JP2006236673A - 照明器具 - Google Patents

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Katsumi Watanabe
加津己 渡辺
Minoru Maehara
稔 前原
Futoshi Okamoto
太志 岡本
Masaki Kobayashi
正喜 小林
Kazuhiko Sakai
和彦 酒井
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Abstract

【課題】補助光源を有する照明器具において、寿命到来時にこの補助光源を通常時と異なる点灯状態とすることで、寿命を告知するための光源を設ける必要がなく安価に、且つ、主光源の照度を確保して照明対象への不具合がなく、確実に使用者に寿命を告知させることができるようにする。
【解決手段】照明器具は照明器具本体1に、光源2と、常夜灯として用いられる補助光源3aを保持したもので、点灯回路4と、照明器具の寿命を判定する寿命判定部5と、補助光源3aの点灯状態を制御する補助光源制御部6とが照明器具本体1の内部に収納されている。補助光源制御部6は、補助光源3aとともに寿命告知部7を構成しており、この寿命判定部5が寿命判定を行うと、補助光源制御部6は補助光源3aの点灯状態が通常時とは異なる点滅状態となるように制御し、補助光源3aがこの制御により点滅状態となることで、光源2が点灯状態でも寿命告知が行われる。
【選択図】図1

Description

本発明は、主となる光源とは別の光源である補助光源を有する照明器具に関するものである。
照明器具においては、光源の点灯時間が長時間になって照明器具が寿命を迎えると、照明器具としての適正な性能が得られなくなる。例えば、光源のフィラメントが断線して不点灯となったり、光束が低減したり、また、放電灯を光源とする照明器具においては、放電灯の点灯装置の電解コンデンサ等が寿命を迎えたりすることで放電灯を適正に点灯できなくなる。また、これらの光源等を保持している器具本体についても、点灯時間が長期間となれば寿命を迎えて、例えば金属部品の疲労、酸化、プラスチック部品の劣化、破損等が発生する。
従来、上記のように照明器具の各部位が寿命を迎えたことを判断するには、実際に光源が適正に点灯しなくなったことをもって寿命と判断するか、人が経験的に判断するしかなかった。実際に光源が適正に点灯しなくなった場合は、代替品を用意するまでの間に照明を適正に得られず不便を強いられる。経験的に判断した場合は、実際にはまだ寿命を迎えていないのに寿命を迎えたとしてしまう誤判断により、照明器具の不必要な交換により不経済となる可能性がある。また、上記のようには判断できない部位が寿命を迎えた場合は、そのまま照明器具の使用を続けることになり、器具の破損、落下、発火等を引き起こす危険性がある。
そこで、上記のような寿命の到来を判断して人に告知できるような照明器具として、例えば特許文献1に記載されているような、放電灯点灯装置の動作時間を積算して寿命到来を判定し告知する照明器具が知られている。この放電灯点灯装置は、放電灯点灯装置の寿命を判定する判定手段を有しており、放電灯の点灯時間を計時して、この点灯時間が予め設定された放電灯点灯装置の寿命値より大きくなったときに、放電灯点灯装置の寿命が到来したと判定する。判定手段が寿命到来と判定すると、保護動作手段及び告知手段を起動する。保護動作手段は判定手段から寿命到来の判定を受けると、放電灯への印加電圧の電圧値を下げたり、発振を停止したりする保護動作を行う。また、告知手段は寿命到来の判定を受けると、例えば放電灯を点滅させたり、発光ダイオードや小型ランプ等の表示装置を点灯させることによりその旨を外部に告知する寿命告知を行う。
特開2001−185374号公報
しかしながら、上述の特許文献1に記載の技術では、光源である放電灯の点滅動作等により寿命告知する場合には、照明器具の照度が大きく変動することになり、例えばその下での作業に大きな影響を及ぼす等の不具合を生じさせたりしてしまう。また、表示装置を点灯させることにより寿命告知を行う場合には、そのために表示装置を設ける必要があり、コストが増すことになる。
