JP2006236142A - 位置情報表示プログラム、および位置情報表示装置 - Google Patents

位置情報表示プログラム、および位置情報表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 複数の単位データの配列で構成された電子データにおける、注目すべき単位データの位置を容易に知ることができるようにする。
【解決手段】 電子データが記憶手段1aに記憶され、データ処理手段1bによって処理される。そして、リンクスポットグラフ表示手段1cにより、リンクスポットグラフが生成、表示される。また、マーク位置決定手段1fにより決定されたマーク位置に、マーク表示手段1gによりマークが表示される。
【選択図】 図1

Description

本発明は位置情報表示プログラム、および位置情報表示装置に関し、特に電子データの全体に対する位置情報を表示するための位置情報表示プログラム、および位置情報表示装置に関する。
近年、地球環境への配慮、経費削減、電子機器の急速な普及などの様々な観点から、データを記憶、配布等する媒体を紙媒体から電子媒体に移行する動きがみられる。
しかし、電子書籍などでは、「今、自分が何章の何節を読んでいるか」「以前に見かけた情報はどのあたりに記載してあったか」という情報が、紙の書籍に比べて直感的につかみにくい。すなわち、紙の書籍の場合には、本の厚さという物理的な情報があり、現在読んでいる位置や、以前読んだ情報の位置を大まかにつかむことができる。一方、電子書籍では、紙の媒体における本の厚さに相当する情報がないので、全体を見渡すことができず、直感的な位置情報が不足していた。
そこで、これらを解決するために、従来、たとえば5つの位置情報の表現方法が使用されている。
第1の表現方法としては、電子書籍の左側に目次、右側に本文が表示されるようにして、左側に表示されている目次に対して、現在右側に表示されている本文の位置情報を示すマークをつけて、現在なんという項目を見ているかなどをわかるようにしているものがある。
第2の表現方法としては、本文のページの上部に「第××章 > 第××節」といった階層リンク(パンくずリスト)を設けて、現在読んでいる階層を明示したり、上部の階層に移動しやすくしているものがある。
第3の表現方法としては、検索機能を利用して必要な情報を探したり、しおり(ブックマーク)機能で、前回読んだ位置やもう一度参照したいページをマークしたりしているものがある。
第4の表現方法としては、検索機能を利用した際、多くのページが該当するとの結果が出た場合、ページ内に含まれる単語数に応じて結果をランク付けしたり、本文の一部を抜粋して表示したりするなどして、重要度の判断基準を読者に与えているものがある。
第5の表現方法としては、左右のページに分割された、紙の書籍を模した電子ブック上で使用するアイデアがある。このアイデアでは、全体のボリュームをつかみやすくするために、ページの左右に紙を積み重ねたときにできる縦線を模したグラフィックを表示し、ページをめくる操作により、縦線の量を増減させている。また、合わせて現在表示しているページ数/全体のページ数を表示することで、正確な位置を示している。(たとえば、特許文献1参照)。
特開2003−150298号公報(段落番号〔0125〕〜〔0138〕、図26)
上記5つの位置情報の表現方法が使用されることによって、位置情報がわかりやすくなったが、なおそれぞれに課題がある。
上記第1の表現方法である、目次が本文とともに表示されており、かつ現在位置を示す仕組みがあれば、書籍全体のボリュームと現在読んでいる位置がわかる。しかし、ページ数が多い電子書籍の場合には、目次が長くなってしまうため、スクロールしないと全体がつかめない。つまり一覧性に欠けるという問題がある。
上記第2の表現方法である、本文ページの上部にパンくずリストがあれば、自分の読んでいる位置が第何章かという論理的な情報はわかるが、書籍全体のどのあたりを読んでいるかはわからないという問題がある。
上記第3の表現方法である、検索機能やしおり機能を使用した場合、検索でヒットした、またはしおりを追加したページのタイトルを一覧で表示し、そこから必要な情報をたどる。しかし、読者は以前読んだページのタイトルを厳密に覚えているわけではないので、検索結果に表示されるタイトルやしおりのタイトルを見ても、探している情報が該当するか判断がつきにくいという問題がある。
上記第4の表現方法である、検索結果をページ内に含まれる単語の数でランク付けする手法は、ページ単体の重要度はわかるものの、書籍全体のどの章に求める情報が集中しているかがわかりにくいという問題がある。
上記第5の表現方法である、左右のページに分割された、紙の書籍を模した電子ブック上で使用するアイデアでは、左右見開きページで表現される、紙の書籍に模した専用のブックリーダでしか使用できないという問題がある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、複数の単位データの配列で構成された電子データにおける、注目すべき単位データの位置を容易に知ることができる位置情報表示プログラム、および位置情報表示装置を提供することを目的とする。
本発明では上記問題を解決するために、図1に示すような、電子データの全体に対する位置情報を表示するための位置情報表示プログラムが提供される。この位置情報表示プログラムに基づいて、コンピュータ内に図1に示す処理機能が実現される。すなわち、記憶手段1aは、複数の単位データの配列で構成された電子データを記憶する。そして、データ処理手段1bは、記憶手段1aが記憶している電子データを読み出し、単位データに基づいて所定の処理を実行する。リンクスポットグラフ表示手段1cは、この単位データそれぞれに対応づけられた複数のリンクスポットを、対応関係にある単位データと同じ並びでリンクスポットグラフ内に配置し、リンクスポットグラフを表示する。また、マーク位置決定手段1fは、単位データの少なくとも1つをマーク対象として指定したマーク要求を受け取ると、リンクスポットグラフからマーク対象として指定された単位データに対応するリンクスポットの表示位置をマーク位置として決定する。そのマーク位置決定手段1fがした決定を受け、マーク表示手段1gは、決定されたマーク位置にマークを表示する。
これにより、電子データが記憶手段1aに記憶され、データ処理手段1bによって処理される。そして、リンクスポットグラフ表示手段1cにより、リンクスポットグラフが生成、表示される。また、マーク位置決定手段1fにより決定されたマーク位置に、マーク表示手段1gによりマークが表示される。
