JP2006246553A - 風力発電装置及び風力発電装置の制御方法 - Google Patents

風力発電装置及び風力発電装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 座標変換を行うことなく簡便な処理により発電機側の制御を実現することにより、処理の軽減及びデータ量の低減化を図ることができ、且つ、3相交流電流の各相を独立して制御することにより、故障などに柔軟に対応することができる風力発電装置及び風力発電装置の制御方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 風力により発電する発電機2と、発電機2からの3相交流電流を直流電流に変換するコンバータ3と、コンバータ3から出力される直流電流を3相交流電流に変換するインバータ4とを備え、インバータ4の出力を電力系統20に出力する風力発電装置10であって、発電機2からの各相の出力電流に基づいて、要求トルクを得るための振幅を有する電流指令値を各相のそれぞれに対して生成し、発電機2からの各相の電流が各電流指令値に追従するように、コンバータ2を制御するコンバータ制御部5を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、風力発電装置及び風力発電装置の制御方法に関するものである。
従来、風力発電装置においては、効率良くエネルギーを取得する為に、可変速型のプロペラ式風力発電装置が開発されている。このような可変速型の風力発電装置として、例えば、米国特許第5083039号明細書(特許文献1)に示されるものがある。
上記特許文献1に開示の風力発電装置は、安定した質のよい電力を電源系統に供給するために、発電機から出力された3相交流電流を直流電流に変換するアクティブ整流器と、アクティブ整流器から出力された直流電流を3相交流電流に変換するインバータとを備えている。そして、上記発電機側では、発電機制御部により、発電機から出力される3相交流電流が同期回転座標変換によりd−q軸直流電流に変換され、その後、線形制御理論を適用したベクトル制御に基づいて電流指令値が生成され、この電流指令値に発電機の出力が追従するように、アクティブ整流器の制御が行われる。
米国特許第5083039号明細書(第7−8頁、第4図)
しかしながら、上記特許文献1の発明では、以下のような問題があった。
第1に、座標変換やベクトル制御などを行うことから、発電機制御部における処理内容が煩雑となり、メモリ容量が大きくなるなどの問題が生じていた。
第2に、3相交流電流を座標変換した後の直流電流に基づいて電流指令値を生成しているため、1相に地絡が生じるなどの故障が生じた場合には、柔軟に対応することができないという問題があった。
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、座標変換を行うことなく簡便な処理により発電機側の制御を実現することにより、処理の軽減及びデータ量の低減化を図ることができ、且つ、各相を独立して制御することにより、故障などに柔軟に対応することができる風力発電装置及び風力発電装置の制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を採用する。
本発明は、風力により発電する発電機と、前記発電機からのN(Nは2以上の整数)相交流電流を直流電流に変換するコンバータと、前記コンバータから出力される直流電流をM(Mは2以上の整数)相交流電流に変換するインバータとを備え、前記インバータの出力を電力系統に出力する風力発電装置であって、前記発電機からの各相の出力電流に基づいて、要求トルクを得るための振幅を有する電流指令値を前記各相のそれぞれに対して生成し、前記発電機からの各相の電流が前記各電流指令値に追従するように、前記コンバータを制御するコンバータ制御手段を備える風力発電装置を提供する。
上記構成によれば、コンバータ制御手段により、発電機からの各相の出力電力に基づいて要求トルクを得るための振幅を有する電流指令値が各相のそれぞれに対応して生成され、発電機からの各相の実電流が、生成された上記各電流指令値に追従するように、コンバータが制御される。これにより、発電機からの各相の電流を別個独立に制御することが可能となる。また、ベクトル制御などの煩雑な処理を行うことなく、要求トルクを得ることが可能となる。
本発明の風力発電装置において、前記コンバータ制御手段は、前記各相に対応して生成された電流指令値を前記発電機の回転周波数に共振させるための共振手段を備え、前記共振手段から出力される各電流指令値に基づいて、前記コンバータを制御しても良い。
