JP2006227320A - 撮像レンズ及び撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 諸収差が良好に補正され、小型化及び薄型化を図りつつも、高い光学性能を実現することができる撮像レンズを提供し、また、このような撮像レンズを有する撮像装置を提供する。
【解決手段】 物体側より像側に向けて順に、開口絞りS、正の屈折力を有し両凸形状の第1レンズL1、物体側に凹面を向けたメニスカス形状の収差補正板L2、及び、負の屈折力を有し物体側に凸面を向けたメニスカス形状の第2レンズL3が配列されて構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、撮像素子と組み合わせて使用するのに好適な撮像レンズ及びこの撮像レンズを有する撮像装置に関する。
従来、固体撮像素子(例えば、CCD)などの撮像素子を用いて構成された撮像装置を備えた種々の情報機器が提案されている。このような情報機器としては、例えば、いわゆるデジタルカメラや携帯電話装置として構成されている。このような情報機器において用いられる撮像装置は、撮像素子と、この撮像素子の撮像面に物体(被写体)の像を結像させる撮像レンズとを有して構成されている。
そして、この撮像装置においては、撮像素子における画素数の増大及び高密度化が図られることに伴い、撮像レンズには、高解像度をはじめとする高い光学性能が要求されるに至っている。
また、特に携帯に適した小型の情報機器において使用される撮像装置においては、撮像レンズに対しては、小型化及び薄型化も要求されることとなる。
このように、高い光学性能を有しながら、小型化及び薄型化が図られた撮像レンズを実現するためには、2枚以下のレンズ構成を採用するよりも、3枚構成のレンズ構成を採用することが有望であることが知られている。また、非球面を有するレンズを適宜採用することにより、高い光学性能を維持することができることが知られている。例えば、特許文献1乃至特許文献3には、物体側より像側に向けて順に、絞り−正−正−負の屈折力配置を有する3枚構成の撮像レンズが記載されている。
特開2004−212467公報 特開2004−226487公報 特開2004−252312公報
しかしながら、特許文献1乃至特許文献3に記載された撮像レンズにおいては、近年において要求されている高い光学仕様及び性能を実現することが困難である。
すなわち、本願発明者は、これら従来の撮像レンズについて、最大像高を2.5mmで正規化し、空間周波数150lp/mm(linepair/mm)乃至200lp/mmについて、焦点位置近傍におけるMTF(Modulation Transfer Function:伝達関数)のピーク値及びMTFの光軸方向についての変化特性を確認した。なお、MTFは、光学系の性能評価方法の一つであり、単一空間周波数の物体を光学系を通して結像させたときの像における変調度(コントラスト)を表したものである。
ここで、最大像高を2.5mm、空間周波数を150lp/mm乃至200lp/mmとしたのは下記の理由による。
すなわち、最大像高2.5mmを固体撮像素子の対角長の半分(光軸から固体撮像素子の角部までの距離)と考え、固体撮像素子のアスペクト比を3:4(横長)とすると、固体撮像素子の垂直方向の長さは3mmとなる。ここで、空間周波数200lp/mmが1200TV本、150lp/mmが900TV本の空間周波数に相当する。
そして、固体撮像素子の画素数が200万画素程度である場合には、固体撮像素子の縦方向の画素数は1200画素程度となるため、撮像レンズの光学性能としては、1200TV本以上の解像度を有していることが好ましく、少なくとも1200画素の75%にあたる900TV本以上の解像度を有している必要がある。
また、固体撮像素子の画素数が300万画素程度である場合には、固体撮像素子の縦方向の画素数は1536画素程度となるため、撮像レンズの光学性能としては、1500TV本以上の解像度を有していることが好ましく、少なくとも1500画素の75%である1125TV本以上の解像度を有している必要がある。
そのため、撮像レンズが高画素かつ高密度化が図られた固体撮像素子との組み合わせにおいて要求される光学性能を有しているかを評価するために、空間周波数150lp/mm乃至200lp/mmのMTFを確認した。
この確認の結果、前述の従来の撮像レンズにおいては、諸収差(球面収差、コマ収差、非点収差、色収差等)が残存していることにより、焦点位置近傍におけるMTFのピーク値が充分に高くないとともに、また、各像高についてのMTFのピーク位置が光軸方向について一致していないことが判明した。
すなわち、前述の従来の撮像レンズにおいては、近年において要求されている高い光学仕様及び性能を実現することが困難である。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みて提案されるものであって、諸収差が良好に補正され、小型化及び薄型化を図りつつも、高い光学仕様及び性能を実現することができる撮像レンズ及びこのような撮像レンズを有する撮像装置を提供することを目的とするものである。
前述の課題を解決するため、本発明に係る撮像レンズは、以下の構成のいずれか一を有するものである。
〔構成1〕
