JP2006234612A - Emi測定系異常検出装置,emi測定系異常検出方法,emi測定系異常検出プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

Emi測定系異常検出装置,emi測定系異常検出方法,emi測定系異常検出プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】EMI測定系における異常を検出することを可能とする。
【解決手段】EMI測定系異常検出装置1が,選択入力された周波数または周波数の範囲のデータを外来ノイズDB18から読み出して,スペクトラムアナライザ5またはテストレシーバ6に設定する。スペクトラムアナライザ5またはテストレシーバ6は,アンテナ昇降台25から生じるノイズレベルを測定する。EMI測定系異常検出装置1は,スペクトラムアナライザ5またはテストレシーバ6によって測定されたノイズレベルを読み取って,予め決められた閾値と比較し,測定されたノイズレベルが予め決められた閾値以下の場合は,EMI測定系において異常が発生したと判断し,異常の発生を通知するメッセージを画面表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は,EMI測定系の異常検出技術に関し,特に,EMI(Electro-Magnetic Interference :電磁波妨害)測定の開始前に,特定の周波数のノイズレベルを測定し,その測定結果に基づいてEMI測定系に異常がないかどうかを検出する,EMI測定系異常検出装置,EMI測定系異常検出方法,EMI測定系異常検出プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体に関する。
ITE(Information Technology Equipment:情報処理装置)には各国のEMI(Electro-Magnetic Interference :電磁波妨害)規制が義務付けられており,装置開発においてはEMI測定が頻繁に行われる。
EMI測定では,国際規格CISPR(Comite International Special des Perturbations Radioelectrique)に基づき,30MHz〜1GHzの全周波数において,テストレシーバと呼ばれる電界強度測定器でノイズレベルのQP値(Quasi-Peak:準尖頭値)を10〜30ポイント測定する。また,スペクトラムアナライザ(Spectrum Analyzer )と呼ばれる測定器でノイズレベルのPEAK値(尖頭値)の測定を行うこともある。
EMI測定では,自動測定プログラムを準備しておき,EUT(Equipment Under Test:被測定装置)をターンテーブルに乗せて,パソコン等を操作して,放射ノイズと伝導ノイズという2種類のノイズを測定する。
放射ノイズの測定については,EUTから放射される電波をアンテナで受信して,アンテナに接続したテストレシーバまたはスペクトラムアナライザで測定する。
アンテナには主に200MHz以下の低周波用のバイコニカルアンテナと,主に200MHz以上の高周波用のログペリオディックアンテナの2種類があり,測定したい周波数によってアンテナを交換しながら測定を進める。
伝導ノイズの測定については,EUTに接続されたLISN(Line Impedance Stabilization Network:擬似電源回路網)に電源コンセントを接続して,EUTから電源ラインに流れ出すノイズを,LISNと同軸ケーブルで接続されているテストレシーバまたはスペクトラムアナライザで測定する。
なお,具体的な従来技術として,下記の特許文献1に,放射電波の測定データ表示方法について記載されている。この特許文献1に記載された技術は,被測定装置の放射電波の測定データを外来ノイズの影響を補正して表示する技術であり,測定系におけるケーブル切断や測定機器の故障等の異常を検出することは意図していない。
特開平5−10996号公報
EMI測定において,放射ノイズと伝導ノイズを交互に測定する場合は,テストレシーバやスペクトラムアナライザ等の測定機器に,アンテナとの接続ケーブル,LISNとの接続ケーブルを交互に接続するため,これらの接続ケーブルを測定機器に接続し忘れることがある。
