JP2006235757A - データ処理装置及びデータ処理方法並びにプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 機器の利用権限を有さない多くのユーザに利用機会を提供して当該機器に対する利便性を好適に向上させるとともに、当該機器への不正なアクセスを防ぐことができるデータ処理装置及びデータ処理方法並びにプログラムを提供する。
【解決手段】 ユーザ認証機能を有する画像入出力システム100を用いて、まず当該システムの利用権限を有する第1のユーザを認証し、当該ユーザがログインした状態において、権限を有さない第2のユーザに付与する一時的な利用権限の設定画面を表示する。そして、その設定画面を介して第1のユーザによって設定された範囲内で、当該システムの一時的な利用権限を、もともと権限を有していない第2のユーザに付与する。
【選択図】 図12

Description

本発明は、マルチファンクションプリンタのようなユーザ認証機能を有するデータ処理装置及びそのデータ処理方法並びにプログラムに関する。
近年、デジタル複合機(例えば、マルチファンクションプリンタ等)といった画像入出力機器やそれを含むシステムにおいては、認証機能を備えてユーザを区別し、各機器の使用状況を管理したり、ユーザごとに使用できる機能を制限したりすることが可能になっている(例えば、特許文献1参照。)。
これまで提案されている機器ごとにユーザ認証機能を設けているような画像入出力機器を有するシステムにおいては、システムの管理者は、サーバ上でユーザ情報を一括管理できるようになっており、ユーザごとに利用権限にランクをつけて、ユーザごとに使える機能を設定することが可能である。また、当該システムでは、部門やユーザごとの利用状況のログを残し、機器の稼動状況の確認等に利用することも可能である。
そして、上記画像入出力機器に一般のユーザがログインした場合、当該機器はそのユーザの認証レベルに応じて、実行可能なジョブの設定画面を表示する。そして、一般のユーザは、その制限された機能下において業務を行うことが可能である。
特開2004−021554号公報
しかしながら、現在の一般的なユーザ認証機能を有する画像入出力機器やシステムでは、当該機器を利用することがないためにユーザ登録もされておらず、認証を受ける権利を持たない者は、当該機器を利用することができない。
そのため、上述したような上記機器を利用する権利を持たないユーザが、その機器を一時的に使用したいような場合には、システムの管理者に新たにユーザ登録をしてもらったり、或いは、ログイン権限を持つユーザのIDを借りたりしなければならないという問題があった。
しかし、前者の場合は、システムの管理者が常駐している訳ではないし、仮に常に対応できたとしても、その都度、ID発行や管理者ログインをして対応していては、管理者の負担が大きくなってしまう。また、後者の場合は、結局は他人のIDを借りることになり、悪意こそないものの一種の「成りすまし」をしていることと同様であり、システムセキュリティ上問題となる。例えば、他人が操作した場合であっても、記録されるログとしては、そのIDを貸した人の操作としてなってしまい、仮に不正な使われ方をした場合に当該IDを貸したユーザが不正を行ったと認識されてしまう。また、実際に使用したユーザに関するログが正しく記憶されない。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、機器の利用権限を有さない多くのユーザに利用機会を提供して当該機器に対する利便性を好適に向上させるとともに、当該機器への不正なアクセスを防ぐことができるデータ処理装置及びデータ処理方法並びにプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、ユーザ認証機能を有するデータ処理装置であって、
前記データ処理装置の利用権限を有する第1のユーザを認証する認証手段と、
第2のユーザに付与する前記データ処理装置の一時的な利用権限の設定画面を表示する表示手段と、
前記設定画面を介して前記認証手段によって認証された前記第1のユーザによって設定された範囲内で、前記データ処理装置の一時的な利用権限を前記第2のユーザに付与する付与手段と
を備えることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、ユーザ認証機能を有するデータ処理装置を用いてデータ処理方法であって、
前記データ処理装置の利用権限を有する第1のユーザを認証する認証工程と、
第2のユーザに付与する前記データ処理装置の一時的な利用権限の設定画面を表示する表示工程と、
前記設定画面を介して前記第1のユーザによって設定された範囲内で、前記データ処理装置の一時的な利用権限を前記第2のユーザに付与する付与工程と
を有することを特徴とする。
さらに、上記課題を解決するために、本発明は、ユーザ認証機能を有するコンピュータに、
前記データ処理装置の利用権限を有する第1のユーザを認証する認証手順と、
第2のユーザに付与する前記データ処理装置の一時的な利用権限の設定画面を表示する表示手順と、
前記設定画面を介して前記第1のユーザによって設定された範囲内で、前記データ処理装置の一時的な利用権限を前記第2のユーザに付与する付与手順と
を実行させることを特徴とするプログラムであることを特徴とする。
本発明によれば、機器の利用権限を有さない多くのユーザに利用機会を提供して当該機器に対する利便性を好適に向上させるとともに、当該機器への不正なアクセスを防ぐことができる。
以下、図面を参照して、本発明に係るデータ処理装置の一実施形態に係る画像入出力システムの構成及び動作について説明する。
<画像入出力システムの構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る画像入出力システムの構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態に係る画像入出力システムは、リーダー部200、コントローラ部110、プリンタ部300及び操作部180を備えている。
図1において、リーダー部(画像入力装置)200は、原稿画像を光学的に読み取って画像データに変換する。リーダー部200は、原稿を読み取るための機能を持つスキャナユニット210と、原稿用紙を搬送するための機能を持つ原稿給紙ユニット250とで構成される。
また、図1において、プリンタ部(画像出力装置)300は、記録紙を搬送し、その上に画像データを可視画像として印字(形成)して装置外に排紙する。プリンタ部300は、複数種類の記録紙カセットを持つ給紙ユニット310と、画像データを記録用紙に転写、定着させる機能を持つマーキングユニット320と、印字された記録紙をソート、ステイプルして機外へ出力する機能を持つ排紙ユニット330とで構成される。
コントローラ部(制御装置)110は、リーダー部200とプリンタ部300とに電気的に接続され、さらにLAN等のネットワーク400を介して、ホストコンピュータ401、402と接続されている。
制御装置110は、リーダー部200を制御して原稿の画像データを読み込み、プリンタ部300を制御して画像データを記録紙に出力してコピー機能を提供する。また、制御装置110は、リーダー部200から読み取った画像データをコードデータに変換し、ネットワーク400を介してホストコンピュータ401、402へ画像データを送信するスキャナ機能、ホストコンピュータ401、402からネットワーク400を介して受信したコードデータを画像データに変換し、プリンタ部300に出力するプリンタ機能を提供する。
操作部180は、液晶タッチパネルで構成されており、制御装置110に接続して画像入出力システム100を操作するためのユーザI/Fを提供する。
図2は、図1に示す画像入出力システム100をデジタル複合機で実現した場合のリーダー部200及びプリンタ部300の概観図である。リーダー部200の原稿給送ユニット250は、読み取られる原稿を先頭順に1枚ずつプラテンガラス211上へ給送し、原稿の読み取り動作終了後、プラテンガラス211上の原稿を排出するものである。原稿がプラテンガラス211上に搬送されると、ランプ212が点灯され、光学ユニット213の移動を開始させて、原稿を露光走査する。この時の原稿からの反射光は、ミラー214、215、216及びレンズ217によってCCDイメージセンサ(以下、「CCD」と称す。)218へ導かれる。このように、走査された原稿の画像は、CCD218によって読み取られる。
図2において、リーダー画像処理回路部222は、CCD218から出力される画像データに所定の処理を施して、スキャナI/Fを介して、制御装置110へ出力する。プリンタ画像処理回路部352は、プリンタI/Fを介して制御装置110から送られる画像信号をレーザドライバへと出力するところである。
プリンタ部300のレーザドライバ317は、レーザ発光部313、314、315、316を駆動するものであり、プリンタ画像処理部352から出力された画像データに応じたレーザ光をレーザ発光部313、314、315、316を発光させる。このレーザ光はミラー340、341、342、343、344、345、346、347、348、349、350、351によって感光ドラム325、326、327、328に照射され、感光ドラム325、326、327、328にはレーザ光に応じた潜像が形成される。321、322、323、324は、それぞれブラック(Bk)、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンダ(M)のトナーによって潜像を現像するための現像器であり、現像された各色のトナーは、用紙に転写されフルカラーのプリントアウトがなされる。
用紙カセット360、361及び手差しトレイ362のいずれかより、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで給紙された用紙は、レジストローラ333を経て、転写ベルト334上に吸着され、搬送される。そして、感光ドラム325、326、327、328に付着された現像剤を記録紙に転写する。現像剤の乗った記録紙は定着部335に搬送され、定着部335の熱と圧力により現像剤は記像紙に定着される。定着部335を通過した記録紙は排出ローラ336によって排出され、排紙ユニット370は排出された記録紙を束ねて記録紙の仕分けをしたり、仕分けされた記録紙のステイプルを行う。
また、両面記録が設定されている場合は、排出ローラ336のところまで記録紙を搬送した後、排出ローラ336の回転方向を逆転させ、フラッパ337によって再給紙搬送路338へ導く。再給紙搬送路338へ導かれた記録紙は上述したタイミングで転写ベルト334へ給紙される。
<制御装置110の構成・機能>
図3は、本実施形態に係る画像入出力システムにおける制御装置110の構成を示すブロック図である。図3に示すように、制御装置110は、メインコントローラ111は、主に、CPU112と、バスコントローラ113、各種I/Fコントローラ回路とから構成される。
CPU112とバスコントローラ113は、制御装置110全体の動作を制御するものであり、CPU112はROM120からROM I/F121を経由して読み込んだプログラムに基いて動作する。また、ホストコンピュータから受信したPDL(ページ記述言語)コードデータを解釈し、ラスターイメージデータに展開する動作も、このプログラムに記述されており、ソフトウェアによって処理される。バスコントローラ113は、各I/Fから入出力されるデータ転送を制御するものであり、バス競合時の調停やDMAデータ転送の制御を行う。
DRAM122は、DRAM I/F123によってメインコントローラ111と接続されており、CPU112が動作するためのワークエリアや、画像データを蓄積するためのエリアとして使用される。
調歩同期シリアル通信コントローラ114は、リーダー部200、プリンタ部300の各CPUとシリアルバス172、173を介して制御コマンドを送受信し、操作部180のタッチパネルやキー入力の通信を行う。
ネットワークコントローラ125は、I/F127によってメインコントローラ111と接続され、コネクタ126によって外部ネットワークと接続される。尚、接続されるネットワークとしては、一般的にイーサネット(登録商標)が挙げられる。また、シリアルコネクタ124は、メインコントローラ111と接続して、外部機器との通信を行う。シリアルバスとしては、一般的にUSBが挙げられる。
FAN128は、メインコントローラ111に接続され、コントローラ部110を冷却するために用いられる。温度監視IC142は、シリアルバス143によってメインコントローラ111に接続されている。温度監視IC142は、FAN128の制御や、リアルタイムクロックモジュール137の温度補正等に用いられる。
汎用高速バス130には、拡張ボードを接続するための拡張コネクタ135とI/O制御部126、HDコントローラ131、Codec133とが接続される。尚、汎用高速バスとしては、一般的にPCIバスが挙げられる。Codec133は、DRAM122に蓄積されたラスターイメージデータをMH/MR/MMR/JBIG/JPEG等の方式で圧縮し、また逆に圧縮され蓄積されたコードデータをラスターイメージデータに伸長する。SRAM134は、Codec133の一時的なワーク領域として使用される。
また、DRAM122との間のデータの転送は、バスコントローラ113によって制御され、DMA転送される。HDコントローラ131は、外部記憶装置を接続するためのものである。本実施形態においては、このI/Fを介してハードディスクドライブ132が接続されている。ハードディスク132は、プログラムを格納したり、画像データを記憶するために用いられる。
I/O制御部126は、データバス144の制御を行い、ポート制御部145や割り込み制御部146の制御を行う。
パネルI/F141は、LCDコントローラ140に接続され、操作部180上の液晶画面に表示を行うためのI/Fと、ハードキーやタッチパネルキーの入力を行うためのキー入力I/F171とから構成される。操作部180は、液晶表示部と液晶表示部上に張り付けられたタッチパネル入力装置と、複数個のハードキーを有する。タッチパネル又はハードキーにより入力された信号は、前述したパネルI/F171を介してCPU112に伝えられる。また、液晶表示部は、パネルI/F141から送られてきた画像データを表示する。液晶表示部には、本画像入出力機器の操作における機能表示や画像データ等の表示を行う。
リアルタイムクロックモジュール137は、機器内で管理する日付と時刻を更新/保存するためのものであり、バックアップ電池138によってバックアップされている。SRAM139は、バックアップ電池138でバックアップされ、ユーザモード、各種設定情報、ハードディスクドライブ132のファイル管理情報等を蓄積している。
Graphic Processor151は、DRAM122に蓄積された画像データに対して、画像回転、画像変倍、色空間変換、二値化、スキャナ画像入力、プリンタ画像出力の処理を行う。DRAM152は、Graphic Processor151の一時的なワーク領域として使用される。Graphic Processor151は、I/F150を介してメインコントローラ111と接続され、DRAM122との間のデータの転送は、バスコントローラ113によって制御され、DMA転送される。
コネクタ160、155は、それぞれリーダー部200とプリンタ部300とに接続され、同調歩同期シリアルI/F173、172とビデオI/F163、162とから構成される。
スキャナ画像処理部157は、コネクタ160を介してリーダー部200と接続され、また、スキャナバス161によってGraphic Processor151と接続されており、リーダー部200から受け取った画像に対して所定の処理を施す機能を有している。また、スキャナ画像処理部157は、さらに、リーダー部200から送られてきたビデオ制御信号をもとに生成した制御信号を、スキャナバス161に出力する機能も有する。
FIFO158は、スキャナ画像処理部157と接続され、リーダー部200から送られてくるビデオ信号のライン補正を行うために用いられる。
プリンタ画像処理部153は、コネクタ155を介してプリンタ部300と接続され、また、プリンタバス156によってGraphic Processor151と接続されており、Graphic Processor151から出力された画像データに所定の処理を施して、プリンタ部300へ出力する機能を有し、さらに、プリンタ部300から送られたビデオ制御信号をもとに生成した制御信号をプリンタバス162に出力する機能も有する。
DRAM154は、プリンタ画像処理部153に接続され、ビデオ信号を一定時間遅延させるために用いられる。また、DRAM122上に展開されたラスターイメージデータのプリンタ部300への転送は、バスコントローラ113によって制御され、Graphic Processor151、プリンタ画像処理部153、コネクタ155を経由して、プリンタ部300へDMA転送される。
<リーダー画像処理部の説明>
図4は、本実施形態に係る画像入出力システムにおけるリーダー画像処理部222の細部構成を示すブロック図である。このリーダー画像処理部222では、プラテンガラス211上の原稿は、CCD218に読み取られて電気信号に変換される。尚、CCD218は、カラーセンサの場合、RGBのカラーフィルタが1ラインCCD上にRGB順にインラインに乗ったものでも、3ラインCCDで、それぞれRフィルタ、Gフィルタ、BフィルタをそれぞれのCCDごとに並べたものでも構わない。また、フィルタがオンチップ化、又はフィルタがCCDと別構成になったものでも構わない。
そして、その電気信号(アナログ画像信号)は画像処理部222に入力され、クランプ&Amp.&S/H&A/D部401でサンプルホールド(S/H)され、アナログ画像信号のダークレベルを基準電位にクランプし、所定量に増幅され(尚、上記処理順番は表記順とは限らない)、A/D変換されて、例えばRGB各8ビットのディジタル信号に変換される。そして、RGB信号は、シェーディング部402で、シェーディング補正及び黒補正が施された後、制御装置110へ出力される。
<スキャナ画像処理部157の説明>
図6は、本発明の一実施形態に係る画像入出力システム100の制御装置110におけるスキャナ画像処理部157の細部構成を示すブロック図である。
リーダー部200からコネクタ160を介して送られる画像信号に対して、つなぎ&MTF補正部601で読み取り速度に応じてライン毎の遅延量を調整し、読み取り速度によって変化したMTFを補正する。CCD218が3ラインCCDの場合、つなぎ処理は3ラインの読み取り位置が同じになるように信号タイミングを補正する。
FIFO158は、ライン遅延のバッファとして用いる。読み取り位置タイミングが補正されたデジタル信号は入力マスキング部602によって、CCD218の分光特性及びランプ212及びミラー214、215、216の分光特性を補正する。入力マスキング部602の出力は、ACSカウント部405及びGraphic Processor151へ送られる。
<ACS(オートカラーセレクト)カウント部の説明>
図5は、スキャナ画像処理部157のACSカウント部405の細部構成を説明するためのブロック図である。オートカラーセレクト(ACS)は、原稿がカラーであるのか、或いは白黒であるのかを判断する。すなわち、原稿の画素ごとの彩度を求めて、ある閾値以上の画素がどれだけ存在するかでカラー判定を行うものである。しかし、白黒原稿であっても、MTF等の影響により、ミクロ的に見るとエッジ周辺に色画素が多数存在し、単純に画素単位でACS判定を行うのは難しい。このACS手法は、さまざまな方法が提供されているが、本実施形態ではACSの方法にはこだわらず、一般的な手法で説明を行う。
前述したように、白黒画像でもミクロ的に見ると色画素が多数存在することから、その画素が本当に色画素であるかどうかは、注目画素に対して周辺の色画素の情報で判定する必要がある。図5において、フィルタ501はそのためのフィルタであり、注目画素に対して周辺画素を参照するためにFIFOの構造をとる。
また、図5において、領域検出回路502は、メインコントローラ111からセットされた507〜510のレジスタに設定された値と、リーダー部200から送られたビデオ制御信号512に基づいて、ACSをかける領域信号505を作成する回路である。色判定部503は、ACSをかける領域信号505に基づいて、注目画素に対してフィルタ501内のメモリ内の周辺画素を参照し、注目画素が色画素か白黒画素かを決定する。カウンタ504は、色判定部503が出力した色判定信号の個数を数えるカウンタである。
メインコントローラ111は、読み込み範囲に対してACSをかける領域を決定し、レジスタ507〜510に設定する。尚、本実施形態では、原稿に対して独立で範囲を決める構成をとる。また、メインコントローラ111は、ACSをかける領域内での色判定信号の個数を計数するカウンタの値を、所定の閾値と比較して、当該原稿がカラーであるのか白黒であるのかを判断する。
レジスタ507〜510には、主走査方向、副走査方向のそれぞれについて、色判定部503が判定を開始する位置と判定を終了する位置を、リーダー部200から送られたビデオ制御信号512に基づいて設定する。本実施形態では、実際の原稿の大きさよりもそれぞれ10mm程度小さめに設定している。
<プリンタ画像処理部の説明>
図7は、本発明の一実施形態に係る画像入出力システム100の制御装置110におけるプリンタ画像処理部153の細部構成を示すブロック図である。
Graphic Processor151から、プリンタバス156を介して送られる画像信号は、まずLOG変換部701に入力される。LOG変換部701では、LOG変換でRGB信号からCMY信号に変換する。次に、モアレ除去部702でモアレが除去される。UCR&マスキング部703は、モアレ除去処理されたCMY信号にUCR処理を行ってCMYK信号を生成し、マスキング処理を行ってプリンタの出力にあった信号に補正される。
UCR&マスキング部703で処理された信号は、γ補正部704で濃度調整された後、フィルタ部705でスムージング又はエッジ処理される。出力切り替え部706では、感光ドラム321〜324のドラム間の距離を補正するためにDRAM154にCMYK画像毎に一旦画像を蓄積し、ドラム間の距離を補正した画像をコネクタ155を介してプリンタ部300へ送る。
<Graphic Processor151の説明>
図8は、本発明の一実施形態に係る画像入出力システム100の制御装置110におけるGraphic Processor151の細部構成について示すブロック図である。
Graphic Processor151は、画像回転、画像変倍、色空間変換、二値化、スキャナ画像入力、プリンタ画像出力の処理をそれぞれ行うモジュールを有する。DRAM152は、DRAMコントローラ808を介して各々のモジュールの一時的なワーク領域として使用される。各々のモジュールが用いるDRAM152のワーク領域が競合しないよう、あらかじめ各々のモジュールごとにワーク領域が静的に割り当てを行う。Graphic Processor151は、I/F150を介してメインコントローラ111と接続され、DRAM122との間のデータの転送は、バスコントローラ113によって制御され、DMA転送される。
バスコントローラ113は、Graphic Processor151の各々のモジュールにモード等を設定する制御、及び各々のモジュールに画像データを転送するためのタイミング制御を行う。
入力インターフェース810は、I/F150から入力された画像データをCross Bar Switch809に入力する。画像データ形式は、2値ラスターイメージデータ、多値ラスターイメージデータ、JPEG等を扱い、JPEG画像の場合は、入力インタフェース810によってラスターイメージデータに変換して、Cross Bar Switch809にデータ出力する。
出力インタフェース811は、Cross Bar Switch809から入力された画像データをI/F150に出力する。Cross Bar Switch809から入力される画像データ形式はラスターイメージデータであるが、出力インターフェース811でJPEG圧縮を行ってI/F150にデータ出力することも可能である。
<スキャナ入力部の説明>
以下に、スキャナ入力部806における処理手順について説明する。
まず、I/F150を介して、CPU112からバスコントローラ113にスキャナ入力制御のための設定を行う。この設定により、バスコントローラ113は、スキャナ入力部806に対して必要な設定(入力処理に応じた各種パラメータ等)を行う。そして、必要な設定を行った後に、再度、CPU112からバスコントローラ113に対して画像データ転送の許可を行う。
その後、スキャナ画像処理部157から入力される同期信号に同期して画像データがスキャナ入力部806に入力される。スキャナ入力部806は、受け取った画像データを入力バッファとして、一旦DRAM152に格納する。その後、スキャナ入力部806は、DRAM152に格納した画像をバスコントローラ113に転送する。スキャナ入力画像データを受け取ったバスコントローラ113は、DRAM122又はI/F上の各デバイスにデータを転送する。
<プリンタ出力部の説明>
次に、プリンタ出力部807における処理手順について説明する。
まず、I/F150を介して、CPU112からバスコントローラ113にプリンタ出力制御のための設定を行う。この設定により、バスコントローラ113は、プリンタ出力部807に対して必要な設定(例えば、出力処理に応じた各種パラメータ等)を行う。そして、必要な設定を行った後に、再度CPU112からバスコントローラ113に対して画像データ転送の許可を行う。この許可に従って、バスコントローラ113はDRAM122若しくは各I/Fを介して接続されているデバイスから画像データの転送を開始する。
プリンタ出力部807は、受け取った画像データを一旦DRAM152に格納する。その後、プリンタ画像処理部153から入力される同期信号に応じて、DRAM152に格納した画像をプリンタ画像処理部153に出力する。
<ネットワークシステム全体の構成>
図9は、本発明の一実施形態に係る画像入出力システム100を含むネットワークシステム全体の構成を示す図である。図9において、1001は本実施形態に係る画像入出力システムを実現したデジタル複合機であって、後述するスキャナとプリンタを備え、スキャナから読み込んだ画像をローカルエリアネットワーク(LAN)1010に流したり、LAN1010から受信した画像をプリンタによりプリントアウトできる。
また、デジタル複合機1001は、スキャナから読み取った画像を図示しないFAX送信手段により、PSTN又はISDN1030に送信したり、PSTN又はISDN1030から受信した画像をプリンタによりプリントアウトすることができる。データベースサーバ1002は、デジタル複合機1001により読み取った2値画像及び多値画像をデータベースとして管理する。1003は、データベースサーバ1002のデータベースクライアントであり、データベースサーバ1002に保存されている画像データを閲覧/検索等できる。
図9において、電子メールサーバ1004は、本発明の一実施形態に係る画像入出力システムであるデジタル複合機1001によって読み取った画像を電子メールの添付ファイルとして受け取ることができる。1005は、電子メールのクライアントであり、電子メールサーバ1004の受け取ったメールを受信して閲覧したり、電子メールを送信したりすることが可能である。
WWWサーバ1006は、HTML文書をLANに提供するサーバであって、デジタル複合機1001によりWWWサーバで提供されるHTML文書をプリントアウトすることができる。ルータ1007は、LAN1010をインターネット/イントラネット1012と連結する。尚、インターネット/イントラネット1012には、前述したデータベースサーバ1002、WWWサーバ1006、電子メールサーバ1004、デジタル複合機1001と同様の装置が、それぞれ1020、1021、1022、1023として連結している。
一方、本発明の一実施形態に係る画像入出力システムであるデジタル複合機1001は、PSTN又はISDN1030を介してFAX装置1031と送受信可能になっている。また、LAN1020上にプリンタ1040が連結されて、デジタル複合機1001により読み取った画像をプリントアウト可能なように構成されている。
<操作部180の概要>
図10は、本発明の一実施形態に係る画像入出力システム100の操作部180の外観を示す図である。図10において、LCD表示部3001は、LCD上にタッチパネルシートが貼られており、システムの操作画面を表示するとともに、表示された各種キーが押されるとその位置情報をコントローラCPUに伝える。スタートキー3002は、原稿画像の読み取り動作を開始する時等に用いられる。スタートキー3002の中央部には、緑と赤の2色LEDがあり、その色によってスタートキーが使用可能な状態にあるかどうかを示す。
ストップキー3003は、稼働中の動作を止める働きをする。IDキー3004は、使用者のユーザIDを入力するときに用いられる。リセットキー3005は、操作部180からの設定を初期化するときに用いられる。以下では、操作部180に表示される各画面について詳細に説明する。
<操作画面>
図11は、本発明の一実施形態に係る画像入出力システム100の操作部180に表示される操作画面を示す図である。本発明の装置が提供する機能は、Copy/Send/Retrieve/Tasks/Management/Configurationの6つの大きなカテゴリーに分かれている。これらの各機能は、操作画面3010上の上部に表示される6つのメインタブ(COPY/SEND/RETREIVE/TASKS/MGMT/CONFIG)3011〜3016に対応している。これらのメインタブが押下されることにより、各カテゴリーの画面への切り替えが行われる。尚、他カテゴリーへの切り換えが許可されない場合は、メインタブの表示色が変化し、そのメインタブを押しても何も反応しない。
「Copy」タブ3011で提供される機能は、自装置が有するスキャナとプリンタを使用して通常のドキュメント複写を行う機能と、自機が有するスキャナとネットワークで接続されたプリンタを使用してドキュメントの複写を行う機能(リモートコピー)を含む。「Send」タブ3012で提供される機能は、自機が有するスキャナに置かれたドキュメントを、電子メール、リモートプリンタ、ファックス、ファイル転送(FTP)及びデータベースに転送する機能であり、宛先を複数指定することが可能である。
「Retrieve」タブ3013で提供される機能は、外部にあるドキュメントを取得し、自機が有するプリンタで印刷する機能である。ドキュメントの取得手段として、WWW、電子メール、ファイル転送及びファックスの使用が可能である。「Tasks」タブ3014で提供される機能は、ファックスやインターネットプリント等の外部から送られるドキュメントを自動処理し、定期的にRetrieveを行うためのタスクの生成、管理を行う。「Management」タブ3015で提供される機能は、ジョブ、アドレス帳、ブックマーク、ドキュメント、アカウント情報等の管理を行う。「Configuration」タブ3016で提供される機能は、自機に関しての設定(ネットワーク、時計等)を行う。
<認証手段>
本発明の一実施形態に係る画像入出力システムを実現したデジタル複合機1001、1023には、ユーザを認証するための装置及び手段1090(例えば、IDとパスワードログイン、IDカード、指紋認証等)が備わっている。また、ネットワーク上には、ユーザ情報を管理するサーバがあり、ユーザ情報を一括管理している。或いは、ユーザ管理は、ネットワーク上に存在する各デジタル複合機1001、1023がユーザ情報を管理する構成であっても構わない。
<実施例>
以下では、上述した構成を備えるシステムにおいて、以下に2つの実施例について説明するが、その2例とも通常の利用権限保有者と利用権限非保有者とがいる構成とする。
[第1の実施例]
第1の実施例では、通常は利用権限を保有していない者が、利用権限を保有する者から権限を与えてもらって、一時的に機器を利用する場合について説明する。図12は、利用権限を保有していない者が、利用権限を保有する者から権限を付与されて一時的に機器を利用する場合の処理手順を説明するためのフローチャートである。
まず、権限非保有者は、権限保有者へログインを依頼して、権限保有者が通常通り権限有りユーザとしてログイン操作をすると、画像入出力システムはログイン操作を行なったユーザが権限保有者であるかを判断するべくユーザを認証する(ステップS4010)。もしユーザが権限保有者でないと判断された場合には、画像入出力システムは次のステップへは進まない。この時、ログインした権限保有者に設定されている内容に応じて、デフォルトの画面を表示したり、或いは、権限レベルに応じて利用不可能な機能や設定内容に対しては、例えば白抜けされた設定アイコンが表示されたりするような設定とすることも可能な構成となっているシステムであっても良い。ログインが完了すると、画像入出力システムはログイン状態つまり画像入出力システムが提供する所定の機能を利用可能状態となる。
以下では、コピー機能のみを権限非保有者に使わせる場合の例について説明する。図13は、本発明の一実施形態に係る画像入出力システム100の操作部180に表示されるコピー機能を提供する操作画面を示す図である。まず、権限保有者が操作メニュー上から「コピー」タブ6001を選択すると、画像入出力システムはコピー設定画面をアクティブにし、選択されたモードを判定する(ステップS4020)。その結果、「権限付与モード」が選択された場合(Yes)、画像入出力システムは、権限を持つ人から「一時的な利用権限を付与されたモード」に切り替わっているコピー設定画面6002を表示する(ステップS4030)。図13に示されるような設定がされた場合、権限が無いユーザのコピー操作以外は選択できなくなる。
また、別の方法としては、あらかじめ権限有りユーザが権限を付与する際に許可する設定を複数可能にして、「権限付与モード」を選択した上で、さらに権限のどれを選択するかということを可能とする構成であっても良い。この権限選択は当該利用権限保有者の利用権限ランクに応じて、その権利内で設定可能である場合もある。また、システムによって権限付与の条件をサーバ上などで設定しておく等の方法も考えられる。
上述したように、権限非保有者はその設定操作を制限されるため、権限保有者が当該機器の前にいる必要が無くなり、権限非保有者の自由に任せてジョブを設定・実行させることが可能になる。
次に、権限非保有者が自分の望むコピー設定を選択・設定すると、画像入出力システムはその選択・設定を受け付ける(ステップS4040)。そして、設定が終わった後、当該権限非保有者がスタートボタン3002を押下すると、画像入出力システムはジョブを実行し、そのジョブ結果を出力する(ステップS4050)。図14は、本発明の一実施形態に係る画像入出力システム100の操作部180に表示されるジョブ実行結果を表示した操作画面を示す図である。図14に示すように、ジョブ結果を出力中も6011に示すように「機能制限モード」であることを表示しておくことが可能である。
そして、ジョブ結果の出力が終了すると、画像入出力システムはログイン状態を自動的に(強制的に)解除し、ログアウトされる(ステップS4060)。図15は、本発明の一実施形態に係る画像入出力システム100の操作部180に表示される強制ログアウト後の操作画面を示す図である。
尚、一次利用者の利用が2ジョブ以上に渡る場合は、権限を付与する際に、ジョブ数を設定可能な構成として、「2ジョブ実行」と設定することによって、もう1ジョブの実行を許可することも可能である。この場合は、ステップS4030に進むこととなる。
また、ステップS4020における判定において、利用権限付与モードを選択しない場合(No)は、画像入出力システムは、利用権限保有者に設定されている通常の権限の範囲内においてジョブを実行し(ステップS4100)、ログアウトがユーザによって指示されたかどうかを判断する(ステップS4110)。ユーザはログアウトを指示するまで装置の利用を継続することができる。
尚、利用権限保有者についても、自動ログアウトするまでのデフォルトのジョブ数をあらかじめ設定しておき、利用権限保有者がジョブを実行した後、すぐにその場を離れるような構成をとることも可能である。このような設定を可能とすることで、利用権限保有者は、ログアウト操作からの煩わしさからも解放される。
[第2の実施例]
次に、第2の実施例として、一時的な利用権限付与モードの詳細を設定し、さらに、一回のみ有効なユーザID及びパスワードを発行する場合について説明する。例えば、権限の非保有者が、通常利用する権限がない機器について使用したいような場合であって、その機器の前に行ったときに権限保有者が一緒にいないような場合に、あらかじめ権限保有者にID発行を依頼しておくような場合が想定される。
図16は、利用権限を保有していない者が、利用権限を保有する者にID発行をあらかじめ依頼しておいて機器を利用する場合の処理手順を説明するためのフローチャートである。また、図17は、本発明の一実施形態に係る画像入出力システム100の操作部180に表示される権限保有者による権限付与設定及びワンタイムパスワード設定を行う操作画面を示す図である。
まず、権限保有者がログイン操作をすると、画像入出力システムはログイン操作を行なったユーザが権限保有者であるかを判断するべくユーザを認証する(ステップS5010)。もしユーザが権限保有者でないと判断された場合には、画像入出力システムは次のステップへは進まない。次に、画像入出力システムは利用権限付きモードがユーザによって指定されたか否かを判定する(ステップS5020)。ここで、利用権限付与モードが設定されると、画像入出力システムは、図17に示すような権限付与モードの詳細内容を設定できる画面が表示する(ステップS5030)。そして、権限保有者が制限するべき機能を選択すると、画像入出力システムは選択された内容を受け付ける(ステップS5040)。例えば、2 in 1、カラーは何ページ、何部まで認める、両面コピー必須等の機能の選択を行うことができる。尚、ここでも、前述したように、利用最大ジョブ数等を設定することも可能である。また、ネットワークに接続して利用する「送信」や「ボックス」機能を、一時的に権利を付与するユーザには使わせないような設定とすることも可能である。
権限保有者が各種機能制限を設定した後、パスワードの発行を指示するべくパスワード発行ボタン032を押下すると、画像入出力システムはパスワードを発行する(ステップS5050)。これにより、ID及びパスワードがUI画面上に表示され、権限非保有者にこれらのID及びパスワードを提示することが可能になる。
尚、提示されたID及びパスワードは、一定時間経過した場合に無効になるようにしてもよく、またIDが有効開始となる時間を設定することも可能である。また、IDや有効期限等を権限非保有者の携帯端末等に送信したり、その内容が一定時間が経過してIDが無効になったことを通知することも可能である。
また、ID発行後は、権限保有者がログアウトボタン6033を押下したかどうかを判断して(ステップS5100)、ログアウトボタン6033が押下された場合にはログアウトされる(ステップS5100でYesの場合)。或いは、何か他のジョブをする場合はログイン状態を継続する(ステップS5100でNoの場合)ことも可能である。尚、前述した第1の実施例と同様に、通常ジョブを繰り返す限りにおいては(ステップS5090)、自由に作業することも可能でり、システム的に自動ログアウト条件を設定しておくようなことも可能である。
続いて、IDとパスワードが発行された権限非保有者は、それらを利用する場合には、単独でログイン作業を行うことが可能である。このIDとパスワードが入力されると、それが正しく発行されたIDとパスワードであるかを判断する(ステップS5500)。そして、入力されたIDとパスワードが正しく発行されたものである場合には、画像入出力システムは設定画面を表示し(ステップS5510)、一時ユーザにジョブの設定を促す(ステップS5520)。そして、ユーザがジョブ設定が完了した後、スタートボタンを押下すると、画像入出力システムはジョブを実行する(ステップS5530)。その後、画像入出力システムは残りのジョブがあるか否かを判定し(ステップS5540)、ジョブが実行し終わった場合(=0)は、自動的に(強制的に)ログイン状態を解除してログアウトされる(ステップS5550)。
尚、システムによっては、一時ユーザが実行可能なジョブ数を設定することを可能な構成とすることで、ステップS5540で残りジョブ数を算出し、残りジョブが存在する場合(≠0)は、ステップS5510に戻って再度ジョブを設定する画面表示に切り換えることが可能となる。
上述した2つの実施例では、ジョブの実行者が権限がもともと付与された人ではなく、一次ユーザであることが明確に使用ログ上に記録されることになる。
