JP2006236538A - 記録再生方法、および記録再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 バックアップデータのサイズが小さいながらもその品質が高く、かつユーザ
ーにかかるバックアップの作業負担が少なく、かつデータの保全性が高いバックアップ方
法および前記バックアップ方法を備えた記憶再生装置。
【解決手段】
ユーザーが番組を録画する際に、録画データのバックアップを行なうかどうかの判断と
、バックアップデータの作成とを、ハードディスクレコーダ60が自動的に行う。また、
バックアップ用データを通常の録画データとは物理的に隔離された領域に記憶する。また
バックアップデータを、高品質の圧縮方法、もしくはDVD録画用フォーマットで圧縮を
行なうことにより、バックアップデータのサイズを削減するとともに、DVD録画にかか
る処理時間を短縮する。
【選択図】 図1
ーにかかるバックアップの作業負担が少なく、かつデータの保全性が高いバックアップ方
法および前記バックアップ方法を備えた記憶再生装置。
【解決手段】
ユーザーが番組を録画する際に、録画データのバックアップを行なうかどうかの判断と
、バックアップデータの作成とを、ハードディスクレコーダ60が自動的に行う。また、
バックアップ用データを通常の録画データとは物理的に隔離された領域に記憶する。また
バックアップデータを、高品質の圧縮方法、もしくはDVD録画用フォーマットで圧縮を
行なうことにより、バックアップデータのサイズを削減するとともに、DVD録画にかか
る処理時間を短縮する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、映像および音声のデジタルデータを記録、再生する記録再生方法、およびハ
ードディスクレコーダ等の記録再生装置に関するものである。
ードディスクレコーダ等の記録再生装置に関するものである。
近年、デジタル放送により配信されるデジタル音声データおよびデジタル映像データを
受信するデジタルチューナーの開発が進められている。前記デジタルチューナーは、MP
EG2−TS等の圧縮方式で圧縮されたデジタルデータを受信し、データを劣化させるこ
となく外部装置(例えばモニター)に出力することを特徴としている。
受信するデジタルチューナーの開発が進められている。前記デジタルチューナーは、MP
EG2−TS等の圧縮方式で圧縮されたデジタルデータを受信し、データを劣化させるこ
となく外部装置(例えばモニター)に出力することを特徴としている。
前記デジタルチューナーの開発に伴い、デジタルチューナーが受信したデジタルデータ
を変質、劣化させることなく、直接デジタル方式で記録する記録再生装置(例えばバード
ディスクレコーダ)の開発が進められている。前記記録再生装置を用いれば、ユーザーは
常に、番組放送時と同レベルの画質および音質で番組を視聴することが可能である。また
従来のビデオテープ等を用いたアナログ方式の記録再生方式に比べ、何回再生処理を行な
っても映像及び音声の品質が劣化しないという特徴を持っている。
を変質、劣化させることなく、直接デジタル方式で記録する記録再生装置(例えばバード
ディスクレコーダ)の開発が進められている。前記記録再生装置を用いれば、ユーザーは
常に、番組放送時と同レベルの画質および音質で番組を視聴することが可能である。また
従来のビデオテープ等を用いたアナログ方式の記録再生方式に比べ、何回再生処理を行な
っても映像及び音声の品質が劣化しないという特徴を持っている。
しかしながら映像および音声のデジタルデータは、文字データ等に比較して一データあ
たりのサイズ(データ容量)が非常に大きいため、記録再生装置は容量の大きい記録媒体
を内蔵する必要がある。一方において近年、磁気記憶装置(例えばハードディスク)の大
容量化およびコストダウン化が進んでいる。このため、ハードディスクを記録媒体として
用いた記録再生装置(ハードディスクレコーダ)が普及し始めている。
たりのサイズ(データ容量)が非常に大きいため、記録再生装置は容量の大きい記録媒体
を内蔵する必要がある。一方において近年、磁気記憶装置(例えばハードディスク)の大
容量化およびコストダウン化が進んでいる。このため、ハードディスクを記録媒体として
用いた記録再生装置(ハードディスクレコーダ)が普及し始めている。
ハードディクスレコーダは、デジタルチューナー等の外部装置から送られてくるデジタ
ルデータ(このデータは所定の圧縮方式で圧縮されている)を、さらに圧縮や変調などの
変換処理を行わず、そのまま記録媒体(ハードディスク)に高速に記録することを特徴と
している。また記録したデータを用いて再生処理を行う際に、従来のビデオテープ方式と
比較して、高速な頭出し処理や編集処理が可能である。
ルデータ(このデータは所定の圧縮方式で圧縮されている)を、さらに圧縮や変調などの
変換処理を行わず、そのまま記録媒体(ハードディスク)に高速に記録することを特徴と
している。また記録したデータを用いて再生処理を行う際に、従来のビデオテープ方式と
比較して、高速な頭出し処理や編集処理が可能である。
その反面、ハードディスクは、ビデオテープやDVDなどの記憶媒体に比べて衝撃や磁
気の影響に弱いという欠点があり、耐久性、信頼性の面では前記の各種記録媒体に劣る。
そのため従来は、ハードディスク内のデータを外部記憶媒体(例えばDVD、CD−R、
DAT等)に複製する方法や、複数のハードディスクを用いたミラーリング(同内容のデ
ータを複数の記憶媒体間で同期しながら記憶する)処理により、データの保全性を高めて
いるものがあった。
気の影響に弱いという欠点があり、耐久性、信頼性の面では前記の各種記録媒体に劣る。
そのため従来は、ハードディスク内のデータを外部記憶媒体(例えばDVD、CD−R、
DAT等)に複製する方法や、複数のハードディスクを用いたミラーリング(同内容のデ
ータを複数の記憶媒体間で同期しながら記憶する)処理により、データの保全性を高めて
いるものがあった。
しかしながら外部記憶媒体への複製は、外部記憶媒体のコストがかかるとともに、ユー
ザーが逐次バックアップ作業を行なわなければならないという問題があった。またミラー
リング処理については、使用する記憶媒体の数を増やすとともに、記憶媒体を収納するだ
けのサイズを記録再生装置に設ける必要があり、コスト面やサイズ面で犠牲となる部分が
大きかった。
ザーが逐次バックアップ作業を行なわなければならないという問題があった。またミラー
リング処理については、使用する記憶媒体の数を増やすとともに、記憶媒体を収納するだ
けのサイズを記録再生装置に設ける必要があり、コスト面やサイズ面で犠牲となる部分が
大きかった。
上記の問題を解決するための発明として、特許文献1では、ミラーリング処理の際に作
