JP2006233676A - フラット形スライドドア - Google Patents

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Kenji Iwauchi
謙治 岩内
Akinari Mizukoshi
昭成 水越
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NIITEKKU KK
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Abstract

【課題】 建具や家具類に用いられるスライドドアを改良して、閉じたとき2枚のドアが互いに重なり合うことなく図示の(A)のようにピッタリくっついて、一つの面に揃うようにする。
【解決手段】 (A)に示したように、中央部に2個のT字枝9bを有し、両端にカーブ部9cを有する吊りレール9を設け、2枚のドアのそれぞれにランナA10とランナB11とを装着する。(B)のように、ドアL12に矢印pの手動操作力を加えてT字枝9bからランナA10を引き出し、(C)のように吊りレールの直線部9aに乗せ、さらに矢印r方向に手動操作力を加えて開扉する。上述と反対の順序で操作すると閉扉して(A)の状態に戻る。
【選択図】 図1

Description

本発明は、建具や家具類(例えば間仕切りや収納庫など)に用いられるスライドドア(引き戸)に関するものである。
建具や家具類に用いられるスライドドア(引き戸)については、古くから種々の工夫が為され、その形式や構造は様々である。
図6(A)は本発明に最も近い従来例の模式的な平面図である。左右の壁1,2の間に2条のレール3,4が敷設されていて、それぞれの上にドア5,6が乗っている。
ドア5を矢印aのように動かすと、点線で示した5′の位置となり、ドアが開かれる。
ドア5′を反矢印a方向に動かすと閉じられる。
ドア6についても同様である。
図6(A)に示したレール3に代えて敷居を設けた例も有り、また、カーテンのように吊り下げて吊り戸とした例も有る。
この形式のドア構造(引き戸)は、障子や襖に用いられていて、誰しも身近に知っているから詳細な説明は省略する。
建築学用語辞典 技報堂出版 1997年 建築大辞典 彰国社発行 1997年版
図6(A)に示したドア形式は、破線円で囲んで符号bを付した箇所が2重になっていて、2枚のドアが1平面に揃わない。その上、透き間ができる。
例えば同図(B)に示したように、2枚のドア7,8が綺麗に1平面に揃ってピッタリくっつき、
しかも、片方のドア8が矢印cのように移動して、鎖線で描いた8′のようにドア7に重なって開扉し、
他方のドア7も同様に矢印dのように開扉し得る構造のスライドドアは未だ開発されていない。
本発明は以上に述べた事情に鑑みて為されたものであって、その目的とするところは、
図6(B)のように、閉じたとき1平面に揃ってピッタリくっつき(互いに重ならない)、しかも2枚のドアの内の何れのドアも自在に開閉し得るスライドドア構造を提供するにある。
上記の目的を達成するため、本発明は、特殊な形状の吊りレールと、特殊なこうぞうのランナA及びランナBとを構成し、これらを組み合わせて新規な機能、効果を奏し他ものである。
上述の原理に基づく具体的な構成ちして、請求項1の発明に係るフラット形スライドドアは、
(図1参照)2枚のドアと、1本の吊りレールとを有するスライドドアにおいて、
a.上記2枚のドアのそれぞれが、吊りレール(9)内を走行するランナA(10)と、ランナB(11)とを具備しており、
b.前記の吊りレールは平面図において、両端部を除いてほぼ直線状をなし、
両端部それぞれにカーブ部(9c)が形成されるとともに、
中央部付近に2個のT字状の枝(9b)を有しており、
c.前記のランナAは、ドアの重量を支持して吊りレールの直線部(9a)を走行する機能と、T字枝(9b)に入り込む機能とを有し、
d.前記のランナBは、ドアの重量を支持して吊りレールの直線部(9a)を走行する機能と、カーブ部(9c)に沿って旋回走行する機能とを有していることを特徴とする。
以上に説明した請求項1の発明を適用すると、本発明に係る特殊な(端にカーブを有し、中央部にT字枝を有する)吊りレールを設けるとともに、2枚のドアのそれぞれを本発明に係るランナAとランナBとで吊持することにより、
1枚のドアのランナAが吊りレールのT字枝に退避しているとき、もう1枚のドアのランナは吊りレールの直線部を通過することができる。
