JP2006230856A - 電気掃除機用連結装置およびこれを備えた電気掃除機用吸込具 - Google Patents

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Abstract

【課題】把持部を握って掃除を行ないやすい電気掃除機用吸込具を提供する。
【解決手段】吸込部2が連結された第1接続管7と、把持部5が連結された第2接続管8とを、連結装置6により連結する。連結装置6は、第1接続管7に連結される第1連結部9と、第2接続管8に連結される第2連結部10とを備える。第2連結部10に対して第1連結部9を回転させることにより、把持部5を回転させることなく、吸込部本体11を回動させて、吸込部本体11の底面が床面Fに対向する状態(基本姿勢)から、吸込部本体11の前面が床面Fに対向する状態で直立した姿勢(直立姿勢)とすることができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、電気掃除機に関し、特に、吸込部から吸い込まれた床面上の塵埃を電気掃除機本体側へ送るための接続管に介装される電気掃除機用連結装置およびこれを備えた電気掃除機用吸込具に関する。
一般的な電気掃除機は、電動送風機を備えた本体と、床面に沿って移動される吸込部と、この吸込部を本体に接続する接続ホースとを備えている。この種の電気掃除機を運転させると、本体に備えられた電動送風機の駆動により、吸込部の底面に形成された吸込口から機外の空気(床面上の空気)が吸い込まれ、その空気が、接続ホースを介して本体内に吸い込まれる。本体内には、たとえば、使い捨ての集塵フィルタが収容されていて、本体内に吸い込まれた空気が集塵フィルタを通過する際に、その空気に含まれる塵埃が捕獲される。
吸込部は、通常、所定の厚みを有し、その厚み方向に略直交する一方向に沿って長尺形状に形成されている。接続ホースは、一端部が本体に接続された蛇腹状の可撓性ホースと、一直線状に延びるほぼ可撓性を有しない部材であって、可撓性ホースの他端部と吸込部とを接続する接続管とを含む。接続管は、吸込部の長手方向中央部に接続されている。接続管には、可撓性ホースとの接続部近傍に把持部が形成されており、ユーザは、把持部を握って、接続管を所定の姿勢で保持し、接続管とともに吸込部を床面に沿って移動させることにより、床面上の所望の箇所にある塵埃を吸込部から吸い込ませることができる。
しかし、従来の電気掃除機では、接続管に対して吸込部が回動可能な角度範囲が小さく、平面視で接続管が延びる方向に吸込部の長手方向が沿う程度にまで、接続管に対して吸込部を回動させることはできなかった。そのため、吸込部の厚み方向に略直交する短手方向の長さと同程度の幅しかない隙間に吸込部を挿入して、良好に掃除を行うことはできなかった。
そこで、接続管に対して吸込部が回動可能な角度範囲を大きくして、平面視で接続管が延びる方向に吸込部の長手方向が沿う程度にまで、接続管に対して吸込部を回動させることができるような構成が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
特開平10−262878号公報(第19図)
しかし、特許文献1に提案されているような構成では、接続管に対して吸込部を回動させる際に、接続管とともに把持部も回転するので、狭い隙間を掃除する際には、回転した状態の把持部を握って掃除を行なわなければならない。したがって、狭い隙間を掃除する際、把持部に力を加えにくく、掃除がしづらいという問題がある。
また、特許文献1に提案されているような構成では、吸込部の短手方向の長さよりも狭い幅しかない隙間に吸込部を挿入して掃除を行うことはできない。
この発明は、かかる背景のもとでなされたもので、把持部を握って掃除を行ないやすい電気掃除機用連結装置およびこれを備えた電気掃除機用吸込具を提供することを目的とする。
また、この発明の別の目的は、より狭い隙間の掃除を良好に行うことができる電気掃除機用連結装置およびこれを備えた電気掃除機用吸込具を提供することである。
上記目的を達成するための請求項1記載の発明は、吸込部(2,202,302,402)から吸い込まれた床面(F)上の塵埃を電気掃除機本体側へ送るための接続管(3)と、上記接続管の上記吸込部と反対側に形成され、上記接続管とともに上記吸込部を床面に沿って移動させるために把持される把持部(5)とを備える電気掃除機に適用され、上記接続管の途中部に介装されて、上記接続管の上記吸込部側と上記把持部側とを連結する電気掃除機用連結装置(6)であって、上記接続管の上記吸込部側に連結される第1連結部(9)と、上記接続管の上記把持部側に連結される第2連結部(10)とを備え、上記第1連結部および上記第2連結部は、基準回転位置に対して互いに回転可能に連結されていることを特徴とする電気掃除機用連結装置である。
なお、括弧内の英数字は、後述の実施形態における対応構成要素を表す。以下、この項において同じ。
この構成によれば、連結機構を介して第1連結部および第2連結部を互いに回転させることにより、接続管の吸込部側と把持部側とを互いに回転させることができる。したがって、第2連結部に対して第1連結部を回転させることにより、把持部を回転させることなく、吸込部を接続管に対して回動させることができる。そのため、吸込部の接続管に対する回動位置に関わらず、把持部を回転させることなく握って掃除を行うことができるので、掃除を行ないやすい。
請求項2記載の発明は、上記第1連結部(9)および上記第2連結部(10)を、上記基準回転位置に対して約90°回転した姿勢で保持する手段(39,41,49,50)をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の電気掃除機用連結装置(6)である。
接続管に回動可能に取り付けられた吸込部を接続管に対して回動させる際、吸込部の底面に形成された吸込口が床面に対向する状態(基本姿勢)における、第1連結部および第2連結部の回転位置を基準回転位置とした場合に、第2連結部に対して第1連結部を基準回転位置から約90°回転させると、吸込部の底面が床面に対向した状態のまま、平面視で接続管が延びる方向とほぼ平行に吸込部の長手方向が延びる状態(平行姿勢)となる。
この発明の構成によれば、第1連結部および第2連結部を、基準回転位置に対して約90°回転した姿勢で保持することにより、吸込部を接続管に対して平行姿勢で保持することができる。したがって、壁際を掃除する際に、吸込部を平行姿勢で保持し、吸込部をその長手方向が壁に沿うように安定して移動させることができるので、さらに掃除を行ないやすい。
請求項3記載の発明は、上記第1連結部(9)および上記第2連結部(10)を、上記基準回転位置に対して約180°回転した姿勢で保持する手段(39,41,48)をさらに備えることを特徴とする請求項1または2記載の電気掃除機用連結装置(6)である。
接続管に回動可能に取り付けられた吸込部を接続管に対して回動させる際、吸込部の底面に形成された吸込口が床面に対向する状態(基本姿勢)における、第1連結部および第2連結部の回転位置を基準回転位置とした場合に、第2連結部に対して第1連結部を基準回転位置から約180°回転させると、吸込部の厚み方向に略直交する短手方向の一方面が床面に対向して吸込部が直立した状態(直立姿勢)で、平面視で接続管が延びる方向に吸込部の長手方向が沿った状態となる。
この発明の構成によれば、第1連結部および第2連結部を、基準回転位置に対して約180°回転した姿勢で保持することにより、吸込部を接続管に対して直立姿勢で保持することができる。したがって、床面上の狭い隙間などを掃除する際に、吸込部を直立姿勢で保持し、吸込部の短手方向の長さよりも狭い幅の隙間に吸込部を安定して挿入することができるので、さらに掃除を行ないやすい。
請求項4記載の発明は、上記第1連結部(9)側および上記第2連結部(10)側の間で通電を行うための通電機構(43,44,45;76,77,78,82,83,84)をさらに備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電気掃除機用連結装置(6)である。
この構成によれば、通電機構を介して、電気掃除機本体側から吸込部側に電力を供給し、その電力を用いて吸込部側に備えられた電気部品を動作させることができる。
請求項5記載の発明は、上記第1連結部(9)および上記第2連結部(10)は、上記基準回転位置に対して回転方向両側に約180°の角度範囲で回転可能に連結されており、上記通電機構(43,44,45)は、上記第1連結部側と上記第2連結部側とを電気的に接続するリード線(45)を含むことを特徴とする請求項4記載の電気掃除機用連結装置(6)である。
この構成によれば、第1連結部および第2連結部が、基準回転位置に対して回転方向両側に約180°の角度範囲までしか回転できないので、第1連結部および第2連結部の回転角度が大きくなりすぎてリード線が切断されるのを防止できる。
請求項6記載の発明は、上記第1連結部(9)および上記第2連結部(10)は、回転自在に連結されており、上記通電機構(76,77,78,82,83,84)は、リング状配線(76)と、上記第1連結部および上記第2連結部の相対的な回転に伴って上記リング状配線に摺接する接点(82)とを含み、上記第1連結部側および上記第2連結部側を回転位置に関わりなく常時電気的に接続可能であることを特徴とする請求項4記載の電気掃除機用連結装置(6)である。
