JP2006227778A - 料金収受サーバ、料金収受端末、および料金収受システム - Google Patents

料金収受サーバ、料金収受端末、および料金収受システム Download PDF

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Abstract

【課題】不正情報等の特定情報の配信に要する時間の短縮を図った料金収受システムを提供する。
【解決手段】第1の端末から送信される特定情報を第1の端末の上位に位置する第1のサーバで受信し、この特定情報を上位および下位の双方に送信する。第1のサーバの上位に位置する第2のサーバおよび第1のサーバの下位に位置する第2の端末がそれぞれ、送信された特定情報に基づき自己のテーブルを更新する。
【選択図】図1

Description

本発明は、料金収受サーバ、料金収受端末、および料金収受システムに関する。
通行券、ETC(Electronic Toll Collection)等によって、有料道路の通行料金等を収受する料金収受システムが用いられている。
料金収受システムでは、不正情報等種々の情報が最上位のサーバに登録され、最下位の端末に通知される。例えば、料金支払い処理が適切に行われなかったとき、管理センタのネガティブリストに登録して、次回の料金徴収時に未払い分を併せて徴収する技術が公開されている(特許文献1参照)。
特開平10−162185号公報
不正に関わった車両の通行を確実に禁止するために、全ての端末に無効情報(例えば、無効車載器のID、無効ICカードのID、無効車両番号)等の不正情報を通知することが好ましい。
ここで、料金所で確認された不正情報が最上位サーバに登録されて各端末に通知されるには、不正の発覚から相応の時間を要する。
しかしながら、不正情報が各端末に通知されるまでは、その不正情報に対応する車両を取り締まることができない。このため、不正情報の配信に要する時間の短縮が望まれる。
上記に鑑み、本発明は不正情報等の特定情報の配信に要する時間の短縮を図った料金収受サーバ、料金収受端末、および料金収受システムを提供することを目的とする。
本発明の1態様に係る料金収受サーバは、上位の装置および複数の下位の装置と通信可能に接続され、道路の通行料金の収受に用いられる料金収受サーバであって、所定の種別の特定情報と配信範囲とを含む配信情報を前記複数の下位の装置のいずれかから受信する受信部と、前記受信される配信情報に含まれる配信範囲に基づき、前記上位の装置および前記配信範囲に含まれる下位の装置に前記配信情報を送信する送信部と、を具備することを特徴とする。
本発明の1態様に係る料金収受端末は、上位の料金収受サーバと通信可能に接続され、道路の通行料金の収受に用いられる料金収受端末であって、所定の種別の特定情報を表すテーブルを記憶するテーブル記憶部と、前記所定の種別の特定情報を検出または入力する特定情報検出・入力部と、前記検出または入力された特定情報を含む配信情報を送信する配信情報送信部と、前記所定の種別の特定情報を含む配信情報を受信する配信情報受信部と、前記受信された配信情報に基づき、前記テーブルを更新するテーブル更新部と、前記受信された配信情報を保管する配信情報保管部と、を具備することを特徴とする。
本発明の1態様に係る料金収受システムは、所定の種別の特定情報を送信する送信部を有する第1の端末と、前記第1の端末の上位に位置し、前記送信された特定情報を受信する受信部と、前記受信された特定情報を上位および下位の双方に送信する送信部とを有する第1のサーバと、前記第1のサーバの上位に位置し、前記所定の種別の特定情報を表すテーブル記憶するテーブル記憶部と、前記第1のサーバから送信された特定情報を受信する受信部と、前記受信された特定情報に基づき前記テーブルを更新するテーブル更新部と、を有する第2のサーバと、前記第1のサーバの下位に位置し、前記所定の種別の特定情報を表すテーブル記憶するテーブル記憶部と、前記第1のサーバから送信された特定情報を受信する受信部と、前記受信された特定情報に基づき前記テーブルを更新する更新部と、を有する第2の端末と、を具備することを特徴とする。
本発明によれば、不正情報等の特定情報の配信に要する時間の短縮を図った料金収受サーバ、料金収受端末、および料金収受システムを提供できる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る料金収受システム10を表すブロック図である。
