JP2006230738A - 電気ポット - Google Patents

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悟 柴田
政美 ▲瀬▼川
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Abstract

【課題】どのような環境下であっても液面の視認が容易な電気ポットを提供する。
【解決手段】内容器の底部から上部の吐出口に至る液体流路W1〜W2の垂直方向部分を構成する透明管16と、前記内容器が収容され、かつ正面に透明窓15aを備え透明管16が視認可能に構成された容器本体と、透明管16及び集光部19の下方に設けた発光部10とからなる液量表示部21を備えてなり、発光部10が発生する光Lを、透明管16内の集光部19に入射し、液体の液位Wsの液面反射部Waにより反射させた反射光L1を透明窓15aから外部に出射するように電気ポットを構成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、液量表示部を備えた電気ポットに関するものである。
近年、電気ポットでは、内容器内の液体の量(以後、液量と記載する)を外部から視認できる液量表示として種々の方法が提案、実施されている。
その一方式として、構造の比較的簡単な液量表示方式としては、内容器の底部から上部の吐出口に至る液体流路の垂直方向部分を形成する部位にガラス製の透明管を用い、この透明管を容器本体の外ケース前面に設けた透明窓から見えるようにしたものがある。
そして、上記透明管が視認できる透明窓と、該透明管と、その背面に備えたバックパネルと呼称され、縦長帯状に着色が施された着色線を有する円筒凹面形状の着色板とから液量表示部が形成されて電気ポットが構成されている。
以上の構成において、内容器と透明管は常時連通しているため、内容器内の液面の高さ(水位)と透明管内の液面の高さ(液位)は等しいので、この透明管内の液位を見れば内容器内の水位、つまり液量を知ることができる。
この透明管内の液位は、液体と透明管がいずれも透明であり、液位そのものは見難いが、該透明管の背面に設けた着色板の着色線により、透明管内の液体の有る部分は、外光が液体のレンズ効果で屈折されて着色線が太く見え、液体の無い部分はレンズ効果が無いため細く見えることで視認が容易である。
このように、透明管内の液体の有無によって外光の屈折(以後、外光屈折と記載する)が変化し、透明管の背面に設けた着色板の着色線の太さが変わることを利用したものであった。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2001−292909号公報
しかしながら、上記従来の電気ポットにおいては、外光屈折を利用しているため、夜半など家族の就寝中や起床時に湯を必要とする場合など、外光が十分確保できない環境下では、透明管の液面の視認が困難であるという課題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、外光が十分確保できない環境下であっても液面の視認が容易な電気ポットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の電気ポットは、以下の構成を有するものである。
本発明の請求項1に記載の発明は、液体流路の垂直方向部分を形成する透明管と、この透明管が視認可能な透明窓と、該透明管の下方に設けた発光部とから液量表示部を構成してなり、発光部からの光を、前記透明管内の垂直方向壁面と液体とが接し、この両者の表面張力により生ずる液面反射部で反射させた反射光を透明窓から外部に出射するようにして電気ポットを構成したものであり、発光部からの光を液面反射部により反射させることによって、反射光を外部に出射できるため、外光屈折を利用できない環境下であっても液面の視認が容易な電気ポットを得ることができるという作用を有する。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、透明管内の垂直方向壁面の所定の高さ範囲に発光部が発生する光を集光する集光部を更に備えたものであり、発光部からの指向性を有する光を該集光部に集中できるという作用を有する。
請求項3に記載の発明は、請求項2記載の発明において、集光部に、文字や絵などを表示したものであり、液体の有無によって該文字などを表出/消失できるという作用を有する。