特に,伝導ノイズを測定する場合,LISNをテストレシーバやスペクトラムアナライザ等の測定機器に接続したままEUTの電源をON/OFFすると,ON/OFF時の大きなノイズで測定機器が壊れることがあるため,EUTの電源をON/OFFするまでは,LISNと測定機器を接続するケーブルを抜いておくことが多い。このため,LISNとの接続ケーブルを測定機器に接続し忘れたまま測定を開始してしまうことが多い。
また,放射ノイズの測定時には,主に200MHz以下の低周波と200MHz以上の高周波を交互に測定するため,バイコニカルアンテナとログペリオディックアンテナを交互に取り付けて測定を進めることが多いが,バイコニカルアンテナとログペリオディックアンテナとの交換を忘れたまま測定してしまうことがある。
また,LISNの回路故障,ケーブル断線,コネクタ接続不良など,外観では見えないようなEMI測定系の異常に気付かずに測定を開始することもある。
このように,様々な要因によるEMI測定系の異常に気付かずに測定を開始してしまった場合は,測定したノイズレベルが非常に低くなることから,測定のやり直しが必要となる。装置開発段階では,数十回〜数百回のEMI測定を繰り返すため,測定のやり直しは装置開発の遅れにつながる。
本発明は,上記従来技術の問題点を解決し,EMI測定系における異常を検出するEMI測定系異常検出装置,EMI測定系異常検出方法,EMI測定系異常検出プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体の提供を目的とする。
上記課題を解決するため,本発明は,自動測定プログラムに以下の改善を加えることにより,EMI測定の開始前に,EMI測定系の異常を検出する。
本発明では,EMI測定の開始前に,特定の周波数の範囲のノイズレベルまたは特定の周波数のノイズレベルをスペクトラムアナライザまたはテストレシーバを用いて測定する。測定したノイズレベルが予め決められた閾値以下なら,アンテナやLISNが故障していたり,EMI測定系においてケーブル断線が発生していると判断する。
すなわち,本発明は,EMI測定系の異常を検出する装置であって,特定の周波数のデータまたは特定の周波数の範囲のデータを,前記EMI測定系におけるノイズレベルを測定するノイズレベル測定機器に対して設定する周波数設定手段と,前記ノイズレベル測定機器によって測定された前記特定の周波数のノイズレベルまたは前記特定の周波数の範囲のノイズレベルを取得して,予め決められた閾値と比較するノイズレベル比較手段と,前記ノイズレベル比較手段による比較結果に基づいて,前記EMI測定系の異常を検出する異常検出手段とを備えることを特徴とするEMI測定系異常検出装置である。
また,本発明は,EMI測定系の異常を検出する装置であって,特定の周波数のデータを前記EMI測定系におけるノイズレベルを測定するテストレシーバに対して設定,または,特定の周波数の範囲のデータを前記EMI測定系におけるノイズレベルを測定するスペクトラムアナライザに対して設定する周波数設定手段と,前記テストレシーバまたは前記スペクトラムアナライザによって測定された前記特定の周波数のノイズレベルまたは前記特定の周波数の範囲のノイズレベルを取得して,予め決められた閾値と比較するノイズレベル比較手段と,前記ノイズレベル比較手段による比較結果に基づいて,前記EMI測定系の異常を検出する異常検出手段と,前記異常検出手段により検出されたEMI測定系の異常を通知するメッセージを画面表示するメッセージ表示手段とを備えることを特徴とするEMI測定系異常検出装置である。
また,本発明は,EMI測定系の異常を検出する方法であって,特定の周波数のデータまたは特定の周波数の範囲のデータを,前記EMI測定系におけるノイズレベルを測定するノイズレベル測定機器に対して設定するステップと,前記ノイズレベル測定機器によって測定された前記特定の周波数のノイズレベルまたは前記特定の周波数の範囲のノイズレベルを取得して,予め決められた閾値と比較するステップと,前記比較結果に基づいて,前記EMI測定系の異常を検出するステップとを有することを特徴とするEMI測定系異常検出方法である。