上記の退避・通過機能と、吊りレールのカーブ部による幅寄せ機能とにより、2枚のドアを擦れ違わせて開扉することと、2枚のドアを1つの面に揃えてピッタリくっつけて閉扉することとが両立する。
請求項2の発明に係るフラット形スライドドアの構成は、前記請求項1の発明の構成要件に加えて、
(図2参照)前記ドアの下方に、平面図において前記吊レール(9)に対応する形状の案内溝(16)が設けられてるとともに、
前記2枚のドアそれぞれの下端部に、垂直軸周りに回転する縦軸ローラ(17)が設けられていて、
上記縦軸ローラが案内溝に沿って走行するようになっていることを特徴とする。
以上に説明した請求項2の発明によると、ランナAとランナBとで吊持されているドアの下端部を縦軸ローラで案内するので、該ドアの支持が確実で、揺れ動かない。
その上、上記の縦軸ローラが案内溝で案内されるようになっているから、床面に突起が形成されない。すなわち、バリアーフリー性が優れている。
請求項3の発明に係るフラット形スライドドアの構成は、前記請求項1の発明の構成要件に加えて、
(図3参照)前記のランナA(10)は、吊りレール(9)の直線部(9a)を転動する車輪(10d)と、該吊りレールのT字枝(9b)に滑り込むスライダ(10e)とを備えていることを特徴とする。
以上に説明した請求項3の発明によると、ランナAが車輪を備えているので、重いドアを吊持しても吊りレールの直線部9aを軽快に走行することができる。
さらに、走行距離の短いT字枝9bはスライダで走行することができる。このため、1個の車輪で足りるから、構造が簡単で小型軽量に構成することができ、製造コストも低廉である。
請求項4の発明に係るフラット形スライドドアの構成は、前記請求項3の発明の構成要件に加えて、
(図3参照)前記のT字枝(9b)に突条(9d)が形成されていて、
T字枝に滑り込んだスライダ(10e)が上記の突条(9d)に乗り上げると、前記の車輪(10d)がレール面から浮き上がるようになっていることを特徴とする。
以上に説明した請求項4の発明を前記請求項3の発明に適用すると、吊りレールのT字枝に突条が形成されているので、ランナAがT字枝に進入するとスライダが突条に乗り上げて、車輪が浮かされる。
このため、直線部を走行するように構成された車輪が、該直線部と直角方向のT字枝の中へ、円滑に(軋んだりガタついたりせずに)退避することができる。また、手動でランナAをT字枝から引き出す際に、軽い力で操作することができる。
請求項5の発明に係るフラット形スライドドアの構成は、前記請求項1の発明の構成要件に加えて、
(図4参照)前記ランナB(11)は、吊りレールの直線部(9a)およびカーブ部(9c)に沿って転動する車輪(11d)と、垂直軸周りに回動し得る回動吊軸(11b)とを備えていることを特徴とする。
以上に説明した請求項5の発明によると、ランナBが、吊りレールの直線部もカーブ部も円滑に走行することができる。
すなわち、本発明に係る特殊な吊りレールは、中央部が直線状であり両端部がカーブしている。このカーブの作用でドアが幅寄せされるて本発明の目的が達成されるのであるが、このため、ランナBは直線状部もカーブ部も円滑に走行できなければならない。そこで本請求項5は、垂直軸の周りに自在に回動し得る回動吊軸を設けて、ランナBがカーブに沿って円滑に従動できるようにした。
請求項6の発明に係るフラット形スライドドアの構成は、前記請求項4の発明の構成要件に加えて、
(図4参照)吊りレール(9)の両端部付近に、ランナB(11)と当接する静止ストッパ(19)が設けられるとともに、
ランナBは上記の静止ストッパに当接する可動ストッパ(20)を備えており、
かつ、上記静止ストッパの付近に、前記可動ストッパの底面に接触する制動部(21)が形成されていて、ランナBが静止ストッパに接近すると、可動ストッパが制動部に摺触して摩擦制動されるようになっていることを特徴とする。
以上に説明した請求項6の発明によると、ドアを閉じたとき、勢い余って壁や柱に激突させる虞れが無い。
ドアは相当の慣性を有しているので、丁寧に操作しないと衝突によって騒音を発したり塗装を損傷したりするが、本請求項6を適用すると閉扉ストロークの終点近くで自動的にブレーキが掛かり、ストロークの終点でキッチリ停止する。ストッパの材質を適宜に選定することにより緩衝効果が得られ、騒音発生や塗装損傷を未然に防止することもでき、開閉操作に制約を受けなくなる。
請求項7の発明に係るフラット形スライドドアの構成は、前記請求項1ないし請求項5の発明の構成要件に加えて、
