JP2006237851A - 画像入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】広ダイナミックレンジを実現しつつ、明暗の差が大きい被写体であっても、カメラ出力が飽和することなく、コントラストの高い画像を取得可能な画像入力装置を得る。
【解決手段】入射光量に応じて区切られた複数の領域ごとに異なる入出力特性を持つ撮像手段10と、撮像手段10の映像信号Cから映像輝度信号レベルLを検出する入射光量レベル検出手段11と、映像輝度信号レベルLから画面光量Kを演算する画面光量演算手段12と、画面光量Kと光量目標値Rとが一致するように撮像手段10を調整する露光制御手段14とを備えている。撮像手段10の入出力特性の領域の最も低照度にある切換わり点Pの光量Qと光量目標値Rとの関係が、R<Qとなるように光量目標値Rを設定する。
【選択図】図1

Description

この発明は、広い(たとえば、60dB以上の)ダイナミックレンジを有する撮像素子を用いて、画像処理装置に画像データを入力する画像入力装置に関するものである。
一般に、撮像手段のダイナミックレンジは、入出力特性が線形特性であるため、最大で2桁(数10dB)程度が限界であった。
したがって、被写体の明暗差(ダイナミックレンジ)が大きい(たとえば、60dB以上の)場合には、高照度域の光に対し画像入力装置の出力が飽和して、白飛び、または、黒つぶれが発生し、実際にそこに存在する対象を撮影することができないという課題があった。
これに対し、線形特性以外(たとえば、対数圧縮)の出力特性を持つ撮像手段を用い、たとえ被写体のダイナミックレンジが5桁以上であっても、画像入力装置の出力が飽和することなく被写体を撮影することのできる画像入力装置が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
また、線形特性および対数特性の両特性を組み合わせ、被写体の輝度範囲に応じて、線形特性と対数特性との切換わり点を制御することにより、低照度域でのコントラストを向上させた撮像装置も提案されている(たとえば、特許文献2参照)。
特開平3−192764号公報 特開2004−88312号公報
従来の画像入力装置では、たとえば上記特許文献1の場合には、出力段において入射光量と同様のダイナミックレンジを持たせることは困難であるため、実質的にコントラストが低下し、文字認識や、物体検知などの画像処理に必要なコントラストが得られにくいという課題があった。
また、上記特許文献2の場合には、たとえば高照度域に被写体が位置する場合などのように、必ずしも撮影側の意図どおりのコントラストが得られるとは限らないという課題があった。
また、上記特許文献2に開示された撮像装置のように、被写体の輝度範囲に応じて特性を制御することは、被写体のダイナミックレンジに合わせるように線形特性または対数特性のダイナミックレンジを変更することと同義であるので、たとえば背景のダイナミックレンジが変わった場合には、撮像装置のダイナミックレンジを動かすのではなく、被写体のコントラストを維持するように撮影した方が画像処理を行う上では都合が良く、撮像装置のダイナミックレンジが被写体の輝度範囲に応じて変更されると、必ずしも画像処理装置にとって適正な画像が得られるとは限らないという課題があった。
特に、認識処理を必要とする画像処理装置にとっては、認識対象物のコントラスト低下が、そのまま認識率の低下を意味し、商品性を損なう主原因にもなりかねないという課題があった。
この発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、入射光量に応じて区切られた領域ごとに異なる入出力特性を持つ撮像手段を用い、撮像手段の入出力特性の切換わり点の光量よりも光量目標値を低照度域に設定することにより、明暗の差が大きい被写体であっても、カメラ出力が飽和することなく、コントラストの高い画像を取得することのできる画像入力装置を得ることを目的とする。
この発明による画像入力装置は、入射光量の違いに応じて区切られた複数の領域ごとに異なる入出力特性を持つ撮像手段と、撮像手段により撮影された映像信号の映像輝度信号レベルを出力する入射光量レベル検出手段と、映像輝度信号レベルから映像信号の画面光量を演算する画面光量演算手段と、複数の領域の切換わり点に関する情報に基づき、画面光量の目標値を光量目標値として設定する光量目標値設定手段と、画面光量が光量目標値と一致するように撮像手段の露光時間または出力ゲインを調整する露光制御手段とを備え、光量目標値設定手段は、複数の領域の切換わり点のうち最も低照度にある切換わり点の光量Qと、光量目標値Rとの関係が、R<Qを満たすように光量目標値を設定するものである。
この発明によれば、明暗差の大きい被写体であっても、カメラ出力が飽和することなく、コントラストの高い画像を取得することができる。
実施の形態1.
