JP2006233921A - 圧縮自己着火内燃機関の制御装置 - Google Patents

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    • F02M26/36Arrangement or layout of EGR passages, e.g. in relation to specific engine parts or for incorporation of accessories with means for adding fluids other than exhaust gas to the recirculation passage; with reformers

Abstract

【課題】 圧縮自己着火燃焼を行なう内燃機関において、低負荷領域でのHC排出量を低減でき、該自己着火燃焼運転の領域を拡大して燃費も改善できるようにした。
【解決手段】
2次空気をEGR通路12の入口上流側にの排気通路11部分に供給する2次空気通路17を設け、その出口付近に2次空気用燃料噴射弁19を設け、かつ、2次空気による噴射燃料および排気中未燃HCの酸化反応(燃焼)を促進するためのグロープラグ20が設け、低負荷領域で、2次空気と燃料の供給によって燃焼加熱された排気を外部EGRとして吸気系に還流する構成とし、筒内温度を上昇させて自己着火性を高めるようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、圧縮自己着火燃焼を行なう内燃機関の燃料噴射装置に関する。
特許文献1には、圧縮自己着火燃焼を行う内燃機関において、点火時期の遅角、混合気の増量などによって内部EGRを昇温することにより、自己着火性を高めるようにすることが開示されている。
特許文献2には、同じく圧縮自己着火燃焼を行なう内燃機関において、新気を加熱し、排気バルブの閉時期により残留ガス(内部EGR)量を増量して、自己着火性を高めるようにすることが開示されている。
特開2004−116446号公報 特開2002−206441号公報
しかしながら、特許文献1、2のように、内部EGRによって昇温を図ることは、内部EGRが前サイクルの燃焼状態に依存するので、全気筒を安定的に次サイクルで自己着火燃焼させることができないという問題がある。
本発明は、このような従来の課題に着目してなされたもので、安定した自己着火性能の向上を図れるようにすることを目的とする。
そのため、本発明は、圧縮自己着火燃焼を行なう内燃機関において、燃焼により加熱した排気を、外部EGRとして吸気系に還流する構成とした。
かかる構成によると、燃焼加熱された外部EGRによって筒内温度を全気筒で応答良く要求温度まで上昇させることができ、安定した自己着火性能の向上を図れる。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、第1実施形態における圧縮自己着火内燃機関のシステム構成図である。
内燃機関1(ガソリンエンジン)には、吸気通路2の上流側から、エアクリーナ3を通過した空気が、過給機4で過給された後、吸気バルブ5を介してシリンダ6内に吸引される。
前記シリンダ6内に直接燃料を噴射する燃料噴射弁7が設けられている。
燃焼室内の混合気は、圧縮自己着火又は点火プラグ8による火花点火によって着火燃焼し、燃焼排気は、排気バルブ9を介して排出される。
前記吸気バルブ4及び排気バルブ9には、バルブリフト量,バルブ作動角及び作動角の中心位相を可変とする可変動弁機構10が設けられている。
前記可変動弁機構10は、例えば、特開2001−012262号公報に開示される機関バルブのバルブリフト量を作動角と共に連続的に変化させる可変バルブイベント・リフト機構(VEL)と、クランクシャフトに対するカムシャフトの回転位相を変化させることで、バルブ作動角の中心位相を可変とする可変バルブタイミング機構(VTC)との組み合わせから構成される。
また、前記可変動弁機構10を、吸気バルブ5及び排気バルブ9を電磁石による磁気力で開閉駆動する電磁駆動弁(EMV)とすることができる。