上記構成によれば、共振手段が、各相に対応して生成された正弦(余弦)波電流指令値に対して、正弦(余弦)波内部モデルとして作用するので、制御理論における内部モデル原理に従って、発電機の出力電流を定常偏差が生じないように、電流指令値に追従させることが可能となる。これにより、制御の性能を容易に向上させることができる。
本発明の風力発電装置において、前記コンバータ制御手段は、要求トルク及び前記発電機からの各相の出力電流に基づいて算出された実トルクに基づいて、要求トルクを得るための電流の振幅を算出する振幅算出手段と、前記振幅算出手段により算出された振幅に基づいて、前記各相に応じた電流指令値を生成する電流指令値生成手段と、前記電流指令値生成手段により生成された前記各電流指令値を前記発電機の回転周波数に共振させる共振手段とを備え、前記共振手段から出力される各電流指令値に基づいて、前記コンバータを制御しても良い。
上記構成によれば、要求トルク及び発電機からの各相の電流値に基づいて算出された実トルクに基づいて、要求トルクを得るための電流の振幅が振幅算出手段により算出される。そして、振幅算出手段により算出された振幅に基づいて、各相に応じた電流指令値が電流指令値生成手段により生成される。そして、共振手段が、この各相に応じて生成された電流指令値を発電機の回転周波数に共振させ、この電流指令値に発電機からの各相の出力電流が追従するように、コンバータが制御される。
本発明の風力発電装置において、前記コンバータ制御手段は、前記電流指令値に重畳されている高調波を除去する高調波除去手段を備えていても良い。
上記構成によれば、電流指令値に重畳されている高調波が、高調波除去手段により除去されるため、制御の性能を更に向上させることが可能となる。
本発明は、風力により発電する発電機と、前記発電機からのN(Nは2以上の整数)相交流電流を直流電流に変換するコンバータと、前記コンバータから出力される直流電流をM(Mは2以上の整数)相交流電流に変換するインバータとを備え、前記インバータの出力を電力系統に出力する風力発電装置であって、前記インバータの入力電圧に基づいて、目標出力電力及び目標力率を得るための電流指令値を前記インバータの出力の各相に応じてそれぞれ生成し、前記インバータからの各相の電流が前記各電流指令値に追従するように、前記インバータを制御するインバータ制御手段を備える風力発電装置を提供する。
上記構成によれば、インバータ制御手段により、インバータからの各相の出力電圧に基づいて目標出力電力及び目標力率を得るための振幅及び位相を有する電流指令値が各相のそれぞれに対応して生成され、インバータからの各相の出力電流が、生成されたこれら各電流指令値に追従するように、インバータが制御される。これにより、インバータから電源系統へ出力される各相の電流を別個独立に制御することが可能となり、所望の出力電力及び力率を得ることができる。
本発明の風力発電装置において、前記インバータ制御手段は、前記各相に対応して生成された前記各電流指令値を前記電力系統の周波数に共振させる共振手段を備え、前記共振手段から出力される各電流指令値に基づいて、前記インバータを制御しても良い。
上記構成によれば、共振手段が、各相に対応して生成された正弦(余弦)波電流指令値に対して、正弦(余弦)波内部モデルとして作用するので、制御理論における内部モデル原理に従って、インバータの出力電流を定常偏差が生じないように、電流指令値に追従させることが可能となる。これにより、制御の性能を容易に向上させることができる。
本発明の風力発電装置において、前記インバータ制御手段は、目標出力電力を得るための振幅を算出する振幅算出手段と、前記振幅算出手段により算出された振幅及び目標力率を得るための位相に基づいて、前記インバータからの出力電流の各相に対して、電流指令値をそれぞれ生成する電流指令値生成手段と、前記電流指令値生成手段により生成された前記各電流指令値を前記電力系統の周波数に共振させる共振手段とを備え、前記共振手段から出力される各電流指令値に基づいて、前記インバータを制御しても良い。
上記構成によれば、電流指令値生成手段により、目標出力電力を得るための振幅及び目標力率を得るための位相に基づいて、インバータの出力電流の各相に応じた電流指令値が生成され、共振手段により、この電流指令値が電力系統の周波数に共振する電流指令値とされる。そして、共振手段からの電流指令値に、インバータから電力系統へ供給される各相の電流が追従するように、インバータが制御される。
