JP2006238023A - 画像データ撮像装置、撮像処理方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像撮像装置の撮像条件に関して、撮像装置が標準モードとして設定する以外の撮像条件を設定する際に、補正履歴を管理したり、入出力機器の特性を考慮したりする不便を解消する。
【解決手段】算出部303は、撮像部301によって撮像された最頻出の撮像条件を算出し、記憶回路3034に標準モードとして記憶する。画像撮像モードにおいて、撮像条件(標準モード)が読み出され、制御部302に自動的に設定され、ユーザが設定する頻度が高い撮像条件(標準モード)で撮像される。
【選択図】図1

Description

本発明は、静止した被写体光像を電気信号に光電変換して撮像および記録することを可能とする画像データ撮像装置、撮像処理方法、およびこれを実行させるプログラム、並びにこれを記憶した記録媒体に関し、例えば、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオムービー、およびテレビカメラに好適な技術に関する。
従来、静止した被写体光像を電気信号に光電変換して撮像および記録する画像撮像装置で被写体を撮像する際には、ユーザはメーカが設定した撮像条件により撮像することが一般的である。この撮像条件としては、例えば、露光補正量、彩度、コントラスト、シャープネス、シーン撮像タイプ、露出制御モード、ホワイトバランスモードなどが挙げられる。これらの撮像条件は、ユーザ自身が任意に変更すると破綻が生ずるおそれもあり、撮像装置が最適に調整した撮像条件に自動設定され、撮像される。しかし、色やシャープネス等の画質は、極めて主観的で、ユーザ個人の好みに大きく左右される。
また一方では、撮像時に設定する撮像条件は、被写体の階調性、露出、構図などがきまるとほぼ同じ撮像条件をマニュアル設定するユーザが多い。しかしユーザは、どの場面で、どのような構図で、どの時間で設定したのか正確に把握し、それを撮像時に適切に設定することは容易ではない。そこで、特定の撮像条件で撮像するために、画像の補正情報、あるいは入出力機器の情報を利用して撮像条件を更新する技術が提案されている。
例えば、特許文献1は、画像撮像装置から取込んだ撮像画像データに対して補正を行い、補正項目毎の補正値を補正履歴情報として記録し、その補正値に基づいて平均値である代表補正値を算出するパソコンと、パソコンで算出された代表補正値を取り込んで記憶し、その代表値に基づいて撮像時の画像処理条件を補正し撮像を行う画像撮像装置とで構成する画像撮像装置システムに関する技術を開示している。
また、撮像された画像データを補正する際に、特許文献2では、画像撮像装置内のガンマ変換処理に必要なLUTをパソコンからダウンロード、メモリカードなどの記録メディアから読込むことにより、カメラのガンマ特性を任意に設定できる。使用する出力機器のガンマ情報を読込み、その逆ガンマを計算して、これをカメラのガンマとして設定する。あるいは同技術として、特許文献3では、入力手段は、出力目標物(銀塩ポジフィルム)の属性情報(色合い、トーン、肌色、カラーバランス)を入力し、特性情報生成手段は、入力手段で入力された出力目標物の属性情報に基づいて、出力目標物の特性情報を生成し、補正情報生成手段は、特性情報取得手段により得られた情報から画像補正処理用の補正情報(画像補正テーブル)を生成し、補正手段は、補正情報生成手段により得られた補正情報に基づいて入力画像を補正する技術も開示されている。
特開2002−262174号公報 特開2002−281377号公報 特開2002−190961号公報
しかし、上記した特許文献1は、色の代表値を補正する撮像条件を「補正した後に撮像する、続いて補正する、さらに撮像する…」の動作を繰返し、補正量を漸次画像撮像装置の撮像条件に反映させるが、その作業の煩雑性を考慮すると実用性に欠ける。
また、上記した特許文献2および3は、入出力特性をユーザ自身が管理する必要があり、入出力機器に関する高度な専門知識が必要であり、必ずしもユーザの操作性に優れてはいない。さらに、所有する入出力機器が多数・多岐にわたるユーザに対して、出力機器を管理しつつ、その機器を想定しながら撮像するなどは極めて困難である。
本発明は上記した問題点に鑑みてなされたもので、
本発明の目的は、画像撮像装置の撮像条件に関して、撮像装置が標準モードとして設定する以外の撮像条件を設定する際に、補正履歴を管理したり、入出力機器の特性を考慮したりすることが甚だ不便である点を解消した画像データ撮像装置、撮像処理方法、プログラムおよび記録媒体を提供することにある。