成する複製データ(バックアップデータ)を、複製元データよりも低いビットレートで再
変換(ダウンコンバート)して作成し、これによりバックアップデータのサイズを削減し
、ハードウェア資源(ハードディスクの残容量)を有効に活用するという方法が開示され
ている。
特公平6−32976号公報
成する複製データ(バックアップデータ)を、複製元データよりも低いビットレートで再
変換(ダウンコンバート)して作成し、これによりバックアップデータのサイズを削減し
、ハードウェア資源(ハードディスクの残容量)を有効に活用するという方法が開示され
ている。
しかしながら前記特許文献1では、バックアップデータはバックアップ元のデータをダ
ウンコンバートして作成されているため、バックアップデータの画質と音質が劣化してい
た。このため、必ずしもユーザーが満足するレベルのバックアップデータを作成できると
は限らなかった。
ウンコンバートして作成されているため、バックアップデータの画質と音質が劣化してい
た。このため、必ずしもユーザーが満足するレベルのバックアップデータを作成できると
は限らなかった。
また例えば、録画データが破損してしまい、なおかつユーザーがその録画データを用い
たDVD録画を行おうとした場合、バックアップデータを用いてDVD録画を行なわざる
をえなくなる。しかしこの場合、バックアップデータを再度、DVD録画用フォーマット
に変換するため、データに対する変換作業が二度行なわれ、通常よりもさらに画質が劣化
するという問題が発生する。
たDVD録画を行おうとした場合、バックアップデータを用いてDVD録画を行なわざる
をえなくなる。しかしこの場合、バックアップデータを再度、DVD録画用フォーマット
に変換するため、データに対する変換作業が二度行なわれ、通常よりもさらに画質が劣化
するという問題が発生する。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、バックアップデータのサ
イズ(データ容量)が小さいながらもその品質が高く、かつユーザーにかかるバックアッ
プの作業負担が少なく、かつデータの保全性が高いバックアップ方法を備えた記録再生方
法および記録再生装置を提供することを目的とする。
イズ(データ容量)が小さいながらもその品質が高く、かつユーザーにかかるバックアッ
プの作業負担が少なく、かつデータの保全性が高いバックアップ方法を備えた記録再生方
法および記録再生装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の録画再生方法は、
外部から入力された前記デジタルデータを非圧縮でハードディスクに記録する非圧縮デ
ータ記録工程と、
外部から入力された前記デジタルデータを圧縮してハードディスクに記録する圧縮データ
記録工程と、
前記非圧縮データを外部の画像出力装置および音声出力装置に出力する通常再生工程と、
前記圧縮データを外部の画像出力装置および音声出力装置に出力する代替再生工程と、
前記圧縮データを用いてDVD録画を実行する簡易DVD録画工程と、
上記の各種工程の実行履歴を管理情報として記録する管理工程と、
ユーザーより録画指示を受信した際に、前記非圧縮データ記録工程を実行するとともに
、前記管理情報および録画指示情報をもとに、前記圧縮データ記録工程の実行有無および
圧縮フォーマットを決定する記録方式判別工程と、
ユーザーより録画指示を受信した際に、前記管理情報および装置情報をもとに、前記非
圧縮データ記録工程および圧縮データ記録工程に用いるハードディスク領域を決定する記
録領域判別工程と、
ユーザーより再生指示を受信した際に、前記管理情報をもとに、再生対象プログラムの
非圧縮データの有無を確認し、非圧縮データが存在する場合は通常再生工程を、非圧縮デ
ータが存在しない場合は代替再生工程を実行することを決定する再生方式判別工程と、
ユーザーよりDVD録画指示を受信した際に、前記管理情報をもとに、前記圧縮データ
記録工程で作成された圧縮データの有無および圧縮フォーマットを確認し、DVD録画用
フォーマットと一致する圧縮データが存在する場合に前記簡易DVD録画工程を実行する
ことを決定するDVD録画方式判別工程と、
を備えたことを特徴としている。
外部から入力された前記デジタルデータを非圧縮でハードディスクに記録する非圧縮デ
ータ記録工程と、
外部から入力された前記デジタルデータを圧縮してハードディスクに記録する圧縮データ
記録工程と、
前記非圧縮データを外部の画像出力装置および音声出力装置に出力する通常再生工程と、
前記圧縮データを外部の画像出力装置および音声出力装置に出力する代替再生工程と、
前記圧縮データを用いてDVD録画を実行する簡易DVD録画工程と、
上記の各種工程の実行履歴を管理情報として記録する管理工程と、
ユーザーより録画指示を受信した際に、前記非圧縮データ記録工程を実行するとともに
、前記管理情報および録画指示情報をもとに、前記圧縮データ記録工程の実行有無および
圧縮フォーマットを決定する記録方式判別工程と、
ユーザーより録画指示を受信した際に、前記管理情報および装置情報をもとに、前記非
圧縮データ記録工程および圧縮データ記録工程に用いるハードディスク領域を決定する記
録領域判別工程と、
ユーザーより再生指示を受信した際に、前記管理情報をもとに、再生対象プログラムの
非圧縮データの有無を確認し、非圧縮データが存在する場合は通常再生工程を、非圧縮デ
ータが存在しない場合は代替再生工程を実行することを決定する再生方式判別工程と、
ユーザーよりDVD録画指示を受信した際に、前記管理情報をもとに、前記圧縮データ
記録工程で作成された圧縮データの有無および圧縮フォーマットを確認し、DVD録画用
フォーマットと一致する圧縮データが存在する場合に前記簡易DVD録画工程を実行する
ことを決定するDVD録画方式判別工程と、
を備えたことを特徴としている。
この構成によると、例えばユーザーからの録画指示があった際に、ハードディスクレコ
ーダー(記録再生装置)において、受信した映像および音声(デジタルデータ)をハード
ディスク(磁気記録媒体)に録画データ(非圧縮データ)として記録する。同時に、ハー
ドディスクに記憶されている管理情報を参照し、前記管理情報より録画対象番組の録画重
要度を算出し、算出された値が閾値を越える場合に、録画データを圧縮して圧縮データを
作成し、記録する。
ーダー(記録再生装置)において、受信した映像および音声(デジタルデータ)をハード
ディスク(磁気記録媒体)に録画データ(非圧縮データ)として記録する。同時に、ハー
ドディスクに記憶されている管理情報を参照し、前記管理情報より録画対象番組の録画重
要度を算出し、算出された値が閾値を越える場合に、録画データを圧縮して圧縮データを