本発明は、上記問題点を鑑みてなされたものであり、主となる光源とは別の、照明目的の補助光源を有しており、寿命到来時にはこの補助光源が通常時と異なる点灯状態となることで、寿命告知のために光源を設ける必要がなく安価に、且つ、主光源の照度を確保して照明対象への不具合をなくし、確実に使用者に寿命を告知させることができる照明器具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため請求項1の発明は、光源と、この光源とは別に設けられて光源の点灯状態とは別に点灯又は消灯する補助光源と、この補助光源の点灯状態を制御する補助光源制御部と、前記光源の点灯時間又はそれに応じて変化する物理量を検出し、それに応じて照明器具が寿命時期を迎えたことを判定する寿命判定部と、を備えた照明器具において、前記補助光源制御部は、前記寿命判定部が照明器具の寿命時期を判定したとき、それを示す信号に応じて前記補助光源の点灯状態を通常時とは異なる点灯状態に制御し、この制御により補助光源が通常時とは異なる点灯状態となることで、当該照明器具が寿命を迎えたことを告知する寿命告知部を構成したものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記寿命告知部は、前記補助光源による光を照明器具の外側に向けて放出する構成を有するものである。
請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記寿命告知部は、前記補助光源による光を受けて照明器具の外側に放出する透明部材を有するものである。
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかの発明において、前記補助光源及び寿命告知部は、照明器具の使用時に使用者から直視されない位置に配置されており、補助光源又は寿命告知部からの光が、間接的に使用者に放出されるものである。
請求項1の発明によれば、補助光源が通常時と異なる点灯状態となることで寿命告知を行うので、主光源の照度を確保して照明対象に不具合を生じさせずに、確実に使用者に寿命を告知させることができる。寿命告知のために光源を設ける必要がなく、低コストで寿命告知可能な照明器具を実現できる。
請求項2の発明によれば、寿命告知部が、補助光源の光を照明器具の外側に向けて放出するので、照明器具への補助光源の取り付け位置の自由度が増し、寿命告知可能な照明器具を多様なデザインで実現させることができる。
請求項3の発明によれば、寿命告知部が透明部材を有しているので、例えば、補助光源の発光面積が小さくても、広い面積で照明器具の外部に放射させることで、寿命告知を気づかれ易いものにすることが可能となる。また、寿命告知部のデザインを多様にすることが可能となり、寿命告知部を設けることによる照明器具のデザインへの影響を少なくすることが可能となる。
請求項4の発明によれば、補助光源及び寿命告知部が通常使用時には使用者から直視されない位置に配置され、それらからの光が間接的に使用者に放射されるので、寿命告知可能な照明器具の外観をより良くすることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施形態に係る照明器具を示す。この照明器具は主たる光源として丸型の放電灯を用いた、いわゆるシーリングライトであり、照明器具本体1に、光源2と、小型白熱灯である補助光源3aを保持したものである。光源2を点灯させる点灯回路4と、点灯回路4に接続されてこの照明器具の寿命を判定する寿命判定部5と、補助光源3aの点灯状態を制御する補助光源制御部6とは、基板4a上に配置されて照明器具本体1の内部に収納されている。この照明器具は、照明器具本体1が天井材10に固定されることで天井材10に固定されている。光源2及び補助光源3aは、照明器具本体1に嵌装されてこれらの発光する光を透光可能なグローブ1aによって覆われている。
この補助光源3aは、例えば、常夜灯として使われ使用者が就寝時に睡眠の妨げならない程度の必要最低限の照度を得るために点灯されるような、通常時に光源2と組み合わせて使用されるものである。本実施形態においては、光源2が点灯していないときに点灯されるが、このほかにも、光源2と同時に点灯して使用されることがあるようなものであってもよい。
光源2はインバータ回路である点灯回路4により点灯される。寿命判定部5は、点灯時間タイマ(図示なし)を有しており、光源2が点灯するとその点灯時間を計時する。光源2が点灯したとき内蔵の不揮発性メモリ(図示なし)から前回の消灯時まで累積された光源2の点灯時間を読み出して、この点灯時間に継続して点灯時間を計時する。光源2が消灯されるときには、計時後の点灯時間を再び不揮発性メモリに格納する。以降は点灯している期間は点灯時間を不揮発性メモリから読み出して、新たな点灯時間を不揮発性メモリに書き込むまでの動作を繰り返す。