物体側より像側に向けて順に、開口絞りと、正の屈折力を有し両凸形状の第1レンズと、物体側に凹面を向けたメニスカス形状の収差補正板と、負の屈折力を有し物体側に凸面を向けたメニスカス形状の第2レンズとが配列されて構成されていることを特徴とするものである。
なお、屈折力、面の形状の凸、凹は近軸の曲率によるものである。
〔構成2〕
〔構成1〕を有する撮像レンズにおいて、第1レンズ、収差補正板及び第2レンズの少なくともいずれか一方の面が非球面となされていることを特徴とするものである。
〔構成3〕
〔構成1〕、または、〔構成2〕を有する撮像レンズにおいて、収差補正板をなす材料のアッベ数をνd2としたとき、下記の条件式(1)が満足されていることを特徴とするものである。
νd2<28 ・・・・・式(1)
〔構成4〕
〔構成3〕を有する撮像レンズにおいて、収差補正板は、正の屈折力を有していることを特徴とするものである。
〔構成5〕
〔構成1〕、または、〔構成2〕を有する撮像レンズにおいて、収差補正板は、正の屈折力を有しており、この収差補正板の焦点距離をf2、撮像レンズ全系の焦点距離をfとしたとき、下記の条件式(2)が満足されていることを特徴とするものである。
3.3<f2/f ・・・式(2)
〔構成6〕
〔構成1〕、または、〔構成2〕を有する撮像レンズにおいて、収差補正板は、正の屈折力を有しており、この収差補正板をなす材料のアッベ数をνd2、収差補正板の焦点距離をf2、撮像レンズ全系の焦点距離をfとしたとき、下記の条件式(3)及び(4)が満足されていることを特徴とするものである。
νd2<35 ・・・・・式(3)
3<f2/f ・・・・・式(4)
また、本発明に係る撮像装置は、以下の構成を有するものである。
〔構成7〕
〔構成1〕乃至〔構成6〕のいずれか一にを有する撮像レンズと、
前記撮像レンズの像面に撮像面を配置した撮像素子と
を備えたことを特徴とするものである。
本発明は、前述の〔構成1〕を有することにより、明るく、画角が広い小型の撮像レンズを提供することができる。この撮像レンズは、小型の撮像素子と組み合わせて使用することに好適な光学性能を有するものである。
また、本発明は、〔構成2〕を有することにより、諸収差が良好に補正された撮像レンズを提供することができる。
本発明は、〔構成3〕を有することにより、諸収差が良好に補正された撮像レンズを提供することができる。
本発明は、〔構成4〕を有することにより、諸収差が良好に補正された撮像レンズを提供することができる。
本発明は、〔構成5〕を有することにより、諸収差が良好に補正された撮像レンズを提供することができる。
さらに、本発明は、〔構成6〕を有することにより、諸収差をより良好に補正することができる。特に、倍率の色収差を良好に補正することによって、明るく、画角が広く、高解像度を有する小型の撮像レンズを提供することができる。この撮像レンズは、高画素化及び高密度化が図られた小型の撮像素子と組み合わせて使用することに好適な光学性能を有するものである。
本発明に係る撮像レンズは、例えば、最大像高を2.5mmで正規化し、空間周波数150lp/mm乃至200lp/mmについて、焦点位置近傍におけるMTF(Modulation Transfer Function:伝達関数)のピーク値及びMTFの光軸方向についての変化特性を確認すると、諸収差(球面収差、コマ収差、非点収差、色収差等)が良好に補正されていることにより、焦点位置近傍におけるMTFのピーク値が充分に高く、また、各像高についてのMTFのピーク位置が光軸方向についてよく一致している。そのため、高画素化及び高密度化が図られた小型の固体撮像素子と組み合わせて小型の撮像装置を構成することができる。
そして、本発明は、〔構成7〕を有することにより、撮像レンズとして小型で諸収差が良好に補正された撮像レンズと、撮像素子として高画素化及び高密度化が図られた小型の固体撮像素子を用いて、小型で、かつ、高性能の撮像装置を提供することができるものである。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1における撮像レンズの構成を示す断面図である。
本発明に係る撮影レンズは、図1に示すように、物体側より像側に向けて順に、開口絞りS、正の屈折力を有し両凸形状の第1レンズL1、正の屈折力を有し物体側に凹面を向けたメニスカス形状の収差補正板L2、及び、負の屈折力を有し物体側に凸面を向けたメニスカス形状の第2レンズL3、が配列されて構成されている。
この撮像レンズの像面には、例えば、撮像素子の撮像面が配置される。このように、この撮像レンズと、この撮像レンズの像面に撮像面を位置させた撮像素子とにより、撮像装置が構成される。
この撮像装置においては、撮像レンズの第2レンズL3と像面との間には、平行平面板からなるフィルタ1が配置される。このフィルタ1は、撮像素子への赤外線の入射を防ぐための赤外線カットフィルタや、モアレ縞の発生を防ぐためのローパスフィルタ、あるいは、撮像素子のカバーガラス等であって、これらが単独で、もしくは、組み合わせられて配置されたものである。なお、フィルタ2としてこれら種々のフィルタを組み合わせて配置する場合には、各フィルタを互いに空気層を隔てて配置してもよく、また、各フィルタを互いに接合させて配置してもよい。
