JP2006228026A - 所在証明システム、管理装置、表示装置及び所在証明方法 - Google Patents

所在証明システム、管理装置、表示装置及び所在証明方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ユーザの所在を証明し得るとともに、その所在証明に基づき動作許可を与えてユーザの用に供する。
【解決手段】
コード表示装置30aは2次元コード画像を表示する。具体的には、表示装置ID、アクセスコード及び現在時刻とに基づいて認証情報を生成し、これをHTTPのGETメソッドのCGIパラメータとして付加したリクエストラインを生成する。そしてコード表示装置はこのリクエストラインを表す2次元コード画像を表示する。生徒は移動通信端末20のデジタルカメラ21をコード表示装置30aの表示部に近づけた状態でシャッターを切る操作を行う。この操作に応じて、移動通信端末20は、コード表示装置30aに表示されている2次元コード画像を撮像し、これを出欠管理装置60に送信する。出欠管理装置60はこの2次元コードの正当性を確認することで、生徒の教室における所在証明、つまり出席の事実を確認する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、移動通信端末を所持する利用者が或る場所に所在していた事実を証明するための技術に関する。
最近の携帯電話機は、電子メールの送受信機能やインターネットへの接続機能、或いは赤外線などを用いた近距離通信機能といったように、従来からの通話機能以外にも様々な機能を備えている。そこで、これらの新たな機能を有効に活用するための仕組みが提案されている。例えば特許文献1には、この種の携帯電話機を利用して、施設の錠を遠隔で開錠する技術が提案されている。具体的には、携帯電話機に入力された暗号コードを赤外線によって錠開閉装置に送り、この暗号コードが錠開閉装置に予め登録された暗号コードと一致すれば開錠する、というものである。
また、特許文献2には、携帯電話機を用いて生徒の出席または欠席を確認するための技術が提案されている。具体的には、ICタグを内蔵した携帯電話機からIDを読み取るリーダ装置を学校の出入り口に設置しておき、読み取ったIDと、その読み取り時刻とを対応付けて記憶する、というものである。
特開2004−124628号公報 特開2004−086394号公報
上記のような錠の開閉判断や学校への出欠確認などの利用シーンにおいて、携帯電話機を所持する者が或る時刻に錠開閉装置の設置場所や学校に所在していたという事実を証明する仕組みがあれば便利である。例えば錠の開閉時に不正行為があったような場合、上記のような所在証明の内容を後から確認して不正行為の状況を調査したり、或いは、所在証明の内容に基づいて例えば開錠などの動作許可を与えたりすることが可能となるからである。
そこで、本発明の第1の目的は、ユーザがいつ頃どこに所在していたかという事実を証明し得る仕組みを提供することにある。さらに、本発明の第2の目的は、その所在証明に基づき動作許可を与えてユーザの用に供することにある。
上述した課題を解決するため、本発明は、自装置に割り当てられた装置識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、当該装置識別情報を含む認証情報を時期に応じて異なる内容で生成する生成手段と、生成された前記認証情報を表す画像を表示する表示手段とを備えた表示装置と、移動通信網を介して通信を行う通信手段と、前記表示装置によって表示された画像を読み取る読取手段と、読み取った画像から得られる認証情報と自端末に割り当てられた端末識別情報とを前記通信手段を用いて送信する制御手段とを備えた移動通信端末と、前記移動通信端末と前記移動通信網を介して通信を行う通信手段と、前記通信手段によって受信された前記認証情報が有効期間内か否かを判定する判定手段と、前記認証情報が有効期間内と判定された場合、前記通信手段が受信した認証情報に含まれている前記装置識別情報と、前記通信手段が受信した前記端末識別情報とを対応付けて記憶する所在証明情報記憶手段と、前記所在証明情報記憶手段によって記憶されている情報を出力する出力手段とを備えた管理装置とを具備する所在証明システムを提供する。
この所在証明システムによれば、移動通信端末が表示装置から読み取った認証情報に含まれる装置識別情報と、その移動通信端末の端末識別情報とを、移動通信端末から管理装置に送信し、管理装置では、これらの装置識別情報及び端末識別情報を対応付けて記憶する。この記憶内容をもってすれば、移動通信端末を所持しているユーザが表示装置の設置されている場所に居たことを証明することができる。さらに、上記認証情報には有効期間があり、移動通信端末から送信されてきた認証情報が有効期間内である場合に、管理装置は装置識別情報及び端末識別情報を対応付けて記憶する。このような記憶処理を有効期間内に間に合わせるためには、移動通信端末が表示装置から認証情報を読み取ってから時間をおかずに管理装置に送信しなければならない。これによって、過去に取得した認証情報を用いて所在の証明を得ようとする不正な行為を防止することが可能となる。
本発明の好ましい態様において、前記表示装置は、前記移動通信端末を所持するユーザが出席すべき施設に設置されている。そして、前記管理装置は、前記施設に出席すべきユーザが所持する前記移動通信端末の端末識別情報を記憶するユーザ情報記憶手段と、前記判定手段によって前記認証情報が有効期間内と判定された場合には、前記施設への出席が記録された旨のメッセージを前記通信手段によって前記移動通信端末に送信する通知手段とを備えている。さらに、前記管理装置の所在証明情報記憶手段は、前記判定手段によって前記認証情報が有効期間内と判定された場合には、前記ユーザの前記施設への出席記録として前記装置識別情報及び前記端末識別情報を記憶する一方、前記ユーザ情報記憶手段によって記憶された端末識別情報が前記移動通信端末から送信されてこなかった場合にも、前記ユーザの前記施設への欠席記録として当該端末識別情報を記憶する。