前記排気バルブ9下流の排気通路11からの排気を、外部EGRとして過給機4下流の吸気通路2に還流するEGR通路12が設けられる。
前記EGR通路12の途中に、EGRクーラ13を介装したバイパス通路14が並列に接続され、該バイパス通路14の入口部分に、EGR通路12とバイパス通路14とを選択的に開閉する通路切換弁15が設けられ、EGR通路12の出口部は、外部EGR量を制御するEGRバルブ16が設けられる。
前記過給機4出口とEGR通路12出口との間から取り入れた2次空気を、前記EGR通路12の入口上流側に近接した排気通路11部分に供給する2次空気通路17が設けられ、該2次空気通路17内の入口付近に2次空気ポンプ18が設けられ、出口付近に燃料を噴射供給する2次空気用燃料噴射弁19が設けられる。
前記2次空気通路17出口と、EGR通路12入口との間の排気通路11壁に、2次空気による噴射燃料および排気中未燃HCの酸化反応(燃焼)を促進するためのグロープラグ20が設けられる。
前記排気通路11のEGR通路12接続部より下流側には、排気浄化触媒31が設けられる。
前記燃料噴射弁6、点火プラグ8、可変動弁機構10、通路切換弁15、EGRバルブ16、2次空気ポンプ18、2次空気用燃料噴射弁19、グロープラグ20は、マイクロコンピュータを内蔵するエンジンコントロールユニット(ECU)21によって制御される。
前記エンジンコントロールユニット21には、機関回転数を検出する回転数センサ22、機関の冷却水温度を検出する水温センサ23、シリンダ内の温度を検出するシリンダ内温度センサ24、排気温度を検出する排気温度センサ25等からの検出信号が入力される。
図2、図3のフローチャートは、第1実施形態における前記エンジンコントロールユニット21による外部EGR昇温制御の様子を示す。
ステップS1では、アクセル開度などによって算出された要求トルクT、前記回転数センサ20によって検出された機関回転数Neを読み込む。
ステップS2では、前記要求トルクTおよび機関回転数Neによって検出される運転状態に基づいて、圧縮自己着火燃焼と火花点火燃焼とのいずれの燃焼形態で運転させるかを決定する。
具体的には、機関トルクTが、自己着火可能最大トルクTHよりも小さく、かつ、自己着火可能最小トルクTLよりも大きく(TL<T<TH)、かつ、機関回転数Ne(rpm)が、自己着火可能最大回転数NeHよりも小さく、かつ、自己着火可能最小回転数NeLよりも大きいときに(NeL<Ne<NeH)、圧縮自己着火燃焼の可能領域内であると判断し、上記条件を満たさないときには、火花点火燃焼を行なわせる領域内であると判断する。
そして、圧縮自己着火燃焼の可能領域内であると判断されると、ステップS4以降に進み、火花点火燃焼を行なわせる領域内であると判断されると、ステップS3進む。
ステップS2では、燃料噴射弁6から噴射される燃料を点火プラグ8による火花点火で燃焼させる火花点火燃焼制御を行なわせる。
一方、ステップS4では、本発明に係る圧縮自己着火燃焼制御を開始する。
ステップS5では、前記排気温度センサ23によって検出された排気温度txを読み込む。
ステップS6では、図4に示したマップを参照して前記要求トルクTが所定以上の高負荷領域であるかを判定し、該高負荷領域と判定されたときは、ステップS7へ進んで、前記通路切換弁15を、バイパス通路14開側に制御して、外部EGRをいるクーラ13によって冷却する。
なお、高負荷領域においても、負荷が高くなるほど通路切換弁15をバイパス通路14側の開度が大きくなるようにして、冷却量を増大制御する。
また、前記2次空気ポンプ18による2次空気の供給および2次空気用燃料噴射弁19からの燃料噴射は停止する。
ステップS6で、要求トルクTが所定未満の領域と判定された場合は、ステップS8へ進んで、前記通路切換弁15を、バイパス通路14閉(EGR通路12の主通路開)側に制御して、外部EGRのクーラ13による冷却を停止する。
ステップS9では、前記要求トルクTおよび機関回転数Neに基づき、図5に示したマップを参照して、要求筒内温度tcを算出する。
