JP2006245591A - 3dBカプラ - Google Patents

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Abstract

【課題】トランスの1次側と2次側との良好な容量結合および誘導結合を、小さいサイズで実現できる3dBカプラを提供する。
【解決手段】トランスの一次側である第1の導体およびトランスの二次側である第2の導体が、相互に隔離され、容量的および誘導的に相互に結合されており、それぞれn>1の巻数を有する3dBカプラとし、所定の特性インピーダンスおよび所定の基本周波数に対して、結合容量のキャパシタンスと誘導結合を形成するインダクタンスを共に所定値に調整する。
【選択図】図4

Description

本発明は、次の形式の3dBカプラに関する。すなわち、少なくとも1つの第1の電気的導体および第2の電気的導体を有し、両電気的導体は相互に離隔されており、容量的および誘導的に相互に結合されており、第1の導体はトランスの1次側であり、第2の電気的導体はトランスの2次側である形式の3dBカプラに関する。
レーザ励起プロセスまたはプラズマプロセスの領域では、13.56MHzおよび27.12MHzの通常の産業用の周波数と1kW〜50kWの出力電力とを有する高周波増幅器が公知である。より大きな出力およびより高い周波数の高周波増幅器を使用する努力が払われているが、このことを実現するのは、種々の理由から実に困難である。
その理由の1つは、レーザ励起プロセスまたはプラズマプロセスの負荷インピーダンスが非線形性であることと、変化がダイナミックであり、しばしば予測不能であることだ。この負荷インピーダンスのダイナミックな変化によって反射が発生し、これは増幅器における損失に繋がる。その際には、増幅器のリアクタンス素子、整合ネットワークの給電線およびリアクタンス素子に蓄積された高い無効エネルギーが放出され、高い電圧および電流が形成され、増幅器が励振されるか、または回路素子が破壊されてしまう。
このような負荷インピーダンスの変動は、レーザ励起プロセスまたはプラズマプロセスの点弧時に発生するか、またはプラズマプロセス中のアーク時に発生する。さらに、高周波作動によるレーザ励起はパルスによって行われ、高周波励起によるプラズマプロセスのパルス作動もますます行われるようになってきていること、すなわち、高周波増幅器がたとえば100Hz〜300kHzのパルス周波数でスイッチオンおよびスイッチオフされるか、または2つの電力領域間で切り替えられることも考慮しなければならない。各スイッチング過程で短時間の反射が発生し、この反射の大部分が増幅器で損失エネルギーに、すなわち熱発生に変換される。
このような高周波増幅器の出力段は、小電力(1〜6kW)ではトランジスタによっても構成され、比較的大きな電力では通常、管が使用される。管は反射に対して比較的頑強であり、損失エネルギーをトランジスタより比較的良好に排出する。しかし、管は比較的高価であり、動作に起因する摩耗にさらされる。さらに、管は比較的大きい。駆動回路および冷却部とともに管高周波増幅器は、約0.8m×1m×2mのサイズのスイッチングキャビネットで提供されている。
したがって、より大きな電力の高周波増幅器にトランジスタ出力段を設けるという試行がますます行われるようになっている。トランジスタ化された増幅器を使用することにより、共振モードで動作する切換式の増幅器がますます使用されてきている。その際には、トランジスタの切換により発生する損失エネルギーは非常に僅かである。このようにして、非常に小さい寸法および比較的高い電力を有する増幅器を構成することができる。約0.3m×0.2m×0.2mのサイズを有する13.56MHz 3kWの増幅器が実現される。このようなサイズのため、このような増幅器をプラズマ設備またはレーザ励起回路に組み込むのを、より良好に行うことができる。
トランジスタ化された出力段による大きな電力は、同期して動作する複数の高周波増幅器と一緒に接続することによって実現される。この接続は、いわゆる結合器によって行われる。このような結合器には、種々の構成タイプが存在する。
マイクロ波技術または無線送信技術でしばしば使用される結合器は、いわゆる90°ハイブリッドであり、これは3dBカプラとも称される。3dBカプラは、4ポートである。