本発明の別の好ましい態様において、前記表示装置は、前記管理装置と通信を行う通信手段と、前記通信手段によって前記管理装置から動作許可信号を受信すると、その動作許可信号によって指定された動作を実行する動作実行手段とを備えている。そして、前記管理装置は、前記表示装置に割り当てられた装置識別情報と、前記移動通信端末の端末識別情報とを対応付けて記憶したユーザ情報記憶手段と、前記受信手段が受信した前記端末識別情報と、前記受信手段が受信した前記認証情報から得られる前記装置識別情報とが前記ユーザ情報記憶手段に対応付けて記憶されているか否かを判定するユーザ認証手段と、前記判定手段により、前記認証情報が有効期間内と判定され、かつ、前記ユーザ認証手段により、前記端末識別情報及び前記装置識別情報が前記ユーザ情報記憶手段に記憶されていると判定された場合には、前記表示装置に前記動作許可信号を送信する送信手段とを備えている。
例えば上記態様における動作が開錠である場合、前記表示装置は、開閉扉を有する設備に設置され、前記管理装置と通信を行う通信手段と、前記通信手段によって前記管理装置から開錠信号を受信すると、前記開閉扉に設けられた錠を開錠する開錠手段とを備えている。そして、前記管理装置は、前記表示装置に割り当てられた装置識別情報と、当該表示装置が設置された設備において開錠が許可されたユーザが所持する前記移動通信端末の端末識別情報とを対応付けて記憶したユーザ情報記憶手段と、前記受信手段が受信した前記端末識別情報と、前記受信手段が受信した前記認証情報から得られる前記装置識別情報とが前記ユーザ情報記憶手段に対応付けて記憶されているか否かを判定するユーザ認証手段と、前記判定手段により、前記認証情報が有効期間内と判定され、かつ、前記ユーザ認証手段により、前記端末識別情報及び前記装置識別情報が前記ユーザ情報記憶手段に記憶されていると判定された場合には、前記表示装置に前記開錠信号を送信する送信手段とを備えている。
また、本発明は、時期に応じて異なるとともに自装置に固有の認証情報を生成する生成手段と、生成された認証情報に所定の通信アドレスを付加し、これらの認証情報及び通信アドレスを表す画像を表示する表示手段とを備えた表示装置を提供する。
また、本発明は、表示装置が、自装置に割り当てられた装置識別情報を含み、時期に応じて異なる認証情報を表す画像を表示するステップと、移動通信端末が、前記表示装置によって表示された画像を読み取り、読み取った画像から得た認証情報と自端末に割り当てられた端末識別情報とを移動通信網を介して管理装置に送信するステップと、前記管理装置が、前記移動通信端末から受信した前記認証情報が有効期間内か否かを判定するステップと、前記管理装置において、前記認証情報が有効期間内と判定された場合、受信した認証情報に含まれている前記装置識別情報と、受信した前記端末識別情報とを対応付けて記憶するステップと、前記管理装置が、情報の出力を指示するための操作を受け付けるステップと、前記管理装置が、前記操作に応じて、記憶されている前記装置識別情報と前記端末識別情報とを、前記移動通信端末を所持するユーザが前記表示装置の設置されていた場所に所在していた事実を証明する所在証明として出力するステップとを具備する所在証明方法を提供する。
以下では、まず本発明の第1実施形態として、ユーザ(学校の生徒)の所在を証明することにより授業への出欠状況を確認する場合の例について説明する。次に、第2実施形態として、所在の証明がなされたユーザに対してある種の動作許可を与える場合について説明する。具体的には、錠の開錠許可を与えることにより開錠を行う例である。
(1)第1実施形態
(1−1)構成
図1は、本発明の第1実施形態に係るシステム全体の構成を示すブロック図である。図1において、移動通信網10は、基地局や交換局などの各種の通信ノードと、これら通信ノードを相互に接続する通信線によって構成されている。この移動通信網10は図示せぬゲートウェイ装置を介してインターネット50に接続されている。移動通信端末20は、ユーザ(学校の生徒)によって所持されるユーザ端末であり、例えば携帯電話機やPHS(Personal Handy-phone System:登録商標)端末である。この移動通信端末20は、CPU(Central Processing Unit)やメモリによって構成された制御部と、移動通信網10経由で通信を行う無線通信部と、液晶ディスプレイ等の表示部と、複数のキー等からなる操作部のほか(いずれも図示略)、小型のデジタルカメラ21を備えている。制御部のメモリには、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)に従ってWWW(World Wide Web)から取得したHTML(Hypertext Markup Language)データに基づいて対話画面を表示部に表示するためのブラウザプログラムや、デジタルカメラ21によって撮像した画像の内容を解析するための画像処理プログラムが記憶されている。なお、図1では、図面が煩雑になるのを防ぐため、移動通信端末を1つしか図示していないが、実際には生徒の数だけ存在する。
学校Aには、生徒が出席すべき施設である教室a,b,cがあり、各々の教室の出入り口付近にはコード表示装置30a,30b,30cが設けられている。このコード表示装置30a,30b,30cは、それぞれ自装置に固有であり、かつ、日時によって異なる内容のコード画像を表示する機能を備えている。このコード画像は、例えばQRコード、PDF417、DataMatrix、Maxi Codeなどの2次元コードを表す画像であってもよいし、1次元のコード(いわゆるバーコード)を表す画像であってもよい。本実施形態では2次元コードを用いた例について説明する。コード表示装置30a,30b,30cによって表示される2次元コードは有効期間が設定されており、本実施形態では、“2次元コードが生成された日時から5分間”をその2次元コードの有効期間とする。
学校Aに設置されたコード表示装置30a,30b,30cは、ルータ等の通信ノード40を介してインターネット50に接続されている。同様に、学校Bに設置されたコード表示装置群(図示せず)も通信ノードを介してインターネット50に接続されている。インターネット50には、生徒の出欠状況を管理するための出欠管理装置60が接続されている。出欠管理装置60は、移動通信端末20から移動通信網10及びインターネット50経由で収集した情報に基づいて出欠状況を判断し、その状況を表す出欠情報を蓄積する。この出欠情報は、生徒の所在証明として出欠管理装置60から出力され、学校A,Bの運営管理者によって利用される。