具体的には、負荷が高くなるほど、また、機関回転数Neが高くなるほど要求筒内温度tcが高温に設定される。
ステップS10では、前記排気温度センサ23で検出された排気温度txと、前記要求筒内温度tcとに基づいて、図6に示したマップを参照して、要求2次空気量Q2を算出する。
具体的には、要求筒内温度tcが得られるように2次空気量が設定されるが、排気温度txが低いときほど、低負荷でHC排出量が増大するので、要求筒内温度tcが高くなるほど、また、排気温度txが低くなるほど要求2次空気量Q2が大きく設定される。
前記要求2次空気量Q2が得られるように、前記2次空気ポンプ18の駆動量が制御される。
ステップS11では、前記排気温度tx、要求筒内温度tcとに基づいて、図7に示したマップを参照して、要求2次空気用燃料噴射量Ti2を算出する。具体的には、要求筒内温度tcが得られるように、2次空気による酸化反応(燃焼)を促進するため、オーバーリッチ状態となるように設定される。
前記要求2次空気用燃料噴射量Ti2が得られるように、前記2次空気用燃料噴射弁19の通電量(開弁時間)が制御される。
ステップS12では、2次空気量(実測値または要求値Q2)から、図8に示したテーブルを参照して、排気温度の上昇率αを算出する。2次空気量が増大するほど、2次空気による酸化反応が促進されて温度上昇率αが増大するように設定されている。
ステップS13では、前記排気温度tx、2次空気量Q2、温度上昇率αを用いて、次式により、2次空気による酸化反応(燃焼)後の排気温度tx2を算出する。
tx2=tx+Q2×α・・・(1)
ステップS14では、前記酸化反応後の排気温度tx2と、要求筒内温度tcとに基づいて、図9に示したマップを参照して、要求グロープラグ発熱量tgを算出する。
すなわち、要求筒内温度tcを得るため、2次空気による酸化反応が促進されるように、グロープラグ20によって、雰囲気温度を上昇させ、2次空気だけでは要求筒内温度tcが得られない領域で外部熱を供給してアシストする。
前記要求グロープラグ発熱量tgが得られるように、前記グロープラグ20の通電量を制御する。
ステップS15では、機関回転数Neとグロープラグ20による温度上昇代とに基づいて、図10に示したマップを参照して、グロープラグ20の発熱量に対する温度上昇の感度係数Aを算出する。
ここで、グロープラグ20による温度上昇代Δtxgとは、要求外部EGR温度tertと前記2次空気による酸化反応(燃焼)後の排気温度tx2との温度差(Δtxg=tert−tx2)として算出され、該温度上昇代Δtxgが高いときほど発熱量に対する温度上昇が大きいので感度係数Aは大きくなるように設定されるが、機関回転数Neが高くなるほど排気流速が大きくなって温度上昇しにくくなるので、感度係数Aは小さくなるように設定されている。
ステップS16では、前記グロープラグ発熱量tg、感度係数A、酸化反応後の排気温度tx2とに基づいて、図11に示したマップを参照して、要求外部EGR量に見合った要求EGRバルブ開度θを算出する。
前記要求EGRバルブ開度が得られるように、EGRバルブ16が制御される。
図12は、圧縮自己着火燃焼運転での領域毎の制御内容を示し、最も低負荷な領域Aでは、2次空気量、2次空気用燃料噴射量およびグロープラグ発熱量のレベルを大とし、領域Aより負荷の大きな領域Bでは、2次空気量、2次空気用燃料噴射量およびグロープラグ発熱量のレベルを中とし、領域Bより高負荷な領域Cでは、2次空気量および2次空気用燃料噴射量のレベルを小とし、グロープラグの通電は停止する。なお、領域A〜CではEGRクーラによる外部EGRの冷却は停止されている。
最も高負荷な領域Dでは、上述したように2次空気ポンプ18による2次空気の供給および2次空気用燃料噴射弁19からの燃料噴射は停止し、外部EGRの冷却を冷却する。
図13は、上記領域A〜D毎の各種状態量および制御量を、2次空気供給有り(これに付随する2次空気用燃料噴射、グロープラグによる発熱を含む)と無しの場合を比較して示す。
本実施形態のように領域A〜Cでは、2次空気供給等を行って燃焼加熱することにより、外部EGRが温度上昇し、筒内温度上昇によって安定した自己着火性を確保できる。
