JP2006239099A

JP2006239099A - 携帯用電子機器保護収納ケース

Info

Publication number: JP2006239099A
Application number: JP2005058300A
Authority: JP
Inventors: Hidenori Takahashi; 秀紀高橋
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2005-03-03
Filing date: 2005-03-03
Publication date: 2006-09-14

Abstract

【課題】従来のイヤホーン収納付バッグは、携帯用電子機器からイヤホンなどの付属品を取り外し、それぞれ分けて収納しなければならないため、収納すること自体が面倒であった。また、専用ポケットにイヤホンなどを収納したとしてもその中でそのコード類が絡まってしまう可能性が高かった。また、外力からの保護という点については、全く考えられていなかった。
【解決手段】本発明は、携帯用電子機器にイヤホンやそのコード類などの付属品を取り付けたまま収納できるため、収納がしやすい。また、イヤホンやそのコード類などの付属品を、ケース本体内部に設けられた突起部分及び携帯用電子機器の周囲に巻回させて収納できるため、収納時のそれらの絡まりを防止することができる。さらに、その本体、蓋、突起部分の素材や構造などにより外力からの保護も実現できる。
【選択図】図3

Description

この発明は、携帯用電子機器とその付属品を機能的に収納できることを特徴とした携帯用電子機器保護収納ケースに関するものである。

従来は、携帯用電子機器とイヤホンなどの付属品を分けてそれぞれ収納するものがあった。

特開平１０−１０８７１８

以上に述べた従来品では、次のような欠点があった。

上記イヤホーン収納付バッグは、イヤホンなどの付属品を収納することを目的とした専用ポケットが設けられてはいたが、携帯用電子機器からイヤホンなどの付属品を取り外し、それぞれ分けて収納しなければならないため、収納すること自体が面倒であった。

また、専用ポケットにイヤホンなどの付属品を収納したとしても、その中でそのコード類が絡まってしまう可能性が高かった。

さらに、外力からの保護という点については考えられておらず、収納した携帯用電子機器に外力が加わった場合は、破損してしまう可能性があった。

本発明に係る携帯用電子機器保護収納ケースは、内部に携帯用電子機器（５）及びその付属品（６）を収納可能な本体（１）と、その本体（１）の開口を開閉自在な蓋（２）と、前記本体（１）の内部に設けられた突起部分（４）とを有し、その突起部分（４）は前記携帯用電子機器（５）の外周部に当接可能に設けられ、前記突起部分（４）の外側には前記携帯用電子機器（５）の付属品（６）を前記突起部分（４）及び携帯用電子機器（５）の周囲に巻回させて収納可能な空間が設けられていることを特徴とする。

また、前記突起部分（４）は前記本体（１）の内部に着脱可能に設けられていてもよい。

さらに、前記本体（１）と蓋（２）と突起部分（４）は弾性素材製であってもよい。

本発明は、以上のような構成よりなる携帯用電子機器保護収納ケースである。

これは次のような効果がある。

携帯用電子機器（５）にイヤホン、録音用マイク、電源アダプタ、それらのコード類などの付属品（６）を取り付けたまま収納できるため、収納がしやすくなる。

イヤホン、録音用マイク、電源アダプタ、それらのコード類などの付属品（６）を、本体（１）内部に設けられた突起部分（４）及び携帯用電子機器（５）の周囲に巻回させて収納できるため、収納時のそれらの絡まりを防止することができる。

また、突起部分（４）及び携帯用電子機器（５）の周囲に巻回させて収納するというその収納方法により、コード類などの付属品（６）がケース内部で鋭角に屈曲することがなくなるため、それらを傷めることがなく、断線を防止することができる。

ケース内部で携帯用電子機器（５）と付属品（６）が不用意に接触することが少なくなるため、携帯用電子機器（５）と付属品（６）のいずれも、それによって生じる傷を防止することができる。