また、上記問題を解決するために、電子データの全体に対する位置情報を表示するための位置情報表示プログラムにおいて、コンピュータに、電子データ処理手段が、複数の単位データの配列で構成された電子データを記憶する記憶手段から前記電子データを読み取り、前記単位データに基づいて所定の処理を実行するステップと、リンクスポットグラフ表示手段が、複数の前記単位データそれぞれに対応づけられた複数のリンクスポットを、対応関係にある前記電子データと同じ並びでリンクスポットグラフ内に配置し、前記リンクスポットグラフを表示するステップと、マーク位置決定手段が、前記単位データの少なくとも1つをマーク対象として指定したマーク要求を受け取ると、前記リンクスポットグラフからマーク対象として指定された前記単位データに対応する前記リンクスポットの表示位置をマーク位置として決定するステップと、マーク表示手段が、前記マーク位置決定手段で決定された前記マーク位置に、マークを表示するステップとを実行させることを特徴とする位置情報表示プログラムが提供される。
このような位置情報表示プログラムによれば、電子データ処理手段により、複数の単位データの配列で構成された電子データを記憶する記憶手段から電子データが読み取られ、単位データに基づいて所定の処理が実行され、リンクスポットグラフ表示手段により、複数の単位データそれぞれに対応づけられた複数のリンクスポットが、対応関係にある電子データと同じ並びでリンクスポットグラフ内に配置され、リンクスポットグラフが表示され、マーク位置決定手段により、単位データの少なくとも1つをマーク対象として指定されたマーク要求を受け取ると、リンクスポットグラフからマーク対象として指定された単位データに対応するリンクスポットの表示位置がマーク位置として決定され、マーク表示手段により、マーク位置決定手段で決定されたマーク位置に、マークが表示される。
また、本発明では、電子データの全体に対する位置情報を表示するための位置情報表示装置において、複数の単位データの配列で構成された電子データを記憶する記憶手段から前記電子データを読み取り、前記単位データに基づいて所定の処理を実行する電子データ処理手段と、複数の前記単位データそれぞれに対応づけられた複数のリンクスポットを、対応関係にある前記電子データと同じ並びでリンクスポットグラフ内に配置し、前記リンクスポットグラフを表示するリンクスポットグラフ表示手段と、前記単位データの少なくとも1つをマーク対象として指定したマーク要求を受け取ると、前記リンクスポットグラフからマーク対象として指定された前記単位データに対応する前記リンクスポットの表示位置をマーク位置として決定するマーク位置決定手段と、前記マーク位置決定手段で決定された前記マーク位置に、マークを表示するマーク表示手段とを有することを特徴とする位置情報表示装置が提供される。
このような位置情報表示装置よれば、電子データ処理手段により、複数の単位データの配列で構成された電子データを記憶する記憶手段から前記電子データが読み取られ、前記単位データに基づいて所定の処理が実行される。次に、リンクスポットグラフ表示手段により、複数の前記単位データそれぞれに対応づけられた複数のリンクスポットを、対応関係にある前記電子データと同じ並びでリンクスポットグラフ内に配置され、前記リンクスポットグラフが表示される。そして、マーク位置決定手段により、前記単位データの少なくとも1つをマーク対象として指定したマーク要求が受け取られると、前記リンクスポットグラフからマーク対象として指定された前記単位データに対応する前記リンクスポットの表示位置がマーク位置として決定される。そして、マーク表示手段により、前記マーク位置決定手段で決定された前記マーク位置に、マークが表示される。
本発明では、リンクスポットグラフが生成、表示され、そのリンクスポットグラフの注目している単位データの位置にマークが表示されることにより、電子データ全体に対する注目している単位データの位置をユーザが容易に知ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
〔第1の実施の形態〕
まず、本実施の形態に適用される発明の概要について説明し、その後、本実施の形態の具体的な内容を説明する。
図1は、本実施の形態に適用される発明の概念図である。図1に示すように、コンピュータ1は、ネットワーク2を介してコンテンツサーバ3a、3b、3c、・・・に接続されている。コンピュータ1は、コンテンツサーバ3a、3b、3c、・・・の少なくとも1つから複数の単位データの配列で構成された電子データを受け取る。そして、受け取った電子データは、記憶手段1aによって記憶される。たとえば、この電子データがオンラインマニュアルであり、HTML(Hyper Text Markup Language)形式で作成されたファイルであるとする。
データ処理手段1bは、記憶手段1aが記憶している電子データを読み出し、電子データの単位データに基づいて所定の処理を実行する。ここでいう単位データとは、電子データを<a name>やファイル名などで2以上に区切ったときの1つ1つのデータをいう。また、所定の処理とは、文章データなら読み出し、音楽データなら再生などである。
リンクスポットグラフ表示手段1cは、この単位データそれぞれに対応づけられた複数のリンクスポットを、対応関係にある単位データと同じ並びでリンクスポットグラフ内に配置し、リンクスポットグラフを表示する。
また、単位データ処理指示手段1dは、リンクスポットグラフ内のリンクスポットが選択されると、対応関係にある単位データの処理を実行するように、データ処理手段1bに対して指示信号を出力する。リンクスポットグラフ表示手段1cが生成したリンクスポットグラフは、たとえば、HTMLファイルとして出力され、ブラウザなどを用いると画面表示例1eのようになる。
また、マーク位置決定手段1fは、単位データの少なくとも1つをマーク対象として指定したマーク要求を受け取ると、リンクスポットグラフからマーク対象として指定された単位データに対応するリンクスポットの表示位置をマーク位置として決定し、マーク表示手段1gにマーク位置を決定した旨の信号を出力する。このマーク位置決定手段1fからの信号を受信すると、マーク表示手段1gは、決定されたマーク位置にマークを表示する。
これにより、コンテンツサーバ3a、3b、3cのいずれか1つから受け取った電子データを記憶手段1aが記憶し、データ処理手段1bによって処理され、リンクスポットグラフ表示手段1cにより生成、表示される。また、マーク位置決定手段1fにより決定されたマーク位置に、マーク表示手段1gがマークを表示する。また、リンクスポットに対して処理信号が入力されると、単位データ処理指示手段1dにより指示信号が出力され、データ処理手段1bにより対応する単位データの処理が実行される。
