JP2006238638A - ワーク搬送用ステージ駆動機構、ワーク搬送装置、ワーク描画装置、ワーク光学処理装置、ワーク露光描画装置、ワーク搬送用ステージの駆動方法、ワーク搬送方法、ワーク描画方法、ワーク光学処理方法及びワーク露光描画方法 - Google Patents

ワーク搬送用ステージ駆動機構、ワーク搬送装置、ワーク描画装置、ワーク光学処理装置、ワーク露光描画装置、ワーク搬送用ステージの駆動方法、ワーク搬送方法、ワーク描画方法、ワーク光学処理方法及びワーク露光描画方法 Download PDF

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和広 寺田
Akihiro Hashiguchi
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Abstract

【課題】発熱源である駆動モータの発熱量を有効に低減するようにして、シートフイルムの熱膨張を効果的に抑制することができ、シートフイルムへの例えば光学的な処理(例えば画像の光学的な転写や露光等)を高精度に行う。
【解決手段】制御ユニットからの指令を受け取り(ステップS1)、受け取った指令が駆動指令であるか否かが判別され(ステップS2)、駆動指令である場合は、駆動指令の値に応じた駆動電流を駆動モータに供給する(ステップS3)。これにより、露光ステージが上下方向に移動することになる。一方、制御ユニットからの指令が駆動指令ではなく、停止指令であると判別された場合は、最小の駆動電流を駆動モータに供給する(ステップS4)。
【選択図】図10

Description

本発明は、製造工程に投入されるワークを搬送するために使用されるステージを移動駆動するワーク搬送用ステージ駆動機構と、該ワーク搬送用ステージを有するワーク搬送装置と、該ワーク搬送装置を有するワーク描画装置、ワーク光学処理装置、ワーク露光描画装置、並びに製造工程に投入されるワークを搬送するために使用されるワーク搬送用ステージの駆動方法、該ワーク搬送用ステージの駆動方法を使用したワーク搬送方法と、該ワーク搬送方法を使用したワーク描画方法、ワーク光学処理方法及びワーク露光描画方法に関する。
例えば、所望の画像パターンに従ってレーザビームを制御し、シート状の感光材料を露光走査することにより、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ等のフィルタやプリント基板を製造する露光装置が開発されている。図15は、このような露光装置200の概略構成を示す(特許文献1参照)。
露光装置200は、例えば6本の脚部202により支持される長方形状の定盤204と、定盤204上に配設された2本のガイドレール206a、206bに沿って移動可能な移動ステージ208と、定盤204上に配設される門型のコラム210と、コラム210に固定され、移動ステージ208に位置決めされた露光対象物212をレーザビームにより照射するスキャナ214とを備える。
露光対象物212は、移動ステージ208とともに矢印方向に移動される一方、スキャナ214から出力されるレーザビームが矢印方向と直交する方向に照射されることで、二次元画像が記録される。
ここで、スキャナ214は、例えば、デジタル・マイクロミラー・デバイス(DMD)等の空間光変調素子をパターンジェネレータとする複数の露光ヘッドからなり、各露光ヘッドにより二次元画像パターンを高精細且つ高速度に記録するように構成されている。
DMDは、制御信号に応じて反射面の角度が変化する多数のマイクロミラーをシリコン等の半導体基板上に二次元的に配列したミラーデバイスであり、レーザ光源から出力されたレーザビームをコリメータレンズでコリメートした後、反射面の角度が制御されたDMDによって選択的に反射させ、マイクロレンズアレーを介して露光対象物212上に集光させることにより、二次元画像パターンの記録が行われる。
つまり、露光対象物212に形成される二次元画像パターン(単に、画像パターンと記す)は、各露光ヘッドから出射されたレーザビームによる複数の画像の配列によって形成される。もちろん、複数の画像を直線上に配列して線状の画像パターンを形成することも可能である。
特開2004−62155号公報
ところで、露光装置200は、移動ステージ208の温度と、該移動ステージ208に載置された露光対象物212の温度が異なる場合がある。
その理由は、まず、露光装置200の移動ステージ208の下部には、該移動ステージ208を矢印方向に移動させるための駆動モータが設置されている。駆動モータとして、通常、リニアモータが用いられるが、該リニアモータを駆動して、移動ステージ208を移動させたとき、リニアモータコイルに電流が流れ、発熱することとなる。すなわち、駆動モータは発熱源となる。
そして、駆動モータから発する熱が移動ステージ208に伝達されることで、移動ステージ208が徐々に熱せられ、移動ステージ208と露光対象物212とで温度差が生じることとなる。その結果、移動ステージ208から露光対象物212への熱伝導によって露光対象物212が熱せられ、露光対象物212のうち、熱せられた部分が膨張していく。
従って、この駆動モータから伝達した熱を局部的に受けると、移動ステージ208の例えば表面の温度分布が不均一となることから、時間の経過に伴って、露光対象物212も局部的に膨張、変形していくことになる。
また、たとえ移動ステージ208の表面の温度分布が均一であっても、時間の経過に伴って露光対象物212が蓄熱されていくことから、露光対象物212全体が徐々に膨張変形していくこととなる。