3dBカプラを結合器として使用する場合、2つのポートにそれぞれ、同じ出力周波数の高周波電力増幅器が接続される。これらの高周波電力増幅器には、等しい内部抵抗が設けられており、これらの高周波電力増幅器の出力信号は90°位相シフトされている。第3のポートに、負荷抵抗を有する負荷が接続され、第4のポートに負荷補償抵抗が接続されている。負荷抵抗、負荷補償抵抗および増幅器の内部抵抗は等しい。この90°ハイブリッドのもっぱらパッシブな素子(線路、容量、トランスまたはインダクタンス)は次のように選定される。すなわち、負荷で両増幅器の出力が一緒にまとめられ、負荷補償抵抗に電力が出力されず、両増幅器が結合されずに相互に影響し合うことがないように選定される。90°ハイブリッド自体は、理想的には無損失である。すなわち両高周波増幅器の出力は、第3のポートに接続された負荷へ完全に供給される。
マイクロ波技術から公知の3dBカプラは、λ/4の線路長を有する結合線路として構成されている。この結合線路技術を13MHzおよび27MHzで使用するのは非常に不利である。というのも、λ/4の長さの構成サイズは数mになってしまうので、所望のようにジェネレータを縮小することに関しては後退することを意味する。
前記構成に対して択一的に、3dBカプラを離散的な素子から構成することもできる。その際には、3dBカプラは通常、容量結合するための少なくとも1つのキャパシタンスと、誘導的な電磁結合を行うための結合インダクタンスを有するトランスとを有する。
3dBカプラを所望の特性に調節するためには、結合インダクタンスおよび結合容量が以下の条件を満たさなければならない:
=Z/(2πf)
=1/(2πfZ
ここでは、
=結合インダクタンス
=結合容量
=特性インピーダンス
f=周波数
13MHzかつZ=50Ωの場合、結合インダクタンスLは約600nHとなり、結合容量Cは約200pFとなる。
3dBカプラを離散的な素子から構成するためには常に、精密な素子にかかる必要な手間が大きくなってしまい、場合によってはこれらの素子をさらに調整しなければならない。とりわけ比較的大きな(1kWを上回る)電力では、このことは常に、非常に高いコストを必要とする。
相互に所定の間隔で離隔され所定の面積を有する2つの電気的導体によって結合容量を形成するのは、簡単かつ低コストであり、非常に精確に再現可能である。しかし大抵は、このような2つの導体では所要のインダクタンスは実現されない。したがって、この所要のインダクタンスを適切に高めなければならない。このための1つの手段は、インダクタンスをもっぱら、インダクタンスを高める素子によって高めることである。このインダクタンスを高める素子は、たとえばフェライトである。所要のインダクタンスを大きな電力で実現するためには、大きな寸法を有し高コストを伴う、インダクタンスを高める素子が必要である。
本発明の課題は、トランスの1次側と2次側との良好な容量結合および誘導結合を、小さいサイズで実現できる3dBカプラを提供することである。
前記課題は本発明では、冒頭に記載した形式の次のような3dBカプラによって解決される。すなわち、第1の導体および第2の導体がそれぞれ、n>1の巻数を有する3dBカプラによって解決される。
このように単純な構成によって、インダクタンスを簡単に高めることができる。インダクタンスは巻数の2乗に比例して高くなるので、巻数が2倍になると、インダクタンスは係数4だけ高くなり、インダクタンスを高める素子の大きさは、巻数が2倍になると係数4だけ縮小される。したがってこの大きさは、1つより多い巻数を使用することによって減少される。巻数が十分に大きければ、理想的には、インダクタンスを高める別の手段を省略することができる。
しかも巻数を増加することにより、インダクタンスを生成する導体の長さも低減される。このことによって有利には、より対称的な位相分配も実現される。理想的には、入力ポートにおける入力信号と第1の出力ポートの第1の出力信号との間の位相シフトは+45°でなければならず、該入力信号と第2の出力ポートの第2の出力信号との間の位相シフトは−45°でなければならない。しかし、1巻きだけでしばしば、一方の出力ポートにおける位相シフトは入力ポートに対してたとえば+40°となり、他方の出力ポートにおける位相シフトは−50°になる。導体長が短くなると、理想的な位相分配からの偏差が小さくなる。
本発明による3dBカプラは有利には、1〜80MHzの領域にある周波数で、かつ1kWを上回る電力でHF線路を結合するために使用される。この周波数領域はとりわけ、約1MHz;約2MHz;13.56MHzまたは約60MHzである。このような領域で3dBカプラを使用することは、従来は知られていなかった。