すなわち、電子データよりリンクスポットグラフが生成、表示され、そのリンクスポットグラフの所定の位置にマークが表示される。以下に、位置情報を表示するシステムの例を、実施の形態として具体的に説明する。
図2は、本実施の形態に係るシステム構成例を示す図である。
図2に示すとおり、インターネット20に接続された複数の端末装置100a、100b、100c、・・・から、コンテンツサーバ30a、30b、30c、・・・にアクセスし、コンテンツサーバ30a、30b、30c、・・・に記憶されているオンラインマニュアルを読み出し、端末装置100a、100b、100c、・・・において、本実施の形態の位置情報表示プログラムを用いて位置情報を表示する。
図3は、本実施の形態に用いる端末装置のハードウェア構成例を示す図である。端末装置100は、CPU(Central Processing Unit)101によって装置全体が制御されている。CPU101には、バス107を介してRAM(Random Access Memory)102、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)103、グラフィック処理装置104、入力インタフェース105、及び通信インタフェース106が接続されている。
RAM102には、CPU101に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM102には、CPU101による処理に必要な各種データが格納される。HDD103には、OSやアプリケーションプログラムが格納される。
グラフィック処理装置104には、モニタ11が接続されている。グラフィック処理装置104は、CPU101からの命令に従って、画像をモニタ11の画面に表示させる。入力インタフェース105には、キーボード12とマウス13とが接続されている。入力インタフェース105は、キーボード12やマウス13から送られてくる信号を、バス107を介してCPU101に送信する。
通信インタフェース106は、インターネット20に接続されている。通信インタフェース106は、インターネット20を介して、他のコンピュータとの間でデータの送受信を行う。
以上のようなハードウェア構成によって、本実施の形態の処理機能を実現することができる。
次に、端末装置100が有する処理機能について説明する。
図4は、端末装置のブラウザがJavaScript(登録商標x)を実行した後の処理機能を示す図である。図4に示すように、端末装置100は、インターネット20を介して、コンテンツサーバ30a、30b、30c、・・・に接続されており、ブラウザ110と、マーク位置決定部120とを備えている。
端末装置100のブラウザ110は、データ取得部111と、記憶部112と、表示部113と、現在位置制御部114と、マーク変更部115とを備えている。
データ取得部111は、コンテンツサーバ30a、30b、30c、・・・の少なくとも1つから複数の単位データの配列で構成された電子データと、一部の処理機能を実現するためのJavaScriptとを受け取るために、所定のコンテンツサーバにアクセスして、所定の電子データとJavaScriptとを受け取る。そして、受け取った電子データは、記憶部112によって記憶される。たとえば、この電子データがオンラインマニュアルであり、HTML形式で作成されたファイルであるとする。
表示部113は、記憶部112に記憶されているHTMLファイルを読み出す。また、そのHTMLファイルに記述されているマニュアル本文およびリンクスポットグラフを表示する。リンクスポットグラフは、HTMLの<table>タグで構成し、または<map>タグで座標を書き込んだもので実現する。
現在位置制御部114は、記憶部112に記憶されているHTMLファイルを読み出し、ファイル名もしくは<a name>などのリンク情報を読み込む。また、表示部113が現在表示しているページのリンク情報を読み出し、現在表示しているページに対応するリンクスポットに現在位置マークを表示するようにマーク変更部115に対して指示信号を出力する。この現在位置制御部114の機能は、データ取得部111が取得したJavaScriptによって実現される。
マーク位置決定部120は、検索結果制御部121と、しおり制御部122とを備えている。また、マーク位置決定部120の機能の一部は、データ取得部111が取得したJavaScriptによって実現される。
検索結果制御部121は、インターネット20を介してコンテンツサーバ30a、30b、30c、・・・と接続されており、ユーザからの検索指示を受けると、オンラインマニュアルが格納されているコンテンツサーバと通信を行い、検索結果を受け取る。そして、その受け取った検索結果がHTMLファイルでない場合には、受け取ったファイルをHTMLファイルに変換する。それとともに、その生成したHTMLファイルを読み込み、検索結果にあがった項目とその項目が記載されているページと、記憶部112から受け取ったデータ取得部が取得したHTMLファイルのリンク情報とを比較し、リンクスポットグラフの検索結果としてあがっている項目に対応するリンクスポットに検索結果位置マークをつけるようにマーク変更部に指示を出す。
しおり制御部122は、ユーザからのしおり付け指示を受けると、しおりを付ける際の現在位置情報などを記録したHTMLファイルを出力し、このHTMLファイルをJavaScriptが読み込み、記憶部112から受け取ったデータ取得部111が取得したHTMLファイルのリンク情報とを比較し、リンクスポットグラフのブックマークファイルに保存されているしおりを挟みたい場所に対応するリンクスポットにしおり位置マークを表示するようにマーク変更部115に指示を出す。
マーク変更部115は、現在位置制御部114か、検索結果制御部121か、しおり制御部122のいずれか1つ以上からのマーク変更の指示があると、そのマーク変更指示に従ってマークを変更すべき場所の画像ファイルを変更する。この変更する機能もJavaScriptが行う。また、この画像ファイルの変更は、JavaScriptによってメモリ上で行い、実際に記憶部112に記憶されているHTMLファイルのソースを変更することはしない。
次に、端末装置100により行われる処理の説明をする。まずは、具体的な表示例を使って概要を説明し、その後、フローチャートを用いて処理手順を詳細に説明する。
図5は、本実施の形態のリンクスポットグラフの概要を示す図である。
