JP2006234217A

JP2006234217A - 給水装置

Info

Publication number: JP2006234217A
Application number: JP2005046776A
Authority: JP
Inventors: Makoto Fujihashi; 誠藤橋
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 2005-02-23
Filing date: 2005-02-23
Publication date: 2006-09-07

Abstract

【課題】給水装置に関し、貯水タンクに給水された水をすばやく冷却し、低温に保温することを図る。
【解決手段】扉８を備えた冷蔵庫本体７の庫内側上部に、内側に冷凍室９を形成する蒸発器１２が配置されており、蒸発器１２と相対する扉８の庫内側に貯水タンク１０が配置されており、貯水タンク１０に貯水された水を冷蔵庫本体７の扉８の外部へと移動させる、一端が貯水タンク１０に接続され、他端が扉８の外部に配置されるパイプ１１とを備えており、貯水タンク１０の側面部の冷蔵庫本体７の庫内側に貯水タンク１０を冷却するための専用蒸発器１３で構成され、冷蔵庫本体７の冷却運転が始まると、蒸発器１２とともに専用蒸発器１３が冷却される。冷却された蒸発器１３により、貯水タンク１０が冷却され、貯水タンク１０に給水された水をすばやく冷却し、低温に保温することができる。
【選択図】図１

Description

本発明は、冷蔵庫の扉の内側に配設された貯水タンクから扉の外側へ冷水を供給する給水装置に関するものである。

従来、この種の直冷式冷蔵庫の給水装置としては、冷蔵庫の扉の内側に貯水タンクを備え、前記給水タンクに貯水された水を前記冷蔵庫の扉の外側へと移動させるポンプと、一端が前記ポンプに接続され、他端が前記冷蔵庫の扉の外側に配置されるパイプとを有しているものがある（例えば、特許文献１参照）。

図７は、特許文献１に記載された従来の給水装置を示すものである。図７に示すように冷蔵庫本体１の扉２と、貯水タンク３と、キャップ４と、給水パイプ５と、給水ポンプ６とから構成されている。

以上のように構成された給水装置について、以下その動作を説明する。

まず、冷蔵庫本体１の扉２が開かれ、貯水タンク３のキャップ４が外され、水が給水される。その後、扉２が閉られ、貯水タンク３に給水された水が冷却される。冷却された冷水は、給水ポンプ６により、給水パイプ５を経由して扉２の外側へ給水される。
特開２００３−２０７２６６号公報

しかしながら、上記従来の構成では、扉に配置された貯水タンクを冷蔵庫庫内の冷気で冷却するため、貯水タンクに給水された水をすばやく冷却することができず、また、冷蔵庫庫内を凍結しない温度に調節しつつ、貯水タンクの水を低温（約０℃）に保温できないという課題を有していた。

本発明は従来の課題を解決するもので、貯水タンクに給水された水をすばやく冷却し、低温（約０℃）に保温することができるようにした給水装置を提供することを目的とする。

上記従来の課題を解決するために、本発明の給水装置は、貯水タンクの側面部の庫内側に貯水タンクを冷却するための専用蒸発器を備えたものである。

これによって、蒸発器により、貯水タンクが冷却されるようにしたものである。

また、本発明の給水装置は、貯水タンクの側面部の冷蔵庫本体内部に貯水タンクを冷却するための専用蒸発器を備えたものである。

また、本発明の給水装置は、貯水タンクの側面部に一部が配置されるような蒸発器を備えたものである。

また、本発明の給水装置は、貯水タンクの側面部の冷却器の下部に水受けを備えたものである。

これによって、蒸発器に付着した水滴が、冷蔵庫本体の庫内側に滴下するのを防ぎ、蒸発器により、貯水タンクが冷却されるようにしたものである。

本発明の給水装置は、貯水タンクの側面部の庫内側に貯水タンクを冷却するための専用蒸発器を備えたことにより、貯水タンクの水をすばやく冷却し、低温に保温することができる。

また、本発明の給水装置は、貯水タンクの側面部の冷蔵庫本体内部に埋設された専用蒸発器を備えたことにより、貯水タンクの水をすばやく冷却し、低温に保温することができる。

また、本発明の給水装置は、貯水タンクの片側または両側の側面部に一部が配置されるような蒸発器を備えたことにより、貯水タンクの水をすばやく冷却し、低温に保温することができる。

また、本発明の給水装置は、貯水タンクの片側または両側の側面部の冷蔵庫本体側に水受けを備えたことにより、蒸発器に付着した水滴が冷蔵庫本体の庫内側に滴下するのを防ぎ、貯水タンクの水をすばやく冷却し、低温に保温することができる。