本発明の風力発電装置において、前記インバータ制御手段は、前記電流指令値に重畳されている高調波を除去する高調波除去手段を備えていても良い。
上記構成によれば、電流指令値に重畳されている高調波は、高調波除去手段により除去されるため、制御の性能を更に向上させることが可能となる。
本発明は、風力により発電する発電機と、前記発電機からのN(Nは2以上の整数)相交流電流を直流電流に変換するコンバータと、前記コンバータから出力される直流電流をM(Mは2以上の整数)相交流電流に変換するインバータと、前記発電機からの各相の出力電流に基づいて、要求トルクを得るための振幅を有する電流指令値を前記各相のそれぞれに対して生成し、前記発電機からの各相の電流が前記各電流指令値に追従するように、前記コンバータを制御するコンバータ制御手段と、前記インバータの入力電圧に基づいて、目標出力電力及び目標力率を得るための電流指令値を前記インバータの出力の各相に応じてそれぞれ生成し、前記インバータからの各相の電流が前記各電流指令値に追従するように、前記インバータを制御するインバータ制御手段とを備え、前記インバータの出力を電力系統に出力する風力発電装置を提供する。
本発明は、風力により発電する発電機と、前記発電機からのN(Nは2以上の整数)相交流電流を直流電流に変換するコンバータと、前記コンバータから出力される直流電流をM(Mは2以上の整数)相交流電流に変換するインバータとを備え、前記インバータの出力を電力系統に出力する風力発電装置の制御方法であって、前記発電機からの各相の出力電流に基づいて、要求トルクを得るための振幅を有する電流指令値を前記各相のそれぞれに対して生成し、前記発電機からの各相の電流が前記各電流指令値に追従するように、前記コンバータを制御する風力発電装置の制御方法を提供する。
本発明は、風力により発電する発電機と、前記発電機からのN(Nは2以上の整数)相交流電流を直流電流に変換するコンバータと、前記コンバータから出力される直流電流をM(Mは2以上の整数)相交流電流に変換するインバータとを備え、前記インバータの出力を電力系統に出力する風力発電装置の制御方法であって、前記インバータの入力電圧に基づいて、目標出力電力及び目標力率を得るための電流指令値を前記インバータの出力の各相に応じてそれぞれ生成し、前記インバータからの各相の電流が前記各電流指令値に追従するように、前記インバータを制御する風力発電装置の制御方法を提供する。
本発明の風力発電装置によれば、座標変換を行うことなく簡便な処理により発電機側の制御を実現することにより、処理の軽減及びデータ量の低減化を図ることができ、且つ、各相を独立して制御することにより、故障などに柔軟に対応することができるという効果を奏する。
以下に、本発明にかかる風力発電装置の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る風力発電システムの概略構成を示したブロック図である。
図1に示すように、本実施形態に係る風力発電装置10は、可変速回転制御方式の風力発電装置であり、発電機2、コンバータ3、インバータ4、コンバータ制御部(コンバータ制御手段)5、及びインバータ制御部(インバータ制御手段)6を主な構成要素として備えている。
このように、本実施形態に係る風力発電装置10は、発電機2により発電された3相交流電力をコンバータ3により直流電力に一旦変換し、その後、コンバータ3からの直流電力をインバータ4にて3相交流電力に変換して、この3相交流電力を電力系統20に供給するAC−DC−ACリンク方式を採用している。
上記発電機2は、例えば、同期発電機である。
コンバータ3は、例えば、2つのスイッチング素子が直列に接続された直列回路が3つ並列に接続された構成を備えてなるアクティブ整流器を採用している。これらスイッチング素子には、例えば、IGBT、FET、トランジスタなどが用いられる。
インバータ4は、例えば、2つのスイッチング素子が直列に接続された直列回路が3つ並列に接続された構成を備えている。これらスイッチング素子には、例えば、IGBT、FET、トランジスタなどが用いられる。
コンバータ3とインバータ4との間には、リップルを低減するために、平滑コンデンサ7が並列に接続されている。
発電機2とコンバータ3とを接続する3相の電力線には、各相の電流を検出するための電流センサ8a、8b、8cが設けられている。この電流センサ8a、8b、8cにより検出された各相の電流値は、コンバータ3を制御するコンバータ制御部5に入力される。