作成し、記録する。
またこの構成によると、例えばユーザーからの録画指示があった際に、ハードディスク
の空き容量を参照し、空き容量の大きい領域に録画データを、空き容量の小さい領域に圧
縮データをそれぞれ記録する。
の空き容量を参照し、空き容量の大きい領域に録画データを、空き容量の小さい領域に圧
縮データをそれぞれ記録する。
またこの構成によると、制御部はユーザーの録画履歴を常に監視し、管理情報として記
憶する。例えば、ユーザーがどのような番組を録画したか、自動録画(ユーザーの指示に
よらない録画)により録画された番組があるか、ユーザーが録画番組に誤消去防止用の保
護をしているか、などをチェックし、管理情報として記憶する。
憶する。例えば、ユーザーがどのような番組を録画したか、自動録画(ユーザーの指示に
よらない録画)により録画された番組があるか、ユーザーが録画番組に誤消去防止用の保
護をしているか、などをチェックし、管理情報として記憶する。
またこの構成によると、例えばユーザーからの再生指示があった際に、録画データもし
くは圧縮データを外部装置(例えばモニター)へ出力することにより再生処理を行なう。
正常な録画データが存在する場合は、録画データを外部装置へ出力する。逆に何らかの理
由(例えばデータの物理的な破損)により正常な録画データが存在しない場合、制御部は
データ破損の通知をユーザーに行なうとともに、再生指示のあった番組の圧縮データを検
索し、圧縮データが存在する場合に前記圧縮データを外部装置に出力する。
くは圧縮データを外部装置(例えばモニター)へ出力することにより再生処理を行なう。
正常な録画データが存在する場合は、録画データを外部装置へ出力する。逆に何らかの理
由(例えばデータの物理的な破損)により正常な録画データが存在しない場合、制御部は
データ破損の通知をユーザーに行なうとともに、再生指示のあった番組の圧縮データを検
索し、圧縮データが存在する場合に前記圧縮データを外部装置に出力する。
またこの構成によると、例えばユーザーからのDVD録画(録画した番組のデータをD
VDメディアへコピーする)指示があった際に、ハードディスクに記録されている圧縮デ
ータのフォーマットをチェックし、DVD録画用フォーマットと一致するかどうかの判断
を行なう。フォーマットが一致する場合、そのまま圧縮データ用いてDVD録画を行なう
。一致しない場合、ユーザーに対して、DVD録画用データの作成を要求する。
VDメディアへコピーする)指示があった際に、ハードディスクに記録されている圧縮デ
ータのフォーマットをチェックし、DVD録画用フォーマットと一致するかどうかの判断
を行なう。フォーマットが一致する場合、そのまま圧縮データ用いてDVD録画を行なう
。一致しない場合、ユーザーに対して、DVD録画用データの作成を要求する。
本発明によると、録画したデジタルデータをユーザーが逐次バックアップすることなし
に、自動的にデータを圧縮して保存および管理を行なう。これにより、例えば録画データ
が破損しても、バックアップデータを用いて再生処理を行なうことが可能である。そのた
め、ユーザーはバックアップ作業を意識することなく、録画した番組を確実に視聴するこ
とができるようになっている。
に、自動的にデータを圧縮して保存および管理を行なう。これにより、例えば録画データ
が破損しても、バックアップデータを用いて再生処理を行なうことが可能である。そのた
め、ユーザーはバックアップ作業を意識することなく、録画した番組を確実に視聴するこ
とができるようになっている。
また本発明によると、バックアップデータを高品質の圧縮処理方法を用いて作成するこ
とにより、バックアップデータのサイズを減らし、記録媒体に必要とされる容量を削減す
ることにより、装置にかかるコストを削減することができる。
とにより、バックアップデータのサイズを減らし、記録媒体に必要とされる容量を削減す
ることにより、装置にかかるコストを削減することができる。
また本発明によると、バックアップデータ作成の際に、あらかじめ定められたDVD録
画用のフォーマットで圧縮するように指定することができる。これにより、ユーザーがD
VD録画を行なう際に、あらかじめ作成されていたバックアップデータをDVD録画用デ
ータに流用することにより、短時間でDVD録画を行なうことができる。
画用のフォーマットで圧縮するように指定することができる。これにより、ユーザーがD
VD録画を行なう際に、あらかじめ作成されていたバックアップデータをDVD録画用デ
ータに流用することにより、短時間でDVD録画を行なうことができる。
以下に、本発明の記録再生方法および記録再生装置について、図面を参照しつつ説明す
る。
[実施の形態]
〈1.ハードディスクレコーダの電気回路システムの要部構成について〉
ここで、ハードディスクレコーダ60の電気回路システムの要部構成を図4のブロッ
ク図を用いながら説明する。
る。
[実施の形態]
〈1.ハードディスクレコーダの電気回路システムの要部構成について〉
ここで、ハードディスクレコーダ60の電気回路システムの要部構成を図4のブロッ
ク図を用いながら説明する。
図4のブロック図に示すように、本発明のハードディスクレコーダ60は、少なくとも
、制御部11、データ入力部12、ハードディスク13、バッファメモリ14、圧縮プロ
グラム15、データ出力部16、DVDメディアスロット17、操作ボタン群21、フロ
ントパネル22、を含むように構成されている。なお図4は、内蔵されているハードディ
スク13が一台である場合の構成である。内蔵されているハードディスク13が複数台で
ある場合の構成については後述する。
、制御部11、データ入力部12、ハードディスク13、バッファメモリ14、圧縮プロ
グラム15、データ出力部16、DVDメディアスロット17、操作ボタン群21、フロ
ントパネル22、を含むように構成されている。なお図4は、内蔵されているハードディ
スク13が一台である場合の構成である。内蔵されているハードディスク13が複数台で
ある場合の構成については後述する。
制御部11は、ハードディスクレコーダ60の各部材の駆動を有機的に制御して、記録
再生処理を統括制御するものである。また制御部11は、各装置(例えばハードディスク
13等)の制御やデータの計算、加工処理等を行なう中枢部分となっている。
再生処理を統括制御するものである。また制御部11は、各装置(例えばハードディスク
13等)の制御やデータの計算、加工処理等を行なう中枢部分となっている。
データ入力部12は、例えばデジタルチューナーなどの外部装置からデジタルデータを
入力するためのインタフェースである。
入力するためのインタフェースである。
ハードディスク13は、各種データを記録するための媒体であり、記憶するデータの種