この点灯時間タイマには、例えば光源2や点灯回路4、及び照明器具本体1等、照明器具についての設計寿命が予め設定されている。上述のように計時する点灯時間がこの設計寿命に到達したときに、寿命判定部5は寿命判定を行ってそれを示す信号を発生させる。発生させた信号は補助光源制御部6へと送られる。補助光源制御部6及び補助光源3aは、寿命判定時に寿命告知を行う寿命告知部7を構成している。この寿命告知部7は、以下のようにして寿命告知を行う。
補助光源制御部6は、この寿命判定部5による寿命判定の信号を受けると、補助光源3aの点灯状態が通常時とは異なる点滅状態となるように制御する。補助光源3aは、この制御により、通常時の点灯された状態又は消灯された状態から点滅状態となる。これにより、この照明器具が寿命を迎えたことを告知する寿命告知が行われる。このとき、光源2は通常の点灯状態であればよい。ここで、寿命告知時の補助光源3aの動作は、点滅状態に限らない。例えば、通常時の点灯状態より明るく、又は暗く点灯するなど、通常時と異なる点灯状態とすればよく、寿命告知を実現できる。
このように、補助光源3aが通常時と異なる点灯状態となり、寿命告知部7によって寿命告知が行われるので、主たる光源である光源2の点灯状態はそのままでよく、照明器具としての照度を確保しつつ、照明対象に不具合を生じさせずに、確実に使用者に寿命を告知させることができる。また、通常時は例えば常夜灯用途など用いられる補助光源3aを寿命告知部7として用いるので、寿命告知のための光源を設ける必要がなく、低コストで寿命告知可能な照明器具を実現できる。
ここで、本実施形態において、補助光源3aは小型白熱灯でなくてもよく、発光ダイオード等の他種類の光源であってもよい。図2は、上述の照明器具において、小型白熱灯である補助光源3aの代わりに、発光ダイオードである補助光源3bを用いたときの照明器具を示す。この発光ダイオードの補助光源3bも、補助光源3aと同様に常夜灯用途などに用いられるものである。このとき、補助光源3bを複数色の発光ダイオードを用いた構成とすると、複数色の発光を行うことが可能となり、例えば、照明器具の寿命時期が到来した部分別に、また、寿命が迫った程度別に発光色を変えて寿命告知を行うことで、寿命の詳細な内容について告知することが可能となる。
図3乃至図5は本発明の第2の実施形態に係る照明器具を示す。以下の各実施形態において、上述の実施形態と同様のものは同一の符号を付し、上述の実施形態と相違する部分についてのみ説明する。この照明器具は、天井材10に埋め込まれるように設置されるダウンライトであり、照明器具本体11のランプソケット部に設置された電球型蛍光管の光源12による光を、反射板11bにより反射させて反射板11bの開口部から下方へ向けて放射させるものである。光源12は照明器具本体11に固定される点灯回路4により点灯され、また、寿命判定部5と、補助光源制御部6は点灯回路4内に設けられている。反射板11bの開口部には環状の枠体11aが設置されており、反射板11bの開口部の縁と天井材10との境界を覆って照明器具の外観を装飾している。
枠体11aの一部には一箇所の貫通穴8が設けられている。この穴8は、図5に示されるように、枠体11aの上下方向に開口して、照明器具の外側と反射板11bで囲まれた内側とを貫通させるように設けられている。この穴8を照明器具外側から見たときの開口部分の大きさは枠体11aに対して目立たないような小さい大きさとされている。この穴8の照明器具の内側に開口した部分には補助光源13が設けられており、補助光源13の発光部13aがこの穴8の開口部に面して穴8に向けて光を放射するようにされている。
この照明器具において、補助光源13が点灯すると、発光部13aからの光は穴8を通過して照明器具の外側に面した開口から外側に放射される。寿命判定部5がこの照明器具の寿命を判定すると、その信号は補助光源制御部6に送られ、補助光源制御部6は、上述の実施形態と同様に補助光源13を用いて寿命告知を行う。この寿命を告知する補助光源13の発光部13aによる点灯動作が行われると、その光が穴8を通過して枠体11aから照明器具の外側に放出される。すなわち、寿命告知を行う寿命告知部17が、補助光源13、補助光源制御部6、及び光を照明器具の外側に放出させる穴8により構成される。