請求項4に記載の発明は、請求項1記載の発明において、発光部を、発光ダイオードとしたものであり、小型で安価にできるという作用を有する。
請求項5に記載の発明は、請求項4記載の発明において、発光ダイオードが複数色の光を有するものであり、液体の温度(以後、湯温と記載する)などに対応して、視認する液面の色を変えることができるという作用を有する。
以上のように本発明によれば、外光が十分確保できない環境下であっても液面の視認が容易な電気ポットを得ることができるという有利な効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図3を用いて説明する。
(実施の形態)
図1は本発明の一実施の形態による電気ポットの正面図、図2は同液量表示部の要部断面図であり、図1において、11は容器本体で、容器本体11は、金属製や樹脂製の外ケース12の上部に樹脂製の肩体13を設け、かつ外ケース12内に図示しない有底筒状のステンレス製の内容器14を収容している。
そして、内容器14には水や湯などの液体が貯湯されており、容器本体11の前面11aの中央部から右に寄った部分に液位シート15が貼付けされており、その透明窓15aから内側の透明管16が視認可能になっている。
ここで、液位シート15には、内容器14の満液量や残液量を示す各数字や、残液量が残り少なくなり、使用者に水などを加えることを促す「給水」表示などがなされている。
また、透明管16は、透明度が高く耐熱性に優れるポリサルフォン(PSU)樹脂を用いて作られた樹脂成型品で、図2に示すように、その壁面部16aの内側に発光部10から所定の高さ、例えば液位シート15の「給水」表示の高さまで延伸して一体に形成された集光部19を備えている。
そして、この集光部19の平面部19aと側面部19bの表面は、所謂シボ加工されて梨地状に荒らされている。
また、透明管16は、L字状に曲げられた先端部16cで、2方に開口を有するゴム製の筒状キャップ20の一方の開口20aに嵌合され、キャップ20の他方の開口20bは図示しない電気ポットに連通され、液体流路Wを形成している。
さらに、透明管16がL字状に曲げられた透明窓15a側の壁面部16a直近の下方には、発光ダイオード(以後、LEDと記載する)からなり、光源となる発光部10が配置されて、これら透明管16と集光部19、透明窓15a及び発光部10により液量表示部21が形成されている。
ここで、LEDの発光部10は、使用者又は視認者Mには直接見えない位置に配置されると共に、その発光色は、例えば3色(青色、黄色、赤色)、つまり光の3原色を有するものである。
一方、図1の電気ポット上部の肩体13には、蓋部13aとは別体に蓋部13aから手前にせり出すようにして突出部13bを設け、この突出部13bの上面には操作パネル17が貼付けされると共に、その下面には上記透明管16などと液体流路Wを形成する吐出口18が設けられている。
そして、図2に示す液体流路Wは、その流路の上流W1側が電気ポンプを経由して内容器14の底部に、下流W2側が吐出口18に連通されて電気ポットが構成されている。
以上の構成において、電気ポットの給湯動作は、操作パネル17に備えた給湯ボタンの操作により、図示しない制御回路で電気ポンプが駆動されることで、内容器14に貯湯された湯は、液体流路Wの上流W1側から下流W2側へ透明管16などを経由して吐出口18から外部に吐出されることでなされる。
この給湯動作後に湯は下流W2側から上流W1側、つまり、吐出口18側から内容器14方向に逆流し、この逆流が自然に終了した後は内容器14内の水位(液位)と透明管16の液位が同じになり、この液位を液量表示部21により視認することで使用者等は内容器14内の残液量を知ることができる。
つまり、内容器14内の液量は、液量表示部21の発光部10からの光Lを集光部19に入射し、この光Lを透明管16内の垂直方向壁面部16aと液体とが接し、その両者の表面張力により生ずる液面反射部Waに照射し、該液面反射部Waにより反射させた反射光L1を透明窓15aから外部に出射させて液面Ws(より詳しくは液面反射部Wa)を視認できることで認識できるものである。
ここで、発光部10であるLEDの光Lは指向性を有しているが、集光部19により、光Lを集光部19内に集中させており、この光Lは液面反射部Waに集中して照射され、液面反射部Waの高さ方向の幅全域で反射される、つまり、視認者Mには反射光L1が、ある高さ幅を持って視認できる。