別毎に複数の領域(パーティション)に物理的に分割されている。ハードディスク13は
、少なくともデータ記憶領域A、データ記憶領域A’、データ記憶領域B、管理情報記憶
領域を含むように構成されている。
別毎に複数の領域(パーティション)に物理的に分割されている。ハードディスク13は
、少なくともデータ記憶領域A、データ記憶領域A’、データ記憶領域B、管理情報記憶
領域を含むように構成されている。
データ記憶領域A〜データ記憶領域Bの詳細については後述する。管理情報記憶領域は
、録画処理の実行履歴を記録、管理するためのものである。
、録画処理の実行履歴を記録、管理するためのものである。
バッファメモリ14は、データ入力部12より入力されたデジタルデータを一時的に記
録しておくためのものである。
録しておくためのものである。
圧縮プログラム15は、データ入力部12より入力されたデジタルデータを別の圧縮方
式にコード変換するためのプログラムであり、ROM媒体内に記憶されている。
式にコード変換するためのプログラムであり、ROM媒体内に記憶されている。
データ出力部16は、例えばモニターなどの外部装置に対して映像データおよび音声デ
ータを出力するためのインタフェースである。
ータを出力するためのインタフェースである。
DVDスロット17は、例えば録画データをDVDメディアに記録する際などに、DV
Dメディアを収納するためのものである。
Dメディアを収納するためのものである。
操作ボタン群21は、ユーザーが番組の録画および再生等の各種指示をハードディスク
レコーダ60に対して行なうためのものである。フロントパネル22は、ハードディスク
レコーダ60の各種情報をユーザーに対して表示するためのものである。
〈2.録画重要度の算出処理について〉
図5は、本発明における録画重要度の算出に用いる録画重要度チェックテーブルを示し
たものである。録画重要度チェックテーブルは、図4のハードディスク13の管理情報記
録領域に記録されている。
レコーダ60に対して行なうためのものである。フロントパネル22は、ハードディスク
レコーダ60の各種情報をユーザーに対して表示するためのものである。
〈2.録画重要度の算出処理について〉
図5は、本発明における録画重要度の算出に用いる録画重要度チェックテーブルを示し
たものである。録画重要度チェックテーブルは、図4のハードディスク13の管理情報記
録領域に記録されている。
制御部11は、ユーザーからの録画指示があった際に、録画重要度チェックテーブルと
、図4の管理情報記憶領域に記録されている録画履歴情報とを用いて、録画対象番組の録
画重要度を算出する。例えば、図5のチェックテーブルの一行目に示すように、録画対象
の番組に対して誤消去防止用の保護が行なわれているかのチェックを行なう。図5に示す
例では保護が行なわれている(チェック欄に○がついている)ので、録画重要度に5が加
算される。
、図4の管理情報記憶領域に記録されている録画履歴情報とを用いて、録画対象番組の録
画重要度を算出する。例えば、図5のチェックテーブルの一行目に示すように、録画対象
の番組に対して誤消去防止用の保護が行なわれているかのチェックを行なう。図5に示す
例では保護が行なわれている(チェック欄に○がついている)ので、録画重要度に5が加
算される。
続いて、例えば録画対象番組が継続的に録画されている(ユーザーが毎週、決まった日
時に必ず録画している)番組であるかのチェックを行なう。図5に示す例では、ユーザー
が継続的に録画している番組ではない(チェック欄に×がついている)ので、録画重要度
の3は加算されず、録画重要度の合計値は5のままとなる。
時に必ず録画している)番組であるかのチェックを行なう。図5に示す例では、ユーザー
が継続的に録画している番組ではない(チェック欄に×がついている)ので、録画重要度
の3は加算されず、録画重要度の合計値は5のままとなる。
上記のように各チェック項目に対する処理を繰り返し実行し、録画対象番組の録画重要
度を算出する。最終的に合計された値が録画重要度として記憶され、後述する録画工程処
理において参照される。
〈3.データ記憶領域について〉
図6、図7は、本発明におけるハードディスク13内のデータ記憶領域A〜データ記憶
領域Bについて、ハードディスクレコーダ60に内蔵されているハードディスクの台数に
より場合分けして示した図である。ハードディスク13が一台の場合、データ記憶領域は
図6の構成となる。ハードディスクが複数台(例えば二台)の場合、データ記憶領域は図
7の構成となる。なお、各領域はパーティション(物理的に隔離された領域)単位で分割
されており、万が一ある領域のデータが破損したとしても、他領域に対する影響が最小限
に留まるように構成されている。
度を算出する。最終的に合計された値が録画重要度として記憶され、後述する録画工程処
理において参照される。
〈3.データ記憶領域について〉
図6、図7は、本発明におけるハードディスク13内のデータ記憶領域A〜データ記憶
領域Bについて、ハードディスクレコーダ60に内蔵されているハードディスクの台数に
より場合分けして示した図である。ハードディスク13が一台の場合、データ記憶領域は
図6の構成となる。ハードディスクが複数台(例えば二台)の場合、データ記憶領域は図
7の構成となる。なお、各領域はパーティション(物理的に隔離された領域)単位で分割
されており、万が一ある領域のデータが破損したとしても、他領域に対する影響が最小限
に留まるように構成されている。
図6に示すように、ハードディスクレコーダ60に内蔵されているハードディスク13
が一台の場合、データ記憶領域は三つの区画(データ記憶領域A、データ記憶領域A’,
データ記憶領域B)に分割される。また図7に示すように、ハードディスクレコーダ60
に内蔵されているハードディスク13が複数台(例えば二台)の場合、各データ記憶領域
は二つの区画(データ記憶領域Aとデータ記憶領域B、もしくはデータ記憶領域A’とデ
ータ記憶領域B)に分割される。
が一台の場合、データ記憶領域は三つの区画(データ記憶領域A、データ記憶領域A’,
データ記憶領域B)に分割される。また図7に示すように、ハードディスクレコーダ60
に内蔵されているハードディスク13が複数台(例えば二台)の場合、各データ記憶領域
は二つの区画(データ記憶領域Aとデータ記憶領域B、もしくはデータ記憶領域A’とデ
ータ記憶領域B)に分割される。
録画処理実行時、前記録画重要度が閾値を越えず、後述するバックアップ録画処理が実
行されなかった場合、録画データは記憶領域Bに記憶される。
行されなかった場合、録画データは記憶領域Bに記憶される。
録画処理実行時、前記録画重要度が閾値を越え、後述するバックアップ録画処理が実行