そのため、アライメント計測後に露光を行う方式、すなわち、移動ステージ208上に露光対象物212を載置した後、例えば移動ステージ208を一方向に移動させて、露光対象物212のアライメントを計測し、その後、移動ステージ208を逆方向に移動させて、露光対象物212に露光を行う方式においては、アライメント計測時と露光時に時間差があるため、露光対象物212の熱膨張の量だけ露光位置がずれるという問題がある。つまり、アライメント精度の向上が露光時に反映させることができないという問題がある。
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、発熱源である駆動モータの発熱量を有効に低減することができ、これによって、ワークの熱膨張を効果的に抑制することができ、ワークへの例えば光学的な処理(例えば画像の光学的な転写や露光等)を高精度に行うことができるワーク搬送用ステージ駆動機構、ワーク搬送装置、ワーク描画装置、ワーク光学処理装置、ワーク露光描画装置、ワーク搬送用ステージの駆動方法、ワーク搬送方法、ワーク描画方法、ワーク光学処理方法及びワーク露光描画方法を提供することを目的とする。
本発明に係るワーク搬送用ステージ駆動機構は、ワーク載置面を有するステージを移動駆動するワーク搬送用ステージ駆動機構において、前記ステージの移動駆動の動力源である駆動モータと、前記ステージの移動停止に基づいて前記駆動モータへの駆動電流を低減する駆動電流低減手段とを有することを特徴とする。
また、本発明に係るワーク搬送装置は、ワーク載置面を有するステージと、該ステージを移動駆動するステージ駆動機構とを有するワーク搬送装置において、前記ステージ駆動機構は、前記ステージの移動駆動の動力源である駆動モータと、前記ステージの移動停止に基づいて前記駆動モータへの駆動電流を低減する駆動電流低減手段とを有することを特徴とする。
これらの発明において、前記駆動モータがステッピングモータであり、前記駆動電流低減手段は、前記ステッピングモータのカレントダウン制御を行うようにしてもよい。これは、ステッピングモータのパラメータ設定において、停止時にモータの電流値制御を行うモードに設定すればよい。
また、本発明に係るワーク搬送用ステージ駆動機構は、ワーク載置面を有するステージを移動駆動するワーク搬送用ステージ駆動機構において、前記ステージの移動駆動の動力源である駆動モータと、前記ステージの移動停止に基づいて前記駆動モータに対する力の伝達を阻止するブレーキ手段とを有することを特徴とする。
また、本発明に係るワーク搬送装置は、ワーク載置面を有するステージと、該ステージを移動駆動するステージ駆動機構とを有するワーク搬送装置において、前記ステージ駆動機構は、前記ステージの移動駆動の動力源である駆動モータと、前記ステージの移動停止に基づいて前記駆動モータに対する力の伝達を阻止するブレーキ手段とを有することを特徴とする。
これらの発明において、前記ステージの移動方向が鉛直方向であり、前記ブレーキ手段は、前記ステージの自重による前記駆動モータへの力の伝達を阻止するようにしてもよい。
また、前記ブレーキ手段は、前記力の伝達に伴う前記駆動モータの回転軸の回転を阻止する電磁ブレーキであってもよい。この場合、前記電磁ブレーキは、無通電状態で、前記駆動モータの回転軸の回転を阻止することが好ましい。
また、本発明に係るワーク搬送用ステージ駆動機構は、ワーク載置面を有するステージを鉛直方向に移動駆動するワーク搬送用ステージ駆動機構において、前記ステージの移動駆動の動力源である駆動モータと、前記ステージを常時鉛直方向上方に付勢する付勢手段とを有することを特徴とする。
また、本発明に係るワーク搬送装置は、ワーク載置面を有するステージと、該ステージを鉛直方向に沿って移動駆動するステージ駆動機構とを有するワーク搬送装置において、前記ステージ駆動機構は、前記ステージの移動駆動の動力源である駆動モータと、前記ステージを常時鉛直方向上方に付勢する付勢手段とを有することを特徴とする。
これらの発明において、前記付勢手段は圧縮コイルばねであってもよい。
上述した各発明においては、発熱源である駆動モータでの発熱量を有効に低減することができ、これによって、ワークの熱膨張を効果的に抑制することができ、ワークへの例えば光学的な処理(例えば画像の光学的な転写や露光等)を高精度に行うことができる。
そして、これらワーク搬送用ステージ駆動機構並びにワーク搬送装置は、ワークに対して画像を描画するワーク描画装置、ワークに対して画像を光学的に転写するワーク光学処理装置、ワークに対して画像を光学的に描画して露光処理を行うワーク露光描画装置に適用することができる。
また、本発明に係るワーク搬送用ステージの駆動方法は、ワーク載置面を有するステージを移動駆動するワーク搬送用ステージの駆動方法において、前記ステージを駆動モータにて移動駆動する駆動ステップと、前記ステージの移動停止に基づいて前記駆動モータへの駆動電流を低減する駆動電流低減ステップとを有することを特徴とする。
また、本発明に係るワーク搬送方法において、ワーク載置面を有するステージの前記ワーク載置面にワークを固定して該ワークを搬送するワーク搬送方法において、前記ステージを駆動モータにて移動駆動する駆動ステップと、前記ステージの移動停止に基づいて前記駆動モータへの駆動電流を低減する駆動電流低減ステップとを有することを特徴とする。
これらの発明において、前記駆動モータがステッピングモータであり、前記駆動電流低減ステップは、前記ステッピングモータのカレントダウン制御を行うようにしてもよい。