この撮像レンズにおいては、第1レンズL1は、正の屈折力を有しており、この第1レンズL1の屈折力を適宜に大きくすることにより、撮像レンズの全長を小さくすることができる。
また、この撮像レンズにおいては、第1レンズL1が両凸形状となっていることにより、物体側の面及び像側の面が、比較的強いL1の正の屈折力を分担するため、各面の屈折力が大きくなりすぎることがなく、軸上収差と軸外収差とがうまくバランスし、収差を良好に補正することができる。この結果として、要求される光学性能を得ることができる。また、物体側の面及び像側の面でL1の正の屈折力を分担することは、製造誤差の影響を少なくする観点からも好ましい。各面の屈折力が大きくなりすぎると、製造誤差によって面形状誤差や偏心が発生した場合に、光学性能が大きく劣化しやすいからである。
また、開口絞りSを正の屈折力を有する第1レンズL1の前方に配置することによって、軸外光線の像面への入射角を小さくして、射出瞳位置を像面から遠ざけることができる。
また、収差補正板L2は、物体側に凹面を向けたメニスカス形状となっていることで、軸外収差、特に、コマ収差が良好に補正される。
そして、第2レンズL3は、負の屈折力を有していることによって、諸収差、特に、ペッツバール和を良好に補正することができる。第2レンズL3が物体側に凸面を向けたメニスカス形状となっていることで、軸外収差、特に、像面湾曲が良好に補正される。第2レンズL3は、各像高の像位置を、光軸方向について揃える機能を有している。
さらに、諸収差をより良好に補正するためには、第1レンズL1、収差補正板L2及び第2レンズL3は、少なくとも一方の面が、好ましくは両面が、非球面となされていることが好ましい。
この撮像レンズにおいて、第1レンズL1、収差補正板L2及び第2レンズL3をなす素材としては、合成樹脂材料(プラスチック)、ガラスなど、適切な光学材料を用いることができる。例えば、これら第1レンズL1、収差補正板L2及び第2レンズL3の素材の光学恒数としては、d線(波長587.6nm)における屈折率Ndが1.4乃至2.0、d線におけるアッベ数νdが20乃至85の範囲のものが好ましい。また、これら第1レンズL1、収差補正板L2及び第2レンズL3の素材としては、入手の容易性や製造コストの観点からは、屈折率Ndが1.45乃至1.9、アッベ数νdが20乃至70の範囲のものがより好ましい。
なお、第1レンズL1については、例えば、νdが70程度以上の低分散ガラスを使用することによって、色収差を良好に補正できる。
そして、この撮像レンズにおいて、より高い解像度を得るために空間周波数150lp/mm乃至200lp/mmのMTFを確保するためには、特に、倍率の色収差を良好に補正する必要がある。
そのためには、収差補正板L2をなす材料のアッベ数をνd2としたとき、下記の条件式(1)が満足されていることが望ましい。
νd2<28 ・・・式(1)
(ただし、νd2は正数なので、実際には、0<νd2<28となる)
あるいは、収差補正板L2を正の屈折力を有するものとし、この収差補正板L2の焦点距離をf2とし、撮像レンズ全系の焦点距離をfとしたとき、下記の条件式(2)が満足されていることが望ましい。
3.3<f2/f ・・・式(2)
さらに、収差補正板L2をなす材料のアッベ数νd2及び正の屈折力を有する収差補正板L2の焦点距離f2の両方について、それぞれ条件を設定する場合には、下記の条件式(3)及び(4)が同時に満足されていることが望ましい。
νd2<35 ・・・式(3)
(ただし、νd2は正数なので、実際には、0<νd2<35となる)
3<f2/f ・・・式(4)
なお、これら条件式(3)及び(4)が同時に満足されている場合において、より良好に倍率の色収差を補正するためには前記の条件式(1)及び/又は条件式(2)がさらに満足されていることが望ましい。
なお、収差補正板L2については、Ndが1.6乃至2.0程度の高屈折率のガラス素材を用いることにより、各面の曲率を過度に大きくせずに、必要な屈折力を得ることができる。このような高屈折率のガラス素材を用いることにより、L2の各面の曲率を過度に大きくしないようにすれば、成形型加工及びこの成形型を用いた成形を容易とすることができる。
第2レンズL3は比較的屈折力が小さく、また、Nd、νdの要求がそれほど厳密でないので、成形性の良い(成形時の残留応力等によって光学性能が低下しない)低屈折率低分散のプラスチック材料を使用することによっても良好な光学性能を得ることができる。そのため、入手の容易性や製造コストの観点からは、プラスチック材料を使用することが好ましい。
また、第1レンズL1、収差補正板L2及び第2レンズL3は、精密モールドプレスにより成形することができる。第1レンズL1、収差補正板L2及び第2レンズL3を精密モールドプレスにより成形すれば、これら各第1レンズL1、収差補正板L2及び第2レンズL3の成形に際して、それぞれの第1面と第2面とのシフト量を10μm以下、第1面と第2面との軸の傾き(成形ティルト)を2分以内とすることが可能であり、高い撮像性能を有する撮像レンズを構成することができる。
以下、本発明に係る実施例を挙げることにより、具体的に説明する。なお、本発明は、これら実施例の構成に限定されるものではない。
以下の各実施例の説明において使用される記号は、下記の通りである。
R:屈折面の曲率半径〔mm〕
D:屈折面の軸上面間隔〔mm〕