された場合、録画データは記憶領域Aもしくは記憶領域A’のどちらか一方に記憶される
。また同時に、録画データを圧縮して作成された圧縮データが、記憶領域Aもしくは記憶
領域A’のうち、前記録画データが記憶されなかった領域に記憶される。
された場合、録画データは記憶領域Aもしくは記憶領域A’のどちらか一方に記憶される
。また同時に、録画データを圧縮して作成された圧縮データが、記憶領域Aもしくは記憶
領域A’のうち、前記録画データが記憶されなかった領域に記憶される。
例えば、録画データが記憶領域Aに記憶された場合、圧縮データは記憶領域A’に記憶
される。逆に録画データが記憶領域A’に記憶された場合、圧縮データは記憶領域Aに記
憶される。
される。逆に録画データが記憶領域A’に記憶された場合、圧縮データは記憶領域Aに記
憶される。
なお、記憶領域Aに保存されている録画データをユーザーが消去した場合、それに対応
する記憶領域A’の圧縮データも自動的に消去される。録画データを記憶領域Aもしくは
記憶領域A’のどちらに録画するかの判断方法については後述する。
〈4−1.ハードディスクレコーダの録画工程について〉
ここで、本発明のハードディスクレコーダ60における録画工程を図1のフローチャー
トと、図4、図6、図7のブロック図とを用いて説明する。
する記憶領域A’の圧縮データも自動的に消去される。録画データを記憶領域Aもしくは
記憶領域A’のどちらに録画するかの判断方法については後述する。
〈4−1.ハードディスクレコーダの録画工程について〉
ここで、本発明のハードディスクレコーダ60における録画工程を図1のフローチャー
トと、図4、図6、図7のブロック図とを用いて説明する。
図1に示すように、制御部11が録画処理開始命令を受信することにより、本録画処理
が開始される。録画処理開始命令は、例えばユーザーが操作ボタン群21を操作して録画
操作を行なった場合、もしくはあらかじめ設定された予約録画の録画時刻が来た場合、も
しくはハードディスクレコーダ60が持つ自動録画機能の実行などにより発行される(S
1)。
が開始される。録画処理開始命令は、例えばユーザーが操作ボタン群21を操作して録画
操作を行なった場合、もしくはあらかじめ設定された予約録画の録画時刻が来た場合、も
しくはハードディスクレコーダ60が持つ自動録画機能の実行などにより発行される(S
1)。
録画処理開始命令を受けた制御部11は、管理情報記憶領域に記憶されている録画履歴
情報と録画重要度チェックテーブルを用いて、録画対象の番組の録画重要度を算出する(
S2)。算出された値が閾値を越える場合、S3以降の処理を行なう。閾値を越えない場
合、録画データを図6、図7に示す録画領域Bに記憶する(S2a)。
情報と録画重要度チェックテーブルを用いて、録画対象の番組の録画重要度を算出する(
S2)。算出された値が閾値を越える場合、S3以降の処理を行なう。閾値を越えない場
合、録画データを図6、図7に示す録画領域Bに記憶する(S2a)。
上記S2で録画重要度が閾値を越えた場合、制御部11は、録画データを圧縮してバッ
クアップデータとするための圧縮方式を決定する(S3)。圧縮方式は、例えば高品質な
MPEG4−AVC方式や、DVD録画の規格であるMPEG−2方式などから選ばれる
。どの圧縮方式を用いるかは、例えばハードディスクレコーダのハード構成や、もしくは
ユーザーが指定する圧縮方式設定等により決定される。
クアップデータとするための圧縮方式を決定する(S3)。圧縮方式は、例えば高品質な
MPEG4−AVC方式や、DVD録画の規格であるMPEG−2方式などから選ばれる
。どの圧縮方式を用いるかは、例えばハードディスクレコーダのハード構成や、もしくは
ユーザーが指定する圧縮方式設定等により決定される。
制御部11はハードディスク13のデータ記憶領域Aおよびデータ記憶領域A’の空き
容量を確認し、録画処理を行なうために十分な空き容量があるかを判断する(S4)。空
き容量が不足している場合、エラー処理(例えば録画処理を中断してユーザーに容量不足
の通知を行う等)を実行し、本処理を終了する(S4a)。
容量を確認し、録画処理を行なうために十分な空き容量があるかを判断する(S4)。空
き容量が不足している場合、エラー処理(例えば録画処理を中断してユーザーに容量不足
の通知を行う等)を実行し、本処理を終了する(S4a)。
制御部11はハードディスク13のデータ記憶領域Aおよびデータ記憶領域A’の空き
容量を確認し、どちらの空き容量が大きいかを判断する(S5)。空き容量の大きい領域
に無圧縮の録画データが、容量の小さい領域に圧縮データが記憶される。以下では、デー
タ記憶領域A>データ記憶領域A’である場合の実施例を示す。
容量を確認し、どちらの空き容量が大きいかを判断する(S5)。空き容量の大きい領域
に無圧縮の録画データが、容量の小さい領域に圧縮データが記憶される。以下では、デー
タ記憶領域A>データ記憶領域A’である場合の実施例を示す。
制御部11は、データ入力部12から入力された映像データおよび音声データを、バッ
ファメモリ14に記憶させる。制御部11は、バッファメモリ14に記憶されたデータを
、データ記憶領域Aに記憶する(S6a)。
ファメモリ14に記憶させる。制御部11は、バッファメモリ14に記憶されたデータを
、データ記憶領域Aに記憶する(S6a)。
制御部11は、バッファメモリ14に記憶されたデータを、S3で決定された圧縮方式
により圧縮する(S7a)。
により圧縮する(S7a)。
続いて制御部11は、前記S7aで作成された圧縮データをデータ記憶領域A’に記憶
する(S8a)。以上のようにして、録画データおよび圧縮データが、各記憶領域に記録
される。
する(S8a)。以上のようにして、録画データおよび圧縮データが、各記憶領域に記録
される。
なお、S5にてデータ記憶領域A<データ記憶領域A’と判断された場合は、無圧縮の
録画データがデータ記憶領域A’に、圧縮データがデータ記憶領域Aに記憶されることと
なる(S6b〜S8b)。
〈4−2.ハードディスクレコーダの再生工程について〉
ここで、本発明のハードディスクレコーダ60における再生工程を図2のフローチャー
トと、図4、図6、図7のブロック図とを用いて説明する。
録画データがデータ記憶領域A’に、圧縮データがデータ記憶領域Aに記憶されることと
なる(S6b〜S8b)。
〈4−2.ハードディスクレコーダの再生工程について〉
ここで、本発明のハードディスクレコーダ60における再生工程を図2のフローチャー
トと、図4、図6、図7のブロック図とを用いて説明する。
図2に示すように、制御部11が再生処理開始命令を受信することにより、本再生処理
が開始される。再生処理開始命令は、例えばユーザーが操作ボタン群21を操作して再生
