JP2006236645A - 光源ランプの製造方法、光源ランプ及びプロジェクタ - Google Patents
光源ランプの製造方法、光源ランプ及びプロジェクタ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006236645A JP2006236645A JP2005046592A JP2005046592A JP2006236645A JP 2006236645 A JP2006236645 A JP 2006236645A JP 2005046592 A JP2005046592 A JP 2005046592A JP 2005046592 A JP2005046592 A JP 2005046592A JP 2006236645 A JP2006236645 A JP 2006236645A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light source
- source lamp
- reflector
- arc tube
- light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Projection Apparatus (AREA)
- Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Abstract
【課題】 光源ランプを提供する。
【解決手段】 管球部12及び管球部12の両側から延出された一対の封止部14,14’を有する発光管112と、発光管112からの光を被照明領域側に向けて反射する反射鏡部40及び発光管112の封止部14を挿入して固定するための底部42を有するリフレクタ114とを有し、発光管112の封止部14が無機接着剤Cによってリフレクタ114の底部42に固定された光源ランプ110において、
リフレクタ114の底部42の内径をAとし、一方の封止部14の外径をBとしたとき、「4.0mm≦A−B≦7.0mm」なる関係を満たすことを特徴とする光源ランプ。
【選択図】 図2
【解決手段】 管球部12及び管球部12の両側から延出された一対の封止部14,14’を有する発光管112と、発光管112からの光を被照明領域側に向けて反射する反射鏡部40及び発光管112の封止部14を挿入して固定するための底部42を有するリフレクタ114とを有し、発光管112の封止部14が無機接着剤Cによってリフレクタ114の底部42に固定された光源ランプ110において、
リフレクタ114の底部42の内径をAとし、一方の封止部14の外径をBとしたとき、「4.0mm≦A−B≦7.0mm」なる関係を満たすことを特徴とする光源ランプ。
【選択図】 図2
Description
本発明は、光源ランプの製造方法、光源ランプ及びプロジェクタに関する。
図5は、従来の光源ランプ1110を説明するために示す図である。図5(a)は従来の光源ランプ1110を示す断面図であり、図5(b)は従来の光源ランプ1110を組み立てる様子を示す図である。
従来の光源ランプ1110は、図5(a)に示すように、発光管1112と、発光管1112からの光を被照明領域側に反射するリフレクタ1114とを備えている(例えば、特許文献1参照。)。
発光管1112は、図5(a)に示すように、発光物質が封入された管内に一対の電極1020,1020’が対向して配置された管球部1012と、一対の電極1020,1020’のそれぞれに電気的に接続された一対の金属箔1022,1022’と、管球部1012から延在し一対の金属箔1022,1022’のそれぞれを封止する一対の封止部1014,1014’と、一対の金属箔1022,1022’における一対の電極1020,1020’が接続される側とは反対側にそれぞれ電気的に接続された一対のリード線1024,1024’とを有している。
リフレクタ1114は、図5(b)に示すように、発光管1112からの光を被照明領域側に反射する反射鏡部1040と、発光管1112の一方の封止部1014を挿入して固定するための底部1042とを有している。
リフレクタ1114は、図5(b)に示すように、発光管1112からの光を被照明領域側に反射する反射鏡部1040と、発光管1112の一方の封止部1014を挿入して固定するための底部1042とを有している。
そして、従来の光源ランプ1110は、リフレクタ1114の底部1042に発光管1112の封止部1014を挿入した状態で、リフレクタ1114の底部1042と発光管1112の封止部1014との隙間に、無機接着剤Cを注入及び充填して固化することにより製造されている。
ところで、このような光源ランプを生産性よく製造するために、リフレクタの底部と発光管の封止部との隙間に無機接着剤を注入及び充填する作業を、図6に示すように、無機接着剤注入装置1050の注入用針1052を用いて行うことが考えられる。図6は、注入用針1052を用いて無機接着剤Cを注入及び充填する作業を説明するために示す図である。
このようにすれば、リフレクタ1114の底部1040と発光管1112の封止部1114との隙間への無機接着剤Cの注入及び充填を細い注入用針1052から行うことができるため、リフレクタ1114の底部1040と発光管1112の封止部1114との隙間に無機接着剤Cを正確かつ円滑に注入及び充填することが可能になり、光源ランプ1110を生産性よく製造することが可能になると考えられる。
しかしながら、無機接着剤は粘度が高く固化し易いため、注入用針をむやみに細くすると注入用針の中で無機接着剤が詰まってしまい、リフレクタの底部と発光管の封止部との隙間に無機接着剤を円滑に注入及び充填することができないという問題がある。
その一方で、太い注入用針を用いたのでは、リフレクタの底部と発光管の封止部との隙間に注入用針を円滑に挿入することが困難になり、やはり、リフレクタの底部と発光管の封止部との隙間に無機接着剤を円滑に注入及び充填することができないという問題がある。
その一方で、太い注入用針を用いたのでは、リフレクタの底部と発光管の封止部との隙間に注入用針を円滑に挿入することが困難になり、やはり、リフレクタの底部と発光管の封止部との隙間に無機接着剤を円滑に注入及び充填することができないという問題がある。
そこで、本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、光源ランプを生産性よく製造するために、リフレクタの底部と発光管の封止部との隙間に無機接着剤を注入及び充填する作業を注入用針を用いて行う場合において、リフレクタの底部と発光管の封止部との隙間に無機接着剤を正確かつ円滑に注入及び充填することができ、もって、光源ランプを生産性よく製造することが可能な光源ランプの製造方法及び生産性よく製造することが可能な構造を有する光源ランプを提供することを目的とする。また、そのような光源ランプを有するプロジェクタを提供することを目的とする。
本発明の光源ランプの製造方法は、管球部及び前記管球部の両側から延出された一対の封止部を有する発光管と、前記発光管からの光を被照明領域側に向けて反射する反射鏡部及び前記発光管における前記一対の封止部のうちいずれか一方の封止部を挿入して固定するための底部を有するリフレクタとを準備する第1工程と、前記リフレクタの前記底部と前記発光管における前記一方の封止部との隙間に、0.86mm以上の内径及び1.85mm以下の外径を有する注入用針を用いて無機接着剤を注入及び充填して固定する第2工程とを含むことを特徴とする。
このため、本発明の光源ランプの製造方法によれば、光源ランプを生産性よく製造するために、リフレクタの底部と発光管の封止部との隙間に無機接着剤を注入及び充填する作業を注入用針を用いて行う場合において、リフレクタの底部と発光管の封止部との隙間に無機接着剤を正確かつ円滑に注入及び充填することができるようになる。その結果、光源ランプを生産性よく製造することが可能になる。
すなわち、0.86mm未満の内径を有する注入用針を用いた場合には、注入用針の中で無機接着剤が詰まり易くなり、リフレクタの底部と発光管の封止部との隙間に無機接着剤を円滑に注入及び充填することが困難になるからである。
一方、1.85mmを超える外径を有する注入用針を用いた場合には、リフレクタの底部と発光管の封止部との隙間に注入用針を円滑に挿入することが困難になり、やはり、リフレクタの底部と発光管の封止部との隙間に無機接着剤を円滑に注入及び充填することが困難になるからである。
一方、1.85mmを超える外径を有する注入用針を用いた場合には、リフレクタの底部と発光管の封止部との隙間に注入用針を円滑に挿入することが困難になり、やはり、リフレクタの底部と発光管の封止部との隙間に無機接着剤を円滑に注入及び充填することが困難になるからである。
この観点からいえば、本発明の光源ランプの製造方法においては、0.96mm以上の内径及び1.80mm以下の外径を有する注入用針を用いて無機接着剤を注入及び充填して固定することがより好ましい。
本発明の光源ランプは、管球部及び前記管球部の両側から延出された一対の封止部を有する発光管と、前記発光管からの光を被照明領域側に向けて反射する反射鏡部及び前記発光管における前記一対の封止部のうちいずれか一方の封止部を挿入して固定するための底部を有するリフレクタとを有し、前記発光管における前記一方の封止部が無機接着剤によって前記リフレクタの底部に固定された光源ランプにおいて、前記リフレクタの前記底部の内径をAとし、前記発光管における前記一方の封止部の外径をBとしたとき、「4.0mm≦A−B≦7.0mm」なる関係を満たすことを特徴とする。
このため、本発明の光源ランプによれば、光源ランプを生産性よく製造するために、リフレクタの底部と発光管の封止部との隙間に無機接着剤を注入及び充填する作業を注入用針を用いて行う場合において、リフレクタの底部と発光管の封止部との隙間に無機接着剤を正確かつ円滑に注入及び充填することができるようになる。その結果、光源ランプを生産性よく製造することが可能になる。
すなわち、リフレクタの底部と発光管の封止部との隙間に無機接着剤を円滑に注入及び充填するためには、所定の注入用針(0.86mm以上の内径及び1.85mm以下の外径を有する注入用針)を用いることが有効であるが、リフレクタの底部と発光管の封止部との隙間が狭く、A−Bが4.0mm未満である場合には、やはり、リフレクタの底部と発光管の封止部との隙間に注入用針を円滑に挿入することが困難になり、リフレクタの底部と発光管の封止部との隙間に無機接着剤を円滑に注入及び充填することが困難になるからである。
一方、リフレクタの底部と発光管の封止部との隙間が広く、A−Bが7.0mmを超える場合には、反射鏡部の面積が狭くなってしまい、光源ランプの反射効率が低下してしまうからであり、リフレクタの底部と発光管の封止部との隙間に無機接着剤をうまく充填することが困難になるからである。
一方、リフレクタの底部と発光管の封止部との隙間が広く、A−Bが7.0mmを超える場合には、反射鏡部の面積が狭くなってしまい、光源ランプの反射効率が低下してしまうからであり、リフレクタの底部と発光管の封止部との隙間に無機接着剤をうまく充填することが困難になるからである。
この観点からいえば、本発明の光源ランプにおいては、4.5mm≦A−B≦6.5mmなる関係を満たすことがより好ましい。
本発明のプロジェクタは、光源ランプと、前記光源ランプからの光を変調する電気光学変調装置と、前記電気光学変調装置で変調された光を投写する投写光学系とを有するプロジェクタにおいて、前記光源ランプは、上記した本発明の光源ランプの製造方法により製造された光源ランプであることを特徴とする。
このため、本発明のプロジェクタは、生産性よく製造することが可能な光源ランプの製造方法によって製造された光源ランプを有するプロジェクタであるため、製造コストが安価で品質の安定したプロジェクタとなる。
本発明のプロジェクタは、光源ランプと、前記光源ランプからの光を変調する電気光学変調装置と、前記電気光学変調装置で変調された光を投写する投写光学系とを有するプロジェクタにおいて、前記光源ランプは、上記した本発明の光源ランプであることを特徴とする。
このため、本発明のプロジェクタは、生産性よく製造することが可能な構造を有する光源ランプを有するプロジェクタであるため、製造コストが安価で品質の安定したプロジェクタとなる。
以下、本発明の光源ランプの製造方法、光源ランプ及びプロジェクタについて、図に示す実施の形態に基づいて説明する。
〔実施形態1〕
まず、実施形態1に係る光源ランプ及びその製造方法について、図1及び図2を用いて説明する。
図1及び図2は、実施形態1に係る光源ランプ110を説明するために示す図である。図1(a)は光源ランプ110を示す断面図であり、図1(b)は光源ランプ110を組み立てる様子を示す図である。図2(a)は光源ランプ110の構造を示す断面図であり、図2(b)はリフレクタ114の底部42と発光管112の封止部14と注入用針52との関係を示す図である。
まず、実施形態1に係る光源ランプ及びその製造方法について、図1及び図2を用いて説明する。
図1及び図2は、実施形態1に係る光源ランプ110を説明するために示す図である。図1(a)は光源ランプ110を示す断面図であり、図1(b)は光源ランプ110を組み立てる様子を示す図である。図2(a)は光源ランプ110の構造を示す断面図であり、図2(b)はリフレクタ114の底部42と発光管112の封止部14と注入用針52との関係を示す図である。
実施形態1に係る光源ランプ110は、図1(a)に示すように、発光管112と、発光管112からの光を被照明領域側に向けて反射するリフレクタ114とを有している。
発光管112は、図1(a)に示すように、発光物質が封入された管内に一対の電極20,20’が対向して配置された管球部12と、一対の電極20,20’のそれぞれに電気的に接続された一対の金属箔22,22’と、管球部12から延在し、一対の金属箔22,22’のそれぞれを封止する一対の封止部14,14’と、一対の金属箔22,22’における一対の電極20,20’が接続される側とは反対側にそれぞれ電気的に接続された一対のリード線24,24’とを有している。
なお、発光管112の構成要素の条件等を例示的に示すと、管球部12及び封止部14,14’は、例えば石英ガラス製であり、管球部12内には、水銀、希ガス及び少量のハロゲンが封入されている。電極20,20’は、例えばタングステン電極であり、金属箔22,22’は、例えばモリブデン箔である。リード線24,24’は、例えばモリブデン又はタングステンから構成されている。
また、発光管112としては、高輝度発光する種々の発光管を採用でき、例えばメタルハライドランプ、高圧水銀ランプ、超高圧水銀ランプ等を採用できる。
また、発光管112としては、高輝度発光する種々の発光管を採用でき、例えばメタルハライドランプ、高圧水銀ランプ、超高圧水銀ランプ等を採用できる。
リフレクタ114は、図1(b)に示すように、発光管112からの光を被照明領域側(封止部14’側)に向けて反射する反射鏡部40と、発光管112の封止部14を挿入して固定するための底部42とを有している。
なお、リフレクタ114としては、回転楕円面からなる凹面を有する楕円面リフレクタを用いている。
なお、リフレクタ114としては、回転楕円面からなる凹面を有する楕円面リフレクタを用いている。
実施形態1に係る光源ランプ110は、リフレクタ114の底部42に発光管112の封止部14を挿入した状態で、リフレクタ114の底部42と発光管112の封止部14との隙間に、無機接着剤Cを注入及び充填して固化することにより製造されている。
実施形態1に係る光源ランプの製造方法は、上記の光源ランプ110を製造するための製造方法である。
実施形態1に係る光源ランプの製造方法は、発光管112及びリフレクタ114を準備する第1工程と、リフレクタ114の底部42と発光管112における一方の封止部14との隙間に、所定の内径及び外径に設定された注入用針52を有する無機接着剤注入装置50を用いて、無機接着剤Cを注入及び充填して固定する第2工程とを含むことを特徴としている。
以下、上記第2工程で用いる無機接着剤注入装置50について、詳細に説明する。
実施形態1に係る光源ランプの製造方法は、発光管112及びリフレクタ114を準備する第1工程と、リフレクタ114の底部42と発光管112における一方の封止部14との隙間に、所定の内径及び外径に設定された注入用針52を有する無機接着剤注入装置50を用いて、無機接着剤Cを注入及び充填して固定する第2工程とを含むことを特徴としている。
以下、上記第2工程で用いる無機接着剤注入装置50について、詳細に説明する。
実施形態1に係る光源ランプの製造方法に用いる無機接着剤注入装置50は、リフレクタ114の底部42と発光管112における一方の封止部14との隙間に無機接着剤Cを注入及び充填するための装置であり、先端に注入用針52が取り付けられている。
注入用針52としては、0.86mm以上の内径及び1.85mm以下の外径を有する注入用針を用いている。
注入用針52としては、0.86mm以上の内径及び1.85mm以下の外径を有する注入用針を用いている。
表1は、注入用針の内径及び外径の違いによる無機接着剤の詰まりにくさ及び注入用針の挿入し易さについて評価した表である。なお、表1中の「評価1」とは、注入用針内における無機接着剤の詰まりにくさを評価したものであり、「×」は無機接着剤が詰まり易いことを表し、「○」は無機接着剤が詰まりにくいことを表し、「◎」は無機接着剤がさらに詰まりにくいことを表している。また、「評価2」とは、リフレクタの底部と発光管の封止部との隙間に注入用針を挿入する際の挿入のし易さを評価したものであり、「×」は挿入しにくいことを表し、「○」は挿入し易いことを表し、「◎」はさらに挿入し易いことを表している。
実施形態1に係る光源ランプの製造方法において、0.86mm未満の内径を有する注入用針を用いた場合(表1のNo.1の場合)には、注入用針の中で無機接着剤Cが詰まり易くなり、リフレクタ114の底部42と発光管112の封止部14との隙間に無機接着剤Cを円滑に注入及び充填することが困難になる。これに対し、0.86mm以上の内径を有する注入用針を用いた場合(表1のNo.2〜No.8の場合)には、注入用針の中で無機接着剤Cが詰まりにくくなり、リフレクタ114の底部42と発光管112の封止部14との隙間に無機接着剤Cを円滑に注入及び充填することが可能となる。
また、1.85mmを超える外径を有する注入用針を用いた場合(表1のNo.8の場合)には、リフレクタ114の底部42と発光管112の封止部14との隙間に注入用針を円滑に挿入することが困難になり、やはり、リフレクタ114の底部42と発光管112の封止部14との隙間に無機接着剤Cを円滑に注入及び充填することが困難になる。これに対し、1.85mm以下の外径を有する注入用針を用いた場合(表1のNo.1〜No.7の場合)には、リフレクタ114の底部42と発光管112の封止部14との隙間に注入用針を円滑に挿入することができ、リフレクタ114の底部42と発光管112の封止部14との隙間に無機接着剤Cを円滑に注入及び充填することが可能となる。
これらの観点を踏まえ、実施形態1に係る光源ランプの製造方法においては、注入用針52として、0.86mm以上の内径及び1.85mm以下の外径を有する注入用針を用いることが好ましい。
このように、実施形態1に係る光源ランプの製造方法は、上記したように、発光管112及びリフレクタ114を準備する第1工程と、リフレクタ114の底部42と発光管112における封止部14との隙間に、0.86mm以上の内径及び1.85mm以下の外径を有する注入用針52を用いて無機接着剤Cを注入及び充填して固定する第2工程とを含むことを特徴としている。
このため、実施形態1に係る光源ランプの製造方法によれば、光源ランプを生産性よく製造するために、リフレクタの底部と発光管の封止部との隙間に無機接着剤Cを注入及び充填する作業を注入用針52を用いて行う場合において、リフレクタ114の底部42と発光管112の封止部14との隙間に無機接着剤Cを正確かつ円滑に注入及び充填することができるようになる。その結果、光源ランプ110を生産性よく製造することが可能になる。
なお、実施形態1に係る光源ランプの製造方法においては、注入用針52として、0.86mm以上の内径及び1.85mm以下の外径を有する注入用針を用いることが好ましいと説明したが、例えば、1.19mmの内径及び1.70mmの外径を有する注入用針を好適に用いることができる。
上記した実施形態1に係る光源ランプの製造方法によって製造される光源ランプ110においては、以下のような特徴を有している。
すなわち、実施形態1に係る光源ランプ110においては、図2(a)に示すように、リフレクタ114の底部42の内径をAとし、発光管112における封止部14の外径をBとしたとき、「4.0mm≦A−B≦7.0mm」なる関係を満たしている。
すなわち、実施形態1に係る光源ランプ110においては、図2(a)に示すように、リフレクタ114の底部42の内径をAとし、発光管112における封止部14の外径をBとしたとき、「4.0mm≦A−B≦7.0mm」なる関係を満たしている。
表2は、A−Bの値の違いによる注入用針の挿入し易さ並びに光源ランプの反射効率及び無機接着剤の充填性について評価した表である。なお、表2中の「評価1」とは、リフレクタの底部と発光管の封止部との隙間に注入用針を挿入する際の挿入のし易さを評価したものであり、「×」は挿入しにくいことを表し、「○」は挿入し易いことを表し、「◎」はさらに挿入し易いことを表している。また、「評価2」とは、光源ランプの反射効率及び無機接着剤の充填性を評価したものであり、「×」は反射効率や充填性の低下があることを表し、「○」は反射効率や充填性の低下が少ないことを表し、「◎」は反射効率や充填性の低下がさらに少ないことを表している。
実施形態1に係る光源ランプ110においては、リフレクタ114の底部42と発光管112の封止部14との隙間に無機接着剤Cを円滑に注入及び充填する際に、上記した注入用針52(0.86mm以上の内径及び1.85mm以下の外径を有する注入用針)を用いることとしている。このため、リフレクタ114の底部42と発光管112の封止部14との隙間が狭い場合、すなわちA−Bの値が4.0mm未満である場合(表2のNo.1の場合)には、リフレクタ114の底部42と発光管112の封止部14との隙間に注入用針52を円滑に挿入することが困難になり、リフレクタ114の底部42と発光管112の封止部14との隙間に無機接着剤Cを円滑に注入及び充填することが困難になる。これに対し、A−Bの値が4.0mm以上である場合(表2のNo.2〜No.8の場合)には、リフレクタ114の底部42と発光管112の封止部14との隙間に注入用針52を円滑に挿入することができ、リフレクタ114の底部42と発光管112の封止部14との隙間に無機接着剤Cを円滑に注入及び充填することが可能となる。
また、リフレクタ114の底部42と発光管112の封止部14との隙間が広い場合、すなわちA−Bの値が7.0mmを超える場合(表2のNo.8の場合)には、反射鏡部40の面積が狭くなってしまうため、光源ランプ110の反射効率が低下してしまう。また、リフレクタ114の底部42と発光管112の封止部14との隙間に無機接着剤Cをうまく充填することが困難になる。これに対し、A−Bの値が7.0mm以下の場合(表2のNo.1〜No.7の場合)には、反射鏡部40の面積が狭くなってしまうことはないため、光源ランプ110の反射効率が低下してしまうこともない。また、リフレクタ114の底部42と発光管112の封止部14との隙間に無機接着剤Cをうまく充填することが可能となる。
これらの観点を踏まえ、実施形態1に係る光源ランプ110においては、「4.0mm≦A−B≦7.0mm」なる関係を満たすように構成することが好ましい。
このように、実施形態1に係る光源ランプ110は、上記したように、リフレクタ114の底部42の内径をAとし、発光管112における封止部14の外径をBとしたとき、「4.0mm≦A−B≦7.0mm」なる関係を満たすことを特徴としている。
このため、実施形態1に係る光源ランプ110によれば、光源ランプを生産性よく製造するために、リフレクタの底部と発光管の封止部との隙間に無機接着剤Cを注入及び充填する作業を注入用針52を用いて行う場合において、リフレクタ114の底部42と発光管112の封止部14との隙間に無機接着剤Cを正確かつ円滑に注入及び充填することができるようになる。その結果、光源ランプ110を生産性よく製造することが可能になる。
なお、実施形態1に係る光源ランプ110においては、「4.0mm≦A−B≦7.0mm」なる関係を満たすように構成することが好ましいと説明したが、例えば、A−Bの値を6.0mmに設定した光源ランプを好適に用いることができる。
次に、実施形態1に係るプロジェクタについて、図3を用いて説明する。図3は、実施形態1に係るプロジェクタ700の光学系を上面から見た図である。
なお、以下の説明においては、互いに直交する3つの方向をそれぞれz軸方向(図3における照明光軸100ax方向)、x軸方向(図3における紙面に平行かつz軸に直交する方向)及びy軸方向(図3における紙面に垂直かつz軸に直交する方向)とする。
なお、以下の説明においては、互いに直交する3つの方向をそれぞれz軸方向(図3における照明光軸100ax方向)、x軸方向(図3における紙面に平行かつz軸に直交する方向)及びy軸方向(図3における紙面に垂直かつz軸に直交する方向)とする。