また,本発明は,EMI測定系の異常を検出するプログラムであって,特定の周波数のデータまたは特定の周波数の範囲のデータを,前記EMI測定系におけるノイズレベルを測定するノイズレベル測定機器に対して設定する処理と,前記ノイズレベル測定機器によって測定された前記特定の周波数のノイズレベルまたは前記特定の周波数の範囲のノイズレベルを取得して,予め決められた閾値と比較する処理と,前記比較結果に基づいて,前記EMI測定系の異常を検出する処理とを,コンピュータに実行させるためのEMI測定系異常検出プログラムである。
また,本発明は,EMI測定系の異常を検出するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって,特定の周波数のデータまたは特定の周波数の範囲のデータを,前記EMI測定系におけるノイズレベルを測定するノイズレベル測定機器に対して設定する処理と,前記ノイズレベル測定機器によって測定された前記特定の周波数のノイズレベルまたは前記特定の周波数の範囲のノイズレベルを取得して,予め決められた閾値と比較する処理と,前記比較結果に基づいて,前記EMI測定系の異常を検出する処理とを,コンピュータに実行させるためのEMI測定系異常検出プログラムを記録した記録媒体である。
本発明は,例えば,放射ノイズ測定開始前に,データベースから例えば外来ノイズなど常に電波放射している周波数データを取り出して,その周波数をスペクトラムアナライザ等の測定機器に設定してノイズレベルを測定する。そして,測定値が予め決められた閾値以下かどうかを判断し,測定値が閾値を越える場合は,EMI測定系に異常はないと判断して通常どおりに測定を開始し,測定値が閾値以下の場合は,EMI測定系に異常があると判断して,異常を通知するメッセージを画面表示する。
また,本発明は,例えば,伝導ノイズ測定開始前に,データベースから例えば100KHz〜500KHzなど,一定以上のノイズレベルが発生している周波数データを取り出して,その周波数をスペクトラムアナライザ等の測定機器に設定してノイズレベルを測定する。そして,測定値が予め決められた閾値以下かどうかを判断し,測定値が閾値を越える場合は,EMI測定系に異常はないと判断して通常どおりに測定を開始し,測定値が閾値以下の場合は,EMI測定系に異常があると判断して,異常を通知するメッセージを画面表示する。
従って,本発明によれば,EMI測定の開始前に,EMI測定系における異常を検出することができる。
本発明は,EMI測定の開始前に,特定の周波数のノイズレベルをスペクトラムアナライザまたはテストレシーバを用いて測定し,測定結果に基づいて,EMI測定系に異常が発生しているかを検出する。そして,EMI測定における異常を検出した場合は,異常の発生を通知するメッセージを画面表示して,測定を中断する。測定技術者は,ケーブル接続忘れなどの異常を修正して測定を再開することができる。
従って,本発明によれば,ケーブル接続忘れやアンテナ交換忘れなどの人的ミスを防止できる。また,本発明によれば,アンテナやLISN内の回路故障や,ケーブル断線など,外観から判断できないような異常を検出できるため,測定ミスを防止することができる。よって,本発明によれば,装置開発期間を従来よりも短縮することができる。
以下に,図を用いて,本発明の実施の形態を説明する。本発明の第1の実施の形態においては,放射ノイズ測定開始前に,EMI測定系に異常が生じていないかを検出する。
第1の実施の形態では,オープンサイト(Open field EMI test site)におけるTV放送波,電波暗室におけるアンテナ昇降台などの測定機器から発生するノイズなど,常に電波放射している周波数をテストレシーバやスペクトラムアナライザで測定する。
テストレシーバやスペクトラムアナライザとアンテナとの接続ケーブルを接続し忘れた場合は,常に電波放射している周波数において非常に低い測定値が得られる。またアンテナ交換を忘れてバイコニカルアンテナをテストレシーバまたはスペクトラムアナライザに接続したまま200MHz以上を測定した場合や,ログペリオディックアンテナを接続したまま200MHz以下を測定した場合も,同様に非常に低い測定値が得られる。得られた測定値が予め決めた閾値以下であるなら,ケーブル接続忘れやアンテナ交換忘れなどの異常があると判断する。