(図2参照)前記ランナA(10)、及びランナB(11)のそれぞれが、3次元調整機構(14)を介してドアの上端部付近に装着されていて、ドアに対する上下方向(Z−Z′軸方向)・左右方向(X−X′方向)・奥行方向(Y−Y′方向)の相対的な取付け位置を調節し得るようになっていることを特徴とする。
以上に説明した請求項7の発明によると、本発明を適用して製作した吊りレールに案内されるランナA,Bと、市場に流通している既製のドアとの取付け関係を任意に調節して整合させることができる。
請求項8の発明に係るフラット形スライドドアの構成は、前記請求項2ないし請求項5の発明の構成要件に加えて、
(図2参照)前記縦軸ローラ(17)が、2次元調整機構(15)を介してドアの下端部付近に装着されていて、ドアに対する左右方向(X−X′方向)・奥行方向(Y−Y′方向)の相対的な取付け位置を調節し得るようになっていることを特徴とする。
以上に説明した請求項8の発明によると、本発明を適用して製作された吊りレールと案内溝とを、それぞれ家屋または家具類に取り付けた場合、取付け位置誤差を吸収して円滑なドア開閉操作を可能ならしめる。
請求項9の発明に係るフラット形スライドドアの構成は、前記請求項2の発明の構成要件に加えて、前記案内溝(16)が、直線溝(16a)と、該直線溝から分岐するT字溝(16b)とを有しているとともに、
該T字溝に対して摺動自在に嵌合するスライドブロック(30)が設けられており、
前記縦軸ローラ17を収納し得る凹部(30b)が、上記スライドブロックの頂面に形成されていることを特徴とする。
以上に説明した請求項9の発明によると、引戸の下方に装着されている縦軸ローラが、案内溝16の中を円滑に走行し、特に、T字溝付近を円滑に走行することができる。
請求項1の発明を適用すると、本発明に係る特殊な吊りレール(端にカーブを有し、中央部にT字枝を有する)を設けるとともに、2枚のドアのそれぞれを本発明に係るランナAとランナBとで吊持することにより、
1枚のドアのランナAが吊りレールのT字枝に退避しているとき、もう1枚のドアのランナは吊りレールの直線部を通過することができる。
上記の退避・通過機能と、吊りレールのカーブ部による幅寄せ機能とにより、2枚のドアを擦れ違わせて開扉することと、2枚のドアを1つの面に揃えてピッタリくっつけて閉扉することとができる。
請求項2の発明によると、ランナAとランナBとで吊持されているドアの下端部を縦軸ローラで案内するので、該ドアの支持が確実で、揺れ動かない。
その上、上記の縦軸ローラが案内溝で案内されるようになっているから、床面に突起が形成されない。すなわち、バリアーフリー性が優れている。
請求項3の発明によると、ランナAが車輪を備えているので、重いドアを吊持しても吊りレールの直線部9aを軽快に走行することができる。
さらに、走行距離の短いT字枝9bはスライダで走行することができる。このため、1個の車輪で足りるから、構造が簡単で小型軽量に構成することができ、製造コストも低廉である。
請求項4の発明を前記請求項3の発明に適用すると、吊りレールのT字枝に突条が形成されているので、ランナAがT字枝に進入するとスライダが突条に乗り上げて、車輪が浮かされる。
このため、直線部を走行するように構成された車輪が、該直線部と直角方向のT字枝の中へ円滑に(軋んだりガタついたりせずに)退避することができる。また、手動でランナAをT字枝から引き出す際に、軽い力で操作することができる。
請求項5の発明によると、ランナBが、吊りレールの直線部もカーブ部も円滑に走行することができる。
すなわち、本発明に係る特殊な吊りレールは、中央部が直線状であり両端部がカーブしている。このカーブの作用でドアが幅寄せされるて本発明の目的が達成されるのであるが、このため、ランナBは直線状部もカーブ部も円滑に走行できなければならない。そこで本請求項5の構成によって、垂直軸の周りに自在に回動し得る回動吊軸を設け、ランナBがカーブに沿って円滑に従動できるようにした。
請求項6の発明によると、ドアを閉じたとき、勢い余って壁や柱に激突させる虞れが無い。
ドアは相当の慣性を有しているので、丁寧に操作しないと衝突によって騒音を発したり塗装を損傷したりするが、本請求項6を適用すると閉扉ストロークの終点近くで自動的にブレーキが掛かり、ストロークの終点でキッチリ停止する。ストッパの材質を適宜に選定することにより緩衝効果が得られ、騒音発生や塗装損傷を未然に防止することもでき、開閉操作に制約を受けなくなる。