この構成によれば、リング状配線と接点とを含む構成により、第1連結部および第2連結部の回転位置に関わりなく、電気掃除機本体側から吸込部側に電力を常時供給することができる。したがって、回転自在に連結された第1連結部および第2連結部を任意の回転位置まで回転させることができるので、使い勝手がよい。
請求項7記載の発明は、上記第1連結部(9)に取り付けられ、上記第1連結部に上記接続管(3)の上記吸込部(2,202,302,402)側が連結されていないときに使用可能な補助具(85)をさらに備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の電気掃除機用連結装置(6)である。
この構成によれば、補助具(たとえば、ブラシ)を使用する際、第2連結部に対して第1連結部を回転させることにより、把持部を回転させることなく補助具の角度を調整することができる。したがって、補助具を用いて天井の掃除を行なう際などには、補助具の角度を180°反転させて使用することができるので、さらに掃除を行ないやすい。
請求項8記載の発明は、電気掃除機本体に接続され、床面(F)上の塵埃を吸い込んで、上記電気掃除機本体側へ送るための電気掃除機用吸込具(1)であって、所定の厚みを有し、その厚み方向に略直交する一方向に沿って長尺形状に形成され、上記厚み方向の一方面としての底面に、床面上の塵埃を吸い込むための吸込口(16)が形成された吸込部(2,202,302,402)と、上記吸込部に回動可能に接続され、上記吸込口から吸い込まれた塵埃を上記電気掃除機本体側へ送るための接続管(3)と、上記接続管の上記吸込部と反対側に連結され、上記接続管とともに上記吸込部を床面に沿って移動させるために把持される把持部(5)と、請求項1〜7のいずれかに記載の電気掃除機用連結装置(6)とを備え、上記吸込部は、上記電気掃除機用連結装置により上記接続管の上記吸込部側と上記把持部側とが互いに回転されることで、上記把持部を回転させることなく、上記接続管に対して、上記底面が床面に対向する基本姿勢と、上記厚み方向に略直交する短手方向の一方面が床面に対向する状態で直立した直立姿勢との間で回動可能であることを特徴とする電気掃除機用吸込具である。
この構成によれば、把持部を回転させることなく、吸込部を接続管に対して基本姿勢と直立姿勢との間で回動させることができる。したがって、吸込部が基本姿勢および直立姿勢のいずれのときでも、把持部を回転させることなく握って掃除を行うことができるので、掃除を行ないやすい。
広い床面上を掃除する際には、吸込部を基本姿勢とすることにより、吸込部の底面に形成された吸込口から塵埃を良好に吸い込むことができる。一方、床面上の狭い隙間を掃除する際には、吸込部を直立姿勢とすることにより、吸込部の短手方向の長さよりも狭い幅の隙間に吸込部を挿入して掃除を行うことができる。したがって、より狭い隙間の掃除を良好に行うことができる。
請求項9記載の発明は、上記接続管(3)は、上記吸込部(2,202,302,402)の上記短手方向の他方面における長手方向および厚み方向の中央部に回動可能に接続されていることを特徴とする請求項8記載の電気掃除機用吸込具(1)である。
この構成によれば、吸込部が直立姿勢のときに、接続管から吸込部に対して鉛直下方に外力が加わった場合でも、その外力が吸込部に対して短手方向に沿って作用するので、吸込部が直立姿勢から転倒し難い。したがって、狭い隙間の掃除をさらに良好に行うことができる。
請求項10記載の発明は、上記吸込部(2,202,302,402)を、上記接続管(3)に対して、上記直立姿勢において平面視で上記接続管が延びる方向に長手方向が沿った回動位置でに保持する手段(39,41,48)をさらに備えることを特徴とする請求項8または9記載の電気掃除機用吸込具(1)である。
この構成によれば、吸込部の回動位置を、直立姿勢において平面視で接続管が延びる方向に長手方向が沿った状態で保持することができるので、狭い隙間の掃除を行う際に、平面視で接続管が延びる方向に沿って接続管をスライドさせることにより、吸込部を直立姿勢で長手方向に沿って安定して移動させることができる。したがって、狭い隙間の掃除をさらに良好に行うことができる。
請求項11記載の発明は、上記吸込部(2,202,302,402)の上記短手方向の一方面には、上記吸込部が上記直立姿勢のときに床面(F)上の塵埃を吸い込むためのサブ吸込口(19)が形成されていることを特徴とする請求項8〜10のいずれかに記載の電気掃除機用吸込具(1)である。
この構成によれば、狭い隙間の掃除を行う際、吸込部を直立姿勢とすることにより、床面上の塵埃をサブ吸込口から良好に吸い込むことができる。したがって、狭い隙間の掃除をさらに良好に行うことができる。
請求項12記載の発明は、上記吸込部(2,202,302,402)が上記基本姿勢のときには、上記サブ吸込口(19)を閉塞し、上記吸込部が上記直立姿勢のときには、床面(F)に当接して変位することにより、上記サブ吸込口を開放することができる開閉部(20)をさらに備えることを特徴とする請求項11記載の電気掃除機用吸込具(1)である。
この構成によれば、吸込部が基本姿勢のときには、サブ吸込口を開閉部で閉塞することにより、吸込口から塵埃を良好に吸い込むことができ、吸込部が直立姿勢のときには、サブ吸込口を開放することにより、サブ吸込口から塵埃を良好に吸い込むことができる。
以下には、図面を参照して、この発明の実施形態について具体的に説明する。
図1は、この発明の第1実施形態に係る電気掃除機用吸込具1の構成を示す側面図である。以下では、図1における左側を前方、右側を後方とし、図1における手前側を左方、奥側を右方として説明する。
図1を参照して、この電気掃除機用吸込具1は、電動送風機を備えた電気掃除機本体(図示せず)に接続され、床面上の塵埃を吸い込んで、電気掃除機本体側へ送るためのものであって、床面Fに沿って移動され、床面F上の塵埃を吸い込むための吸込部2と、一端部が吸込部2に対して回動可能に接続され、吸込部2から吸い込まれた塵埃を電気掃除機本体側へ送るための接続管3とを備えている。
接続管3は、一直線状に延びるほぼ可撓性を有しない略円筒状部材であって、その他端部に、可撓性を有する蛇腹状の可撓性ホース4の一端部が接続されている。可撓性ホース4の他端部は、電気掃除機本体に接続されており、吸込部2から吸い込まれた床面F上の塵埃は、接続管3および可撓性ホース4を介して電気掃除機本体に送られ、電気掃除機本体内で捕獲される。
接続管3の他端部(吸込部2と反対側の端部)には、掃除を行う際にユーザが把持するための把持部5が形成されている。把持部5は、接続管3の他端部の外周面から突出し、吸込部2と反対側に向かって略円弧状に湾曲して延びるような姿勢で、接続管3に片持ち支持されている。ユーザは、把持部5を握って、接続管3を所定の姿勢で保持し、接続管3とともに吸込部2を床面Fに沿って移動させることにより、床面F上の所望の箇所にある塵埃を吸込部2から吸い込ませることができる。
把持部5の上面には、電気掃除機の運転の開始または終了を指示したり、電動送風機の駆動の強弱を調整したりするための操作キー(図示せず)が配置されている。把持部5には、可撓性ホース4内を通って電気掃除機本体に至る配線が接続されていて、操作キーの操作に基づく信号が、その配線を介して電気掃除機本体に入力されるようになっている。
接続管3の途中部(把持部5よりも吸込部2側)には、連結装置6が着脱可能に介装されている。これにより、接続管3は、連結装置6に対して吸込部2側の第1接続管7と、連結装置6に対して把持部5側の第2接続管8とにより構成されている。連結装置6は、第1接続管7に連結される略円筒状の第1連結部9と、第2接続管8に連結される略円筒状の第2連結部10とを備えている。第1連結部9および第2連結部10は、それぞれの軸線がほぼ同一直線上に延びるように配置され、互いに同一軸線を中心にして回転可能に連結されている。
図2は、図1に示す吸込部2の平面図である。図3は、図1に示す吸込部2の底面図である。図4は、図1に示す吸込部2を前後方向に沿った鉛直面で切断したときの断面を左方から見た左側断面図である。
図1〜図4を参照して、この吸込部2は、所定の厚みを有し、その厚み方向(鉛直方向)に略直交する一方向(図2における左右方向)に沿って長尺形状に形成された平面視略長方形状の吸込部本体11と、この吸込部本体11の厚み方向に略直交する長手方向の中央部に回転可能に取り付けられた回転支持部12と、この回転支持部12により回動可能に支持された継手部13とを備えている。
回転支持部12は、吸込部本体11に対して、吸込部本体11の厚み方向に略直交する短手方向(前後方向)に延びる回転軸線を中心に回転可能に取り付けられている。
継手部13は、その一端部が球面状に形成された球面部14となっていて、この球面部14が回転支持部12に遊嵌されることにより、回転支持部12に対して球面支持にて回動可能に取り付けられている(図4参照)。継手部13の他端部側は、第1接続管9に嵌め込まれて連結される嵌合部15となっている。接続管3は、その第1接続管7が継手部13の嵌合部15に嵌め込まれることにより、吸込部2に対して回動可能に接続される。
吸込部本体11の厚み方向の一方面としての底面には、塵埃を吸い込むための吸込口16が形成されている。吸込口16は、吸込部本体11の底面の前端部に、吸込部本体11の長手方向に沿って略長方形状に形成されている。吸込部本体11内には、吸込口16および継手部13を連通し、吸込口16から吸い込まれた塵埃が通過する塵埃通過領域17が形成されている。