次に、図2に示すブロック図を参照しながら、コード表示装置30aの構成について説明する。制御部31aは、例えばCPUなどであり、記憶部33aに記憶されているコンピュータプログラムを読み出して実行することにより、コード表示装置30aの各部を制御する。通信部32aは、通信ノード40に接続するための接続インタフェースや通信制御回路を備えている。制御部31aは、通信部32aを用いてインターネット50経由で出欠管理装置60と通信を行い、例えば計時部36aと管理装置側の計時部との間の計時日時の同期をとるなどの処理を行う。
記憶部33aには、2次元コード画像を表示部34aに表示するための手順が記述されたコード表示プログラムが記憶されている。この2次元コード画像には認証情報が埋め込まれている。認証情報は、コード表示装置30aに予め割り当てられた表示装置IDと、操作者が任意に指定し得るアクセスコードと、計時部36aによって計時される日時とに基づいて制御部31aによって生成される。このため、記憶部33aには上記の表示装置IDとアクセスコードが予め記憶されている。表示装置IDは、例えばコード表示装置30aの製造番号などの書換不能な識別情報である。アクセスコードは操作部35aにおける入力操作により書換可能な識別情報である。アクセスコードを書き換えることができる者は、例えば学校Aの管理運営者である。
以上がコード表示装置30aの構成である。コード表示装置30b,30cの構成は上記と同様の構成であるため、その説明を省略する。
次に、図3に示すブロック図を参照しながら、出欠管理装置60の構成について説明する。制御部61は、例えばCPUなどの演算装置や、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などの各種メモリを備えている。制御部61の演算装置は、これらのメモリや不揮発性記憶部63に記憶されているコンピュータプログラムを読み出して実行することにより、出欠管理装置60の各部を制御する。通信部62は、インターネット50に接続するための接続インタフェースや通信制御回路を備えている。制御部61は、通信部62を用いてコード表示装置30a,30b,30cと通信を行い、上述したような計時日時の同期をとるほか、コード表示装置30a,30b,30cが正常に動作しているか否かなどの確認(生存確認)を行う。
不揮発性記憶部63は、例えばハードディスクなどの大容量の記憶装置である。この不揮発性記憶部63には、WWWサーバとして機能するためのWWWサーバプログラム群が記憶されている。このWWWサーバプログラム群には、生徒の出欠状況を管理するための手順が記述されたCGI(Common Gateway Interface)である出欠管理プログラムが含まれている。また、この不揮発性記憶部63には、装置識別情報格納領域と、ユーザ情報格納領域と、出欠情報格納領域とが設けられている。装置識別情報格納領域には、全てのコード表示装置の表示装置IDとアクセスコードとが対応付けられて予め記憶されている。装置識別情報格納領域には、各々の生徒と、その生徒が出席すべき教室との対応関係が予め記憶されている。出欠情報格納領域は、各々の生徒の出欠状況を表した出欠情報が記憶される領域である。
ここで、不揮発性記憶部63に記憶されている情報について具体的に説明する。
図4は、装置識別情報格納領域に記憶された情報の一例を示す図である。図4では、例えば学校Aの教室aに設置されたコード表示装置30aの表示装置IDが「A0001」であり、アクセスコードが「Hujkmkg798」であることが示されている。前述したように、表示装置IDはコード表示装置において書換不能な識別情報である。よって、出欠管理装置60に予め記憶されると、それ以後、変更されることはない。一方、アクセスコードは、コード表示装置において操作者により書換可能な識別情報である。よって、上述したアクセスコード「Hujkmkg798」がコード表示装置30aにおいて新たに書き換えられると、書換後のアクセスコードがコード表示装置30aから出欠管理装置60に送信され、これに応じて、不揮発性記憶部63におけるアクセスコードも書き換えられるようになっている。これらの表示装置IDとアクセスコードは、制御部61が移動通信端末20から送信されてくる認証情報の正当性を判定するために利用される。
次に図5は、ユーザ情報格納領域に記憶された情報の一例を示す図である。図5に示すように、ユーザ情報格納領域には、コード表示装置の表示装置IDと、複数の移動通信端末の端末ID(電話番号)とが対応付けられて記憶されている。図5に示す例では、例えば端末ID「090−1111−1111」、「090−1111−1112」、「090−1111−1113」、「090−1111−1114」・・・「090−1111−1120」の移動通信端末を所持する生徒は、表示装置ID「A0001」のコード表示装置30aが設置されている教室(授業)に出席すべきであることを意味している。これらの表示装置IDや端末IDは、学校A,Bの運営管理者からの事前の届け出により、このユーザ情報格納領域に記憶される。
次に図6は、出欠情報格納領域に記憶された情報の一例を示す図である。図6には、例えば端末ID「090−1111−1111」の移動通信端末を所持する生徒が、表示装置ID「A0001」のコード表示装置が設置された教室の10月1日の10:30〜12:00の授業に対し、「10:15」に出席したことを意味している。また、例えば端末ID「090−1111−1112」の移動通信端末を所持する生徒は上記授業に欠席したことを意味している。また、例えば端末ID「090−1111−1113」の移動通信端末を所持する生徒は上記授業に「10:35」に出席したが、授業開始時刻10:30以降であったために、遅刻扱いになっていることを意味している。図6に示した出欠情報のうち、出席を意味する情報を「出席情報」と呼び、欠席を意味する情報を「欠席情報」と呼び、遅刻を意味する情報を「遅刻情報」と呼ぶ。