請求項7の発明によると、本発明を適用して製作した吊りレールに案内されるランナA,Bと、市場に流通している既製のドアとの取付け関係を任意に調節して整合させることができる。
請求項8の発明によると、本発明を適用して製作された吊りレールと案内溝とを、それぞれ家屋または家具類に取り付けた場合、取付け位置誤差を吸収して円滑なドア開閉操作を可能ならしめる。
請求項9の発明によると、引戸の下方に装着されている縦軸ローラが、案内溝16の中を円滑に走行し、特に、T字溝付近を円滑に走行することができる。
図1は本発明に係るフラット形スライドドアの1実施形態を示す模式的な平面図である。構造機能を理解し易いよう、若干形状寸法を変えて描いてあるので、正確なJIS規格の投影図ではない。
本図(A)は、2枚のドアL12とドアR13とが閉じられて、左右の壁1,2と同一面に揃っている状態を描いてある。
説明の便宜上、図示のように直交3軸X,Y,Zを想定する。X軸はドアの左右方向(詳しくは、ドアに面している人から見て左右方向)であり、Y軸は同じく奥行き方向である。このドアが、例えば洋服箪笥に設置されている場合は、Y方向が箪笥の外側、Y′方向が箪笥の内側になる。
本図1においてZ軸は紙面に直角であり、Zは上方、Z′は下方とする。
(図1(A)参照)壁1,壁2が位置しているX−Z面にほぼ揃えて、概ねX軸方向(水平)に吊りレール9が設置されている。吊りレール9とドアとの上下関係については、後に掲げる図2を参照して明確に示すが、当然に吊りレールはドアよりも若干高い位置に配設されている。
上記吊りレール9は、両端部を除いて直線部9aであり、両端部付近は緩やかにY′方向に湾曲してカーブ部9cを形成している(Y′方向とは、例えば洋服箪笥などの家具類の場合には箪笥の内側方向である)。
該吊りレール9の中央部付近の2箇所に、Y′方向(家具類ならば内側方向)へT字状に分岐する枝レール(T字枝と名付ける)9bが設けられている。
前記2枚のドアL12とドアR13とには、それぞれランナA10とランナB11とが1個じずつ装着されている。
図1(A)のように2枚のドアが閉じられているとき、該2枚のドアが対向している箇所tに近い方にランナA10が、対向箇所tから遠い方にランナB11が、それぞれ配置されている。
これらランナA,ランナBの構造については、図3及び図5を参照して後に詳しく説明するが、平面図で見たとき、ランナはドアよりもY′方向(家具類の内側・本図において下側)に突出している。
ランナA,Bは吊りレール9に乗っているから、ドアは該吊りレールよりも僅かにY方向寄り(家具類の外側)に位置している。
本図1(A)のようにドアを閉めた状態において、ランナA10はT字枝9bの先端に、ランナB11はカーブ部9cの先端に、それぞれ位置している。
先に述べたように、T字枝9bはY′方向に分岐しており、カーブ部9cはY′方向に湾曲しており、かつランナA,BはY′方向に突出しているので、この(A)図の状態において、2枚のドアドアL12、ドアR13は、両側の壁1、2の面とほぼ揃っている。
設計製作の手順から言えば、該ドアが壁の面と揃うように吊りレール9の位置を定めて設置する。
上記(A)図の状態からドアL12を開くには、同図(B)のようにドアL12に矢印pの手動操作力を加える。
ドアL12に装着されているランナA10はT字枝9bに沿って移動し、直線部9aに乗る(このときドアL12のランナA10が、円滑にT字枝9b上をスライドする構造については、図3を参照して後に説明する)。
さらに(C)図のように矢印r方向に少し動かすと、ドアL12に装着されているランナB11がカーブ部9cから引き出されて直線部9aに進入する(このときランナA10が吊りレールの直線部9aに沿って走行し、ランナB11がカーブ部9cに沿って走行するための構造似ついては、図3および図5を参照して後に説明する)。
この段階で、ドアL12はドアR13と平行で、かつY方向に若干(ドアの厚さ寸法よりも少し大目に)変位している。すなわち、停止しているドアR13に比して家具類の外側に幅寄せされている。
前記矢印r方向に進行を続けると、(D)図のように開扉される。
以上に説明した工程、図1(A)→(D)の逆に操作すると、開かれていたドアL12が閉じられて、本図1(A)の状態に戻る。
上記の例では、ドアR13を停止させたままでドアL12を操作して開いたが、その反対にドアR13を停止させたままドアL12を動かして(E)図のように開扉することもでき、再び閉じることもできる。
