JP2006243964A - 吐出検査装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】吐出量、吐出時間および吐出ノズル位置を的確かつ即時に計測する。
【解決手段】荷重の変動に伴う電圧変動によって、荷重の変動に比例した電圧値から飲料の吐出量を検出するとともに、電圧変動開始から終了までの時間から飲料の吐出時間を検出する。この結果、吐出された飲料の吐出量および吐出時間を的確かつ即時に計測する検査を行える。また、複数のノズルに設けた通電体への通電によってどのノズルから飲料が吐出されたかを検出する。この結果、複数のノズルにおいて飲料が吐出された吐出ノズル位置を的確かつ即時に検出する検査を行える。
【選択図】 図7
【解決手段】荷重の変動に伴う電圧変動によって、荷重の変動に比例した電圧値から飲料の吐出量を検出するとともに、電圧変動開始から終了までの時間から飲料の吐出時間を検出する。この結果、吐出された飲料の吐出量および吐出時間を的確かつ即時に計測する検査を行える。また、複数のノズルに設けた通電体への通電によってどのノズルから飲料が吐出されたかを検出する。この結果、複数のノズルにおいて飲料が吐出された吐出ノズル位置を的確かつ即時に検出する検査を行える。
【選択図】 図7
Description
本発明は、例えばカップ式自動販売機などの飲料供給装置おいてカップに供給される飲料の吐出量や吐出するノズル位置などを検査する吐出検査装置に関するものである。
例えばカップ式自動販売機などの飲料供給装置では、シロップ飲料やコーヒー飲料などの様々な飲料を提供する。シロップ飲料は、シロップ、冷水および炭酸水などをそれぞれバルブの開放によって管路で移送されてノズルからカップに吐出される。コーヒー飲料は、バルブの開放によって供給された湯と原料とを混合してノズルからカップに吐出される。このように、飲料は、バルブの開閉によって量が決められる。また、飲料を抽出する時間は、主にバルブの開閉時間によって決められる。また、上記飲料供給装置では、種類の異なる飲料を別のノズルから吐出して飲料の味が混ざらないようにしている(例えば、非特許文献1参照)。
ところで、カップ式自動販売機などの飲料供給装置では、製造工程において誤配管、配管(ホース)つぶれなどの不具合を知る上で吐出検査は重要である。従来では、カップに供給される飲料の吐出量を検査する場合に、カップの位置にメスシリンダなどの計量器を設置して目測で検査している。また、飲料が吐出するノズル位置を検査する場合には、目視で検査している。
木村文彦監修,日本自動販売機工業会編纂,「自販機技術総覧」,恒星社厚生閣出版,1998年5月20日,P.157−166
しかしながら、計量器を設置した目測による検査では、吐出時間を定量的に把握することは難しい。また、ノズルが複数ある場合には、密集した複数のノズルの中から飲料を吐出しているノズルを目視で検査することは難しい。したがって、不具合があってもこれを見逃す可能性が高い。また、目測や目視による検査は時間がかかるという問題もある。
本発明は、上記実情に鑑みて、吐出量、吐出時間および吐出ノズル位置を的確かつ即時に計測することができる吐出検査装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に係る吐出検査装置は、ノズルから吐出される液体の荷重を計測する荷重計測手段を備えて、前記液体の荷重によって吐出量を検出するとともに、前記液体が吐出開始した荷重変化から吐出終了した荷重変化までの時間によって吐出時間を検出することを特徴とする。
本発明の請求項2に係る吐出検査装置は、複数のノズルそれぞれに当該ノズルから吐出される液体を介して通電する通電体を配置した液体検知手段を備えて、前記通電体への通電によって液体が吐出されたノズルを検出することを特徴とする。
本発明の請求項3に係る吐出検査装置は、ノズルから吐出される液体の荷重を計測する荷重計測手段と、複数のノズルそれぞれに当該ノズルから吐出される液体を介して通電する通電体を配置した液体検知手段とを備えて、前記液体の荷重によって吐出量を検出するとともに、前記液体が吐出開始した荷重変化から吐出終了した荷重変化までの時間によって吐出時間を検出し、さらに前記通電体への通電によって液体が吐出されたノズルを検出することを特徴とする。
本発明に係る吐出検査装置は、荷重計測手段において、液体の荷重によって吐出量を検出するとともに、液体が吐出開始した荷重変化から吐出終了した荷重変化までの時間によって吐出時間を検出する。この結果、吐出された飲料の吐出量および吐出時間を的確かつ即時に計測する検査を行うことができる。