また、本発明に係るワーク搬送用ステージの駆動方法は、ワーク載置面を有するステージを移動駆動するワーク搬送用ステージの駆動方法において、前記ステージを駆動モータにて移動駆動する駆動ステップと、前記ステージの移動停止に基づいて前記駆動モータに対する力の伝達を阻止するブレーキステップとを有することを特徴とする。
また、本発明に係るワーク搬送方法は、ワーク載置面を有するステージの前記ワーク載置面にワークを固定して該ワークを搬送するワーク搬送方法において、前記ステージを駆動モータにて移動駆動する駆動ステップと、前記ステージの移動停止に基づいて前記駆動モータに対する力の伝達を阻止するブレーキステップとを有することを特徴とする。
これらの発明において、前記ステージの移動方向が鉛直方向であり、前記ブレーキステップは、前記ステージの自重による前記駆動モータへの力の伝達を阻止するようにしてもよい。前記ブレーキステップは、電磁ブレーキを用いて、前記力の伝達に伴う前記駆動モータの回転軸の回転を阻止するようにしてもよい。この場合、前記電磁ブレーキは、無通電状態で、前記駆動モータの回転軸の回転を阻止することが好ましい。
また、本発明に係るワーク搬送用ステージの駆動方法は、ワーク載置面を有するステージを鉛直方向に移動駆動するワーク搬送用ステージの駆動方法において、前記ステージを駆動モータにて移動駆動する駆動ステップと、前記ステージを常時鉛直方向上方に付勢する付勢ステップとを有することを特徴とする。
本発明に係るワーク搬送方法において、ワーク載置面を有するステージの前記ワーク載置面にワークを固定して該ワークを搬送するワーク搬送方法において、前記ステージを駆動モータにて移動駆動する駆動ステップと、前記ステージを常時鉛直方向上方に付勢する付勢ステップとを有することを特徴とする。
これらの発明において、前記付勢ステップは圧縮コイルばねを用いるようにしてもよい。
上述した各発明においては、発熱源である駆動モータでの発熱量を有効に低減することができ、これによって、ワークの熱膨張を効果的に抑制することができ、ワークへの例えば光学的な処理(例えば画像の光学的な転写や露光等)を高精度に行うことができる。
そして、これらワーク搬送用ステージの駆動方法並びにワーク搬送方法は、ワークに対して画像を描画するワーク描画方法及びワーク描画装置、ワークに対して画像を光学的に転写するワーク光学処理方法及びワーク光学処理装置、ワークに対して画像を光学的に描画して露光処理を行うワーク露光描画方法及びワーク露光描画装置に適用することができる。
以上説明したように、本発明に係るワーク搬送用ステージ駆動機構、ワーク搬送装置、ワーク描画装置、ワーク光学処理装置、ワーク露光描画装置、ワーク搬送用ステージの駆動方法、ワーク搬送方法、ワーク描画方法、ワーク光学処理方法及びワーク露光描画方法によれば、発熱源である駆動モータの発熱量を有効に低減することができ、これによって、ワークの熱膨張を効果的に抑制することができ、ワークへの例えば光学的な処理(例えば画像の光学的な転写や露光等)を高精度に行うことができる。
以下、本発明に係るワーク搬送用ステージ駆動機構、ワーク搬送装置、ワーク描画装置、ワーク光学処理装置、ワーク露光描画装置、ワーク搬送用ステージの駆動方法、ワーク搬送方法、ワーク描画方法、ワーク光学処理方法及びワーク露光描画方法を例えばDMDを有する露光装置に適用した実施の形態例を図1〜図14を参照しながら説明する。
本実施の形態に係る露光装置10は、例えば6つの脚部12により支持される長方形状の定盤(基台)14と、該定盤14上に配設される2本のガイドレール16a、16bに沿って矢印A、B方向に移動可能なワーク搬送装置18と、定盤14上に配設されるコラム20a、20bと、コラム20a、20b間に固定されるスキャナ定盤22と、該スキャナ定盤22に位置決め固定される8組の露光ヘッド24a〜24hと、コラム20a、20b間に固定されるカメラ定盤26と、該カメラ定盤26に位置決め固定される2台のアラインメントカメラ28a、28bとから基本的に構成される。少なくとも2つのコラム20a、20bとスキャナ定盤22にて門型のヘッド保持構成体30が構成される。
ワーク搬送装置18は、図2に示すように、シートフイルム32が載置され、且つ、シートフイルム32を位置決め保持するワーク載置面34を有する露光ステージ36と、該露光ステージ36を上下方向に移動駆動する昇降機構38と、定盤14上に配設されたガイドレール16a、16bに沿って移動駆動する移動ステージ40と、該移動ステージ40を移動駆動するための移動機構42とを有する。
昇降機構38は、図3〜図5に示すように、移動ステージ40上に互いに平行に配置された一対のガイドレール44と、該一対のガイドレール44上を摺動自在に装着されたくさび形部材46と、これらくさび形部材46上を摺動自在に装着された支持ブロック48と、くさび形部材46を横方向に一対のガイドレール44に沿って移動駆動するリニア駆動機構50と、くさび形部材46の横方向の移動に伴う支持ブロック48の移動を上下方向に案内する支持部材52とを有する。
一対のガイドレール44は、それぞれ走査方向(移動ステージ40の移動方向である矢印A方向及び矢印B方向)に直交する方向(矢印X方向)に沿って配置されている。なお、ガイドレール44は、凸状のレール又はガイド溝状にしてもよい。
くさび形部材46は、ほぼ直角三角形状に形成されており、そのうち、斜辺部分が上方を向いて配置され、下部(長辺部分)がガイドブロック54を介してガイドレール44に摺動自在に装着されている。
支持ブロック48もほぼ直角三角形状に形成されており、そのうち、上部(長辺部分)が上方を向き、斜辺部分がくさび形部材46の斜辺部分に対向して配置され、さらに、該斜辺部分がガイドブロック56を介して摺動自在に装着されている。