Nd:レンズ素材のd線における屈折率
νd:レンズ素材のd線におけるアッベ数
f:レンズ全系の焦点距離〔mm〕
F:Fナンバー
2Y:イメージサイズ(Y:最大像高)〔mm〕
また、非球面の形状は、面と光軸との交点を原点とし、光軸方向をZ軸とした直交座標系において、下記の非球面式で表される。
Z=Ch/〔1+√{1−(1+K)C}〕+A+A+A+A1010+A1212
ただし、この非球面式における記号は、下記の通りである。
h=√(X+Y
C:近軸曲率(C=1/R)
K:円錐定数
〜A12:第4次乃至第12次の非球面係数
〔実施例1〕
図1は、本発明の実施例1における撮像レンズの構成を示す断面図である。
本発明の実施例1におけるレンズデータを下記の〔表1〕に示す。
Figure 2006227320
〔f=4.13mm、F=2.8、Y=2.5mm〕
この実施例1における撮像レンズにおいては、以下の関係が成立している。
νd2=27
f2/f=15.21(∵f2=62.85mm)
すなわち、条件式(1)、条件式(2)がそれぞれ満足されるとともに、条件式(3)及び(4)が満足されている。
図2Aは、本発明の実施例1における撮像レンズの球面収差を示す収差図である(“△”がf線(486.1nm)、“+”がd線(587.6nm)、“□”がC線(656.3nm))。
図2Bは、本発明の実施例1における撮像レンズのメリディオナルコマ収差を示す収差図である(“△”がf線(486.1nm)、“+”がd線(587.6nm)、“□”がC線(656.3nm))。
図2Cは、本発明の実施例1における撮像レンズの非点収差(“×”がサジタル、“+”“+”がメリジオナル)を示す収差図である。
図2Dは、本発明の実施例1における撮像レンズの歪曲収差を示す収差図である。
この実施例1における撮像レンズにおいては、図2A乃至図2Dに示すように、諸収差が良好に補正されており、高解像度を有する小型撮像素子と組み合わせて撮像装置を構成する撮像レンズとして好適である。
図3は、本発明の実施例1における撮像レンズの焦点位置近傍におけるMTFを示すグラフである。
この撮像レンズは、空間周波数150lp/mmについて、焦点位置近傍におけるMTF(Modulation Transfer Function:伝達関数)のピーク値及びMTFの光軸方向についての変化特性を確認すると、諸収差(球面収差、コマ収差、非点収差、色収差等)が良好に補正されていることにより、図3に示すように、焦点位置近傍におけるMTFのピーク値が充分に高く、また、各像高についてのMTFのピーク位置が光軸方向についてよく一致している。なお、この図3において、“*”は空間周波数150lp/mmの像高0mmにおけるMTFを示し、“◆”は像高2.5mmにおけるサジタル方向についてのMTFを示し、“■”は像高2.5mmにおけるメリジオナル方向についてのMTFを示している。
また、この撮像レンズにおいては、像面から遠い射出瞳位置と相成って、高画素化、高密度化が図られた固体撮像素子と組み合わせて、高い解像度を有する小型の撮像装置を構成することができる。
〔実施例2〕
図4は、本発明の実施例2における撮像レンズの構成を示す断面図である。
本発明の実施例2におけるレンズデータを下記の〔表2〕に示す。
Figure 2006227320
〔f=4.23mm、F=3.0、Y=2.5mm〕
この実施例2における撮像レンズにおいては、以下の関係が成立している。
νd2=27
f2/f=3.33(∵f2=14.05mm)
すなわち、条件式(1)、条件式(2)がそれぞれ満足されるとともに、条件式(3)及び(4)が満足されている。
図5Aは、本発明の実施例2における撮像レンズの球面収差を示す収差図である(“△”がf線(486.1nm)、“+”がd線(587.6nm)、“□”がC線(656.3nm))。
図5Bは、本発明の実施例2における撮像レンズのメリディオナルコマ収差を示す収差図である(“△”がf線(486.1nm)、“+”がd線(587.6nm)、“□”がC線(656.3nm))。
図5Cは、本発明の実施例2における撮像レンズの非点収差(“×”がサジタル、“+”がメリジオナル)を示す収差図である。
図5Dは、本発明の実施例2における撮像レンズの歪曲収差を示す収差図である。
この実施例2における撮像レンズにおいては、図5A乃至図5Dに示すように、諸収差が良好に補正されており、高解像度を有する小型撮像素子と組み合わせて撮像装置を構成する撮像レンズとして好適である。
図6は、本発明の実施例2における撮像レンズの焦点位置近傍におけるMTFを示すグラフである。
この撮像レンズは、空間周波数150lp/mmについて、焦点位置近傍におけるMTF(Modulation Transfer Function:伝達関数)のピーク値及びMTFの光軸方向についての変化特性を確認すると、諸収差(球面収差、コマ収差、非点収差、色収差等)が良好に補正されていることにより、図6に示すように、焦点位置近傍におけるMTFのピーク値が充分に高く、また、各像高についてのMTFのピーク位置が光軸方向についてよく一致している。なお、この図6において、“*”は空間周波数150lp/mmの像高0mmにおけるMTFを示し、“◆”は像高2.5mmにおけるサジタル方向についてのMTFを示し、“■”は像高2.5mmにおけるメリジオナル方向についてのMTFを示している。