図1(C)の状態からランナB11を矢印r方向へ動かして(D)の状態に至るためには、「動いているドアL12のランナA10」が、「停止しているドアR13のランナA10」を追い越さねばならない。つまり、ドアR13のランナA10はT字枝9bに退避しているから邪魔にならないが、双方のランナのブラケット同士が干渉しない構造にしておかなければならない。
図2は、2個のランナA10が相互に干渉しないようになっている構造を説明するために描いた模式的な垂直断面図である。
ドアR13に装着されたランナA10は吊りレールのT字枝9bに退避しており、ドアL12に装着されたランナA10は直線部9aを通過(紙面に直角方向)しつつある。
平面図を描いた図1の(C),(D)だけを見ると双方のランナA10同士の干渉が懸念されるが、垂直断面図である図2を見れば干渉が回避されることが納得される。
すなわち、2個のランナ(ブラケットを含む)が、平面図において重なる部分は上下にずらせてある。
本図2に示したように、2個のランナA10それぞれは、ドアL12またはドアR13に対して、3次元調整機構14を介して装着されている。
上記の3次元調整機構14は、ドアに対するランナの取り付け位置の関係を、X軸方向(左右方向)、Y軸方向(奥行き方向)、およびZ軸方向(上下方向)に微調整できるようになっている。
ドアL12及びドアR13それぞれの下方に、2次元調整機構15を介して「垂直軸の周りに回転する縦軸ローラ17」が装着されている。符号16を付して示したのは案内溝である。
上記縦軸ローラ17は、この案内溝16に案内されて転動し、前記のランナA10およびランナB11と協働して、ドアをX−Z面に保持している。
上記案内溝16の平面投影図形は、前掲の図1に示した吊りレール9に対応している。すなわち、吊りレール9の中心線の平面図形と案内溝16の中心線の平面図形とはほぼ同様である。
前記縦軸ローラ17は案内溝16の側壁に転触して案内され、該縦軸ローラ17は案内溝16の溝底には接触しない。従って、案内溝16に対する縦軸ローラ17の上下方向の相対的な位置関係は厳密に規制しなくても良い。このため、ドアと縦軸ローラとの間には3次元調整機構を設けるに及ばず、左右方向と奥行き方向とを微調整する2次元調整機構(15)で足りる。
この図2から推察し得るように、この図に示した構成の上下を反転しても同様の作用が得られ、本発明の目的を達成することができる。
このため、本発明の構成要件について、上下を反転しても本発明の技術的範囲に属するものである。この場合、構成部材の名称にはこだわらない。例えば、上下反転して吊りレールを床面に設置した場合、「吊り」の語句は当てはまらないが、「吊りレールと実質的に同等の部材」と理解されたい。
図3はランナA10を示す2面図である。吊りレール9のT字枝9b付近を切断して描いてあり、図3(A)ではT字枝9bの断面と直線部9aの1部の断面とが現れている。直線部9aのY′側の側壁は切断されずに、枝分かれ部分の端面が現れている。
図3(B)においては、直線部9aの頂面と底面とが切断されて現れている。T字枝9bは切断されずに、その入り口(X側とX′側と両方の側面)が現れている。
ランナA10のブロック10aに吊りボルト10bが取り付けられ、図外のドアを吊持している。該ブロック10aにY軸方向(水平)の車軸10cが取り付けられて、車輪10dを支持している。本実施形態では、ボールベアリングのアウタレースを車輪として用いたが、本発明を実施する場合、車輪の構造は任意である。
上述のように車輪を設けたので、ランナA10は吊りレールの直線部9a内をX軸方向に走行することができる。
T字枝9bの底面に突条9dが形成されている。このため、ランナA10がT字枝9b内に進入すると、ブロック10aに形成されているスライダ10eが突条9dに乗り上げ、車輪10dがレール面から浮き上がる。該車輪10dはX軸方向には直線部9aに沿って転動するが、Y方向に移動する際は浮き上がる。
このため、車輪10dが無理な摩擦を受けたりガタついたりすることなく、T字枝9bの中を、手動操作力(図1(B)の矢印p)でスライドすることができる。
図4は、本実施形態における制動・停止機構を説明するために示した模式的な2面断面図である。
本図4(B)のランナA10は、前掲の図3(A)に示したランナA10と同じ部材であるが、図3のランナAが吊りレール9のT字枝9b付近に在ったのに比して、図4では
直線部9a内を走行している途中である。
吊りレール9内に静止ストッパ19が設置されており、ランナA10のブロック10aには可動ストッパ20が形成されている。(観点を変えれば、ブロック10aの内で、符号20を付した部分はストッパとして機能する)。
