JP2006235653A - 液晶表示装置 - Google Patents

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朝和 坂本
Hiroyuki Nakano
啓之 中野
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Abstract

【課題】表示ムラの発生を防止して、表示品質を向上させることができる液晶表示装置を提供する。
【解決手段】バックライトユニットおよび液晶パネルを備える液晶表示装置。
前記バックライトユニットと前記液晶パネルとのあいだが合成樹脂製枠体によって保持され、該合成樹脂製枠体が、合成樹脂層と空気層との積層構造を有している。
【選択図】図1

Description

本発明は液晶表示装置に関する。さらに詳しくは、表示ムラの発生を防止して、表示品質を向上させることができる液晶表示装置に関する。
従来の液晶表示装置として、表示窓をもつ上フレームと、駆動回路基板を一体化した液晶パネルと、光拡散板と導光板からなる導光体組立と、該導光体組立を収容して少なくとも一辺に線状の冷陰極管を搭載する枠状の中間フレームと、下フレームとをこの順で積層し、前記上フレームと下フレームとを連結固定して構成されるものがある(たとえば特許文献1参照)。この液晶表示装置では、導光体組立からの光漏れや異物の侵入を防止するために、液晶パネルとバックライトユニットを構成する導光体組立とのあいだに熱伝導率の低い合成樹脂などから作製された枠状のスペーサを入れているが、このスペーサは副次的にバックライトユニットから液晶パネルへの伝熱を遮断している。
また、他の従来の液晶表示装置では、液晶パネルとバックライトユニットとのあいだにスポンジ状の合成樹脂から作製されたスペーサまたはABSなどの断熱性合成樹脂から作製された枠体を入れて断熱を行なっている(特許文献2参照)。
特開平6−347782号公報(図1) 特開2000−29004号公報(図1)
従来の液晶表示装置では、表示品質を向上させるために高輝度の冷陰極管を使用する必要がある。しかし、高輝度の冷陰極管は、発熱量が大きいため、当該冷陰極管から発生する熱によって、液晶パネルの温度が上昇し、表示ムラの原因となる。
そこで、従来の液晶表示装置では、合成樹脂などから作製されたスペーサまたは枠体によって、液晶パネルとバックライトユニットとのあいだを断熱し、液晶パネルの温度上昇を防いでいる。しかしながら、バックライトユニットからの発熱量が大きくなると、合成樹脂などのみでは熱伝導率が0.2W/m・K程度あるため、それのみでは充分に断熱できず、液晶パネルの温度が上昇し、表示ムラが発生しやすくなる。
本発明は、叙上の事情に鑑み、バックライトユニットから発生する熱に起因する表示ムラを防止して、表示品質を向上させることができる液晶表示装置を提供することを目的とする。
本発明の液晶表示装置は、バックライトユニットおよび液晶パネルを備える液晶表示装置であって、
前記バックライトユニットと前記液晶パネルとのあいだに合成樹脂製枠体を設け、該合成樹脂製枠体が、前記バックライトユニットに接触して保持する複数個の保持部を備え、該保持部のあいだにより空気層を形成してなることを特徴としている。
本発明によれば、保持部を有する合成樹脂製枠体をバックライトユニットと液晶パネルとのあいだに配置させることにより、バックライトユニットと液晶パネルを所定の位置に保持しつつ、バックライトユニットから液晶パネルへの伝熱を充分に遮断することができる。このため、高輝度の冷陰極管を用いても液晶パネルの温度上昇を抑えることができ、表示ムラの発生を防止して、表示品質を向上させることができる。
以下、添付図面に基づいて本発明の液晶表示装置を説明する。
実施の形態1
図1に示されるように、本発明の一実施の形態にかかわる液晶表示装置は、リアフレームとしての機能を有する放熱板1、バックライトユニット2、合成樹脂製枠体3および液晶表示素子4をこの順で積層し、これらを上から挟むように締結手段、たとえば切欠きおよびフックの組合せなどにより前記リアフレームと締結するフロントフレーム5から構成されている。前記合成樹脂製枠体3は、液晶表示素子4の液晶パネル4aとバックライトユニット2のあいだに配置され、これらを所定の位置に保持している。また、前記フロントフレーム5は、金属製であり、表示窓を有している。
前記バックライトユニット2は、本発明においてとくに限定されるものではなく、たとえば、少なくとも冷陰極管6、該冷陰極管6に沿って開口し、発光を照射する断面がほぼコ字状のリフレクタ7、ならびに前記冷陰極管6を介してリフレクタ7に対向配置され、一定の方向に照射された発光を導光する導光板8および拡散シート等の光学シート類11から構成されるものを用いることができる。また、液晶表示素子も、本発明において、とくに限定されるものではなく、たとえば液晶パネル4a、および該液晶パネル4aの前後両面に配設された偏光板(図示せず)などから構成されるものを用いることができる。液晶パネル4aは、一般的には、2枚の透明基板、すなわち、対向面にスイッチング素子となる薄膜トランジスタ(以下、TFTという)および画素電極が配線とともに形成されたTFTアレイ基板、および対向面に対向電極が形成された対向基板を備えている。前記2枚の基板の対向面には液晶パネル4aの液晶に初期配向をもたせる配向膜が形成され、前記対向基板の対向面またはその反対側の面に着色層および遮光層が形成され、これら2枚の基板がスペーサを介して等間隔に保持された状態で、液晶注入口以外の全周にわたってシール材によって貼り合わされ、これら2枚の基板のあいだに液晶を注入したのち、液晶注入口が封止材によって封止されることにより液晶パネルが作製される。また、液晶表示素子を駆動する回路基板(図示せず)をさらに備えている。