支持部材52は、移動ステージ40の上面から直角に起立する垂直ガイド面58を有する。この垂直ガイド面58には支持ブロック48の短辺部分がガイドブロック60を介して摺動自在に装着される。なお、支持部材52は、各くさび形部材46の斜辺部分に摺動自在に装着されている各支持ブロック48が、重力によって、前記斜辺部分から外方に滑り落ちないように制動する機能も有する。
リニア駆動機構50は、駆動モータ62と、該駆動モータ62の回転運動を直動運動に変換する操作軸64と、一対のくさび形部材46を下部で接続する板部材65と、該板部材65の中央部上に設けられ、操作軸64によって送られるねじ送り部66と、操作軸64の軸受け部67と、駆動モータ62の回転軸68の回転を強制的に停止させる電磁ブレーキ70とを有し、操作軸64による直動駆動によってくさび形部材46をガイドレール44に沿って移動するように構成されている。
このように構成した昇降機構38で露光ステージ36の高さを調整する場合には、リニア駆動機構50を駆動制御することによって各くさび形部材46をガイドレール44に沿って精密に移動させる。
これにより、各支持ブロック48は、各くさび形部材46の斜辺部分上を摺動すると共に、支持部材52の案内によって上下方向に移動する。つまり、例えば図4に示す状態から、図5に示す状態まで上昇し、又はその逆に下降する。
従って、昇降機構38の駆動によって、一対の支持ブロック48の上部に配置されている露光ステージ36が昇降動作することにより、露光ステージ36のワーク載置面34に保持されたシートフイルム32(図1参照)と、複数の露光ヘッド24a〜24hを備えたスキャナ定盤22との間の距離を高精度に調整することができる。
一方、移動機構42は、図1及び図2に示すように、定盤14の上面において一対のガイドレール16a及び16bに沿って延びる操作軸72と、通電によって操作軸72に沿って移動する自走式のリニアモータ74とを有する。リニアモータ74は、移動ステージ40の下面(定盤14と対向する面)に位置し、操作軸72が挿通するように設けられている。
他方、図6に示すように、露光装置10を制御する制御ユニット90は、昇降機構38の駆動モータ62と移動機構42のリニアモータ74を制御してワーク搬送装置18の移動ステージ40と露光ステージ36とを移動駆動させるとともに、アラインメントカメラ28a、28bにより撮影したシートフイルム32のアラインメントマークに基づいて画像の記録位置を調整し、光源ユニット92及び露光ヘッド24a〜24hを制御して、シートフイルム32に所望の画像パターン(二次元画像の組み合わせ)を露光記録する。この場合、図7に示すように、2列の千鳥状に配設された各露光ヘッド24a〜24hは、各露光エリア94a〜94hに対して複数の画素からなる二次元画像を同時に記録する。
図8に示すように、露光ヘッド24a〜24hには、例えば光源ユニット92を構成する複数の半導体レーザから出力されたレーザビームLaが合波され、光ファイバ95を介して導入される。レーザビームLaが導入された光ファイバ95の出射端には、ロッドレンズ96、反射ミラー98及びデジタル・マイクロミラー・デバイス(DMD)100が順に配列される。DMD100は、レーザビームLaを反射する多数のマイクロミラーを備えた空間光変調素子であり、制御ユニット90からの駆動信号により各マイクロミラーが画像情報に応じて駆動制御される。
DMD100によるレーザビームLaの反射側には、拡大光学系である第1結像光学レンズ102、104、DMD100の各マイクロミラーに対応して多数のレンズを配設したマイクロレンズアレー106、等倍光学系である第2結像光学レンズ108、110及び焦点微調整機構であるプリズムペア112が順に配列される。なお、マイクロレンズアレー106の前後には、迷光を除去するとともに、レーザビームLaを所定の径に調整するためのマイクロアパーチャアレー114、116が配設される。
ここで、この実施の形態に係る露光装置10の動作について図1等を参照しながら説明する。
まず、制御ユニット90は、移動機構42のリニアモータ74を制御して移動ステージ40を移動駆動することにより、シートフイルム32が位置決め固定された露光ステージ36を、定盤14のガイドレール16a、16bに沿って矢印A方向に移動させる。露光ステージ36がコラム20a、20b間を通過する際、カメラ定盤26に固定されたアラインメントカメラ28a、28bは、シートフイルム32の所定位置に予め記録されているアラインメントマークを撮影する。
制御ユニット90は、撮影したアラインメントマークの画像から、シートフイルム32の位置ずれや変形等を検出し、シートフイルム32に記録する画像情報に対する補正データを作成する。また、制御ユニット90は、昇降機構38におけるリニア駆動機構50の駆動モータ62を駆動して露光ステージ36を昇降させるとともに、露光ヘッド24a〜24hを構成するプリズムペア112(図8参照)を制御し、露光ヘッド24a〜24hに対するシートフイルム32の焦点調整処理を行う。
次に、移動ステージ40は、リニアモータ74によって矢印B方向に移動し、露光ヘッド24a〜24hによる二次元画像パターン(単に、画像パターンと記す)の記録処理が行われる。すなわち、光源ユニット92から出力されたレーザビームLaは、光ファイバ95を介して各露光ヘッド24a〜24hに導かれる。レーザビームLaは、ロッドレンズ96から反射ミラー98を介してDMD100に入射する。DMD100に入射したレーザビームLaは、画像パターンの情報に応じて制御された複数のマイクロミラーにより選択的に反射され、第1結像光学レンズ102、104により拡大された後、マイクロアパーチャアレー114を介してマイクロレンズアレー106に導かれる。マイクロレンズアレー106は、各レーザビームLaを第2結像光学レンズ108、110及びプリズムペア112を介してシートフイルム32上に結像する。