吸込部本体11内(塵埃通過領域17)には、吸込部本体11の長手方向に沿って延びる回転軸(図示せず)を中心に回転可能な回転ブラシ18が配置されている。回転ブラシ18の外周面は吸込口16に臨んでおり、回転ブラシ18を高速で回転させることにより吸込口16から塵埃を掻き込むことができる。回転ブラシ18は、吸込部本体11内に備えられたモータ89(図17参照)により回転される。
吸込部本体11の短手方向の一方面としての前面には、塵埃を吸い込むためのサブ吸込口19が、吸込口16に連続するように形成されている。サブ吸込口19は、塵埃通過領域17に臨んでいる。
サブ吸込口19は、開閉部としてのシャッター20により開閉可能となっている。シャッター20は、吸込部本体11の前面に沿って左右方向に長尺形状に形成され、その左右両端部が、吸込部本体11の前面に対して回動可能に取り付けられている。シャッター20は、図示しないばねなどの付勢手段により、サブ吸込口19を閉塞する方向(図4における反時計回り)に付勢されている。
図4に示すように、吸込部本体11の底面が床面Fに対向する状態(基本姿勢)であって、シャッター20に外力が加わっていないときには、付勢手段により付勢されるシャッター20がサブ吸込口19の前方に位置し、サブ吸込口19が閉塞されている。
図4に示す状態から、シャッター20に前方から壁などの障害物が当接して、シャッター20に後方に向かって外力が加わった場合には、付勢手段の付勢力に抗して、シャッター20が図4における時計回りに回転し、図5に示すように、サブ吸込口19が開放される。サブ吸込口19を開放する方向に回動したシャッター20は、吸込部本体11内における塵埃通過領域17の上方前側に形成されたシャッター収容領域21に収容される。
シャッター20の前面下部には、その左端部から右端部にかけて、シャッター20に前方から障害物が当接したときの衝撃を和らげるための緩衝部材22が備えられ、本実施形態では、緩衝部材22は、表面に起毛布を装着させた回転自在なローラで構成し、障害物に当接すると、ローラが回転しながらシャッター20が開放されるようになっている。シャッター20が、図5に示す状態まで回動してシャッター収容領域21に収容されると、緩衝部材22がシャッター収容領域21の入口21Aに引っ掛かり、サブ吸込口19を開放する方向(図5における時計回り)にそれ以上回動しなくなる。この状態では、シャッター20の下端部が略鉛直方向に沿って延び、その前面が鉛直方向に沿った平坦面23を形成している。
図6は、図1に示す連結装置6の平面図である。図7は、図6に示す矢印A−Aに沿って見た連結装置6の断面図である。図8は、図7に示す矢印B1−B1に沿って見た連結装置6の断面図である。
図6〜図8を参照して、第1連結部9には、内部に第1接続管7が挿入される略円筒状の筒部24と、この筒部24の上面にビス止めされ、その外周面が筒部24の外周面に連続するように取り付けられた第1カバー25とが備えられている。筒部24の上面と第1カバー25の下面との間には空間26が形成されており、この空間26内に、筒部24内に挿入される第1接続管7を係止するための係止爪27が回動可能に配置されている。係止爪27は、ばね28により、図7における時計回りに付勢されている。係止爪27の一端部には、筒部24の上面に形成された開口29から筒部24内に臨み、第1接続管7に係止するための係止部30が形成されている。係止爪27の他端部には、第1接続管7に対する係止部30の係止状態を解除するために操作される操作部31が形成されている。第1カバー25には、係止爪27の操作部31に対向する位置に貫通孔32が形成されていて、この貫通孔32に操作部31が挿通されることにより、操作部31が上方から操作可能となっている。
第2連結部10には、その前端部に第1連結部9の後端部が嵌め込まれるとともに、その後端部が第2接続管8に挿入される内筒部33と、この内筒部33の前端部の径方向外側に一定間隔を空けて形成された外筒部34とが備えられている。外筒部34の上側部分には切欠き35が形成されており、内筒部33の上面には、切欠き35により形成された開口を覆うように第2カバー36がビス止めされている。第2カバー36は、内筒部33の上面に取り付けられた状態で、その外周面が外筒部34の外周面に連続している。第1連結部9の筒部24には、その後端部の外周面に、円環状のパッキン37が取り付けられていて、このパッキン37の外周面が第2連結部10の内筒部33の内周面に圧接されることにより、第1連結部9と第2連結部10とが、密閉された状態で回転可能に連結されている。
第2連結部10の内筒部33の上面と第2カバー36との間には空間38が形成されており、この空間38内に、第1連結部9と第2連結部10とを所定の回転位置で保持するためのストッパ39が、前後方向にスライド可能に配置されている。ストッパ39は、第1連結部9と第2連結部10とが並ぶ方向(前後方向)に沿って延び、その前端部に、平面視略三角形状に先細りした係止部40が形成されている。ストッパ39の後側には、ストッパ39を前方に向かって付勢するためのばね41が配置されている。第2カバー36が第2連結部10の内筒部33の上面に取り付けられると、第2カバー36の下面後部から下方に突出する突出板42がばね41の後方に対向し、この突出板42の前面とストッパ39の後面との間に、ばね41がある程度縮んだ状態で挟持される。
第2連結部10には、金属製の2本の接続ピン43が、後方に向かって突出形成されている。第2連結部10が第2接続管8に連結されると、2本の接続ピン43が、それぞれ第2接続管8に備えられた金属製のピン受け部(図示せず)に挿入され、電気的に接続される。一方、第1連結部9には、金属製の2つのピン受け部44が、前後方向に延びるように形成されている。第1連結部9が第1接続管7に連結されると、第1接続管7に備えられた金属製の2本の接続ピン(図示せず)が、それぞれピン受け部44に挿入され、電気的に接続される。第2連結部10に備えられた2本の接続ピン43と、第1連結部9に備えられた2つのピン受け部44とは、2本のリード線45を介して接続されている。2本のリード線45は、第2連結部10の内筒部33と外筒部34および第2カバー36との間の空間38に、周方向に沿って延びるように収容されている。
連結装置6により第1接続管7と第2接続管8とを連結した状態では、第1接続管7側と第2接続管8側とがリード線45を介して電気的に接続される。2本の接続ピン43は、上述した電気掃除機本体から可撓性ホース4内を通って把持部5に至る配線に接続され、電気掃除機本体に対して通電可能に接続される。第1接続管7内には、吸込部2に至る配線が内装されており、電気掃除機本体からの電力を、連結装置6を介して吸込部2へと供給することができるようになっている。したがって、電気掃除機本体から吸込部2に供給する電力を用いて吸込部2側に備えられた電気部品(たとえば、吸込部本体11内に備えられた回転ブラシ18を回転させるためのモータ)を動作させることができる。
第1連結部9の筒部24の外周面には、その前後方向中央部(第2連結部10の外筒部34の前端部に対向する部分の近傍)に、外側後方に向かって延びるように突出形成された突出部46が形成されている。突出部46の後端面は、筒部24に取り付けられた第1カバー25の後端面に連続しており、突出部46の後部および第1カバー25の後部は、第2連結部10の内筒部33と外筒部34との間の空間38に前方から入り込んでいる。第1カバー25の後端面には、その最上部(左右方向中央部)に、ストッパ39の係止部40に対応する略三角形状の凹部(上凹部47)が、前方に向かって窪むように形成されている。第1連結部9の突出部46の後端面には、その最下部、最左部および最右部に、それぞれ上凹部47と同一形状を有する略三角形状の凹部(下凹部48、左凹部49および右凹部50)が、前方に向かって窪むように形成されている。
図1、図6〜図8に示すように、第1連結部9における係止爪27の操作部31が上側(第2連結部10におけるストッパ39がある側)に位置している状態(基準回転位置)では、上凹部47がストッパ39に対向し、ストッパ39がばね41によって前方に付勢されて、ストッパ39の係止部40が上凹部47内に進入する。これにより、第1連結部9および第2連結部10が、ばね41の付勢力により基準回転位置において所定の保持力で保持され、図1に示すように、吸込部2を基本姿勢として掃除を行ないやすい。
第1連結部9および第2連結部10を基準回転位置から互いに回転させると、ストッパ39が、ばね41の付勢力に抗して第1連結部9の突出部46および第1カバー25の後端面により後方側に押圧され、ストッパ39の係止部40が上凹部47内から後方に退避する。これにより、基準回転位置におけるストッパ39による保持力が解除され、第1連結部9および第2連結部10が互いに回転可能となる。
第1連結部9を、第2連結部10に対して基準回転位置から左側に約90°回転させると、右凹部50がストッパ39に対向し、ストッパ39がばね41によって前方に付勢されて、ストッパ39の係止部40が右凹部50内に進入する。一方、第1連結部9を、第2連結部10に対して基準回転位置から右側に約90°回転させると、左凹部49がストッパ39に対向し、ストッパ39がばね41によって前方に付勢されて、ストッパ39の係止部40が左凹部49内に進入する。また、第1連結部9を、第2連結部10に対して基準回転位置から左側または右側に約180°回転させると、下凹部48がストッパ39に対向し、ストッパ39がばね41によって前方に付勢されて、ストッパ39の係止部40が下凹部48内に進入する。ストッパ39の係止部40が、右凹部50内、左凹部49内、下凹部48内にそれぞれ進入した状態では、ばね41の付勢力により、第1連結部9および第2連結部10が、それぞれの回転位置において所定の保持力で保持される。
