JP2006226268A - 真空ポンプの軸受構造及びこれを用いた真空ポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】 危急軸受によるローターの良好な支持を可能にする真空ポンプの軸受構造及びこれを用いた真空ポンプを提供する。
【解決手段】 ターボ分子ポンプ(真空ポンプ)を、ローターと、ローターを収納するハウジング3と、ローターをハウジング3に対して回転可能に支持する磁気軸受と、ハウジング3に保持されて磁気軸受の機能停止時にローターをハウジング3に対して回転可能に支持する危急軸受5と、ローターを軸線回りに回転駆動する電動モータ等の駆動装置とを有する構成とする。ハウジング3において危急軸受5を受ける部位の内周面3bに、危急軸受5の外輪12を収納する凹部3cを設け、凹部3c内面と外輪12の外周面との間に耐熱性断熱材16を設ける。耐熱性断熱材16を、外輪12の下面と凹部3c内面との間に配置されるSUS製のシートによって構成する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、真空ポンプの軸受構造及びこれを用いた真空ポンプ、特に大型の真空ポンプに用いる真空ポンプの軸受構造及び大型の真空ポンプに関するものである。
一般に、真空ポンプとしては、例えば後記の特許文献1に記載のターボ分子ポンプが知られている。
ターボ分子ポンプは、外周に動翼を有するローター(主にSUS製)と、ローターを収納するハウジング(主にアルミニウム製)と、ローターをハウジングに対して回転可能に支持する軸受と、ローターを回転駆動する駆動装置とを有している。
ターボ分子ポンプは、ロータリーポンプ等によって予め減圧された雰囲気をさらに高真空状態にするために用いられるものであって、駆動装置によってローターを高速で回転駆動して、ローターの外周に設けられた動翼の速度を気体分子の運動速度よりも早くすることによって、雰囲気中から気体分子を掻き出す方式の真空ポンプである。このため、一般に、ターボ分子ポンプのローターは毎分1万回転以上と、非常に高速で回転駆動される。
ターボ分子ポンプでは、このように非常な高速で回転駆動されるローターを支持するために、軸受として、磁力によってローターを非接触で支持する磁気軸受を用いている。
また、ターボ分子ポンプには、磁気軸受が何らかの理由で機能しなくなった場合にローターを受けてターボ分子ポンプの破損を防止するタッチダウン軸受(危急軸受)が設けられている。
タッチダウン軸受としては、一般的に、ボールベアリングが用いられている。具体的には、タッチダウン軸受は、ローターを受ける内輪と、ハウジングに支持される外輪と、これら内外輪の間に設けられてこれら内外輪を互いの軸線回りの相対回転を可能にするボールとを有している。
特開2000−346068号公報(段落[0012]〜[0015],及び図1、図7)
タッチダウン軸受がローターを受けると、ローターを受ける内輪がローターと供回りして、ハウジングに支持された外輪に対して高速で回転するため、これら内外輪間に設けられたボールが高速回転させられて、ボールと内外輪との間に摩擦熱が発生する。
ターボ分子ポンプが大型になるほどローターの質量も大きくなるので、大型のターボ分子ポンプでは、ローターを受けた際にタッチダウン軸受に加わる負荷が大きく、また発生する摩擦熱も多いためにタッチダウン軸受が高熱になる。
このため、大型のターボ分子ポンプでは、ハウジングにおいてタッチダウン軸受を保持する部分は、十分な強度及び耐熱性を確保するために、金属(例えばハウジング本体と同じアルミニウム)によって形成される。
ここで、ローターはSUS製で熱伝導率が低いため、ローターを受ける内輪には熱がこもりやすい。一方、ハウジングはアルミニウム製で熱伝導率が高く、また内部機器の冷却のために水冷装置等によって冷却されているので、ハウジングに支持される外輪には温度上昇が生じにくい。
このため、タッチダウン軸受では、ローターを受けた際に内輪の熱膨張量と外輪の熱膨張量とに大きな差が生じて内外輪間クリアランスがボール径よりも小さくなるので、ボールが回転しにくくなり、ローターの良好な支持が困難となる。
このようにタッチダウン軸受に熱膨張が生じてもボールの回転が許容されるように、内輪と外輪との間のクリアランスを大きく設定すると、タッチダウン軸受のがたつきが大きくなるため、ローターを受けた際のローターの振れが大きくなり、かえって大きな摩擦熱が発生してしまうので好ましくない。
また、タッチダウン軸受の外輪は、ハウジングによって保持されているため、変形(主に径方向の変形)が規制されている。このため、タッチダウン軸受では、ローターを受けて温度上昇が生じた際に、内輪のみが熱膨張するので、外輪との間のクリアランスが狭くなってボールが回転しにくくなり、ローターの良好な支持が困難となる。