符号19を付した部材は、吊りレール9に固定されているから静止ストッパと名付け、符号20を付した部材はランナA10に設けられて一緒に走行するから可動ストッパと名付けた。
図4(A)において、ランナA10が図に左方へ走行すると静止ストッパ19に衝突して停止することが理解される。しかし、衝撃を受けることは好ましくないので、次に説明するように構成して、衝突前に減速させる制動機構が設けられている。
静止ストッパ19よりもランナA10寄りに、薄板状の制動部21が敷設されている。
ランナA10が静止ストッパ19に接近すると、該静止ストッパに当接する前に、上記の制動部21に乗り上げる。
このため、制動部21と可動ストッパ20との摩擦抵抗によって、ランナA10の走行が減速され、その後静止ストッパ19に当接して、衝撃無く確実に、定位置に停止せしめられる。
吊りレール9の中に静止ストッパ19および制動部21を設ける位置は、ドア設計者が任意に設定することができる。本実施形態においては、ランナA10を停止させるために設けた静止ストッパ19の付近を、ランナB11が自由に通過できるよう、次のように構成されている。
(図4(B)参照)静止ストッパ19は、吊りレール直線部9aの中で、片方の側壁に近寄せて設置し、通路全面は塞いでいない。可動ストッパ20は上記静止ストッパ19に当接するよう、ブロック10aから側方へ突出している。
図4(B)に示したランナA10の位置にランナB11を置くと図5(A)のようになる。ランナB11のブロック11aは、静止ストッパ19に向けて突出していない。
このため、ランナB11は静止ストッパ19と干渉することなく、その付近を通過することができる。
この図に示したように、制動部21も片側に寄せて配設されている。このため、ランナB11が通過する際に制動されて減速することも無い。
なお、このランナB11も、前記ランナA10と同様にX軸方向(水平)の車軸11cに支承された車輪11dを備えているので、吊りレールの直線部9a内、および吊りレールのカーブ部9c内を転動しながら走行することができる。
(図5(B)参照)ランナB11のブロック11aに取り付けられた回動吊軸11bは、ベアリング18を介してドアを吊持している。これにより(図1参照)ランナB11は、吊りレール9の直線部9aからカーブ部9cへ自由に出入りすることができる。
ここでランナA10の機能とランナB11の機能との相違を総括して考察すると次のとおりである。
イ)ランナA10は制動部21によって制動され、静止ストッパ19によって停止せしめられるが、ランナB11は自由に通過する。
ロ)ランナA10は直線部9aを走行し、T字枝9bに進入することもできる。ランナB11は直線部9aを走行し、カーブ部9cにも自由に出入することができる。
ランナA,ランナBが、上記イ,ロの機能を有しており、
かつ、吊りレール9が、図1に示したように直線部と、T字枝と、カーブ部とを有していることによって、図1(A)のように2枚のドアが一つの面に揃ってピッタリくっつくことができ、
しかも、図1(D),(E)のように自在に開閉することもでき、
その上、ドアの下方(例えば床面)に突起物を設ける必要が無いのでバリアフリーである。
(図2参照)ランナA10は吊りレール9に案内されて走行し、縦軸ローラ17は案内溝16に案内されて走行する。
上記吊りレールの平面図は図1に示したように、直線部9aの両端付近にカーブ部9cが形成されるとともに、中央付近にT字枝9bが形成されている。案内溝の平面形状は、上記吊りレール9とほぼ同様である旨は既に述べた通りである。
図1(C)の状態から図1(D)の状態に進む場合、その途中で、
図1(C)に描かれている2個のランナA10の内、左方のランナAはT字枝9bの分岐点を通過しなければならない。
同様に、縦軸ローラ17も、案内溝16のT字溝分岐点を通過しなければならないのであるが、この「分岐点通過」が円滑に行われない虞れが有る。
縦軸ローラがT字溝の分岐点付近で蹉跌する状態を、図7について次に説明する。
図7(A)に、案内溝16、および、2枚のドアL12とドアR13を描いてある。
案内溝16には、2個のT字溝16bが設けられている。
ドアL12に取り付けられた縦軸ローラに符号17aを付し、ドアR13に取り付けられた縦軸ローラに符号17bを付して区別する。
この図の状態で、ドアR13は閉められていて、その縦軸ローラ17bはT字溝16bに入っている。