実施形態1に係るプロジェクタ700は、図3に示すように、照明装置100と、照明装置100からの光を画像情報に応じて変調する電気光学変調装置としての液晶装置400R,400G,400Bと、液晶装置400R,400G,400Bで変調された光を投写する投写光学系600とを有するプロジェクタである。
照明装置100は、上記した光源ランプ110と、光源ランプ110からの集束光を略平行な光に変換する凹レンズ118と、凹レンズ118(光源ランプ110)からの光の強度分布を均一にするための第1レンズアレイ120及び第2レンズアレイ130と、第2レンズアレイ130からの偏光方向の揃っていない光を略1種類の直線偏光に揃える偏光変換素子140と、偏光変換素子140からの光を被照明領域上で重畳する重畳レンズ150とを有している。
照明装置100と液晶装置400R,400G,400Bとの間には、照明装置100からの光を赤色光、緑色光及び青色光に分離して3つの液晶装置400R,400G,400Bに導くための色分離導光光学系200が設けられている。この色分離導光光学系200は、2つのダイクロイックミラー210,220と、反射ミラー230,240,250と、入射側レンズ270と、リレーレンズ280とを有している。各液晶装置400R,400G,400Bの光入射側には、フィールドレンズ260R,260G,260Bがそれぞれ配置されている。
液晶装置400R,400G,400Bにおいて変調された各色光は、クロスダイクロイックプリズム500で合成される。クロスダイクロイックプリズム500において合成された合成光は、投写光学系600に向かって射出される。
投写光学系600は、クロスダイクロイックプリズム500からの合成光を表示画像としてスクリーンSCR等の投写面に投写するように構成されている。
このように、実施形態1に係るプロジェクタ700は、生産性よく製造することが可能な構造を有する光源ランプ110を有するプロジェクタであるため、製造コストが安価で品質の安定したプロジェクタとなる。
〔実施形態2〕
図4は、実施形態2に係る光源ランプ110Aを説明するために示す図である。図4(a)は光源ランプ110Aの構造を示す断面図であり、図4(b)は注入用針52を用いて無機接着剤Cを注入及び充填する作業を説明するために示す図である。なお、図4(a)及び図4(b)において、図1(a)及び図2(a)と同一の部材については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図4は、実施形態2に係る光源ランプ110Aを説明するために示す図である。図4(a)は光源ランプ110Aの構造を示す断面図であり、図4(b)は注入用針52を用いて無機接着剤Cを注入及び充填する作業を説明するために示す図である。なお、図4(a)及び図4(b)において、図1(a)及び図2(a)と同一の部材については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
実施形態2に係る光源ランプ110Aは、リフレクタ114Aの底部42Aの構造が、実施形態1に係る光源ランプ110の場合とは異なっている。
すなわち、実施形態1に係る光源ランプ110においては、図2(a)に示したように、リフレクタ114の底部42の内径はいずれの位置においても同じとなるような構造を有しているのに対し、実施形態2に係る光源ランプ110Aにおいては、図4(a)に示すように、リフレクタ114Aの底部42Aの内径がそれぞれの位置で異なるような構造を有している。
すなわち、実施形態1に係る光源ランプ110においては、図2(a)に示したように、リフレクタ114の底部42の内径はいずれの位置においても同じとなるような構造を有しているのに対し、実施形態2に係る光源ランプ110Aにおいては、図4(a)に示すように、リフレクタ114Aの底部42Aの内径がそれぞれの位置で異なるような構造を有している。
この場合、図4(b)に示すように、リフレクタ114Aの底部42Aにおける被照明領域側とは反対側の端面における内径、すなわち底部42Aにおける最小内径をAとする。また、発光管112における封止部14の外径をBとする。
このとき、実施形態2に係る光源ランプ110Aにおいては、A−Bの値が6mmとなるように光源ランプを構成している。
このとき、実施形態2に係る光源ランプ110Aにおいては、A−Bの値が6mmとなるように光源ランプを構成している。
このように、実施形態2に係る光源ランプ110Aは、実施形態1に係る光源ランプ110とは、リフレクタの底部の構造が異なっているが、実施形態1に係る光源ランプ110の場合と同様に、リフレクタ114Aの底部42Aの内径(最小内径)をAとし、発光管112における封止部14の外径をBとしたとき、「4.0mm≦A−B≦7.0mm」なる関係を満たすことを特徴としている。
このため、実施形態2に係る光源ランプ110Aによれば、光源ランプを生産性よく製造するために、リフレクタの底部と発光管の封止部との隙間に無機接着剤Cを注入及び充填する作業を注入用針52を用いて行う場合において、リフレクタ114Aの底部42Aと発光管112の封止部14との隙間に無機接着剤Cを正確かつ円滑に注入及び充填することができるようになる。その結果、光源ランプ110Aを生産性よく製造することが可能になる。