図5に示すように、リンクスポットグラフ200には、複数のリンクスポット201が並べられている。このリンクスポット201が並べられている順番は、オンラインマニュアルの単位データの配列順になっている。
リンクスポットグラフ200についているマーク210、220、230は、それぞれ、現在見ているページが電子ファイル全体のどの位置にあるのかを示す現在位置マーク210であり、検索結果としてあがった項目が記載されている場所を示す検索結果位置マーク220であり、ユーザが挟んだしおりの場所を示すしおり位置マーク230である。
現在位置マーク210は、現在見ているページの位置情報212と、リンクスポットの位置情報211との比較を行い、位置情報が一致すると、対応するリンクスポット201に付される。検索結果位置マーク220は、検索結果としてあげられた項目の位置情報222と、リンクスポットの位置情報221との比較を行い、位置情報が一致すると、対応するリンクスポット201に付される。また、しおり位置マーク230は、しおりを付したい位置の位置情報と項目が保存されている、たとえばブックマークファイル232と、リンクスポットの位置情報231との比較を行い、位置情報が一致すると、対応するリンクスポット201に付される。
続いて、フローチャートを用いて、上記の表示処理を詳細に説明する。
図6は、端末装置による現在位置を示すマークを表示する処理の手順を示すフローチャートである。以下、図6に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
〔ステップS11〕データ取得部111は、コンテンツサーバ30a、30b、30c、・・・からオンラインマニュアルを取得し、記憶部112に記憶する。
〔ステップS12〕現在位置制御部114は、記憶部112に記憶されているオンラインマニュアルのリンク情報の一覧を取得する。
〔ステップS13〕現在位置制御部114は、表示部113により新たにページが表示される際、または表示されるページが切り替わる際に、新たに表示されるページの位置情報を取得する。そして、表示部113によりページが表示されると、現在位置制御部114は、取得したページの位置情報を現在見ているページの位置情報として認識する。
〔ステップS14〕現在位置制御部114は、ステップS12で取得したリンク情報の一覧と、ステップS13で取得した現在見ているページの位置情報とを比較して、現在見ているページの位置に該当するリンクスポットを特定し、その特定したリンクスポットに現在位置マーク210を付けるようにマーク変更部115に指示信号を出力する。
〔ステップS15〕マーク変更部115は、現在位置制御部114から指示信号を受信すると、記憶部112に記憶されているオンラインマニュアルの本文を表示するとともに、JavaScriptによる、現在位置制御部114が特定したリンクスポット201の表示を変更する命令が実行され、リンクスポットグラフ200の現在表示しているページを示すリンクスポット201に、現在位置マーク210が表示される。
図7は、端末装置による検索結果にあがった項目の位置を示すマークを表示する処理の手順を示すフローチャートである。以下、図7に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
〔ステップS21〕検索結果制御部121は、ユーザからの指示を受けて、検索要求信号をインターネット20を介してオンラインマニュアルが格納されているコンテンツサーバに出力し、コンテンツサーバからの検索結果を受信する。
〔ステップS22〕検索結果制御部121は、コンテンツサーバから受けた検索結果がHTML形式のファイルであればそのものを、HTML形式のファイルでない場合にはそのファイルをHTML形式のファイルに変換して、検索結果ファイルとして出力する。
〔ステップS23〕検索結果制御部121は、記憶部112からオンラインマニュアルのリンク情報の一覧を取得する。
〔ステップS24〕検索結果制御部121は、検索結果ファイルから、検索結果にあがっている項目と、その項目の位置情報を取得する。
〔ステップS25〕検索結果制御部121は、ステップS23で取得したリンク情報の一覧と、ステップS24で取得した検索結果にあがっている項目が記載されているページの位置情報とを比較して、検索結果にあがっている項目が記載されているページの位置に該当するリンクスポットを特定し、その特定したリンクスポットに検索結果位置マーク220を付けるようにマーク変更部115に指示信号を出力する。
〔ステップS26〕マーク変更部115は、検索結果制御部121から指示信号を受信すると、記憶部112に記憶されているオンラインマニュアルの検索結果を表示するとともに、JavaScriptによる、検索結果制御部121が特定したリンクスポット201の表示を変更する命令が実行され、リンクスポットグラフ200の検索結果にあがっている項目が記載されているページを示すリンクスポット201に、検索結果位置マーク220が表示される。
図8は、端末装置によるしおり位置を示すマークを表示する処理の手順を示すフローチャートである。以下、図8に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
〔ステップS31〕オンラインマニュアルがコンテンツサーバ30a、30b、30c、・・・からデータ取得部111により取得され、記憶部112により記憶され、表示部113により表示されているとき、しおり制御部122は、ユーザからの指示を受けて、現在表示しているページの位置情報を記憶部112から取得し、その取得した位置情報と項目をHTML形式のブックマークファイルとして出力する。
〔ステップS32〕しおり制御部122は、記憶部112からオンラインマニュアルのリンク情報の一覧を取得する。
〔ステップS33〕しおり制御部122は、しおりを挟むページの位置情報と、項目とが関連付けられているブックマークファイルから、しおりの位置情報を取得する。
〔ステップS34〕しおり制御部122は、ステップS32で取得したリンク情報の一覧と、ステップS33で取得したしおりの位置情報とを比較して、しおりの位置に該当するリンクスポットを特定し、その特定したリンクスポットにしおり位置マーク230を付けるようにマーク変更部115に指示信号を出力する。
〔ステップS35〕マーク変更部115は、しおり制御部122から指示信号を受信すると、記憶部112に記憶されているオンラインマニュアルの本文を再表示するとともに、JavaScriptによる、しおり制御部122が特定したリンクスポット201の表示を変更する命令が実行され、リンクスポットグラフ200のしおりの位置を示すリンクスポット201に、しおり位置マーク230が表示される。