(1−2)動作
次に、第1実施形態の動作について説明する。以下では動作の一例として、移動通信端末20(端末ID「090−1111−1111」)を所持する生徒が、10月1日の10:30〜12:00に予定されている学校Aの教室aでの授業に出席する場合について説明する。なお、学校Aの教室aに設置されているコード表示装置30aの表示装置IDを「A0001」とし、アクセスコードを「Hujkmkg798」とする。
図7は、システム全体の動作の流れを表すシーケンス図である。図7において、まず、コード表示装置30aは電源が投入されると、2次元コード画像を表示する(処理S1)。
この2次元コード表示処理について、図8を参照しながら詳細に説明する。コード表示装置30aの制御部31aは、表示装置ID、アクセスコード及び現在日時に基づいて認証情報を生成する(ステップS11)。具体的には、制御部31aは、記憶部33aに記憶されている表示装置ID「A0001」及びアクセスコード「Hujkmkg798」を読み出すと共に、計時部36aによって計測されている日時(ここでは「2004/10/01の10時15分32秒」とする)を取得する。この動作例では、制御部31aは、1分単位で異なる認証情報を生成するものとし、まず、現在日時の「2004/10/01 10:15:32」の秒以下を切り捨てて残りを並べた「200410011015」という文字列を得る。次いで、制御部31aは、この文字列を、表示装置ID「A0001」とアクセスコード「Hujkmkg798」とを続けて並べた文字列に付加して、「A0001_Hujkmkg798_200410011015」という文字列を認証情報として得る。
次に、制御部31aは、生成した認証情報を暗号化する(ステップS12)。暗号化方法としては任意のものを利用し得るが、ここでは簡単に説明するために、制御部31aは、上述した認証情報である文字列の前後を逆にすることで暗号化するものとする。つまり、制御部31aは、「A0001_Hujkmkg798_200410011015」の前後を逆にして、「510110014002_897gkmkjuH_1000A」という文字列を得る。
次に、制御部31aは、暗号化された認証情報をHTTPのGETメソッドにCGIパラメータとして挿入することで、リクエストラインを生成する(ステップS13)。具体的には、制御部31aは、「http://xxx.xxx.xxx.xxx/cgi-bin/key-auth?510110014002_897gkmkjuH_1000A」というリクエストラインを生成する。なお、「xxx.xxx.xxx.xxx」は、出欠管理装置60に割り当てられたURL(Uniform Resource Locator)である。そして制御部31aは、上記リクエストラインを表す2次元コードを生成し(ステップS14)、その2次元コードを表した画像を表示部34aに表示する(ステップS15)。
この後、制御部31aは計時部36aによって計測されている日時を参照し、2次元コード画像の更新タイミングが到来したら(ステップS16;Yes)、上記と同様の処理を行って認証情報を更新し、新たな2次元コード画像を表示部34aに表示する。この動作例では更新タイミングを1分おきと想定しているから、2004/10/01の10時16分00秒が到来したら、新たな2次元コード画像がコード表示装置30aによって表示されることになる。
以上が2次元コード画像の表示処理である。
再び、図7に戻り、生徒は移動通信端末20のデジタルカメラ21をコード表示装置30aの表示部34aに近づけた状態で撮像処理を指示する操作を行う。この操作に応じて、移動通信端末20は、コード表示装置30aに表示された2次元コード画像を撮像することで、これを読み取る(処理S2)。移動通信端末20の制御部は、読み取った2次元コード画像の内容を解析し、その内容がHTTPのリクエストラインであると判断すると、ブラウザプログラムを起動して、読み取ったリクエストライン(「http://xxx.xxx.xxx.xxx/cgi-bin/key-auth?510110014002_897gkmkjuH_1000A」)を移動通信網10経由でインターネット50に送信する(処理S3)。このHTTPのリクエストラインには、移動通信網10のゲートウェイ装置などにより、移動通信端末20の端末ID(電話番号)が付加される。
出欠管理装置60は、移動通信端末20から移動通信網10及びインターネット50を介して送信されてくるリクエストラインと端末IDとを受信すると、図9に示すような出欠情報格納処理を実行する(処理S4)。図9において、まず、制御部61は、HTTPのリクエストライン「http://xxx.xxx.xxx.xxx/cgi-bin/key-auth?510110014002_897gkmkjuH_1000A」を受信すると(ステップS21;Yes)、CGIである出欠管理プログラムを実行し、そのリクエストラインに含まれているCGIパラメータ「510110014002_897gkmkjuH_1000A」を復号する(ステップS22)。すなわち、制御部61は、CGIパラメータである文字列の前後を逆にして、「A0001_Hujkmkg798_200410011015」という文字列を得る。
制御部61は、上記のようなフォーマットの文字列を得ることができると、正しく復号できたと判断し(ステップS23;Yes)、その文字列(認証情報)の正当性を判定する。つまり、制御部61は、認証情報に含まれる表示装置ID「A0001」及びアクセスコード「Hujkmkg798」を、不揮発性記憶部63の装置識別情報格納領域に記憶されている内容と照合するとともに、その認証情報が有効期間内か否か(生成日時から5分以内か否か)を判定する。制御部61は、この照合により、認証情報に含まれる表示装置ID及びアクセスコードが装置識別情報格納領域に記憶されている内容と一致し、かつ、有効期間内であることを確認できれば、認証情報は正当であると判断する(ステップS24;Yes)。