図1は,本発明の第1の実施の形態におけるEMI測定系の構成例を示す図である。図1に示すEMI測定系においては,スペクトラムアナライザ5またはテストレシーバ6が,電波暗室2内のアンテナ昇降台25から発生するノイズレベルを測定し,EMI測定系異常検出装置1が,ノイズレベルの測定値に基づいて,EMI測定系に異常が発生したかを判断する。
EMI測定系異常検出装置1は,ターンテーブル制御部10,アンテナ制御部11,周波数設定部12,スペアナ画面データ読取部13,ノイズレベル測定部14,ノイズレベル比較部15,測定系異常判定部16,メッセージ表示部17,外来ノイズデータベース(DB)18を備える。EMI測定系異常検出装置1内の各部の機能については後述する。
2は電波暗室,3は電波暗室2内のターンテーブル23を回転制御するターンテーブルコントローラ,4は電波暗室2内のアンテナ昇降台25に設置されたアンテナ24の高さを制御するアンテナ昇降台コントローラ,5はスペクトラムアナライザ,6はテストレシーバである。スペクトラムアナライザ5は,広い周波数の範囲を一度に測定できる測定機器である。テストレシーバ6は,特定の周波数を厳密に測定できる測定機器である。
なお,7はEMI測定系異常検出装置1とターンテーブルコントローラ3,アンテナ昇降台コントローラ4,スペクトラムアナライザ5,テストレシーバ6との間の接続インタフェースである。接続インタフェース7の例としては,例えばGPIB(General Purpose Interface Bus )インタフェースなどが挙げられる。
電波暗室2内において,21はEUT,22はEUTが配置される木製机,23は木製机22が配置されるターンテーブルである。また,24はEUT21からの電波放射を受信するアンテナ,25はアンテナ24が設置されるアンテナ昇降台,26はアンテナ24とスペクトラムアナライザ5またはテストレシーバ6とを接続する同軸ケーブルである。
EMI測定系異常検出装置1内のターンテーブル制御部10は,ターンテーブル23を360度回転させるための制御信号を,ターンテーブルコントローラ3に対して送信する。アンテナ制御部11は,アンテナ24を上下(例えば高さ1m〜4mの範囲)に移動するための信号を,アンテナ昇降台コントローラ4に対して送信する。
周波数設定部12は,選択入力された周波数または周波数の範囲のデータを,外来ノイズDB18から読み出して,読み出した周波数または周波数の範囲のデータをテストレシーバ6またはスペクトラムアナライザ5に対して設定する。テストレシーバ6またはスペクトラムアナライザ5は,周波数設定部12によって設定された周波数または周波数の範囲のノイズレベルを測定する。
スペアナ画面データ読取部13は,スペクトラムアナライザ5によって測定された,アンテナ昇降台25から生じるノイズレベルを読み取る。ノイズレベル測定部14は,テストレシーバ6によって測定された,アンテナ昇降台25から生じるノイズレベルを読み取る。
ノイズレベル比較部15は,スペアナ画面データ読取部13またはノイズレベル測定部14によって測定されたノイズレベルと予め決められた閾値とを比較する。測定系異常判定部16は,ノイズレベル比較部15による比較結果に基づいて,EMI測定系に異常が発生したかを判断する。具体的には,測定されたノイズレベルが予め決められた閾値以下の場合は,異常が発生したと判断し,測定されたノイズレベルが予め決められた閾値を越える場合は,正常と判断する。
メッセージ表示部17は,測定系異常判定部16によってEMI測定系に異常が発生したと判断された場合に,異常の発生を通知するメッセージを画面表示する。外来ノイズDB18内には,測定サイトや使用するアンテナ24の種類やアンテナ昇降台25の種類に応じた周波数または周波数の範囲のデータが格納されている。
上述した本発明の第1の実施の形態においては,電波暗室2にアンテナ24を設置して,アンテナ昇降台25から生じるノイズレベルを測定するが,本発明の適用場所は,電波暗室2内に限られるものではない。