これにより、燃焼室からのHC排出量を低減でき、かつ、吸入空気量の多い自己着火燃焼では低温な排気の温度を上昇させることにより排気浄化触媒の活性を早められることの相乗効果によって、特に低負荷領域でのHC排出量を大幅に低減できる。
また、上記のように安定した自己着火性の確保によって自己着火燃焼運転領域を拡大でき(特に低負荷で高回転側へ拡大できる)でき、燃費も改善できる。
一方、高負荷領域Dでは、外部EGRを冷却することによって筒内温度の上昇を抑制することにより燃焼速度が過大となることを抑制して緩慢な燃焼を得ることができ、自己着火燃焼運転領域を高負荷側へ拡大でき、燃費を改善できる。
図13では、高負荷領域で2次空気供給をしたときに、HCが低減しているが、実際には、高負荷領域で外部EGRを加熱して筒内温度を上昇させると、燃焼速度が過大となってノッキング等の異常燃焼を発生しやすくなるので、自己着火燃焼が可能な負荷領域が低負荷側に大きく制約されてしまう。したがって、実質的には、高負荷側に自己着火燃焼運転領域が拡大されることにより、火花着火運転を行った場合と比較して燃費を低減できる。
図14は、機関回転数Neの変化に応じた各種状態量の変化を示す。
図示のように、2次空気供給により外部EGRの加熱を行うことにより、特に低回転側で触媒温度の早期活性化が図れ、これに伴い、HC排出量を十分に低減できる。
図15は、図13、図14で示した以外の本実施形態の要因別の効果を示す。
図15(A)は、上記特許文献1,2に示したような内部EGRによる自己着火性向上を図った場合と、外部EGRの温度上昇による場合とを自己着火性向上を図った場合と比較したもので、内部EGRによる場合は、筒内圧力変動率の気筒間でのバラツキが大きいのに対し、外部EGRによる場合は、筒内圧力変動率の気筒間でのバラツキを小さく抑制できる。
図15(B)は、2次空気による外部EGR温度上昇により自己着火燃焼運転領域が、高回転側および低負荷側に拡大することを示している。
図15(C)は、外部EGRの冷却により、高負荷限界が拡大することを示している。
図15(D)は、グロープラグの発熱により、2次空気供給のみの場合に比較して外部EGRをより温度上昇させて、自己着火燃焼運転領域が、さらに低負荷側および高回転側に拡大することを示している。
このように、本実施形態では、自己着火燃焼運転で問題となる低負荷でのHCを十分に低減しながら、該自己着火燃焼運転領域を拡大できることによって、燃費を向上できる。
なお、本実施形態では、2次空気用の燃料を供給し、グロープラグによる発熱も行っているので、2次空気の供給だけでは排気中の未燃HCを酸化燃焼させることが難しい場合でも確実に燃焼させて浄化することができる。
また、これら2次空気用燃料の供給、グロープラグの発熱に伴う燃費の損失はあるが、温度上昇によって自己着火燃焼運転領域を拡大できることによりトータルとして燃費を低減できるように燃料噴射量、発熱量を制御することができる。なお、外部EGRを電気ヒーターで加熱する方式も考えられるが、この方式では、温度上昇効率が低いため消費電力が大きくなり、また、排気温度を上昇させるものではないので、排気中の未燃HCを燃焼させることができず、かつ、排気浄化触媒の活性を早める効果も有しないので、HC浄化性能を十分向上できるものではない。
図16は、本発明の別の実施形態を示す。
本実施形態では、EGR通路12’の入口(外部EGR導入口)を、HCの酸化反応による浄化機能を有する排気浄化触媒31の下流側に接続すると共に、EGRクーラ13’を介装したバイパス通路14’の入口を、前記排気浄化触媒31の上流側に接続し、該バイパス通路14’の出口をEGR通路12’の下流側に合流させて接続し、該合流点にバイパス通路14’と主通路とを選択的に開閉する通路切換弁15’を設けた構成とする。
そして、自己着火燃焼運転する領域において、所定以上の高負荷領域(第1実施形態での領域D)では、前記バイパス通路14’を開として外部EGRをEGRクーラ13’によって冷却する。