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態1について詳述する。なお、各図において、同一符号は同一部分または対応部分を示す。
図1はこの発明の実施の形態1に係る画像入力装置を示すブロック図である。
図1において、画像入力装置は、撮像手段10と、入射光量レベル検出手段11と、画面光量演算手段12と、光量目標値設定手段13と、露光制御手段14とを備えている。
撮像手段10は、入射光量の違いに応じて区切られた複数の領域ごとに異なる入出力特性を持ち、被写体Zを撮影した映像信号Cを出力する。
なお、図1には示されていないが、映像信号Cは、外部機器に対する入力信号としても出力される。
入射光量レベル検出手段11は、映像信号Cの映像輝度信号レベルLを出力し、画面光量演算手段12は、映像輝度信号レベルLから映像信号の画面光量Kを演算する。
光量目標値設定手段13は、撮像手段10から得られる各領域の切換わり点に関する光量情報に基づいて、画面光量Kの目標値を光量目標値Rとして設定する。
露光制御手段14は、撮像手段10に対する露光制御信号Dを出力し、画面光量Kが光量目標値Rと一致するように、撮像手段10の露光時間または出力ゲインを調整する。
光量目標値設定手段13により設定される光量目標値Rは、複数の領域の切換わり点のうち、最も低照度にある切換わり点の光量Qと光量目標値Rとの関係が条件「R<Q」を満たすように設定されている。
次に、図2のフローチャートとともに、図3〜図5を参照しながら、図1に示したこの発明の実施の形態1による処理手順について説明する。
図3は撮像手段10の入出力特性の一例を示す説明図であり、図3において、横軸は実際の外部照度、縦軸は撮像手段10による光電変換後の映像信号Cの出力レベルを示している。
図4は光量検出領域U1〜U3の設定例を示す説明図、図5は光量検出領域V1、V2の設定例を示す説明図である。
図4、図5において、Wi(i=0、1、2、・・・)は、背景および各光量検出領域U1〜U3、V1、V2ごとの重み付けの係数を示している。
図2において、まず、光量目標値Rと切換わり点の光量Qとを比較し、「R<Q」の条件を満たすか否かを判定する(ステップS100)。
ステップS100において、R<Q(すなわち、YES)と判定されれば、直ちに図2の光電変換処理(ステップS102)に進み、R≧Q(すなわち、NO)と判定されれば、上記条件を満たす光量目標値Rに設定変更して(ステップS101)、光電変換処理(ステップS102)に進む。
ステップS102において、被写体Zを含む外部環境から入射される光は、撮像手段10により光電変換され、映像信号Cとして出力される。
このとき、たとえば、図3に示すような撮像手段10の入出力特性で、映像信号Cに変換される。
すなわち、外部から入射された光が、切換わり点Pよりも低照度の領域SAにあれば、撮像手段10は、コントラストを十分に得るために線形変換特性を適用し、入射光を線形変換した映像信号Cを出力する。
また、光の照度が切換わり点Pよりも高照度の領域SBにあれば、撮像手段10は、白飛びを回避するために対数変換特性を適用し、入射光を対数圧縮した映像信号Cを出力する。
続いて、撮像手段10から出力された映像信号Cは、入射光量レベル検出手段11において、映像輝度信号レベルLに変換される(ステップS103)。
映像輝度信号レベルLの具体的な取得処理方法としては、たとえば入射光量レベル検出手段11としてA/Dコンバータを用いて、映像信号Cを8ビット(256階調)の映像輝度信号レベルLに変換する方法が考えられる。
次に、画面光量演算手段12において、入射光量レベル検出手段11から出力された各画素の映像輝度信号レベルLに基づいて、画面光量Kを演算する(ステップS104)。
このとき、画面光量Kを求める具体的な演算方法としては、たとえば各画素の映像輝度信号レベルLの平均を求める方法が考えられる。
また、図4、図5のように、少なくとも1つ以上の領域に関して、重み付けWiによる加重平均を求める方法なども考えられる。
図4において、撮像画面上の被写体Zの位置があらかじめ分かっている場合には、被写体Zの入る場所を中心に、画面光量Kを検出する同心円領域として、背景以外にたとえば3つの領域U1〜U3を設定し、領域ごとに異なる重み付けWi(i=0〜3)により加重平均が演算される。
また、図5において、撮像画面上の複数位置で被写体Zを認識する場合は、背景以外にたとえば2つの領域V1、V2を設定し、領域ごとに異なる重み付けWi(i=0〜2)により加重平均が演算される。