更に、電気ポットの給湯動作が成され液位が下がって、液位が「給水」表示と略同じ高さの液位Ws1になると、集光部19の平面部19aより上下で液体の有無が生じ、光Lが平面部19aのシボ加工面で屈折することで平面部19aが明るくなり、液位が略「給水」位置であることを認識できる。
また更に、液位が下がって液位Ws1以下になると、集光部19の平面部19aに加え、集光部19の側面部19bのシボ加工面でも光Lが屈折することで、視認者Mは、それまでと異なる縦長の光の帯を認めることで、液位が「給水」位置より下であることを確認できる。
また、LEDの発光部10は、その発光色を3色(青色、黄色、赤色)有しており、この発光色の色と湯温を関連させている。
例えば、この発光色の色と湯温の関係は、電気ポットに給水が成され湯沸し動作の場合、電気ポットに備えた温度センサにより検知した温度、つまり、湯温に応じて、40℃までの湯温は青色、40℃〜80℃までは黄色、80℃以上では赤色を発光させることで、視認者Mは、液位と湯温を認識することができる。
また、湯沸し動作終了後の保温動作において、LED3色のそれぞれに流す電流を変えるなどして発光色を無段階に変え、各保温温度を、例えば、98℃は赤色、95℃は橙色、80℃は黄色で色表示すると、視認者Mは保温温度を認識することができる。
このように本実施の形態によれば、透明管16と透明窓15a及び発光部10により形成された液量表示部21により、外光が十分確保できない環境下であっても液面の視認が容易な電気ポットを得ることができる。
また、発光部10の光Lを集光部19内に集中できるため、発光部10の指向性はどのようなものでも使用できると共に、発光部10の光Lを集中することで照射効率を高めることができる。
さらに、発光部10を、LEDとしたものであり、小型で安価にできる。
さらにまた、LEDが青色、黄色、赤色など複数の色の光を有するものであり、湯沸し時や保温時の湯温に対応して液面の色を変えることができる。
なお、本実施の形態において、集光部19は、透明管16に一体に形成されたものとして説明したが、これに限ることはなく、図3に示すように、透明管16と別体に、かつ透明管16と間隙Hを設けて形成しても良い。
図3において、集光部19の側面部19bには、凹状や凸状の文字や絵などの周囲にシボ加工を設けて形成した。この例では、「湯少」と表示した場合、液面Wsがこの表示より下に下がると、この文字が表出して視認でき、使用者に注意を促すことができる。
更に、液面Wsが下がり、それまで視認できなかった「給水」を表す文字や絵などが視認できるようにすることで、使用者に水や湯を加えることを促すことができるなどの効果がある。
本発明による電気ポットは、液面の視認が容易という効果を有し、液量表示部を備えた電気ポット等に有用である。
本発明の一実施の形態による電気ポットの正面図 同液量表示部の要部断面図 同別形態の液量表示部の要部斜視図
符号の説明
10 発光部
11 容器本体
11a 容器本体の前面
15 液位シート
15a 液位シートの透明窓
16 透明管
16a 透明管の壁面部
19 集光部
19a 集光部の平面部
19b 集光部の側面部
21 液量表示部
L 光
L1 反射光
M 視認者(使用者)
W、W1、W2 液体流路
Wa 液面反射部
Ws 液面(液位)

Claims (5)

  1. 内容器の底部から上部の吐出口に至る液体流路の垂直方向部分を形成する透明管と、前記内容器が収容された容器本体の正面に前記透明管が視認可能に設けられた透明窓と、前記透明管の下方に設けた発光部とから液量表示部を構成してなり、
    前記発光部が発生する光を、前記透明管の垂直方向部分の下方から該透明管内に入射し、前記透明管内の垂直方向壁面と前記液体とが接して生ずる所定の液面反射部に照射し、前記液面反射部により反射させた反射光を前記透明窓から外部に出射する電気ポット。
  2. 透明管内の垂直方向壁面の所定の高さ範囲に発光部が発生する光を集光する集光部を更に備えた請求項1記載の電気ポット。
  3. 集光部に、文字や絵などを表示した請求項2記載の電気ポット。
  4. 発光部を、発光ダイオードとした請求項1記載の電気ポット。
  5. 発光ダイオードが発生する光は複数色を有する請求項4記載の電気ポット。
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