このようにして、リンクスポットグラフ200に現在位置マーク210、検索結果位置マーク220、しおり位置マーク230が表示される。
次に、実際にオンラインマニュアルに記載されている、リンクスポットグラフのHTMLソースコードを具体的に説明する。
図9は、本実施の形態のリンクスポットグラフを表示するためのHTMLソースコードを示す図である。なお、図9において、テーブルの一部の似たコードを繰り返している部分を省略して示している。
図9に示すように、本実施の形態のリンクスポットグラフ200は、HTML形式で構成されており、図9に示すHTMLソースコード300がブラウザ110に読み込まれ、リンクスポットグラフ200が表示される。
リンクスポットグラフ200は、<table>タグを用いて生成されている。また、リンクスポット201は、1つ1つがspacer.gifという画像ファイルで表されている。このリンクスポット201は、オンラインマニュアルのHTMLファイルにそれぞれつけられた<a name>にリンクされており、リンクスポット201を選択することによってリンク先のHTMLファイルの該当箇所をすぐに参照することが可能となる。
図10は、JavaScriptによってリンクスポットを表す画像ファイルが変更された際のHTMLソースコードを示す図である。図10は、図9に示したHTMLソースコード300をHTMLファイル301に適用したものである。図9と異なる点は、四角で囲った3つの部分が、spacer.gifからcurrent.gif、search.gif、bkmk.gifにそれぞれ変更されている点にある。ここで、current.gifは、現在位置マーク210を示す画像ファイルである。また、search.gifは、検索結果位置マーク220を示す画像ファイルである。また、bkmk.gifは、しおり位置マーク230を示す画像ファイルである。
sample.jsという名前がつけられたJavaScriptは、HTMLファイル301がメモリ上に読み込まれるときに実行され、メモリ上でHTMLソースコード300を変更する。ブラウザ110は、その変更したHTMLソースコード300を読み込むことによって、リンクスポットグラフ200の該当部分のリンクスポット201の画像ファイルが変更され、現在位置マーク210、検索結果位置マーク220、しおり位置マーク230が表示される。
図11は、リンクスポットグラフを背景色でグループ分けした様子を示す図である。
リンクスポットグラフの背景画像200aは、オンラインマニュアルが第1章〜第5章まであるとき、同じ章に属するリンクスポット201ごとに背景画像を変えることによって、章の区切りがどこにあるかを明確にする。また、その色分けした章の下にその色分けした部分が何章にあたるのかを文字で表す。そうすることによって、オンラインマニュアル全体に対する注目している文章の位置をユーザが容易に知る助けとなる。
図12は、オンラインマニュアルをブラウザで表示した際の表示例である。図12に示すように、ブラウザ110は、左右2画面にフレーム分けされており、右フレームにはオンラインマニュアルの本文、左フレームには目次が表示されている。そして、右側上部にはリンクスポットグラフ200が表示されている。ユーザは、オンラインマニュアルを参照する際に、リンクスポットグラフ200が表示されていることによって、現在位置、検索結果としてあがった項目の位置、しおりを挟んだ位置が一目でわかるので、オンラインマニュアル全体に対する注目している単位データの位置を容易に知ることができる。
〔第2の実施の形態〕
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態のリンクスポットグラフは、現在位置の表示方法が異なる以外は、第1の実施の形態で示した構成と同様である。このため、上記第1の実施の形態とほぼ同様の構成部分については同一の符号を付すなどして適宜その説明を省略する。
図13は、リンクスポットの幅を変更する際の処理手順を示すフローチャートである。以下、図13に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
〔ステップS41〕データ取得部111は、コンテンツサーバ30a、30b、30c、・・・からオンラインマニュアルを取得し、記憶部112に記憶する。
〔ステップS42〕リンクスポット幅変更部は、記憶部112に記憶されているオンラインマニュアルの単位データごとの位置情報を読み取り、単位データの文字数をカウントする。
〔ステップS43〕リンクスポット幅変更部は、単位データごとにカウントした文字数を、基本となる文字数と比較する。
〔ステップS44〕リンクスポット幅変更部は、単位データごとの文字数が基本文字数を越えていた場合には、基本文字数の何倍であったかを計算し、その倍率を取得する。
〔ステップS45〕リンクスポット幅変更部は、ステップS44で得た倍率に応じて、リンクスポット幅を変更するように、マーク変更部115に指示信号を出力する。
〔ステップS46〕マーク変更部115は、リンクスポット幅変更部から指示信号を受信すると、記憶部112に記憶されているリンクスポットグラフ200の、上記基本文字数を越えた単位データに対応するリンクスポットの幅を規定しているwidth属性に倍率をかける。表示部113は、width属性が変更されたリンクスポットグラフ200のHTMLソースコードを読み取ると、かけた倍率だけ幅の広がったリンクスポットが表示される。
ユーザは、本実施の形態のリンクスポットを見ると、オンラインマニュアルの単位データのデータ量がリンクスポットグラフ200を見ることによって一目でわかり、電子データ全体に対する注目している単位データの位置をユーザが容易に知ることができるようになる。また、基本データ量以上のデータ量がある単位データのみ、リンクスポットの幅を変更するため、マークを付けた場合にマークが重なるなどの弊害が起こらない、最低限のリンクスポットの幅を確保することが可能であり、ユーザがマークをより容易に視認することが可能となる。なお、リンクスポットの幅を変更するだけでなく、事前に用意した数パターンの画像ファイルに差し替えることによって単位データのデータ量をわかるようにしてもよい。
〔第3の実施の形態〕
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。本実施の形態のリンクスポットグラフは、リンクスポットが異なる以外は、第1の実施の形態で示した構成と同様である。このため、上記第1の実施の形態とほぼ同様の構成部分については同一の符号を付すなどして適宜その説明を省略する。
図14は、本実施の形態のリンクスポットグラフの表示例を示す図である。
