JP2006240535A - インホールモータ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 部品レイアウト(部品配置)が制限される点を解決することで、電力供給線廻りに部品をレイアウトすることを可能にするとともに、電力供給線が車体振動の影響を受ける点を解決することで、電力供給線に車体側から伝わる振動を低減することを可能にする。
【解決手段】 車体11に設けた図1に示す燃料電池(電力供給装置)31から電力供給線62を介して後輪(車輪)27内に設けた電気モータ61に電力供給を行うインホイールモータ装置において、電力供給線62の燃料電池31側の車体側ブラケット(固定点)79と電気モータ61との間に、電力供給線62を所定の張力で支持する支持手段63を設けた。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電力供給装置から電力を供給する電力供給線を所定の張力に保つことができるインホールモータ装置に関するものである。
インホールモータ装置は、車輪内に電気モータ設け、車体に電力供給装置を設け、この電力供給装置から電力供給線で電力供給を行うものである。一方、車輪は、サスペンションを介して車体に上下動可能に若しくは操舵可能に取付けたものである。従って、電力供給線は、車輪の動きに連れて動けるように車体及び車輪間に配置する必要がある。
実用のインホールモータ装置の電力供給線は、車体及び車輪間で弛みを持たせるように設定すれば実用上十分であった。
このようなインホールモータ装置として、電力供給線をU字に弛みを持たせて車体及び車輪間に設定した(配置した)ものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平8−276761号公報(第6頁、図4)
図9は従来の基本原理を説明する図であり、インホールモータ装置200は、車体201側に車輪202を上下動可能に若しくは操舵可能に取付け、この車輪202に電気モータ(電動モータ)203を内蔵させ、この電気モータ203に車体201側から電力供給線204を配線したものであり、この電力供給線204に車体201及び車輪202間ではU字に弛みを持たせた弛み部205を形成したものである。
しかし、インホールモータ装置200では、電力供給線204に車体201及び車輪202間ではU字に弛みを持たせた弛み部205を形成したものなので、車体201振動で弛み部205も連れて振動をすることが考えられるため、弛み部205の周辺の部品レイアウト(部品配置)が制限されることもあり、改良が求められていた。
そこで、電力供給線廻りに部品をレイアウトすることができるとともに、電力供給線に車体側から伝わる振動を低減することができるインホールモータ装置が望まれる。
本発明は、部品レイアウト(部品配置)が制限される点を解決し、電力供給線廻りに部品をレイアウトすることができるインホイールモータ装置を提供するとともに、電力供給線が車体振動の影響を受ける点を解決し、電力供給線に車輪から伝わる振動を低減することができるインホイールモータ装置を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車体に設けた電力供給装置から電力供給線を介して車輪内に設けた電気モータに電力供給を行うインホイールモータ装置において、電力供給線の電力供給装置側の固定点と電気モータとの間に、電力供給線を所定の張力で支持する支持手段を設けたことを特徴とする。
例えば、電力供給線廻りに部品をレイアウトすることができるとすれば、設計の自由度を拡大することができるので好ましいことであり、電力供給線に車輪から伝わる振動を低減することができるとすれば、電力供給線の寿命を延ばすことができるので好ましいことである。
そこで、電力供給線の電力供給装置側の固定点と電気モータとの間に、電力供給線を所定の張力で支持する支持手段を設けることで、電力供給線に車体若しくは車輪側から伝わる振動を低減するようにした。
請求項2に係る発明は、支持手段に、固定点と電気モータとの間を接続するチェーンと、車体に取付けることでチェーンに所定の張力をかけるテンションプーリと、を備え、チェーンに沿わせて電力供給線を取付けたことを特徴とする。
支持手段に、固定点と電気モータとの間を接続するチェーンと、車体に取付けることでチェーンに所定の張力をかけるテンションプーリと、を備え、チェーンに沿わせて電力供給線を取付けることで、固定点と電気モータとの間(空間)では電力供給線に加わる振動や電力供給線を引張る応力を大幅に低減することができる。
