JP2006237921A - コンデンサマイクロホン - Google Patents

コンデンサマイクロホン Download PDF

Info

Publication number
JP2006237921A
JP2006237921A JP2005048285A JP2005048285A JP2006237921A JP 2006237921 A JP2006237921 A JP 2006237921A JP 2005048285 A JP2005048285 A JP 2005048285A JP 2005048285 A JP2005048285 A JP 2005048285A JP 2006237921 A JP2006237921 A JP 2006237921A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
condenser microphone
light
microphone
frequency detection
detection means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005048285A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4560424B2 (ja
Inventor
Yutaka Akino
裕 秋野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Audio Technica KK
Original Assignee
Audio Technica KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Audio Technica KK filed Critical Audio Technica KK
Priority to JP2005048285A priority Critical patent/JP4560424B2/ja
Publication of JP2006237921A publication Critical patent/JP2006237921A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4560424B2 publication Critical patent/JP4560424B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electrostatic, Electromagnetic, Magneto- Strictive, And Variable-Resistance Transducers (AREA)
  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)

Abstract

【課題】 電磁波を検知した場合に音声出力を小さくすることにより、耳障りな雑音を軽減(抑制)する。
【解決手段】 コンデンサマイクロホンユニットを音声出力回路およびマイクケーブルを介して電源回路やミキサ回路などの外部機器に接続して使用されるコンデンサマイクロホンにおいて、高周波検波手段110およびその高周波検波出力により発光する発光手段120を有する受信アンテナ100と、音声出力回路から外部機器に至る音声信号出力ライン200のホット側線路Hとコールド側線路Cとの間に並列的に接続され、発光手段120から出射される光を受光して抵抗値が低下する光導電素子210とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明はコンデンサマイクロホンに関し、さらに詳しく言えば、外来電磁波に起因して発生する雑音を軽減する技術に関するものである。
図2に示すように、通常、コンデンサマイクロホン10は、平衡シールドケーブルからなるマイクロホンケーブル20を介してファントム電源やミキサ回路などの外部機器30と接続して使用される。
この例でのコンデンサマイクロホン10は、シールドとして機能する例えば黄銅合金からなる円筒状のマイク筐体11を備え、マイク筐体11の一端側にコンデンサマイクロホンユニット12が金網からなる保護カバー13を被せられた状態で支持されている。図示しないが、コンデンサマイクロホンユニット12には、インピーダンス変換器としてのFET(電界効果トランジスタ)が内蔵されている。
マイク筐体11には、音声出力回路を含む回路基板14が内蔵されている。マイクロホンケーブル20を着脱可能とする場合には、マイクロホンケーブル20の両端に雄側コネクタ21,21が設けられ、マイク筐体11の他端側と外部機器30側とに雌側コネクタ15,31が設けられる。
これらのコネクタは、JEITA(社団法人日本電子機械工業会)RC−5236「音響機器用ラッチロック式丸型コネクタ」で規定される3ピンタイプのコネクタであって、図示しないが、それぞれ接地用の1番ピン,信号のホット側の2番ピン,信号のコールド側の3番ピンを備えている。
雄側コネクタ21,21の各1番ピンはマイクロホンケーブル20のシールド被覆線と接続される。また、マイクロホン10側の雌側コネクタ15の1番ピンはマイク筐体11と接続され、外部機器30側の雌側コネクタ31の1番ピンは外部機器30の接地に接続される。
したがって、コンデンサマイクロホン10をマイクロホンケーブル20を介して外部機器30に接続すると、マイク筐体11はマイクロホンケーブル20のシールド被覆線とともに、シールドとして機能する。
しかしながら、強い電磁波がマイク筐体11やマイクロホンケーブル20に加えられると、その電磁波による高周波電流がコネクタ15,21を介してマイク筐体11内に入り込み、コンデンサマイクロホンユニット12内のFETや回路基板14に実装されている音声出力回路の半導体素子で検波され、可聴周波数の雑音としてマイクロホンから出力されてしまうことがある。