を指示する等により発行される(S1)。
が開始される。再生処理開始命令は、例えばユーザーが操作ボタン群21を操作して再生
を指示する等により発行される(S1)。
再生処理開始命令を受けた制御部11は、管理情報記憶領域を参照し、再生に指定され
たデータがどのデータ記憶領域に記憶されているかの確認を行なう。続いて、データが記
憶されている領域を参照し、その領域に録画データが存在するか、および録画データが破
損していないかのチェックを行なう(S2)。
たデータがどのデータ記憶領域に記憶されているかの確認を行なう。続いて、データが記
憶されている領域を参照し、その領域に録画データが存在するか、および録画データが破
損していないかのチェックを行なう(S2)。
正常な録画データが存在する場合、制御部11は録画データを外部の表示装置(モニタ
ー)に出力し、本処理を終了する(S3)。録画データが存在しない、もしくは録画デー
タが破損している場合、正常な録画データが存在しないことをユーザーに通知した後、以
降の処理を実行する(S3a)。
ー)に出力し、本処理を終了する(S3)。録画データが存在しない、もしくは録画デー
タが破損している場合、正常な録画データが存在しないことをユーザーに通知した後、以
降の処理を実行する(S3a)。
上記S3aの結果、正常な録画データが存在しない場合、制御部11は管理情報記憶領
域を参照し、再生に指定された番組の圧縮データが存在するかの確認を行なう(S4)。
圧縮データが存在する場合、圧縮データを外部の表示装置(モニター)に出力し、本処理
を終了する(S5)。圧縮データが存在しない場合、そのまま本処理を終了する。
〈4−3.ハードディスクレコーダのDVD録画工程について〉
ここで、本発明のハードディスクレコーダ60におけるDVD録画工程を図3のフロー
チャートと、図4、図6、図7のブロック図とを用いて説明する。
域を参照し、再生に指定された番組の圧縮データが存在するかの確認を行なう(S4)。
圧縮データが存在する場合、圧縮データを外部の表示装置(モニター)に出力し、本処理
を終了する(S5)。圧縮データが存在しない場合、そのまま本処理を終了する。
〈4−3.ハードディスクレコーダのDVD録画工程について〉
ここで、本発明のハードディスクレコーダ60におけるDVD録画工程を図3のフロー
チャートと、図4、図6、図7のブロック図とを用いて説明する。
図3に示すように、制御部11がDVD録画処理開始命令を受信することにより、本D
VD録画処理が開始される。DVD録画処理開始命令は、例えばユーザーが操作ボタン群
21を操作してDVDへの記録を指示する等により発行される(S1)。
VD録画処理が開始される。DVD録画処理開始命令は、例えばユーザーが操作ボタン群
21を操作してDVDへの記録を指示する等により発行される(S1)。
DVD録画処理開始命令を受けた制御部11は、管理情報記憶領域を参照し、指定され
た番組の圧縮データがデータ記憶領域A、もしくはデータ記憶領域A’に存在するか、な
おかつ圧縮データがDVD録画用フォーマットで圧縮されているかの確認を行う(S2)
。
た番組の圧縮データがデータ記憶領域A、もしくはデータ記憶領域A’に存在するか、な
おかつ圧縮データがDVD録画用フォーマットで圧縮されているかの確認を行う(S2)
。
DVD録画用フォーマットの圧縮データが存在する場合、前記圧縮データを用いて、D
VD録画処理を行なう(S3a)。
VD録画処理を行なう(S3a)。
DVD録画用フォーマットの圧縮データが存在しない場合、ユーザーに対して、DVD
録画用フォーマットの圧縮データを作成するように指示する。(S3b)。なお、ユーザ
ーが手動でDVD録画用フォーマットの圧縮データを作成する処理は従来技術と同様であ
るため、本実施例では省略する。
〈5.本発明の種々ある特徴について〉
本実行形態によると、
ユーザーが番組を録画する際に、録画データのバックアップを行なうかどうかの判断(
図1のS2)と、バックアップデータの作成(図1のS8a、S8b)とを、ハードディ
スクレコーダ60が自動的に行う。
録画用フォーマットの圧縮データを作成するように指示する。(S3b)。なお、ユーザ
ーが手動でDVD録画用フォーマットの圧縮データを作成する処理は従来技術と同様であ
るため、本実施例では省略する。
〈5.本発明の種々ある特徴について〉
本実行形態によると、
ユーザーが番組を録画する際に、録画データのバックアップを行なうかどうかの判断(
図1のS2)と、バックアップデータの作成(図1のS8a、S8b)とを、ハードディ
スクレコーダ60が自動的に行う。
従って、例えば録画データが破損したとしても、ユーザーはバックアップされていた圧
縮データを用いて再生処理を行なう(図2のS5)ことが可能である。また、録画した番
組ごとにバックアップデータを作成し、バックアップデータを管理する煩わしさも無くす
ことができる。
縮データを用いて再生処理を行なう(図2のS5)ことが可能である。また、録画した番
組ごとにバックアップデータを作成し、バックアップデータを管理する煩わしさも無くす
ことができる。
また、本実行形態によると、バックアップ用データを、高品質の圧縮処理方法を用いて
作成することが可能である(図1のS7a、S7b)。
作成することが可能である(図1のS7a、S7b)。
従って、バックアップデータの容量を削減し、ハードディスクを有効に活用できるとと
もに、ハードディスクにかかるコストを削減することができる。
もに、ハードディスクにかかるコストを削減することができる。
また、本実行形態によると、バックアップ用の圧縮データ作成の際に、あらかじめ定め
られたDVD録画用フォーマットで圧縮を行なうように選択することが可能である(図1
のS3)。
られたDVD録画用フォーマットで圧縮を行なうように選択することが可能である(図1
のS3)。
従って、ユーザーが録画データをDVD録画する際に、録画時に作成された圧縮データ
をDVD録画用データとして流用することができる(図3のS3a)。これにより、DV
D録画処理の作業時間が短縮さる。また、例えば録画データが破損した場合に、バックア
ップデータを更に圧縮してDVD録画用データを作成する等の二重圧縮処理を避けること
ができる。これにより、より品質の高いDVD録画を行なうことができる。
をDVD録画用データとして流用することができる(図3のS3a)。これにより、DV
D録画処理の作業時間が短縮さる。また、例えば録画データが破損した場合に、バックア
ップデータを更に圧縮してDVD録画用データを作成する等の二重圧縮処理を避けること
ができる。これにより、より品質の高いDVD録画を行なうことができる。
また、本実行形態によると、バックアップ用データを通常の録画データとは物理的に隔