本発明においては,オープンサイトにおいて,TV放送波やラジオ放送波の周波数のレベルを測定して,測定結果が閾値以下か否かに基づいて,EMI測定系における異常を検出してもよい。
例えば,EMI測定系異常検出装置1は,FM放送の周波数付近の約50MHzから,テレビの1チャンネルの周波数付近の約100MHzまでの周波数の範囲をスペクトラムアナライザ5が測定する周波数の範囲として設定する。そして,例えば,EMI測定系異常検出装置1は,スペクトラムアナライザ5によって測定されたFM放送の周波数付近のレベルやテレビの1チャンネルの周波数付近のレベルが閾値以下である場合に,異常が発生したと判断する。
また,本発明においては,例えば,200MHz以上の周波数の範囲のレベルを測定し,測定結果が非常に低い場合に,バイコニカルアンテナからログペリオディックアンテナへの交換を忘れているという異常を検出することができる。
図2は,本発明の第2の実施の形態におけるEMI測定系の構成例を示す図である。本発明の第2の実施の形態においては,伝導ノイズ測定開始前に,EMI測定系に異常が生じていないかを検出する。
図2に示すEMI測定系において,27はLISN,28は電源ラインである。LISN27はAC電源に接続されている。図2に示す構成要素のうち,図1に示す構成要素と同符号のものは,対応する図1に示す構成要素と同様である。
第2の実施の形態においては,EUT21から電源ライン28に流れ出すノイズレベルを,同軸ケーブル26を通じてスペクトラムアナライザ5またはテストレシーバ6で測定する。
具体的には,EMI測定系異常検出装置1の周波数設定部12は,装置内部の電源フィルタの効きにくい周波数である100KHz〜500KHzをスペクトラムアナライザ5に設定し,設定した周波数のノイズレベルを測定させる。周波数設定部12は,100KHz〜500KHzの範囲における特定の周波数のデータをテストレシーバ6に設定してもよい。
100KHz〜500KHzの周波数帯では,多くのIT機器で使用しているスイッチング電源のノイズを30dBμV以下に抑えることは簡単ではなく,150KHzにおける規制値である66dBμVに対して十分にマージンが取れる程度のフィルタを使用することが多い。このため,多くのIT機器からは,150KHz付近では40dBμV〜50dBμV程度のノイズが出ていることが多い。
従って,ノイズレベル比較部15は,スペクトラムアナライザ5またはテストレシーバ6による測定値が,例えば30dBμV以下かを判断する。そして,測定系異常判定部16は,測定値が例えば30dBμV以下の場合,EMI測定系に異常が発生したと判断する。
第2の実施の形態によれば,伝導ノイズ測定開始前に,ケーブル接続忘れやLISN27の回路故障またはケーブル断線などの異常が発生したことを検出することができる。
図3は,EMI測定系の異常検出処理フローの一例を示す図である。なお,異常検出処理の開始前に,ターンテーブル23とアンテナ24は固定しておくものとする。
まず,EMI測定系異常検出装置1は,周波数または周波数の範囲のデータの選択入力情報を受信し(ステップS1),選択入力された周波数または周波数の範囲のデータを外来ノイズDB18から読み出す(ステップS2)。
そして,EMI測定系異常検出装置1は,読み出された周波数または周波数の範囲のデータを,スペクトラムアナライザ5またはテストレシーバ6に設定する(ステップS3)。例えば,放射ノイズ測定の場合,スペクトラムアナライザ5を用いるときは,FM放送の周波数からテレビの1チャンネルの周波数が含まれる範囲である,50MHzから100MHzの周波数の範囲を設定する。また,テストレシーバ6を用いるときは,特定の周波数値(例えば,91.25MHz)を設定する。
また,例えば,伝導ノイズ測定の場合,スペクトラムアナライザ5を用いるときは,多くのIT機器においてノイズが出やすい100KHz〜500KHzの周波数の範囲を設定する。また,テストレシーバ6を用いるときは,特定の周波数値(例えば,150KHz)を設定する。