料金収受システム10は、最上位サーバ11,管理局サーバ12(12(1)、12(2)、…),管理事務所サーバ13(13(1)、…),料金所サーバ14(14(1)、…),端末機器15(15(1)、…)を有する。
これら最上位サーバ11等はピラミッド型に配置された階層構造をなしている。即ち、一台の最上位サーバ11,管理局サーバ12,管理事務所サーバ13,料金所サーバ14の下位それぞれに、複数の管理局サーバ12,管理事務所サーバ13,料金所サーバ14、端末機器15が通信可能に接続される。端末機器15から送信された情報を最上位サーバ11で集中的に蓄積、管理し、最上位サーバ11に蓄積された情報を末端の端末機器15に配信することができる。
最上位サーバ11,管理局サーバ12,管理事務所サーバ13,料金所サーバ14はそれぞれ,料金収受システム10全体、各管理局、各管理事務所、各料金所をそれぞれ統括するサーバ・コンピュータである。
ここでいう「料金所」には、道路の入口、出口に設けられる入口料金所、出口料金所の他に、チェックバリア(検札所)をも含むものとする。「チェックバリア」とは、道路の途中に設けられ、車両の通行を確認(チェック)するためのものである。車両が通過する道路の入口、出口が同一であっても、途中の経路が異なれば距離が相違し、通行料金が異なってくる可能性がある。
端末機器15は、各料金所(チェックバリアを含む)に設置され、車両の確認、料金収受等を処理する。この処理内容は、端末機器15の種別によって異なる。端末機器15の種別には、ETC用端末(ETC収受機)、非ETC用端末((既設収受機)、通行券自動発行機が挙げられる。
端末機器15がETC用端末であれば、(1)ETC用車載器との無線通信、(2)ICカードの読取/書込、(3)車両番号の読み取りのいずれかまたは全てが行われる可能性がある。車載器との無線通信により、車両の確認(正確には、車載器の(ID)識別情報の確認)、料金収受が行われる。ETCによる料金収受が不調の場合には、ICカード等による料金収受が行われる。また、通行する車両の車両番号(ナンバプレート)がテレビカメラ等により読み取られる可能性がある。
端末機器15が非ETC用端末であれば、(1)ICカードの読取/書込、(2)車両番号の読み取りのいずれかまたは全てが行われる。
端末機器15が通行券自動発行機であれば、車両番号の読み取りが行われる可能性がある。
図2は、最上位サーバ11の内部構成の一例を表すブロック図である。
最上位サーバ11は、テーブル記憶部111,テーブル更新部112,テーブル配信指示部113,送受信部114を有する。
テーブル記憶部111は、不正情報を表す不正情報テーブル等を記憶する記憶装置、例えば、ハードディスクである。
テーブル更新部112は、端末機器15等から配信された不正情報等によってテーブル記憶部111に記憶されたテーブルを更新する。
テーブル配信指示部113は、テーブル記憶部111に記憶されたテーブルの情報の配信を指示する。
送受信部114は、管理局サーバ12と通信する。
図3は、管理局サーバ12の内部構成の一例を表すブロック図である。
管理局サーバ12は、配信先決定部121,送受信部122を有する。
配信先決定部121は、端末機器15から管理事務所サーバ13を経て配信された不正情報を配信する配信先を決定する。
送受信部122は、上位の最上位サーバ11および下位の管理事務所サーバ13と通信する。
管理事務所サーバ13,料金所サーバ14は、管理局サーバ12と実質的に同様の構成を有することから、詳細な説明を省略する。なお、管理局サーバ12,管理事務所サーバ13,料金所サーバ14を纏めて、中位サーバということとする。
図4は、端末機器15の内部構成の一例を表すブロック図である。
端末機器15は、不正情報検出部151,不正情報入力部152,不正情報配信部153、テーブル記憶部154,テーブル更新部155,送受信部156を有する。
不正情報検出部151は、不正情報を検出する。この不正情報の例として、無効な車載器のID(識別情報)、無効なICカードのID(識別情報)、無効な車両番号(識別情報)を挙げることができる。
不正情報の検出は、例えば、次のようになされる。
・テーブル記憶部154に記憶された不正情報テーブルに基づく、不正情報の検出
不正情報テーブルに表された不正情報(車載器のID、ICカードのID、車両番号)のいずれかと、読み取った車載器の不正情報のいずれかが一致し、不正情報テーブルに含まれない不正情報が新たに読み取られた場合が該当する。例えば、車載器のIDが不正情報テーブルに登録されているときに、この車両の車両番号が読み取られたとき、読み取った車両番号が新たに検出された不正情報である。
・強行突破の検出
料金所等を強行突破した車両に関し読み取られた車載器のID、ICカードのID、車両番号は新たに検出された不正情報である。
強行突破とは、料金所での通行が禁止された状態のときに車両が強引に通行することを意味する。料金所の遮断機が下がっている状態での車両の通行の検知により、強行突破を検出できる(例えば、重量センサを利用)。
以上、不正情報の検出の例を説明した。
不正情報入力部152は、係員が目視等で不正を確認したときに、不正情報を入力する入力手段、例えば、キーボード、マウスである。
例えば、2台の車両が近接して入場し、端末機器15では1台と誤認識されたときに、係員が車両番号等の不正情報を入力する。
不正情報配信部153は、検出あるいは入力された不正情報を配信する。このとき、不正情報は「端末配信情報」(他の端末機器15のテーブル記憶部154のテーブルへの登録が必要な情報)として配信される。なお、この詳細は後述する。
テーブル記憶部154は、不正情報を表す不正情報テーブル等を記憶する記憶装置、例えば、ハードディスクである。
テーブル更新部155は、料金所サーバ14等から配信された不正情報等によってテーブル記憶部154に記憶された不正情報テーブルを更新する。
送受信部156は、料金所サーバ14と通信する。
最上位サーバ11のテーブル記憶部111、端末機器15のテーブル記憶部154には、種々のテーブルが記憶される。
図5は、テーブル記憶部111、テーブル記憶部154に記憶される不正情報テーブルの一例を表す模式図である。
図5(A)〜(C)はそれぞれ、無効車載器IDテーブル、無効ICカードIDテーブル、無効車両番号テーブルを表している。即ち、本実施形態では、不正情報テーブルを無効車載器IDテーブル、無効ICカードIDテーブル、無効車両番号テーブルに区分して記憶している。
これらのテーブルそれぞれに、無効車載器ID、無効ICカードID、無効車両番号のリストが表される。なお、不正情報テーブルとして、これら3つのテーブルの2つあるいは1つのみを採用することも可能である。
ここで、これらのテーブル間で関連付けはなされていない。これに替えて、テーブル間を関連付けすることも可能である。例えば、無効車載器IDとこれを搭載する車両の車両番号とが対応することを表す情報を付加することができる。
また、これら3つのテーブルを統合して2つ、あるいは1つのテーブルとすることも可能である。
テーブル記憶部154は、端末配信情報を一時的(例えば、24時間)に保管する保管用テーブルを備えてもよい。最上位サーバ11から配信される更新用のテーブルが最新の端末配信情報を含まない場合に対応するためである。
図6は、「端末配信情報」の一例を表す模式図である。本図に示されるように、端末配信情報には、次の1)〜6)の情報が含まれる。
1)緊急配信の有無
配信の緊急性を有する不正情報等の特定情報を一般情報と区別するための情報である。不正行為等への対応には迅速を要することから、不正情報は配信の緊急性が高い。
2)情報の種別
配信される不正情報が無効車載器ID、無効ICカードID、車両番号のいずれに該当するかを表す情報である。配信される不正情報がどのテーブルに反映(追加)される情報かをも示すことになる。
3)情報の内容
無効車載器ID、無効ICカードID、車両番号である。
4)配信先料金所の番号の範囲
配信先の料金所を番号等で指定する。なお、その道路に関わる全ての料金所を配信範囲とすることも可能である。
番号に替えて、距離等で指定することも可能である。
ここで、料金テーブルを使用することで、距離で範囲を指定することが容易になる。料金テーブルとは、料金所と通行料金との対応関係を表すものである。その料金テーブルが備えられた料金所から他の料金所への距離に応じて通行料金が高額になる。これを利用して、通行料金を検索することで、料金所の範囲を指定できる。例えば、「1,000円以下の料金所」と指定して料金テーブルの料金を検索すれば、その料金所から同一距離内の料金所を割り出すことができる。
5)配信先料金所の種別の範囲
配信先の料金所が、入口料金所/出口料金所/事務所/チェックバリアのいずれに該当するかを表す情報である。複数、あるいは全ての種別を指定することも可能である。事務所は料金所に配置されているが、そこに配置される端末機器15が通常の料金所と異なることから、一般の料金所等と区別している。
この指定は、情報の種別等に応じて決めることが可能である。例えば、情報の種別と、配信先の料金所の種別とを対応させて表すテーブルをテーブル記憶部154に記憶させ、このテーブルを参照することで配信先料金所の種別を決定できる。
6)配信先端末機器の種別の範囲
配信先の端末機器15の種別が、ETC用端末(ETC車線サーバ)/非ETC用端末(既設収受機)/通行券自動発行機のいずれに該当するかを表す情報である。複数、あるいは全ての種別を指定することも可能である。
この指定は、情報の種別に応じて決めることが可能である。例えば、情報の種別と、配信先の端末機器15の種別とを対応させて表すテーブルをテーブル記憶部154に記憶させ、このテーブルを参照することで配信先の端末機器15の種別を決定できる。
具体的には、車載器IDはETC用端末のみに、ICカードIDはETC用端末、および非ETC用端末に、車両番号は全ての種別の端末機器15に配信することが考えられる。
(料金収受システム10の動作)
料金収受システム10での情報配信の流れを説明する。
料金収受システム10で配信される情報は、配信をそれほど急がない一般情報と、配信を急ぐ不正情報等の特定情報に区分される。不正情報は、端末機器15での無効判定などに使用することから、配信を急ぐ特定情報に区分される。
一般情報(緊急配信:不要)は、最上位サーバ11のテーブル記憶部111に蓄積された後、最上位サーバ11から、管理局サーバ12,管理事務所サーバ13,料金所サーバ14を経由して、端末機器15に配信される。
即ち、一般情報は最上位サーバ11に一旦蓄積されてから、他の端末機器15に配信されることから、その検知(あるいは入力)から端末機器15に配信されるまである程度の時間を要する。ある端末機器15で入力された一般情報が最上位サーバ11に到達するのに時間を要し、最上位サーバ11から他の端末機器15に到達するにも時間を要する。また、最上位サーバ11で情報の配信間隔が設定されていれば、その間隔も配信されるまでの時間に反映される。
一方、特定情報(緊急配信:必要)は、最上位サーバ11を経由せず配信されることで、他の端末機器15への配信が速やかになされる。即ち、ある端末機器15で検出(あるいは入力)された特定情報は、最上位サーバ11に到達する途中の中位サーバで配分され、他の端末機器15に配信される。
図7は、特定情報の一種である不正情報の配信手順の一例を表すフロー図である。
(1)端末機器15での不正情報の検出・入力(ステップS10)
既述のように不正情報は、不正情報検出部151での検出、あるいは不正情報入力部152での入力がなされる。
この検知、入力により、その端末機器15は、車載器のID、ICカードのID、車両番号等の不正情報を入手することになる。
(2)端末機器15から料金所サーバ14への端末配信情報の送信(ステップS20)
端末機器15は、料金所サーバ14に「端末配信情報」として不正情報を配信する。
図8は、ステップS20の処理の詳細例を表すフロー図である。1)緊急配信の有無、2)情報の種別、3)情報の内容、4)配信先料金所の番号の範囲、5)配信先料金所の種別の範囲、6)配信先端末機器の種別の範囲がセットされ(ステップS21〜S26)、「端末配信情報」が料金所サーバ14に送信される(ステップS27)。
(3)料金所サーバ14から管理事務所サーバ13および端末機器15への端末配信情報の送信(ステップS30)
図9は、ステップS30の処理の詳細例を表すフロー図である。
1)料金所サーバ14が「端末配信情報」を受信する(ステップS31)。
2)料金所サーバ14では、「端末配信情報」の料金所番号の範囲をチェックし、その管理事務所サーバ13の下位の料金所が含まれているか否かを判断する(ステップS32)。
3)含まれていれば、料金所の種別の範囲をチェックし、下位の料金所の種別がその範囲に該当するか否かを判断する(ステップS33)。
4)料金所の種別の範囲に該当すれば、端末機器15の種別の範囲をチェックし、その種別の端末機器15がその料金所サーバ14の下位に存在するか否かを判断する(ステップS34)。
5)該当する端末機器15が下位に存在すれば、その端末機器15に情報を転送する。(ステップS35)。
6)また、「端末配信情報」が下位の端末機器15から通知されたものであれば、上位の管理事務所サーバ13に転送(通知)する(ステップS36、S37)。なお、上位の管理事務所サーバ13から通知されたものであれば、管理事務所サーバ13に再度通知する必要はない。
図10は、料金所サーバ14から送信された「端末配信情報」を他の端末機器15が受信した場合の処理内容を表すフロー図である。
1)端末機器15が「端末配信情報」を受信する(ステップS71)。
