら、海苔養殖網1の外側の2本のロープをガイド部18aに位置付ける。作業中、ロープが各ガイド部18aからずれると、螺旋山部18bの回転とともに各ロープを各ガイド部18aへと案内して元の位置に戻すことができる。このため、ロープが各ガイド部18aからずれにくく、海苔養殖網1が広げられた状態で回転ドラム12へと送られるので、養生処理の作業効率を高めることができる。
海苔養殖網1全体の養生処理が完了したならば、伸縮装置19の伸縮部30aを縮め、シャフト21の一端21aを上昇させ、海苔養殖網1を外す。図4に示すように、伸縮装置19を使用することにより、巻き上げ装置を使用してシャフト21を上昇させる場合に比べて、シャフト21の一端21aの側を昇降させる速度が速く、作業効率が良好である。
こうして、海苔養殖網の養生処理装置10は、海苔養殖網1の養生処理を容易にすることができる。
本発明の実施の形態の海苔養殖網の養生処理装置の、一部を省略して示す平面図である。 図1に示す海苔養殖網の養生処理装置を示すA−A’線断面図である。 図1に示す海苔養殖網の養生処理装置の使用状態を示すB−B’線断面図である。 本発明の実施の形態の海苔養殖網の養生処理装置を示す正面図である。
符号の説明
1 海苔養殖網
2 処理剤
10 海苔養殖網の養生処理装置
11 処理槽
12 回転ドラム
13 第1牽引部材
13a 第1ガイド溝
14 第2牽引部材
14a 第2ガイド溝
15 第1モータ
16 第2モータ
17 速度操作部
18 ガイドロール
18a ガイド部
18b 螺旋山部
18c ロール用油圧モータ
19 伸縮装置
20 連結手段
21 シャフト
21c 第1パイプ材
21d 第2パイプ材
22a,22b 円板部材
23 リング
24 フレーム材
25 固定ピン
26 軸受
27 回転軸
28a スプロケット
28b 巻き掛け伝動チェン
29 支持アーム
30 基部

Claims (3)

  1. 少なくとも2本のロープの間に網を張って成る海苔養殖網で養殖する海苔を養生処理するための海苔養殖網の養生処理装置であって、
    前記海苔養殖網の幅以上の幅を有する処理槽と、
    前記処理槽との間に海苔養殖網を通す間隙をあけて前記処理槽の開口部に前記処理槽に沿って配置された回転ドラムと、
    前記ロープの1本と係合して回転により前記処理槽内に牽引可能な第1ガイド溝を有する第1牽引部材と、
    前記ロープの他の1本と係合して回転により前記処理槽内に牽引可能な第2ガイド溝を有する第2牽引部材と、
    前記回転ドラムおよび前記第1牽引部材を回転可能に設けられた第1モータと、
    前記第2牽引部材を回転可能に設けられた第2モータと、
    前記第2牽引部材の回転速度を調節可能な速度操作部とを、
    有することを特徴とする海苔養殖網の養生処理装置。
  2. ガイドロールを有し、前記ガイドロールは回転可能であって前記回転ドラムの上流側に前記回転ドラムと平行に配置され、周囲に海苔養殖網の各ロープのガイド部を有し、各ガイド部の両側周囲にロープをガイド部へと案内する螺旋山部を有することを、
    特徴とする請求項1記載の海苔養殖網の養生処理装置。
  3. 伸縮装置と連結手段とを有し、
    前記回転ドラムは一端を昇降可能に他端が前記処理槽で支持され、
    前記伸縮装置は前記処理槽に固定された基部と、前記基部に対し伸縮可能に設けられて前記回転ドラムの上方に伸びる伸縮部とを有し、
    前記連結手段は一端が前記回転ドラムの一端に取り付けられ、他端が前記伸縮部の伸縮に応じて前記回転ドラムの一端側が昇降するよう前記伸縮部に取り付けられていることを、
    特徴とする請求項1または2記載の海苔養殖網の養生処理装置。
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