ドアL12は開き始めで、Y軸方向(上方)に引き出されたところであり(図1(B)に対応する状態)、その縦軸ローラ17は、仮想線で示した位置17a′から実線位置17aに引き出されて、案内溝16の直線溝16aに乗り移ったところである。
ドアL12が図の右方へ開かれるに伴って、縦軸ローラ17aは矢印rのように直線溝16aに沿って右方へ走行し、「縦軸ローラ17bが入っているT字溝16b」付近を通過する。
図7(B)は、図7(A)に鎖線円で囲んで示した部分Bの拡大図である。
縦軸ローラ17aは、直線溝16aに案内されて破線位置17eへ、矢印eのように進むはずであるが、その途中でT字溝16bの分岐点を通過する際、矢印fのように逸れて、鎖線位置17fに進み、分岐点の角16cに衝突する虞れ無しとしない。
縦軸ローラが矢印fのように逸れることを防ぐには図7(C)のように、T字溝16bの分岐点(入り口)にガードレール30aを設ければ良い(この場合ガードレールとは比喩的な呼び名であって、正しくは“ガードレールとして機能する部材”である)。請求項9の発明は、『T字溝16bに縦軸ローラ17bが入っているとき、該T字溝の入り口を塞ぐガードレール(として機能する部材)が、自動的に形成され、しかも、縦軸ローラ17aが直線溝16aを通過することを妨げない』ようにするものである。その具体的な構成を以下に説明する。
図8(A)は、本発明の請求項9を適用して構成したスライドブロック30の1例を示す外観斜視図であり、図8(B)は上記スライドブロックと縦軸ローラ17との関係を模式的に描いた斜視図である。
本例のスライドブロックは直方体の上面に凹部30bを形成して、その端面にガードレール(として機能する部分)30aを形成してある。上記ガードレール30aに対向して壁状部30cが形成されている。
上記ガードレール30aの頂面、および壁状部30cの頂面に斑点を付してあるのは、平面図である図8(C)、(D)と斜視図である図8(A)及び図9との対比・理解の便を図ったものである。
直方体の幅寸法Wは、T字溝16bの溝幅に対して摺動自在に嵌合するように設定されている。
直方体の高さ寸法Hは、T字溝16bの溝深さ寸法とほぼ等しく設定されている。
図8(C)は、縦軸ローラ17bがT字溝16bに入っている状態を模式的に描いた平面図である。先に説明した図8(B)と対照されたい。
縦軸ローラ17bがT字溝16bに入ると、スライドブロック30は該縦軸ローラ17bに押動されてT字溝16bの中に位置せしめられる。
このとき、スライドブロックのガードレール30aは案内溝16の直線溝16aに揃えられ、先に図7(C)について説明した役目を果たす。
案内溝16のT字溝16bに対向して、退避溝16dが形成されている。この構成部分の作用については、図8(D)を参照して後に説明する。
図9は、前掲の図8(C)の状態を模式的に描いた斜視図である。
縦軸ローラ17aが案内溝16の直線溝16aを走行することを、ガードレール30aは妨げず、かつ該縦軸ローラ17aがT字溝16b内へ進入することをガードレール30aが阻止している。
図から容易に理解できるように、縦軸ローラ17aが矢印e,e′のように直線溝16aを走行する途中で、角16cに衝突する虞れが無い。
図8(C)の状態から、T字溝16b内の縦軸ローラ17bがY軸方向(図の上方)へ移動して、図8(D)のように直線溝16aの中へ入ると、スライドブロック30は該17bに押されて図の上方へ動き、その1部が退避溝16dに入る。
この状態で、先に図8(A)、(B)で説明した凹部30bが案内溝16の直線溝16aに一致する。
このようにして、直線溝16aに出た縦軸ローラ17bは自由に直線溝16aに入り込めるし、もう一つの縦軸ローラ17aが直線溝16aに沿ってT字溝16b付近を通行することも自在である。
本発明の1実施形態における構成、作用を説明するための模式的な平面図 本発明の1実施形態における模式的な垂直断面図 ランナAの構造機能を説明するための模式的な2面断面図 ストッパおよび制動部の構造機能を説明するための模式的な2面断面図 ランナBの構造機能を説明するための模式的な2面断面図 スライドドアを示し、(A)は従来例の平面図、(B)は本発明の目的を説明するための模式的な平面図 案内溝と縦軸ローラとの関係を説明するための模式的な平面図 縦軸ローラを案内する機構の構造・作用説明図 縦軸ローラを案内する機構の構造・作用を説明するための模式的な斜視図
符号の説明
8,8′…ドア
9…吊りレール
9a…直線部
9b…T字枝