このとき、他の端末機器15は「情報の種別」で指定された情報群を予め保持しているものとする。
2)端末配信情報に基づき、テーブル記憶部154に記憶されたテーブルを更新する(ステップS72)。即ち、その保持している「情報の種別」で指定された情報群に「情報の内容」にセットされた情報を追加する。
3)配信された情報が緊急配信情報(緊急配信:必要)であれば、配信された「端末配信情報」を保管テーブル等に保管する(ステップS73,S74)。
「端末配信情報」によるテーブルの更新後に、最上位サーバ11から更新用のテーブルの情報が配信される場合がある。このときに配信される更新用テーブルが、その配信のタイミングによっては、端末配信情報の内容が反映されていない可能性がある。その場合の回避策として、端末配信情報を、例えば、24時間程度保管しておき、配信されたテーブルに再度反映させるためである。
(4)管理事務所サーバ13から管理局サーバ12および料金所サーバ14への端末配信情報の送信(ステップS40)
図11は、ステップS40の処理の詳細例を表すフロー図である。
1)管理事務所サーバ13が「端末配信情報」を受信する(ステップS41)。
2)管理事務所サーバ13では、「端末配信情報」の料金所番号の範囲をチェックし、その管理事務所サーバ13の下位の料金所が含まれているか否かを判断する(ステップS42)。
3)含まれていれば、該当する料金所サーバ14に情報を転送する。(ステップS43)。
6)また、「端末配信情報」が下位の料金所サーバ14から通知されたものであれば、上位の管理事務所サーバ13に転送(通知)する(ステップS44,S45)。なお、上位の管理局サーバ12から通知されたものであれば、管理局サーバ12に再度通知する必要はない。
(5)管理局サーバから最上位サーバおよび管理事務所サーバへの端末配信情報の送信(ステップS50)
この処理は、ステップS40での処理と実質的に相違する訳ではないので詳細な説明を省略する。
(6)最上位サーバ11からの端末配信情報の送信(ステップS60)
図12は、ステップS60の処理の詳細例を表すフロー図である。
1)最上位サーバ11が「端末配信情報」を受信する(ステップS61)。
2)最上位サーバ11は、「端末配信情報」に基づき、テーブル記憶部111に記憶されたテーブルを更新する(ステップS62)。即ち、「情報の種別」で指定された情報群に「情報の内容」にセットされた情報を、次に配信する情報群に追加する。情報を一元管理するための処理である。
その後、更新されたテーブルが管理局サーバ12に例えば、定期的に送信される(ステップS63、S64)。
配信されたテーブルは、管理局サーバ12,管理事務所サーバ13,料金所サーバ14を経由して、端末機器15に配信される。
図13は、端末機器15が最上位サーバ11から配信されたテーブルを受信したときの処理の一例を表すフロー図である。
1)端末機器15がテーブルを受信する(ステップS81)。
2)端末機器15は、テーブル記憶部154に記憶されたテーブルを配信されたテーブルに置き換える(ステップS82)。
その後、保管テーブルを用いて置換されたテーブルが更新される(ステップS83)。この保管テーブルは、図10のステップS74において端末配信情報が保管されたテーブルである。この結果、最新の端末配信情報の内容が反映されていないテーブルに、保管された端末配信情報を反映させることができる。
(1)以上のように、上記実施形態では、階層構造の料金収受システム10において、最上位サーバを経由することなく情報を配信することで、情報配信に要する時間を短縮できる。これにより、不正を検知してから、その車両を次に使用停止(取り締まり)するまでの時間を短縮できる。
(2)情報を配信する地域を限定してもよい場合には、配信地域を限定してネットワークの負荷を軽減できる。例えば、神奈川県内に限定される情報であれば、他の県に配信する必要はない。また、鹿児島で不正車両を検知したからといって、その情報をすぐに青森に配信する必要はない。
この地域的な限定に既存の料金テーブルを用いることができ、所定の距離範囲内に位置する端末機器15にのみ情報を配信することができる。
(3)階層構造の料金収受システム10において、情報を一元管理ができる。
最上位サーバ11を経由せずに他の端末機器15に配信した情報でも最上位サーバ11で管理できる。
(その他の実施形態)