次に、ステップS104で求めた画面光量Kと、光量目標値設定手段により設定された光量目標値Rとを比較して、両者が一致しているか否かを判定し(ステップS105)、K=R(すなわち、YES)と判定されれば、直ちに図2の処理ルーチンを終了する。
一方、ステップS105において、K≠R(すなわち、NO)と判定されれば、露光制御手段14により、撮像手段10の露光制御の変更(露光時間または出力ゲインの調整)を行う(ステップS106)。
以下、ステップS100に戻り、ステップS105で「K=R」と判定されるまで、上記処理を繰り返す。
なお、光量目標値Rは、撮像手段10の露光制御系に対する制御目標値であり、たとえば、8ビットA/D値の「10[LSB]」という値に設定され得る。
図6は露光制御手段14を具体化したブロック図であり、図6において、露光制御手段14は、減算器141および露光調整手段142により構成されている。
露光制御手段14において、減算器141は、光量目標値Rと光量Kとの差を演算し、露光調整手段142は、光量目標値Rと光量Kとの差を相殺するように、撮像手段10に対する露光制御信号Dを生成する。
これにより、撮像手段10による画面光量Kは、光量目標値Rと一致するようにフィードバック制御され、このとき撮像された最終的な映像信号Cは外部に出力される。
このように、入射光量に応じて異なる入出力特性を持つ撮像手段10と、撮像手段10からの映像信号Cの映像輝度信号レベルLを検出する入射光量レベル検出手段11と、映像輝度信号レベルLから画面光量Kを演算する画面光量演算手段12と、複数の領域の切換わり点Pに関する情報に基づき光量目標値Rを設定する光量目標値設定手段13と、画面光量Kが光量目標値Rと一致するように撮像手段10を調整する露光制御手段14とを備え、光量目標値設定手段13は、撮像手段10における複数領域の切換わり点のうち、最も低照度にある切換わり点の光量Qと光量目標値Rとの関係が、R<Qとなるように光量目標値Rを設定している。
光量目標値Rは、少なくとも1つ以上存在する領域の切換わり点P(図3参照)のうち、最も低照度にある切換わり点の光量Qと光量目標値Rとの関係が、条件「R<Q」となるように、あらかじめ設定される。
また、露光制御手段14は、たとえば、AGC回路や電子アイリス制御回路などにより構成され、図2内のステップS105において、光量目標値R=画面光量K(すなわち、YES)となるように露光調整を行う。
次に、図7を参照しながら、切換わり点Pの情報に基づく光量目標値設定手段13の処理動作(図2内のステップS101)について、具体的に説明する。
図7は実際に被写体Zを撮影した場合の外部照度に対する映像信号Cの出力レベルの特性を示す説明図である。
図7において、被写体Zは、明暗の差dmの範囲内に存在するものとする。
また、破線は、図2の処理ルーチンを実行する前の出力特性の一例であり、実線は、図2の処理ルーチンを実行した後の出力特性、すなわち、被写体Zに対して光量目標値R1を設定した場合の出力特性を示す。
図7において、図2の処理ルーチンを実行すると、まず、光量目標値R1と切換わり点P’の光量Q0との関係が、R1<Q0となるように光量目標値R1が設定される。
次に、図2の処理ルーチンを実行する前における撮像手段10の出力特性が、たとえば図7の破線で示される場合、被写体Zに関する取得画像の出力レベル幅は、対数変換特性が適用されて、コントラストC0となる(図2内のステップS102)。
続いて、コントラストC0の映像信号は、入射光量レベル検出手段11において、映像輝度信号レベルL0に変換される(ステップS103)。
また、各画素の映像輝度信号レベルL0の平均を求め、画面光量とした場合、画面光量は、図7においてK0で示される(ステップS104)。
以下、ステップS105において、図7内の画面光量K0と光量目標値R1とが一致していないと判定されて、露光制御処理(ステップS106)により、撮像手段10の出力特性が図7内の実線のように調整され、被写体Zに関する取得画像の出力レベル幅は、線形変換特性が適用されて、コントラストC1となる。
これにより、取得画像のコントラストは、図2の処理ルーチン実行後の方が改善されていると言える。
これはすなわち、画面光量Kが切換わり点の光量Qよりも高照度側に位置する(K≧Qの状態にある)と、対数変換特性が適用されてコントラストが低くなるという問題に対し、画面光量の目標値である光量目標値Rを切換わり点の光量Qよりも低照度側(R<Q)に設定することで、画面光量Kも、光量目標値Rと同様に、切換わり点の光量Qよりも低照度側(K<Q)に位置することになり、線形変換特性が適用されるため、コントラストが改善されることを示している。
