JP2006237715A - 画像処理装置とその画像処理方法および画像処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像読込前の原稿画像の判定を行い、トータルのパフォーマンスを高めた、メモリ効率の良い画像処理装置を提供する。
【解決手段】 画像処理装置1が、撮像手段50と、撮像手段50からの撮像情報を記憶する記憶手段60とを備えており、この撮像手段50が、入力手段21で画像出力の開始操作が検出される前、あるいは、上記画像読込手段30による画像読込が行われる前に、当該原稿を撮像して撮像情報を生成し、制御手段10が、上記記憶手段60から読み出した上記撮像情報にもとづいて、当該撮像情報がカラー画像かモノクロ画像かを判定し、上記制御手段10が、上記判定結果にもとづいて、上記画像読込手段30を制御して、原稿の画像情報を生成させて、この画像情報にもとづいて画像出力手段40により画像出力を行なわせるように構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えばカラーまたはモノクロ原稿を読み込んで画像処理するデジタルコピー機,スキャナ装置,ファクシミリ装置等の画像処理装置と、その画像処理方法および画像処理プログラムに関する。
従来、例えばカラーデジタルコピー機は、画像読込手段により原稿をライン毎に高解像度で画像読込を行なって、画像情報を取得し、この画像情報にもとづいて画像出力手段により印刷出力を行なうような構成となっている。
ここで、カラーデジタルコピー機は、カラー原稿だけでなく、モノクロ原稿も画像読込することがあり、カラー原稿の場合には、カラー画像の画像情報を生成するが、モノクロ原稿の場合には、モノクロ画像の画像情報を生成するようになっている。
そして、従来のカラーデジタルコピー機は、実際に出力用の画像処理(スクリーニング)を行なう前に、原稿のカラー/モノクロの自動判定を行なうようにしている。
このようなカラー/モノクロの自動判定は、例えば図4に示すようにして行なわれている。
同図に示すように、まずステップZ1にて、カラーデジタルコピー機の原稿台上に原稿がセットされ、ステップZ2にて、ユーザがカラーデジタルコピー機の入力手段の有するスタートボタンを操作して、コピースタートさせる。
これにより、ステップZ3にて、カラーデジタルコピー機は、その画像読込手段により当該原稿全体を読み込んで(スキャン)、この画像情報を記憶手段に保存する。
そして、ステップZ4にて、カラーデジタルコピー機の制御手段は、記憶手段から上記画像情報を読み出して、原稿の画像がカラーかモノクロかの判定を行なう。
その後、カラーデジタルコピー機は、ステップZ5にて、再び記憶手段から当該原稿全体の保存画像を読み出し、上記判定結果にもとづいて、カラーまたはモノクロに最適なスクリーニングにより画像情報を生成し、この画像情報にもとづいて画像の処理、すなわち印刷出力(プリント)を行なう。
以上で、画像出力が完了する。
これに対して、特許文献1には、原稿全体を撮像し得るCCDカメラを備えた複写装置が開示されている。
この複写装置においては、原稿の複写前に、CCDカメラにより原稿全体を撮像して、モニタ画面に表示することにより、モニタ画面を見ながら原稿台への原稿の設置状態をチェックし、必要に応じて原稿の設置状態を調整することができると共に、原稿台のガラス面上に付着したゴミや汚れ等を確認することができるようになっている。
特開平05−100537号公報
しかしながら、従来のカラーデジタルコピー機においては、原稿がカラーかモノクロかを判定するために、画像読込手段により一旦原稿全体を読み込む必要があった。ここで、原稿の一部ではなく全体を読み込むのは、原稿のどの位置にカラーデータが存在するかわからないためである。
また、画像読込手段で生成される画像情報はデータ量が多いため、判定用の画像情報を記憶させるための記憶手段の記憶容量が比較的大きくなる。
例えばA4サイズの原稿の場合、画像情報を圧縮して記憶手段に記憶させるとしても、約10MBのデータ容量になってしまう。
したがって、記憶手段として一般的にはハードディスクドライブ装置が使用されることになり、その読み書き速度が比較的遅いこともあって、原稿の読込時間や判定完了までの時間も長くなってしまう。
さらに、画像判定を行った後、今度は実際に画像出力のために記憶手段から画像を取得することになり、画像出力が完了するまでの時間が長くなってしまう。