インバータ4と電力系統20とを接続する3相の電力線には、各相の電流を検出するための電流センサ9a、9b、9cが設けられている。この電流センサ9a、9b、9cにより検出された各相の電流値は、インバータ4を制御するインバータ制御部6に入力される。
平滑コンデンサ7の両端には、平滑コンデンサ7の両端電圧を検出する、言い換えると、インバータ4の入力電圧を検出する電圧センサ11が備えられている。この電圧センサ11により検出された直流電圧値は、インバータ制御部6に入力される。
コンバータ制御装置5は、例えば、発電機2からの各相の出力電流に基づいて、要求トルクを得るための振幅を有する電流指令値を各相のそれぞれに対して生成し、発電機2からの各相の電流が各電流指令値に追従するように、コンバータ3を制御する。
インバータ制御装置6は、インバータ4の入力電圧に基づいて、目標出力電力及び目標力率を得るための電流指令値をインバータ4の出力の各相に応じてそれぞれ生成し、インバータ4からの各相の電流が各電流指令値に追従するように、インバータ4を制御する。
次に、上述したコンバータ制御装置5について詳細を説明する。
図2は、本実施形態に係るコンバータ制御装置5の概略構成を示すブロック図である。
この図において、コンバータ制御装置5は、トルク算出部51、振幅算出部52、電流指令値生成部53、共振部54、PWM制御部55、及び駆動回路56を備えて構成されている。
上記トルク算出部51は、電流センサ8a、8b、8cにより検出された各相の電流値、換言すると、発電機2からの各相の電流に基づいて、発電機2の実トルクを算出する。
トルク算出部51により算出された実トルクτは、振幅算出部52に入力される。振幅算出部52は、この実トルクτに基づいて、要求トルクτを得るために必要となる電流振幅Im1を算出する。
振幅算出部51は、例えば、減算器521と、減算器521の出力が入力されるPI制御器522とを備えている。減算器521は、トルク算出部51により算出された実トルクτと、図示しない外部装置により決定された要求トルクτとの差分を算出する。減算器521により求められた差分は、PI制御器522に入力される。PI制御器522は、減算器521の出力に比例ゲインKpτを乗算する比例器、減算器521の出力を積分するとともに比例ゲインKiτを乗算する積分器、及び比例器の出力と積分器の出力とを加算する加算器を備えている。
振幅算出部52により算出された電流振幅Im1は、電流指令値生成部53に入力される。電流指令値生成部53は、振幅算出部52からの電流振幅Im1に基づいて、発電機2の各相に対して、それぞれ個別の交流電流指令値を生成する。電流指令値生成部53は、例えば、各相に対応してそれぞれ設けられた3つの関数発生器53a、53b、53cを備えている。
各関数発生器53a、53b、53cには、振幅算出部52より算出された電流振幅Im1及び発電機2に連結された風車のロータ(図示略)の角速度ωが入力される。各関数発生器53a、53b、53cは、これらの入力情報に基づいて、電流振幅Im1を有し且つ、位相θが相互に120°ずれている交流電流指令値ia1、ib1、ic1をそれぞれ生成する。より具体的には、関数発生器53aは、例えば、Im1・sinωtの関数発生器であり、関数発生器53bは、例えば、Im1・sin(ωt−2π/3)の関数発生器であり、関数発生器53cは、例えば、Im1・sin(ωt−4π/3)の関数発生器である。そして、各関数発生器が、予め有する上記関数に、変数である振幅Im1及び角速度ωを代入することにより、発電機2からの各相に応じた交流電流指令値ia1、ib1、ic1を生成する。
電流指令値生成部53により生成された各交流電流指令値ia1、ib1、ic1は、電流指令値生成部53の各関数発生器53a、53b、53cに対応して設けられた各減算器に入力される。各減算器は、入力された電流指令値ia1、ib1、ic1と実電流値ia1、ib1、ic1との差分を算出する。
例えば、発電機2の3相をそれぞれa相、b相、c相とした場合、a相に対応して設けられた減算器であれば、a相に対して生成された電流指令値iaとa相の実電流値iaとの差分からなる電流波形を生成する。
減算器により生成された電流波形は、共振部54に入力される。共振部54は、減算器から入力された各電流波形に基づいて、発電機2の回転数(或いは回転数指令)と同様の周波数を有する正弦波形又は余弦波形を各相に対して生成する。
共振部54は、例えば、発電機2からの電流の各相に対応してそれぞれ設けられた3つの共振器54a、54b、及び54cを備えて構成されている。