以上、本発明の光源ランプの製造方法、光源ランプ及びプロジェクタを上記の各実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記の各実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
上記各実施形態の光源ランプ110,110Aは、リフレクタ114,114Aとして、楕円面リフレクタを用いているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば放物面リフレクタを用いてもよい。
また、上記実施形態1においては、本発明の光源ランプ110をプロジェクタ700に搭載していたが、本発明はこれに限られるものではなく、本発明の光源ランプを他の光学機器に搭載してもよい。
また、上記実施形態1に係るプロジェクタ700において、3つの液晶装置400R,400G,400Bを用いたプロジェクタを例示して説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、1つ、2つ又は4つ以上の液晶装置を用いたプロジェクタにも適用可能である。
また、上記実施形態1に係るプロジェクタ700は、電気光学変調装置として液晶装置を用いているが、本発明はこれに限定されるものではない。電気光学変調装置としては、一般に、画像情報に応じて入射光を変調するものであればよく、マイクロミラー型光変調装置などを利用してもよい。マイクロミラー型光変調装置としては、例えば、DMD(デジタルマイクロミラーデバイス)(TI社の商標)を用いることができる。
また、本発明は、投写画像を観察する側から投写するフロント投写型プロジェクタに適用する場合にも、投写画像を観察する側とは反対の側から投写するリア投写型プロジェクタに適用する場合にも可能である。
12,1012…管球部、14,14’,1014,1014’…封止部、20,20’,1020,1020’…電極、22,22’,1022,1022’…金属箔、24,24’,1024,1024’…リード線、40,40A,1040…反射鏡部、42,42A,1042…底部、50,1050…無機接着剤注入装置、52,1052…注入用針、100…照明装置、100ax…照明光軸、110,110A,1110…光源ランプ、112,1112…発光管、114,114A,1114…リフレクタ、118…凹レンズ、120…第1レンズアレイ、130…第2レンズアレイ、140…偏光変換素子、150…重畳レンズ、200…色分離導光光学系、210,220…ダイクロイックミラー、230,240,250…反射ミラー、260R,260G,260B…フィールドレンズ、270…入射側レンズ、280…リレーレンズ、400R,400G,400B…液晶装置、500…クロスダイクロイックプリズム、600…投写光学系、700…プロジェクタ、A…リフレクタにおける底部の内径、B…発光管における一方の封止部の外径、C…無機接着剤、D0…注入用針の外径、D1…注入用針の内径、SCR…スクリーン
Claims (4)
- 管球部及び前記管球部の両側から延出された一対の封止部を有する発光管と、前記発光管からの光を被照明領域側に向けて反射する反射鏡部及び前記発光管における前記一対の封止部のうちいずれか一方の封止部を挿入して固定するための底部を有するリフレクタとを準備する第1工程と、
前記リフレクタの前記底部と前記発光管における前記一方の封止部との隙間に、0.86mm以上の内径及び1.85mm以下の外径を有する注入用針を用いて無機接着剤を注入及び充填して固定する第2工程とを含むことを特徴とする光源ランプの製造方法。 - 管球部及び前記管球部の両側から延出された一対の封止部を有する発光管と、前記発光管からの光を被照明領域側に向けて反射する反射鏡部及び前記発光管における前記一対の封止部のうちいずれか一方の封止部を挿入して固定するための底部を有するリフレクタとを有し、前記発光管における前記一方の封止部が無機接着剤によって前記リフレクタの底部に固定された光源ランプにおいて、
前記リフレクタの前記底部の内径をAとし、前記発光管における前記一方の封止部の外径をBとしたとき、「4.0mm≦A−B≦7.0mm」なる関係を満たすことを特徴とする光源ランプ。 - 光源ランプと、前記光源ランプからの光を変調する電気光学変調装置と、前記電気光学変調装置で変調された光を投写する投写光学系とを有するプロジェクタにおいて、
前記光源ランプは、請求項1に記載の光源ランプの製造方法により製造された光源ランプであることを特徴とするプロジェクタ。 - 光源ランプと、前記光源ランプからの光を変調する電気光学変調装置と、前記電気光学変調装置で変調された光を投写する投写光学系とを有するプロジェクタにおいて、