そこで、本発明の第1の特徴(実施例1)は、ユーザが設定する頻度が高い撮像条件を標準シーンとして自動設定することにより、より簡便な操作性を備えた撮像装置を供することが可能となる点である。
また本発明の第2の特徴(実施例2)は、画像データの画質に関する評価用語を提示し、この回答に対応した撮像条件を抽出し、ユーザの補正傾向を捉えることにより、ユーザの補正傾向の要望に適した画像撮像装置を供することが可能となる点である。
さらに本発明の第3の特徴(実施例3)は、ユーザが出力設定した出力設定情報からユーザの画像に対する嗜好を捉え、これから補正量を制御することにより、撮像された画像データや想定する出力機器が多数・多岐となるほど、ユーザの嗜好に適した画像撮像装置を供することが可能となる点である。
従来の画像撮像装置では、ユーザは撮像装置既定の標準シーン以外で撮像する際に、煩雑な撮像条件を設定する必要があった。また撮像された画像データを補正する場合、補正処理に関する高度な専門知識が必要であり、必ずしもユーザの操作性に優れてはいなかった。さらには、撮像された多数・多岐にわたる画像データに対して、ユーザの嗜好に適して出力することは非常に困難であった。ここで、撮像条件とは、露出モード、ホワイトバランスなどの撮影時の撮影条件であり、本発明では、実施例1、2において、露光補正量、彩度などの撮影条件を読み込み、撮影頻度情報を作成している。Exif(Exchangeable Image File Format)規格などが例示される。Exifはデジタルカメラ用の画像データの規格であり、JEIDAによって標準化され、各社のデジタルカメラに採用されている。TIFF形式で画像についての情報や撮影日時などの付加情報を記録できるほか、縮小画像(サムネイル)を記録することができる。最新のExif2.2では、アプリケーションやプリンタがその記録情報から、「どのようなシーンで撮影したか」「どのような撮影意図を持っていたか」を解釈し、撮影シーンに応じた、ユーザが欲しい画像データへの補正が可能である。
本発明では、ユーザが設定する頻度が高い撮像条件を標準シーンとして設定することにより、より簡便な操作性を備えた撮像装置を供することが可能となる。また、画質に関する概念的な用語とその補正量を予め対応させて記憶させ、ユーザが画質に対する用語を選択し、その選択結果に応じた撮像条件で撮像することにより、ユーザの画質に対する要望に応えた画像撮像装置を供することが可能となる。
さらに、ユーザが出力設定した出力設定情報と撮像条件とからユーザの画像に対する嗜好を捉え、この嗜好に基づいた撮像条件で撮像する撮像装置を供することにより、出力された画像データが多数・多岐となるほど、ユーザの嗜好に適した画像撮像装置を供することが可能となる。
ここで、出力設定情報とは、プリントサービスや家庭のプリンタなどの出力機器で自動的に出力する設定条件であり、本発明では、実施例3において、出力枚数を読み込み、出力頻度情報を作成している。DPOF(Digital Print Order Format)規格などが例示される。DPOFは、デジタルカメラ用の記録フォーマットの一つであり、撮像した画像データに対して、出力サービスや家庭の出力機器で自動的に出力するための情報を記録することができる。例えば、画像データのサイズ、タイトル、トリミング設定、機器情報、日付と時刻、ユーザ名、住所、電話番号などの情報が記録できる。また、出力したい画像データや枚数、どの情報を一緒に出力するかなどの情報も設定できる。
本発明(請求項1、2、6〜8)によれば、ユーザが設定する頻度が高い撮像条件を標準シーンとして設定することにより、より簡便な操作性を備えた画像データ撮像装置を供することが可能となる。
本発明(請求項3)によれば、画像データの画質に関する評価用語を提示し、この回答に対応した撮像条件を抽出し、ユーザの補正傾向を捉えることにより、ユーザの補正傾向の要望に適した画像撮像装置を供することが可能となる。
さらに、本発明(請求項4)によれば、ユーザが出力した出力情報からユーザの画像に対する嗜好を捉え、これから補正量を制御することにより、撮像された画像データや想定する出力機器が多数・多岐となるほど、ユーザの嗜好に適した画像撮像装置を供することが可能となる。
以下、発明の実施の形態について図面により詳細に説明する。
実施例1:
本実施例では、撮像前に初期設定で撮像条件を反映させる設定とし、この設定で撮像した場合を例示する。本実施例によれば、ユーザが設定する頻度が高い撮像条件を標準シーンとして自動設定することにより、より簡便な操作性を備えた撮像装置を供することが可能となった。
図1は、本発明の実施例1に係る画像撮像装置の構成を示す。図2は、本発明の画像撮像装置の外観を示す。図3は、本発明の撮像装置のモード選択の状態遷移図である。
図2において、ユーザは撮像装置の電源スイッチ2020を投入し、図2(c)のように、撮像装置に配置された各種操作スイッチを適宜選択し、初期設定モードA、画像撮像モードB、出力設定モードC等を選択する。このとき画像撮像装置は、各モードに対応した動作を実行する。まず、画像撮像装置の装置構成について述べて、次いで該装置の各モードに対応した動作について説明する。
外観図と装置構成:
画像撮像装置を正面側及び背面側から見た外観図が図2(a)、(b)である。図2(a)に示すように、画像撮像装置2010の正面又は上面には撮像レンズ2012、光学ファインダー2014、補助光発光部2016、シャッターボタン2018、電源スイッチ2020等の部材が配置される。また、画像撮像装置2010の側面には記憶媒体挿入部2022が設けられる。
一方、図2(b)に示すよう、画像撮像装置2010の背面には、液晶モニタ2024、光学ファインダー2014の接眼部2015等の部材が配置される。さらに、図2(c)に示すように、画像撮像装置2010には、後述する動作モードに対応したダイヤル式の操作スイッチが設けられており、ボタンをAに回転すれば、図3のモードAに対応し、初期設定モードが動作する。同様にボタンをB、Cに設定すれば、それぞれ画像撮像モード、出力設定モードが動作する。また、後述の初期設定モードA、出力設定モードC時に、第1の記憶回路3034、第3の記憶回路3034tに記憶される内容についは、上記スイッチ切替えにより動作することを例示するが、画像撮像モードBにおいて自動的に更新されることも、ユーザの操作性を向上させる例として好適である。
本画像撮像装置2010の機構図を図1に示す。画像撮像装置2010は、被写体光像を画像信号に光電変換して画像データとして記憶する撮像部301と、上記撮像手段の撮像条件を制御する制御部302と、撮像された最頻出の撮像条件を算出する第1算出部303、記憶された画像データ、あるいは撮像中の画像を表示する表示部304とからなる。
また、撮像部301は、レンズ3010、絞り3011、シャッター3012、撮像デバイス3013、アナログ信号処理回路3014、A/Dコンバータ3015、デジタル信号処理回路3016、圧縮伸張回路3017、記憶媒体3018で構成される。
制御部302は、CPU3020、コントロール回路3021で構成される。
第1算出部303は、撮像条件の撮像頻度情報を作成/更新する頻度情報作成/更新回路3031、上記撮像頻度情報の頻度値、及び所定値とを比較する比較回路3032、上記比較結果から撮像条件を設定する設定回路3033と、設定結果を記憶する第1の記憶回路3034とから構成される。
表示部304は、D/Aコンバータ3041、液晶モニタ3042(図2における2024)で構成される。
初期設定モードA:
上記構成の画像撮像装置に対して、初期設定モードAが選択された場合の動作について、図4を参照して説明する。まず、ユーザが電源スイッチ2020を投入すると、画像撮像装置2010は、液晶モニタ2024に、次に示す設定画面を順次提示し、ユーザの選択結果に応じた動作を実施する。すなわち、撮像条件として撮像履歴を反映させるか否かの画面を提示する(S410)。ここでユーザが撮像履歴を反映させると選択した場合(S410:Yes)、撮像装置は撮像頻度情報を作成/更新する(S420)。続いて、上記撮像条件の頻度値と所定の頻度値とを比較し(S430)、上記比較結果から撮像条件を設定し(S440)、記憶する(S450)。
一方、撮像履歴を反映させない場合(S410:No)は、撮像装置は、頻度情報の作成/更新を実施せずに、処理を終了する。なお、装置起動時の初期値は履歴反映をさせない動作で撮像することとなる。