次に、制御部61は、認証情報に含まれていた文字列「200410011015」から「2004/10/01 10:15」という日時を得て、これを授業の開始・終了日時である「2004/10/01 10:30〜12:00」と比較する。この比較により、授業の開始時刻以前と判断されるので(ステップS25;a)、制御部61は、上記の表示装置ID「A0001」、アクセスコード「Hujkmkg798」、日時「2004/10/01 10:15」と、端末ID「090−1111−1111」とに基づいて、図6の表の最上段に示すような出席情報を出欠情報格納領域に記憶する(ステップS26)。
また、ステップS25における比較の結果、授業の開始時刻後で終了時刻以前と判断されると(ステップS25;b)、制御部61は、図6の表の上から3段目に示すような遅刻情報を出欠情報格納領域に記憶する(ステップS27)。また、ステップS25の比較の結果、授業の終了時刻後と判断されると(ステップS25;c)、制御部61は、図6の表の上から2段目に示すような欠席情報を出欠情報格納領域に記憶する(ステップS28)。
なお、ステップS23またはステップS24において否定的な判定結果になれば、制御部61は異常と判定し、エラー通知を移動通信端末20に送信してから(ステップS29)、処理を終了する。
上記の出欠情報格納処理を終えると、再び図7において、出欠管理装置60は、移動通信端末20に対し、出席の記録をした旨のメッセージを表すHTMLデータを送信する(処理S5)。移動通信端末20はこれを受信すると、上記メッセージを表示部に表示する。これによって生徒は出席の記録が確実になされたことを確認することができる。
また、制御部61は、図10に示すように、授業の終了時刻が到来すると(ステップS31;Yes)、ユーザ情報格納領域を参照して、その授業に出席すべき生徒の移動通信端末の端末IDのうち、認証情報を未だ送信してきていない移動通信端末の端末IDをサーチする(ステップS32)。そして、制御部61は、サーチの結果、抽出された端末IDに基づいて欠席情報を出欠情報格納領域に記憶する(ステップS33)。
この後、図7において、出欠管理装置60は、操作者の指示に応じて出力部64から出欠情報を出力する(処理S6)。具体的には、出力部64がプリンタであるの場合には記録紙に出欠情報を印字する。また、出力部64が表示装置である場合には、出欠情報を表示する。また、出力部64がフロッピー(登録商標)ディスクなどの記録媒体への書込装置である場合には、その記録媒体に出欠情報を書き込む。このようにして出力された結果を参照すれば、生徒の出欠状況を確認することができる。
以上説明したように、第1実施形態では、コード表示装置30aにその装置に固有で且つ時期に応じて異なる内容の2次元コード画像(認証情報)を表示し、移動通信端末20がこれを読み取って出欠管理装置60に送信することで、出席の旨を届け出るようにしている。従って、生徒はコード表示装置30aが設置された場所(つまり教室a)に赴き、かつ、自身の移動通信端末20を用いて2次元コード画像(認証情報)を読み取らせなければならない。これにより、出席・欠席の別を表す出欠情報を、移動通信端末20を所持する生徒の所在証明として利用することができる。
さらに、2次元コード画像(認証情報)には有効期間があり、移動通信端末20から送信されてきた2次元コード画像(認証情報)が有効期間内である場合に、出欠管理装置60は表示装置ID及び端末ID(電話番号)を対応付けて記憶する。有効期間内にこのような記憶処理を終えるためには、移動通信端末20がコード表示装置30aから2次元コード画像(認証情報)を読み取ってから直ちに出欠管理装置60に送信しなければならない。これによって、例えば前日に撮像した2次元コード画像を用いて、今日の授業に出席したかのように見せかけるなどの不正行為を防止することが可能となる。
(2)第2実施形態
(2−1)構成
図11は、本発明の第2実施形態に係るシステム全体の構成を示すブロック図である。図11に示すシステムが第1実施形態と異なる点は、教室a,b,cに代わる設備a,b,cに扉1a,1b,1cが設けられているところと、コード表示装置130a,130b,130cは第1実施形態のコード表示装置30a,30b,30cの構成(図2)に加えて、それぞれ扉1a,1b,1cの錠を開錠する錠開閉機構131a,131b,131cを備えているところと、出欠管理装置60に代わる錠開閉管理装置160が錠の開閉管理を司る装置であるところである。また、移動通信端末20を所持するユーザは、第1実施形態で想定していたような生徒ではなく、設備a,b,cの扉を開け、その設備内に入って各種作業を行う作業者である。
次に、図12に示すブロック図を参照しながら、錠開閉管理装置160の構成について説明する。図12の錠開閉管理装置160が図3の出欠管理装置60と異なる点は、不揮発性記憶部163に記憶されている内容である。つまり、CGIとして錠開閉管理プログラムが記憶されている点と、出欠情報格納領域に代えて開錠履歴情報格納領域が設けられている点と、ユーザ情報格納領域に記憶されている情報が意味する内容が第1実施形態とは相違する点である。
ユーザ情報格納領域には、各々の設備に設置されているコード表示装置の表示装置IDと、その錠を開錠することが許可されている作業者の移動通信端末の端末IDとが対応付けられて記憶されている。前述の図5を用いて説明すると、端末ID「090−1111−1111」、「090−1111−1112」、「090−1111−1113」、「090−1111−1114」・・・「090−1111−1120」の移動通信端末を所持する作業者は、表示装置ID「A0001」が割り当てられたコード表示装置130aが設置されている設備aを開錠することが許可されている、ということになる。なお、開錠処理には教室での授業のような時間割という概念が存在しないので、図5に示した授業の開始・終了時刻というフィールドはない。これらの表示装置IDや端末IDは、施設の運営管理者からの事前の届け出により、このユーザ情報格納領域に記憶されることになる。
次に図13は、開錠履歴情報格納領域に記憶された情報の一例を示す図である。図13に示す例では、例えば端末ID「090−1111−1111」の移動通信端末を所持する作業者が、10月1日10時15分に装置ID「A0001」のコード表示装置が設置されている設備の錠を開錠した、という事実が記録されている。これらの開錠履歴情報は出力部164から出力されるので、その出力結果をもってすれば、移動通信端末を所持した作業者が設備に居たことの証明となる。