本実施の形態のリンクスポットグラフ3200は、音楽データ1つを単位データとして、音楽データ4つを1つの電子データとして取り扱った場合を例としている。
本実施の形態のリンクスポットグラフ3200のリンクスポットは、選択されてもその選択されたリンクスポットに対応する音楽データの読み込みをせず、位置情報に応じて表示されるマークを付ける際の基準点としてのみ機能している。このように、リンクスポットがリンク機能を有していなくても、検索機能などを用いてマークが表示されることによって、電子データ全体のどのあたりに注目すべき単位データがあるのかを容易に知ることができるようになる。
また、従来は1つのデータとしてしか取り扱うことができなかったデータを、複数個まとめて表示することができることから、複数個のデータ全体のどのあたりに注目すべき単位データがあるのかを容易に知ることができるようになる。
〔第4の実施の形態〕
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。本実施の形態のリンクスポットグラフは、リンクスポットグラフに表示するマークが異なる以外は、第1の実施の形態で示した構成と同様である。このため、上記第1の実施の形態とほぼ同様の構成部分については同一の符号を付すなどして適宜その説明を省略する。
図15は、本実施の形態のリンクスポットグラフの表示例を示す図である。
図15に示すように、リンクスポットグラフ200には、文字が書かれたしおり位置マーク4230が表示されている。しおり位置マーク4230は、しおり制御部122がユーザの指示によって出力するマーク変更指示に、ユーザの指定した条件を付加することにより、しおりの色を変えたり、しおりの中にコメントや、表示されているページの項目を入れてしおりが表示されると、注目している単位データの位置をより一層容易に知ることができる。
また、検索結果制御部121によって得られた検索結果がランク付けされているような場合、検索結果にあがっている項目の位置情報とともに、項目ごとのランクを取得し、そのランクごとにマークの色を変えたり、マークの中にランクを表示するなどの情報を付加してマーク変更部115にマーク変更指示を出力することにより、色が変わったマークや、ランクが一緒に表示された検索結果位置マークがリンクスポットグラフ200の所定のリンクスポット201の部分に表示されることにより、注目している単位データの位置をより一層容易に知ることができる。
なお、インターネット20上のコンテンツサーバ30a、30b、30c、・・・からオンラインマニュアルをダウンロードして用いる例を示したが、たとえば、マニュアルがCD−ROMなどに保存されている場合には、本発明の位置情報表示プログラムが実装されている装置のCDドライブなどを用いてCD−ROMからマニュアルを読み出し、所定の処理を実行することによって同様の機能が実現できる。たとえば、検索結果制御部121は、ユーザからの検索指示を受けると、マニュアルが格納されているCD−ROM内を検索し、検索結果を受け取ることで上記機能が実現される。そのような場合には、CDドライブが図3に示したハードウェア構成に付け加わることにより本実施の形態の処理機能が実現される。
また、上記実施例では、電子データがHTML形式で作成されたオンラインマニュアルであり、端末装置100のブラウザがJavaScriptを実行してマーク表示を行う例を示したが、電子データはオンラインマニュアルである必要はなく、JavaScriptで実現していたマーク表示を別の方法を用いて実現してもよい。
たとえば、電子データが電子書籍であり、端末装置100がPDA(Personal Digital Assistant)であるような場合は、PDA内にマーク表示用のプログラムを記憶させておくなどしてもよい。また、電子データが映画などの動画データであり、端末装置100が動画再生用ソフトを備えた機器であるような場合などは、その動画データの圧縮方式や動画再生用ソフトに合わせたプログラムを用いてマーク表示を行ってもよい。
また、上記実施例では、バー形式のリンクスポットグラフを示したが、リンクスポットグラフは全ページのボリュームを表すことができれば、形状は何でもよい。たとえば、スピードメーターのような円形や、小さな四角形を積み上げたものなどが考えられる。また、上記実施例では、現在表示しているページに対応するリンクスポットの上部にマークを表示するリンクスポットグラフを示したが、現在のページが全体に対してどの位置にあたるかがわかれば、どんな形でもよい。たとえば図16に示すような現在位置の表示方法もある。
図16は、プログレスバーのように現在位置表示をするリンクスポットグラフを示す図である。図16に示すように、リンクスポットグラフ5200は、プログレスバーのように一方の端から色が変わっていくことによって現在の位置を示している。
また、オンラインマニュアルが何章かに分かれている場合、章ごとに背景色を変えること以外でも、全体の中での各章の位置やボリュームを示すことも可能である。
図17は、リンクスポットグラフを段違いにすることでグループ分けした様子を示す図である。図17に示すように、リンクスポットグラフ200bは、リンクスポット201を属する章ごとに分類する方法として章ごとに段違いにすることによって、章の区切りがどこにあるかを明確にしている。また、その段違いにした章の下にその段違いにした部分が何章にあたるのかを文字で表す。そうすることによって、オンラインマニュアル全体に対する注目している文章の位置をユーザが容易に知る助けとなる。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、電子ファイル管理装置が有すべき機能の処理内容を記述した電子ファイル管理プログラムが提供される。その電子ファイル管理プログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述した電子ファイル管理プログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記録装置には、HDD、FD、磁気テープなどがある。光ディスクには、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM、CD−ROM、CD−R(Recordable)/RWなどがある。光磁気記録装置には、MO(Magneto Optical disk)などがある。
電子ファイル管理プログラムを流通させる場合には、たとえば、その電子ファイル管理プログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにその電子ファイル管理プログラムを転送することもできる。