離された領域に記憶している。
離された領域に記憶している。
従って、例えば録画データが物理的に破損した場合でも、その影響がバックアップデー
タに及ぶことを最小限に留めることができる(図6、図7)。
[その他の実施の形態]
以上、好ましい実施の形態及び実施例をあげて本発明を説明したが、本発明は必ずしも
上記実施の形態及び実施例に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内において
様々に変形して実行することができる。
タに及ぶことを最小限に留めることができる(図6、図7)。
[その他の実施の形態]
以上、好ましい実施の形態及び実施例をあげて本発明を説明したが、本発明は必ずしも
上記実施の形態及び実施例に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内において
様々に変形して実行することができる。
例えば前述した実行形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した
記憶媒体を、ハードディスクレコーダ60に供給し、そのハードディスクレコーダ60内
のコンピュータ(例えばCPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行
することによっても、達成されることは言うまでもない。
記憶媒体を、ハードディスクレコーダ60に供給し、そのハードディスクレコーダ60内
のコンピュータ(例えばCPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行
することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が、前述した実行形態の機能
を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成するこ
とになる。
を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成するこ
とになる。
なお、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピディス
ク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テー
プ、不揮発性のメモリカードなどを用いることができる。
ク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テー
プ、不揮発性のメモリカードなどを用いることができる。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実行
形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュー
タ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実行形態の機能が実現される場合も含まれることは
言うまでもない。
形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュー
タ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実行形態の機能が実現される場合も含まれることは
言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能
拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後
、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実行形態
の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後
、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実行形態
の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
11 制御部
12 データ入力部
13 ハードディスク(磁気記憶媒体)
14 バッファメモリ
15 圧縮プログラム
16 データ出力部
21 操作ボタン群
60 ハードディスクレコーダ(記憶再生装置)
12 データ入力部
13 ハードディスク(磁気記憶媒体)
14 バッファメモリ
15 圧縮プログラム
16 データ出力部
21 操作ボタン群
60 ハードディスクレコーダ(記憶再生装置)
Claims (10)
- 映像および音声のデジタルデータを用いた記録再生方法において、
外部から入力された前記デジタルデータを非圧縮でハードディスクに記録する非圧縮デ
ータ記録工程と、
外部から入力された前記デジタルデータを圧縮してハードディスクに記録する圧縮データ
記録工程と、
前記非圧縮データを外部の画像出力装置および音声出力装置に出力する通常再生工程と、
前記圧縮データを外部の画像出力装置および音声出力装置に出力する代替再生工程と、
前記圧縮データを用いてDVD録画を実行する簡易DVD録画工程と、
上記の各種工程の実行履歴を管理情報として記録する管理工程と、
ユーザーより録画指示を受信した際に、前記非圧縮データ記録工程を実行するとともに
、前記管理情報および録画指示情報をもとに、前記圧縮データ記録工程の実行有無および
圧縮フォーマットを決定する記録方式判別工程と、
ユーザーより録画指示を受信した際に、前記管理情報および装置情報をもとに、前記非
圧縮データ記録工程および圧縮データ記録工程に用いるハードディスク領域を決定する記
録領域判別工程と、
ユーザーより再生指示を受信した際に、前記管理情報をもとに、再生対象プログラムの
非圧縮データの有無を確認し、非圧縮データが存在する場合は通常再生工程を、非圧縮デ
ータが存在しない場合は代替再生工程を実行することを決定する再生方式判別工程と、
ユーザーよりDVD録画指示を受信した際に、前記管理情報をもとに、前記圧縮データ
記録工程で作成された圧縮データの有無および圧縮フォーマットを確認し、DVD録画用
フォーマットと一致する圧縮データが存在する場合に前記簡易DVD録画工程を実行する
ことを決定するDVD録画方式判別工程と、
を有することを特徴とする記録再生方法。 - 映像および音声のデジタルデータを用いた記録再生方法において、
外部から入力された前記デジタルデータを非圧縮で内部記憶媒体に記録する非圧縮デー
タ記録工程と、
外部から入力された前記デジタルデータを圧縮して内部記憶媒体に記録する圧縮データ記
録工程と、
前記非圧縮データを外部の画像出力装置および音声出力装置に出力する通常再生工程と、