(2−2)動作
次に第2実施形態の一動作例として、移動通信端末20(端末ID「090−1111−1111」)を所持する作業者が設備aの錠を開錠する場合について説明する。
図14は、システム全体の動作の流れを表すシーケンス図である。図14において、コード表示装置130aは電源が投入されると、2次元コード画像を表示する(処理S101)。この2次元コード表示処理については図8を用いて説明したとおりである。次いで、作業者は移動通信端末20のデジタルカメラ21をコード表示装置130aの表示部に近づけた状態で撮像を指示する操作を行う。この操作に応じて、移動通信端末20は、コード表示装置130aに表示された2次元コード画像を撮像することで、これを読み取る(処理S102)。
移動通信端末20の制御部は、読み取った2次元コード画像の内容を解析し、その内容がHTTPのリクエストラインであると判断すると、ブラウザプログラムを起動してそのリクエストラインを錠開閉管理装置160に送信する(処理S103)。このHTTPのリクエストラインには、第1実施形態と同様に、移動通信網10のゲートウェイ装置により移動通信端末20の端末ID(電話番号)が付加される。
錠開閉管理装置160の制御部161は、移動通信端末20から送信されてくるリクエストラインを受信すると、図15に示すような認証処理を実行する(処理S104)。まず、制御部161は、HTTPのリクエストラインを受信すると(図15のステップS121;Yes)、CGI(錠開閉管理プログラム)を実行し、そのリクエストラインに含まれているCGIパラメータ(認証情報)を復号する(ステップS122)。すなわち、CGIパラメータである文字列の前後を逆にする。
制御部161は、所定のフォーマットの文字列を得ることができると、正しく復号できたと判断し(ステップS123;Yes)、次に、認証情報の正当性を判定する(ステップS124)。つまり、制御部161は、認証情報に含まれる表示装置ID及びアクセスコードが、不揮発性記憶部163の装置識別情報格納領域に記憶されている内容と照合するとともに、その認証情報が有効期間内か否か(生成日時から1分以内か否か)を判定する。制御部161は、この照合により、認証情報に含まれる表示装置ID及びアクセスコードが不揮発性記憶部163の装置識別情報格納領域に記憶されている内容と一致し、かつ、有効期間内であることが確認できれば、認証情報は正当であると判断する(ステップS124;Yes)。
そして、制御部161は、表示装置ID、現在日時及び端末IDを開錠履歴情報として錠開錠履歴情報格納領域に記憶する(ステップS125)。なお、ステップS123またはステップS124において否定的な判定になれば、制御部161は異常と判定し(ステップS126)、その旨を移動通信端末に通知するなどしてから処理を終了する。
再び図14に戻り、錠開閉管理装置160は、コード表示装置130aに対し、開錠を指示する開錠信号を送信する(処理S105)。コード表示装置130aはこれを受信すると扉の錠を開錠する。これによって作業者は設備aの中に入ることができる。
この後、錠開閉管理装置160は、操作者の指示に応じて錠開錠履歴情報を出力する(処理S106)。具体的には、第1実施形態と同様に、記録紙に錠開錠履歴情報を印字したり、表示装置に錠開錠履歴情報を表示したり、或いは、フロッピーディスク等の記録媒体に錠開錠履歴情報を書き込んだりして出力することになる。
以上説明したように、第2実施形態では、コード表示装置130aにその装置に固有で且つ日時によって異なる内容のコード画像を表示し、移動通信端末20がこれを読み取って錠開閉管理装置160に送信することで開錠を要求しなければならない。従って、作業者はコード表示装置130aが設置された設備の場所に赴き、かつ、自身の移動通信端末20を用いて2次元コードを読み取らせる必要がある。そして、錠開閉管理装置160は、コード表示装置130aの表示装置IDと移動通信端末20の端末IDと日時とを対応付けて記憶することで、その作業者が実際にコード表示装置130aの設置場所にいたことを証明することができる。更に、錠開閉管理装置160は、この所在証明に基づいてコード表示装置130aに開錠信号を送信することで、作業者に開錠という動作許可を与えることができる。
(3)変形例
本発明は上述した実施形態に限定されず、次のような変形が可能である。
(3−1)変形例1
移動通信端末20は、携帯電話機やPHS端末以外にも、通信機能を有したPDA(Personal Digital Assistants)や、本システムに専用の装置であってもよい。そして、これら移動通信端末の端末IDは、電話番号に限らず、IMSI(International Mobile Subscriber Identity)やTMSI(Temporary Mobile Subscriber Identity)であってもよい。特に電話機以外の移動通信端末を利用する場合には、その移動通信端末が実装しているソフトウェアやハードウェアに割り当てられたシリアルナンバーないし製造番号などを端末IDとして利用すればよい。
また、出欠管理装置や錠開閉管理装置は、実施形態で述べたように単体の装置によって構成される必要はなく、複数の装置群によって構成されていてもよい。
(3−2)変形例2
本発明は、実施形態のような学校などの施設や、錠を有する設備に適用する場合に限らない。例えば駅、交番、各種の公共施設や建造物などの、システム設計者が必要と判断する場所であればどこにでもコード表示装置を設置し、その場所における所在を証明するための利用すればよい。例えば、駅にコード表示装置を設置しておけば、会社員が出張した場所の最寄りの駅に居たことを証明することも可能である。また、例えばオリエンテーリングのように、所定の場所を巡るのに要した時間を競うようなゲームにも本発明を適用することができる。具体的には、参加者に移動通信端末を持たせると共に、各参加者が巡るべき場所にコード表示装置を設置しておけば、実施形態で述べたのと同様の仕組みでそれぞれの場所を確実に巡ったことを証明することができる。
