JP2006245059A - 基板処理装置及び基板処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 新たな処理液に置換される前の状態である基板表面部分に、これよりも後の段階で基板に供給される処理液が回り込むことを確実に防止する。
【解決手段】 入口ノズル20が、搬送中の基板Wの上方から、基板幅の全域に亘って、第1吐出口2021及び第2吐出口2022から基板表面にかけてカーテン状のリンス液を吐出する。これにより、前工程で付与されて基板表面に残存する例えばエッチング液から、新たに供給するリンス液への置換を短時間に行うと共に、入口ノズル20の吐出口202の基板搬送方向上流側領域と下流側領域とを仕切り、下流側領域から上流側領域への気流の行き来を遮断して、入口ノズル20よりも基板搬送方向下流側でスプレイノズルからのリンス液供給時に発生するミストが、液置換前の基板部分に付着することを回避する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、液晶表示デバイス(LCD)、プラズマ表示デバイス(PDP)、半導体デバイス等の製造プロセスにおいて、LCDまたはPDP用ガラス基板、半導体基板などの被処理基板に対して各種の処理、例えば洗浄処理を行う基板処理装置に関する。
従来、基板処理装置において、エッチング処理後の基板表面に対するリンス処理は、次のようにして行われている。例えば、特許文献1に示されるように、基板Wが水洗処理部10の処理チャンバ12内へ搬入されてきたとき、処理チャンバ12の入口側開口14付近では入口ノズル20からリンス液を供給し、基板Wが更に搬送方向下流側に進むと、基板Wが処理チャンバ12内から搬出されるまで上部スプレイノズル22からリンス液を基板Wの上面に供給する。これは、前処理で用いられた処理液の残存による、基板表面に形成された配線パターンの形状や線幅の均一性悪化を防止するため、処理チャンバ12の入り口付近でスリット状の入口ノズル20から直下の基板表面部分に多量のリンス液を均一に供給して短時間でリンス液への置換を行うようにし、その後に上部スプレイノズル22からリンス液供給を行うようにしたものである。
特開2004−273984号
しかしながら、上記の基板処理装置の場合、処理チャンバ内で入口ノズル20よりも下流側の上部スプレイノズル22からスプレイ供給されるリンス液が、基板W表面や処理チャンバ12の内壁に衝突して飛散するときにミストが発生し、このミストが浮遊して、入口ノズル20によるリンス液への置換前の基板表面(前工程で付与された処理液が残存する基板表面)に回り込んで付着してしまうと、その部分がムラになったり、基板表面に形成された配線パターンの形状や線幅の均一性が悪化するおそれがある。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、新たな処理液に置換される前の状態である基板表面部分に、これよりも後の段階で基板に供給される処理液が回り込むことを確実に防止することを目的とするものである。
本発明の請求項1に記載の発明は、予め定められた方向に搬送される基板に対して処理を行う処理槽内で、当該搬送中の基板の上方位置に配設される処理液供給手段を備え、
前記処理液供給手段は、前記基板の搬送方向に交差する基板幅の全域に亘って、前記処理槽内を処理液吐出位置の上流側領域と下流側領域とに仕切る処理液を吐出する処理液吐出口を有し、この処理液吐出口から基板表面にかけてカーテン状に処理液が吐出される基板処理装置である。
また、請求項5に記載の発明は、予め定められた方向に搬送される基板に対して処理を行う処理槽内で、当該基板の搬送方向に交差する基板幅の全域に亘って、当該搬送中の基板の上方から基板表面にかけてカーテン状に処理液を吐出して、前記処理槽内を前記処理液吐出位置の上流側領域と下流側領域とに仕切る基板処理方法である。