これに対して、特許文献1による複写装置においては、CCDカメラは原稿台上への原稿の設置状態のチェックや、原稿台のガラス面上のゴミや汚れ等の確認するためのものであり、原稿のカラー/モノクロを判定するものではない。このため、原稿のカラー/モノクロを判定する場合には、上述したカラーデジタルコピー機の場合と同様に、画像読込手段により判定用の画像情報を取得する必要があり、上述した問題は依然として存在している。
同様にして、スキャナ装置,ファクシミリ装置等においても、画像読込手段で読み込んだ画像情報を、データ出力またはデータ送信等により画像出力する点が異なるものの、画像読込に関して、同様の問題がある。
本発明は、上記の問題を解決すべくなされたものであり、画像読込前の原稿画像の判定を行い、トータルのパフォーマンスを高めた、メモリ効率の良い画像処理装置と、その画像処理方法および画像処理プログラムの提供を目的とする。
この目的を達成するため、本発明の請求項1記載の画像処理装置は、原稿から画像を読み込んで画像情報を生成する画像読込手段と、この画像読込手段により生成された上記画像情報にもとづいて画像出力を行なう画像出力手段と、上記画像出力の開始操作を検出する入力手段と、上記画像読込手段,上記画像出力手段,上記入力手段を制御する制御手段とを備えた画像処理装置において、上記原稿の全体又は一部を撮像可能な撮像手段と、この撮像手段からの撮像情報を記憶する記憶手段とを備え、上記撮像手段が、上記入力手段で上記画像出力の開始操作が検出される前、又は、上記画像読込手段による画像読み込みが行われる前に、当該原稿を撮像して撮像情報を生成し上記記憶手段に記憶させ、上記制御手段が、上記記憶手段から読み出した上記撮像情報にもとづいて上記原稿の画像がカラーかモノクロかを判定し、上記入力手段で上記画像出力の開始操作が検出されると、上記画像読込手段が、上記原稿から画像を読み込んで画像情報を生成し、上記画像出力手段が、上記制御手段での判定の結果にもとづいて、上記画像読込手段で生成された上記画像情報にもとづく画像出力を実行する構成としてある。
画像処理装置をこのような構成とすると、画像読込手段とは別に設けられた撮像手段により、原稿全体を撮像し、この撮像情報にもとづいて、当該原稿のカラー/モノクロの判定を行なうことができる。すなわち、撮像手段は、原稿画像のカラー/モノクロ判定に用いられる。この撮像手段は、原稿全体におけるカラーデータの存在を確認できる程度の解像度があればよいので、画像読込手段による原稿の読込と比較して短時間で原稿の撮像を行なうことができる。したがって、撮像手段による撮像情報は、画像読込手段による画像情報と比較してデータ量が少なくて済み、記憶手段の記憶容量が比較的小さくてよく(メモリ効率を高めることができ)、また原稿の読込そして画像出力手段による画像出力の完了までの時間が低減され得ることになる。
さらに、撮像手段による原稿の撮像は、入力手段で画像出力の開始操作が検出される前に行うことができる。具体的には、例えば、原稿台に原稿がセットされたことが検知された時点や、その後フィーダが下ろされた時点で撮像手段に原稿を撮像させることができる。これにより、ユーザがスタートボタンを押そうとする際には既に原稿のカラー/モノクロの判定が完了していることになる。したがって、スタートボタンの押下から画像出力完了までに要する時間を短縮でき、トータルのパフォーマンスを高めた画像処理装置を実現できる。
また、請求項2記載の画像処理装置は、上記撮像手段が、上記画像読込手段より低い解像度を備えている構成としてある。
画像処理装置をこのような構成とすると、例えば小型のCCDカメラ等を使用することができ、撮像手段による撮像情報のデータ量が比較的小さいことから、判定のための撮像情報の取得時間が短くて済み、記憶手段の記憶容量も比較的小さくてよく、さらに画像読込手段による画像読込そして画像出力手段による画像出力までの時間が短縮され得ることになる。
また、請求項3記載の画像処理装置は、上記制御手段が、上記画像読込手段による原稿の画像情報の生成と上記画像出力手段による画像出力を並行して行なわせる構成としてある。
画像処理装置をこのような構成とすると、カラー/モノクロの判定結果にもとづいて、画像読込手段による原稿の画像情報が実際に画像出力手段による画像出力可能な画像情報であることから、これらの並行処理によって、画像出力手段による画像出力完了までの時間がより一層短縮され得ることになる。
また、請求項4記載の画像処理装置は、上記制御手段が、原稿がセットされたとき、自動的に上記撮像手段を制御して、原稿の撮像を行なわせ、その撮像情報の判定を行なう構成としてある。