各共振器54a、54b、及び54cは、比例器541、正弦波発生器542、及び加算器543をそれぞれ備えている。比例器541は、上記減算器から入力された差分に比例ゲインKpを乗算し出力する。正弦波発生器542の共振周波数は、発電機2の回転数(あるいは回転数指令)に応じて変化する(通常は、回転数と同じ周波数になるように変化する)。正弦波発生器542は、発電機2の回転周波数に共振する正弦波を上記減算器から入力された差分に基づいて生成し、出力する。加算器543は、比例器541からの出力と正弦波発生器542からの出力を加算し、出力する。このようにして生成された、定常偏差が生ずることなく電流を追従させることが可能な電圧指令値va1、vb1、vc1は、PWM制御器55に出力される。
PWM制御器55は、電圧指令値va1、vb1、vc1に基づいてゲート波形信号を生成し、これを駆動回路56に出力する。駆動回路56は、PWM制御器55からのゲート波形信号に基づいて、コンバータ3を構成する6つのスイッチング素子を駆動する。これにより、スイッチング素子の開閉が制御され、発電機2の出力電流の各相が、各電流指令値ia1、ib1、ic1に追従することとなる。
次に、図1に示したインバータ制御部6について図3を参照して説明する。
図3は、本実施形態に係るインバータ制御装置6の概略構成を示すブロック図である。
この図において、インバータ制御装置6は、振幅算出部61、電流指令値生成部62、共振部63、PWM制御部64、及び駆動回路65を備えて構成されている。
上記振幅算出部61は、目標出力電力を得るための電流振幅Im2を算出する。振幅算出部61は、例えば、インバータ5の入力電圧Vdcと目標出力電力に基づいて決定される目標電圧Vdcとの差分を算出する減算器611と、減算器611からの出力が入力されるPI制御器612とを備えている。PI制御器612は、減算器の出力に比例ゲインKpvを乗算する比例器、減算器の出力を積分するとともに比例ゲインKivを乗算する積分器、及び比例器の出力と積分器の出力とを加算する加算器を備えている。
上記振幅算出部61により算出された目標出力電力を得るための電流振幅Im2は、電流指令値生成部62に入力される。電流指令値生成部62は、振幅算出部61からの電流振幅Im2及び外部装置から入力される電力系統20に供給する電力の目標力率に基づいて決定される位相θに基づいて、目標出力電力を得るとともに、目標力率を得るための交流電流指令値を各相に対して生成する。
電流指令値生成部62は、例えば、各相に対応してそれぞれ設けられた3つの関数発生器62a、62b、62cを備えている。各関数発生器62a、62b、62cは、電流振幅Im2を有し、位相がθ進んでいると共に、互いの位相が120°ずれている交流電流指令値ia2、ib2、ic2を生成する。
具体的には、関数発生器62aは、例えば、Im2・sin(ωt+θ)の関数発生器であり、関数発生器62bは、例えば、Im2・sin(ωt+θ−2π/3)の関数発生器であり、関数発生器63cは、例えば、Im2・sin(ωt+θ−4π/3)の関数発生器であり、各々が予め有する関数に変数である電流振幅Im2及び位相θを代入することにより、各相に対して交流電流指令値ia2、ib2、ic2をそれぞれ生成する。
各関数発生器62a、62b、62cにより生成された各交流電流指令値ia2、ib2、ic2は、各関数発生器に対応して設けられた減算器にそれぞれ入力される。各減算器は、入力された電流指令値ia2、ib2、ic2と実電流値ia2、ib2、ic2との差分を算出する。
例えば、インバータ4から電力系統20へ供給される3相の交流電力をそれぞれa相、b相、c相とした場合、a相に対応して設けられた減算器であれば、a相に対して生成された電流指令値ia2とa相の実電流値ia2との差分からなる電流波形を生成する。
減算器により生成された電流波形は、共振部63に入力される。共振部63は、減算器から入力された各電流波形に基づいて、電力系統20の周波数に共振する正弦波形又は余弦波形を各相に対して生成する。
共振部63は、例えば、インバータ4の出力電流の各相に対応してそれぞれ設けられた3つの共振器63a、63b、及び63cを備えて構成されている。
各共振器63a、63b、及び63cは、比例器631、正弦波発生器632、及び加算器633をそれぞれ備えている。比例器631は、上記減算器から入力された差分に比例ゲインKpを乗算し出力する。正弦波発生器632は、共振周波数が電力系統の周波数に設定されている。正弦波発生器632は、電力系統20の周波数に共振する正弦波を上記減算器から入力された差分に基づいて生成し、出力する。加算器633は、比例器631からの出力と正弦波発生器632からの出力を加算し、出力する。