これらの構成では、処理液供給手段が、搬送中の基板の上方から、基板幅の全域に亘って、処理液吐出口から基板表面にかけてカーテン状の処理液を吐出することにより、基板表面に残存する前処理で付与された処理液から、新たに供給する処理液への置換を短時間に行うと共に、処理液供給手段の処理液吐出口の基板搬送方向上流側領域と下流側領域とを仕切って、下流側領域から上流側領域への気流の行き来を遮断するようにしている。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の基板処理装置であって、前記処理液吐出口は、基板搬送方向下流側に向けて処理液を吐出するものである。
この構成では、処理液吐出口から基板搬送方向下流側に向けて処理液を吐出することにより、基板表面に供給した処理液が基板搬送方向上流側に逆流しないようにして、この処理液が前工程の処理槽に浸入してしまうことを防止している。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の基板処理装置であって、前記処理液供給手段は、前記処理槽の側壁であって、当該処理槽とこれよりも前の工程の処理槽とを仕切る側壁に配設され、
前記処理液吐出口は、前記基板幅の方向に延びる第1吐出口と、第1吐出口の両端部から前記側壁に向かって延びる第2吐出口とを有するものである。
この構成によれば、処理液供給手段の第1吐出口及び第2吐出口から処理液を吐出すると、第1吐出口及び第2吐出口から基板表面に至るカーテン状の処理液が、基板幅の全域と、基板搬送方向における第1吐出口及び第2吐出口から上記仕切りとなる側壁に向かう位置に存在することになるので、処理液吐出口の配設位置から、当該処理槽の最上流位置となる上記側壁までの領域が処理液のカーテンで覆われるようにしている。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の基板処理装置であって、前記第2吐出口が円弧状であるものである。
この構成では、第2吐出口を円弧状としているので、この第2吐出口から処理液を吐出したときに、処理液が円弧に沿って滑らかな曲線を描いて吐出されるので、吐出後の処理液が水平横方向に拡がっても、処理液のカーテンに途切れが生じるという不具合の発生を防止することができる。
請求項1及び請求項5に記載の発明によれば、搬送中の基板の上方から基板幅の全域に亘って、処理液吐出口から基板表面にかけて吐出されるカーテン状の処理液により、処理液吐出口の基板搬送方向上流側領域と下流側領域とが仕切られ、当該下流側領域から上流側領域への気流の行き来が遮断されるので、基板表面に残存する前処理で付与された処理液から新たな処理液への置換を短時間で行えると共に、処理液吐出口よりも基板搬送方向下流側で、基板に対して処理液を供給する時にミストが発生する場合であっても、リンス液に置換される前の状態にある処理液吐出口よりも上流側領域の基板表面部分に当該ミスト状の処理液が回り込むことを防止することができる。これにより、基板表面に形成された配線パターンの形状や線幅の均一性を悪化させることなく、効率よく基板を処理することができる。
請求項2に記載の発明によれば、基板表面に供給した処理液が基板搬送方向上流側に逆流して前工程の処理槽に浸入することを防止することができる。
請求項3に記載の発明によれば、第1吐出口及び第2吐出口から基板表面に至るカーテン状の処理液によって、処理液吐出口の配設位置から、当該処理槽の最上流位置となる上記側壁までの領域が処理液のカーテンで覆われるので、当該領域と処理液吐出口の基板搬送方向下流側領域との間における気流の行き来を更に確実に遮断することができる。
請求項4に記載の発明によれば、第2吐出口の円弧に沿って、処理液が滑らかな曲線を描いて吐出されるので、吐出後の処理液が水平横方向に拡がっても、処理液のカーテンに途切れが生じるという不具合の発生が防止され、処理液吐出口の基板搬送方向下流側領域から上流側領域への気流の行き来が更に確実に遮断される。