ここで、ユーザが撮像履歴を反映させる場合を説明する。すなわち、撮像頻度情報を作成/更新する処理は、記憶媒体3018に記憶されている画像データを読込み(S421)、付与された撮像条件を読込み(S422)、撮像条件とその設定値の撮像頻度情報を加算する(S423)。このS421からS423までの処理を記憶されたすべての画像データに対して実施し、図5に示す撮像頻度情報が得られる。図5は、撮像した画像データの撮像条件の割合を示す。例えば、撮像された画像データで露光補正を施したものが88[%]と最も高く、次いでコントラスト、彩度…を設定変更したことを示している。なお、撮像条件を読取る際の画像データのファイル形式としては、電子カメラ用画像ファイルフォーマット規格(Exif)が挙げられる。該ファイル形式の仕様は、(社)電子情報技術産業協会(JEITA)によって定められている。ここで撮像条件としては、露光補正量、彩度、コントラスト、シャープネス、シーン撮像タイプ、露出制御モード、ホワイトバランスモードが挙げられる。この撮像条件の補正量が「±0」あるいは、「標準」以外で加算する、あるいは、マニュアル設定時のみを加算することも好適である。
次に、上述の処理で得られた撮像頻度情報の頻度値と所定の頻度値とを比較する。この撮像頻度情報の頻度値は、撮像時に装置既定の撮像条件で撮像したか否かの割合を示す。例えば、80の値を設定すると、撮像時には80[%]以上の確率で設定を変更することを意味する。図5(a)の頻度値と所定の頻度値80とが比較され(S430)、撮像頻度情報の頻度値が所定の頻度値より大きい場合に、撮像条件の露光補正量が設定される(S440)。露光補正量は図5(b)に示すように、補正量毎にその頻度値が作成されている。すなわち、露光補正量:−1.0では、その頻度値が11%であり、−0.5では73%、±0では16%、+0.5、+1.0ではそれぞれ0%である。S440では、撮像条件の露光補正量として、最も頻度値が高い(73%)「露光補正量:−0.5」が設定される。次いで、「露光補正量:−0.5」を撮像条件として記憶し、(S450)初期設定モードを終了する。
尚、設定した撮像条件は第1の記憶回路3034に記憶し、次の画像撮像モードにおいて、該設定が記憶回路から呼出される。
画像撮像モードB:
上記撮像装置に対して、画像撮像モードBが選択された場合の撮像装置の基本動作について説明する。シャッターボタン2018が押下されると、CPU3020はこれを検知してコントロール回路3021にシャッターレリーズのコマンドを送る。これにより、コントロール回路3021がシャッター3012を駆動する。シャッター3012が駆動されると、レンズ3010及び絞り3011等の光学系を介して被写体像が撮像デバイス3013の受光面に結像される。撮像デバイス3013は、受光面に結像された画像光をその光量に応じた量の信号電荷に変換する。そして、その信号電荷を電圧信号(画像信号)に変換した後、順次アナログ信号処理回路3014に転送する。
アナログ信号処理回路3014に転送された画像信号は、このアナログ信号処理回路3014でホワイトバランス調整等の所要のアナログ信号処理が施された後、A/Dコンバータ3015でデジタル信号の画像データに変換され、デジタル信号処理回路3016に転送される。デジタル信号処理回路3016は、転送されてきた画像データにガンマ補正、電子ズーム等の所要のデジタル信号処理を施した後、画像データをYC信号(輝度信号Yとクロマ信号C)に変換する。圧縮伸張回路3017は、デジタル信号処理回路3016で生成されたYC信号を所定形式で圧縮し、記憶媒体3018の所定メモリ領域にその圧縮データを記憶する。これにより、撮像デバイスによって撮像された画像が記憶媒体3018に記憶される。
また、前記圧縮伸張回路3017は、上述の処理の他にデジタル信号処理回路3016で生成されたYC信号をそのままD/Aコンバータ3041を介して液晶モニタ3042に出力する。これにより、撮像した画像が液晶モニタ3042に表示される。尚、記憶媒体3018に記憶した画像を液晶モニタ3042に再生する際には、圧縮伸張回路3041は記憶媒体3018から読み出した圧縮データを伸張処理した後、D/Aコンバータ3041を介して液晶モニタ3042に出力する。
ここでコントロール回路3021は、CPU3020から加えられたコマンドにより画像撮像装置2010の光学系(レンズ3010、絞り3011、シャッター3012等)の動作を制御すると共に、アナログ信号処理回路3014の処理内容を制御する回路である。例えば、複数のレンズから構成されるレンズ3010の所定のレンズを駆動してフォーカスや光学ズーム等の動作を行わせ、絞り3011を制御して画像の明るさを制御する。また、アナログ信号処理回路3014で行われるホワイトバランス調整等の処理内容を制御する。