近年、携帯電話機が急速に普及しているが、携帯電話機からは発信時に高い周波数(数GHz程度)の電磁波が放射され、しかもその放射電界強度が大きいため、図2に示すようにマイクロホン近傍で携帯電話機40が使用された場合に、その強い電磁波により雑音が発生しやすい。
これを防止する方法の一つとして、コネクタの接続部分に例えば板バネなどの導電部材を介在させて接続部分の低インピーダンス化を図る方法が知られているが、機械的な接触であるため、低インピーダンス化を図るにしても限界があり、必ずしも有効と言えない場合がある。
したがって、本発明の課題は、電磁波を検知した場合に音声出力を小さくすることにより、耳障りな雑音を軽減(抑制)するようにしたコンデンサマイクロホンを提供することにある。
上記した課題を解決するため、本発明は、コンデンサマイクロホンユニットを音声出力回路およびマイクケーブルを介して電源回路やミキサ回路などの外部機器に接続して使用されるコンデンサマイクロホンにおいて、高周波検波手段およびその高周波検波出力により発光する発光手段を有する受信アンテナと、上記音声出力回路から上記外部機器に至る音声信号出力ラインのホット側とコールド側との間に並列的に接続され、上記発光手段から出射される光を受光して抵抗値が低下する光導電素子とを備えていることを特徴としている。
本発明において、上記受信アンテナは上記高周波検波手段と上記発光手段とを直列に接続してなるループコイルであることが好ましい。また、上記高周波検波手段がショットキーダイオードであり、上記発光手段には可視光を発光する発光ダイオードが好ましく採用される。
また、上記光導電素子には、CdS(硫化カドミニウム)素子もしくはフォトトランジスタを用いることができる。上記光導電素子は、音声出力回路の出力端子間に並列に接続されてもよいが、既存のマイクロホンにも適用可能とするうえで、上記マイクケーブルのホット側とコールド側との間に並列的に接続されることが好ましい。
本発明によれば、受信アンテナにより電磁波が検知されると発光手段が発光し、その光により光導電素子の抵抗値が低下することにより、音声信号出力ラインのホット側とコールド側とが短絡(導通)状態となるため、仮に電磁波による雑音が発生したとしても、音声出力が小さくなるに伴って雑音も絞り込まれる。よって、耳障りな雑音による不快感をなくすことができる。
次に、図1により本発明の実施形態について説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。図1は本発明の要部を示す模式図であるが、コンデンサマイクロホンの全体的な構成およびマイクケーブルなどについては、先に説明した図2を一例として参照されたい。
本発明のコンデンサマイクロホンは、電磁波を受信する受信アンテナ100と、音声信号出力ライン200のホット側線路Hとコールド側線路Cとの間に並列的に接続される光導電素子210とを備えている。
受信アンテナ100は、もっとも構成が簡単なループコイルであることが好ましく、このループコイル内には高周波検波手段110と、その検波出力により発光する発光手段120とが直列に含まれる。
この例において、高周波検波手段110には高周波検波能力に優れているショットキーダイオード(Schottky Diode)111が用いられ、発光手段120には発光ダイオード121が用いられている。
光導電素子210は、発光ダイオード121の光を受光し、その光の強度によって抵抗値が低下する可視光導電素子で、例えばCdS(硫化カドミニウム)素子やフォトダイオードを用いることができる。
音声信号出力ライン200に対する光導電素子210の接続個所は、図2に示すコンデンサマイクロホンユニット12から外部機器30に至るまでの間であれば任意に選択されてよく、例えば回路基板14に搭載されている図示しない音声出力回路の出力端子間(出力コネクタ15の2番ピンと3番ピンとの間)であってもよいが、既存のマイクロホンへの適用を考えると、マイクケーブル20のホット側線路Hとコールド側線路Cとの間であることが好ましい。
受信アンテナ100は、例えばマイク筐体11の所定個所にベルトや面状ファスナなどの適当な取付具により取り付けられてよい。このように、受信アンテナ100がマイク筐体11に取り付けられる場合、光導電素子210は、その配線を引き回して発光ダイオード121の近傍に光学的に結合するように配置される。なお、光ファイバーを用いて光導電素子210と発光ダイオード121とを結合することもできる。
本発明によれば、例えば携帯電話機から強い電磁波が受信アンテナ100に加えられると、その電磁波が高周波検波手段110(この例ではショットキーダイオード111)により検波され、その検波出力により発光手段120(この例では発光ダイオード121)が発光する。
この光が光導電素子210によって受光されると、その受光量に比例して光導電素子210の抵抗値が低下する。これにより、音声信号出力ライン200のホット側線路Hとコールド側線路Cとが導通し、音声出力が小さくなる1種のミュートがかけられた状態となる。したがって、仮に電磁波による雑音が発生したとしても、音声出力が小さくなるに伴って雑音も絞り込まれることになるため、耳障りな雑音による不快感をなくすことができる。
本発明の要部を示す模式図。 コンデンサマイクロホンの一般的な使用状態を示す模式図。
符号の説明
10 コンデンサマイクロホン
11 マイク筐体
12 コンデンサマイクロホンユニット
14 回路基板
15 出力コネクタ
20 マイクケーブル
30 外部機器
40 携帯電話機
100 受信アンテナ
110 高周波検波手段
111 ショットキーダイオード
120 発光手段
121 発光ダイオード
200 音声信号出力ライン
210 光導電素子
H ホット側線路
C コールド側線路

Claims (5)