100MHzを下回る周波数に対する3dBカプラの寸法は、格段に減少される。この寸法はλ/4より小さく、とりわけλ/8より小さい。有利にはλ/10よりも小さくなる。このような大きさの場合、高周波技術の線路理論の影響は意味を持たなくなる。ここで、本発明による3dBカプラは、比較的高い周波数に関する従来技術から公知のような結合線路ではないこと、すなわち、該3dBカプラの特性を決定するのは(もっぱら)線路長ではないことを再度明言しておく。むしろ電気的導体間の結合は、所定の基本周波数fおよび所定の特性インピーダンスZで、該電気的導体間で固定的に設定および調節された容量による容量結合に相応する。この容量は、導体の面積および間隔によって調節できる。さらにこの結合は、所定の基本周波数fおよび所定の特性インピーダンスZで、固定的に設定および調節されたトランスのインダクタンスによる誘導結合に相応する。このインダクタンスは、たとえば導体の長さに依存し、とりわけ導体セグメントの長さに依存する。本発明の1つの構成では、結合領域で導体のインダクタンスを高めるために、インダクタンスを高める少なくとも1つの素子が設けられる。インダクタンスおよびキャパシタンスの値は、上記の式から周波数および特性インピーダンスに依存して計算される。
インダクタンスを高める素子はここでは、任意の形態を有することができる。有利には、インダクタンスを高める素子は導体を結合領域で、少なくとも部分的に包囲する。インダクタンスを高める素子を、たとえば導体に対して並列に設けることができる。このような構成により、特に簡単かつ効率的な結合を実現することができる。インダクタンスを高める素子は有利には、導体を結合領域で環状に包囲する。ここで環状という表現は、結合領域において導体セグメントが、十分に閉鎖的なジオメトリで包囲されることを意味し、このジオメトリは、円形、楕円形、矩形または別の形状とすることができる。環状のジオメトリの利点は、漏れ磁界が低減されることである。環状形状が矩形である場合、インダクタンスを高める素子で発生する熱を冷却体へ、とりわけプレーナ形の冷却プレートへ特に良好に排出することができる。一般的に、インダクタンスを高める素子は冷却体を有するか、または冷却体と熱交換接続されているか、または素子自体が冷却体として構成される。
インダクタンスを高める素子の矩形形状は、複数の部分を組み合わせて形成することができ、たとえば4つの平行6面体を組み合せるか、または2つのU形部分を組み合わせるか、またはU形部分と平行6面体とを組み合わせて形成される。複数の部分を組み合わせて形成される形状の場合、製造が簡略化され、さらにインダクタンスを調節するために、各部分間に調節可能なギャップを設けることもできる。
有利には、インダクタンスを高める該少なくとも1つの素子は、フェライト材料から構成される。とりわけ、導体を少なくとも部分的に、有利には結合領域で包囲する1つまたは複数のフェライトリングが設けられる。
結合すべき線路に応じて、比較的低い磁気損失または高い磁気損失を有するフェライトリングを使用することができる。比較的低い電力では、比較的高い磁気損失を有するフェライトリングを使用することができ、それに対して高い電力では、ごく低い磁気損失を有するフェライト材料を使用しなければならない。サイズが等しい場合、低い磁気損失を有するフェライトボディは通常、比較的低いA値を有するので、等しいインダクタンスを達成するためには相応に、より大きな量のフェライトボディを使用しなければならない。
したがって、比較的小さい電力の場合、たとえば200nHの大きなA値を有するフェライトリングを使用して、たとえば600nHの所要のインダクタンスを達成するために必要なフェライトリングを僅かにできるのに対し、相応に高い電流が導体を流れる高い電力(たとえば5kW)では、比較的小さいA値を有するフェライトリングを使用しなければならない。というのも、そうしなければフェライトコアにおいて、相応に高い強磁性の損失が発生するからである。公知のように、フェライトコアにおける磁気損失またはジャイロ磁気損失は、特定の周波数で材料に依存して、磁気共振周波数まで上昇する。この強磁性の共振周波数が過度に低く、動作周波数に過度に近い場合、損失によってフェライトが加熱される。
それゆえ高い電力の場合には、有利には比較的低いA値を有するフェライトリングが使用され、そのためには相応に比較的多数が使用される。したがって10kW以下の電力および13.56MHzの動作周波数の場合、90°ハイブリッドを5cm×10cm以下のベース面積で実現することができる。ここでは高さは、いずれの場合にも5cmを下回るか、またはほぼ5cmに等しい。しかし、巻数が高くなるほど、必要とされるインダクタンスを高める素子は少なくなる。このことは、とりわけ面積を削減して低コストで構成するために望ましい。というのも、インダクタンスを高める素子によってインダクタンスの再現性が困難になるからである。
