JP2006233679A - 握り具カバー - Google Patents

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Shoji Sano
省治 佐野
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Hikari Corp
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Abstract

【課題】誰でも簡単かつ迅速に、両端が支持された既設の手摺りや扉の持ち手等の外周面に後付けできる握り具カバーを提供することにある。
【解決手段】本発明の握り具カバーは、複数の支持部で支持された握り具の隣り合う支持部間に装着される筒状の握り具カバーであって、弾性変形可能な材料で形成され、筒状の握り具カバーの長手方向全長に渡って開口する側面開口部を有しており、この側面開口部を握り具の外径以上に開口させることが可能であることを特徴とするものである。また、握り具カバーの外周面の少なくとも一部にすべり止め加工が施されていることが好ましい。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の支持部で支持された握り具、具体的には、両端が壁面等に支持された手摺りや持ち手等の外周面を被覆する握り具カバーに関するものである。
一般的に、手摺りや持ち手等を構成する手摺り材には、略円筒状の薄肉鋼管が使用されているが、金属特有の硬くて冷たい感触やすべり易さを低減し、握りやすい手摺り材を提供することを目的として、薄肉鋼管の外周面を合成樹脂層で被覆したものが開示されている。(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−180633号公報
しかしながら、上記手摺り材は、製造工程において薄肉鋼管の外周面に合成樹脂を層状に押し出し成形して、鋼管の外周面を合成樹脂層で被覆した構造であるため、新規に設置する場合には適しているものの、既設の手摺りに適用する場合には、手摺り材の取り替え作業を必要とするため、作業コストが高くなる上、既設の手摺り材が廃材として排出され、環境問題上も好ましくない。
また、伸縮性を有する筒状カバーを用いて、手摺り材に後付けすることも可能であるが、手摺りや扉の持ち手などは、両端が壁面等に支持されている場合が多いため、一旦壁面から手摺り材を取り外し、筒状カバーを手摺り材に挿通させて手摺り材の外周面に取り付けた後、再度筒状カバーで被覆された手摺り材を壁面等に支持させるという一連の煩雑な作業が必要となり現実的でない。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、誰でも簡単かつ迅速に、両端が支持された既設の手摺りや扉の持ち手等の外周面に後付けできる握り具カバーを提供することにある。
本発明にかかる握り具カバーは、複数の支持部で支持された握り具の隣り合う支持部間に装着される筒状の握り具カバーであって、弾性変形可能な材料で形成され、筒状の握り具カバーの長手方向全長に渡って開口する側面開口部を有しており、この側面開口部を握り具の外径以上に開口させることが可能であることを特徴とするものである。また、握り具カバーの外周面の少なくとも一部にすべり止め加工が施されていることが好ましい。
本発明の握り具カバーによれば、複数の支持部で支持された握り具の隣り合う支持部間に装着される筒状の握り具カバーであって、弾性変形可能な材料で形成され、筒状の握り具カバーの長手方向全長に渡って開口する側面開口部を有しており、この側面開口部を握り具の外径以上に開口させることが可能であるので、側面開口部に外力を加えて握り具の外径以上に開口させて握り具の外周面に対向配置させ、握り具を握り具カバーの側面開口部から筒内部に挿入した後、外力を取り除くことによって、握り具カバーを握り具の外周面に取り付けることができる。したがって、誰でも簡単かつ迅速に、両端が支持された握り具の外周面に握り具カバーを後付けすることができる。
また、握り具カバーの外周面の少なくとも一部にすべり止め加工が施されているものでは、握り具を握った時の手のひらと握り具カバーとの摩擦が大きくなるため、手のすべりを効果的に防止でき、安全性を向上させることができる。
以下、本発明にかかる握り具カバーの一実施形態である手摺りカバー1について詳細に説明する。
本実施形態の手摺りカバー1は、合成ゴム製で、図1,図2に示すように、略円筒状に形成されており、軸方向両端部に開口部2a,2bを有するとともに、この両端開口部2a,2b間に、手摺りカバー1の長手方向全長に渡って開口する側面開口部4を有している。また、手摺りカバー1の内径は、取り付ける手摺りの外径よりもやや小径となっており、手摺りカバー1の外周面には、軸方向にすべり止め用の多数の溝3,3,3・・が形成されている。製造手順としては、まず、外周面に多数の溝3が形成された略円筒状に押し出し成形し、次に、円筒側面を切り開いて側面開口部4を形成し、最後に、所定の長さに切断する。
本実施形態の手摺りカバー1は、例えば、図4に示すように、階段の手摺りPに取り付けられる。手摺りPは、薄肉鋼管等で形成される握り具としての手摺り本体Qと、手摺り本体Qを壁面に支持する支持部としての支持ブラケットRで構成されており、支持ブラケットRの基端部は図示しない固定ビスによって壁面に固定されている。支持ブラケットRは、手摺り本体Qの軸方向に所定間隔あけて複数取り付けられている。