また、上記2つの実施例では、デジタル複合機の操作パネルの前で実際に設定する例を示したが、Webブラウザ等をインタフェースとしてこれらの設定に使用することも可能である。例えば、権限保有者が個人のPCから一次利用権限を発行するようなケース等が考えられる。
さらに、上記2つの実施例では、ログインの形態として操作パネル上でログインする例について示したが、IDカードを用いてログインするような場合は、一時利用ユーザのIDカード(例えば、汎用的なIDカード)にそのID及びパスワードを書き込み、そのIDカードを利用することでログインすることができるようなシステムとしても良い。
さらにまた、上記2つの実施例では、システムを利用するユーザに対する課金方法についても、より柔軟に運用することが可能である。例えば、汎用IDカード内にユーザIDを登録できるようなシステムであれば、権限非保有者が権利を受けた場合は、当該IDカード内に課金情報を残すようなことも可能である。また、別途会計処理が可能なシステムにIDカードをかざすことによって、課金処理を終了するようにしてもよい。
また、システムがより汎用的であれば、ユーザインタフェースを使ったログイン方法によるシステムでも、ネットワーク上の別グループを管理するサーバに課金情報を渡したり、課金区分を利用権限外者であるような記載をすることも可能である。
また、上述したような権利者からID等を発行してもらうようなシステムでは、自分で使用したログをシステム内に残したくないために、わざと権限付与利用者としてログインするようなケースも考えられる。そこで、権限付与モード移行後は、指紋認証装置等と組み合わせてユーザ認証を確実に行うようにしてもよい。例えば、ユーザが認証装置に前記方法とあわせて指紋をかざしながらでないと利用権限付与モードに移行操作することができない等の方法を採用することで、より正確なログを残すことも可能である。
上述したように、利用する権限の無いユーザに対して、一時的に利用可能なモードを設け、或いは、一時的に利用なモードでログインするためのパスワードを発行することで、認証手段を持つ機器を利用する権限を持たないユーザに対しても、一定の機能制限において一時的なユーザとして機器を取り扱わせることが可能になりデジタル複合機等の利便性がより向上する。
<その他の実施形態>
以上、実施形態例を詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体(記録媒体)等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
尚、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であっても良い。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
本発明の一実施形態に係る画像入出力システムの構成を示すブロック図である。 図1に示す画像入出力システム100をデジタル複合機で実現した場合のリーダー部200及びプリンタ部300の概観図である。 本実施形態に係る画像入出力システムにおける制御装置110の構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る画像入出力システムにおけるリーダー画像処理部222の細部構成を示すブロック図である。 スキャナ画像処理部157のACSカウント部405の細部構成を説明するためのブロック図である。 本発明の一実施形態に係る画像入出力システム100の制御装置110におけるスキャナ画像処理部157の細部構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る画像入出力システム100の制御装置110におけるプリンタ画像処理部153の細部構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る画像入出力システム100の制御装置110におけるGraphic Processor151の細部構成について示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る画像入出力システム100を含むネットワークシステム全体の構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る画像入出力システム100の操作部180の外観を示す図である。 本発明の一実施形態に係る画像入出力システム100の操作部180に表示される操作画面を示す図である。 利用権限を保有していない者が、利用権限を保有する者から権限を付与されて一時的に機器を利用する場合の処理手順を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る画像入出力システム100の操作部180に表示されるコピー機能を提供する操作画面を示す図である。 本発明の一実施形態に係る画像入出力システム100の操作部180に表示されるジョブ実行結果を表示した操作画面を示す図である。 本発明の一実施形態に係る画像入出力システム100の操作部180に表示される強制ログアウト後の操作画面を示す図である。 利用権限を保有していない者が、利用権限を保有する者にID発行をあらかじめ依頼しておいて機器を利用する場合の処理手順を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る画像入出力システム100の操作部180に表示される権限保有者による権限付与設定及びワンタイムパスワード設定を行う操作画面を示す図である。

Claims (22)

  1. ユーザ認証機能を有するデータ処理装置であって、
    前記データ処理装置の利用権限を有する第1のユーザを認証する認証手段と、
    第2のユーザに付与する前記データ処理装置の一時的な利用権限の設定画面を表示する表示手段と、
    前記設定画面を介して前記認証手段によって認証された前記第1のユーザによって設定された範囲内で、前記データ処理装置の一時的な利用権限を前記第2のユーザに付与する付与手段と
    を備えることを特徴とするデータ処理装置。
  2. 前記付与手段が、前記第1のユーザが有する利用権限の範囲内で、前記第2のユーザに前記データ処理装置の一時的な利用権限を付与することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 前記付与手段が、前記認証手段によって認証された前記第1のユーザが前記データ処理装置にログインしている状態において、前記一時的な利用権限を前記第2のユーザに付与することを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ処理装置。