図9は、図7に示す矢印B2−B2に沿って見た連結装置6の断面図であって、(a)は基準回転位置、(b)は第1連結部9を基準回転位置から右側に約180°回転させた状態、(c)は第1連結部9を基準回転位置から左側に約180°回転させた状態を示している。
図7および図9を参照して、第2連結部10の内筒部33には、第2連結部10に取り付けられる第2カバー36の突出板42に対向する位置に貫通孔51が形成されていて、第2カバー36が第2連結部10に取り付けられると、突出板42の先端部が貫通孔51を貫通して、内筒部33内に挿入されている第1連結部9の筒部24に対向する。第1連結部9の筒部24の外周面には、周方向に沿って環状溝52が形成されていて、この環状溝52内に、第2カバー36の突出板42の先端部が進入することにより、第1連結部9と第2連結部10とが回転可能に連結される。
環状溝52は、突出板42の厚みと同程度の幅(前後方向の長さ)で形成された第1溝部53と、基準回転位置において突出板42と反対側となる部分に、周方向に沿って所定長さだけ、第1溝部53よりも大きい幅で形成された第2溝部54とからなる。第2溝部54内には、この第2溝部54内の周方向に沿って変位可能な変位部材55が配置されている。
図9(a)に示すように、第1連結部9が第2連結部10に対して基準回転位置にあるときには、変位部材55は、第1連結部9および第2連結部10の回転中心に対して突出板42と反対側にあり、突出板42に接触することはない。
図9(b)に示すように、第1連結部9を第2連結部10に対して基準回転位置から右側(図9における時計回り)に約180°回転させると、突出板42が第1溝部53から第2溝部54に進入し、変位部材55の一側面に接触して、変位部材55が図9における反時計回りに変位される。この状態では、変位部材55の他側面が、第1溝部53と第2溝部54とを接続する段差面56に当接し、第1連結部9が右側にこれ以上回転しないように規制される。
一方、図9(c)に示すように、第1連結部9を第2連結部10に対して基準回転位置から左側(図9における反時計回り)に約180°回転させると、突出板42が第1溝部53から第2溝部54に進入し、変位部材55の他側面に接触して、変位部材55が図9における時計回りに変位される。この状態では、変位部材55の一側面が、第1溝部53と第2溝部54とを接続する段差面56に当接し、第1連結部9が左側にこれ以上回転しないように規制される。
このように、第1連結部9および第2連結部10は、基準回転位置に対して回転方向両側(左右両側)に約180°の角度範囲までしか回転できないので、第1連結9および第2連結部10の回転角度が大きくなりすぎてリード線45が切断されるのを防止できる。
図10は、図1に示す状態から第1連結部9を第2連結部10に対して左側に約90°回転させた状態における電気掃除機用吸込具1の平面図である。また、図11は、図10に示す状態から第1連結部9を第2連結部10に対して左側に約90°回転させた状態、すなわち、図1に示す状態から第1連結部9を第2連結部10に対して左側に約180°回転させた状態における電気掃除機用吸込具1の側面図である。
図1に示す状態から、第2連結部10を回転させることなく、第1連結部9を第2連結部10に対して基準回転位置から左側に約90°回転させると、第1連結部9に連結されている第1接続管7も左側に約90°回転する。第1接続管7が回転すると、この第1接続管7に連結されている吸込部2の回転支持部12が回転し、それに伴なって、吸込部本体11が平面視で反時計回りに回転して、吸込部本体11の右端および左端が前後に延びる状態、すなわち、平面視で第1接続管7が延びる方向とほぼ平行に吸込部本体11の長手方向が延びる状態(平行姿勢)となる。
この状態から第1連結部9を第2連結部10に対してさらに左側に回転させると、吸込部本体11の後端部(回転支持部12側)が前端部(シャッター20側)を軸に上方へと持ち上げられる。そして、第1連結部9を第2連結部10に対して基準回転位置から左側に約180°回転させた状態では、図11に示すように、吸込部本体11が、その前面が床面Fに対向する状態で直立した姿勢(直立姿勢)となる。この状態では、平面視で接続管3が延びる方向に吸込部本体11の長手方向が沿った状態となり、回転支持部12は、この回動位置で、吸込部本体11に対して所定の保持力で保持されるようになっている。回転支持部12を吸込部本体11に対して所定の保持力で保持するための機構は、図6〜図9において説明したような第1連結部9および第2連結部10を連結する機構と同様の機構、すなわち、回転支持部12および吸込部本体11が互いに回転されるのに伴なって係止されるストッパと凹部とを備えた機構を採用できる。
吸込部本体11が直立姿勢になると、シャッター20が床面Fに当接し、付勢手段の付勢力に抗してシャッター20が回転することにより、図5において説明したような態様でサブ吸込口19が開放される(現れる)。開放されたサブ吸込口19は床面Fに対向しており、吸込部本体11が直立姿勢のときには、サブ吸込口19から床面F上の塵埃を吸い込むことができる。吸込部本体11が直立姿勢のときには、シャッター20の平坦面23(図5参照)が床面Fに対向し、吸込部本体11を直立姿勢で安定して保持することができるようになっている。
なお、図1に示す状態から第1連結部9を第2連結部10に対して右側に回転させた場合には、図10および図11を用いて説明したのと同様の態様により、第1連結部9を右側に約90°回転させた状態で、吸込部本体11の左端および右端が前後に延びる平行姿勢となり、第1連結部9をさらに右側に約90°回転させた状態(図1に示す状態から右側に約180°回転させた状態)で、吸込部本体11の前面が床面Fに対向する状態で直立した直立姿勢となる。
この実施形態では、第2連結部10に対して第1連結部9を回転させることにより、把持部5を回転させることなく、吸込部2を接続管3に対して基本姿勢、平行姿勢および直立姿勢の間で回動させることができる。したがって、吸込部2が基本姿勢、平行姿勢および直立姿勢のいずれのときでも(吸込部2の接続管3に対する回動位置に関わらず)、把持部5を回転させることなく握って掃除を行うことができるので、掃除を行ないやすい。
広い床面F上を掃除する際には、吸込部2を基本姿勢とすることにより、サブ吸込口19をシャッター20で閉塞し、吸込部本体11の底面に形成された吸込口16から塵埃を良好に吸い込むことができる。一方、図12および図13に示すように、狭い間隔を空けて配置された家具57の隙間のような床面F上の狭い隙間を掃除する際には、吸込部2を直立姿勢とすることにより、吸込部本体11の短手方向の長さよりも狭い幅の隙間に吸込部2を挿入し、床面F上の塵埃をサブ吸込口19から良好に吸い込むことができる。したがって、より狭い隙間の掃除を良好に行うことができる。
また、第1連結部9を第2連結部10に対して回転させるだけで、把持部5を回転させることなく、吸込部2を接続管3に対して基本姿勢、平行姿勢および直立姿勢の間で容易に回動させることができる。そのため、吸込部2の接続管3に対する回動位置に関わらず、把持部5を回転させることなく握って掃除を行うことができるので、掃除を行ないやすい。
図10に示すように、第1連結部9を第2連結部10に対して基準回転位置から約90°回転させた状態では、図6〜図9において説明したように、ストッパ39の係止部40が、左側に回転させたときには右凹部50に、右側に回転させたときには左凹部49に進入し、連結装置6の回転位置を、吸込部2が平行姿勢となった状態で保持することができる。したがって、壁際を掃除する際に、吸込部2を平行姿勢で保持し、吸込部本体11をその長手方向が壁Wに沿うように安定して移動させることができるので、さらに掃除を行ないやすい。
シャッター20の前面の左右両端部には、補助ローラ58が回転可能に取り付けられており、図10に示す状態では、各補助ローラ58の外周面が壁Wに当接する。したがって、吸込部本体11を壁Wに沿って移動させたときに、各補助ローラ58を壁に沿って転動させることができるので、吸込部本体11を移動させやすい。
図11に示すように、第1連結部9を第2連結部10に対して基準回転位置から約180°回転させた状態では、図6〜図9において説明したように、ストッパ39の係止部40が下凹部48に進入し、連結装置6の回転位置を、吸込部2が直立姿勢となった状態で保持することができる。したがって、狭い隙間の掃除を行う際に、吸込部2を直立姿勢で安定して移動し、吸込部本体11の短手方向の長さよりも狭い幅の隙間に吸込部2を安定して挿入することができるので、掃除を行ないやすく、狭い隙間の掃除をさらに良好に行うことができる。
図11に示す状態では、各補助ローラ58の外周面が床面Fに当接する。したがって、吸込部本体11を床面Fに沿って移動させたときに、各補助ローラ58を床面Fに沿って転動させることができるので、吸込部本体11を移動させやすい。
また、吸込部本体11の回動位置を、直立姿勢において平面視で接続管3が延びる方向に長手方向が沿った状態で保持することができるので、狭い隙間の掃除を行う際に、平面視で接続管3が延びる方向に沿って接続管3をスライドさせることにより、吸込部2を直立姿勢で長手方向に沿って安定して移動させることができる。したがって、狭い隙間の掃除をさらに良好に行うことができる。