そして,EMI測定系異常検出装置1は,スペクトラムアナライザ5またはテストレシーバ6によって測定されたノイズレベルを読み込む(ステップS4)。ステップS4において,スペクトラムアナライザ5によって測定されたノイズレベルを読み込む場合,例えば,スペクトラムアナライザ5の画面を1秒程度保持した上で,ノイズレベルを読み込む。
EMI測定系異常検出装置1は,ノイズレベルの測定値が予め決められた閾値以下かを判断し(ステップS5),ノイズレベルの測定値が閾値以下なら,EMI測定系において異常が発生したと判断する(ステップS6)。そして,EMI測定系異常検出装置1は,異常の発生を通知するメッセージを画面表示する(ステップS7)。
測定技術者は,画面表示されたメッセージを見て,ケーブル断線などのEMI測定系において生じた異常を修正する。
ノイズレベルの測定値が閾値を越えるなら,EMI測定系異常検出装置1は,EMI測定系に異常はないと判断し(ステップS8),通常のEMI測定を開始する(ステップS9)。
図4(A)または図4(B)は,スペクトラムアナライザによるノイズレベルの測定値の一例を示す図である。縦軸はdBμV単位のノイズレベルの値を示し,横軸は周波数(MHz)を示している。また太線で示されるレベルは,測定値と比較する閾値であり,図4(A)または図4(B)では,約37dBμVに設定されている。
図4(A)に示すような測定値が得られたとすると,EMI測定系異常検出装置1は,例えば920MHz付近におけるノイズレベルが閾値を越えているため,EMI測定系において異常は発生していないと判断する。
一方,例えば図4(B)に示すような測定値が得られたとすると,EMI測定系異常検出装置1は,測定した周波数の範囲全体にわたって,ノイズレベルが閾値以下であるため,EMI測定系において異常が発生していると判断する。
本発明は,コンピュータにより読み取られ実行されるプログラムとして実施することもできる。本発明を実現するプログラムは,コンピュータが読み取り可能な,可搬媒体メモリ,半導体メモリ,ハードディスクなどの適当な記録媒体に格納することができ,これらの記録媒体に記録して提供され,または,通信インタフェースを介してネットワークを利用した送受信により提供されるものである。
以上から把握できるように,本発明の実施形態の特徴を述べると,以下のとおりである。
(付記1) EMI測定系の異常を検出する装置であって,
特定の周波数のデータまたは特定の周波数の範囲のデータを,前記EMI測定系におけるノイズレベルを測定するノイズレベル測定機器に対して設定する周波数設定手段と,
前記ノイズレベル測定機器によって測定された前記特定の周波数のノイズレベルまたは前記特定の周波数の範囲のノイズレベルを取得して,予め決められた閾値と比較するノイズレベル比較手段と,
前記ノイズレベル比較手段による比較結果に基づいて,前記EMI測定系の異常を検出する異常検出手段とを備える
ことを特徴とするEMI測定系異常検出装置。
(付記2) EMI測定系の異常を検出する装置であって,
特定の周波数のデータを前記EMI測定系におけるノイズレベルを測定するテストレシーバに対して設定,または,特定の周波数の範囲のデータを前記EMI測定系におけるノイズレベルを測定するスペクトラムアナライザに対して設定する周波数設定手段と,
前記テストレシーバまたは前記スペクトラムアナライザによって測定された前記特定の周波数のノイズレベルまたは前記特定の周波数の範囲のノイズレベルを取得して,予め決められた閾値と比較するノイズレベル比較手段と,
前記ノイズレベル比較手段による比較結果に基づいて,前記EMI測定系の異常を検出する異常検出手段と,
前記異常検出手段により検出されたEMI測定系の異常を通知するメッセージを画面表示するメッセージ表示手段とを備える
ことを特徴とするEMI測定系異常検出装置。
(付記3) EMI測定系の異常を検出する方法であって,
特定の周波数のデータまたは特定の周波数の範囲のデータを,前記EMI測定系におけるノイズレベルを測定するノイズレベル測定機器に対して設定するステップと,
前記ノイズレベル測定機器によって測定された前記特定の周波数のノイズレベルまたは前記特定の周波数の範囲のノイズレベルを取得して,予め決められた閾値と比較するステップと,
前記比較結果に基づいて,前記EMI測定系の異常を検出するステップとを有する