なお、上記の例では、画面光量として、各画素の映像輝度信号レベルL0の平均を用いたが、被写体Zに関する取得画像の出力レベル幅のピーク値(最大値または最小値)を画面光量として用いても、上記結果と同様の効果が得られる。
この発明の実施の形態1によれば、撮像手段10は、図3のように、低照度側の領域SAに対しては線形変換特性を適用し、高照度側の領域SBに対しては対数変換特性を適用する。
また、光量目標値設定手段13は、図7のように、撮像手段10の入出力特性の複数の領域の切換わり点のうち、最も低照度にある切換わり点の光量Qと、光量目標値Rとの関係が、R<Qを満たすように光量目標値を設定しているので、光量目標値Rで代表される被写体Zの低照度域を線形変換することができ、広ダイナミックレンジの特性を維持しつつ、高いコントラストで撮影することができる。
これにより、明暗差の大きい被写体Zであっても、カメラ出力が飽和することなく、コントラストの高い画像を取得することができる。
また、撮像手段10の線形特性または対数特性のダイナミックレンジを変更することなく、画像処理に適したコントラストを有する画像を取得することができる。
特に、認識機能を有する画像処理装置にとっては、背景のダイナミックレンジが変わっても、認識対象の被写体Zのコントラストを維持することができるので、画像処理にとって有効な画像を得ることができる。
実施の形態2.
なお、上記実施の形態1では、上記条件(光量目標値R<切換わり点の光量Q)を満たすように光量目標値Rを設定変更することによりコントラストの高い画像を取得したが、この方法を適用しても、被写体Zの照度範囲によっては、上記条件を満たすように光量目標値を設定できない場合があり得る。
たとえば、たとえば60dB以上の大きい明暗の差dMを有する被写体Zを撮影した場合に、図2の処理ルーチンを実行すると、図8内の破線(図2の処理ルーチンを実行する前)の出力特性の切換わり点P1を考慮して、上記条件(R<Q)を満たすように、光量目標値R2が設定される。
また、図8内の破線で示す出力特性を用いて取得した画面光量K1は、図2の露光制御処理により光量目標値R2へと収束し、同時に撮像手段10の出力特性は、図8内の実線へと移行する。この結果、図8中、被写体Zの低照度領域Sbが出力レベルに出てこない(「黒つぶれ」)状態となる。
この場合、画面光量Kが光量目標値Rと一致するように撮像手段10の露光を調整した後に、光量目標値Rと切換わり点の光量Qとの関係が上記条件を満たさないときには、上記条件を満たすように切換わり点Pを移動設定することが望ましい。
図9は、上記条件を満たすように切換わり点Pを設定したこの発明の実施の形態2に係る画像入力装置を示すブロック図である。
図9において、前述(図1参照)と同様のものについては、前述と同一符号を付して、または符号の後に「A」を付して詳述を省略する。
この場合、撮像手段10Aおよび光量目標値設定手段13Aと関連して、複数の領域の切換わり点Piを設定するための領域切換わり点設定手段15が設けられている。
領域切換わり点設定手段15は、たとえば、折れ点電圧調整回路により構成され、露光制御手段14による撮像手段10Aの露光調整後に、最も低照度にある切換わり点の光量Qと光量目標値Rとの関係が上記条件を満たさないときには、上記条件を満たすように、最も低照度にある切換わり点Piを変更設定する。
この場合、画面光量演算手段12から光量目標値設定手段13Aに向けて、被写体に関する取得画像の出力レベルが「黒つぶれ」したか否かを示す黒つぶれ情報Bが送出される。
なお、「黒つぶれ」したか否かの判定は、画面光量演算手段12において実行されるものとし、具体的な判定方法としては、たとえば、映像輝度信号レベルLが「0」となった画素の総数αが所定値αr(たとえば、光量検出領域の1%)を上回ったとき、「黒つぶれ」が生じたと判定する方法が考えられる。
以下、図10のフローチャートを参照しながら、図9に示したこの発明の実施の形態2による処理手順について説明する。
図10において、前述(図2参照)と同様の処理(ステップS102〜S106)については、前述と同一符号を付して詳述を省略する。また、ステップ203は、前述(図2)のステップS100に対応する。
まず、ステップS105において、K=R(すなわち、YES)と判定されれば、続いて、画面光量演算手段12は、画面光量Kを演算した後、引き続き、被写体に関する取得画像の出力レベルが「黒つぶれ」したか否かを判定する(ステップS201)。