以下、本発明の一実施形態に係る基板処理及び基板処理方法について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態に係る基板処理装置の概略構成を示す側断面図であり、特に、本発明の特徴的構成であるリンス液供給機構が適用された水洗処理部を図示している。第1実施形態に係る基板処理装置1においては、水洗処理部10の前工程として、水洗処理部10に隣接してエッチング処理槽が設けられている(図略)。エッチング処理槽では、現像処理によってパターン形成されたレジスト膜よりも下層の露出部分を除去するために、エッチング用の薬液(以降、エッチング液という)が基板表面に供給されるため、水洗処理部10では、エッチング用薬液等を洗い流して、水洗処理部10で供給する新たなリンス液(例えば、純水等からなる。前工程で基板Wに供給された処理液とは異なる液であればよい。)に置換する。
水洗処理部10は、入口側開口14及び出口側開口16を有する処理チャンバ12を備える。処理チャンバ12の内部には、基板Wを水平姿勢、又は基板搬送方向(図1の矢印方向)に直交する方向に傾斜させた姿勢で支持して搬送するローラコンベア18が配設されている。この水洗処理部10へは、上述したように、エッチング処理部で表面にエッチング液が付着された状態の基板Wが搬送されてくる。処理チャンバ12の入口側開口14付近には、基板Wの上面に対して、カーテン状にリンス液を吐出する入口ノズル(処理液供給手段)20が配設されている。この入口ノズル20は、基板Wに対してリンス液を多量に供給して、前工程で基板Wの表面に付与されているエッチング液を短時間でリンス液に置換する。さらに、この入口ノズル20よりも基板搬送方向下流側には、基板搬送路の上方に、基板搬送路に沿って上部スプレイノズル22が設けられている。
入口ノズル20及び上部スプレイノズル22には、リンス液供給配管26、28がそれぞれ接続されており、各リンス液供給配管26、28には、開閉制御弁V、Vがそれぞれ設けられている。各リンス液供給配管26、28は、それぞれ配管32aに接続され、配管32aはポンプ34の吐出口側に流路接続されている。ポンプ34の吸込口側は、配管32bを介して、純水2が貯留された貯水槽36の底部に接続されている。
処理チャンバ12の底部には、液流出管42が設けられている。液流出管42は、回収用配管44と排液用配管46とに分岐している。回収用配管44の先端流出口は、貯水槽36内へ導入されている。また、排液用配管46を通って使用済みのリンス液が廃棄される。回収用配管44及び排液用配管46には、開閉制御弁V、Vがそれぞれ設けられている。貯水槽36には純水供給用配管52が取り付けられており、図略の純水供給源から純水が貯水槽36内に適宜供給される。
次に、入口ノズル20について説明する。図2(a)は入口ノズル20を示す斜視図、(b)は入口ノズル20を示す平面図、図3は(a)は入口ノズル20の側断面図、(b)は入口ノズル20の内部構造を平面視で示した図、図4は入口ノズル20によってリンス液を吐出している状態を示す斜視図、図5は入口ノズル20から吐出されるリンス液のカーテンによって、上部スプレイノズル22からのリンス液供給時に発生するミストが遮断される様子を示す図である。
図2(a)(b)に示すように、入口ノズル20は、長尺状の形状からなるが、基板搬送方向下流側のコーナー部Rが面取りされた円弧状となっている。この円弧状のコーナー部Rを有する側の縁部201には、当該縁部に沿って延びるスリットからなり、基板Wの表面に対してリンス液が吐出される吐出口(処理液吐出口)202が設けられている。入口ノズル20の基板搬送方向上流側の縁部203は直線形状に形成されており、この縁部203は、処理チャンバ12の側壁であって、前の工程のエッチング処理槽とを仕切る側壁121に取り付けられる。入口ノズル20は、例えば、処理チャンバ12の入口側開口14付近であって、搬送される基板Wの上方に取り付けられる。
上記の吐出口202は、基板Wの幅方向に直線的に延びる第1吐出口2021と、第1吐出口2021の両端部から上記側壁121まで円弧状に曲線を描いて延びる第2吐出口2022とを有する。具体的には、図2(a)(b)の2点鎖線内の吐出口202が第1吐出口2021であり、これよりも外側の吐出口202が第2吐出口2022である。これら第1吐出口2021及び第2吐出口2022は、図4に示すように、基板Wの搬送方向に交差する基板幅の全域に亘ってリンス液を吐出するように、当該基板幅方向における寸法が設定されている。第1吐出口2021及び第2吐出口2022から基板Wの表面にかけては、隙間無くカーテン状にリンス液が吐出され、処理チャンバ12内が吐出口202による当該リンス液吐出位置の上側側領域と下流側領域とに仕切られる。これにより、当該リンス液で形成されたカーテンの内部領域とカーテン外部領域とを遮断して、両領域の間で気流が行き来しないようにしている。