本発明の実施形態は上記の実施形態に限られず拡張、変更可能であり、拡張、変更した実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明の一実施形態に係る料金収受システムを表すブロック図である。 最上位サーバの内部構成の一例を表すブロック図である。 管理局サーバ12の内部構成の一例を表すブロック図である。 端末機器15の内部構成の一例を表すブロック図である。 最上位サーバおよび端末機器のテーブル記憶部に記憶される不正情報テーブルの一例を表す模式図である。 「端末配信情報」の一例を表す模式図である。 不正情報の配信手順の一例を表すフロー図である。 図7のステップS20の処理の詳細例を表すフロー図である。 図7のステップS30の処理の詳細例を表すフロー図である。 料金所サーバから送信された「端末配信情報」を他の端末機器が受信した場合の処理内容を表すフロー図である。 図7のステップS40の処理の詳細例を表すフロー図である。 図7のステップS60の処理の詳細例を表すフロー図である。 端末機器が最上位サーバから配信されたテーブルを受信したときの処理の一例を表すフロー図である。
符号の説明
10…料金収受システム、11…最上位サーバ、12…管理局サーバ、13…管理事務所サーバ、14…料金所サーバ、15…端末機器、111…テーブル記憶部、112…テーブル更新部、113…テーブル配信指示部、114…送受信部、121…配信先決定部、122…送受信部、151…不正情報検出部、152…不正情報入力部、153…不正情報配信部、154…テーブル記憶部、155…テーブル更新部、156…送受信部

Claims (5)

  1. 上位の装置および複数の下位の装置と通信可能に接続され、道路の通行料金の収受に用いられる料金収受サーバであって、
    所定の種別の特定情報と配信範囲とを含む配信情報を前記複数の下位の装置のいずれかから受信する受信部と、
    前記受信される配信情報に含まれる配信範囲に基づき、前記上位の装置および前記配信範囲に含まれる下位の装置に前記配信情報を送信する送信部と、
    を具備することを特徴とする料金収受サーバ。
  2. 前記特定情報の内容が、ETC用車載器の識別子、通行料金支払用カードの識別子、および車両番号の少なくともいずれかである
    ことを特徴とする請求項1記載の料金収受サーバ。
  3. 上位の料金収受サーバと通信可能に接続され、道路の通行料金の収受に用いられる料金収受端末であって、
    所定の種別の特定情報を表すテーブルを記憶するテーブル記憶部と、
    前記所定の種別の特定情報を検出または入力する特定情報検出・入力部と、
    前記検出または入力された特定情報を含む配信情報を送信する配信情報送信部と、
    前記所定の種別の特定情報を含む配信情報を受信する配信情報受信部と、
    前記受信された配信情報に基づき、前記テーブルを更新するテーブル更新部と、
    前記受信された配信情報を保管する配信情報保管部と、
    を具備することを特徴とする料金収受端末。
  4. 前記テーブルを受信するテーブル受信部と、
    前記受信されたテーブルおよび前記保管された配信情報に基づき、前記テーブルを置換するテーブル置換部と、
    をさらに具備することを特徴とする請求項3記載の料金収受端末。
  5. 所定の種別の特定情報を送信する送信部を有する第1の端末と、
    前記第1の端末の上位に位置し、前記送信された特定情報を受信する受信部と、前記受信された特定情報を上位および下位の双方に送信する送信部とを有する第1のサーバと、
    前記第1のサーバの上位に位置し、前記所定の種別の特定情報を表すテーブル記憶するテーブル記憶部と、前記第1のサーバから送信された特定情報を受信する受信部と、前記受信された特定情報に基づき前記テーブルを更新するテーブル更新部と、を有する第2のサーバと、
    前記第1のサーバの下位に位置し、前記所定の種別の特定情報を表すテーブル記憶するテーブル記憶部と、前記第1のサーバから送信された特定情報を受信する受信部と、前記受信された特定情報に基づき前記テーブルを更新する更新部と、を有する第2の端末と、
    を具備することを特徴とする料金収受システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014063504A (ja) * 2013-11-08 2014-04-10 Oki Electric Ind Co Ltd 情報処理装置、現金処理端末および情報処理システム

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