ストッパ39により連結装置6の回転位置を保持する保持力は、吸込部本体11の回動位置を、直立姿勢において平面視で接続管3が延びる方向に長手方向が沿った状態で保持する保持力よりも大きいことが好ましい。
この場合、連結装置6に作用する保持力に抗して連結装置6を回転させることに追従させて、吸込部本体11に作用する保持力に抗して吸込部2を基本姿勢と直立姿勢との間で回動させることができる。したがって、連結装置6を回転させるだけで、吸込部2を基本姿勢と直立姿勢との間で容易に回動させることができるので、操作性が向上する。
また、吸込部2を直立姿勢として掃除を行なっているときに、吸込部本体11が障害物に衝突した場合、連結装置6よりも吸込部本体11の方が回転しやすい。回転した連結装置6を元の回転位置に戻すためには、第1接続管7と第2接続管8(の把持部5)とを両手で握り、それらを相対的に回転させる必要があるが、回転した吸込部本体11を直立姿勢に戻す場合には、把持部5を片手で握ったまま吸込部本体11を移動させて、吸込部本体11を障害物に衝突させるなどして、吸込部本体11に作用する保持力により再び吸込部2を直立姿勢に保持すればよい。したがって、連結装置6よりも吸込部本体11の方が回転しやすい構成とすることにより、吸込部2を直立姿勢として掃除を行ないやすく、狭い隙間の掃除をさらに良好に行うことができる。
さらに、この実施形態では、接続管3(第2接続管8)が、継手部13を介して、吸込部本体11の後面における長手方向および厚み方向の中央部に回動可能に接続されているので、吸込部2が直立姿勢のときに、接続管3から吸込部2に対して鉛直下方に外力が加わった場合でも、その外力が吸込部本体11に対して短手方向に沿って作用するので、吸込部2が直立姿勢から転倒し難い。したがって、狭い隙間の掃除をさらに良好に行うことができる。
図14は、連結装置6の第1変形例を示す断面図であって、連結装置6を前後方向に沿った鉛直面で切断したときの断面を左方から見た図を示している。
図14を参照して、この第1変形例に係る連結装置6は、第1接続管7に連結される略円筒状の第1連結部59と、第2接続管8に連結される略円筒状の第2連結部60とを備えている。第1連結部59および第2連結部60は、それぞれの軸線がほぼ同一直線上に延びるように配置され、互いに同一軸線を中心にして回転可能に連結されている。
第1連結部59には、内部に第1接続管7が挿入される略円筒状の筒部61と、この筒部61の上面にビス止めされ、その外周面が筒部61の外周面に連続するように取り付けられた第1カバー62とが備えられている。筒部61の上面と第1カバー62の下面との間には空間63が形成されており、この空間63内に、筒部61内に挿入される第1接続管7を係止するための係止爪64が回動可能に配置されている。係止爪64は、ばね65により、図14における時計回りに付勢されている。係止爪64の一端部には、筒部61の上面に形成された開口66から筒部61内に臨み、第1接続管7に係止するための係止部67が形成されている。係止爪64の他端部には、第1接続管7に対する係止爪64の係止状態を解除するために操作される操作部68が形成されている。第1カバー62には、係止爪64の操作部68に対向する位置に貫通孔69が形成されていて、この貫通孔69に操作部68が挿通されることにより、操作部68が上方から操作可能となっている。
第2連結部60には、その前端部に第1連結部59の後端部が嵌め込まれるとともに、その後端部が第2接続管8に挿入される筒部70と、この筒部70の上面にビス止めされ、その外周面が筒部70の外周面に連続するように取り付けられた第2カバー71とが備えられている。第1連結部59の筒部61には、その後端部の外周面に、円環状のパッキン72が取り付けられていて、このパッキン72の外周面が第2連結部60の筒部70の内周面に圧接されることにより、第1連結部59と第2連結部60内とが、密閉された状態で回転自在に連結されている。
第2連結部60の筒部70の上面と第2カバー71との間には空間73が形成されており、この空間73内に、第1連結部59と第2連結部60とを所定の回転位置で保持するためのストッパ(図示せず)が配置されている。第1連結部59および第2連結部60は、図6〜図9において説明した上述の実施形態に係る連結装置6と同様の構成により、ストッパを介して所定の保持力で保持される。
第2カバー71の下面には、下方に向かって突出する突出板74が形成されている。第2カバー71が第2連結部60の筒部70に取り付けられると、突出板74の先端部が、第2連結部60の筒部70内に挿入されている第1連結部59の筒部61に対向する。第1連結部59の筒部61の外周面には、周方向に沿って環状溝75が形成されていて、この環状溝75内に、第2カバー71の突出板74の先端部が挿入されることにより、第1連結部59と第2連結部60とが回転自在可能に連結される。
図15は、第1変形例に係る連結装置6の第1連結部59の平面図であって、第1カバー62を取り外した状態を示している。
図14および図15を参照して、第1連結部59の筒部61には、その後端部(環状溝75よりも前側)の外周面に、それぞれ金属製で円環状の2つのリング状配線76が、前後に所定の間隔を空けて並べて取り付けられている。第1連結部59には、2つのピン受け部77が、前後方向に延びるように形成されていて、これらの2つのピン受け部77が、それぞれリード線78を介して2つのリング状配線76に接続されている。第1連結部59が第1接続管7に連結されると、第1接続管7に備えられた2本の接続ピン(図示せず)が、それぞれピン受け部77に挿入され、電気的に接続される。
一方、第2連結部60の第2カバー71には、その前端面に形成された係止孔79と、突出板74に形成された係止孔80とに係止された状態で、保持板81が保持されている。この保持板81の下面には、金属製の2つの接点部材82が、前後に所定の間隔を空けて並べて取り付けられている。第1連結部59と第2連結部60とが連結された状態では、第1連結部59の2つのリング状配線76に第2連結部60の2つの接点部材82がそれぞれ当接し、第1連結部59と第2連結部60との相対的な回転に伴なって、各接点部材82が、対応するリング状配線76に摺接する。第2連結部60には、金属製の2本の接続ピン83が、後方に向かって突出形成されていて、これらの2つの接続ピン83が、それぞれリード線84を介して2つの接点部材82に接続されている。第2連結部60が第2接続管8に連結されると、2本の接続ピン83が、それぞれ第2接続管8に備えられたピン受け部(図示せず)に挿入され、電気的に接続される。
連結装置6により第1接続管7と第2接続管8とを連結した状態では、第1接続管7側と第2接続管8側とがリング状配線76および接点部材82を介して電気的に接続される。第1連結部59と第2連結部60との相対的な回転に伴なって互いに摺接するリング状配線76および接点部材82を用いて、第1接続管7側と第2接続管8側との通電を行なうことにより、第1連結部59および第2連結部60の回転位置に関わりなく、電気掃除機本体側から吸込部2側に常時電力を供給することができる。したがって、回転自在に連結された第1連結部59および第2連結部60を任意の回転位置まで回転させることができるので、使い勝手がよい。
図16は、連結装置6の第2変形例を示す左側面図である。この第2変形例に係る連結装置6において、第1実施形態に係る連結装置6の各部に対応する部分には、第1実施形態に係る連結装置6と同一の参照符号を付して示し、以下では、その部分についての詳細な説明を省略する。
図16を参照して、この第2変形例に係る連結装置6は、第1連結部9に第1接続管7が連結されていないときに使用可能な補助具85を備えている。補助具85は、第1連結部9に対して左右方向に延びる回動軸86を中心に回動可能に取り付けられた取付部87と、取付部87の回動軸86と反対側に植設された複数の毛からなるブラシ部88とを含む。
第1連結部9に第1接続管7が連結されているときには、補助具85は、図16に実線で示すように、取付部87が回動軸86に対して下方に延びるような姿勢で、第1連結部9の外周面に沿った状態とされる。この状態では、ブラシ部88が取付部87から第1連結部9の外面に沿って後方に延びている。
壁際の隅を掃除する場合などには、第1接続管7を第1連結部9から取り外し、回動軸86を中心に補助具85を図16における時計回りに回動させることにより、補助具85を使用可能な状態とすることができる。すなわち、補助具85を回動させて、図16に破線で示すように、取付部87が回動軸86に対して上方に延びるような姿勢で、第1連結部9の外周面に沿った状態にすると、ブラシ部88が取付部87から前方に向かって延び、第1連結部9の前端面よりも前方に張り出した状態となる。したがって、ブラシ部88を用いて塵埃を掻き寄せることにより、壁際の隅などの掃除を良好に行うことができる。
連結装置6は、第1連結部9および第2連結部10が互いに回転可能に連結された構成となっているので、補助具85を使用する際、第2連結部10に対して第1連結部9を回転させることにより、把持部5を回転させることなく補助具85の角度を調整することができる。したがって、補助具85を用いて天井の掃除を行なう際などには、補助具85の角度を、図16に示す状態から180°反転させて使用することができるので、掃除を行ないやすい。