上記の手摺りPに手摺りカバー1を取り付ける手順としては、まず、図3(a)に示すように、手摺りカバー1の側面開口部4を手摺り本体Qに対向配置させ、側面開口部4を手指で開口させる。次に、図3(b)に示すように、側面開口部4の開口幅L1が手摺り本体Qの外径L2よりも大きくなるまで側面開口部4を開口させた後、側面開口部4から手摺りカバー1の内部空間に手摺り本体Qを挿入する。手摺りカバー1の内部に手摺り本体Qが配置されたら、側面開口部4を開口させていた手指の力を取り除く。すると、弾性変形していた手摺りカバー1が元の状態に復帰するため、側面開口部4が閉じ、図3(c)に示すように、手摺り本体Qの外周面が手摺りカバー1で被覆される。
以上詳述したように、本実施形態にかかる手摺りカバー1は、合成ゴム製で、弾性変形可能であるので、外力を加えて側面開口部4を手摺りPの外径以上に開口させることができるとともに、外力を取り除いて簡単に元の形状に弾性復帰させることができる。したがって、手摺りPのように、手摺り本体Qが複数の支持ブラケットRで支持された既設の手摺りであっても、支持ブラケットRを取り外すことなく手摺り本体Qの側方から簡単かつ確実に後付けすることができる。また、手摺りカバー1は、長さ方向にも弾性変形可能であるので、手摺り本体Qが直管状でなく屈曲した形状であっても取り付けることができる。さらに、簡単に取り外せる構成であるので、汚れたり劣化したときの取り替え作業などメンテナンス面で優れる上、廃棄する際の分別も容易である。
また、手摺りカバー1が弾性変形可能であり、側面開口部4が手摺りカバー1の長手方向全長に渡って形成されているので、多少外径の大きい他の手摺り本体に対しても取り付けることができ、汎用性に富む。さらに、手摺りカバー1の内径が手摺り本体Qの外径よりもやや小径に形成されているため、手摺りカバー1の内面を手摺り本体Qの外周面に密着させることができ、手摺りカバー1と手摺り本体Qとの間のすべりを効果的に防止できる。
また、手摺りカバー1の外周面に、軸方向にすべり止め用の多数の溝3,3,3・・が形成されているので、手摺りカバー1を握った時の手のひらと手摺りカバー1の外周面との摩擦が大きくなるため、手摺りカバー1と手のひらとの間のすべりを効果的に防止できる。
なお、本実施形態の手摺りカバー1は、本発明の握り具カバーの一実施形態であって、取り付け対象としては、階段の手摺りに限られず、病院等の廊下の手摺りや、トイレや浴室の手摺り、扉の握り手などでもよい。また、手摺りカバー1の材質は合成ゴムに限られないが、ゴム,エラストマー樹脂など弾性変形可能で耐摩耗性に優れたすべり止め効果の大きい素材が適している。また、手摺りカバー1は、略円筒状に限られず、手摺り本体Qの外周面の形状にフィットする形状であればよく、上記の例では、手摺りカバー1を略円筒状にしているが、内周部分が円筒で、外周部分が角筒の筒状であっても構わない。
また、本実施形態の手摺りカバー1は、外周面全体に軸方向に多数の溝3,3,3・・が形成されているが、すべり止め加工の形態はこれに限られず、例えば、外周面の一部に形成されていてもよいし、周方向に多数の溝を形成してもよい。また、外周面全体を凹凸面としてもよいし、手摺りカバー1をやや粘着性のある材質で形成したり、手摺りカバー1の外周面にすべり止め加工されたシート状素材を被着してもよい。
さらに、本実施形態の手摺りカバー1は、切断が容易な材質で形成されているため、取り付け作業時に使用箇所に応じた所定の長さにカッター等で切断してもよい。
また、図3において想像線で示したように、手摺りカバー1の側面開口部4を形成する端面部に嵌合突部51と嵌合凹部52とを設け、この嵌合突部51と嵌合凹部52とを嵌着してもよい。また、この端面部同士を両面接着テープや接着剤等で接着してもよい。このようにすれば、手摺りカバー1が手摺り本体Qから脱落するのを防止でき、手摺りカバー1を手摺り本体Qの外周面に確実に取り付けることができる。
さらに、本発明は、手摺り本体Qと手摺りカバー1との間に両面接着テープを介在させたり、接着剤を使用することを排除するものではない。手摺りカバー1を手摺り本体Qに接着させるようにすれば、手摺りカバー1の手摺り本体Qに対する取り付けが容易となる上、手摺りカバー1と手摺り本体Qとの間のすべりが発生する危険性がなく、取り外す必要がない場合や、安全性を重視したい場合には好適である。
本発明に係る一実施形態の手摺りカバー1の側面図である。 図1に示す手摺りカバー1の正面図である。 (a)手摺りカバー1を手摺り本体Qに取り付ける手順を示す説明図である。(b)手摺りカバー1を手摺り本体Qに取り付ける手順を示す説明図である。(c)手摺りカバー1を手摺り本体Qに取り付ける手順を示す説明図である。 手摺りカバー1を既設の手摺りPに取り付けた状態を示す外観図ある。
符号の説明
1 手摺りカバー(握り具カバー)
3 溝(すべり止め加工)
4 側面開口部
Q 手摺り本体(握り具)
R 支持ブラケット(支持部)

Claims (2)

  1. 複数の支持部で支持された握り具の隣り合う支持部間に装着される筒状の握り具カバーであって、弾性変形可能な材料で形成され、筒状の握り具カバーの長手方向全長に渡って開口する側面開口部を有しており、この側面開口部を握り具の外径以上に開口させることが可能であることを特徴とする握り具カバー。
  2. 外周面の少なくとも一部にすべり止め加工が施されていることを特徴とする請求項1記載の握り具カバー。
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