上記のように、照明器具の寿命告知部17を、穴8を通じて補助光源13による光を照明器具の外側に放出するように構成することで、照明器具への補助光源13の取り付け位置の自由度を増すことが可能となり、寿命告知可能な照明器具を多様なデザインで実現させることができる。例えば、この穴8を使用者が通常時に気づかないような大きさとすることで、通常時又は寿命判定時には補助光源13の発光する光を照明器具の外側に放射させることができ、照明器具を使用しないときや光源12のみを点灯させるときにその存在を感じさせないようにすることも可能となる。なお、本実施形態においては、穴8は複数個であってもよく、また、その大きさは、使用する補助光源13の種類や目的により変更し、照明器具のデザインにより適宜設定すればよい。
図6乃至図8は、本発明の第3の実施形態に係る照明器具を示す。この照明器具は、上述の第2の実施形態に係る照明器具と略同様のダウンライトである。この照明器具は、反射板11bの開口部部分の構造が上述とは相違しており、環状の枠体は穴を有していない。そして、照明器具の下面に面する枠体11aと天井材10に挟まれるようにして設けられている薄い環板状の透明部材28を有しており、その外周縁は、枠体11aの側周面近傍で照明器具外側の空間に露出するようにされている。図8に示されるように、枠体11a及び透明部材28の照明器具内側部分の一部には補助光源23が設けられており、透明部材28の露出部分の一部に補助光源23の発光部23aが付設されて透明部材28に向けて光を放射するようにされている。
この照明器具において、補助光源23が点灯すると、発光部23aからの光は透明部材28に向けて放射される。透明部材28は例えばポリカーボネイト、PMMA、ポリスチレン等の透明な素材からなっており、この光は、図8の2点鎖線矢印で示されるように、透明部材28内を透過して、その外側との境界面での反射を繰り返し、照明器具外側に露出した外周縁から放射される。このとき、補助光源23の発光部23aが小さく、透明部材の露出部分の一部のみに設けられている場合であっても、その放射光が上述の透明部材28内を透過及び反射して、その外周縁の広い範囲から放射される。
寿命判定部5がこの照明器具の寿命を判定すると、その信号は補助光源制御部6に送られ、補助光源制御部6は、上述の実施形態と同様に補助光源23を用いて寿命告知を行う。この寿命を告知する補助光源23の発光部23aによる点灯動作が行われると、その光が透明部材28内を透過及び反射してその外周縁から照明器具の外側に放出される。すなわち、寿命告知を行う寿命告知部27が、補助光源23、補助光源制御部6、及び光を照明器具の外側に放出させる透明部材28により構成される。
上記のように、照明器具の寿命告知部27を、透明部材28を有して補助光源23による光を照明器具の外側に放出するように構成することで、照明器具への補助光源23の取り付け位置の自由度を増すことが可能となり、寿命告知可能な照明器具を多様なデザインで実現させることができる。また、例えば、補助光源23の発光部23aの発光面積が小さくても、上述のように広い範囲で照明器具の外部に放射させることで、寿命告知を気づかれ易いものにすることが可能となる。そして、上述のように、透明部材28の下面を枠体11aで覆うようにして、透明部材28の照明器具外側への露出部分を外周縁のみとすることで、照明器具を使用しないときや光源12のみを点灯させるときには透明部材28の存在に使用者が気づきにくく、寿命判定時には補助光源23の発光する光を照明器具の外側に放射させて確実に寿命告知を行うことが可能となる。
なお、本実施形態において、図9に示されるように、例えば薄膜エレクトロルミネッセンス等を用いた補助光源23の発光部23aを、透明部材28と天井材10との間に配して、放射する光を図の2点差線に示すように透明部材28の内部を透過及び反射させてその外周縁から照明器具の外側に放出するようにしてもよい。このように、補助光源23は、使用する補助光源23の種類や透明部材28の形状等の照明器具のデザインに応じて種々の位置に配置することが可能である。
図10及び図11は本発明の第4の実施形態に係る照明器具を示す。この照明器具は、上述の第1の実施形態に係る照明器具と略同様のシーリングライトであり、補助光源33の位置が上述とは相違するものである。すなわち、補助光源33は、光源2とともにグローブ1aに収納されているのではなく、照明器具の下側からは隠れるように、グローブ1aと天井材10との間の隙間の部分にあたる照明器具本体1の外側面に設けられている。照明器具本体1の外側面には、この外側面を貫通するようにして透明部材38が設けられている。透明部材38は例えばポリカーボネイト、PMMA、ポリスチレン等の透明な素材からなっており、この透明部材38を介して照明器具の内側と外側が透光可能とされている。透明部材38の照明器具の内側面には、発光部33aが透明部材38に向けてその光を放射するように設けられており、その裏側に取り付け基板33bが設けられ、補助光源33が構成されている。補助光源33は、照明器具本体1の内側の補助光源制御部6に接続されている。
この照明器具において、補助光源33が点灯すると、発光部33aからの光は透明部材38に向けて放射される。この光は、透明部材38内を透過して照明器具外側の露出面から照明器具の外側に向けて放射される。補助光源33及び透明部材38は使用者から見てグローブ1aの影となって隠れており、それらから照明器具外側に放射される光は、直接光としては使用者に放射されず、この光が天井材10によって反射されることによって、間接的に使用者に放射される。
この寿命を告知する補助光源33の発光部33aによる点灯動作は、上述の実施形態と同様に行われる。そして、その光は、透明部材38内を透過して照明器具の外側に放出され、天井材10によって反射されることにより使用者に放射されて寿命報知が行われる。すなわち、寿命告知を行う寿命告知部37が、補助光源33、補助光源制御部6、及び光を照明器具の外側に放出させる透明部材38により構成される。
照明器具の寿命告知部37を上記のように構成することで、照明器具への補助光源33の取り付け位置の自由度が増すことが可能であり、寿命告知可能な照明器具を多様なデザインで実現させることができる。また、補助光源33及び寿命告知部37が通常使用時には使用者から直視されない位置に配置され、それらからの光が間接的に使用者に放射されるので、寿命告知可能な照明器具の外観をより良くすることが可能となる。また、本実施形態においては、天井材10に反射させることにより広い面積で補助光源33及び寿命告知部37の寿命告知の光を放射させるので、より使用者に認識され易い寿命告知を行うことが可能となる。
図12、図13は、本発明の第5の実施形態に係る照明器具を示す。この照明器具は、高天井等に取り付けられるようなセードランプである。この照明器具の光源42は、例えば白熱灯等を用いており、照明器具本体41のランプソケット41cに取り付けられて、点灯回路4により点灯される。この照明器具は、天井材10に取り付けられており、その取り付け部分の照明器具本体41の内部に点灯回路4と寿命判定部5とが収納されている。また、照明器具本体41には下側が開口部となり光源42を覆うセード41aが設けられている。セード41aの内側は光を反射させる反射板とされており、光源42の発光する光を反射してその開口部から下方に放射させる。照明器具本体41のランプソケット41cの近傍には、ランプソケット41cを囲むように4箇所の補助光源43が設けられており、この補助光源43は、光源42をランプソケット41cに取り付けたときに光源42に隠れて使用者からは直視されないような位置とされている。この補助光源43は例えば常夜灯用途に使用される発光ダイオードであり、その個数は4個に限らず、光源の種類や目的に応じて適宜設定されるものである。この補助光源43の点灯を制御する補助光源制御部6は、照明器具本体41内側のランプソケット41c近傍に納められており、補助光源43とともに寿命告知部47を構成している。
寿命判定部5が照明器具の寿命判定を行うと、寿命告知部47は、上述の実施形態と同様にして、例えば補助光源43が点滅することにより寿命告知を行う。そして、その光は、セード41aの内側の反射板により反射されて照明器具の外側に放出される。このように、補助光源43が通常使用時には使用者から直視されない位置に配置され、それらからの光がセード41aの内側の反射板により反射されて使用者に放射されるので、寿命告知可能な照明器具の外観をより良くすることが可能となる。ここで、本実施形態においては、例えば複数色の発光ダイオードを用いて補助光源43を構成して寿命告知時に発光する光の色を赤色とする等、光源42の発光色及び通常時の補助光源43の発光色と大きく異なる色としてもよく、このとき、より使用者に認識され易い寿命告知を行うことが可能となる。
なお、本発明は上記実施形態の構成や告知動作例に限定するものではなく、発明の範囲を変更しない範囲で適宜に種々の変形が可能である。例えば、本発明の各実施形態で用いられる補助光源には、上述したものを含めて種々の種類の光源を用いればよく、発光ダイオード、エレクトロルミネッセンス、冷陰極ランプ、白熱灯、フラッシュランプ等を適宜用いることが可能である。なかでも、発光ダイオード、エレクトロルミネッセンスを用いると、補助光源そのものを薄型化、小型化することが可能であり、且つ回路部品等を小型化することが可能となる。