前記光源ランプは、請求項2に記載の光源ランプであることを特徴とするプロジェクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005046592A JP2006236645A (ja) | 2005-02-23 | 2005-02-23 | 光源ランプの製造方法、光源ランプ及びプロジェクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005046592A JP2006236645A (ja) | 2005-02-23 | 2005-02-23 | 光源ランプの製造方法、光源ランプ及びプロジェクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006236645A true JP2006236645A (ja) | 2006-09-07 |
Family
ID=37044071
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005046592A Withdrawn JP2006236645A (ja) | 2005-02-23 | 2005-02-23 | 光源ランプの製造方法、光源ランプ及びプロジェクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006236645A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20120013250A1 (en) * | 2010-07-16 | 2012-01-19 | Osram Gesellschaft Mit Beschraenkter Haftung | Ultra-high-pressure mercury lamp |
-
2005
- 2005-02-23 JP JP2005046592A patent/JP2006236645A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20120013250A1 (en) * | 2010-07-16 | 2012-01-19 | Osram Gesellschaft Mit Beschraenkter Haftung | Ultra-high-pressure mercury lamp |
US8227971B2 (en) * | 2010-07-16 | 2012-07-24 | Osram Ag | Ultra-high-pressure mercury lamp |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100685579B1 (ko) | 램프 장치 및 그것을 구비한 프로젝터 | |
JP4586743B2 (ja) | プロジェクタ | |
JP2006030494A (ja) | 光源装置、およびプロジェクタ | |
JPWO2004085915A1 (ja) | 光源装置、及びプロジェクタ | |
JP4020094B2 (ja) | 光源装置、およびプロジェクタ | |
US7364312B2 (en) | Light source lamp and projector | |
JP2006236645A (ja) | 光源ランプの製造方法、光源ランプ及びプロジェクタ | |
JP4155258B2 (ja) | ランプ装置及びその製造方法並びにランプ装置を備えたプロジェクタ | |
JP2006236643A (ja) | 発光管、光源ランプ、プロジェクタ及び光源ランプの製造方法 | |
JP2006236644A (ja) | トリガー線付き発光管の製造方法、光源ランプ及びプロジェクタ | |
JP4380382B2 (ja) | 光源装置、およびプロジェクタ | |
JP2007294338A (ja) | 照明装置及びプロジェクタ | |
JP2005164897A (ja) | 光源ランプおよびその製造方法、並びにプロジェクター | |
JP2005283707A (ja) | ランプ装置の製造方法、ランプ装置並びにプロジェクタ | |
JP5732862B2 (ja) | プロジェクター | |
JP2007227206A (ja) | 光源装置及びプロジェクタ | |
JP2005268155A (ja) | 光源ランプおよびその製造方法、並びにプロジェクター | |
JP2009140628A (ja) | 光源用ランプ、およびプロジェクタ | |
JP2004363019A (ja) | 光源ランプおよびこれを備えたプロジェクタ | |
JP2006308720A (ja) | プロジェクタ | |
JP2005266643A (ja) | ランプ装置、その製造方法並びにプロジェクタ | |
JP2011181432A (ja) | 光源装置およびプロジェクター | |
WO2010050112A1 (ja) | 光源装置及びプロジェクタ | |
JP2016130755A (ja) | 光源装置、プロジェクター | |
JP2011181430A (ja) | 光源装置およびプロジェクター |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20070404 |
|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080513 |