この場合、移動ステージ40は、矢印B方向に移動しており、各露光ヘッド24a〜24hが移動ステージ40の移動方向と直交する方向に配列される露光エリア94a〜94h(図7参照)に対して、それぞれ複数の画素からなる二次元画像を形成する。つまり、画像パターンは、各露光ヘッド24a〜24hから出射されたレーザビームLaによる複数の二次元画像の配列によって形づくられる。
ところで、昇降機構38における駆動モータ62を駆動して、露光ステージ36を移動させたとき、駆動モータ62に駆動電流が流れ、発熱することとなる。すなわち、駆動モータ62は発熱源となる。
そして、駆動モータ62から発した熱が露光ステージ36に伝達されることで、露光ステージ36が徐々に熱せられ、露光ステージ36と、該露光ステージ36上に保持されているシートフイルム32とで温度差が生じることとなる。その結果、露光ステージ36からシートフイルム32への熱伝導によってシートフイルム32が熱せられ、シートフイルム32のうち、熱せられた部分が膨張していくこととなる。
従って、この駆動モータ62から伝達した熱を局部的に受けると、露光ステージ36の例えば表面の温度分布が不均一となることから、時間の経過に伴って、シートフイルム32も局部的に膨張、変形していくことになる。
また、たとえ露光ステージ36の表面の温度分布が均一であっても、時間の経過に伴ってシートフイルム32が蓄熱されていくことから、シートフイルム32全体が徐々に膨張変形していくこととなる。
このシートフイルム32の膨張変形は、シートフイルム32に対する露光精度を著しく劣化させるおそれがある。
そこで、本実施の形態に係る露光装置10においては、駆動モータ62の発熱量を低減する発熱量低減手段を有する。
ここで、発熱量低減手段の3つの具体例(第1〜第3の具体例に係る発熱量低減手段120A〜120C)について図9〜図14を参照しながら説明する。
まず、第1の具体例に係る発熱量低減手段120Aは、図9に示すように、モータ駆動制御回路122を有する。このモータ駆動制御回路122は、制御ユニット90からの駆動指令Sdに基づいて駆動モータ62に該駆動指令Sdの値に応じた駆動電流idを供給し、制御ユニット90からの停止指令Ssに基づいて最小の駆動電流imを駆動モータ62に供給する。
モータ駆動制御回路122の処理動作について図10を参照しながら説明する。まず、図10のステップS1において、制御ユニット90からの指令を受け取り、次のステップS2において、前記受け取った指令が駆動指令Sdであるか否かが判別され、駆動指令Sdである場合は、次のステップS3において、駆動指令Sdの値に応じた駆動電流idを駆動モータ62に供給する。これにより、露光ステージ36が上下方向に移動することになる。
一方、前記ステップS2において、制御ユニット90からの指令が駆動指令Sdではなく、停止指令Ssであると判別された場合は、ステップS4に進み、最小の駆動電流imを駆動モータ62に供給する。
前記ステップS3又はステップS4での処理が終了した段階で、次のステップS5に進み、電源断等による終了要求であるかが判別され、終了要求でない場合は、前記ステップS1に戻り、次の指令を受け取って、該指令に基づいた処理が行われる。そして、ステップS5において、電源断等による終了要求であると判別された場合は、このモータ駆動制御回路122での処理が終了する。
露光ステージ36が停止しているときは、モータ駆動制御回路122での処理によって、駆動モータ62に対して最小の駆動電流imしか流れないため、露光ステージ36の停止時における駆動モータ62からの発熱量は著しく低減される。特に、本実施の形態に係る露光装置10のように、露光ステージ36の上下方向の移動が頻繁に行われない場合、露光ステージ36が停止している時間が長いため、駆動モータ62からの発熱量を低減させるという効果を十分に発揮させることができる。
なお、駆動モータ62をステッピングモータにて構成する場合は、ステッピングモータのカレントダウン制御を行うようにしてもよい。これは、ステッピングモータのパラメータ設定において、停止時にモータの電流値制御を行うモードに設定すればよい。
次に、第2の具体例に係る発熱量低減手段120Bは、図11に示すように、上述したモータ駆動制御回路122と、駆動モータ62の回転軸68の回転を強制的に停止させる電磁ブレーキ70と、ブレーキ駆動制御回路124とを有する。
ブレーキ駆動制御回路124は、制御ユニット90からの駆動指令Sdに基づいて電磁ブレーキ70に通電してブレーキをOFFとし、制御ユニット90からの停止指令Ssに基づいて電磁ブレーキ70への通電を停止して(無通電)、ブレーキをONにする。
ここで、電磁ブレーキ70を設置していない場合の不都合点について図12A及び図12Bを参照しながら簡単に説明する。
まず、図12Aに示すように、露光ステージ36を移動駆動している場合は、駆動モータ62の操作軸64は制御ユニット90からの駆動指令Sdの値に応じて例えば一方向に回転することになる。