入口ノズル20の内部構造を説明する。図3(a)に示すように、入口ノズル20は、上側部材20a及び下側部材20bからなり、これら両部材が密着面204で密着されることによって、内部にリンス液貯留部205及び吐出口202(第1吐出口2021及び第2吐出口2022)が形成される。上側部材20a及び下側部材20bの吐出口202を形成する部分には、これら両部材の接合時に図略のスペーサが配設され、吐出口202の形状が安定化される。なお、上側部材20a及び下側部材20bは、接着剤、又はリンス液吐出に支障のない位置における両部材を貫くボルト等によって、接合される。
また、吐出口202は、第1吐出口2021が基板Wの幅方向に延び、第2吐出口2022は第1吐出口2021の端部から処理チャンバ12の側壁121まで延びるように形成されているが、図3(b)に示すように、リンス液貯留部205も、これら第1吐出口2021及び第2吐出口2022の形状に合わせて、基板Wの幅方向に延び、縁部203近傍まで延びる形状とされる。さらに、リンス液貯留部205の上部には、図3(a)に示すように、リンス液供給配管26に繋がるリンス液注入口206が形成されている。
これらリンス液注入口206及びリンス液供給配管26によって、リンス液が貯水槽36からリンス液貯留部205まで供給され、当該供給時の圧によってリンス液貯留部205から吐出口202にリンス液を流出させ、基板Wの幅全域から処理チャンバ12の側壁121までに亘る領域において、リンス液を吐出口202からカーテン状に基板Wの上面に吐出するようになっている。
上記構造でなる入口ノズル20によってリンス液を基板Wに対して吐出することにより、図4に示すように、第1吐出口2021及び第2吐出口2022の配設位置(すなわち、基板搬送方向におけるリンス液吐出位置)を境目として、入口ノズル20の内側領域とそれ以外の外側領域とがカーテン状のリンス液で隙間無く仕切られる。これにより、両領域間での気流の行き来が遮断され、図5に示すように、入口ノズル20よりも基板搬送方向下流側の上部スプレイノズル22から基板Wにスプレイ供給されるリンス液によって発生されるミストが、入口ノズル20の内側領域、すなわち、入口ノズル20からのリンス液供給によるエッチング液からリンス液への置換がまだ済んでいない基板W部分に浸入しないようになっている。
なお、本発明は上記実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、入口ノズル20は、長尺状の形状からなり、基板搬送方向下流側のコーナー部Rが円弧状とされているが、図6(a)(b)(c)の各図に示すような他の形状を採用することも可能である。
例えば、入口ノズル20の長さ方向における側部及び吐出口202の形状は、図6(a)に示す入口ノズル200のように、半円状とされていてもよい。このような半円状であっても、吐出口202を入口ノズル20の縁部201に沿って設けることにより、リンス液を第1吐出口2021及び第2吐出口2022から基板Wの表面にかけて隙間無くカーテン状に吐出でき、処理チャンバ12内を当該リンス液吐出位置の上側側領域と下流側領域とに仕切ることができる。
また、図6(b)に示す入口ノズル200’のように、コーナー部Rを直線的に切り欠いた形状としてもよいし、図6(c)に示す入口ノズル200’’のように、コーナー部Rの途中までを円弧状に形成し、以降、側壁121に至るまでの部分を直線的な形状とすることも可能である。
このように、入口ノズル20の形状は、処理チャンバ12のスペースや、処理チャンバ12内に設けられる基板搬送機構等の他の機構の配置、さらには、基板Wの寸法等に応じて適宜変更が可能である。
また、上記実施形態では、入口ノズル20は、基板搬送方向下流側に向けてリンス液を吐出するものとしているが、リンス液の吐出方向は必ずしも当該方向に限られず、上記吐出口202から基板Wの表面に向けてリンス液が垂下するように吐出させてもよい。