このようにして生成された、定常偏差が生ずることなく電流を追従させることが可能な電圧指令値va2、vb2、vc2は、PWM制御器64に出力される。
PWM制御器64は、各電圧指令値va2、vb2、vb2に基づいてゲート波形信号を生成し、これを駆動回路65に出力する。駆動回路65は、PWM制御器64からのゲート波形信号に基づいて、インバータ4を構成する6つのスイッチング素子を駆動する。これにより、スイッチング素子の開閉が制御され、インバータ4から電力系統20に供給される各相の電流が、各電流指令値ia2、ib2、ic2に追従するように制御される。
上述してきたように、本実施形態に係る風力発電装置によれば、以下の効果を奏する。
第1に、コンバータ制御部5により、発電機2からの各相の出力電力に基づいて要求トルクを得るための振幅を有する電流指令値が各相のそれぞれに対応して生成され、発電機からの各相の実電流が、生成された上記各電流指令値に追従するように、コンバータが制御されるので、発電機2からの各相の電流を別個独立に制御することが可能となる。これにより、ベクトル制御などの煩雑な処理を行うことなく、簡便な処理により発電機側の制御を実現することが可能となるので、処理の軽減及びデータ量の低減化を図ることができる。更に、3相交流電流の各相を独立して制御することにより、故障などに柔軟に対応することができるという効果を奏する。
第2に、共振部54が、各相に対応して生成された正弦(余弦)波電流指令値を発電機2の回転周波数に設定することで、共振部54が正弦(余弦)波内部モデルとして作用するので、制御理論における内部モデル原理に従って、コンバータ3の出力電流を定常偏差が生じないように追従させることが可能となる。これにより、制御の性能を容易に向上させることができる。
第3に、インバータ制御部6により、インバータ4への入力電圧に基づいて目標出力電力及び目標力率を得るための振幅及び位相を有する電流指令値が各相のそれぞれに対応して生成され、インバータからの各相の出力電流が、生成されたこれら各電流指令値に追従するように、インバータ4が制御される。これにより、インバータ4から電源系統20へ出力される各相の電流を別個独立に制御することが可能となり、所望の出力電力及び力率を得ることができる。
第4に、共振部63が、各相に対応して生成された正弦(余弦)波電流指令値を電力系統20の周波数に設定することで、共振部が正弦(余弦)波内部モデルとして作用するので、制御理論における内部モデル原理に従って、インバータ4の出力電流を定常偏差が生じないように、電流指令値に追従させることが可能となる。これにより、制御の性能を容易に向上させることができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
第1に、上述した一実施形態において、発電機2に採用した同期発電機は、巻線磁界型及び永久磁石磁界型のいずれであっても良い。また、同期発電機に代わって、図4に示すように、誘導発電機を採用することも可能である。誘導発電機は、かご型、巻線型などであっても良い。また、2次励磁方式の誘導発電機の制御も可能である。
第2に、コンバータ制御部5及びインバータ制御部6は、例えば、CPU(中央演算装置)、ROM(Read
Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等から構成されており、上述した各部の機能を実現するための一連の処理の過程が、プログラムの形式でROM等に記録されており、このプログラムをCPUがRAM等に読み出して、情報の加工・演算処理を実行することにより、上述の各部の機能を実現するような構成としても良い。このように構成することで、ソフトウェアの変更だけで、既存システムに適用することが可能である。
第3に、上述した実施形態においては、3相交流電力を直流電力に変換し、更に、直流電力を3相交流電力に変換して電力系統へ供給する場合について述べたが、それぞれの交流電力は、2相以上であれば良い。
第4に、上述した実施形態では、共振部が正弦波発生器を備えていたが、この正弦波発生器に代わって余弦波発生器を備えていても良い。
第5に、上述した実施形態においては、基本波に対する電流指令値を生成する場合について説明したが、例えば、発電機のトルク制御において、トルクの脈動低減のために、固定子(あるいは回転子)電流に高調波成分を重畳する高調波除去部(高調波除去手段)を備えるようにしても良い。例えば、高調波除去部は、基本波に重畳された高調波を除去するための各電流指令値を発生させる複数の関数発生器と、各関数発生器に対応して設けられた共振部とを備えている。また、このような構成からなる高調波除去部は、上述した各電流指令値生成部53a、53b、53cにそれぞれ設けられている。