特に有利な実施形態では、第1の導体および第2の導体の巻数は、それぞれn=2である。この巻数は、とりわけインダクタンスを高める素子を同時に使用する場合には、良好な妥協線となる。3dBカプラにかかる構造上の手間は許容範囲内であり、インダクタンスおよびキャパシタンスは良好に再現することができ、オーム損失は低く抑えられる。漏れ磁界は大きな影響を及ぼさない。フェライトがインダクタンスを高める素子として使用される場合、フェライトの数または寸法を、n=1の巻数の場合に必要とされる数または寸法の25%にまで低減することができる。このことによって、高価なフェライトを削減することができる。さらに、使用されるフェライトが減少すると、再現性は良好になる。というのも、フェライトを製造する際の10〜20%の公差の有意性が低くなるからである。
3dBカプラの誘導トランスを製造するためには、密接な誘導結合が必要である。すなわち、1次側線路および2次側線路の少なくとも一部を相互に、可能な限り近接して設けなければならない。とりわけ、1次側および2次側の導体セグメントは相互にオーバラップするか、または相互にかみ合わされている。さらに有利には、導体ないしは導体のセグメントは、有利には少なくとも部分的に、有利には結合領域で、相互に平行に延在する。
再現可能なキャパシタンスを実現するためには、少なくとも1つのスペーサ、とりわけアイソレータが設けられる。これによって、少なくとも1つの第1の導体および少なくとも1つの第2の導体のセグメントは、所定の間隔をおいて保持される。特に有利なのは、導体が少なくとも部分的に、有利には結合領域において、平行な面に延在する構成である。
有利な構成によれば、隣接する導体セグメント間に扁平なスペーサないしはアイソレータが設けられる。アイソレータは有利には、2〜2.6の領域にある誘電率εおよび約0.5mm〜3mmの厚さを有する絶縁材料から形成される。前記誘電率εは、有利には約2.33である。アイソレータは結合領域全体に延在する。
高品質および高い耐絶縁性のため、絶縁材料として有利にはポリテトラフルオロエチレン(PTFE)が使用される。これは、「テフロン」という商品名で知られている。有利なのは、絶縁材料の損失係数tanδが低いことである。tanδは0.005より低くなければならない。このことによって、絶縁材料における損失が低く抑えられる。特に適しているものとして、ROGERS Corp. によって最初の試作で、RT/duorit 5870が製造されている。これは、0.0005〜0.0012のtanδおよび2.3のεを有する。
導体が少なくとも結合領域で、平坦な導体路として構成される場合、空間削減が可能であると同時に容易に再現可能なキャパシタンスを実現できる構成が得られる。
ここで特に有利なのは、前記少なくとも1つのスペーサが扁平に形成されており、第1の導体セグメントが該スペーサの一方の側に取り付けられ、第2の導体セグメントが該スペーサの対向する側に取り付けられている場合である。ここではとりわけ、該スペーサに第1の導体の導体セグメントおよび第2の導体の導体セグメントがプリントされているか、または被覆されているか、またはラミネートされている。スペーサはここでは、導体ないしは導体路に対する担持材料として使用され、プリント基板として構成される。
このような構成のうち複数を、相互に積層することができる。すでに述べたように、導体間ないしは導体路間に、所定の一定の間隔が保証される。とりわけこうすることにより、結合領域において第1の導体および第2の導体のセグメントが、導体スタック内に配置され、隣接する導体セグメントは、とりわけアイソレータによって相互に離隔される。
有利な実施形態では、複数のスペーサ、とりわけ複数のプリント基板が積層される。有利には、このスペーサの両側に導体セグメントが設けられており、隣接するスペーサの対向する両側の導体セグメントは、実質的に合同である。担持層として誘電体を有する導体路は、ボード設計およびプリント基板製造によって簡単に実現することができる。