画像処理装置をこのような構成とすると、ユーザが原稿をセットすると、当該原稿のカラー/モノクロの判定が自動的に行なわれることになり、ユーザが画像処理をスタートさせると、即座に画像読込手段が原稿の画像読込を行なって、画像情報を生成するので、原稿の読込および画像出力が迅速に行なわれ得ることになる。
また、請求項5記載の画像処理装置は、上記制御手段が、上記撮像情報のRGBデータにもとづいて、上記判定を行なう構成としてある。
また、請求項6記載の画像処理装置は、上記制御手段が、上記撮像情報のRGBデータにもとづいて、各色の差分を算出して、所定の閾値以上のとき、カラー画像と判定する構成としてある。
また、請求項7記載の画像処理装置は、上記制御手段が、上記撮像情報のRGBデータにもとづいて、全カラー画素数が、所定の閾値以上のとき、カラー画像と判定する構成としてある。
画像処理装置をこのような構成とすると、上記制御手段が、撮像手段による撮像情報のRGB情報にもとづいて、カラー/モノクロの判定を行なうことができる。
また、請求項8記載の画像処理方法は、画像読込手段が原稿から画像を読み込んで画像情報を生成するステップと、上記画像情報にもとづいて画像出力手段が画像出力を行なうステップと、入力手段が上記画像出力の開始操作を検出するステップとを有した画像処理装置における画像処理方法において、上記入力手段で上記画像出力の開始操作が検出される前、又は、上記画像読込手段による画像読み込みが行われる前に、撮像手段が上記原稿全体を撮像し撮像情報を取得して記憶手段に記憶させるステップと、制御手段が上記記憶手段から読み出した上記撮像情報にもとづいて上記原稿の画像がカラーかモノクロかを判定するステップと、上記入力手段で上記画像出力の開始操作が検出されると、上記画像読込手段が、上記原稿から画像を読み込んで画像情報を生成するステップと、上記画像出力手段が、上記制御手段での判定の結果にもとづいて、上記画像読込手段で生成された上記画像情報にもとづく画像出力を実行するステップとを有した方法としてある。
このように、本発明は、方法としても実現化することができる。
また、請求項9記載の画像処理プログラムは、画像読込手段が原稿から画像を読み込んで画像情報を生成する手順と、上記画像情報にもとづいて画像出力手段が画像出力を行なう手順と、入力手段が上記画像出力の開始操作を検出する手順とを有した画像処理装置における画像処理方法をコンピュータに実行させるための画像処理プログラムであって、上記入力手段で上記画像出力の開始操作が検出される前、又は、上記画像読込手段による画像読み込みが行われる前に、撮像手段が上記原稿全体を撮像し撮像情報を取得して記憶手段に記憶させる手順と、制御手段が上記記憶手段から読み出した上記撮像情報にもとづいて上記原稿の画像がカラーかモノクロかを判定する手順と、上記入力手段で上記画像出力の開始操作が検出されると、上記画像読込手段が、上記原稿から画像を読み込んで画像情報を生成する手順と、上記画像出力手段が、上記制御手段での判定の結果にもとづいて、上記画像読込手段で生成された上記画像情報にもとづく画像出力を実行する手順と、をコンピュータに実行させる構成としてある。
このように、本発明は、プログラムとしても実現化することができる。
このように、本発明によれば、画像読込手段とは別に設けられた小型のCCDカメラ等の撮像手段により原稿を撮像して、その撮像情報にもとづいて当該原稿のカラー/モノクロの判定を行なった後、この判定結果にもとづいて画像読込手段により原稿の読込を行なうので、画像読込前の原稿画像の判定を行い、トータルのパフォーマンスを高めた、メモリ効率の良い画像処理装置を提供できる。
以下、本発明を適用した画像処理装置の一実施形態について、図1を参照して説明する。
図1は、本発明による画像処理装置の一実施形態の構成を示している。
図1に示すように、画像処理装置1は、制御手段10と、操作パネル20と、画像読込手段30と、画像出力手段40と、撮像手段50と、記憶手段60とを主に有して構成されている。
ここで、上記制御手段10や操作パネル20等は、それぞれコンピュータ上で動作するプログラムにより動作が制御されるようになっている。
上記制御手段10は、画像処理部11と、判定部12と、を設けてある。
上記画像処理部11は、画像読込手段30で生成された画像情報を、画像出力手段40で画像出力できるようなデータに変換して、この画像出力手段40に送出して、画像出力手段40により画像出力、例えば印刷出力,信号出力等を行なわせるようになっている。
この際、上記画像処理部11は、後述する判定部12からの判定結果にもとづいて、最適なスクリーニングを行なう。