電子ファイル管理プログラムを実行するコンピュータは、たとえば、可搬型記録媒体に記録された電子ファイル管理プログラムもしくはサーバコンピュータから転送された電子ファイル管理プログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置から電子ファイル管理プログラムを読み取り、電子ファイル管理プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接電子ファイル管理プログラムを読み取り、その電子ファイル管理プログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータから電子ファイル管理プログラムが転送される毎に、逐次、受け取った電子ファイル管理プログラムに従った処理を実行することもできる。
なお、本発明は、上述の実施の形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えることができる。
上記については単に本発明の原理を示すものである。さらに、多数の変形、変更が当業者にとって可能であり、本発明は上記に示し、説明した正確な構成および応用例に限定されるものではなく、対応するすべての変形例および均等物は、添付の請求項およびその均等物による本発明の範囲とみなされる。
(付記1) 電子データの全体に対する位置情報を表示するための位置情報表示プログラムにおいて、
コンピュータに、
電子データ処理手段が、複数の単位データの配列で構成された電子データを記憶する記憶手段から前記電子データを読み取り、前記単位データに基づいて所定の処理を実行するステップと、
リンクスポットグラフ表示手段が、複数の前記単位データそれぞれに対応づけられた複数のリンクスポットを、対応関係にある前記電子データと同じ並びでリンクスポットグラフ内に配置し、前記リンクスポットグラフを表示するステップと、
マーク位置決定手段が、前記単位データの少なくとも1つをマーク対象として指定したマーク要求を受け取ると、前記リンクスポットグラフからマーク対象として指定された前記単位データに対応する前記リンクスポットの表示位置をマーク位置として決定するステップと、
マーク表示手段が、前記マーク位置決定手段で決定された前記マーク位置に、マークを表示するステップと、
を実行させることを特徴とする位置情報表示プログラム。
(付記2) 前記コンピュータに、
単位データ処理指示手段が、前記リンクスポットが選択されると、対応関係にある前記単位データの処理を実行するように、前記データ処理手段に指示信号を出力するステップをさらに実行させることを特徴とする付記1記載の位置情報表示プログラム。
(付記3) 前記コンピュータに、
現在位置マーク要求手段が、ユーザからの操作入力に応答して、前記電子データ処理手段によって現在処理されている前記単位データをマーク対象として指定した前記マーク要求を、前記マーク位置決定手段に対して出力するステップをさらに実行させることを特徴とする付記1記載の位置情報表示プログラム。
(付記4) 前記コンピュータに、
検索結果位置マーク要求手段が、ユーザからの操作入力に応答して、前記電子データの内部を検索し、検索結果に対応する前記単位データをマーク対象として指定した前記マーク要求を、前記マーク位置決定手段に対して出力するステップをさらに実行させることを特徴とする付記1記載の位置情報表示プログラム。
(付記5) 前記検索結果位置マーク要求手段が、前記検索結果でランク付けされた場合、前記マーク要求に、前記ランクに応じたマークの表示形態の指定を含めることを特徴とする付記4記載の位置情報表示プログラム。
(付記6) 前記コンピュータに、
しおり位置マーク要求手段が、ユーザからのしおり対象単位データを指定する操作入力に応答して、前記しおり対象単位データをマーク対象として指定した前記マーク要求を、前記マーク位置決定手段に対して出力するステップをさらに実行させることを特徴とする付記1記載の位置情報表示プログラム。
(付記7) 前記しおり位置マーク要求手段が、前記ユーザからしおりに対する文字書き込みを要求する操作入力か、しおりの表示形態の変更を要求する操作入力の少なくともどちらか一方がされると、前記マーク要求に、さらにマークの表示形態の指定を含めることを特徴とする付記6記載の位置情報表示プログラム。
(付記8) 前記コンピュータに、
リンクスポット幅変更手段が、前記記憶手段から前記電子データを読み取り、前記単位データごとのデータ量を読み取り、そのデータ量に応じて、前記リンクスポットの幅の変更指示を前記リンクスポットグラフ表示手段に出力するステップをさらに実行させることを特徴とする付記1記載の位置情報表示プログラム。
(付記9) 前記単位データごとのデータ量が基本データ量より大きい場合、前記リンクスポット幅の変更指示が、前記リンクスポットの幅を前記単位データごとのデータ量の基本データ量に対する比率だけ乗することを特徴とする付記8記載の位置情報表示プログラム。
(付記10) 電子データの全体に対する位置情報を表示するための位置情報表示装置において、
複数の単位データの配列で構成された電子データを記憶する記憶手段から前記電子データを読み取り、前記単位データに基づいて所定の処理を実行する電子データ処理手段と、
複数の前記単位データそれぞれに対応づけられた複数のリンクスポットを、対応関係にある前記電子データと同じ並びでリンクスポットグラフ内に配置し、前記リンクスポットグラフを表示するリンクスポットグラフ表示手段と、
前記単位データの少なくとも1つをマーク対象として指定したマーク要求を受け取ると、前記リンクスポットグラフからマーク対象として指定された前記単位データに対応する前記リンクスポットの表示位置をマーク位置として決定するマーク位置決定手段と、
前記マーク位置決定手段で決定された前記マーク位置に、マークを表示するマーク表示手段と、
を有することを特徴とする位置情報表示装置。
(付記11) 電子データの全体に対する位置情報を表示するための位置情報表示方法において、
電子データ処理手段が、複数の単位データの配列で構成された電子データを記憶する記憶手段から前記電子データを読み取り、前記単位データに基づいて所定の処理を実行するステップと、
リンクスポットグラフ表示手段が、複数の前記単位データそれぞれに対応づけられた複数のリンクスポットを、対応関係にある前記電子データと同じ並びでリンクスポットグラフ内に配置し、前記リンクスポットグラフを表示するステップと、