一方、図12Bに示すように、露光ステージ36を停止した場合において、駆動モータ62への駆動電流の供給を停止してしまうと、該露光ステージ36の自重によって露光ステージ36が下がり、このときの力が操作軸64に伝わって該操作軸64が逆回転(駆動時とは逆の方向に回転)することになる。従って、露光ステージ36の下方への移動を阻止するために、駆動モータ62に駆動電流を流して操作軸64の逆回転を打ち消すだけのトルクを発生させる必要がある。この露光ステージ36の停止時に駆動モータ62に流れる駆動電流によって、該駆動モータ62から熱が発生することとなる。この停止時間が長いと発熱量も多くなり、露光ステージ36上のシートフイルム32に変形をもたらすことになる。
そこで、この第2の具体例に係る発熱量低減手段120Bでは、図11に示すように、露光ステージ36の停止時に、ブレーキ駆動制御回路124によって電磁ブレーキ70を駆動制御することにより、駆動モータ62の回転軸68の回転を強制的に停止させる。
具体的に、モータ駆動制御回路122及びブレーキ駆動制御回路124の処理動作について図13を参照しながら説明する。
まず、図13のステップS101において、制御ユニット90からの指令を受け取り、次のステップS102において、前記受け取った指令が駆動指令Sdであるか否かが判別され、駆動指令Sdである場合は、次のステップS103において、ブレーキ駆動制御回路124は、電磁ブレーキ70に通電してブレーキをOFFにする。その後、ステップS104において、モータ駆動制御回路122は、駆動指令Sdの値に応じた駆動電流idを駆動モータ62に供給する。これにより、露光ステージ36が上下方向に移動することになる。
一方、前記ステップS102において、制御ユニット90からの指令が駆動指令Sdではなく、停止指令Ssであると判別された場合は、ステップS105に進み、ブレーキ駆動制御回路124は、電磁ブレーキ70に対する通電を停止して(無通電)、ブレーキをONにする。その後、ステップS106において、モータ駆動制御回路122は、駆動モータ62への駆動電流idを供給を停止する。
前記ステップS104又はステップS106での処理が終了した段階で、次のステップS107に進み、電源断等による終了要求であるかが判別され、終了要求でない場合は、前記ステップS101に戻り、次の指令を受け取って、該指令に基づいた処理が行われる。そして、ステップS107において、電源断等による終了要求であると判別された場合は、モータ駆動制御回路122及びブレーキ駆動制御回路124での処理が終了する。
このように、ブレーキ駆動制御回路124での処理によって、露光ステージ36が停止しているときは、電磁ブレーキ70によるブレーキONにより、駆動モータ62の回転軸68は強制的に停止され、露光ステージ36の自重が操作軸64に伝わっても該操作軸64は回転することがない。従って、駆動モータ62への駆動電流idの供給を停止することができる。しかも、電磁ブレーキ70に対する無通電によってブレーキがONとされるため、露光ステージ36の停止期間にわたって駆動モータ62にも電磁ブレーキ70にも通電が行われず、駆動モータ62及び電磁ブレーキ70から発熱することはない。
従って、駆動モータ62からの発熱量を低減させるという効果を第1の具体例よりもさらに向上させることができる。
次に、第3の具体例に係る発熱量低減手段120Cは、図14に示すように、露光ステージ36を常時鉛直方向上方に付勢する付勢手段126を有する。この付勢手段126は、露光ステージ36の下部と移動ステージ40の上部との間に設置された圧縮コイルばね128にて構成することができる。
これによって、露光ステージ36の自重を付勢手段126の付勢により打ち消すことができるため、昇降機構38の支持ブロック48やくさび形部材46(図3〜図5参照)にかかる荷重は非常に小さなものとなる。つまり、駆動モータ62にて発生させるべきトルク(負荷)を小さくすることができ、駆動モータ62からの発熱量を大幅に低減させることができる。
図14の例では、露光ステージ36の左右にそれぞれ圧縮コイルばね128を設置した例を示したが、露光ステージ36の四隅に圧縮コイルばね128を設置してもよいし、その数並びに設置位置は任意である。
もちろん、第2の具体例に係る発熱量低減手段120Bと第3の具体例に係る発熱量低減手段120Cとを組み合わせることで、さらなる発熱量の低減を図ることができ、シートフイルム32への例えば光学的な処理(例えば画像の光学的な転写や露光等)を高精度に行うことができる。
なお、上述の実施の形態では、露光装置10に適用した例を示したが、その他、ワーク搬送装置18のワーク載置面34上に保持されたシートフイルム32に対して画像を描画するワーク描画装置や、前記シートフイルム32に対して画像を光学的に転写するワーク光学処理装置等にも適用が可能である。
すなわち、本発明に係るワーク搬送用ステージ駆動機構、ワーク搬送装置、ワーク描画装置、ワーク光学処理装置、ワーク露光描画装置、ワーク搬送用ステージの駆動方法、ワーク搬送方法、ワーク描画方法、ワーク光学処理方法及びワーク露光描画方法は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
本実施の形態に係る露光装置の概略構成を示す斜視図である。 本実施の形態に係る露光装置のワーク搬送装置を示す構成図である。 本実施の形態に係る露光装置のワーク搬送装置の構成を示すものであって、特に、露光ステージを取り外して該露光ステージの下面と、昇降機構の構成を示す斜視図である。 ワーク搬送装置の昇降機構の作用を示すものであって、特に、支持ブロックが初期状態である場合を示す説明図である。 ワーク搬送装置の昇降機構の作用を示すものであって、特に、支持ブロックが上昇している状態を示す説明図である。 本実施の形態に係る露光装置の制御系を示すブロック図である。 本実施の形態に係る露光装置を構成する露光ヘッドによる二次元画像形成処理の説明図である。 本実施の形態に係る露光装置を構成する露光ヘッドの構成図である。 第1の具体例に係る発熱量低減手段を示すブロック図である。 第1の具体例に係る発熱量低減手段におけるモータ駆動制御回路の処理を示すフローチャートである。 第2の具体例に係る発熱量低減手段を示すブロック図である。 図12Aは電磁ブレーキがない構成において露光ステージを移動駆動している状態を示す説明図であり、図12Bは電磁ブレーキがない構成において露光ステージを停止している状態を示す説明図である。 第2の具体例に係る発熱量低減手段におけるモータ駆動制御回路及びブレーキ駆動制御回路の処理を示すフローチャートである。 第3の具体例に係る発熱量低減手段を示す説明図である。 従来技術に係る露光装置の概略構成図である。