また、本発明に係る吐出検査装置は、液体検知手段において、複数のノズルそれぞれに配置した通電体への通電によって液体が吐出されたノズルを検出する。この結果、複数のノズルにおいて飲料が吐出された吐出ノズル位置を的確かつ即時に検出する検査を行うことができる。
また、本発明に係る吐出検査装置は、荷重計測手段および液体検知手段を備えたことによって、複数のノズルから順次飲料の吐出を行う場合にも、荷重計測手段での積算荷重から飲料の吐出量および吐出時間を的確かつ即時に計測するとともに、飲料が吐出された吐出ノズル位置を的確かつ即時に検出する検査を行うことができる。したがって、本発明に係る吐出検査装置は、的確かつ即時に飲料の吐出量、吐出時間および吐出ノズル位置の検査が行えるため、ノズル吐出検査の時間を短縮して不良の見逃しをなくすので製品の良品率を向上できる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る吐出検査装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
まず、本発明の吐出検査装置が適用される飲料供給装置(カップ式自動販売機)について説明する。図1は本発明に係る吐出検査装置が適用される飲料供給装置の実施の形態を示す概念図である。
飲料供給装置1は、所定の搬送機構(図示せず)によって搬送されてベンドステージSに載置した飲料容器であるカップCに対して、コールド飲料を投入するためのコールド飲料供給部2と、ホット飲料を投入するホット飲料供給部3とを備えている。
コールド飲料供給部2は、水リザーバ21、製氷機22および冷却水槽23を備えて構成してある。
水リザーバ21は、上水道から供給された水(水道水)を貯留するものである。
製氷機22は、水リザーバ21に製氷用水導入配管21aを介して接続してある。製氷機22は、製氷用水導入配管21aを通じて水リザーバ21から移送された水を用いて氷を製造し、当該氷を貯留する。図には明示しないが製氷機22は、製氷部としての円筒状のアジテータの内部にスクリュ形状のオーガが配設してあり、モータによって回転駆動したオーガでアジテータの筒内に生じた氷を切削しつつ上方に押し上げる。アジテータの上部には、固定刃が設けてあり、この固定刃によってオーガで押し上げられた氷を圧縮してチップ状の氷にする。また、アジテータの上方には、製造したチップ状の氷を貯留するストッカが設けてある。そして、製氷機22によって製造された氷は、ストッカから氷供給配管22aを通じてカップCの内部に必要量が投入されることになる。
冷却水槽23は、主に冷却水を生成するためのものであって、冷却用水23aを貯留した水槽である。冷却水槽23には、水冷却コイル24と、カーボネータ25と、シロップコンテナ26に接続されたシロップ供給配管26aの一部とがそれぞれ冷却用水23aに浸漬させた形態で配設してある。
水冷却コイル24は、水ポンプ21bを有した飲料用水供給配管21cを介して水リザーバ21に接続してある。水冷却コイル24は、飲料用水供給配管21cを通じて水リザーバ21から移送された水を冷却して冷却水を生成するものである。水冷却コイル24で生成された冷却水は、冷却水バルブ24aを有した冷却水供給配管24bを通じてその先端に設けたノズルNからカップCの内部に必要量が投入されることになる。
カーボネータ25は、炭酸ガスボンベ27に炭酸ガス導入配管27aを介して接続してあり、かつ、冷却水供給配管24bの途中に逆止弁25aを介して接続してある。カーボネータ25は、炭酸ガスボンベ27から移送された炭酸ガスと、冷却水供給配管24bを介して水冷却コイル24から移送された冷却水とを混合して炭酸水を生成するものである。カーボネータ25で生成された炭酸水は、炭酸水バルブ25bを有した炭酸水供給配管24cを通じてその先端に設けたノズルNからカップCの内部に必要量が投入されることになる。
シロップコンテナ26は、各種のシロップ原料を貯留するものである。シロップコンテナ26は、炭酸ガスボンベ27に炭酸ガス導入配管27aを介して接続してある。そして、シロップコンテナ26に貯留されたシロップ原料は、炭酸ガスの圧力によってシロップバルブ26bを有したシロップ供給配管26aを通じてカップCの内部に必要量が投入されることになる。また、シロップ供給配管26aの途中には、シロップ売切検出器26cが設けてある。なお、本実施の形態では、炭酸ガスの圧力によってシロップコンテナ26に貯留されたシロップ原料をカップCに投入するプレッシャ式を説明したが、プレッシャ式以外に、炭酸ガスボンベ27をシロップコンテナ26に接続せず、シロップ供給配管26aに設けたポンプ(図示せず)によってシロップコンテナ26に貯留されたシロップ原料をカップCに投入するポンプ式もある。図には明示しないがポンプ式の場合には、シロップコンテナ26およびシロップ供給配管26aの一部が冷却水槽23に貯留した冷却用水23aに浸漬される。