請求項3に係る発明は、テンションプーリに、車輪の動きに応じてチェーンを所定の張力に保つ弾発部材を備えたことを特徴とする。
テンションプーリに、車輪の動きに応じてチェーンを所定の張力に保つ弾発部材を備えることで、簡易な構成にてチェーンに所定の張力をかけることができる。
請求項4に係る発明は、固定点を、車体の前後方向に延ばしたフレーム部材に配置するとともに、電気モータに対し前後にずらした位置に配置したことを特徴とする。
固定点を、車体の前後方向に延ばしたフレーム部材に配置するとともに、電気モータに対し前後にずらした位置に配置することで、支持手段のチェーンの全長を長く設定することができる。また、一般的に車両の車輪揺動は上下方向が最も大きく、次に前後方向が大きい。このように電動モータに対して前後に対し前後にずらした位置に固定点を配置することによって電力供給線に加わる振動幅を最小限に抑えることができる。
請求項1に係る発明では、電力供給線の電力供給装置側の固定点と電気モータとの間に、電力供給線を所定の張力で支持する支持手段を設けたので、電力供給線に車体若しくは車輪側から伝わる振動を低減することができる。この結果、電力供給線に大きな車体振動が加わる場合にも電力供給線を保護することができるという利点がある。また、電力供給線廻りに部品をレイアウトすることができるという利点がある。
請求項2に係る発明では、支持手段に、固定点と電気モータとの間を接続するチェーンと、車体に取付けることでチェーンに所定の張力をかけるテンションプーリと、を備え、チェーンに沿わせて電力供給線を取付けたので、固定点と電気モータとの間(空間)では電力供給線に加わる振動や電力供給線を引張る応力を大幅に低減することができる。この結果、電力供給線の寿命を延ばすことができるという利点がある。
請求項3に係る発明では、テンションプーリに、車輪の動きに応じてチェーンを所定の張力に保つ弾発部材を備えたので、簡易な構成にてチェーンに所定の張力をかけることができるという利点がある。
請求項4に係る発明では、固定点を、車体の前後方向に延ばしたフレーム部材に配置するとともに、電気モータに対し前後にずらした位置に配置したので、支持手段のチェーンの全長を長く設定することができる。この結果、支持手段の張力を一定に保ち易くなるという利点がある。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係るインホールモータ装置を採用した車両の側面図であり、図中、10は車両、11は車体、12は車体フレーム、14はボンネット、15はルーフ、16はフロントピラー、17はフロントウインドウ、18はドア、19はフロントフェンダ、21はドアミラー、22はフロントバンパ、23はリヤバンパ、24はテールゲート、25は車室、26は前輪、27は車輪としての後輪、28はサブフレーム(リヤサブフレーム)、29はリヤサスペンション、31は電力供給装置として燃料電池である。
車両10は、水素などの燃料ガスを燃料電池31で化学反応をさせることで電気を発生させ、この電気を電気モータ(電動モータ)61に供給することで走行を行う燃料電池車であり、本発明に係るインホイールモータ装置60は、車体フレーム12に設けた燃料電池(電力供給装置)31から電力供給線62を介して車輪(後輪)27内に設けた電気モータ61に電力供給を行う装置である。
図2は本発明に係るインホールモータ装置の斜視図であり、車体フレーム12は、車両10の後部を支持するフレーム部材としての左右のリヤフレーム(リヤサイドフレーム)33,33(一方の33は不図示)と、これらのリヤフレーム33,33を繋ぐ下部クロスメンバ35と、リヤフレーム33,33にそれぞれ補強部材36,36(一方の36は不図示)を介して繋いだ上部クロスメンバ34と、を備えた部材であり、37は燃料電池31に供給する水素(燃料ガス)を貯留するために車体フレーム12に支持した水素タンク(燃料タンク)を示す。
サブフレーム28は、略矩形の部材であり、左右のサイドメンバー41,41(一方の41は不図示)と、これらのサイドメンバー41,41の前端同士を繋ぐフロントメンバ42と、サイドメンバー41,41の後端同士を繋ぐリヤメンバ43と、からなる。