  4. 前記表示手段が、前記第2のユーザに付与する前記一時的な利用権限の細部設定内容を選択するための設定項目を前記設定画面上に表示することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  5. 前記付与手段が、前記設定画面上に表示された前記設定項目のうち、前記第1のユーザによって選択された項目に対応する利用権限を前記第2のユーザに対して一時的に付与することを特徴とする請求項4に記載のデータ処理装置。
  6. 前記付与手段によって前記第2のユーザに付与された前記一時的な利用権限の範囲内で前記第2のユーザが実行したジョブが終了した際に該一時的な利用権限を無効にする無効化手段をさらに備えることを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  7. 前記第2のユーザによって前記一時的な利用権限の範囲内で実行されたジョブが実行されて終了することによって前記一時的な利用権限が無効になった場合、前記認証手段によって認証された前記第1のユーザが前記データ処理装置にログインしている状態を解除して強制的にログアウトすることを特徴とする解除手段をさらに備えることを特徴とする請求項6に記載のデータ処理装置。
  8. 前記第1のユーザから一時的な利用権限を受けた前記第2のユーザによって実行されたジョブの履歴を該第2のユーザの履歴として記憶する履歴記憶手段をさらに備えることを特徴とする請求項1から7までのいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  9. 前記付与手段が、前記第2のユーザに前記データ処理装置の一時的な利用権限として前記ジョブの実行回数をあらかじめ設定して付与することを特徴とする請求項6に記載のデータ処理装置。
  10. 前記付与手段が、前記一時的な利用権限内で前記データ処理装置にログインすることが可能なユーザ識別情報とパスワードとを含む認証情報を発行し、
    前記データ処理装置に入力された前記認証情報に基づいて該データ処理装置の一時的な利用権限を有する前記第2のユーザを認証する第2の認証手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  11. 前記付与手段によって発行された前記認証情報を前記データ処理装置とは独立した所定の外部記憶媒体に書き込む書込手段をさらに備えることを特徴とする請求項10に記載のデータ処理装置。
  12. 前記第2の認証手段によって認証された前記第2のユーザに前記一時的な利用権限の範囲内でジョブの実行を行わせるための操作画面を表示する第2の表示手段をさらに備えることを特徴とする請求項10又は11に記載のデータ処理装置。
  13. 前記一時的な利用権限の範囲内で前記第2のユーザによって実行されたジョブが終了した際に該一時的な利用権限を無効にし、前記第2のユーザのログイン状態を解除して強制的にログアウトするとともに、前記認証情報を無効にする無効化手段をさらに備えることを特徴とする請求項10から12までのいずれか1項に記載の記載のデータ処理装置。
  14. 前記付与手段が、有効開始時期及び有効終了時期が設定された前記ユーザ識別情報を含む前記認証情報を発行することを特徴とする請求項10から13までのいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  15. 前記付与手段によって発行された前記認証情報を前記第2のユーザが管理するネットワークを介して接続された所定の端末装置に通知する通知手段をさらに備えることを特徴とする請求項10に記載のデータ処理装置。
  16. 前記一時的な利用権限が付与された前記第2のユーザが実行するジョブに対して課金を行う課金手段と、
    前記課金手段によって行われる前記ジョブに対する課金方法を設定する課金方法設定手段と
    をさらに備えることを特徴とする請求項1から15までのいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  17. 前記第2の認証手段によって認証された前記第2のユーザに対して、さらに所定の個人特定情報を用いて該第2のユーザが前記一時的な利用権限を付与されるユーザであるか否かを特定する特定手段をさらに備え、
    前記付与手段は、前記特定手段によって前記一時的な利用権限の付与が許可されたユーザであると特定されたことを条件として前記第2のユーザに該一時的な利用権限を付与する
    ことを特徴とする請求項10に記載のデータ処理装置。
  18. ユーザ認証機能を有するデータ処理装置であって、
    前記データ処理装置の利用権限を有するユーザを認証する認証手段と、
    前記データ処理装置が提供する所定の機能の利用可能状態を解除する解除指示に従って、前記データ処理装置が提供する所定の機能の利用可能状態を解除する第1の解除手段と、
    前記認証手段によって認証された前記ユーザによって所定のモードが指定されている場合、データ処理を実行するのに従って、前記解除指示がなくても前記データ処理装置が提供する所定の機能の利用可能状態を解除する第2の解除手段と
    を備えることを特徴とするデータ処理装置。
  19. ユーザ認証機能を有するデータ処理装置であって、
    前記データ処理装置の利用権限を有する第1のユーザを認証する認証手段と、
    前記認証手段により認証された前記第1のユーザの指示に従って、パスワードを発行するパスワード発行手段と、
    前記パスワード発行手段により発行されるパスワードが第2のユーザによって入力された場合、前記データ処理装置の一時的な利用を前記第2のユーザに許可する許可手段と
    を備えることを特徴とするデータ処理装置。
  20. ユーザ認証機能を有するデータ処理装置を用いてデータ処理方法であって、
    前記データ処理装置の利用権限を有する第1のユーザを認証する認証工程と、
    第2のユーザに付与する前記データ処理装置の一時的な利用権限の設定画面を表示する表示工程と、
    前記設定画面を介して前記第1のユーザによって設定された範囲内で、前記データ処理装置の一時的な利用権限を前記第2のユーザに付与する付与工程と
    を有することを特徴とするデータ処理方法。
  21. ユーザ認証機能を有するコンピュータに、
    前記データ処理装置の利用権限を有する第1のユーザを認証する認証手順と、
    第2のユーザに付与する前記データ処理装置の一時的な利用権限の設定画面を表示する表示手順と、
    前記設定画面を介して前記第1のユーザによって設定された範囲内で、前記データ処理装置の一時的な利用権限を前記第2のユーザに付与する付与手順と
    を実行させることを特徴とするプログラム。
  22. 請求項21に記載のプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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