ホット飲料供給部3は、貯湯タンク31、インスタント飲料調理部32およびレギュラーコーヒー飲料調理部33を備えて構成してある。
貯湯タンク31は、上記飲料用水供給配管21cの途中から分岐して逆止弁31aを有した添加湯用水導入配管31bを介して水リザーバ21に接続してある。貯湯タンク31は、加熱源としてのヒータ(図示せず)を有しており、水リザーバ21から移送された水を加熱して貯留するものである。
インスタント飲料調理部32は、原料キャニスタ321と、ミキシングボール322とを備えて構成してある。原料キャニスタ321は、例えばインスタントコーヒー、ココア、紅茶、砂糖、ミルクなどの各種粉末原料を収容したものである。ミキシングボール322は、シュータ321aを介して原料キャニスタ321に連設してあり、かつ、添加湯バルブ31cを有した添加湯供給配管31dを介して貯湯タンク31に接続してある。ミキシングボール322は、シュータ321aを通じて原料キャニスタ321から投入された各種粉末原料と、添加湯供給配管31dを通じて貯湯タンク31から移送された添加湯とを混合攪拌するものである。ミキシングボール322で攪拌混合されたインスタント飲料は、ミキシングボール322に接続されたホット飲料供給配管322aを通じてその先端に設けたノズルNからカップCの内部に必要量が投入されることになる。
レギュラーコーヒー飲料調理部33は、レギュラーコーヒー抽出部331と、原料キャニスタ332と、ミキシングボール333とを備えて構成してある。
レギュラーコーヒー抽出部331は、コーヒー豆キャニスタ331a、ミル331bおよびコーヒー飲料抽出器331cを有してなる。コーヒー豆キャニスタ331aは、コーヒー豆を収容したものである。ミル331bは、コーヒー豆キャニスタ331aの下方に配設してあり、コーヒー豆キャニスタ331aから投入されたコーヒー豆を挽くものである。コーヒー飲料抽出器331cは、ミル331bの下方に配設してあり、かつ、添加湯供給配管31dを介して貯湯タンク31に接続してある。コーヒー飲料抽出器331cは、ミル331bから投入された挽き豆と、添加湯供給配管31dを通じて貯湯タンク31から移送された添加湯とからレギュラーコーヒー飲料を抽出するものである。
原料キャニスタ332は、例えば砂糖、ミルク、トッピング原料(例えばシナモン)などの各種粉末原料を収容したものである。ミキシングボール333は、シュータ332aを介して原料キャニスタ332に連設してあり、かつ、コーヒー飲料供給配管331dを介してコーヒー飲料抽出器331cに接続してあり、さらに、添加湯供給配管31dを介して貯湯タンク31に接続してある。ミキシングボール333は、シュータ332aを通じて原料キャニスタ332から投入された各種粉末原料と、コーヒー飲料供給配管331dを通じてコーヒー飲料抽出器331cから移送されたレギュラーコーヒー飲料とを混合攪拌するものである。ミキシングボール333で攪拌混合されたレギュラーコーヒー飲料は、ミキシングボール333に接続されたホット飲料供給配管333aを通じてその先端に設けたノズルNからカップCの内部に必要量が投入されることになる。
なお、コーヒー飲料抽出器331cにおいてレギュラーコーヒー飲料を抽出した後の挽き豆の滓は、滓バケツBに投入されることになる。
図には明示しないが、上述した飲料供給装置1は、上記各飲料や、砂糖、ミルク、トッピング原料などの有無などを選択する飲料選択ボタンを有している。すなわち、飲料供給装置1においては、飲料選択ボタンが操作されることによってコールド飲料供給部2、あるいはホット飲料供給部3から所望の飲料がベンドステージSに載置されたカップCに投入されることで各飲料を提供する。また、図には明示しないが、上述した飲料供給装置1は、硬貨を処理するコインメカニズムや紙幣を処理するビルバリデータなどの課金部を備えることによってカップ式自動販売機として構成されるものである。
次に、本発明の吐出検査装置について説明する。図2は本発明に係る吐出検査装置の実施の形態を示す概念図、図3〜図5は液体検知手段を示す概念図である。吐出検査装置は、荷重計測手段4と、液体検知手段5とを備えている。