本発明の有利な構成では、凹部を有する第1のプリント基板が設けられている。この凹部は、該プリント基板の上面および下面で、それぞれ導体路によって包囲されている。実質的にT字形の少なくとも2つのプリント基板が設けられ、これらのプリント基板は上面および下面でそれぞれ導体路を有し、導体路は別個の2つの巻線に接続されている。前記凹部はたとえば環状のフェライトを収容し、T字部材はフェライトの貫通口に嵌入される。
動作周波数は13.56MHzの産業用周波数に制限されることはなく、1〜100MHzの領域から選択できる。しかしこのような構成の大きな利点は、本原理をさらに格段に低い周波数にも適用できることである。導体路セグメントは結合線路として作用するのではなく、結合容量および結合インダクタンスとして作用するからである。導体路ないしは導体路セグメントが結合線路として動作する場合、少なくともλ/4の線路長を使用しなければならない。しかしこのような線路長は、周波数が低くなるほど長くなる。このことは結合線路の場合、サイズがますます大きくなることを意味する。しかし本発明によるコンセプトによれば、構成を周波数の低減によって長くしなくてもよく、キャパシタンス値およびインダクタンス値を、たとえば巻数の調整によって整合するだけでよい。
本発明の有利な実施例が図面に概略的に示されており、以下に図面の図と関連して詳述されている。
図1a,1bは、第1のプリント基板1の上面1aないしは下面1bを示している。図2a,2bは、第2のプリント基板2の上面2aないしは下面2bを示している。図3a,3bは、第3のプリント基板3の上面3aないしは下面3bを示している。プリント基板1,2,3によって、図4に示されているような本発明による3dBカプラ100が構成される。
プリント基板1の端子11,16,21,26が、3dBカプラの入力端ないしは出力端(ポート)である。プリント基板1および2が相互に重ねられる場合、端子12および12aは合同であり、組み合わされて3dBカプラが構成される際には相互に導電接続されている。同様のことが、端子13,13a;14,14a;15,15a;22,22a;23,23a;24,24aおよび25,25aにも当てはまる。3dBカプラはトランスを有し、1次側(垂直に平行線が引かれた面)のインダクタンスは2つの巻線を有する。これらの巻線は、フェライトとして形成されたインダクタンスを高める素子4を通って延在する。2つの巻線の経過を、図1a〜3bに示された参照記号および矢印に基づいて説明する。第1のインダクタンスは11から12へ延在し、さらに12a、次に13、13a、14、14a、15、15aへ延在し、最後に端子16に到達する。
2次側のインダクタンス(斜線の面)もまた、2つの巻線を、インダクタンスを高める素子4を通って延在する。すなわち、端子21から22へ延在し、さらに22a、次に23、23a、24、24a、25、25aへ延在し、最後に端子26に到達する。
3dBカプラ100(図4)が構成される際には、プリント基板2がプリント基板1の上部に設けられ、プリント基板3がプリント基板2の上部に設けられる。キャパシタンスは基本的に、各プリント基板1,2,3の上面1a,2a,3aの導電性の面と下面1b,2b,3bの導電性の面との間にのみ形成される。プリント基板1の上面1aおよびプリント基板2の下面2bは同一のインダクタンスの導体路27a,28bを有し、プリント基板2の上面2aおよびプリント基板3の下面3bは別のインダクタンスの導体路28a,29bを有する。インダクタンスに電圧が形成されるので、プリント基板1,2,3を相互に離隔し、とりわけスペーサによって相互に絶縁して離隔しなければならない。該スペーサは、たとえば絶縁プレートまたはシートである。3つのプリント基板1,2,3から成る構成全体を、多層(この場合には6層)のマルチレイヤボードに統合することもできる。こうすることにより、より精密でコスト上より最適な製造が可能になる。その際には、インダクタンスを高める素子4は、2つの半割シェルの形態で嵌め込まなければならない。
10cmの長さおよび5cmの幅(プリント基板1)および4cmの高さの寸法(フェライトリングとして形成される、インダクタンスを高める素子4によって決定される)で、13.56MHzで2.5kWの2つのHF線路を5kWにまとめるための3dBカプラが実現される。
キャパシタンスを調整または上昇しなければならない場合、離散的なコンデンサを並列接続するか、または、たとえばプリント基板1の両面の面積を拡大することができる。