すなわち、画面光量演算手段12は、映像輝度信号レベルLが「0」となった画素の総数αが所定値αrを上回ったか否かにより、「黒つぶれ」の有無を判定して黒つぶれ情報Bを出力する。
もし、映像輝度信号レベルLが「0」となった画素の総数αが所定値αrを上回り、ステップS201において、「黒つぶれ」が発生している(すなわち、YES)と判定されれば、光量目標値再設定処理(ステップS202)に進み、それ以外の場合であって「黒つぶれ」が発生していない(すなわち、NO)と判定されれば、次の判定処理(ステップS203)に進む。
光量目標値再設定処理(ステップS202)において、光量目標値設定手段13Aは、黒つぶれ情報Bに基づいて、「黒つぶれ」を回避するように、光量目標値を高照度側に再設定し、図10内の光電変換処理(ステップS102)に戻る。
以下、露光制御処理(ステップS106)の実行後、「黒つぶれ」が発生していない状態になると、ステップS201において、「黒つぶれ」無し(すなわち、NO)と判定され、ステップS203に進む。
ステップS203において、光量目標値設定手段13Aは、光量目標値Rと切換わり点の光量Qとを比較して、光量目標値Rが切換わり点の光量Qよりも低いか否かを判定し、R<Q(すなわち、YES)と判定されれば直ちに図10の処理ルーチンを終了する。
一方、ステップS203において、R≧Q(すなわち、NO)と判定されれば、上記条件を満たす切換わり点Pに設定変更して(ステップS204)、図10内の光電変換処理(ステップS102)に戻る。
以下、ステップS203において、「R<Q」と判定されるまで、上記処理を繰り返し実行する。
次に、図11を参照しながら、光量目標値設定手段13Aからの情報に基づく領域切換わり点設定手段15の処理動作(図10内のステップS204の周辺)について、さらに具体的に説明する。
図11は実際に被写体Zを撮影した場合の外部照度に対する映像信号Cの出力レベルの特性を示す説明図であり、入出力特性の収束前と収束後との状態における各出力レベルを示している。
図11において、被写体Zは、比較的広い明暗の差dMの範囲内に存在するものとする。この場合、被写体Zの低照度領域Sbを有している。
たとえば、図11内の1点鎖線で示すように、露光制御手段14による露光調整後における撮像手段10の入出力特性において、被写体に関する取得画像の出力レベルが「0」となった画素の総数αが所定値αrを上回り、「黒つぶれ」と判定されたとする。
このとき、光量目標値R2は、「黒つぶれ」を回避するために新たな光量目標値R3へと設定変更され、再び露光制御手段14による露光調整が実行される。これにより、撮像手段10の入出力特性は、図11内の破線で示すように収束する。
その後、撮像手段10の入出力特性(図11内の破線参照)において、「黒つぶれ」は発生していないので、図10の処理ルーチンにおいては、ステップS201からステップS203に進む。
ステップS203においては、撮像手段10の入出力特性(図11内の破線参照)における切換わり点P3の光量Q3と光量目標値R3とが比較される。
このとき、図11から明らかなように、切換わり点P3の光量Q3と光量目標値R3との関係は、上記条件「R<Q」を満たしていないので、ステップS203からステップS204に進む。
ステップS204において、領域切換わり点設定手段15は、光量目標値R3を考慮して、上記条件「R<Q」を満たすように領域切換わり点P3の光量Q3を高照度側に調整(設定変更)し、光電変換処理(ステップS102)に戻る。
その後、再び露光制御手段14による露光調整が実行され、撮像手段10の入出力特性は、図11内の実線で示すように収束し、切換わり点はP4となる。
その後、撮像手段10の入出力特性(図11内の実線参照)において、「黒つぶれ」は発生していないので、図10の処理ルーチンにおいては、ステップS201からステップS203に進む。
また、このとき、図11から明らかなように、光量目標値R3と、切換わり点P4の光量Q4との関係が上記条件「R<Q」を満たしているので、ステップS203から直ちに図10の処理ルーチンを終了する。
以上の処理により、被写体Zの明暗の差dM(ダイナミックレンジ)が広い場合でも、高照度側の範囲にまで線形特性が適用されるので、広い照度範囲にわたってコントラストの高い画像が得られる。
このように、この発明の実施の形態2によれば、撮像手段10の入出力特性の領域の切換わり点のうち、最も低照度にある切換わり点の光量Qと、光量目標値Rとの関係が、R<Qを満たすように切換わり点Pを設定しているので、光量目標値Rで代表される被写体Zの低照度域を線形変換することができ、広ダイナミックレンジの特性を維持しつつ、高いコントラストで撮影することができる。