すなわち、上記画像処理部11は、判定結果がカラー画像である場合には、C(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー),K(ブラック)の四色に関する色変換と、各色毎のスクリーニングを行なって、画像情報を生成する。
また、上記画像処理部11は、判定結果がモノクロ画像である場合には、K(ブラック)のみ関する色変換と、黒色のみのスクリーニングを行なって、画像情報を生成する。
上記判定部12は、撮像手段50からの撮像情報にもとづいて、この撮像情報に含まれるRGBデータにもとづいて、原稿の画像がカラー画像かモノクロ画像かの判定を行なって、判定結果を記憶手段60に記憶させるとともに、画像処理部11に出力するようになっている。
この際、上記判定部12は、上記撮像情報のRGBデータの各色のデータの差分(R−G),(G−B),(R−B)を算出して、これらの差分の少なくとも一つが所定の閾値以上の場合に、カラー画素であると判定する。
また、上記判定部12は、上記撮像情報のRGBデータに関して、全カラー画素数が所定の閾値以上の場合に、カラー画像であると判定する。
さらに、上記判定部12は、原稿台(図示せず)上に原稿がセットされると、これをセンサ(図示せず)で検知することにより、撮像手段50を制御して、当該原稿の撮像を行なって、その撮像情報を記憶手段60から読み出して、そのカラー/モノクロの判定を自動的に行なうようになっている。
これにより、ユーザが画像処理装置1の原稿台上に原稿をセットすると、当該原稿のカラー/モノクロ判定が自動的に行なわれ得るようになっている。
上記操作パネル20は、入力手段21と、表示手段22と、を備えている。
この入力手段21は、いわゆるテンキーを含む複数個の操作キー等の入力手段を備えており、画像出力に関する各種設定や、画像処理スタートの入力操作(画像出力の開始操作の検出)を行なうことができるようになっている。
また、表示手段22は、入力手段21による入力結果を表示したり、あるいは上記判定部12による判定結果や画像処理装置1の各種動作状態等の必要な項目を表示したりするようになっている。
上記画像読込手段30は、公知の構成であって、例えばスキャナヘッドなどで構成することができ、図2(a)に示すように、原稿台ガラス71と並行に移動可能に原稿台ガラス71の下方に設置される。この画像読込手段30は、原稿台ガラス71上にセットされた原稿全体に対して矢印A方向に一定速度で移動しながら画像読込を行なって、当該原稿の画像情報を生成し、上記制御手段10の画像処理部11に出力するようになっている。
上記画像出力手段40は、公知の構成であって、上記画像読込手段30から上記制御手段10を介して送られて来る画像情報にもとづいて、印刷出力,データ出力等の画像出力を行なうようになっている。
上記撮像手段50は、例えばCCDカメラ等の小型カメラなどで構成することができ、図2(a)に示すように、原稿台ガラス71の下方に上向きに配置される。
この撮像手段50は、図2(b)に示すように、原稿全体をカラー撮像する。ただし、撮像手段50を複数設けて、それぞれが原稿の一部ずつを撮像する構成とすることもできる。撮像手段50からの撮像情報は、上記記憶手段60に送られて記憶される。
上記記憶手段60は、例えばハードディスクドライブ装置や半導体メモリ装置等が使用される。
ここで、撮像手段50が例えば30万画素のCCDカメラであって、例えば640×480ドットの原稿画像を撮像する場合には、非圧縮状態で画像情報のデータ容量は900kB程度となり、圧縮した場合には、約90kB程度になる。
したがって、上記記憶手段60は、好ましくは半導体メモリ装置が使用される。これにより、記憶手段60へのデータの読み書き速度が大幅に向上することになる。
次に、本実施形態の画像処理装置1の画像読込動作について、図3を参照して説明する。
同図に示すように、まず、ステップA1にて、ユーザが画像処理装置1の原稿台70上に原稿をセットすると、ステップA2にて、原稿セットが検知されることにより、撮像手段50が原稿の撮像を行なって、撮像情報を記憶手段60に記憶させる。
これを受けて、上記制御手段10の判定部12は、ステップA3にて、記憶手段60から撮像情報を読み出して、この撮像情報にもとづくカラー/モノクロ判定を行なって、その判定結果を画像処理部11に送出する。
その後、ステップA4にて、ユーザが画像処理装置1の操作パネル20の入力手段21のスタートボタンを操作して、画像出力の開始操作が検出されると、画像読込(例えばコピー)をスタートさせる。
これにより、ステップA5にて、上記制御手段10の画像処理部11は、画像読込手段30を制御して、当該原稿全体の画像読込を行なって、画像情報を生成させる。