(3−3)変形例3
なお、第1実施形態では、授業への出席時の処理だけについて説明したが、授業からの退席時に同様の処理を行ってもよい。同じように、第2実施形態においても、開錠時だけではなく施錠時も所在証明の対象としてもよい。
(3−4)変形例4
第1実施形態および第2実施形態において、コード表示装置は更新時期が到来するたびに自動で2次元コード画像を更新するようになっていたが、必ずしもこれに限らない。例えばユーザがコード表示装置の操作部を用いてコード画像を表示するように指示を与えたときに、コード表示装置が自装置に固有で且つその指示がなされた日時に応じた内容の2次元コード画像を表示するようにしてもよい。或いは、コード画像を表示するように指示が与えられたときに、コード表示装置が通信部を用いて出欠管理装置あるいは錠開閉管理装置に対して2次元コード画像の生成処理を依頼するメッセージを送信する。この依頼にに応じて、出欠管理装置あるいは錠開閉管理装置がそのコード表示装置に固有で且つその指示がなされた日時に応じた内容の2次元コード画像を生成する。このようにして生成された2次元コード画像は出欠管理装置あるいは錠開閉管理装置からコード表示装置に送信され、コード表示装置によって表示されることになる。
また、第2実施形態においては、コード表示装置は錠を開錠した後に2次元コード画像を消去するようにしてもよい。開錠するために必要な2次元コード画像が必要もないのに表示されているのはセキュリティ上好ましくないからである。
(3−5)変形例5
上述した移動通信端末、出欠管理装置、錠開閉管理装置及びコード表示装置において実行されるコンピュータプログラムは、磁気テープ、磁気ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、光記録媒体、光磁気記録媒体、CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、RAMなどの記録媒体に記録した状態で提供し得る。
本発明の第1実施形態に係るシステムの全体構成を示すブロック図である。 同実施形態におけるコード表示装置の構成を示すブロック図である。 同実施形態における出欠管理装置の構成を示すブロック図である。 同出欠管理装置の装置識別情報格納領域に記憶されている内容の一例を示す図である。 同出欠管理装置のユーザ識別情報格納領域に記憶されている内容の一例を示す図である。 同出欠管理装置の出欠情報格納領域に記憶されている内容の一例を示す図である。 同実施形態のシステム全体の動作例を表すシーケンス図である。 同実施形態におけるコード表示装置の2次元コード表示処理を示すフローチャートである。 同実施形態におけるコード表示装置の出欠情報格納処理を示すフローチャートである。 同実施形態におけるコード表示装置の欠席情報格納処理を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係るシステムの全体構成を示すブロック図である。 同実施形態における錠開閉管理装置の構成を示すブロック図である。 同錠開閉管理装置の錠開錠履歴情報格納領域に記憶されている内容の一例を示す図である。 同実施形態のシステム全体の動作例を表すシーケンス図である。 同実施形態における錠開閉管理装置の認証処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10・・・移動通信網、20・・・移動通信端末、21・・・デジタルカメラ、30a,30b,30c,130a,130b,130c・・・コード表示装置、50・・・インターネット、60・・・出欠管理装置、31a・・・制御部、32a・・・通信部、33a・・・記憶部、61・・・制御部、62・・・通信部、63・・・不揮発性記憶部、160・・・錠開閉管理装置。

Claims (10)

  1. 自装置に割り当てられた装置識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、当該装置識別情報を含む認証情報を時期に応じて異なる内容で生成する生成手段と、生成された前記認証情報を表す画像を表示する表示手段とを備えた表示装置と、
    移動通信網を介して通信を行う通信手段と、前記表示装置によって表示された画像を読み取る読取手段と、読み取った画像から得られる認証情報と自端末に割り当てられた端末識別情報とを前記通信手段を用いて送信する制御手段とを備えた移動通信端末と、
    前記移動通信端末と前記移動通信網を介して通信を行う通信手段と、前記通信手段によって受信された前記認証情報が有効期間内か否かを判定する判定手段と、前記認証情報が有効期間内と判定された場合、前記通信手段が受信した認証情報に含まれている前記装置識別情報と、前記通信手段が受信した前記端末識別情報とを対応付けて記憶する所在証明情報記憶手段と、前記所在証明情報記憶手段によって記憶されている情報を出力する出力手段とを備えた管理装置と
    を具備する所在証明システム。
  2. 前記表示装置は、前記移動通信端末を所持するユーザが出席すべき施設に設置されており、
    前記管理装置は、
    前記施設に出席すべきユーザが所持する前記移動通信端末の端末識別情報を記憶するユーザ情報記憶手段と、
    前記判定手段によって前記認証情報が有効期間内と判定された場合には、前記施設に出席したことが記録された旨のメッセージを前記通信手段によって前記移動通信端末に送信する通知手段とを備え、
    さらに、前記管理装置の所在証明情報記憶手段は、
    前記判定手段によって前記認証情報が有効期間内と判定された場合には、前記ユーザの前記施設への出席記録として前記装置識別情報及び前記端末識別情報を記憶する一方、前記ユーザ情報記憶手段によって記憶された端末識別情報が前記移動通信端末から送信されてこなかった場合には、前記ユーザの前記施設への欠席記録として当該端末識別情報を記憶する請求項1記載の所在証明システム。
  3. 前記表示装置は、
    前記管理装置と通信を行う通信手段と、
    前記通信手段によって前記管理装置から動作許可信号を受信すると、その動作許可信号によって指定された動作を実行する動作実行手段とを備え、