ことを特徴とするEMI測定系異常検出方法。
(付記4) EMI測定系の異常を検出する方法であって,
特定の周波数のデータを前記EMI測定系におけるノイズレベルを測定するテストレシーバに対して設定,または,特定の周波数の範囲のデータを前記EMI測定系におけるノイズレベルを測定するスペクトラムアナライザに対して設定するステップと,
前記テストレシーバまたは前記スペクトラムアナライザによって測定された前記特定の周波数のノイズレベルまたは前記特定の周波数の範囲のノイズレベルを取得して,予め決められた閾値と比較するステップと,
前記比較結果に基づいて,前記EMI測定系の異常を検出するステップと,
前記検出されたEMI測定系の異常を通知するメッセージを画面表示するステップとを有する
ことを特徴とするEMI測定系異常検出方法。
(付記5) EMI測定系の異常を検出するプログラムであって,
特定の周波数のデータまたは特定の周波数の範囲のデータを,前記EMI測定系におけるノイズレベルを測定するノイズレベル測定機器に対して設定する処理と,
前記ノイズレベル測定機器によって測定された前記特定の周波数のノイズレベルまたは前記特定の周波数の範囲のノイズレベルを取得して,予め決められた閾値と比較する処理と,
前記比較結果に基づいて,前記EMI測定系の異常を検出する処理とを,
コンピュータに実行させるためのEMI測定系異常検出プログラム。
(付記6) EMI測定系の異常を検出するプログラムであって,
特定の周波数のデータを前記EMI測定系におけるノイズレベルを測定するテストレシーバに対して設定,または,特定の周波数の範囲のデータを前記EMI測定系におけるノイズレベルを測定するスペクトラムアナライザに対して設定する処理と,
前記テストレシーバまたは前記スペクトラムアナライザによって測定された前記特定の周波数のノイズレベルまたは前記特定の周波数の範囲のノイズレベルを取得して,予め決められた閾値と比較する処理と,
前記比較結果に基づいて,前記EMI測定系の異常を検出する処理と,
前記検出されたEMI測定系の異常を通知するメッセージを画面表示する処理とを,
コンピュータに実行させるためのEMI測定系異常検出プログラム。
(付記7) EMI測定系の異常を検出するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって,
特定の周波数のデータまたは特定の周波数の範囲のデータを,前記EMI測定系におけるノイズレベルを測定するノイズレベル測定機器に対して設定する処理と,
前記ノイズレベル測定機器によって測定された前記特定の周波数のノイズレベルまたは前記特定の周波数の範囲のノイズレベルを取得して,予め決められた閾値と比較する処理と,
前記比較結果に基づいて,前記EMI測定系の異常を検出する処理とを,
コンピュータに実行させるためのEMI測定系異常検出プログラムを記録した記録媒体。
(付記8) EMI測定系の異常を検出するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって,
特定の周波数のデータを前記EMI測定系におけるノイズレベルを測定するテストレシーバに対して設定,または,特定の周波数の範囲のデータを前記EMI測定系におけるノイズレベルを測定するスペクトラムアナライザに対して設定する処理と,
前記テストレシーバまたは前記スペクトラムアナライザによって測定された前記特定の周波数のノイズレベルまたは前記特定の周波数の範囲のノイズレベルを取得して,予め決められた閾値と比較する処理と,
前記比較結果に基づいて,前記EMI測定系の異常を検出する処理と,
前記検出されたEMI測定系の異常を通知するメッセージを画面表示する処理とを,
コンピュータに実行させるためのEMI測定系異常検出プログラムを記録した記録媒体。
第1の実施の形態におけるEMI測定系の構成例を示す図である。 第2の実施の形態におけるEMI測定系の構成例を示す図である。 EMI測定系の異常検出処理フローの一例を示す図である。 スペクトラムアナライザによるノイズレベルの測定値の一例を示す図である。
符号の説明
1 EMI測定系異常検出装置
2 電波暗室
3 ターンテーブルコントローラ