リヤサスペンション(サスペンション)29は、電気モータ61を取付けるモータ支持ベース45と、このモータ支持ベース45の前端に一端をスイング自在に取付けるとともに、他端をサブフレーム28前方にスイング自在に取付ける前ロッド46と、モータ支持ベース45の上端に一端をスイング自在に取付けるとともに、他端をサブフレーム28後方にスイング自在に取付ける後ロッド47と、モータ支持ベース45の上部に一端をスイング自在に取付けるとともに、他端をリヤフレーム33にスイング自在に取付ける上ロッド48と、モータ支持ベース45の後端に一端をスイング自在に取付けるとともに、他端をサブフレーム28にスイング自在に取付ける下ロッド49と、モータ支持ベース45の下部後端に一端をスイング自在に取付けるとともに、他端をサブフレーム28にスイング自在に取付ける下後部ロッド53と、リヤフレーム33の下面からモータ支持ベース45の下部に渡したショックアブソーバ51と、このショックアブソーバ51に内蔵したコイルスプリング52と、からなる。
後輪(車輪若しくはホイール)27は、円筒状のリム54と、リム54に取付けたタイヤ55と、リム54の内周面54aに取付けた中空円盤状のディスク56と、からなる。 なお、ディスク56は、リム54のうち最も車幅方向外寄りの位置に配置する部材である。
図3は本発明に係るインホールモータ装置の正面断面図であり、インホイールモータ装置60は、後輪及びモータ支持ベース45の間に介在させた電気モータ61と、この電気モータ61から車体フレーム12側に延出した電力供給線62と、この電力供給線62を支持するために電気モータ61側から車体フレーム12に緩衝可能に渡した支持手段(張力手段)63と、からなる。
電気モータ61はリヤサスペンション29のモータ支持ベース45に取付けた固定側部材であるインナステータ(非回転部材)65と、このインナステータ65にベアリング67,68を介して回転材材に取付けるとともに、車輪27のディスク56を取付けることで車輪27を回転させるアウタロータ(回転側部材)66と、からなる。
なお、電力供給線62は、被覆を施した三相電線である。
インナステータ65は、モータ支持ベース45に取付けるステータ本体71とこのステータ本体71の外周71aに配置した複数の励磁コイル72・・・(・・・は複数個を示す。以下同じ)と、これらの励磁コイル72・・・と電力供給線62とを接続する端子部73と、を備える。
アウタロータ66は、インナステータ65に回転自在に取付けるとともにディスク56を支持するロータ本体75と、このロータ本体75の内周75aに配置した複数のマグネット76・・・と、からなる。
支持手段63は、電力供給線62を支持するチェーン(チェーン部材)78と、このチェーン78の車体フレーム12(図2参照)側を支持するためにリヤフレーム33に設けた固定点としての車体側ブラケット79(図2参照)と、チェーン78の電気モータ61側を支持するためにモータ支持ベース45に設けたモータ側ブラケット(支持点)81と、チェーン78に所定の張力をかけるために車体フレーム12(図2参照)側に設けたテンションプーリ82と、電力供給線62の車体フレーム12側をリヤフレーム33にクッション83(図2参照)を介して支持する車体側支持金具84(図2参照)と、電力供給線62の電気モータ61側をモータ支持ベース45にクッション85を介して支持するモータ側支持金具86と、からなる。
図4は本発明に係るインホールモータ装置の支持手段の要部を示す分解斜視図であり、テンションプーリ(テンションプーリユニット)82は、リヤフレーム33(図2参照)に取付ける取付ブラケット91と、この取付ブラケット91に段付きボルト(ボルト)92で回転自在に取付けるテンションホルダ93と、このテンションホルダ93をチェーン78に向けた付勢するために段付きボルト92で軸支するとともに、一端を取付ブラケットの係止部94に掛け且つ他端をテンションホルダ93の底93aに当てる弾発部材としてのトーションばね95と、テンションホルダ93の先端に支軸96を介して回転自在に取付けたスプロケット97と、からなる。なお、93b,93bはテンションホルダ93に形成した段付きボルト92を挿入する孔である。
チェーン78は、電力供給線62を支持する複数のフック101・・・を備え、取付ブラケット91は、段付きボルト92をねじ込むねじ孔98と、リヤフレーム33(図2参照)取付けるための取付孔99・・・と、を備える。
図5は本発明に係るインホールモータ装置の側面図であり、インホールモータ装置60は、車体11に設けた図1に示す燃料電池(電力供給装置)31から電力供給線62を介して後輪(車輪)27内に設けた電気モータ61に電力供給を行うインホイールモータ装置において、電力供給線62の燃料電池31側の車体側ブラケット(固定点)79と電気モータ61との間に、電力供給線62を所定の張力で支持する支持手段63を設けたものと言え、テンションプーリ(テンションプーリユニット)82は、段付きボルト92を中心として、リヤサスペンション29の動きに連れ、白抜き矢印で示すようにスイング可能な部材である。