すなわち、光量目標値Rの設定の仕方に係わりなく、光量目標値Rと切換わり点の光量Qとの関係が、「R<Q」を満たさない場合には、条件「R<Q」を満たすように切換わり点Pを設定変更することができる。
したがって、明暗の差dMが大きい被写体Zであっても、映像信号Cの高照度側で出力レベルが飽和することなく、コントラストの高い画像を取得することができる。
また、被写体Zの輝度範囲が狭くなった場合でも、上記条件を満たす光量目標値Rと画面光量Kとが一致するように露光調整されるので、広ダイナミックレンジの特性を維持しつつ、高いコントラストで撮影することができる。
実施の形態3.
なお、上記実施の形態1、2では、被写体Zの具体例について説明しなかったが、たとえば、撮像手段10を車両に搭載し、自動車が走行する道路上の白線を被写体としてもよい。
以下、白線認識処理に適用したこの発明の実施の形態3に係る車載の画像入力装置について説明する。
図12はこの発明の実施の形態3に係る画像入力装置を示すブロック図であり、前述(図9参照)と同様のものについては、前述と同一符号を付して詳述を省略する。
図13は図12の画像入力装置21を車両20に搭載した状態を示す側面図、図14は画像入力装置21を用いて車両20の周辺の道路状況を撮影した場合の取得画像の一例を示す説明図である。
図15はこの発明の実施の形態3による処理動作を示すフローチャートである。
図16は路面が入るように設定されたウインドウ領域(路面輝度検出領域)Srを示す説明図である。
図17は、路面輝度検出領域の輝度ヒストグラムと、図15の処理ルーチンの実行により生じる撮像手段の入出力特性の変更と、これに伴う映像信号出力レベルの変化とを示す説明図である。
図18〜図20は画面上の1走査ラインX−X´、およびY−Y´から取得される画像データの出力レベル例を示す説明図であり、それぞれ、図17内の1点鎖線、破線、および実線の出力特性の場合に対応する。
図12において、路面輝度演算手段16は、前述の画面光量演算手段12に対応しており、画面光量Kに対応する路面輝度Krを演算して露光制御手段14に入力する。
また、この場合も、画面光量演算手段12から光量目標値設定手段13Aに向けて、黒つぶれ情報Bが送られる。
図13において、画像入力装置21は、車両20の前方フロントガラスの上方に、前方(走行方向)を撮影するように配設されている。ただし、この発明は画像入力装置21の取り付け方向を車両前方に限定するものではない。
図14において、たとえばトンネルの出口付近を走行中の車両20の画像入力装置21は、前方の道路上の左レーンマーキング30および右レーンマーキング31とともに、トンネル内壁32を撮影する。
次に、図12〜図14および図16〜図20を参照しながら、図15のフローチャートにしたがい、この発明の実施の形態3による処理手順について説明する。
図15において、前述(図2、図10参照)と同様の処理については、前述と同一符号が付されている。また、ステップS301〜S303は、それぞれ前述(図10)のステップS104、S105、S203に対応している。
まず、ステップS102において、車載の画像入力装置21(図13参照)は、車両20の前方の道路環境から入射される光を、撮像手段10Aの入出力特性(図3参照)を介して映像信号Cに変換して出力する。
続いて、ステップS103において、撮像手段10Aから出力された車両周辺の映像信号Cは、入射光量レベル検出手段11により、映像輝度信号レベルLに変換される。
映像輝度信号レベルLへの具体的な変換処理方法としては、前述と同様に、入射光量レベル検出手段11としてA/Dコンバータを用い、映像信号Cを8ビット(256階調)の映像輝度信号レベルLに変換する方法が考えられる。
こうして、映像輝度信号レベルLが取得された後、路面輝度演算手段16は、ウインドウ領域Sr内の各画素の映像輝度信号レベルから、前述の画面光量Kに対応する路面輝度Krを演算する(ステップS301)。
ステップS301における路面輝度Krを求める具体的な方法としては、画像入力装置21により車両20の周辺道路状況を撮影した画像(たとえば、図14参照)から、撮像画面上の路面位置をあらかじめ目処付けしておき、たとえば図16のように、路面が入るように設定されたウインドウ領域Sr内の映像輝度信号レベルLrについて平均値を求め、この平均値を路面輝度Krとする方法が考えられる。