荷重計測手段4は、ノズルNから吐出された飲料の荷重を計るためのものであり、ロードセル41および荷重受部42を有している。ロードセル41は、起歪体および歪みゲージを組み合わせてなる。すなわち、荷重の入力によって起歪体が歪み、この歪みを歪みゲージで電気抵抗の変化に置き換える。また、ロードセル41には、ロードセルアンプ411が接続してある。ロードセルアンプ411は、電気抵抗を電圧変化に置き換える。
荷重受部42は、ロードセル41に荷重を入力するためのものであり、測定台421、シャフト422およびガイド423を組み合わせてなる。測定台421は、被測定物を載置する部位である。本実施の形態では、被測定物が飲料(液体)であるため、測定台421には飲料を受容する所定の測定容器43が載置される。シャフト422は、ロードセル41の起歪体と測定台421との間に配置してある。ガイド423は、シャフト422を支持する態様で設けてある。また、ロードセル41およびガイド423は、基台44に保持してある。つまり、荷重計測手段4は、基台44をベンドステージSに置いてノズルNの下に設置される。
このように構成した荷重計測手段4は、測定台421に測定容器43を載置し、この測定容器43でノズルNから吐出された飲料を受容すると、当該飲料の荷重がガイド423に支持されているシャフト422を介してロードセル41の起歪体に入力される。そして、ロードセル41では、荷重を入力した起歪体の歪みを歪みゲージで電気抵抗の変化に置き換え、ロードセルアンプ411によって電気抵抗を電圧変化に置き換えて、荷重を電気化した数値とする。
液体検知手段5は、複数(例えば8つ)のノズルNのいずれかから飲料が吐出されているかを検知するためのものである。図3に示すように液体検知手段5は、各ノズルNの吐出端に設けてあり、支持ブロック51および通電体52を有している。
支持ブロック51は、複数のノズルNの吐出端に対して取り付けられるものであり、各ノズルNを束ねて挟む第1ブロック511と第2ブロック512とを有している。また、第1ブロック511と第2ブロック512とは、ネジ部513によって互いに接合可能に設けてある。すなわち、支持ブロック51は、第1ブロック511と第2ブロック512とで各ノズルNを束ねるようにして挟み、相互をネジ部513で接合することでノズルNの吐出端に取り付けられる。
通電体52は、図4および図5に示すように支持ブロック51に設けてある。通電体52は、棒状に形成してあり、各ノズルNに対してそれぞれの吐出口Naに至り一端部を延在しつつ当該ノズルNに非接触な状態で配置してある。各通電体52は、導電性部材からなり、他端部が電源53のプラス側に接続してある。また、ノズルNは、導電性部材からなり、その一部が電源53のマイナス側に接続してある。また、電源53を介して通電体52およびノズルNに接続した回路には、電流計などからなる電流検知部54が設けてある。
このように構成した液体検知手段5は、ノズルNの吐出口Naから飲料が吐出されると、当該飲料が通電体52に接触することによって電源53の電流が飲料を介してノズルNと通電体52の間に通電する。そして、この通電を電流検知部54で検知する。
図6は吐出検査装置の制御系を示すブロック図である。図6に示すように吐出検査装置は吐出検査制御部6を有している。吐出検査制御部6は、荷重計測手段4のロードセルアンプ411、および液体検知手段5の電流検知部54に接続してあり、予めメモリ61に格納したプログラムやデータに従って、ノズルNから吐出された飲料の荷重、吐出時間、吐出ノズル位置を検出する。また、吐出検査制御部6は、モニタ62に接続してあり、検出結果をモニタ62に出力する。
図7に示すように吐出検査制御部6は、ノズルNから吐出された飲料が測定容器43に受容され、荷重計測手段4のロードセルアンプ411から入力される電圧に変動があった場合(ステップS1:Yes)、当該電圧の増加から飲料の荷重の計測を開始するとともに、電圧変動開始によって吐出時間の計測を開始する(ステップS2)。次いで、電圧増加が終了した場合(ステップS3:Yes)、吐出検査制御部6は、荷重の変動に比例した電圧値から飲料の吐出量を検出するとともに、電圧変動開始から終了までの時間から飲料の吐出時間を検出する(ステップS4)。