上記高負荷領域以外の領域では、バイパス通路14’を閉として外部EGRの冷却を停止すると共に、前記排気浄化触媒13で排気中の未燃HCが酸化反応したとき発生した熱で温度上昇した排気を外部EGRとすることで、筒内温度を上昇させ、低負荷でのHC排出量を低減しながら自己着火燃焼運転領域を拡大することができる。
本実施形態では、第1実施形態ほど外部EGRを十分に温度上昇させることは難しく、排気浄化触媒の早期活性化も図れないが、特別な温度上昇手段を設けることなく、簡易な構成で済む。
第1実施形態における内燃機関のシステム構成図。 第1実施形態における外部EGR昇温制御(前段)を示すフローチャート。 同上外部EGR昇温制御(後段)を示すフローチャート。 同上実施形態におけるEGR冷却領域を判定するためのマップ。 同じく要求筒内温度を算出するためのマップ。 同じく要求2次空気量を算出するためのマップ。 同じく要求2次空気用燃料噴射量を算出するためのマップ。 同じく2次空気量に対する排気の温度上昇率を算出するためのマップ。 同じく要求グロープラグ発熱量を算出するためのマップ。 同じくグロープラグ発熱量に対する排気温度上昇の感度係数を算出するためのマップ。 同じく要求EGRバルブ開度を算出するためのマップ。 同じく圧縮自己着火燃焼運転での制御内容が異なる領域区分を示す図と、該領域毎の制御内容を示すテーブル。 同じく上記領域毎の各種状態量を示すタイムチャート。 同じく同上制御における機関回転数に対する各種状態量を示す図。 同じく同上制御における各種効果を示す図。 第2実施形態における内燃機関のシステム構成図。
符号の説明
1…内燃機関、7…燃料噴射弁、8…点火プラグ、10…可変動弁機構、11…排気通路、12,12’…EGR通路、13、13’…EGRクーラ、14、14’…バイパス通路、15、15’…通路切換弁、16…EGRバルブ、17…2次空気通路、18…2次空気ポンプ、19…2次空気用燃料噴射弁、20…グロープラグ、21…エンジンコントロールユニット、22…回転数センサ、23…水温センサ、25…排気温度センサ、31…排気浄化触媒

Claims (10)

  1. 燃焼により加熱した排気を、外部EGRとして吸気系に還流することを特徴とする圧縮自己着火内燃機関のEGR装置。
  2. 前記燃焼を、排気への2次空気の供給によって行うことを特徴とする請求項1に記載の圧縮自己着火内燃機関のEGR装置。
  3. 機関の要求負荷に応じて前記2次空気の供給量を調整することを特徴とする請求項2に記載の圧縮自己着火内燃機関のEGR装置。
  4. 前記2次空気と共に燃料を供給することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の圧縮自己着火内燃機関のEGR装置。
  5. 機関の要求負荷に応じて前記2次空気の供給量と比例的に燃料供給量を調整することを特徴とする請求項4に記載の圧縮自己着火内燃機関のEGR装置。
  6. 2次空気の供給量を、要求負荷が低いときは増大し、要求負荷が高いときは減少することを特徴とする請求項3〜請求項5のいずれか1つに記載の圧縮自己着火内燃機関のEGR装置。
  7. 要求負荷が所定以上高いときは、2次空気の供給を停止し、外部EGRを冷却することを特徴とする請求項3〜請求項6のいずれか1つに記載の圧縮自己着火内燃機関のEGR装置。
  8. 要求負荷が低いときに、2次空気供給部に外部熱供給手段を設けたことを特徴とする請求項2~請求項7のいずれか1つに記載の圧縮自己着火内燃機関のEGR装置。
  9. 前記排気浄化触媒で排気中の未燃燃料の酸化反応(燃焼)熱によって加熱された排気を、外部EGRとすることを特徴とする請求項1に記載の圧縮自己着火内燃機関のEGR装置。
  10. 要求負荷が所定以上では、排気浄化触媒上流から外部EGRを取り出して冷却し、要求負荷が所定未満のときは、排気浄化触媒下流から外部EGRを取り出すことを特徴とする請求項9に記載の圧縮自己着火内燃機関のEGR装置。
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