図17は、図1に示す吸込部2の平面図であって、吸込部本体11の一部を断面で示している。
図3および図17を参照して、吸込部本体11の後部左側には、回転ブラシ18を回転させるためのモータ89が備えられている。モータ89の駆動軸90は左方に向かって延び、その途中部にプーリ91が取り付けられている。モータ89の駆動軸90に取り付けられたプーリ91と、回転ブラシ18の回転軸(図示せず)との間には、ベルト92が掛け回されており、モータ89を駆動させると、その駆動力がプーリ91およびベルト92を介して回転ブラシ18の回転軸に伝達され、回転ブラシ18が回転する。
吸込部本体11の後部右側には、左右方向に沿って延びる回転軸93を中心に、ローラ94が回転自在に支持されている。ローラ94は、吸込部2が基本姿勢のときには、その外周面が床面Fに当接し、吸込部2の移動に伴なって床面F上を転動する。ローラ94は、その回転軸93が支持部材95(図18参照)に固定されることにより、支持部材95に対して回転自在に取り付けられている。
図18は、ローラ94および支持部材95の構成を示す図であって、(a)は正面図、(b)は右側面図を示している。
図17および図18を参照して、支持部材95は、左右方向に延びる軸部96と、軸部96の右側から径方向の同じ向きに突出する2つの支持板97と、軸部96の左側から径方向に突出する規制部98とが一体的に形成された構成を有している。
支持部材95は、その軸部96が、吸込部本体11内に取り付けられたカバー部材99により回動可能に保持されている。ローラ94は、2つの支持板97間に配置され、2つの支持板97間に架け渡された回転軸93により回転可能に支持されている。規制部98は、軸部96から径方向に突出し、軸部96の軸方向に略直交する面内で、その先端に向かって略円弧状に湾曲した形状に形成されている。支持部材95の軸部96がカバー部材99に回動可能に保持された状態では、カバー部材99に形成された規制部収容室100に規制部98が収容される。規制部収容室100には、規制部98に係止して支持部材95の回動を規制するための球体101が収容されている。球体101は、規制部収容室100の内壁面(後壁面100A、左壁面100Bおよび右壁面100C)と、規制部98の内面102(軸部96に対向する側の面)との間に形成される空間内に配置されている。
吸込部本体11内におけるカバー部材99の左側には、支持部材95の回動を検知するための回動検知スイッチ103が配置されている。支持部材95の軸部96の左端部には、回動検知スイッチ103の下方に対向する位置に、軸部96の径方向に突出する検知用突部104が形成されている。
図19は、図17に示す矢印C−Cに沿って見た断面図であって、回動検知スイッチ103の近傍のみを示している。回動検知スイッチ103が、図19(a)に示すような状態のときには、検知用突部104により回動検知スイッチ103のアクチュエータ105が押圧され、回動検知スイッチ103がオン状態となっている。一方、回動検知スイッチ103が、図19(b)に示すような状態のときには、検知用突部104による回動検知スイッチ103のアクチュエータ105に対する押圧が解除され、回動検知スイッチ103がオフ状態となっている。
図20は、図17に示す矢印D−Dに沿って見た断面図であって、(a)は、吸込部本体11が基本姿勢で床面Fに当接している状態、(b)は、吸込部本体11を基本姿勢で床面Fから持ち上げた状態を示している。
吸込部本体11が基本姿勢で床面Fに当接している状態では、吸込部本体11の自重により、床面Fに当接しているローラ94が上方に押圧され、図20(a)に示すように、ローラ94が吸込部本体11内(カバー部材99内)に収容された状態となる。この状態では、支持部材95が吸込部本体11側に回動し、検知用突部104が図19(a)に示すような回動位置となることにより、回動検知スイッチ103がオン状態となる。
吸込部本体11が基本姿勢で床面Fから持ち上げられると、ローラ94の自重により、図20(b)に示すように、支持部材95が反時計回りに回動し、ローラ94が吸込部本体11内(カバー部材99内)から下方に張り出した状態となる。この状態では、支持部材95が吸込部本体11側と反対側に回動し、検知用突部104が図19(b)に示すような回動位置となることにより、回動検知スイッチ103がオフ状態となる。
図20(b)に示すような状態から吸込部本体11が上下反転した姿勢になった場合などには、ローラ94の自重により、支持部材95が吸込部本体11側に変位しようとするが、この場合には、支持部材95の回動が、規制部98と球体101との係止により規制されるようになっている。より具体的には、吸込部本体11が基本姿勢で床面Fから持ち上げられた状態では、支持部材95が図20(b)に示すような回動位置となり、図17に示す規制部98の先端面106と規制部収容室100の後壁面100Aとの間に、球体101の直径と同程度の間隔が形成される。この状態から吸込部本体11が上下反転すると、規制部収容室100内に配置されている球体101が自重により下方(図17における紙面手前側、すなわち規制部98の先端面106側)に移動し、規制部98の先端面106と規制部収容室100の後壁面100Aとの間に球体101が位置した状態となる。この状態では、規制部98が球体101に阻まれて元の位置(図17に示す位置)に戻ることができず、支持部材95が図20(b)に示すような回動位置のまま保持される。したがって、検知用突部104が図19(b)に示すような回動位置のまま保持され、回動検知スイッチ103がオフ状態で維持される。
このような構成によれば、回動検知スイッチ103がオン状態のときには、吸込部本体11が基本姿勢で床面Fに当接した状態であると判断し、モータ89を駆動させて回転ブラシ18を回転させることができ、回動検知スイッチ103がオフ状態のときには、吸込部本体11が基本姿勢のまま床面Fから持ち上げられたり、吸込部本体11が上下反転されるなど、床面Fに当接した状態ではなくなったと判断し、モータ89の駆動を停止させて回転ブラシ18を停止させることができる。したがって、吸込部本体11が床面Fに当接していない状態で、回転ブラシ18が露出したまま回転するのを防止できるので、安全性が向上する。
しかし、上記のような構成の場合、吸込部本体11を直立姿勢として使用する場合にも、規制部98の先端面106と規制部収容室100の後壁面100Aとの間に球体101が位置した状態となり、規制部98が球体101に阻まれて元の位置(図17に示す位置)に戻ることができず、支持部材95が図20(b)に示すような回動位置のまま保持される。したがって、検知用突部104が図19(b)に示すような回動位置のまま保持され、回動検知スイッチ103がオフ状態で維持されることとなり、回転ブラシ18の回転が停止してしまうので、回転ブラシ18により塵埃をサブ吸込口19に掻き込むことができない。
そこで、この実施形態では、吸込部本体11が直立姿勢のときには、支持部材95が図20(a)に示すような回動位置で保持され、検知用突部104が図19(a)に示すような回動位置のまま保持されることにより、回動検知スイッチ103がオン状態で維持されるようになっている。そのために、支持部材95の右端部には、径方向(前方側)に突出するリンク用突部107が形成され、吸込部本体11内におけるリンク用突部107の前方には、前後方向にスライドしてリンク用突部107に接触可能なスライド部材108が配置されている(図17および図18参照)。
図21は、図17に示す矢印E−Eに沿って見た断面図であって、(a)は、吸込部本体11が基本姿勢で床面Fに当接している状態、(b)は、吸込部本体11が直立姿勢で床面Fに当接している状態を示している。
吸込部本体11が基本姿勢で床面Fに当接している状態では、吸込部本体11の自重により、床面Fに当接しているローラ94が上方に押圧され、図21(a)に示すように、ローラ94が吸込部本体11内(カバー部材99内)に収容されている。この状態では、リンク用突部107が図21(a)に示すような回動位置にあり、スライド部材108が前方に退避している。したがって、支持部材95は、リンク用突部107がスライド部材108に接触することなく、図21における反時計回りに回動可能であり、図21(a)に示す状態から吸込部本体11を持ち上げた場合には、ローラ94の自重により、支持部材95が反時計回りに回動し、ローラ94が吸込部本体11内(カバー部材99内)から下方に張り出した状態となる。
吸込部本体11が直立姿勢にされると、シャッター20が床面Fに当接することにより、付勢手段の付勢力に抗してシャッター20が回動され、サブ吸込口19が解放されるとともに、シャッター20がシャッター収容領域21に収容される。このとき、スライド部材108がシャッター20の上端面により後方に押圧され、図21(b)に示すような位置までスライドする。この状態では、リンク用突部107がスライド部材108に接触し、支持部材95の回動が規制されるので、ローラ94が吸込部本体11内(カバー部材99内)に収容された状態のまま保持され、回動検知スイッチ103が、図20(a)に示すようにオン状態で維持される。