このCPU3020は、上記コントロール回路3021、デジタル信号処理回路3016及び圧縮伸張回路3017にコマンドを送り、これらの回路に所要の処理を実行させる。このときCPU3020は、算出部303で設定、および記憶された撮像条件に基づいて、これらの回路が実行すべき処理内容をコマンドとして各回路に送る。これにより記憶されている撮像条件による処理内容が自動で設定され、ユーザが設定する頻度が高い撮像条件で撮像することが可能となる。
例えば、ユーザが撮像した画像データから作成された頻度値情報テーブルが図5(a)、(b)の場合、露光補正量は−0.5で撮像されることとなる。これはユーザが撮像した画像データの情報から、露出量を低めに設定し、撮像するユーザであることを意味する。そこで、撮像装置は撮像時の標準モードの撮像条件として、露光量を標準モードより「0.5」低下する条件を自動設定する。よって、ユーザは撮像する際に設定する頻度が高い撮像条件で簡便に撮像することが可能となる。この結果、撮像条件を毎回設定する手間が削減されることにより、ユーザの操作性が各段に向上する。また、本実施例では、ユーザの撮像条件を画像撮像モードの標準モードとして設定したが、別途ユーザモードを設けて、それに対応したボタンに反映することも好適である。
実施例2:
本実施例では、撮像する前に、初期設定で画像に関する要望をユーザに提示し、提示した質問の回答に対応した撮像条件を設定し、この設定で画像撮像された場合を例示する。本実施例によれば、ユーザが要望する画質による撮像条件をユーザモードとして設定することにより、補正処理に関する高度な専門知識が不要でありながらユーザの要望に応えることができ、かつユーザの操作性に優れた撮像装置を供することが可能となる。
処理フロー、装置外観は実施例1と同様であるので、その詳細は省略する。ここでは第2の算出部303sの装置構成について述べ、ここで実施されるユーザの画質に関する要望を算出する初期設定モードについて説明する。次いで、該初期設定モードから算出された撮像条件で撮像する動作を説明する。
第2の算出部:
本実施例における撮像装置の装置構成は、第2の算出部以外の構成は実施例1と同じであり、ここでは説明を省略する。第2の算出部の装置構成を図6を参照して説明する。すなわち、第2の算出部303sは、ユーザに対して画質に関する評価用語を提示する提示回路3031sと、上記提示の回答に対応した撮像条件を抽出する抽出回路3032sと、上記評価用語に対応する撮像条件を記憶した第2の記憶回路3035sと、上記抽出された撮像条件を設定する設定回路3033sと、設定結果を記憶する第1の記憶回路3034sとから構成される。
初期設定モードA:
上記構成の画像撮像装置に対して、このとき初期設定モードが選択された場合の動作について説明する。まず、ユーザが電源スイッチ2020を投入すると、画像撮像装置2010は、液晶モニタ2024に、次に示される設定画面を順次提示し、ユーザの選択結果に応じた動作を実施する。その設定ステップを図7を参照して説明すると、ユーザに対して画質に関する評価用語を提示し(S620)、上記提示回路3031sの回答結果に対応した画像の撮像条件を抽出し、(S630)、上記撮像条件と第2の記憶回路3035sに記憶された補正量とから設定値を設定し(S640)、これを第1の記憶回路3034sに記憶する(S650)。
図8は、ユーザに対して提示する画像評価用語の1例のユーザインタフェースである。ここでユーザは、画像評価用語の中から好ましい用語を選択する。撮像装置は、この選択結果に応じて撮像条件を抽出する。例えば、図8に示すように、ユーザが「派手な」なる評価用語を選択する。そうすると、前記評価用語に対応する撮像条件が第2の記憶回路3035sから読込まれる。読込まれる一例を図9に示すが、ユーザ回答の「派手な」に対応して、撮像条件「彩度」および「コントラスト」が抽出される。また、その補正量も図9に示すように、第2の記憶回路3035sから読込まれ「彩度:+0.5」「コントラスト:+1.0」と設定した撮像条件が第1の記憶部3034sに記憶される。
画像撮像モードB
ユーザは撮像する際の画像撮像モードを選択する。例えば、図示しないが、「標準設定(B)/撮像反映設定(B2)/出力反映設定(B3)」の中から質問反映設定を(B2)選択する。このとき上記初期設定モードの結果が、撮像条件として自動設定される。すなわち本実施例では、ユーザが「派手に」撮像したいと意図した撮像状況において、彩度を+0.5、コントラストを+1.0向上させる撮像条件で撮像される。つまり、ユーザの画質に関する要望を再現した撮像条件で撮像することが可能となる。尚、本実施例では画質に対する要望を、撮像反映ボタンに対応させているが、標準設定に反映させることも、操作性を考慮すれば好適であるといえる。