例えば、電力供給線廻りに部品をレイアウトすることができるとすれば、設計の自由度を拡大することができるので好ましいことであり、電力供給線に車体側から伝わる振動を低減することができるとすれば、電力供給線の寿命を延ばすことができるので好ましいことである。
そこで、電力供給線62の燃料電池31側の車体側ブラケット(固定点)79と電気モータ61との間に、電力供給線62を所定の張力で支持する支持手段63を設けることで、電力供給線62に車体11若しくは車輪27側から伝わる振動を低減することができる。この結果、電力供給線に大きな車体振動が加わる場合にも電力供給線を保護することができる。また、電力供給線廻りに部品をレイアウトすることができる。
インホールモータ装置60は、支持手段63に、車体側ブラケット(固定点)79と電気モータ61との間を接続するチェーン78と、車体11に取付けることでチェーン78に所定の張力をかけるテンションプーリ82と、を備え、チェーン78に沿わせて電力供給線62を取付けたものとも言える。
支持手段63に、車体側ブラケット(固定点)79と電気モータ61との間を接続するチェーン78と、車体11に取付けることでチェーン78に所定の張力をかけるテンションプーリ82と、を備え、チェーン78に沿わせて電力供給線62を取付けることで、車体側ブラケット(固定点)79と電気モータ61との間(空間)では電力供給線62に加わる振動や電力供給線62を引張る応力を大幅に低減することができる。この結果、電力供給線62の寿命を延ばすことができる。
図6は本発明に係るインホールモータ装置の平面図であり、インホールモータ装置60は、テンションプーリ82に、後輪(車輪)27の動きに応じてチェーン78を所定の張力に保つトーションばね(弾発部材)95を備えたものとも言える。
テンションプーリ82に、後輪(車輪)27の動きに応じてチェーン78を所定の張力に保つトーションばね(弾発部材)95を備えることで、簡易な構成にてチェーン78に所定の張力をかけることができる。
また、インホールモータ装置60は、車体側ブラケット(固定点)79を、車体11の前後方向に延ばしたリヤフレーム(フレーム部材)33に配置するとともに、電気モータ61に対し前後に寸法Aだけずらした位置に配置したものである。また、電気モータから車体側ブラケット(固定点)79へチェーン78を寸法Bだけ車体中心に向けて配置したものである。
車体側ブラケット(固定点)79を、車体11の前後方向に延ばしたリヤフレーム(フレーム部材)33に配置するとともに、電気モータ61に対し前後に寸法Aだけずらした位置に配置することで、支持手段63のチェーン79の全長を長く設定することができる。この結果、支持手段63の張力を一定に保ち易くなる。
また、一般的に車両の車輪揺動は上下方向が最も大きく、次に前後方向が大きい。このように電気モータ61に対して前後に対し前後にずらした位置に車体側ブラケット(固定点)79を配置することによって電力供給線62に加わる振動幅を最小限に抑えることができる。
図7は本発明に係るインホールモータ装置の別実施例の支持手段の斜視図であり、支持手段113は、電力供給線62を支持するために車体フレーム12(図2参照)及び電気モータ61間に紐状部材118を渡し、この紐状部材118に所定の張力をかけるために車体フレーム12(図2参照)側に設けたテンションプーリ112を設けるものである。
紐状部材118は、電力供給線62を支持するリング状保持部111・・・を備える部材であり、ロープもしくはワイヤなどの部材である。
テンションプーリ112は、リヤフレーム33(図2参照)に取付ける取付ブラケット121と、この取付ブラケット121にスライド可能に取付けたプーリホルダ123と、このプーリホルダ123の一端に取付けるととで紐状部材118に当接させるプーリ127と、プーリホルダ123の他端を紐状部材118側に付勢する圧縮ばね125と、この圧縮ばね125に貫通させるとともに、先端をプーリホルダ123に取付けるとともに中間を取付ブラケット121にスライド可能に貫通させたシャフト122と、からなる。
図中、126はプーリホルダ123に設けたプーリ127を支持する支軸、128は取付ブラケット121に設けた貫通孔、129は取付ブラケット121に設けた取付孔、131はプーリホルダ123に設けたスライド孔、132,132はプーリホルダ123をスライド可能に支持するために取付ブラケット121に立てた支持ピンを示す。