また、上記実施形態では、入口ノズル20を、処理チャンバ12の側壁121に取り付けるとしているが、入口ノズル20の取り付けは当該位置に限定されるものではない。吐出口202からカーテン状に吐出したリンス液によって、リンス液吐出位置の上流側領域と下流側領域とを仕切り、両領域間での気流の行き来を遮断できる位置であれば他の位置に取り付けても構わない。
また、上記実施形態では、第2吐出口2022は、第1吐出口2021の両端部から上記側壁121まで円弧状に曲線を描いて延びる構成としているが、本発明に係る処理液吐出口を当該構成に限定する趣旨ではない。リンス液吐出位置の上流側領域と下流側領域とを仕切ることができるならば、例えば、第2吐出口2022と側壁121との間に若干の隙間が設けられた構成を採用してもよい。
また、上記実施形態では、入口ノズル20が備えられる処理槽を、エッチング処理後の工程である水洗処理部10としているが、これは、入口ノズル20が備えられる処理槽を水洗処理部10に限定する意ではなく、他の処理を行う処理槽に入口ノズルを備えるようにすることも可能である。
また、上記のように説明した入口ノズル20によるリンス液供給は、上部スプレイノズル22からのリンス液のスプレイ供給時に発生するミストの回り込みが最も問題となるエッチング工程後の基板Wに対してリンス液との置換処理を行う処理チャンバ12において最も効果を発揮するが、例えば、剥離処理後、洗浄処理後、現像処理後等の基板Wに対して処理を行う処理チャンバにおいて適用することが可能である。
本発明の一実施形態に係る基板処理装置の概略構成を示す側断面図であり、特に、本発明の特徴的構成である処理液供給機構が適用された水洗処理部を図示している。 (a)は入口ノズルを示す斜視図、(b)は入口ノズルを示す平面図である。 (a)は入口ノズルの側断面図、(b)は入口ノズルの内部構造を平面視で示した図である。 入口ノズルによってリンス液を吐出している状態を示す斜視図である。 入口ノズルから吐出されるリンス液のカーテンによって、上部スプレイノズル22からのリンス液供給時に発生するミストが遮断される様子を示す図である。 (a)(b)(c)は入口ノズルの他の実施形態を示す図である。
符号の説明
1 基板処理装置
10 水洗処理部
12 処理チャンバ
121 側壁
20 入口ノズル
20a 上側部材
20b 下側部材
200,200’,200’’ 入口ノズル
201 縁部
202 吐出口
2021 第1吐出口
2022 第2吐出口
203 縁部
204 密着面
205 リンス液貯留部
206 リンス液注入口
22 上部スプレイノズル
W 基板
R コーナー部

Claims (5)

  1. 予め定められた方向に搬送される基板に対して処理を行う処理槽内で、当該搬送中の基板の上方位置に配設される処理液供給手段を備え、
    前記処理液供給手段は、前記基板の搬送方向に交差する基板幅の全域に亘って、前記処理槽内を処理液吐出位置の上流側領域と下流側領域とに仕切る処理液を吐出する処理液吐出口を有し、この処理液吐出口から基板表面にかけてカーテン状に処理液が吐出される基板処理装置。
  2. 前記処理液吐出口は、基板搬送方向下流側に向けて処理液を吐出する請求項1に記載の基板処理装置。
  3. 前記処理液供給手段は、前記処理槽の側壁であって、当該処理槽とこれよりも前の工程の処理槽とを仕切る側壁に配設され、
    前記処理液吐出口は、前記基板幅の方向に延びる第1吐出口と、第1吐出口の両端部から前記側壁に向かって延びる第2吐出口とを有する請求項1又は請求項2に記載の基板処理装置。
  4. 前記第2吐出口が円弧状である請求項3に記載の基板処理装置。
  5. 予め定められた方向に搬送される基板に対して処理を行う処理槽内で、当該基板の搬送方向に交差する基板幅の全域に亘って、当該搬送中の基板の上方から基板表面にかけてカーテン状に処理液を吐出して、前記処理槽内を前記処理液吐出位置の上流側領域と下流側領域とに仕切る基板処理方法。
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