次に、露光制御手段14は、路面輝度Krと光量目標値Rとを比較して、両者が一致するか否かを判定し(ステップS302)、Kr≠R(すなわち、NO)と判定されれば、前述と同様の露光制御処理(ステップS106)に進む。
これにより、たとえば図17内の1点鎖線(切換わり点P5)で示す撮像手段10Aの入出力特性に対し、光量目標値を図17内のR4(点線参照)に設定すると、撮像手段10Aの入出力特性は、図17内の破線(切換わり点P6)で示す特性に収束する。
一方、ステップS302において、Kr=R(すなわち、YES)と判定されれば、続いて、黒つぶれ情報Bに基づき出力レベルに「黒つぶれ」が発生しているか否かを判定する(ステップS201)。
ステップS201において、「黒つぶれ」有り(すなわち、YES)と判定されれば、光量目標値Rを高照度側への再設定処理(ステップS202)を実行して、図15内のステップS102に戻る。
たとえば、図17内の破線で示すように、露光制御手段14による露光調整後における撮像手段10Aの入出力特性において、道路上の白線からなる被写体Zr(図12参照)に関する取得画像は、図19に示すようになる。すなわち、被写体の低照度領域Sb2(図17参照)にあるトンネル内部の白線が「黒つぶれ」してしまい、トンネル内部の白線のコントラストが得られていない。
この「黒つぶれ」を回避するために、光量目標値R4は、新たな光量目標値R5(図17内の点線参照)へと設定変更される。
一方、ステップS201において、「黒つぶれ」無し(すなわち、NO)と判定されれば、光量目標値R(=路面輝度Kr)と最も低照度にある切換わり点の輝度Qrとを比較し、上記条件(R<Qr)を満たすか否かを判定する(ステップS303)。
ステップS303において、R<Qr(すなわち、YES)と判定されれば、直ちに図15の処理ルーチンを終了し、R≧Qr(すなわち、NO)と判定されれば、領域切換わり点設定手段15(たとえば、折れ点電圧調整回路)により、切換わり点Pの調整処理(ステップS204)を実行して、図15内のステップS102に戻る。
ステップS204において、領域切換わり点設定手段15は、光量目標値Rと切換わり点の輝度Qrとの関係が上記条件(R<Qr)を満たすように、領域の切換わり点Pを調整する。
すなわち、露光制御手段14による露光調整後に、撮像手段10Aの入出力特性が、たとえば図17内の1点鎖線で示すように、「R5>切換わり点P5の輝度Q5」であって、上記条件(R<Qr)を満たしていない場合には、領域切換わり点設定手段15により、上記条件を満たすように領域の切換わり点Pを調整する。
すなわち、たとえば図17において、領域の切換わり点をP6からP7に調整することにより、撮像手段10Aの入出力特性は、実線で示すように収束する。このときの出力レベルは、「黒つぶれ」も発生せず、また、ステップS303の条件「R<Qr」も満たすことになる。
そして、図17内の実線で示す入出力特性を用いて取得した画像は、図20に示すようになり、トンネルの内部および外部において、白線と路面とのコントラストが高い画像となる。
このように、この発明の実施の形態3によれば、たとえば図16、図17のように、明暗の差DMが大きく且つ外部照度が高い「トンネル出口付近」においても、車載の画像入力装置21(図13参照)の出力レベルが飽和することなく、路面と白線とのコントラストが高い状態で撮影することができるので、白線認識処理にとって有効な画像を得ることができる。
なお、上記各実施の形態1〜3では、撮像手段10、10Aとして、線形特性および対数圧縮特性を入出力特性(図3参照)として持つものを用いたが、撮像手段10、10Aの入出力特性は図3に限定されるものではない。
たとえば、他の入出力特性として、図21のように、切換わり点Pa、Pbを境界として、それぞれ傾きの異なる複数の線形特性を組み合わせて、広ダイナミックレンジを実現してもよい。この場合、低照度側の領域ほど傾きが大きく設定され、高照度側の領域ほど傾きが小さく設定されることになる。