この構成によれば、吸込部本体11が基本姿勢のときには、ローラ94が底面Fに当接することにより、支持部材95が吸込部本体11側に変位した状態となり、吸込部本体11が直立姿勢のときには、シャッター20が床面Fに当接して変位し、サブ吸込口19が開放されることに連動して、支持部材95が吸込部本体11側に変位した状態となる。したがって、吸込部本体11が基本姿勢または直立姿勢のときには、回動検知スイッチ103がオン状態であること検知し、モータ89の駆動を維持して回転ブラシ18の回転を継続させることができる一方、吸込部本体11が上下反転した姿勢となったときなどには、回動検知スイッチ103がオフ状態であることを検知し、モータ89の駆動を停止して回転ブラシ18の回転を停止させることにより、安全性を向上することができる。
また、吸込部本体11が直立姿勢のときには、支持部材95(およびローラ94)が吸込部本体11側に変位した状態(吸込部本体11内に収容された状態)となるので、吸込部本体11に対するローラ94の突出量が小さくなり、より狭い隙間に吸込部本体11を挿入することができる。したがって、狭い隙間の掃除をさらに良好に行うことができる。
図22は、この発明の第2実施形態に係る電気掃除機用吸込具1の吸込部202の構成を示す底面図である。この第2実施形態に係る吸込部202において、第1実施形態に係る吸込部2の各部に対応する部分には、第1実施形態に係る吸込部2と同一の参照符号を付して示し、以下では、その部分についての詳細な説明を省略する。
この吸込部202には、吸込部本体11が直立姿勢になるのに連動して吸込口16を閉塞する開閉板109が、吸込部本体11の底面に取り付けられている。開閉板109は、吸込口16よりも若干大きい略長方形状に形成され、その一方の長辺に沿って左右方向に延びる回動軸109A(図23〜図25参照)を中心に、吸込部本体11の底面に対して回動可能に取り付けられている。
図23は、吸込部本体11の一部を断面で示した吸込部202の左側面図であって、吸込部202が基本姿勢で、シャッター20が閉じた状態を示している。
開閉板109は、可撓性を有する複数(たとえば、3つ)のフィルム部材110を介して、シャッター20に連結されている。各フィルム部材110は、回転ブラシ18の後方側に配置され、前端部がシャッター20の上端部に固定されるとともに、後端部が吸込部本体11の底面に形成された貫通孔111を通って開閉板109の上面に固定されている。図23に示すように吸込部202が基本姿勢で、シャッター20が閉じた状態では、各フィルム部材110が回転ブラシ18に対して反対側に凸湾曲した状態となっている。
図24は、吸込部本体11の一部を断面で示した吸込部202の左側面図であって、吸込部202が基本姿勢で、シャッター20が開いた状態を示している。
壁際の掃除を行なう際には、シャッター20が壁Wに当接して回動することにより、図24に示すように、吸込部202が基本姿勢のまま、シャッター20が開き、サブ吸込口19が開放された状態となる。このとき、シャッター20が回動してシャッター収容領域21に収容されるのに伴なって、各フィルム部材110の前端部が後方に変位される。しかし、開閉板109は、床面Fに対向しているために、回転軸109Aを中心に吸込口16を閉塞する方向(図24における時計回り)に回転することができず、各フィルム部材110の後端部は変位しない。したがって、各フィルム部材110は、前端部と後端部との距離が縮まることにより、図23に示す状態よりも大きく撓むこととなる。
図25は、吸込部本体11の一部を断面で示した吸込部202の左側面図であって、吸込部202が直立姿勢となった状態を示している。
吸込部202を直立姿勢とした場合には、シャッター20が床面Fに当接して回動することにより、図25に示すように、シャッター20が開き、サブ吸込口19が開放された状態となる。このとき、シャッター20が回動してシャッター収容領域21に収容されるのに連動して、各フィルム部材110も変位される。この場合、図24の場合とは異なり、開閉板109が床面Fに対向していないので、各フィルム部材110の変位に伴なって、開閉板109が回転軸109Aを中心に図25における時計回りに回転し、吸込口16が閉塞される。したがって、吸込部202が直立姿勢のときには、吸込口16が閉塞されるので、サブ吸込口19から塵埃を良好に吸い込むことができ、狭い隙間の掃除をさらに良好に行うことができるとともに、回転ブラシ18が露出したまま回転するのを防止できるので、安全性が向上する。
図26は、この発明の第3実施形態に係る電気掃除機用吸込具1の吸込部302の構成を示す底面図である。この第3実施形態に係る吸込部302において、第1実施形態に係る吸込部2の各部に対応する部分には、第1実施形態に係る吸込部2と同一の参照符号を付して示し、以下では、その部分についての詳細な説明を省略する。
この吸込部302における吸込部本体11の後部左右両端には、それぞれ、前後方向に延びる回転軸112を中心に、ローラ113が回転自在に支持されている。各ローラ113は、その回転軸112が対応する支持部材114(図27および図28参照)に固定されることにより、各支持部材114に対して回転可能に取り付けられている。
図27は、図26に示す吸込部302の吸込部本体11を前後方向に沿った鉛直面で切断したときの断面を左方から見た断面図であって、シャッター20が閉じた状態を示している。
図27に示すように、各支持部材114は、側面視略L字状に形成され、その屈曲部に形成された左右方向に延びる回動軸115を中心に、吸込部本体11に対して回動可能に取り付けられている。各支持部材114は、吸込部本体11内に配置され、その一端部に回転軸112を介してローラ113が回転自在に取り付けられている。各支持部材114の他端部には、ばね116の一端部を嵌め込むための突起117が後方に向かって突出形成されている。
吸込部本体11内には、その上面から下方に向かって突出する突出板118が形成されていて、この突出板118が、各支持部材114の後方に対向している。突出板118には、各支持部材114の突起117に対向する位置に、ばね116の他端部を嵌め込むための突起119が前方に向かって突出形成されている。
各支持部材114の突起117にばね116の一端部を嵌め込み、対応する突出板118の突起119にばね116の他端部を嵌め込むことにより、各支持部材114の突出板118との間に、ばね116をある程度縮めた状態で挟持することができる。このばね116の付勢力により、各支持部材114は、図27における反時計回りに付勢され、図27のように、各支持部材114に外力が加わっていない状態では、各支持部材114の一端部に取り付けられているローラ113が、吸込部本体11内に収容された状態となっている。
図28は、図26に示す吸込部302の吸込部本体11を前後方向に沿った鉛直面で切断したときの断面を左方から見た断面図であって、シャッター20が開いた状態を示している。
壁際の掃除を行なう際には、シャッター20が壁Wに当接して回動することにより、図28に示すように、シャッター20が開き、サブ吸込口19が開放された状態となる。このとき、シャッター20が回動して吸込部本体11内に収容されるのに伴なって、シャッター20の上端部が各支持部材114の他端部に当接し、各支持部材114がばね116の付勢力に抗して時計回りに回転する。これにより、各支持部材114の一端部に取り付けられているローラ113が、吸込部本体11の底面に形成された開口120から下方に露出し、床面Fに当接する。この状態で吸込部本体11を左右方向に移動させた場合には、床面Fに当接する各ローラ113が回転軸112を中心に回転するので、吸込部本体11を移動させやすい。
したがって、壁際の掃除を行う際には、シャッター20を壁Wに当接させて回動させることによりサブ吸込口19を開放し、各ローラ113を転動させて吸込部本体11を左右方向に移動させることにより、壁際の塵埃をサブ吸込口19から一気に吸い込むことができる。したがって、壁際の掃除をより良好に行うことができる。
図29は、この発明の第4実施形態に係る電気掃除機用吸込具1の吸込部402の構成を示す左側面図である。この第4実施形態に係る吸込部402において、第1実施形態に係る吸込部2の各部に対応する部分には、第1実施形態に係る吸込部402と同一の参照符号を付して示し、以下では、その部分についての詳細な説明を省略する。
この吸込部402における吸込部本体11の前部左右両端には、壁際の隅などを掃除する際に用いる補助具121が備えられている。補助具121は、前後方向に延び、吸込部本体11に対して前後方向にスライド可能に取り付けられた棒状の取付部122と、取付部122の前端部の下面から下方に向かって延びるように植設された複数の毛からなるブラシ部123とを含む。
吸込部本体11内には、左右方向に延びる回転軸(図示せず)を中心に回転可能なギア124が配置されており、補助具121の取付部122の上面には、ギア124の歯に噛み合うラック(図示せず)が形成されている。ギア124の回転軸はシャッター20に連結されていて、シャッター20の開閉に伴なってギア124が回転することにより、このギア124に噛み合う補助具121が前後方向にスライドするようになっている。
図30は、図29に示す吸込部402のシャッター20が開いた状態を示す左側面図である。