また、この撮像レンズにおいては、像面から遠い射出瞳位置と相成って、高画素化、高密度化が図られた固体撮像素子と組み合わせて、高い解像度を有する小型の撮像装置を構成することができる。
〔実施例3〕
図7は、本発明の実施例3における撮像レンズの構成を示す断面図である。
本発明の実施例3におけるレンズデータを下記の〔表3〕に示す。
Figure 2006227320
〔f=4.13mm、F=3.0、Y=2.5mm〕
この実施例3における撮像レンズにおいては、以下の関係が成立している。
νd2=27
f2/f=27.47(∵f2=113.46mm)
すなわち、条件式(1)、条件式(2)がそれぞれ満足されるとともに、条件式(3)及び(4)が満足されている。
図8Aは、本発明の実施例3における撮像レンズの球面収差を示す収差図である(“△”がf線(486.1nm)、“+”がd線(587.6nm)、“□”がC線(656.3nm))。
図8Bは、本発明の実施例3における撮像レンズのメリディオナルコマ収差を示す収差図である(“△”がf線(486.1nm)、“+”がd線(587.6nm)、“□”がC線(656.3nm))。
図8Cは、本発明の実施例3における撮像レンズの非点収差(“×”がサジタル、“+”がメリジオナル)を示す収差図である。
図8Dは、本発明の実施例3における撮像レンズの歪曲収差を示す収差図である。
この実施例3における撮像レンズにおいては、図8A乃至図8Dに示すように、諸収差が良好に補正されており、高解像度を有する小型撮像素子と組み合わせて撮像装置を構成する撮像レンズとして好適である。
図9は、本発明の実施例3における撮像レンズの焦点位置近傍におけるMTFを示すグラフである。
この撮像レンズは、空間周波数150lp/mmについて、焦点位置近傍におけるMTF(Modulation Transfer Function:伝達関数)のピーク値及びMTFの光軸方向についての変化特性を確認すると、諸収差(球面収差、コマ収差、非点収差、色収差等)が良好に補正されていることにより、図9に示すように、焦点位置近傍におけるMTFのピーク値が充分に高く、また、各像高についてのMTFのピーク位置が光軸方向についてよく一致している。なお、この図9において、“*”は空間周波数150lp/mmの像高0mmにおけるMTFを示し、“◆”は像高2.5mmにおけるサジタル方向についてのMTFを示し、“■”は像高2.5mmにおけるメリジオナル方向についてのMTFを示している。
また、この撮像レンズにおいては、像面から遠い射出瞳位置と相成って、高画素化、高密度化が図られた固体撮像素子と組み合わせて、高い解像度を有する小型の撮像装置を構成することができる。
〔実施例4〕
図10は、本発明の実施例4における撮像レンズの構成を示す断面図である。
本発明の実施例4におけるレンズデータを下記の〔表4〕に示す。
Figure 2006227320
〔f=4.24m、F=3.0、Y=2.5mm〕
この実施例4における撮像レンズにおいては、以下の関係が成立している。
νd2=24.06
f2/f=10.71(∵f2=45.43mm)
すなわち、条件式(1)、条件式(2)がそれぞれ満足されるとともに、条件式(3)及び(4)が満足されている。
図11Aは、本発明の実施例4における撮像レンズの球面収差を示す収差図である(“△”がf線(486.1nm)、“+”がd線(587.6nm)、“□”がC線(656.3nm))。
図11Bは、本発明の実施例4における撮像レンズのメリディオナルコマ収差を示す収差図である(“△”がf線(486.1nm)、“+”がd線(587.6nm)、“□”がC線(656.3nm))。
図11Cは、本発明の実施例4における撮像レンズの非点収差(“×”がサジタル、“+”がメリジオナル)を示す収差図である。
図11Dは、本発明の実施例4における撮像レンズの歪曲収差を示す収差図である。
この実施例4における撮像レンズにおいては、図11A乃至図11Dに示すように、諸収差が良好に補正されており、高解像度を有する小型撮像素子と組み合わせて撮像装置を構成する撮像レンズとして好適である。
図12は、本発明の実施例4における撮像レンズの焦点位置近傍におけるMTFを示すグラフである。
この撮像レンズは、空間周波数150lp/mmについて、焦点位置近傍におけるMTF(Modulation Transfer Function:伝達関数)のピーク値及びMTFの光軸方向についての変化特性を確認すると、諸収差(球面収差、コマ収差、非点収差、色収差等)が良好に補正されていることにより、図12に示すように、焦点位置近傍におけるMTFのピーク値が充分に高く、また、各像高についてのMTFのピーク位置が光軸方向についてよく一致している。なお、この図12において、“*”は空間周波数150lp/mmの像高0mmにおけるMTFを示し、“◆”は像高2.5mmにおけるサジタル方向についてのMTFを示し、“■”は像高2.5mmにおけるメリジオナル方向についてのMTFを示している。
また、この撮像レンズにおいては、像面から遠い射出瞳位置と相成って、高画素化、高密度化が図られた固体撮像素子と組み合わせて、高い解像度を有する小型の撮像装置を構成することができる。
〔実施例5〕
図13は、本発明の実施例5における撮像レンズの構成を示す断面図である。
本発明の実施例5におけるレンズデータを下記の〔表5〕に示す。
Figure 2006227320
〔f=4.18mm、F=3.0、Y=2.5mm〕
この実施例5における撮像レンズにおいては、以下の関係が成立している。
νd2=30
f2/f=4.26(∵f2=17.81mm)
すなわち、条件式(2)が満足されるとともに、条件式(3)及び(4)が満足されている。
図14Aは、本発明の実施例5における撮像レンズの球面収差を示す収差図である(“△”がf線(486.1nm)、“+”がd線(587.6nm)、“□”がC線(656.3nm))。
図14Bは、本発明の実施例5における撮像レンズのメリディオナルコマ収差を示す収差図である(“△”がf線(486.1nm)、“+”がd線(587.6nm)、“□”がC線(656.3nm))。
図14Cは、本発明の実施例5における撮像レンズの非点収差(“×”がサジタル、“+”がメリジオナル)を示す収差図である。
図14Dは、本発明の実施例5における撮像レンズの歪曲収差を示す収差図である。
この実施例5における撮像レンズにおいては、図14A乃至図14Dに示すように、諸収差が良好に補正されており、高解像度を有する小型撮像素子と組み合わせて撮像装置を構成する撮像レンズとして好適である。
図15は、本発明の実施例5における撮像レンズの焦点位置近傍におけるMTFを示すグラフである。
この撮像レンズは、空間周波数150lp/mmについて、焦点位置近傍におけるMTF(Modulation Transfer Function:伝達関数)のピーク値及びMTFの光軸方向についての変化特性を確認すると、諸収差(球面収差、コマ収差、非点収差、色収差等)が良好に補正されていることにより、図15に示すように、焦点位置近傍におけるMTFのピーク値が充分に高く、また、各像高についてのMTFのピーク位置が光軸方向についてよく一致している。なお、この図15において、“*”は空間周波数150lp/mmの像高0mmにおけるMTFを示し、“◆”は像高2.5mmにおけるサジタル方向についてのMTFを示し、“■”は像高2.5mmにおけるメリジオナル方向についてのMTFを示している。
また、この撮像レンズにおいては、像面から遠い射出瞳位置と相成って、高画素化、高密度化が図られた固体撮像素子と組み合わせて、高い解像度を有する小型の撮像装置を構成することができる。
〔実施例6〕
図16は、本発明の実施例6における撮像レンズの構成を示す断面図である。
本発明の実施例6におけるレンズデータを下記の〔表6〕に示す。
Figure 2006227320
〔f=4.19mm、F=2.8、Y=2.5mm〕
この実施例6における撮像レンズにおいては、以下の関係が成立している。
νd2=31.16
f2/f=9.10(∵f2=38.18mm)
すなわち、条件式(2)が満足されるとともに、条件式(3)及び(4)が満足されている。
図17Aは、本発明の実施例6における撮像レンズの球面収差を示す収差図である(“△”がf線(486.1nm)、“+”がd線(587.6nm)、“□”がC線(656.3nm))。
図17Bは、本発明の実施例6における撮像レンズのメリディオナルコマ収差を示す収差図である(“△”がf線(486.1nm)、“+”がd線(587.6nm)、“□”がC線(656.3nm))。
図17Cは、本発明の実施例6における撮像レンズの非点収差(“×”がサジタル、“+”がメリジオナル)を示す収差図である。
図17Dは、本発明の実施例6における撮像レンズの歪曲収差を示す収差図である。
この実施例6における撮像レンズにおいては、図17A乃至図17Dに示すように、諸収差が良好に補正されており、高解像度を有する小型撮像素子と組み合わせて撮像装置を構成する撮像レンズとして好適である。
図18は、本発明の実施例6における撮像レンズの焦点位置近傍におけるMTFを示すグラフである。
この撮像レンズは、空間周波数150lp/mmについて、焦点位置近傍におけるMTF(Modulation Transfer Function:伝達関数)のピーク値及びMTFの光軸方向についての変化特性を確認すると、諸収差(球面収差、コマ収差、非点収差、色収差等)が良好に補正されていることにより、図18に示すように、焦点位置近傍におけるMTFのピーク値が充分に高く、また、各像高についてのMTFのピーク位置が光軸方向についてよく一致している。なお、この図18において、“*”は空間周波数150lp/mmの像高0mmにおけるMTFを示し、“◆”は像高2.5mmにおけるサジタル方向についてのMTFを示し、“■”は像高2.5mmにおけるメリジオナル方向についてのMTFを示している。
また、この撮像レンズにおいては、像面から遠い射出瞳位置と相成って、高画素化、高密度化が図られた固体撮像素子と組み合わせて、高い解像度を有する小型の撮像装置を構成することができる。
〔実施例7〕
図19は、本発明の実施例7における撮像レンズの構成を示す断面図である。
本発明の実施例7におけるレンズデータを下記の〔表7〕に示す。
Figure 2006227320
〔f=4.13mm、F=3.0、Y=2.5mm〕
この実施例7における撮像レンズにおいては、以下の関係が成立している。
νd2=27
f2/f=335.22(∵f2=1384.44mm)
すなわち、条件式(1)、条件式(2)がそれぞれ満足されるとともに、条件式(3)及び(4)が満足されている。
図20Aは、本発明の実施例7における撮像レンズの球面収差を示す収差図である(“△”がf線(486.1nm)、“+”がd線(587.6nm)、“□”がC線(656.3nm))。
図20Bは、本発明の実施例7における撮像レンズのメリディオナルコマ収差を示す収差図である(“△”がf線(486.1nm)、“+”がd線(587.6nm)、“□”がC線(656.3nm))。
図20Cは、本発明の実施例7における撮像レンズの非点収差(“×”がサジタル、“+”がメリジオナル)を示す収差図である。
図20Dは、本発明の実施例7における撮像レンズの歪曲収差を示す収差図である。
この実施例7における撮像レンズにおいては、図20A乃至図20Dに示すように、諸収差が良好に補正されており、高解像度を有する小型撮像素子と組み合わせて撮像装置を構成する撮像レンズとして好適である。
図21は、本発明の実施例7における撮像レンズの焦点位置近傍におけるMTFを示すグラフである。
この撮像レンズは、空間周波数150lp/mmについて、焦点位置近傍におけるMTF(Modulation Transfer Function:伝達関数)のピーク値及びMTFの光軸方向についての変化特性を確認すると、諸収差(球面収差、コマ収差、非点収差、色収差等)が良好に補正されていることにより、図21に示すように、焦点位置近傍におけるMTFのピーク値が充分に高く、また、各像高についてのMTFのピーク位置が光軸方向についてよく一致している。なお、この図21において、“*”は空間周波数150lp/mmの像高0mmにおけるMTFを示し、“◆”は像高2.5mmにおけるサジタル方向についてのMTFを示し、“■”は像高2.5mmにおけるメリジオナル方向についてのMTFを示している。
また、この撮像レンズにおいては、像面から遠い射出瞳位置と相成って、高画素化、高密度化が図られた固体撮像素子と組み合わせて、高い解像度を有する小型の撮像装置を構成することができる。
〔実施例8〕
図22は、本発明の実施例8における撮像レンズの構成を示す断面図である。
本発明の実施例8におけるレンズデータを下記の〔表8〕に示す。
Figure 2006227320
〔f=4.18mm、F=3.0、Y=2.5mm〕
この実施例8における撮像レンズにおいては、以下の関係が成立している。
νd2=27
f2/f=3246.83(∵f2=13587.12mm)
すなわち、条件式(1)、条件式(2)がそれぞれ満足されるとともに、条件式(3)及び(4)が満足されている。
図23Aは、本発明の実施例8における撮像レンズの球面収差を示す収差図である(“△”がf線(486.1nm)、“+”がd線(587.6nm)、“□”がC線(656.3nm))。
図23Bは、本発明の実施例8における撮像レンズのメリディオナルコマ収差を示す収差図である(“△”がf線(486.1nm)、“+”がd線(587.6nm)、“□”がC線(656.3nm))。
図23Cは、本発明の実施例8における撮像レンズの非点収差(“×”がサジタル、“+”がメリジオナル)を示す収差図である。
図23Dは、本発明の実施例8における撮像レンズの歪曲収差を示す収差図である。
この実施例8における撮像レンズにおいては、図23A乃至図23Dに示すように、諸収差が良好に補正されており、高解像度を有する小型撮像素子と組み合わせて撮像装置を構成する撮像レンズとして好適である。
図24は、本発明の実施例8における撮像レンズの焦点位置近傍におけるMTFを示すグラフである。
この撮像レンズは、空間周波数150lp/mmについて、焦点位置近傍におけるMTF(Modulation Transfer Function:伝達関数)のピーク値及びMTFの光軸方向についての変化特性を確認すると、諸収差(球面収差、コマ収差、非点収差、色収差等)が良好に補正されていることにより、図24に示すように、焦点位置近傍におけるMTFのピーク値が充分に高く、また、各像高についてのMTFのピーク位置が光軸方向についてよく一致している。なお、この図24において、“*”は空間周波数150lp/mmの像高0mmにおけるMTFを示し、“◆”は像高2.5mmにおけるサジタル方向についてのMTFを示し、“■”は像高2.5mmにおけるメリジオナル方向についてのMTFを示している。
また、この撮像レンズにおいては、像面から遠い射出瞳位置と相成って、高画素化、高密度化が図られた固体撮像素子と組み合わせて、高い解像度を有する小型の撮像装置を構成することができる。
本発明の実施例1における撮像レンズの構成を示す断面図である。 本発明の実施例1における撮像レンズの球面収差を示す収差図である。 本発明の実施例1における撮像レンズのメリディオナルコマ収差を示す収差図である。 本発明の実施例1における撮像レンズの非点収差を示す収差図である。 本発明の実施例1における撮像レンズの歪曲収差を示す収差図である。 本発明の実施例1における撮像レンズの焦点位置近傍におけるMTFを示すグラフである。 本発明の実施例2における撮像レンズの構成を示す断面図である。 本発明の実施例2における撮像レンズの球面収差を示す収差図である。 本発明の実施例2における撮像レンズのメリディオナルコマ収差を示す収差図である。 本発明の実施例2における撮像レンズの非点収差を示す収差図である。 本発明の実施例2における撮像レンズの歪曲収差を示す収差図である。 本発明の実施例2における撮像レンズの焦点位置近傍におけるMTFを示すグラフである。 本発明の実施例3における撮像レンズの構成を示す断面図である。 本発明の実施例3における撮像レンズの球面収差を示す収差図である。 本発明の実施例3における撮像レンズのメリディオナルコマ収差を示す収差図である。 本発明の実施例3における撮像レンズの非点収差を示す収差図である。 本発明の実施例3における撮像レンズの歪曲収差を示す収差図である。 本発明の実施例3における撮像レンズの焦点位置近傍におけるMTFを示すグラフである。 本発明の実施例4における撮像レンズの構成を示す断面図である。 本発明の実施例4における撮像レンズの球面収差を示す収差図である。 本発明の実施例4における撮像レンズのメリディオナルコマ収差を示す収差図である。 本発明の実施例4における撮像レンズの非点収差を示す収差図である。 本発明の実施例4における撮像レンズの歪曲収差を示す収差図である。 本発明の実施例4における撮像レンズの焦点位置近傍におけるMTFを示すグラフである。 本発明の実施例5における撮像レンズの構成を示す断面図である。 本発明の実施例5における撮像レンズの球面収差を示す収差図である。 本発明の実施例5における撮像レンズのメリディオナルコマ収差を示す収差図である。 本発明の実施例5における撮像レンズの非点収差を示す収差図である。 本発明の実施例5における撮像レンズの歪曲収差を示す収差図である。 本発明の実施例5における撮像レンズの焦点位置近傍におけるMTFを示すグラフである。 本発明の実施例6における撮像レンズの構成を示す断面図である。 本発明の実施例6における撮像レンズの球面収差を示す収差図である。 本発明の実施例6における撮像レンズのメリディオナルコマ収差を示す収差図である。 本発明の実施例6における撮像レンズの非点収差を示す収差図である。 本発明の実施例6における撮像レンズの歪曲収差を示す収差図である。 本発明の実施例6における撮像レンズの焦点位置近傍におけるMTFを示すグラフである。 本発明の実施例7における撮像レンズの構成を示す断面図である。 本発明の実施例7における撮像レンズの球面収差を示す収差図である。 本発明の実施例7における撮像レンズのメリディオナルコマ収差を示す収差図である。 本発明の実施例7における撮像レンズの非点収差を示す収差図である。 本発明の実施例7における撮像レンズの歪曲収差を示す収差図である。 本発明の実施例7における撮像レンズの焦点位置近傍におけるMTFを示すグラフである。 本発明の実施例8における撮像レンズの構成を示す断面図である。 本発明の実施例8における撮像レンズの球面収差を示す収差図である。 本発明の実施例8における撮像レンズのメリディオナルコマ収差を示す収差図である。 本発明の実施例8における撮像レンズの非点収差を示す収差図である。 本発明の実施例8における撮像レンズの歪曲収差を示す収差図である。 本発明の実施例8における撮像レンズの焦点位置近傍におけるMTFを示すグラフである。
符号の説明
1 フィルタ
S 開口絞り
L1 第1レンズ
L2 収差補正板
L3 第2レンズ

Claims (7)

  1. 物体側より像側に向けて順に、
    開口絞りと、
    正の屈折力を有し両凸形状の第1レンズと、
    物体側に凹面を向けたメニスカス形状の収差補正板と、
    負の屈折力を有し物体側に凸面を向けたメニスカス形状の第2レンズと
    が配列されて構成されている
    ことを特徴とする撮像レンズ。
  2. 第1レンズ、収差補正板及び第2レンズの少なくともいずれか一方の面が非球面となされている
    ことを特徴とする請求項1記載の撮像レンズ。
  3. 収差補正板をなす材料のアッベ数をνd2としたとき、下記の条件式(1)が満足されている
    ことを特徴とする請求項1、または、請求項2記載の撮像レンズ。
    νd2<28 ・・・・・式(1)
  4. 収差補正板は、正の屈折力を有していることを特徴とする請求項3記載の撮像レンズ。
  5. 収差補正板は、正の屈折力を有しており、この収差補正板の焦点距離をf2、撮像レンズ全系の焦点距離をfとしたとき、下記の条件式(2)が満足されている
    ことを特徴とする請求項1、または、請求項2記載の撮像レンズ。
    3.3<f2/f ・・・式(2)
  6. 収差補正板は、正の屈折力を有しており、この収差補正板をなす材料のアッベ数をνd2、収差補正板の焦点距離をf2、撮像レンズ全系の焦点距離をfとしたとき、下記の条件式(3)及び(4)が満足されている
    ことを特徴とする請求項1、または、請求項2記載の撮像レンズ。
    νd2<35 ・・・・・式(3)
    3<f2/f ・・・・・式(4)
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか一に記載の撮像レンズと、
    前記撮像レンズの像面に撮像面を配置した撮像素子と
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
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