実施例3:
本実施例では、撮像する前に、出力設定で画像に関する嗜好を出力条件から算出し、算出した結果に対応した撮像条件を設定し、この設定で画像撮像された場合を例示する。本実施例によれば、ユーザの画像に対する嗜好を捉え、この嗜好に基づいた撮像条件で撮像する撮像装置を供することにより、出力設定された画像データが多数・多岐となるほど、ユーザの嗜好に適した画像撮像装置を供することが可能となる。
処理フロー、装置外観、および装置構成は実施例1と同様であるので、ここでは詳細は省略する。以下では、ユーザの画像に関する嗜好を算出する出力設定モードについて述べ、該出力設定モードから算出された撮像条件で撮像する動作を説明する。
第3の算出部:
第3の算出部303tは、図10を参照すると、出力頻度情報を作成/更新する頻度情報作成/更新回路3031t、上記出力設定情報から、少なくとも2つ以上の撮像条件を抽出する抽出回路3032t、上記抽出された撮像条件の最頻出の撮像条件を設定する第3の設定回路3033tと、設定結果を記憶する第3の記憶回路3034tとから構成される。
出力設定モードC:
上記構成の画像撮像装置に対して、このとき出力設定モードが選択された場合の動作について図11を参照して説明する。まず、ユーザは画像撮像装置の電源スイッチ2020を投入し、次いで出力設定モードを選択する。ここで、出力設定モードにおいては、記憶媒体3018に記憶された画像データが液晶モニタ3042に提示される。提示された画像データに対して、ユーザは出力条件を設定する。このときユーザに、撮像条件として出力設定情報を反映させるか否かの画面を提示する(S910)。次に出力設定情報から、少なくとも2つ以上の撮像条件を抽出し(S930)、前記撮像条件の頻度値から撮像条件を設定し(S940)、記憶する(S950)。
出力設定情報を反映させない場合(S910:No)は、撮像装置は、撮像条件を設定せずに、処理を終了する。なお、装置起動時の初期値は出力設定情報を反映させない動作で撮像することとなる。
ここでユーザが出力設定情報を反映させると選択した場合(S910:Yes)を詳細に説明する。すなわち、撮像頻度情報の作成/更新処理(s920)は、記憶媒体3018に記憶されている画像データを読込み(S921)、付与された出力設定情報を読込み(S922)、出力設定条件とその設定値を加算する(S923)。このS921からS923までの処理を記憶されたすべての画像データに対して実施し、図12が得られる。なお、適用される画像データのファイル形式としては、DPOF規格に準拠したファイル形式が挙げられる。該ファイル形式は、HEADERセクション[HDR]とJOBセクション[JOB]から成り、HEADERセクションには、画像ファイル名や記憶日時,ユーザの氏名や住所などが、JOBセクションには、出力枚数や出力する画像データに書き込む日付、タイトルなどが画像データごとに記憶される。この情報の中で出力枚数を示す[PRT QTY]を加算する。この例を図12(a)に挙げる。なお、加算処理はこの撮像条件の補正量が±0あるいは、標準以外に加算する、あるいは、マニュアル設定時のみ加算することが好適である。
次に、ユーザの設定する頻度が高い順序に出力条件を整列する(S924)。整列には公知の整列方法を適用することが可能で、基本交換法,基本選択法,クイックソート,シェルソート等が挙げられる。ここで、上記頻度値テーブルで頻度値が高い撮像条件を少なくとも2つ以上抽出し(S930)、その対応関係から撮像条件を設定し(S940)、これを記憶する(S950)。
例えば頻度が最も高いシーン撮像タイプを縦軸に、第2番目に頻度が高い撮像条件を横軸にとり、この設定値の頻度値テーブル図12(b)を得る。本実施例の場合には、撮像条件が風景のシーンに対して、「彩度:+1.0」、かつ「コントラスト:+1.0」の画像データを出力している。したがって、この撮像条件が第3の記憶部3034tに記憶される。
画像撮像モードB:
ユーザは撮像する際の画像撮像モードを選択する。例えば図示しないが、「標準設定(B)/撮像反映設定(B2)/出力反映設定(B3)」の中から出力反映設定を(B3)選択する。このとき上記出力設定モードの結果が自動設定される。すなわち本実施例では、撮像条件が風景のシーンに対して、「彩度:+1.0」、かつ「コントラスト:+1.0」の画像データを出力し、これを嗜好して撮像したいと意図すると考えられるため、これを撮像条件としてB3ボタンに反映させる。この結果、ユーザの嗜好を再現した撮像条件で撮像することが可能となる。尚、本実施例では画質に対する嗜好を、出力反映ボタンに対応させているが、標準設定に反映させることも、操作性を考慮すれば好適であるといえる。また、別途撮像シーンに応じたボタンを撮像装置に配置し、上述の出力設定モードの結果を、その撮像シーン毎に反映させることも可能である。
また、本発明は、前述した実施例の処理手順や機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施例の処理手順や機能を実現することになる。プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施例の手順が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
本発明の実施例1に係る画像撮像装置の構成を示す。 本発明の画像撮像装置の外観を示す。 本発明の撮像装置のモード選択の状態遷移図である。 実施例1における初期設定のフローチャートである。 実施例1における撮影頻度情報の一例を示す。 本発明の実施例2に係る画像撮像装置の構成を示す。 実施例2における初期設定のフローチャートである。 ユーザに提示する提示画面の一例である。 実施例2における評価用語に対応する撮影条件を示す。 本発明の実施例3に係る画像撮像装置の構成を示す。 実施例3における出力設定のフローチャートである。 実施例3における出力頻度情報の一例を示す。
符号の説明
301 撮像部
302 制御部
303 第1算出部
304 表示部

Claims (8)

  1. 被写体光像を画像信号に光電変換し、画像データとして記憶する撮像手段と、前記撮像手段によって撮像された最頻出の撮像条件を算出する算出手段と、前記算出した撮像条件で、前記撮像手段の撮像動作を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする画像データ撮像装置。
  2. 請求項1記載の画像データ撮像装置において、前記算出手段は、撮像条件の撮像頻度情報を作成/更新する撮像頻度情報作成/更新手段と、前記撮像条件の撮像頻度情報の頻度値と、所定の頻度値とを比較する比較手段と、前記比較結果に基づき撮像条件を設定する第1の設定手段と、前記設定結果を記憶する第1の記憶手段とを備えたことを特徴とする画像データ撮像装置。
  3. 被写体光像を画像信号に光電変換し、画像データとして記憶する撮像手段と、ユーザに対して画質に関する評価用語を提示する提示手段と、前記回答に対応した撮像条件を設定する第2の設定手段と、前記設定結果を記憶する第2の記憶手段と、前記第2の記憶手段に記憶した撮像条件で、前記撮像手段の撮像動作を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする画像データ撮像装置。
  4. 被写体光像を画像信号に光電変換し、画像データとして記憶する撮像手段と、出力設定情報から、少なくとも2つ以上の撮像条件を抽出する抽出手段と、前記抽出された撮像条件の最頻出の撮像条件を設定する第3の設定手段と、前記設定結果を記憶する第3の記憶手段と、前記第3の記憶手段に記憶した撮像条件で、前記撮像手段の撮像動作を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする画像データ撮像装置。
  5. 請求項1または2記載の画像データ撮像装置において、前記算出手段による算出結果を、標準モード、あるいはユーザモードとして設定する手段を備えたことを特徴とする画像データ撮像装置。
  6. 被写体光像を画像信号に光電変換し、画像データとして記憶する撮像工程と、前記撮像された最頻出の撮像条件を算出する工程と、前記算出した撮像条件で、前記撮像工程の撮像動作を制御する工程とを有することを特徴とする撮像処理方法。
  7. 請求項6記載の撮像処理方法をコンピュータに実現させるためのプログラム。
  8. 請求項6記載の撮像処理方法をコンピュータに実現させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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