  1. コンデンサマイクロホンユニットを音声出力回路およびマイクケーブルを介して電源回路やミキサ回路などの外部機器に接続して使用されるコンデンサマイクロホンにおいて、
    高周波検波手段およびその高周波検波出力により発光する発光手段を有する受信アンテナと、上記音声出力回路から上記外部機器に至る音声信号出力ラインのホット側とコールド側との間に並列的に接続され、上記発光手段から出射される光を受光して抵抗値が低下する光導電素子とを備えていることを特徴とするコンデンサマイクロホン。
  2. 上記受信アンテナが、上記高周波検波手段と上記発光手段とを直列に接続してなるループコイルからなることを特徴とする請求項1に記載のコンデンサマイクロホン。
  3. 上記高周波検波手段がショットキーダイオードであり、上記発光手段が可視光を発光する発光ダイオードであることを特徴とする請求項1または2に記載のコンデンサマイクロホン。
  4. 上記光導電素子が、CdS(硫化カドミニウム)素子もしくはフォトトランジスタからなることを特徴とする請求項1,2または3に記載のコンデンサマイクロホン。
  5. 上記光導電素子が、上記マイクケーブルのホット側とコールド側との間に並列的に接続されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のコンデンサマイクロホン。
JP2005048285A 2005-02-24 2005-02-24 コンデンサマイクロホン Expired - Fee Related JP4560424B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005048285A JP4560424B2 (ja) 2005-02-24 2005-02-24 コンデンサマイクロホン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005048285A JP4560424B2 (ja) 2005-02-24 2005-02-24 コンデンサマイクロホン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006237921A true JP2006237921A (ja) 2006-09-07
JP4560424B2 JP4560424B2 (ja) 2010-10-13

Family

ID=37045107

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005048285A Expired - Fee Related JP4560424B2 (ja) 2005-02-24 2005-02-24 コンデンサマイクロホン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4560424B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009022459A1 (ja) * 2007-08-10 2009-02-19 Panasonic Corporation マイクロホン装置およびその製造方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6150711B2 (ja) 2013-10-25 2017-06-21 株式会社オーディオテクニカ マイクロホン

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH028447Y2 (ja) * 1982-05-27 1990-02-28
JPH0392870U (ja) * 1989-10-27 1991-09-20
JPH06319188A (ja) * 1993-04-30 1994-11-15 Nippon Motorola Ltd 乗り物用無線機のマイクスイッチ
JPH0723493A (ja) * 1993-06-29 1995-01-24 Audio Technica Corp ファントム給電方式マイクロホンにおける遠隔制御装置
JPH07264280A (ja) * 1994-03-24 1995-10-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd コードレス電話装置
JPH09247759A (ja) * 1996-03-13 1997-09-19 Sanshin Denki Kk 移動電話機用の振動呼出器
JP2001103591A (ja) * 1999-09-30 2001-04-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd マイクロフォンおよびビデオカメラ
JP2001217620A (ja) * 2000-02-01 2001-08-10 Yoshimitsu Suda 電磁波検知器

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH028447Y2 (ja) * 1982-05-27 1990-02-28
JPH0392870U (ja) * 1989-10-27 1991-09-20
JPH06319188A (ja) * 1993-04-30 1994-11-15 Nippon Motorola Ltd 乗り物用無線機のマイクスイッチ
JPH0723493A (ja) * 1993-06-29 1995-01-24 Audio Technica Corp ファントム給電方式マイクロホンにおける遠隔制御装置
JPH07264280A (ja) * 1994-03-24 1995-10-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd コードレス電話装置
JPH09247759A (ja) * 1996-03-13 1997-09-19 Sanshin Denki Kk 移動電話機用の振動呼出器
JP2001103591A (ja) * 1999-09-30 2001-04-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd マイクロフォンおよびビデオカメラ
JP2001217620A (ja) * 2000-02-01 2001-08-10 Yoshimitsu Suda 電磁波検知器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009022459A1 (ja) * 2007-08-10 2009-02-19 Panasonic Corporation マイクロホン装置およびその製造方法
CN101690255A (zh) * 2007-08-10 2010-03-31 松下电器产业株式会社 麦克风设备及其制造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4560424B2 (ja) 2010-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7526097B2 (en) Condenser microphone
US7063546B2 (en) Microphone connector
JP5409430B2 (ja) グースネック型コンデンサマイクロホン
US7104844B2 (en) Connector for condenser microphone
US8103038B2 (en) Boundary microphone
CY1124781T1 (el) Φορετη συσκευη με κεραια
JP2009259560A (ja) 電気機器用コネクタおよびその製造方法とコンデンサマイクロホン
JP2006203407A (ja) コンデンサーマイクロホン
US7267560B2 (en) Condenser microphone connection plug
TWI581644B (zh) 耳機介面電路及具該耳機介面電路的可攜式電子裝置
US7382889B2 (en) Condenser microphone
JP4560424B2 (ja) コンデンサマイクロホン
US7646877B2 (en) Condenser microphone
US20060084298A1 (en) Condenser microphone
JP4383956B2 (ja) コンデンサマイクロホン
JP4310234B2 (ja) コンデンサマイクロホン
JP4353852B2 (ja) コンデンサマイクロホン
JP5119048B2 (ja) コンデンサマイクロホン用電源装置
JP5282648B2 (ja) 周波数無依存ケーブルモジュール
JP2007324804A (ja) コンデンサマイクロホン
JP3227142B2 (ja) マイクロホンユニットをアンテナとするワイヤレスマイクロホン
JP6484832B2 (ja) マイクロホン、マイクロホン用筐体
WO2015104786A1 (ja) 無線通信端末
JP2006217139A (ja) マイクロホンケーブル
JP2009212765A (ja) コンデンサマイクロホン

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20080115

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Effective date: 20100616

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20100630

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100726

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130730

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees