JP2010075907A - 蛇腹管掃除器具 - Google Patents

Abstract

【課題】 蛇腹管の外側を短時間で簡単に掃除できる蛇腹管掃除器具を提供する。
【解決手段】 中が空洞の円筒形構造物に、円筒方向に沿って平行に切り込みを入れ開口部を設けた外枠の内壁にブラシを固定した構造により蛇腹管の外側を短時間で簡単に掃除できる機能を持たせることを特徴とする蛇腹管掃除器具。
【選択図】図１

Description

本発明は、中が空洞の円筒形構造物に、円筒方向に沿って平行に切り込みを入れ開口部を設けた外枠の内壁にブラシを固定することにより蛇腹管の外側の掃除を容易に行うことができるように工夫した蛇腹管掃除器具に関するものである。

従来、蛇腹管の外側が汚れた場合、布やブラシ等で汚れを落とすのが一般的であるが、蛇腹管が円筒形の為、窪んだ溝の汚れた部分を掃除するのは非常に手間がかかり面倒であった。これを簡単に掃除する器具は見当たらない。

蛇腹管の外側の窪んだ溝の汚れをブラシ等で落とす場合、蛇腹管が円筒形の為、ブラシ等で蛇腹管の回りを一周して、その汚れを取り除く必要がある。その場合、蛇腹管が細いのでこの作業は非常にやり難い面があり、多くの時間を費やす。また、布等で蛇腹管を取り巻き、蛇腹管に沿ってしごいて掃除しようとしても、溝の部分は窪んでいるため、溝の部分に付着した汚れは落とすことが出来ない。
本発明は以上の問題点を解決しようとするものである。

この課題を解決するための本発明の蛇腹管掃除器具は、中が空洞の円筒形構造物に、円筒方向に沿って平行に切り込みを入れ開口部を設けた外枠の内壁にブラシを固定した構造からなり、この開口部から蛇腹管を中心部分に取り込み、蛇腹管に沿ってしごくことにより、蛇腹管の外側の窪んだ溝の汚れを短時間で簡単に取り除くことができるようにした。
以上を特徴とする蛇腹管掃除器具である。

本発明により、蛇腹管の外側の掃除を短時間で簡単に行うことが可能となる。

発明を実施する為の最良の形態

本発明の蛇腹管掃除器具は、中が空洞の円筒形構造物に、円筒方向に沿って平行に切り込みを入れ開口部を設けた外枠（１）と、外枠（１）の内壁に固定されたブラシ（２）とからなっている。
本発明を使用するときは、蛇腹管（４）を開口部（３）より中心に取り込み、手でこの蛇腹管掃除器具を蛇腹管（４）に沿ってしごく。この作業により蛇腹管（４）の外側の窪んだ溝に付着した汚れを短時間に簡単に取り除くことができる。外枠（１）は、手で握った場合にある程度変形し、力を取り除いた場合に復元する程度の柔軟性を有するプラスチック等の素材で造ることが望ましい。ブラシ（２）は、蛇腹管（４）の掃除に寄与する為、同様にプラスチック等の柔軟性を有する素材で造ることが望ましい。
図２は、図１で示される蛇腹管掃除器具を、円筒の中心を軸として任意の角度で押し広げた構造からなる蛇腹管掃除器具である。外枠（１）が十分な柔軟性を有する場合は、図２で示される蛇腹管掃除器具を手で握り締めることにより、円筒形となる為、その中心に蛇腹管（４）を取り込み、手でしごくことにより蛇腹管（４）の外側の窪んだ溝に付着した汚れを短時間に簡単に取り除くことができる。図２の蛇腹管掃除器具は、蛇腹管（４）を掃除した後、蛇腹管掃除器具自体に付着した汚れを落とすのがた易い特徴がある。

本発明の斜視図 本発明を開いた状態の斜視図 本発明の使用状態を示す斜視図

符号の説明

（１） 外枠
（２） ブラシ
（３） 開口部
（４） 蛇腹管

Claims (2)

1. 中が空洞の円筒形構造物に、円筒方向に沿って平行に切り込みを入れ開口部を設けた外枠の内壁にブラシを固定した構造からなる蛇腹管掃除器具。
2. 請求項１の蛇腹管掃除器具を、円筒の中心を軸として、任意の角度で押し広げた構造からなる蛇腹管掃除器具。