符号の説明
10…露光装置 18…ワーク搬送装置
24a〜24h…露光ヘッド 32…シートフイルム
34…ワーク載置面 36…露光ステージ
38…昇降機構 62…駆動モータ
64…操作軸 68…回転軸
70…電磁ブレーキ 120A〜120C…発熱量低減手段
122…モータ駆動制御回路 124…ブレーキ駆動制御回路
126…付勢手段 128…圧縮コイルばね

Claims (38)

  1. ワーク載置面を有するステージを移動駆動するワーク搬送用ステージ駆動機構において、
    前記ステージの移動駆動の動力源である駆動モータと、
    前記ステージの移動停止に基づいて前記駆動モータへの駆動電流を低減する駆動電流低減手段とを有することを特徴とするワーク搬送用ステージ駆動機構。
  2. 請求項1記載のワーク搬送用ステージ駆動機構において、
    前記駆動モータがステッピングモータであり、
    前記駆動電流低減手段は、前記ステッピングモータのカレントダウン制御を行うことを特徴とするワーク搬送用ステージ駆動機構。
  3. ワーク載置面を有するステージを移動駆動するワーク搬送用ステージ駆動機構において、
    前記ステージの移動駆動の動力源である駆動モータと、
    前記ステージの移動停止に基づいて前記駆動モータに対する力の伝達を阻止するブレーキ手段とを有することを特徴とするワーク搬送用ステージ駆動機構。
  4. 請求項3記載のワーク搬送用ステージ駆動機構において、
    前記ステージの移動方向が鉛直方向であり、
    前記ブレーキ手段は、前記ステージの自重による前記駆動モータへの力の伝達を阻止することを特徴とするワーク搬送用ステージ駆動機構。
  5. 請求項3又は4記載のワーク搬送用ステージ駆動機構において、
    前記ブレーキ手段は、前記力の伝達に伴う前記駆動モータの回転軸の回転を阻止する電磁ブレーキであることを特徴とするワーク搬送用ステージ駆動機構。
  6. 請求項5記載のワーク搬送用ステージ駆動機構において、
    前記電磁ブレーキは、無通電状態で、前記駆動モータの回転軸の回転を阻止することを特徴とするワーク搬送用ステージ駆動機構。
  7. ワーク載置面を有するステージを鉛直方向に移動駆動するワーク搬送用ステージ駆動機構において、
    前記ステージの移動駆動の動力源である駆動モータと、
    前記ステージを常時鉛直方向上方に付勢する付勢手段とを有することを特徴とするワーク搬送用ステージ駆動機構。
  8. 請求項7記載のワーク搬送用ステージ駆動機構において、
    前記付勢手段が圧縮コイルばねであることを特徴とするワーク搬送用ステージ駆動機構。
  9. ワーク載置面を有するステージと、該ステージを移動駆動するステージ駆動機構とを有するワーク搬送装置において、
    前記ステージ駆動機構は、
    前記ステージの移動駆動の動力源である駆動モータと、
    前記ステージの移動停止に基づいて前記駆動モータへの駆動電流を低減する駆動電流低減手段とを有することを特徴とするワーク搬送装置。
  10. 請求項9記載のワーク搬送装置において、
    前記駆動モータがステッピングモータであり、
    前記駆動電流低減手段は、前記ステッピングモータのカレントダウン制御を行うことを特徴とするワーク搬送装置。
  11. ワーク載置面を有するステージと、該ステージを移動駆動するステージ駆動機構とを有するワーク搬送装置において、
    前記ステージ駆動機構は、
    前記ステージの移動駆動の動力源である駆動モータと、
    前記ステージの移動停止に基づいて前記駆動モータに対する力の伝達を阻止するブレーキ手段とを有することを特徴とするワーク搬送装置。
  12. 請求項11記載のワーク搬送装置において、
    前記ステージの移動方向が鉛直方向であり、
    前記ブレーキ手段は、前記ステージの自重による前記駆動モータへの力の伝達を阻止することを特徴とするワーク搬送装置。
  13. 請求項11又は12記載のワーク搬送装置において、
    前記ブレーキ手段は、前記力の伝達に伴う前記駆動モータの回転軸の回転を阻止する電磁ブレーキであることを特徴とするワーク搬送装置。
  14. 請求項13記載のワーク搬送装置において、
    前記電磁ブレーキは、無通電状態で、前記駆動モータの回転軸の回転を阻止することを特徴とするワーク搬送装置。
  15. ワーク載置面を有するステージと、該ステージを鉛直方向に沿って移動駆動するステージ駆動機構とを有するワーク搬送装置において、
    前記ステージ駆動機構は、
    前記ステージの移動駆動の動力源である駆動モータと、
    前記ステージを常時鉛直方向上方に付勢する付勢手段とを有することを特徴とするワーク搬送装置。
  16. 請求項15記載のワーク搬送装置において、
    前記付勢手段が圧縮コイルばねであることを特徴とするワーク搬送装置。