すなわち、吐出検査制御部6では、図8に示すようにノズルNから飲料が吐出された場合に、荷重計測手段4から入力した電圧増加によって荷重を計測して、当該荷重から飲料の吐出量(m)を検出する。同時に、吐出検査制御部6では、図8に示すように荷重計測手段4から入力した電圧変動(荷重変化)開始から終了までの時間を計測して、当該時間から飲料の吐出時間(t)を検出する。
さらに、吐出検査制御部6では、図9に示すようにノズルNから所定量の飲料が連続して吐出された場合に、荷重計測手段4から入力した電圧増加によって荷重を計測して、当該荷重から飲料の吐出量(m1,m2,m3,m4,…)を検出して加算することで総吐出量を検出する。同時に、吐出検査制御部6では、図9に示すように荷重計測手段4から入力した電圧変動開始から終了までの時間を計測して、当該時間から各飲料の吐出量(m1,m2,m3,m4,…)に対応した吐出時間(t1,t2,t3,t4,…)を検出する。
また、図10に示すように吐出検査制御部6は、ノズルNから飲料が吐出されて、液体検知手段5の電流検知部54に通電があった場合(ステップS11:Yes)、複数のノズルNに配置した電流検知部54のうちのどの電流検知部54に通電があったかを検知して、吐出ノズル位置を検出する(ステップS12)。
このように、上述した吐出検査装置では、荷重計測手段4において、荷重の変動に伴う電圧変動によって、荷重の変動に比例した電圧値から飲料の吐出量を検出するとともに、電圧変動開始から終了までの時間から飲料の吐出時間を検出する。この結果、ノズルNから吐出された飲料の吐出量および吐出時間を的確かつ即時に計測する検査を行うことが可能になる。
また、上述した吐出検査装置では、液体検知手段5において、複数のノズルNに設けた通電体52への通電によってどのノズルNから飲料が吐出されたかを検出する。この結果、複数のノズルNにおいて飲料が吐出された吐出ノズル位置を的確かつ即時に検出する検査を行うことが可能になる。
さらに、上述した吐出検査装置では、荷重計測手段4および液体検知手段5を共に備えることにより、複数のノズルNから順次飲料の吐出を行う場合にも、荷重計測手段4での積算荷重から飲料の吐出量および吐出時間を的確かつ即時に計測するとともに、飲料が吐出された吐出ノズル位置を的確かつ即時に検出する検査を行うことが可能になる。
したがって、上述した吐出検査装置では、的確かつ即時に飲料の吐出量、吐出時間および吐出ノズル位置の検査が行えるため、ノズル吐出検査の時間を短縮して不良の見逃しをなくすので、製品の良品率を向上することが可能である。
なお、上述した実施の形態において、荷重計測手段4にロードセル41を用いているが、電子秤を用いて電圧出力などの計測値を即時出力するようにしてもよい。
1 飲料供給装置
4 荷重計測手段
41 ロードセル
411 ロードセルアンプ
42 荷重受部
421 測定台
422 シャフト
423 ガイド
43 測定容器
44 基台
5 液体検知手段
51 支持ブロック
511 第1ブロック
512 第2ブロック
513 ネジ部
52 通電体
53 電源
54 電流検知部
6 吐出検査制御部
61 メモリ
62 モニタ
N ノズル
Na 吐出口
4 荷重計測手段
41 ロードセル
411 ロードセルアンプ
42 荷重受部
421 測定台
422 シャフト
423 ガイド
43 測定容器
44 基台
5 液体検知手段
51 支持ブロック
511 第1ブロック
512 第2ブロック
513 ネジ部
52 通電体
53 電源
54 電流検知部
6 吐出検査制御部
61 メモリ
62 モニタ
N ノズル
Na 吐出口
Claims (3)
- ノズルから吐出される液体の荷重を計測する荷重計測手段を備えて、前記液体の荷重によって吐出量を検出するとともに、前記液体が吐出開始した荷重変化から吐出終了した荷重変化までの時間によって吐出時間を検出することを特徴とする吐出検査装置。
- 複数のノズルそれぞれに当該ノズルから吐出される液体を介して通電する通電体を配置した液体検知手段を備えて、前記通電体への通電によって液体が吐出されたノズルを検出することを特徴とする吐出検査装置。
- ノズルから吐出される液体の荷重を計測する荷重計測手段と、
複数のノズルそれぞれに当該ノズルから吐出される液体を介して通電する通電体を配置した液体検知手段と
を備えて、前記液体の荷重によって吐出量を検出するとともに、前記液体が吐出開始した荷重変化から吐出終了した荷重変化までの時間によって吐出時間を検出し、さらに前記通電体への通電によって液体が吐出されたノズルを検出することを特徴とする吐出検査装置。
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