続いて、ステップA6にて、上記画像処理部11は、上記判定結果にもとづいて、この画像情報をカラーまたはモノクロに最適なスクリーニングにより画像処理すると共に、生成画像出力手段40に適したデータ形式にデータ変換して、画像出力手段40に送出し、画像出力手段40により画像出力、例えば印刷出力させる。
以上で、画像出力が完了する。
次に、画像処理プログラムについて説明する。
上記の実施形態におけるコンピュータ(画像処理装置)の画像処理機能(画像処理方法を実行する機能を含む)は、記憶手段(例えば、ROMなど)に記憶された画像処理プログラムにより実現される。
画像処理プログラムは、コンピュータの制御手段(CPUなど)に読み込まれることにより、コンピュータの構成各部に指令を送り、所定の処理、たとえば、画像読込手段の画像読込処理,画像情報生成処理、画像出力手段の画像出力処理、入力手段の画像出力開始操作検出処理、撮像手段の撮像処理,撮像情報生成処理、記憶手段の記憶処理、制御手段のカラー/モノクロ判定処理などを行わせる。
これによって、画像処理機能は、ソフトウエアである画像処理プログラムとハードウエア資源であるコンピュータ(画像処理装置)の各構成手段とが協働することにより実現される。
なお、画像処理機能を実現するための画像処理プログラムは、コンピュータのROMやハードディスクなどに記憶される他、コンピュータ読み取り可能な記録媒体、たとえば、外部記憶装置及び可搬記録媒体等に格納することができる。
外部記憶装置とは、CD−ROM等の記憶媒体を内蔵し、画像処理装置に外部接続されるメモリ増設装置をいう。一方、可搬記録媒体とは、記録媒体駆動装置(ドライブ装置)に装着でき、かつ、持ち運び可能な記録媒体であって、たとえば、フレキシブルディスク,メモリカード,光磁気ディスク等をいう。
そして、記録媒体に記録されたプログラムは、コンピュータのRAM等にロードされて、CPU(制御手段)により実行される。この実行により、上述した本実施形態の画像処理装置の機能が実現される。
さらに、コンピュータで画像処理プログラムをロードする場合、他のコンピュータで保有された画像処理プログラムを、通信回線を利用して自己の有するRAMや外部記憶装置にダウンロードすることもできる。このダウンロードされた画像処理プログラムも、CPUにより実行され、本実施形態の画像処理装置の画像処理機能を実現する。
以上、本発明の画像処理装置とその画像処理方法および画像処理プログラムについて、好ましい実施形態を示して説明したが、本発明にかかる画像処理装置とその画像処理方法および画像処理プログラムは、上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、上述した実施形態においては、単に画像出力を行なう画像処理装置の場合について説明したが、これに限らず、例えばカラーデジタルコピー機,スキャナ装置やファクシミリ装置、複合装置等の他の種類の画像出力を行なう画像処理装置についても本発明を適用し得ることは明らかである。
このようにして、本発明によれば、画像読込前の原稿のカラー/モノクロの判定を迅速にそして簡単に行なうことができるようにした画像処理装置と、その画像処理方法および画像処理プログラムが提供され得ることになる。
本発明は、画像処理装置で行われるカラー/モノクロ判定処理に関し、画像の取得を画像読取手段(スキャナ)ではなく撮像手段(CCDカメラなど)で行う技術についての発明であるため、画像の取得を行う装置に利用可能である。
本発明による画像処理装置の構成を示すブロック図である。 図1の画像処理装置における画像読込手段と撮像手段の配置を示す概略斜視図である。 図1の画像処理装置における画像読込の動作を示すフローチャートである。 従来の画像処理装置における画像読込の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 画像処理装置
10 制御手段
11 画像処理部
12 判定部
20 操作パネル
21 入力手段
22 表示手段
30 画像読込手段
40 画像出力手段
50 撮像手段
60 記憶手段
70 原稿台

Claims (9)

  1. 原稿から画像を読み込んで画像情報を生成する画像読込手段と、この画像読込手段により生成された上記画像情報にもとづいて画像出力を行なう画像出力手段と、上記画像出力の開始操作を検出する入力手段と、上記画像読込手段,上記画像出力手段,上記入力手段を制御する制御手段とを備えた画像処理装置において、