請求項１に記載の発明は、扉を有する冷蔵庫に備えつけられる給水装置であって、前記冷蔵庫の内部に備えられる貯水タンクと、前記貯水タンクに貯水された水を前記冷蔵庫の前記扉の外部へと移動させる、一端が前記貯水タンクに接続され、他端が前記冷蔵庫の前記扉の外部に配置されるパイプとを有する給水装置において、前記貯水タンクの片側または両側の側面部の庫内側に前記貯水タンクを冷却するための専用蒸発器を備えたものであり、専用蒸発器により貯水タンクが冷却され、貯水タンクに給水された水をすばやく冷却し、低温に保温することができる。

請求項２に記載の発明は、請求項１に記載の発明において、前記貯水タンクの片側または両側の側面部の冷蔵庫本体内部に埋設された前記貯水タンクを冷却するための専用蒸発器を備えたものであり、貯水タンクに給水された水をすばやく冷却し、低温に保温することができる。

請求項３に記載の発明は、請求項１に記載の発明において、前記貯水タンクの片側または両側の側面部に一部が配置されるような蒸発器を備えたものであり、貯水タンクに給水された水をすばやく冷却し、低温に保温することができる。

請求項４に記載の発明は、請求項１から３のいずれか一項に記載の発明において、前記貯水タンクの片側または両側の側面部の冷蔵庫本体側に水受けを備えたものであり、貯水タンクに給水された水をすばやく冷却し、低温に保温することができるとともに、庫内への水漏れを防止することができる。

請求項５に記載の発明は、請求項１から３のいずれか一項に記載の発明において、前記貯水タンクの片側または両側の側面部の冷蔵庫本体側に水受けを、冷蔵庫本体で形成したものであり、低コスト化を図ることができる。

以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。

（実施の形態１）
図１は、本発明の実施の形態１における給水装置の断面図である。図２は、本発明の実施の形態１における給水装置の内装図である。

図１および図２において、扉８を備えた冷蔵庫本体７の庫内側上部に、内側に冷凍室９を形成する蒸発器１２が配置されており、蒸発器１２と相対する扉８の庫内側に貯水タンク１０が配置されて２り、貯水タンク１０に貯水された水を冷蔵庫本体７の扉８の外部へと移動させる、一端が貯水タンク１０に接続され、他端が扉８の外部に配置されるパイプ１１とを備えており、貯水タンク１０の側面部の冷蔵庫本体７の庫内側に貯水タンク１０を冷却するための専用蒸発器１３で構成されている。

以上のように構成された給水装置について、以下その動作、作用を説明する。

まず、冷蔵庫本体７の冷却運転が始まると、蒸発器１２とともに専用蒸発器１３が冷却される。冷却された蒸発器１３により、貯水タンク１０が冷却され、貯水タンク１０に給水された水をすばやく冷却し、低温に保温することができる。

（実施の形態２）
図３は、本発明の実施の形態２における給水装置の内装図である。

図３において、扉８を備えた冷蔵庫本体７の庫内側上部に、内側に冷凍室９を形成する蒸発器１２が配置されており、蒸発器１２と相対する扉８の庫内側に貯水タンク１０が配置されており、貯水タンク１０に貯水された水を冷蔵庫本体７の扉８の外部へと移動させる、一端が貯水タンク１０に接続され、他端が扉８の外部に配置されるパイプ１１とを備えており、貯水タンク１０の側面部の冷蔵庫本体７の内部に埋設され貯水タンク１０を冷却するための専用蒸発器１４で構成されている。

まず、冷蔵庫本体７の冷却運転が始まると、蒸発器１２とともに専用蒸発器１４が冷却される。冷却された蒸発器１４により、貯水タンク１０が冷却され、貯水タンク１０に給水された水をすばやく冷却し、低温に保温することができる。

（実施の形態３）
図４は、本発明の実施の形態３における給水装置の天面断面図である。

図４において、扉８を備えた冷蔵庫本体７の庫内側上部に、内側に冷凍室９を形成する蒸発器１５が配置されており、蒸発器１５と相対する扉８の庫内側に貯水タンク１０が配置されており、貯水タンク１０に貯水された水を冷蔵庫本体７の扉８の外部へと移動させる、一端が貯水タンク１０に接続され、他端が扉８の外部に配置されるパイプ１１とで構成されている。