図29に示すように、シャッター20が閉じた状態では、補助具121は吸込部本体11内に収容されているが、壁際の掃除を行う際には、シャッター20が壁Wに当接して回動することにより、シャッター20が開き、サブ吸込口19が開放された状態となる。このとき、シャッター20が開くのに伴なってギア124が時計回りに回転し、ギア124に噛み合う補助具121が前方に向かってスライドする。そして、図30に示すように、シャッター20が完全に開いた状態では、補助具121の前端が、平面視でシャッター20の最前部(補助ローラ58の外周面)とほぼ同じ位置まで突出した状態となる。したがって、図30に示す状態から吸込部本体11を壁Wに沿って移動させれば、各補助ローラ58を壁Wに沿って転動させて吸込部本体11を容易に移動させることができるとともに、補助具121の前端に備えられたブラシ部123を壁際に沿って移動させて塵埃を掻き寄せることができるので、壁際の隅などの掃除を良好に行うことができる。
この発明は、以上の実施形態の内容に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。
この発明の第1実施形態に係る電気掃除機用吸込具の構成を示す側面図である。 図1に示す吸込部の平面図である。 図1に示す吸込部の底面図である。 図1に示す吸込部を前後方向に沿った鉛直面で切断したときの断面を左方から見た左側断面図であって、シャッターが閉じた状態を示している。 図1に示す吸込部を前後方向に沿った鉛直面で切断したときの断面を左方から見た左側断面図であって、シャッターが開いた状態を示している。 図1に示す連結装置の平面図である。 図6に示す矢印A−Aに沿って見た連結装置の断面図である。 図7に示す矢印B1−B1に沿って見た連結装置の断面図である。 図7に示す矢印B2−B2に沿って見た連結装置の断面図であって、(a)は基準回転位置、(b)は第1連結部を基準回転位置から右側に約180°回転させた状態、(c)は第1連結部を基準回転位置から左側に約180°回転させた状態を示している。 図1に示す状態から第1連結部を第2連結部に対して左側に約90°回転させた状態における電気掃除機用吸込具の平面図である。 図10に示す状態から第1連結部を第2連結部に対して左側に約90°回転させた状態、すなわち、図1に示す状態から第1連結部を第2連結部に対して左側に約180°回転させた状態における電気掃除機用吸込具の側面図である。 吸込部を直立姿勢として掃除を行う際の態様を示す平面図である。 図12に示す状態を水平方向後側から見た図である。 連結装置の第1変形例を示す断面図であって、連結装置を前後方向に沿った鉛直面で切断したときの断面を左方から見た図を示している。 第1変形例に係る連結装置の第1連結部の平面図であって、第1カバーを取り外した状態を示している。 連結装置の第2変形例を示す左側面図である。 図1に示す吸込部の平面図であって、吸込部本体の一部を断面で示している。 ローラおよび支持部材の構成を示す図であって、(a)は正面図、(b)は右側面図を示している。 図17に示す矢印C−Cに沿って見た断面図であって、回動検知スイッチの近傍のみを示している。 図17に示す矢印D−Dに沿って見た断面図であって、(a)は、吸込部本体が基本姿勢で床面に当接している状態、(b)は、吸込部本体を基本姿勢で床面から持ち上げた状態を示している。 図17に示す矢印E−Eに沿って見た断面図であって、(a)は、吸込部本体が基本姿勢で床面に当接している状態、(b)は、吸込部本体が直立姿勢で床面に当接している状態を示している。 この発明の第2実施形態に係る電気掃除機用吸込具の吸込部の構成を示す底面図である。 吸込部本体の一部を断面で示した吸込部の左側面図であって、吸込部が基本姿勢で、シャッターが閉じた状態を示している。 吸込部本体の一部を断面で示した吸込部の左側面図であって、吸込部が基本姿勢で、シャッターが開いた状態を示している。 吸込部本体の一部を断面で示した吸込部の左側面図であって、吸込部が直立姿勢となった状態を示している。 この発明の第3実施形態に係る電気掃除機用吸込具の吸込部の構成を示す底面図である。 図26に示す吸込部の吸込部本体を前後方向に沿った鉛直面で切断したときの断面を左方から見た断面図であって、シャッターが閉じた状態を示している。 図26に示す吸込部の吸込部本体を前後方向に沿った鉛直面で切断したときの断面を左方から見た断面図であって、シャッターが開いた状態を示している。 この発明の第4実施形態に係る電気掃除機用吸込具の吸込部の構成を示す左側面図である。 図29に示す吸込部のシャッターが開いた状態を示す左側面図である。
符号の説明
1 電気掃除機用吸込具
2,202,302,402 吸込部
3 接続管
5 把持部
6 連結装置
9 第1連結部
10 第2連結部
16 吸込口
19 サブ吸込口
20 シャッター
39 ストッパ
41 ばね
43 接続ピン
44 ピン受け部
45 リード線
48 下凹部
49 左凹部
50 右凹部
76 リング状配線
77 ピン受け部
78 リード線
82 接点部材
83 接続ピン
84 リード線
85 補助具
94 ローラ
95 支持部材
103 回動検知スイッチ
107 リンク用突部
108 スライド部材
109 開閉板
F 床面

Claims (12)

  1. 吸込部から吸い込まれた床面上の塵埃を電気掃除機本体側へ送るための接続管と、上記接続管の上記吸込部と反対側に形成され、上記接続管とともに上記吸込部を床面に沿って移動させるために把持される把持部とを備える電気掃除機に適用され、上記接続管の途中部に介装されて、上記接続管の上記吸込部側と上記把持部側とを連結する電気掃除機用連結装置であって、
    上記接続管の上記吸込部側に連結される第1連結部と、
    上記接続管の上記把持部側に連結される第2連結部とを備え、
    上記第1連結部および上記第2連結部は、基準回転位置に対して互いに回転可能に連結されていることを特徴とする電気掃除機用連結装置。
  2. 上記第1連結部および上記第2連結部を、上記基準回転位置に対して約90°回転した姿勢で保持する手段をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の電気掃除機用連結装置。
  3. 上記第1連結部および上記第2連結部を、上記基準回転位置に対して約180°回転した姿勢で保持する手段をさらに備えることを特徴とする請求項1または2記載の電気掃除機用連結装置。
  4. 上記第1連結部側および上記第2連結部側の間で通電を行うための通電機構をさらに備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電気掃除機用連結装置。
  5. 上記第1連結部および上記第2連結部は、上記基準回転位置に対して回転方向両側に約180°の角度範囲で回転可能に連結されており、
    上記通電機構は、上記第1連結部側と上記第2連結部側とを電気的に接続するリード線を含むことを特徴とする請求項4記載の電気掃除機用連結装置。
  6. 上記第1連結部および上記第2連結部は、回転自在に連結されており、
    上記通電機構は、リング状配線と、上記第1連結部および上記第2連結部の相対的な回転に伴って上記リング状配線に摺接する接点とを含み、上記第1連結部側および上記第2連結部側を回転位置に関わりなく常時電気的に接続可能であることを特徴とする請求項4記載の電気掃除機用連結装置。
  7. 上記第1連結部に取り付けられ、上記第1連結部に上記接続管の上記吸込部側が連結されていないときに使用可能な補助具をさらに備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の電気掃除機用連結装置。
  8. 電気掃除機本体に接続され、床面上の塵埃を吸い込んで、上記電気掃除機本体側へ送るための電気掃除機用吸込具であって、
    所定の厚みを有し、その厚み方向に略直交する一方向に沿って長尺形状に形成され、上記厚み方向の一方面としての底面に、床面上の塵埃を吸い込むための吸込口が形成された吸込部と、
    上記吸込部に回動可能に接続され、上記吸込口から吸い込まれた塵埃を上記電気掃除機本体側へ送るための接続管と、
    上記接続管の上記吸込部と反対側に連結され、上記接続管とともに上記吸込部を床面に沿って移動させるために把持される把持部と、
    請求項1〜7のいずれかに記載の電気掃除機用連結装置とを備え、
    上記吸込部は、上記電気掃除機用連結装置により上記接続管の上記吸込部側と上記把持部側とが互いに回転されることで、上記把持部を回転させることなく、上記接続管に対して、上記底面が床面に対向する基本姿勢と、上記厚み方向に略直交する短手方向の一方面が床面に対向する状態で直立した直立姿勢との間で回動可能であることを特徴とする電気掃除機用吸込具。
  9. 上記接続管は、上記吸込部の上記短手方向の他方面における長手方向および厚み方向の中央部に回動可能に接続されていることを特徴とする請求項8記載の電気掃除機用吸込具。
  10. 上記吸込部を、上記接続管に対して、上記直立姿勢において平面視で上記接続管が延びる方向に長手方向が沿った回動位置でに保持する手段をさらに備えることを特徴とする請求項8または9記載の電気掃除機用吸込具。
  11. 上記吸込部の上記短手方向の一方面には、上記吸込部が上記直立姿勢のときに床面上の塵埃を吸い込むためのサブ吸込口が形成されていることを特徴とする請求項8〜10のいずれかに記載の電気掃除機用吸込具。
  12. 上記吸込部が上記基本姿勢のときには、上記サブ吸込口を閉塞し、上記吸込部が上記直立姿勢のときには、床面に当接して変位することにより、上記サブ吸込口を開放することができる開閉部をさらに備えることを特徴とする請求項11記載の電気掃除機用吸込具。
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