具体的には、図5に示すように、各相に対応して設けられている各電流指令値生成部53a、53b、53c(図5では、一例として電流指令値生成部53aのみを図示している)が、基本波だけでなく、それぞれの高調波に対応する電流指令値ia=I a1sinω1t(基本波)+I a2sinω2t(高調波)+I a3sinω3t(高調波)・・・を生成する複数の関数発生器(図示略)を備え、更に、各相に対応して設けられている共振部54a、54b、54c(図5では、一例として共振部54aのみを図示する)が、基本波だけでなく、各高調波I a2sinω2t、I a3sinω3t、・・・に対応する共振器54a2、54a3(図示略)・・・備える構成とする。これにより、各高調波成分を定常偏差なく任意に制御することが可能となる。
また、電力系統では負荷の種類により、高調波が生じる場合があるが、この高調波を除去する高調波除去部(高調波除去手段)をコンバータ制御部に設けても良い。
具体的には、図6に示すように、各電流指令値生成部62a、62b、62c(図6では、一例として電流指令値生成部62aのみを図示している)が、基本波だけでなく、それぞれの高調波に対応する電流指令値ia=I a1sinω1t(基本波)+I a2sinω2t(高調波)+・・・を生成する複数の関数発生器(図示略)を備え、更に、各相に対応して設けられている共振部63a、63b、63c(図6では、一例として共振部63aのみを図示する)が、基本波だけでなく、各高調波I a2sinω2t、I a3sinω3t、・・・に対応する共振器(高調波除去手段)63a2、63a3(図示略)を備える構成とする。これにより、基本波に重畳されている高調波を除去することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る風力発電装置の概略構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係るコンバータ制御部の概略構成を示すブロック図図である。 本発明の一実施形態に係るインバータ制御部の概略構成を示すブロック図図である。 本発明の他の実施形態に係るコンバータ制御部の概略構成を示すブロック図である。 本発明の他の実施形態に係るコンバータ制御部の概略構成を示すブロック図であり、具体的には、発電機トルクの脈動を補償する制御系の構成例を示すブロック図である。 本発明の他の実施形態に係るコンバータ制御部の概略構成を示すブロック図であり、具体的には、系統高調波を補償する制御系の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
2 発電機
3 コンバータ
4 インバータ
5 コンバータ制御部
6 インバータ制御部
7 平滑コンデンサ
8a、8b、8c、9a、9b、9c 電流センサ
11 電圧センサ
20 電流系統
51 トルク算出部
52 振幅算出部
53 電流波形生成部
54 共振部
55 PWM制御部
56 駆動回路
61 振幅算出部
62 電流波形生成部
63 共振部
64 PWM制御部
65 駆動回路

Claims (11)

  1. 風力により発電する発電機と、前記発電機からのN(Nは2以上の整数)相交流電流を直流電流に変換するコンバータと、前記コンバータから出力される直流電流をM(Mは2以上の整数)相交流電流に変換するインバータとを備え、前記インバータの出力を電力系統に出力する風力発電装置であって、
    前記発電機からの各相の出力電流に基づいて、要求トルクを得るための振幅を有する電流指令値を前記各相のそれぞれに対して生成し、前記発電機からの各相の電流が前記各電流指令値に追従するように、前記コンバータを制御するコンバータ制御手段を備える風力発電装置。
  2. 前記コンバータ制御手段は、
    前記各相に対応して生成された電流指令値を前記発電機の回転周波数に共振させるための共振手段を備え、前記共振手段から出力される各電流指令値に基づいて、前記コンバータを制御する請求項1に記載の風力発電装置。
  3. 前記コンバータ制御手段は、
    要求トルク及び前記発電機からの各相の出力電流に基づいて算出された実トルクに基づいて、要求トルクを得るための電流の振幅を算出する振幅算出手段と、