別実施例の支持手段113では、支持手段113に紐状部材118を用いたので電気モータ61(図2参照)から車体フレーム12へ曲線を描いて引回すことができる。この結果、電力供給線62の引回し経路の自由度を任意に選ぶことができる。
図8は本発明に係るインホールモータ装置の別実施例のチェーンの斜視図であり、チェーン138は、電力供給線62を支持するチェーン支持部141をチェーンを構成するチェーンブラケット(U字状チェーンブラケット)142に一体的に形成したものである。 図中、143は平板状チェーンブラケット、144はU字状チェーンブラケット142及び平板状チェーンブラケット143を組立てる接続ピンを示す。
別実施例のチェーン138では、電力供給線62を支持するチェーン支持部141を一体的に形成することができるので、支持手段63(図4参照)のコストの低減を図ることができる。
尚、本発明に係るインホールモータ装置は、図5に示すように、車輪(後輪)27に設けたが、これに限るものではなく、前輪に設けるようにしたものであってもよい。
本発明に係るインホールモータ装置は、図4に示すように、テンションホルダの先端に支軸を介して回転自在に取付けたスプロケットを取付けたが、これに限るものではなく、スプロケットの代わりにプーリを取付けたものであってもよい。
本発明に係るインホールモータ装置は、図4に示すように、支持手段63におけるテンションプーリ82の弾発部材(トーションばね)95でチェーン78(電力供給線62)に所定の張力を加えたが、これに限るものではなく、例えば、まぶしさを防止するディスチャージヘッドランプを搭載した車両では、ホイールの向きに合わせて光軸を調整するために、ホイール位置センサを後輪(リヤタイヤ)に備えたものがある。
このような車両の場合には、ホイール位置情報をもとにチェーンの張力制御をする制御部を備えることで、きめ細かな張力制御を行うができ、チェーンのようなフレキシブル配線保護部材に車両の状況に即した適正な張力(テンション)を加えることができる。
すなわち、既存のホイール位置センサを有効利用を図ることができ、低コストのテンション制御装置を実現することができる。
本発明に係るガス燃料自動車の燃料ガス充填部構造は、水素などの燃料ガスを燃料電池で化学反応をさせることで電気を発生させ、この電気を電気モータに供給することで走行を行う燃料電池車(燃料電池自動車)に採用するのに好適である。
本発明に係るインホールモータ装置を採用した車両の側面図である。 本発明に係るインホールモータ装置の斜視図である。 本発明に係るインホールモータ装置の正面断面図である。 本発明に係るインホールモータ装置の支持手段の要部を示す分解斜視図である。 本発明に係るインホールモータ装置の側面図である。 本発明に係るインホールモータ装置の平面図である。 本発明に係るインホールモータ装置の別実施例の支持手段の斜視図である。 本発明に係るインホールモータ装置の別実施例のチェーンの斜視図である。 従来の基本原理を説明する図である。
符号の説明
10…車両、11…車体、27…車輪(後輪)、31…電力供給装置(燃料電池)、33…フレーム部材(リヤフレーム)、60…インホールモータ装置、61…電気モータ、62…電力供給線、63…支持手段、78…チェーン、79…固定点(車体側ブラケット)、82…テンションプーリ、95…弾発部材(トーションばね)。

Claims (4)

  1. 車体に設けた電力供給装置から電力供給線を介して車輪内に設けた電気モータに電力供給を行うインホイールモータ装置において、
    前記電力供給線の前記電力供給装置側の固定点と前記電気モータとの間に、前記電力供給線を所定の張力で支持する支持手段を設けたことを特徴とするインホイールモータ装置。
  2. 前記支持手段は、前記固定点と前記電気モータとの間を接続するチェーンと、前記車体に取付けることで前記チェーンに所定の張力をかけるテンションプーリと、を備え、前記チェーンに沿わせて前記電力供給線を取付けたことを特徴とする請求項1記載のインホイールモータ装置。
  3. 前記テンションプーリは、前記車輪の動きに応じて前記チェーンを所定の張力に保つ弾発部材を備えたことを特徴とする請求項2記載のインホイールモータ装置。
  4. 前記固定点は、前記車体の前後方向に延ばしたフレーム部材に配置するとともに、前記電気モータに対し前後にずらした位置に配置したことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載のインホイールモータ装置。
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