前記合成樹脂製枠体3は、ポリカーボネートなどの合成樹脂により作製された枠体であり、バックライトユニット2のリフレクタ7の垂直方向(図1の紙面上下方向)に沿って延びる基部3aと該リフレクタ7の水平方向(図1の紙面左右方向)に沿って延びる水平部3bとからなり、該水平部3bに複数個、たとえば3個の保持部9が形成されている。したがって、前記合成樹脂製枠体3は、水平部3bおよび保持部9により、液晶パネル4aとバックライトユニット2とのあいだで保持部9の合成樹脂層と空気層10の積層構造を形成している。そして、図1に示される実施の形態では、3ヵ所に空気層10が形成されている。
保持部9および空気層10の寸法について、本発明ではとくに限定されるものではないが、たとえば、冷陰極管等のバックライトユニットの発熱量などの条件を考慮して、保持部9の高さ(すなわち空気層10の厚さ)を0.3〜0.5mm程度、保持部9の幅を0.5〜1.0mm程度に設定するのが好ましい。
本実施の形態では、合成樹脂製枠体3により合成樹脂層と空気層との積層構造を形成しており、空気の熱伝導率が0.03W/m・K程度であるため、合成樹脂のみの構造に比べて充分に熱伝導率を小さくすることができる。その結果、バックライトユニット2から発生した熱が液晶パネル4aに伝わりにくくすることができる。
また、前記合成樹脂製枠体3とバックライトユニット2および液晶パネル4aとが接触する部分を面ではなく、幅の狭い線状領域(0.3〜0.5mm程度)にすることにより、バックライトユニット2と合成樹脂製枠体3とのあいだおよび合成樹脂製枠体3と液晶パネル4aとのあいだの接触熱抵抗を増大させることができるため、バックライトユニット2から液晶パネル4aへの伝熱をより小さくすることができる。その結果、液晶パネル4aの温度上昇を抑えることができ、表示ムラの発生を防止することができる。
実施の形態2
前記実施の形態1では、合成樹脂製枠体3に形成される3個の保持部9を液晶パネル4aおよびバックライトユニット2に接触させるようにしているが、本実施の形態2は、図2に示されるように、液晶パネル4aおよびバックライトユニット2と接触する合成樹脂製枠体13の接触部分を2個の保持部9と波型の保持部19となるように加工する。
本実施の形態2では、合成樹脂製枠体13とバックライトユニット2および液晶パネル4aが保持部9および19により数本の線状領域で接触することになり、バックライトユニット2と合成樹脂製枠体13とのあいだおよび合成樹脂製枠体13と液晶パネル4aとのあいだの接触熱抵抗を増大させることができる。また、合成樹脂製枠体の空気層10と、波型の保持部間のすき間に封じ込められた空気層20によって全体としての熱伝導率を小さくすることができる。その結果、液晶パネル4aの温度上昇を抑えることができ、表示ムラが発生しなくなる。
空気層20の寸法については、本発明はとくに限定されるものではないが、たとえば、冷陰極管等のバックライトユニットからの発熱量などの条件を考慮して、空気層20の幅を0.5〜1.0mm程度、深さを0.3〜0.5mm程度に設定するのが好ましい。
本発明の実施の形態1にかかわる液晶表示装置を示す断面図である。 本発明の実施の形態2にかかわる液晶表示装置を示す断面図である。
符号の説明
1 放熱板、2 バックライトユニット、3 合成樹脂製枠体、3a 基部、
3b 水平部、4 液晶表示素子、4a 液晶パネル、5 フロントフレーム、
6 冷陰極管、7 リフレクタ、8 導光板、9 保持部、10 空気層、
13 合成樹脂製枠体、19 保持部、20 空気層。

Claims (5)

  1. バックライトユニットおよび液晶パネルを備える液晶表示装置であって、
    前記バックライトユニットと前記液晶パネルとのあいだに合成樹脂製枠体を設け、該合成樹脂製枠体が、前記バックライトユニットに接触して保持する複数個の保持部を備え、該保持部のあいだにより空気層を形成してなる液晶表示装置。
  2. 前記空気層が、前記合成樹脂製枠体と、前記バックライトユニットを構成するリフレクタの上面とのあいだに形成されることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  3. 前記保持部において、前記バックライトユニットと接触する部分の幅が、0.3〜0.5mmであることを特徴とする請求項1または2に記載の液晶表示装置。
  4. 前記保持部の高さは0.3〜0.5mmであり、前記保持部間の幅は0.5〜1.0mmであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の液晶表示装置。
  5. 前記空気層は、前記合成樹脂製枠体において、前記液晶パネルとのあいだにもさらに形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の液晶表示装置。
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