前記圧縮データを外部の画像出力装置および音声出力装置に出力する代替再生工程と、
前記圧縮データを用いて光学記録媒体に記録を行なう簡易光学媒体記録工程と、
上記の各種工程の実行履歴を管理情報として記録する管理工程と、
ユーザーより録画指示を受信した際に、前記非圧縮データ記録工程を実行するとともに
、前記管理情報および録画指示情報をもとに、前記圧縮データ記録工程の実行有無および
圧縮フォーマットを決定する記録方式判別工程と、
を有することを特徴とする記録再生方法。 - ユーザーより録画指示を受信した際に、管理情報および装置情報をもとに、非圧縮デー
タ記録工程および圧縮データ記録工程に用いる磁気記憶媒体の領域を決定する記録領域判
別工程
を有することを特徴とする請求項2に記載の記録再生方法。 - ユーザーより再生指示を受信した際に、管理情報をもとに、再生対象プログラムの非圧
縮データの有無を確認し、非圧縮データが存在する場合は通常再生工程を、非圧縮データ
が存在しない場合は代替再生工程を実行することを決定する再生方式判別工程
を有することを特徴とする請求項2に記載の記録再生方法。 - ユーザーより光学媒体記録指示を受信した際に、管理情報をもとに、圧縮データ記録工
程で作成された圧縮データの有無および圧縮フォーマットを確認し、光学媒体記録用フォ
ーマットと一致する圧縮データが存在する場合に簡易光学媒体記録工程を実行することを
決定する光学媒体記録方式判別工程
を有することを特徴とする請求項2に記載の記録再生方法。 - 映像および音声のデジタルデータを用いた記録再生装置において、
外部から入力された前記デジタルデータを非圧縮でハードディスクに記録する非圧縮デ
ータ記録手段と、
外部から入力された前記デジタルデータを圧縮してハードディスクに記録する圧縮データ
記録手段と、
前記非圧縮データを外部の画像出力装置および音声出力装置に出力する通常再生手段と、
前記圧縮データを外部の画像出力装置および音声出力装置に出力する代替再生手段と、
前記圧縮データを用いてDVD録画を実行する簡易DVD録画手段と、
上記の各種手段の実行履歴を管理情報として記録する管理手段と、
ユーザーより録画指示を受信した際に、前記非圧縮データ記録手段を実行するとともに
、前記管理情報および録画指示情報をもとに、前記圧縮データ記録手段の実行有無および
圧縮フォーマットを決定する記録方式判別手段と、
ユーザーより録画指示を受信した際に、前記管理情報および装置情報をもとに、前記非
圧縮データ記録手段および圧縮データ記録手段に用いるハードディスク領域を決定する記
録領域判別手段と、
ユーザーより再生指示を受信した際に、前記管理情報をもとに、再生対象プログラムの
非圧縮データの有無を確認し、非圧縮データが存在する場合は通常再生手段を、非圧縮デ
ータが存在しない場合は代替再生手段を実行することを決定する再生方式判別手段と、
ユーザーよりDVD録画指示を受信した際に、前記管理情報をもとに、前記圧縮データ
記録手段で作成された圧縮データの有無および圧縮フォーマットを確認し、DVD録画用
フォーマットと一致する圧縮データが存在する場合に前記簡易DVD録画手段を実行する
ことを決定するDVD録画方式判別手段と、
を有することを特徴とする記録再生装置。 - 映像および音声のデジタルデータを用いた記録再生装置において、
外部から入力された前記デジタルデータを非圧縮で内部記憶媒体に記録する非圧縮デー
タ記録手段と、
外部から入力された前記デジタルデータを圧縮して内部記憶媒体に記録する圧縮データ記
録手段と、
前記非圧縮データを外部の画像出力装置および音声出力装置に出力する通常再生手段と、
前記圧縮データを外部の画像出力装置および音声出力装置に出力する代替再生手段と、
前記圧縮データを用いて光学記録媒体に記録を行なう簡易光学媒体記録手段と、
上記の各種手段の実行履歴を管理情報として記録する管理手段と、
ユーザーより録画指示を受信した際に、前記非圧縮データ記録手段を実行するとともに
、前記管理情報および録画指示情報をもとに、前記圧縮データ記録手段の実行有無および
圧縮フォーマットを決定する記録方式判別手段と、
を有することを特徴とする記録再生装置。 - ユーザーより録画指示を受信した際に、管理情報および装置情報をもとに、非圧縮デー
タ記録手段および圧縮データ記録手段に用いる磁気記憶媒体の領域を決定する記録領域判
別手段
を有することを特徴とする請求項7に記載の記録再生装置。 - ユーザーより再生指示を受信した際に、管理情報をもとに、再生対象プログラムの非圧
縮データの有無を確認し、非圧縮データが存在する場合は通常再生手段を、非圧縮データ
が存在しない場合は代替再生手段を実行することを決定する再生方式判別手段
を有することを特徴とする請求項7に記載の記録再生装置。 - ユーザーより光学媒体記録指示を受信した際に、管理情報をもとに、圧縮データ記録手
段で作成された圧縮データの有無および圧縮フォーマットを確認し、光学媒体記録用フォ
ーマットと一致する圧縮データが存在する場合に簡易光学媒体記録手段を実行することを
決定する光学媒体記録方式判別手段
を有することを特徴とする請求項7に記載の記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005054058A JP2006236538A (ja) | 2005-02-28 | 2005-02-28 | 記録再生方法、および記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005054058A JP2006236538A (ja) | 2005-02-28 | 2005-02-28 | 記録再生方法、および記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006236538A true JP2006236538A (ja) | 2006-09-07 |
Family
ID=37043981
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005054058A Pending JP2006236538A (ja) | 2005-02-28 | 2005-02-28 | 記録再生方法、および記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006236538A (ja) |
-
2005
- 2005-02-28 JP JP2005054058A patent/JP2006236538A/ja active Pending
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