まず、冷蔵庫本体７の冷却運転が始まると、蒸発器１５が冷却される。冷却された蒸発器１５により、貯水タンク１０が冷却され、貯水タンク１０に給水された水をすばやく冷却し、低温に保温することができる。

（実施の形態４）
図５は、本発明の実施の形態４における給水装置の内装図である。

図５において、扉８を備えた冷蔵庫本体７の庫内側上部に、内側に冷凍室９を形成する蒸発器１２が配置されており、蒸発器１２と相対する扉８の庫内側に貯水タンク１０が配置されており、貯水タンク１０に貯水された水を冷蔵庫本体７の扉８の外部へと移動させる、一端が貯水タンク１０に接続され、他端が扉８の外部に配置されるパイプ１１とを備えており、貯水タンク１０の側面部の冷蔵庫本体７の庫内側に貯水タンク１０を冷却するための専用蒸発器１３が配置されており、専用蒸発器１３の下部に配置された水受け１６で構成されている。

まず、冷蔵庫本体７の冷却運転が始まると、蒸発器１２とともに専用蒸発器１３が冷却される。水受け１６により、専用蒸発器１３が冷却され付着した水滴が、冷蔵庫本体７の庫内側に滴下するのを防ぎ、専用蒸発器１３により貯水タンク１０が冷却され、貯水タンク１０に給水された水をすばやく冷却し、低温に保温することができる。

（実施の形態５）
図６は、本発明の実施の形態５における給水装置の内装図である。

図６において、扉８を備えた冷蔵庫本体７の庫内側上部に、内側に冷凍室９を形成する蒸発器１２が配置されており、蒸発器１２と相対する扉８の庫内側に貯水タンク１０が配置されており、貯水タンク１０に貯水された水を冷蔵庫本体７の扉８の外部へと移動させる、一端が貯水タンク１０に接続され、他端が扉８の外部に配置されるパイプ１１とを備えており、貯水タンク１０の側面部の冷蔵庫本体７の庫内側に貯水タンク１０を冷却するための専用蒸発器１３が配置されており、専用蒸発器１３の下部に冷蔵庫本体と一体で形成された水受け形状１７で構成されている。

まず、冷蔵庫本体７の冷却運転が始まると、蒸発器１２とともに専用蒸発器１３が冷却される。水受け形状１７により、専用蒸発器１３が冷却され付着した水滴が、冷蔵庫本体７の庫内側に滴下するのを防ぎ、専用蒸発器１３により貯水タンク１０が冷却され、貯水タンク１０に給水された水をすばやく冷却し、低温に保温することができる。

以上のように、本発明にかかる給水装置は、直冷式冷蔵庫の貯水タンクの水をすばやく冷却し、低温に保温することが可能となるので、直冷式冷蔵庫の給水器装置等の用途に適用できる。

本発明の実施の形態１における給水装置の断面図本発明の実施の形態１における給水装置の内装図本発明の実施の形態２における給水装置の内装図本発明の実施の形態３における給水装置の天面断面図本発明の実施の形態４における給水装置の内装図本発明の実施の形態５における給水装置の内装図従来の給水装置の断面図

符号の説明

７冷蔵庫本体
８扉
９冷凍室
１０貯水タンク
１１パイプ
１２蒸発器
１３専用蒸発器
１４専用蒸発器
１５蒸発器
１６水受け
１７水受け形状

Claims

扉を有する冷蔵庫に備えつけられる給水装置であって、前記冷蔵庫の内部に備えられる貯水タンクと、前記貯水タンクに貯水された水を前記冷蔵庫の前記扉の外部へと移動させる、一端が前記貯水タンクに接続され、他端が前記冷蔵庫の前記扉の外部に配置されるパイプとを有する給水装置において、前記貯水タンクの片側または両側の側面部の庫内側に前記貯水タンクを冷却するための専用蒸発器を備えたことを特徴とした給水装置。
前記貯水タンクの片側または両側の側面部の冷蔵庫本体内部に埋設された前記貯水タンクを冷却するための専用蒸発器を備えたことを特徴とした請求項１に記載の給水装置。
前記貯水タンクの片側または両側の側面部に一部が配置されるような蒸発器を備えたことを特徴とした請求項１に記載の給水装置。
前記貯水タンクの片側または両側の側面部の冷蔵庫本体側に水受けを備えたことを特徴とした請求項１から３のいずれか一項に記載の給水装置。
前記貯水タンクの片側または両側の側面部の冷蔵庫本体側に水受けを、冷蔵庫本体で形成したことを特徴とした請求項１から３のいずれか一項に記載の給水装置。