    上記原稿の全体又は一部を撮像可能な撮像手段と、この撮像手段からの撮像情報を記憶する記憶手段とを備え、
    上記撮像手段が、上記入力手段で上記画像出力の開始操作が検出される前、又は、上記画像読込手段による画像読み込みが行われる前に、当該原稿を撮像して撮像情報を生成し上記記憶手段に記憶させ、
    上記制御手段が、上記記憶手段から読み出した上記撮像情報にもとづいて上記原稿の画像がカラーかモノクロかを判定し、
    上記入力手段で上記画像出力の開始操作が検出されると、上記画像読込手段が、上記原稿から画像を読み込んで画像情報を生成し、
    上記画像出力手段が、上記制御手段での判定の結果にもとづいて、上記画像読込手段で生成された上記画像情報にもとづく画像出力を実行する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 上記撮像手段が、上記画像読込手段より低い解像度を備えていることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 上記制御手段が、上記画像読込手段による画像情報の生成と上記画像出力手段による画像出力を並行して行なわせる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 上記制御手段が、原稿がセットされたとき、自動的に上記撮像手段を制御して、原稿の撮像を行なわせ、その撮像情報にもとづく上記判定を行なう
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 上記制御手段が、上記撮像情報のRGBデータにもとづいて、上記判定を行なうことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 上記制御手段が、上記撮像情報のRGBデータにもとづいて、各色の差分を算出して、所定の閾値以上のとき、カラー画像と判定する
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 上記制御手段が、上記撮像情報のRGBデータにもとづいて、全カラー画素数が、所定の閾値以上のとき、カラー画像と判定する
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  8. 画像読込手段が原稿から画像を読み込んで画像情報を生成するステップと、上記画像情報にもとづいて画像出力手段が画像出力を行なうステップと、入力手段が上記画像出力の開始操作を検出するステップとを有した画像処理装置における画像処理方法において、
    上記入力手段で上記画像出力の開始操作が検出される前、又は、上記画像読込手段による画像読み込みが行われる前に、撮像手段が上記原稿全体を撮像し撮像情報を取得して記憶手段に記憶させるステップと、
    制御手段が上記記憶手段から読み出した上記撮像情報にもとづいて上記原稿の画像がカラーかモノクロかを判定するステップと、
    上記入力手段で上記画像出力の開始操作が検出されると、上記画像読込手段が、上記原稿から画像を読み込んで画像情報を生成するステップと、
    上記画像出力手段が、上記制御手段での判定の結果にもとづいて、上記画像読込手段で生成された上記画像情報にもとづく画像出力を実行するステップとを有した
    ことを特徴とする画像処理装置における画像処理方法。
  9. 画像読込手段が原稿から画像を読み込んで画像情報を生成する手順と、上記画像情報にもとづいて画像出力手段が画像出力を行なう手順と、入力手段が上記画像出力の開始操作を検出する手順とを有した画像処理装置における画像処理方法をコンピュータに実行させるための画像処理プログラムであって、
    上記入力手段で上記画像出力の開始操作が検出される前、又は、上記画像読込手段による画像読み込みが行われる前に、撮像手段が上記原稿全体を撮像し撮像情報を取得して記憶手段に記憶させる手順と、
    制御手段が上記記憶手段から読み出した上記撮像情報にもとづいて上記原稿の画像がカラーかモノクロかを判定する手順と、
    上記入力手段で上記画像出力の開始操作が検出されると、上記画像読込手段が、上記原稿から画像を読み込んで画像情報を生成する手順と、
    上記画像出力手段が、上記制御手段での判定の結果にもとづいて、上記画像読込手段で生成された上記画像情報にもとづく画像出力を実行する手順と、をコンピュータに実行させる
    ことを特徴とする画像処理プログラム。
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