マーク位置決定手段が、前記単位データの少なくとも1つをマーク対象として指定したマーク要求を受け取ると、前記リンクスポットグラフからマーク対象として指定された前記単位データに対応する前記リンクスポットの表示位置をマーク位置として決定するステップと、
マーク表示手段が、前記マーク位置決定手段で決定された前記マーク位置に、マークを表示するステップと、
を含むことを特徴とする位置情報表示方法。
(付記12) 電子データの全体に対する位置情報を表示するための位置情報表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、
前記コンピュータに、
電子データ処理手段が、複数の単位データの配列で構成された電子データを記憶する記憶手段から前記電子データを読み取り、前記単位データに基づいて所定の処理を実行するステップと、
リンクスポットグラフ表示手段が、複数の前記単位データそれぞれに対応づけられた複数のリンクスポットを、対応関係にある前記電子データと同じ並びでリンクスポットグラフ内に配置し、前記リンクスポットグラフを表示するステップと、
マーク位置決定手段が、前記単位データの少なくとも1つをマーク対象として指定したマーク要求を受け取ると、前記リンクスポットグラフからマーク対象として指定された前記単位データに対応する前記リンクスポットの表示位置をマーク位置として決定するステップと、
マーク表示手段が、前記マーク位置決定手段で決定された前記マーク位置に、マークを表示するステップと、
を実行させることを特徴とする位置情報表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
第1の実施の形態に適用される発明の概念図である。 第1の実施の形態に係るシステム構成例を示す図である。 第1の実施の形態に用いる端末装置のハードウェア構成例を示す図である。 端末装置のブラウザがJavaScriptを実行した後の処理機能を示す図である。 第1の実施の形態のリンクスポットグラフの概要を示す図である。 端末装置による現在位置を示すマークを表示する処理の手順を示すフローチャートである。 端末装置による検索結果にあがった項目の位置を示すマークを表示する処理の手順を示すフローチャートである。 端末装置によるしおり位置を示すマークを表示する処理の手順を示すフローチャートである。 第1の実施の形態のリンクスポットグラフを表示するためのHTMLソースコードを示す図である。 JavaScriptによってリンクスポットを表す画像ファイルが変更された際のHTMLソースコードを示す図である。 リンクスポットグラフを背景色でグループ分けした様子を示す図である。 オンラインマニュアルをブラウザで表示した際の表示例である。 リンクスポットの幅を変更する際の処理手順を示すフローチャートである。 第3の実施の形態のリンクスポットグラフの表示例を示す図である。 第4の実施の形態のリンクスポットグラフの表示例を示す図である。 プログレスバーのように現在位置表示をするリンクスポットグラフを示す図である。 リンクスポットグラフを段違いにすることでグループ分けした様子を示す図である。
符号の説明
1 コンピュータ
1a 記憶手段
1b データ処理手段
1c リンクスポットグラフ表示手段
1d 単位データ処理指示手段
1e 画面表示例
1f マーク位置決定手段
1g マーク表示手段
2 ネットワーク
3a,3b,3c コンテンツサーバ

Claims (5)

  1. 電子データの全体に対する位置情報を表示するための位置情報表示プログラムにおいて、
    コンピュータに、
    電子データ処理手段が、複数の単位データの配列で構成された電子データを記憶する記憶手段から前記電子データを読み取り、前記単位データに基づいて所定の処理を実行するステップと、
    リンクスポットグラフ表示手段が、複数の前記単位データそれぞれに対応づけられた複数のリンクスポットを、対応関係にある前記電子データと同じ並びでリンクスポットグラフ内に配置し、前記リンクスポットグラフを表示するステップと、
    マーク位置決定手段が、前記単位データの少なくとも1つをマーク対象として指定したマーク要求を受け取ると、前記リンクスポットグラフからマーク対象として指定された前記単位データに対応する前記リンクスポットの表示位置をマーク位置として決定するステップと、
    マーク表示手段が、前記マーク位置決定手段で決定された前記マーク位置に、マークを表示するステップと、
    を実行させることを特徴とする位置情報表示プログラム。
  2. 前記コンピュータに、
    単位データ処理指示手段が、前記リンクスポットが選択されると、対応関係にある前記単位データの処理を実行するように、前記データ処理手段に指示信号を出力するステップをさらに実行させることを特徴とする請求項1記載の位置情報表示プログラム。
  3. 前記コンピュータに、
    検索結果位置マーク要求手段が、ユーザからの操作入力に応答して、前記電子データの内部を検索し、検索結果に対応する前記単位データをマーク対象として指定した前記マーク要求を、前記マーク位置決定手段に対して出力するステップをさらに実行させることを特徴とする請求項1記載の位置情報表示プログラム。
  4. 前記コンピュータに、
    リンクスポット幅変更手段が、前記記憶手段から前記電子データを読み取り、前記単位データごとのデータ量を読み取り、そのデータ量に応じて、前記リンクスポットの幅の変更指示を前記リンクスポットグラフ表示手段に出力するステップをさらに実行させることを特徴とする請求項1記載の位置情報表示プログラム。
  5. 電子データの全体に対する位置情報を表示するための位置情報表示装置において、
    複数の単位データの配列で構成された電子データを記憶する記憶手段から前記電子データを読み取り、前記単位データに基づいて所定の処理を実行する電子データ処理手段と、
    複数の前記単位データそれぞれに対応づけられた複数のリンクスポットを、対応関係にある前記電子データと同じ並びでリンクスポットグラフ内に配置し、前記リンクスポットグラフを表示するリンクスポットグラフ表示手段と、
    前記単位データの少なくとも1つをマーク対象として指定したマーク要求を受け取ると、前記リンクスポットグラフからマーク対象として指定された前記単位データに対応する前記リンクスポットの表示位置をマーク位置として決定するマーク位置決定手段と、
    前記マーク位置決定手段で決定された前記マーク位置に、マークを表示するマーク表示手段と、
    を有することを特徴とする位置情報表示装置。
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