図4に、3dBカプラ100のためのプリント基板1,2,3の配置が示されている。ここでは、端子16,26が示されている。プリント基板1上方にプリント基板2,3が配置されており、T字形のプリント基板2,3は、フェライトとして形成された、インダクタンスを高める素子4のフリースペース4aに挿入されている。このことは結合領域101が、インダクタンスを高める素子4によって包囲されていることを意味する。プリント基板1,2,3は上面1a,2a,3aおよび下面1b,2b,3bに、導体路27a,27b,28a,28b,29a,29bを有する。プリント基板1,2,3の異なる面上の導体路27a,27b,28a,28b,29a,29bは、プリント基板1,2,3の担持材料によって離隔されている。この担持材料はアイソレータであり、スペーサとして使用される。隣接するプリント基板1,2,3の相互に対向する導体路セグメントは、スペーサによって離隔されている。インダクタンスを高める素子4は冷却体103上に設けられており、この冷却体103も担持プレート104上に設けられている。冷却体103とインダクタンスを高める素子4との間には、熱伝導を良好にする層105が配置されている。
インダクタンスを高める素子を有さない実施形態が図5に示されている。導体路として形成された導体110,111は、スパイラルとして形成されている。導電性の材料から成るスパイラルはプリント基板の両面に取り付けられ、たとえばラミネート積層される。その際には十分に合同であるように、導体110はプリント基板の上面に取り付けられ、導体11は該プリント基板の下面に取り付けられる。導体110,111は、3dBカプラのトランスの1次側のインダクタンスおよび2次側のインダクタンスである。これらはそれぞれ、巻数n=4を有する。
端子112〜115をスルーコンタクトとしたい場合には、これらをずらして形成しなければならない。このことは図5に示されている。また、端子112〜115をそれぞれ上面および下面に形成し、3dBカプラをたとえば2つの増幅器間に配置することも考えられる。
ここでも、たとえばフェライトである、インダクタンスを高める素子を設けることができる。これはたとえば、ディスク、ピンまたはシェルコアである。場合によってはスパイラルの中心に凹部を設けなければならない。この凹部は、たとえばフェライトに対する穿孔である。
3dBカプラの一部である、第1のプリント基板の上面である。 図1aのプリント基板の下面である。 第1のプリント基板上方に配置される第2のプリント基板の上面である。 第2のプリント基板の下面である。 第2のプリント基板上方に配置される第3のプリント基板の上面である。 第3のプリント基板の下面である。 3dBカプラの第1の実施形態の前面図である。 3dBカプラの別の実施形態である。
符号の説明
1,2,3 プリント基板
4 インダクタンスを高める素子
11,16,21,26 3dBカプラのポート
12,12a;13,13a;14,14a;15,15a;22,22a;23,23a;24,24a;25,25a;26 端子
27a,27b,28a,28b,29a,29b インダクタンスの導体路
100 本発明による3dBカプラ
101 結合領域
102 冷却体
104 担持プレート
110,111 導体路
112,113,114,115 端子

Claims (20)

  1. 3dBカプラ(100)であって、
    少なくとも1つの第1の電気的導体(110)と第2の電気的導体(111)とを有し、
    該電気的導体は相互に離隔され、容量的および誘導的に相互に結合されており、
    第1の電気的導体(110)はトランスの1次側であり、
    第2の電気的導体(111)は該トランスの2次側である形式のものにおいて、
    第1の電気的導体(110)および第2の電気的導体(111)はそれぞれ、n>1の巻数を有することを特徴とする3dBカプラ。
  2. 容量結合のキャパシタンスは、所定の特性インピーダンスおよび所定の基本周波数に対して所定のキャパシタンス値に調節されており、
    誘導結合を形成するトランスのインダクタンスは、所定の特性インピーダンスおよび所定の基本周波数に対して所定のインダクタンス値に調節されている、請求項1記載の3dBカプラ。
  3. 第1の電気的導体および第2の電気的導体はそれぞれ、n=2の巻数を有する、請求項1または2記載の3dBカプラ。
  4. 結合領域(101)に、該電気的導体のインダクタンスを高めるために、インダクタンスを高める少なくとも1つの素子(4)が設けられている、請求項1から3までのいずれか1項記載の3dBカプラ。
  5. インダクタンスを高める前記少なくとも1つの素子(4)は、該結合領域(101)において該電気的導体(110,111)を、少なくとも部分的に包囲する、請求項4記載の3dBカプラ。