この発明の実施の形態1の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係る撮像手段の入出力特性の一例を示す説明図である。 この発明の実施の形態1に係る光量検出領域の設定例を示す説明図である。 この発明の実施の形態1に係る光量検出領域の他の設定例を示す説明図である。 この発明の実施の形態1に係る撮像手段の露光制御系の具体的構成例を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係る画面光量および各光量目標値に対応する撮像手段の入出力特性を示す説明図である。 この発明の実施の形態1に係る光量目標値が領域の切換わり点よりも低照度域に設定できない状況での撮像手段の入出力特性および被写体の輝度ヒストグラムを示す説明図である。 この発明の実施の形態2の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態2の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係る切換わり点の移動にともなう撮像手段の入出力特性の変化および被写体の輝度ヒストグラムを示す説明図である。 この発明の実施の形態3の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態3に係る画像入力装置の車両への取り付け例を示す側面図である。 図13内の画像入力装置から得られる車両周辺の道路状況画像(トンネル出口)の一例を示す説明図である。 この発明の実施の形態3の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3に係る路面輝度検出領域の設定例を示す説明図である。 この発明の実施の形態3に係る切換わり点の移動にともなう撮像手段の入出力特性の変化および路面輝度検出領域の輝度ヒストグラムを示す説明図である。 図17内の2点鎖線で示す入出力特性から得られる画像および1走査ラインの輝度分布を示す説明図である。 図17内の破線で示す入出力特性から得られる画像および1走査ラインの輝度分布を示す説明図である。 図17内の実線で示す入出力特性から得られる画像および1走査ラインの輝度分布を示す説明図である。 この発明の実施の形態1〜3に係る撮像手段の入出力特性の他の例を示す説明図である。
符号の説明
10、10A 撮像手段、11 入射光量レベル検出手段、12 画面光量演算手段、13、13A 光量目標値設定手段、14 露光制御手段、15 領域切換わり点設定手段、16 路面輝度演算手段、20 車両、21 画像入力装置、C 映像信号、D 露光制御信号、K 画面光量、Kr 路面輝度、L 映像輝度信号レベル、P、Pi 切換わり点、R 光量目標値、Z 被写体。

Claims (5)

  1. 入射光量の違いに応じて区切られた複数の領域ごとに異なる入出力特性を持つ撮像手段と、
    前記撮像手段により撮影された映像信号の映像輝度信号レベルを出力する入射光量レベル検出手段と、
    前記映像輝度信号レベルから前記映像信号の画面光量を演算する画面光量演算手段と、
    前記複数の領域の切換わり点に関する情報に基づき、前記画面光量の目標値を光量目標値として設定する光量目標値設定手段と、
    前記画面光量が前記光量目標値と一致するように前記撮像手段の露光時間または出力ゲインを調整する露光制御手段とを備え、
    前記光量目標値設定手段は、前記複数の領域の切換わり点のうち最も低照度にある切換わり点の光量Qと、前記光量目標値Rとの関係が、以下の条件、
    R<Q
    を満たすように前記光量目標値を設定することを特徴とする画像入力装置。
  2. 前記複数の領域の切換わり点を設定する領域切換わり点設定手段を備え、
    前記領域切換わり点設定手段は、前記露光制御手段による露光調整後に、前記最も低照度にある切換わり点の光量と前記光量目標値との関係が前記条件を満たさないときには、前記条件を満たすように、前記最も低照度にある切換わり点を変更設定することを特徴とする請求項1に記載の画像入力装置。
  3. 前記撮像手段は車両に搭載され、
    前記画面光量演算手段は、前記撮像手段により撮影された前記車両の周辺の路面輝度を前記画面光量として演算することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像入力装置。
  4. 前記撮像手段は、前記複数の領域のうちの低照度側の領域に対しては、線形変換特性を適用し、前記複数の領域のうちの高照度側の領域に対しては、対数変換特性を適用することを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の画像入力装置。
  5. 前記撮像手段は、前記複数の領域のうちの低照度側の領域に対する線形変換特性の傾きは、前記複数の領域のうちの高照度側の領域に対する線形変換特性の傾きよりも大きく設定されたことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の画像入力装置。
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