4 アンテナ昇降台コントローラ
5 スペクトラムアナライザ
6 テストレシーバ
7 接続インタフェース
10 ターンテーブル制御部
11 アンテナ制御部
12 周波数設定部
13 スペアナ画面データ読取部
14 ノイズレベル測定部
15 ノイズレベル比較部
16 測定系異常判定部
17 メッセージ表示部
18 外来ノイズDB
21 EUT
22 木製机
23 ターンテーブル
24 アンテナ
25 アンテナ昇降台
26 同軸ケーブル
27 LISN
28 電源ライン

Claims (5)

  1. EMI測定系の異常を検出する装置であって,
    特定の周波数のデータまたは特定の周波数の範囲のデータを,前記EMI測定系におけるノイズレベルを測定するノイズレベル測定機器に対して設定する周波数設定手段と,
    前記ノイズレベル測定機器によって測定された前記特定の周波数のノイズレベルまたは前記特定の周波数の範囲のノイズレベルを取得して,予め決められた閾値と比較するノイズレベル比較手段と,
    前記ノイズレベル比較手段による比較結果に基づいて,前記EMI測定系の異常を検出する異常検出手段とを備える
    ことを特徴とするEMI測定系異常検出装置。
  2. EMI測定系の異常を検出する装置であって,
    特定の周波数のデータを前記EMI測定系におけるノイズレベルを測定するテストレシーバに対して設定,または,特定の周波数の範囲のデータを前記EMI測定系におけるノイズレベルを測定するスペクトラムアナライザに対して設定する周波数設定手段と,
    前記テストレシーバまたは前記スペクトラムアナライザによって測定された前記特定の周波数のノイズレベルまたは前記特定の周波数の範囲のノイズレベルを取得して,予め決められた閾値と比較するノイズレベル比較手段と,
    前記ノイズレベル比較手段による比較結果に基づいて,前記EMI測定系の異常を検出する異常検出手段と,
    前記異常検出手段により検出されたEMI測定系の異常を通知するメッセージを画面表示するメッセージ表示手段とを備える
    ことを特徴とするEMI測定系異常検出装置。
  3. EMI測定系の異常を検出する方法であって,
    特定の周波数のデータまたは特定の周波数の範囲のデータを,前記EMI測定系におけるノイズレベルを測定するノイズレベル測定機器に対して設定するステップと,
    前記ノイズレベル測定機器によって測定された前記特定の周波数のノイズレベルまたは前記特定の周波数の範囲のノイズレベルを取得して,予め決められた閾値と比較するステップと,
    前記比較結果に基づいて,前記EMI測定系の異常を検出するステップとを有する
    ことを特徴とするEMI測定系異常検出方法。
  4. EMI測定系の異常を検出するプログラムであって,
    特定の周波数のデータまたは特定の周波数の範囲のデータを,前記EMI測定系におけるノイズレベルを測定するノイズレベル測定機器に対して設定する処理と,
    前記ノイズレベル測定機器によって測定された前記特定の周波数のノイズレベルまたは前記特定の周波数の範囲のノイズレベルを取得して,予め決められた閾値と比較する処理と,
    前記比較結果に基づいて,前記EMI測定系の異常を検出する処理とを,
    コンピュータに実行させるためのEMI測定系異常検出プログラム。
  5. EMI測定系の異常を検出するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって,
    特定の周波数のデータまたは特定の周波数の範囲のデータを,前記EMI測定系におけるノイズレベルを測定するノイズレベル測定機器に対して設定する処理と,
    前記ノイズレベル測定機器によって測定された前記特定の周波数のノイズレベルまたは前記特定の周波数の範囲のノイズレベルを取得して,予め決められた閾値と比較する処理と,
    前記比較結果に基づいて,前記EMI測定系の異常を検出する処理とを,
    コンピュータに実行させるためのEMI測定系異常検出プログラムを記録した記録媒体。
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