9c…カーブ部
9d…突条
10…ランナA
10a…ブロック
10b…吊りボルト
10c…車軸
10d…車輪
10e…スライダ
11…ランナB
11a…ブロック
11b…回動吊軸
11c…車軸
11d…車輪
12…ドアL
13…ドアR
14…3次元調整機構
15…2次元調整機構
16…案内溝
16a…直線溝
16b…T字溝
16d…退避溝
17,17a,17b…縦軸ローラ
18…ベアリング
19…静止ストッパ
20…可動ストッパ
21…制動部
30…スライドブロック
30a…ガードレール
30b…凹部30
30c…壁状部

Claims (9)

  1. 2枚のドアと、1本の吊りレールとを有するスライドドアにおいて、
    a. 上記2枚のドアのそれぞれが、吊りレール(9)に沿って走行するランナA(10)と、同じくランナB(11)とを具備しており、
    b.前記の吊りレールは平面図において、両端部を除いてほぼ直線状をなし、
    両端部それぞれにカーブ部(9c)が形成されるとともに、
    中央部付近に2個のT字状の枝(9b)を有しており、
    c.前記のランナAは、ドアの重量を支持して吊りレールの直線部(9a)を走行する機能と、吊りレールのT字枝(9b)に入り込む機能とを有し、
    d.前記のランナBは、ドアの重量を支持して吊りレールの直線部(9a)を走行する機能と、カーブ部(9c)に沿って旋回走行する機能とを有していることを特徴とする、フラット形スライドドア。
  2. 前記ドアの下方に、平面図において前記吊レール(9)に対応する形状の案内溝(16)が設けられるとともに、
    前記2枚のドアそれぞれの下端部に、垂直軸周りに回転する縦軸ローラ(17)が設けられていて、
    上記縦軸ローラが案内溝に沿って走行するようになっていることを特徴とする、請求項1に記載したフラット形スライドドア。
  3. 前記のランナA(10)は、吊りレール(9)の直線部(9a)を転動する車輪(10d)と、該吊りレールのT字枝(9b)に滑り込むスライダ(10e)とを備えていることを特徴とする、請求項1に記載したフラット形スライドドア。
  4. 前記のT字枝(9b)に突条(9d)が形成されていて、
    T字枝に滑り込んだスライダ(10e)が上記の突条(9d)に乗り上げると、前記の車輪(10d)がレール面から浮き上がるようになっていることを特徴とする、請求項3に記載したフラット形スライドドア。
  5. 前記ランナB(11)は、吊りレールの直線部(9a)およびカーブ部(9c)に沿って転動する車輪(11d)と、垂直軸周りに回動し得る回動吊軸(11b)とを備えていることを特徴とする、請求項1に記載したフラット形スライドドア。
  6. 吊りレール(9)の両端部付近に、ランナB(11)と当接する静止ストッパ(19)が設けられるとともに、
    ランナBは上記の静止ストッパに当接する可動ストッパ(20)を備えており、
    かつ、上記静止ストッパの付近に、前記可動ストッパの底面に接触する制動部(21)が形成されていて、ランナBが静止ストッパに接近すると、可動ストッパが制動部に摺触して摩擦制動されるようになっていることを特徴とする、請求項4に記載したフラット形スライドドア。
  7. 前記ランナA(10)、及びランナB(11)のそれぞれが、3次元調整機構(14)を介してドアの上端部付近に装着されていて、ドアに対する上下方向(Z−Z′軸方向)・左右方向(X−X′方向)・奥行方向(Y−Y′方向)の相対的な取付け位置を調節し得るようになっていることを特徴とする、請求項1ないし請求項5の何れかに記載したフラット形スライドドア。
  8. 前記縦軸ローラ(17)が、2次元調整機構(15)を介してドアの下端部付近に装着されていて、ドアに対する左右方向(X−X′方向)・奥行方向(Y−Y′方向)の相対的な取付け位置を調節し得るようになっていることを特徴とする、請求項2ないし請求項5の何れかに記載したフラット形スライドドア。
  9. 前記案内溝(16)が、直線溝(16a)と、該直線溝から分岐するT字溝(16b)とを有しているとともに、
    該T字溝に対して摺動自在に嵌合するスライドブロック(30)が設けられており、
    前記縦軸ローラ17を収納し得る凹部(30b)が、上記スライドブロックの頂面に形成されていることを特徴とする、請求項2に記載したフラット形スライドドア。
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