  6. インダクタンスを高める前記少なくとも1つの素子(4)は、環状に形成されている、請求項4または5記載の3dBカプラ。
  7. インダクタンスを高める前記少なくとも1つの素子(4)は、少なくとも1つの調整可能なギャップを有する、請求項4から6までのいずれか1項記載音3dBカプラ。
  8. インダクタンスを高める前記少なくとも1つの素子(4)は、フェライト材料から形成されている、請求項4から7までのいずれか1項記載の3dBカプラ。
  9. 該少なくとも1つの第1の電気的導体(110)および/または第2の電気的導体(111)の長さは<λ/4であるか、または<λ/8であるか、または<λ/10である、請求項1から8までのいずれか1項記載の3dBカプラ。
  10. 該電気的導体(110,111)は、少なくとも部分的に、該結合領域(101)において、相互に平行に延在する、請求項1から9までのいずれか1項記載の3dBカプラ。
  11. 該電気的導体(110,111)は、少なくとも部分的に、該結合領域(101)において、平行な面に延在する、請求項1から10までのいずれか1項記載の3dBカプラ。
  12. 少なくとも1つのスペーサが設けられており、
    前記少なくとも1つのスペーサは、該少なくとも1つの第1の電気的導体および第2の電気的導体のセグメントを、所定の間隔をおいて保持する、請求項1から11までのいずれか1項記載の3dBカプラ。
  13. 前記スペーサは電気的なアイソレータとして形成されており、該結合領域(101)全体に延在する、請求項1から12までのいずれか1項記載の3dBカプラ。
  14. 該電気的導体は、少なくとも該結合領域において、平坦な導体路(27a,27b,28a,28b,29a,29b)として形成されている、請求項1から13までのいずれか1項記載の3dBカプラ。
  15. 前記少なくとも1つのスペーサは扁平に形成されており、
    該第1の電気的導体の導体セグメントが、該少なくとも1つのスペーサの一方の面に取り付けられ、該第2の電気的導体の導体セグメントが、該少なくとも1つのスペーサの対向する面に取り付けられており、
    たとえば、該スペーサに該第1の電気的導体および第2の電気的導体の導体セグメントが、プリント、被覆またはラミネートされている、請求項1から14までのいずれか1項記載の3dBカプラ。
  16. 該結合領域において該第1の電気的導体および第2の電気的導体の導体セグメントは導体スタック内に配置されており、
    隣接する導体セグメントは、アイソレータによって相互に離隔されている、請求項1から15までのいずれか1項記載の3dBカプラ。
  17. 複数のスペーサが積層されており、
    有利には、該スペーサの両面に導体セグメントが設けられており、
    該スペーサは、たとえばプリント基板(1,2,3)であり、
    隣接するスペーサの対向する面の導体セグメントは、実質的に合同である、請求項1から16までのいずれか1項記載の3dBカプラ。
  18. インダクタンスを高める該素子(4)は、冷却体(103)を有するか、または冷却体(103)に熱交換接続されているか、または該素子(4)自体が冷却体(103)として形成されている、請求項4から17までのいずれか1項記載の3dBカプラ。
  19. 凹部を有する第1のプリント基板(1)が設けられており、
    前記凹部は該プリント基板(1)の上面(1a)および下面(1b)で、それぞれ導体路(27a,27b)によって包囲されており、
    実質的にT字形の少なくとも2つのプリント基板(2,3)が設けられており、
    前記プリント基板(2,3)の上面および下面(2a,3a,2b,3b)は、それぞれ導体路(28a,28b,29a,29b)を有し、
    前記導体路(27a,27b,28a,28b,29a,29b)は、2つの別個の巻線に接続されている、請求項1から18までのいずれか1項記載の3dBカプラ。
  20. 請求項1から19までのいずれか1項記載の3dBカプラを、1〜80MHzの領域にある周波数かつ1kWを上回る電力でHF出力を結合するために使用し、
    前記周波数はとりわけ、1MHz;2MHz;13.56MHz;27.12MHzまたは60MHzであることを特徴とする、3dBカプラの使用方法。
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