  17. 請求項9〜16のいずれか1項に記載のワーク搬送装置にて搬送されるワークに対して画像を描画することを特徴とするワーク描画装置。
  18. 請求項9〜16のいずれか1項に記載のワーク搬送装置にて搬送されるワークに対して画像を光学的に転写するワーク光学処理装置。
  19. 請求項9〜16のいずれか1項に記載のワーク搬送装置にて搬送されるワークに対して画像を光学的に描画して露光処理を行うワーク露光描画装置。
  20. ワーク載置面を有するステージを移動駆動するワーク搬送用ステージの駆動方法において、
    前記ステージを駆動モータにて移動駆動する駆動ステップと、
    前記ステージの移動停止に基づいて前記駆動モータへの駆動電流を低減する駆動電流低減ステップとを有することを特徴とするワーク搬送用ステージの駆動方法。
  21. 請求項20記載のワーク搬送用ステージの駆動方法において、
    前記駆動モータがステッピングモータであり、
    前記駆動電流低減ステップは、前記ステッピングモータのカレントダウン制御を行うことを特徴とするワーク搬送用ステージの駆動方法。
  22. ワーク載置面を有するステージを移動駆動するワーク搬送用ステージの駆動方法において、
    前記ステージを駆動モータにて移動駆動する駆動ステップと、
    前記ステージの移動停止に基づいて前記駆動モータに対する力の伝達を阻止するブレーキステップとを有することを特徴とするワーク搬送用ステージの駆動方法。
  23. 請求項22記載のワーク搬送用ステージの駆動方法において、
    前記ステージの移動方向が鉛直方向であり、
    前記ブレーキステップは、前記ステージの自重による前記駆動モータへの力の伝達を阻止することを特徴とするワーク搬送用ステージの駆動方法。
  24. 請求項22又は23記載のワーク搬送用ステージの駆動方法において、
    前記ブレーキステップは、電磁ブレーキを用いて、前記力の伝達に伴う前記駆動モータの回転軸の回転を阻止することを特徴とするワーク搬送用ステージの駆動方法。
  25. 請求項24記載のワーク搬送用ステージの駆動方法において、
    前記電磁ブレーキは、無通電状態で、前記駆動モータの回転軸の回転を阻止することを特徴とするワーク搬送用ステージの駆動方法。
  26. ワーク載置面を有するステージを鉛直方向に移動駆動するワーク搬送用ステージの駆動方法において、
    前記ステージを駆動モータにて移動駆動する駆動ステップと、
    前記ステージを常時鉛直方向上方に付勢する付勢ステップとを有することを特徴とするワーク搬送用ステージの駆動方法。
  27. 請求項26記載のワーク搬送用ステージの駆動方法において、
    前記付勢ステップは圧縮コイルばねを用いることを特徴とするワーク搬送用ステージの駆動方法。
  28. ワーク載置面を有するステージの前記ワーク載置面にワークを固定して該ワークを搬送するワーク搬送方法において、
    前記ステージを駆動モータにて移動駆動する駆動ステップと、
    前記ステージの移動停止に基づいて前記駆動モータへの駆動電流を低減する駆動電流低減ステップとを有することを特徴とするワーク搬送方法。
  29. 請求項28記載のワーク搬送方法において、
    前記駆動モータがステッピングモータであり、
    前記駆動電流低減ステップは、前記ステッピングモータのカレントダウン制御を行うことを特徴とするワーク搬送方法。
  30. ワーク載置面を有するステージの前記ワーク載置面にワークを固定して該ワークを搬送するワーク搬送方法において、
    前記ステージを駆動モータにて移動駆動する駆動ステップと、
    前記ステージの移動停止に基づいて前記駆動モータに対する力の伝達を阻止するブレーキステップとを有することを特徴とするワーク搬送方法。
  31. 請求項30記載のワーク搬送方法において、
    前記ステージの移動方向が鉛直方向であり、
    前記ブレーキステップは、前記ステージの自重による前記駆動モータへの力の伝達を阻止することを特徴とするワーク搬送方法。
  32. 請求項30又は31記載のワーク搬送方法において、
    前記ブレーキステップは、電磁ブレーキを用いて、前記力の伝達に伴う前記駆動モータの回転軸の回転を阻止することを特徴とするワーク搬送方法。
  33. 請求項32記載のワーク搬送方法において、
    前記電磁ブレーキは、無通電状態で、前記駆動モータの回転軸の回転を阻止することを特徴とするワーク搬送方法。
  34. ワーク載置面を有するステージの前記ワーク載置面にワークを固定して該ワークを搬送するワーク搬送方法において、
    前記ステージを駆動モータにて移動駆動する駆動ステップと、
    前記ステージを常時鉛直方向上方に付勢する付勢ステップとを有することを特徴とするワーク搬送方法。
  35. 請求項34記載のワーク搬送方法において、
    前記付勢ステップは圧縮コイルばねを用いることを特徴とするワーク搬送方法。
  36. 請求項28〜35のいずれか1項に記載のワーク搬送方法にて搬送されるワークに対して画像を描画することを特徴とするワーク描画方法。
  37. 請求項28〜35のいずれか1項に記載のワーク搬送方法にて搬送されるワークに対して画像を光学的に転写するワーク光学処理方法。
  38. 請求項28〜35のいずれか1項に記載のワーク搬送方法にて搬送されるワークに対して画像を光学的に描画して露光処理を行うワーク露光描画方法。
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