    前記管理装置は、
    前記表示装置に割り当てられた装置識別情報と、前記移動通信端末の端末識別情報とを対応付けて記憶したユーザ情報記憶手段と、
    前記受信手段が受信した前記端末識別情報と、前記受信手段が受信した前記認証情報から得られる前記装置識別情報とが、前記ユーザ情報記憶手段に対応付けて記憶されているか否かを判定するユーザ認証手段と、
    前記判定手段により前記認証情報が有効期間内と判定され、かつ、前記ユーザ認証手段により前記端末識別情報及び前記装置識別情報が前記ユーザ情報記憶手段に記憶されていると判定された場合には、前記表示装置に前記動作許可信号を送信する送信手段とを備えた請求項1記載の所在証明システム。
  4. 前記表示装置は、
    開閉扉を有する設備に設置されており、
    前記管理装置と通信を行う通信手段と、
    前記通信手段によって前記管理装置から開錠信号を受信すると、前記開閉扉に設けられた錠を開錠する開錠手段とを備え、
    前記管理装置は、
    前記表示装置に割り当てられた装置識別情報と、当該表示装置が設置された設備において開錠が許可されたユーザが所持する前記移動通信端末の端末識別情報とを対応付けて記憶したユーザ情報記憶手段と、
    前記受信手段が受信した前記端末識別情報と、前記受信手段が受信した前記認証情報から得られる前記装置識別情報とが、前記ユーザ情報記憶手段に対応付けて記憶されているか否かを判定するユーザ認証手段と、
    前記判定手段により前記認証情報が有効期間内と判定され、かつ、前記ユーザ認証手段により前記端末識別情報及び前記装置識別情報が前記ユーザ情報記憶手段に記憶されていると判定された場合には、前記表示装置に前記開錠信号を送信する送信手段とを備えた請求項1記載の所在証明システム。
  5. 移動通信端末と移動通信網を介して通信を行う通信手段と、
    前記通信手段が認証情報と当該移動通信端末に割り当てられた端末識別情報とを移動通信端末から受信すると、受信した認証情報が有効期間内か否かを判定する判定手段と、
    前記認証情報が有効期間内と判定された場合、前記通信手段が受信した前記認証情報に含まれている前記装置識別情報と、前記通信手段が受信した前記端末識別情報とを対応付けて記憶する所在証明情報記憶手段と、
    前記所在証明情報記憶手段によって記憶されている情報を出力する出力手段と
    を備えた管理装置。
  6. 前記施設に出席すべきユーザが所持する前記移動通信端末の端末識別情報を記憶するユーザ情報記憶手段と、
    前記判定手段によって前記認証情報が有効期間内と判定された場合には、前記施設への出席が記録された旨のメッセージを前記通信手段によって前記移動通信端末に送信する通知手段とを備え、
    前記所在証明情報記憶手段は、
    前記判定手段によって前記認証情報が有効期間内と判定された場合には、前記ユーザの前記施設への出席記録として前記装置識別情報及び前記端末識別情報を記憶する一方、前記ユーザ情報記憶手段によって記憶された端末識別情報が前記移動通信端末から送信されてこなかった場合には、前記ユーザの前記施設への欠席記録として当該端末識別情報を記憶する請求項5記載の管理装置。
  7. 前記表示装置に割り当てられた装置識別情報と、前記移動通信端末の端末識別情報とを対応付けて記憶したユーザ情報記憶手段と、
    前記受信手段が受信した前記端末識別情報と、前記受信手段が受信した前記認証情報から得られる前記装置識別情報とが、前記ユーザ情報記憶手段に対応付けて記憶されているか否かを判定するユーザ認証手段と、
    前記判定手段により前記認証情報が有効期間内と判定され、かつ、前記ユーザ認証手段により前記端末識別情報及び前記装置識別情報が前記ユーザ情報記憶手段に記憶されていると判定された場合には、前記表示装置に対して動作を実行することを指示する動作許可信号を送信する送信手段と
    備えた請求項5記載の管理装置。
  8. 前記表示装置に割り当てられた装置識別情報と、当該表示装置が設置された設備において開錠が許可されたユーザが所持する前記移動通信端末の端末識別情報とを対応付けて記憶したユーザ情報記憶手段と、
    前記受信手段が受信した前記端末識別情報と、前記受信手段が受信した前記認証情報から得られる前記装置識別情報とが前記ユーザ情報記憶手段に対応付けて記憶されているか否かを判定するユーザ認証手段と、
    前記判定手段により前記認証情報が有効期間内と判定され、かつ、前記ユーザ認証手段により前記端末識別情報及び前記装置識別情報が前記ユーザ情報記憶手段に記憶されていると判定された場合には、前記表示装置に開錠を指示する開錠信号を送信する送信手段と
    備えた請求項5記載の管理装置。
  9. 時期に応じて異なるとともに自装置に固有の認証情報を生成する生成手段と、
    生成された認証情報に所定の通信アドレスを付加し、これらの認証情報及び通信アドレスを表す画像を表示する表示手段と
    を備えた表示装置。
  10. 表示装置が、自装置に割り当てられた装置識別情報を含み、時期に応じて異なる認証情報を表す画像を表示するステップと、
    移動通信端末が、前記表示装置によって表示された画像を読み取り、読み取った画像から得た認証情報と自端末に割り当てられた端末識別情報とを移動通信網を介して管理装置に送信するステップと、
    前記管理装置が、前記移動通信端末から受信した前記認証情報が有効期間内か否かを判定するステップと、
    前記管理装置において、前記認証情報が有効期間内と判定された場合、受信した認証情報に含まれている前記装置識別情報と、受信した前記端末識別情報とを対応付けて記憶するステップと、
    前記管理装置が、情報の出力を指示するための操作を受け付けるステップと、
    前記管理装置が、前記操作に応じて、記憶されている前記装置識別情報と前記端末識別情報とを、前記移動通信端末を所持するユーザが前記表示装置の設置されていた場所に所在していた事実を証明する所在証明として出力するステップと
    を具備する所在証明方法。
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