携帯用電子機器（５）として想定される携帯用ＭＤプレイヤー、携帯用デジタルメディアプレイヤー、携帯用ＣＤプレイヤー、携帯用カセットテーププレイヤー、携帯用ラジオ、携帯用録音機器、ノートパソコン、その他携帯用情報端末機器などを、本体（１）内部に設けられた突起部分（４）の内側に、その携帯用電子機器（５）の外周部が当接する状態で収納するのだが、その本体（１）と突起部分（４）のそれぞれの設置面に、本体（１）側に雌、突起部分（４）側に雄のマジックテープ（登録商標）をそれぞれ取り付けることで着脱可能である突起部分（４）を、その携帯用電子機器（５）のサイズに合うよう位置を調整することで、ケース内部で確実に携帯用電子機器（５）を固定することができ、それがケース内部で不用意に移動することによって受ける衝撃を回避することができる。

突起部分（４）の外側に存在する携帯用電子機器（５）の付属品（６）を収納可能な空間は、エアークッションとしての役割もあり、その役割を果たし得る方向からの外力に対しては、収納した携帯用電子機器（５）をより確実に保護することができる。

携帯用電子機器（５）に取り付けたまま本体（１）に収納するイヤホン、録音用マイク、電源アダプタ、それらのコード類などの付属品（６）については、本体（１）の縁部分に設けられた開閉機能（３）により開口を開閉自在な蓋（２）の一部を開けた状態で、そこから、必要な付属品（６）のみを取り出し、それらの機能を使用することができる。

以下、本発明の実施例について説明する。

ポリウレタン、またはその他のスポンジ状の弾性素材製の本体（１）の縁部分にファスナー状の開閉機能（３）を設ける。

本体（１）の縁部分に設けられたファスナー状の開閉機能（３）により、本体（１）の開口を開閉自在なポリウレタン、またはその他のスポンジ状の弾性素材製の蓋（２）を取り付ける。

本体（１）内部の上下左右の四方にそれぞれひとつずつ、ポリウレタン、またはその他のスポンジ状の弾性素材製である直方体の突起部分（４）を設ける。

本発明は以上のような構造で、これを使用する場合は、携帯用電子機器（５）を、イヤホン、録音用マイク、電源アダプタ、それらのコード類などの付属品（６）を取り付けたまま、本体（１）内部の上下左右の四方にそれぞれひとつずつ設けられた突起部分（４）の内側に携帯用電子機器（５）の外周部が当接する状態で収納し、その突起部分（４）の外側に携帯用電子機器（５）の付属品（６）を、突起部分（４）及び携帯用電子機器（５）の周囲に巻回させて収納し、本体（１）の縁部分に設けられたファスナー状の開閉機能（３）により開口を開閉自在な蓋（２）を閉じて使用する。

その他の実施形態

以下、本発明のその他の実施例について説明する。

本体（１）の縁部分に設けられる開閉機能（３）は、ファスナー状のものに限定されるものではなく、各種変更が可能であり、例えば、ボタン状のもの、またはマジックテープ（登録商標）などでもよい。

本体（１）内部に設けられる突起部分（４）の個数は、上記した設置数に限定されるものではなく、各種変更が可能であり、例えば、Ｕ字状に湾曲したものを１つ設けてもよい。

突起部分（４）の形状は、上記した直方体に限定されるものではなく、各種変更が可能であり、例えば、円筒型のものなどでもよい。

本体（１）内部に、収納した携帯用電子機器（５）を固定するためのバンドなどの固定具（７）を設けてもよい。

ケース内部、または外部に携帯用電子機器（５）の付属品（６）や、カセット、電池、バッテリーなどの関連品を収納できる収納機能（８）を設けても良い。

本発明の平面図である。本発明の断面図である。本発明の使用例図１である。本発明の使用例図２である。本発明の使用例図３である。本発明の使用例図４である。本発明の使用例図５である。

符号の説明

１本体
２蓋
３開閉機能
４突起部分
５携帯用電子機器
６付属品
７固定具
８収納機能

Claims

内部に携帯用電子機器及びその付属品を収納可能な本体と、その本体の開口を開閉自在な蓋と、前記本体内部に設けられた突起部分とを有し、その突起部分は前記携帯用電子機器の外周部に当接可能に設けられ、前記突起部分の外側には前記携帯用電子機器の付属品を前記突起部分及び携帯用電子機器の周囲に巻回させて収納可能な空間が設けられていることを特徴とする携帯用電子機器保護収納ケース。
前記突起部分は前記本体の内部に着脱可能に設けられている請求項１に記載の携帯用電子機器保護収納ケース。
前記本体と蓋と突起部分は弾性素材製である請求項１に記載の携帯用電子機器保護収納ケース。