    前記振幅算出手段により算出された振幅に基づいて、前記各相に応じた電流指令値を生成する電流指令値生成手段と、
    前記電流指令値生成手段により生成された前記各電流指令値を前記発電機の回転周波数に共振させる共振手段と
    を備え、
    前記共振手段から出力される各電流指令値に基づいて、前記コンバータを制御する請求項1に記載の風力発電装置。
  4. 前記コンバータ制御手段は、前記電流指令値に重畳されている高調波を除去する高調波除去手段を備える請求項1から請求項3のいずれかの項に記載の風力発電装置。
  5. 風力により発電する発電機と、前記発電機からのN(Nは2以上の整数)相交流電流を直流電流に変換するコンバータと、前記コンバータから出力される直流電流をM(Mは2以上の整数)相交流電流に変換するインバータとを備え、前記インバータの出力を電力系統に出力する風力発電装置であって、
    前記インバータの入力電圧に基づいて、目標出力電力及び目標力率を得るための電流指令値を前記インバータの出力の各相に応じてそれぞれ生成し、前記インバータからの各相の電流が前記各電流指令値に追従するように、前記インバータを制御するインバータ制御手段を備える風力発電装置。
  6. 前記インバータ制御手段は、
    前記各相に対応して生成された前記各電流指令値を前記電力系統の周波数に共振させる共振手段を備え、前記共振手段から出力される各電流指令値に基づいて、前記インバータを制御する請求項5に記載の風力発電装置。
  7. 前記インバータ制御手段は、
    目標出力電力を得るための振幅を算出する振幅算出手段と、
    前記振幅算出手段により算出された振幅及び目標力率を得るための位相に基づいて、前記インバータからの出力電流の各相に対して、電流指令値をそれぞれ生成する電流指令値生成手段と、
    前記電流指令値生成手段により生成された前記各電流指令値を前記電力系統の周波数に共振させる共振手段と
    を備え、
    前記共振手段から出力される各電流指令値に基づいて、前記インバータを制御する請求項5に記載の風力発電装置。
  8. 前記インバータ制御手段は、前記電流指令値に重畳されている高調波を除去する高調波除去手段を備える請求項5から請求項7のいずれかの項に記載の風力発電装置。
  9. 風力により発電する発電機と、
    前記発電機からのN(Nは2以上の整数)相交流電流を直流電流に変換するコンバータと、
    前記コンバータから出力される直流電流をM(Mは2以上の整数)相交流電流に変換するインバータと、
    前記発電機からの各相の出力電流に基づいて、要求トルクを得るための振幅を有する電流指令値を前記各相のそれぞれに対して生成し、前記発電機からの各相の電流が前記各電流指令値に追従するように、前記コンバータを制御するコンバータ制御手段と、
    前記インバータの入力電圧に基づいて、目標出力電力及び目標力率を得るための電流指令値を前記インバータの出力の各相に応じてそれぞれ生成し、前記インバータからの各相の電流が前記各電流指令値に追従するように、前記インバータを制御するインバータ制御手段と
    を備え、
    前記インバータの出力を電力系統に出力する風力発電装置。
  10. 風力により発電する発電機と、前記発電機からのN(Nは2以上の整数)相交流電流を直流電流に変換するコンバータと、前記コンバータから出力される直流電流をM(Mは2以上の整数)相交流電流に変換するインバータとを備え、前記インバータの出力を電力系統に出力する風力発電装置の制御方法であって、
    前記発電機からの各相の出力電流に基づいて、要求トルクを得るための振幅を有する電流指令値を前記各相のそれぞれに対して生成し、前記発電機からの各相の電流が前記各電流指令値に追従するように、前記コンバータを制御する風力発電装置の制御方法。
  11. 風力により発電する発電機と、前記発電機からのN(Nは2以上の整数)相交流電流を直流電流に変換するコンバータと、前記コンバータから出力される直流電流をM(Mは2以上の整数)相交流電流に変換するインバータとを備え、前記インバータの出力を電力系統に出力する風力発電装置の制御方法であって、
    前記インバータの入力電圧に基づいて、目標出力電力及び目標力率を得るための電流指令値を前記インバータの出力の各相に応じてそれぞれ生成し、前記インバータからの各相の電流が前記各電流指令値に追従するように、前記インバータを制御する風力発電装置の制御方法。
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