また、寿命告知時の補助光源の動作は1種類でなくとも、寿命告知の内容に応じて点灯パターンを替えて行われるものであってもよい。例えば、寿命が迫った程度を寿命判定部5が判定して、その程度が低いときに暗く点灯し、その後寿命時期に近づくにつれて明るい点灯、点滅点灯、というように点灯パターンを変化させるなどの動作を行うことにより、より詳細な寿命情報を告知することが可能となる。
さらに、寿命判定を行う寿命判定部5としては、上述した点灯時間タイマを用いて点灯時間を計時するものに限らず、後述するような、点灯時間により変化する物理量を検出するものであってもよい。また、例えば光源、点灯回路、照明器具本体等に照明器具の部位を分けて、寿命告知を行う部位毎に異なる方法により寿命を判定させてもよい。
上述の、点灯時間により変化する物理量を検出して寿命判定する寿命判定部5の例としては、例えば、放電灯を光源としたときに、点灯回路の中の電解コンデンサのように寿命に影響を与える素子の温度を検出して、この温度が所定値になったときに寿命判定を行うものや、平滑用電解コンデンサのリップル電圧の変化を検出して、リップル電圧が所定値に達するときに寿命判定を行うものがある。他にも、電源電圧の投入回数を積算して記憶するカウンタ回路を備え、積算電源投入回数が所定値となったときに寿命判定を行うもの等があり、これらを併用して寿命判定を行うものもある。また、光源の寿命判定を行うための寿命判定部5として、光源の光束の変化を検出可能なセンサを有して光束が所定値以下となったときに寿命判定したり、放電灯を光源としたときの通常点灯時における点滅回数を検出して、点滅回数が所定回数以上となったときに寿命判定を行うもの等がある。また、放電灯を光源とし、その光束をセンサにより検出し、一定の光束となるように保つための調光手段を有した照明器具において、放電灯を一定光束で点灯させるための電圧を検出し、この電圧が所定値より大きくなったときに寿命判定を行うものもある。
本発明の第1の実施形態に係る照明器具の断面図。 同上の一変形例を示す断面図。 本発明の第2の実施形態に係る照明器具の断面図。 同上器具の斜視図。 同上器具の寿命報知部を示す断面図。 本発明の第3の実施形態に係る照明器具の断面図。 同上器具の斜視図 同上器具の寿命報知部を示す断面図。 同上器具の寿命報知部の一変形例を示す断面図。 本発明の第4の実施形態に係る照明器具の断面図。 同上器具の寿命報知部を示す断面図。 本発明の第5の実施形態に係る照明器具の断面図。 同上器具の光源をランプソケットから取り外した状態を示す斜視図。
符号の説明
2,12,42 光源
3a,3b,13,23,33,43 補助光源
5 寿命判定部
6 補助光源制御部
7,17,27,37,47 寿命告知部
8 穴
28,38 透明部材

Claims (4)

  1. 光源と、この光源とは別に設けられて光源の点灯状態とは別に点灯又は消灯する補助光源と、この補助光源の点灯状態を制御する補助光源制御部と、前記光源の点灯時間又はそれに応じて変化する物理量を検出し、それに応じて照明器具が寿命時期を迎えたことを判定する寿命判定部と、を備えた照明器具において、
    前記補助光源制御部は、前記寿命判定部が照明器具の寿命時期を判定したとき、それを示す信号に応じて前記補助光源の点灯状態を通常時とは異なる点灯状態に制御し、
    この制御により補助光源が通常時とは異なる点灯状態となることで、当該照明器具が寿命を迎えたことを告知する寿命告知部を構成したことを特徴とする照明器具。
  2. 前記寿命告知部は、前記補助光源による光を照明器具の外側に向けて放出する構成を有することを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  3. 前記寿命告知部は、前記補助光源による光を受けて照明器具の外側に放出する透明部材を有することを特徴とする請求項2記載の照明器具。
  4. 前記補助光源及び寿命告知部は、照明器具の使用時に使用者から直視されない位置に配置されており、補助光源又は寿命告知部からの光が、間接的に使用者に放出されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の照明器具。
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