このようにタッチダウン軸受に熱膨張が生じてもボールの回転が許容されるように、ハウジングと外輪との間に外輪の熱膨張を許容する隙間を大きくとると、この隙間の分だけがたつきが生じて、ハウジングに対するタッチダウン軸受の位置決めが困難となり、軸受としての機能を維持できなくなるので好ましくない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、危急軸受によるローターの良好な支持を可能にする真空ポンプの軸受構造及びこれを用いた真空ポンプを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の真空ポンプの軸受構造及びこれを用いた真空ポンプは以下の手段を採用する。
すなわち、本発明に係る真空ポンプの軸受構造は、ローターと、該ローターを収納するハウジングと、前記ローターを前記ハウジングに対して回転可能に支持する磁気軸受と、前記ハウジングに保持されて前記磁気軸受の機能停止時に前記ローターを前記ハウジングに対して回転可能に支持する危急軸受とを有する真空ポンプの軸受構造であって、前記ハウジングと前記危急軸受の間に、耐熱性断熱材が設けられていることを特徴とする。
このように構成される真空ポンプの軸受構造では、危急軸受とハウジングとの間が耐熱性断熱材によって断熱されているので、危急軸受においてハウジングに接触している部位から熱が逃げにくい。
このため、危急軸受がローターを受けて摩擦熱による温度上昇が生じても、危急軸受の各部間での温度差が生じにくく、危急軸受全体が均一に熱膨張するので、形状精度の低下が防止されて、軸受としての機能を維持することができる。
また、この真空ポンプの軸受構造において、前記耐熱性断熱材が、SUSであってもよい。
この場合には、耐熱性断熱材の強度及び耐熱性が十分に確保されるので、大型の真空ポンプに適用した場合など、ローターを受けた際に危急軸受に加わる負荷及び摩擦熱が大きい場合にも、危急軸受の支持を良好に行うことができる。
また、この真空ポンプの軸受構造において、前記ハウジングの前記危急軸受を支持する支持部が、弾性変形が容易な軟剛性部とされていてもよい。
この場合には、ハウジングにおいて危急軸受を受ける支持部が、弾性変形容易な軟剛性部とされているので、ハウジングに対する危急軸受の位置決め精度を確保しながら、危急軸受に熱膨張が生じた際には支持部が弾性変形して、危急軸受の熱膨張を許容するので、危急軸受の各部の熱膨張量に差が生じにくく、形状精度の低下が防止されて、軸受としての機能を維持することができる。
本発明に係る真空ポンプは、上記いずれかの真空ポンプの軸受構造を備えたことを特徴とする。
この真空ポンプによれば、危急軸受がローターを受けて摩擦熱による温度上昇が生じても、危急軸受の各部間での温度差が生じにくく、危急軸受全体が均一に熱膨張するので、形状精度の低下が防止されて、軸受としての機能を維持することができる。
本発明に係る真空ポンプの軸受構造及びこれを用いた真空ポンプによれば、危急軸受がローターを受けて摩擦熱による温度上昇が生じても、危急軸受の各部間での温度差が生じにくく、危急軸受全体が均一に熱膨張するので、形状精度の低下が防止されて、軸受としての機能を維持することができる。このため、大型の真空ポンクにおいても、危急軸受によるローターの良好な支持が可能である。
以下に、本発明に係る真空ポンプの実施形態について、図面を参照して説明する。
[第一実施形態]
以下、本発明の第一実施形態について、図1及び図2を用いて説明する。
本実施形態に係るターボ分子ポンプ(真空ポンプ)1は、ローター2(主にSUS製)と、ローター2を収納するハウジング3(主にアルミニウム製)と、ローター2をハウジング3に対して回転可能に支持する磁気軸受4と、ハウジング3に保持されて磁気軸受4の機能停止時にローター2をハウジング3に対して回転可能に支持する危急軸受5と、ローター2を軸線回りに回転駆動する電動モータ等の駆動装置6とを有している。
ローター2は、外周に複数の動翼2aが設けられた略円筒形状の翼部2bと、翼部2bの下部に翼部2bと同軸にして設けられるシャフト部2cとを有している。
ハウジング3は、上端が開口された略有底円筒形状をなしており、その内面においてローター2の翼部2bの外周に対向する部位には、複数の静翼3aが設けられている。なお、ハウジング3の上端は、気体取入口を構成している。
磁気軸受4は、ローター2のシャフト部2cを磁力によって非接触で支持するものである。本実施形態では、磁気軸受4として、シャフト部2cの上部でラジアル荷重を受ける上部ラジアル磁気軸受4aと、シャフト部2cの下部でラジアル荷重を受ける下部ラジアル磁気軸受4bと、スラスト力を受けるスラスト磁気軸受4cとが設けられている。
危急軸受5は、磁気軸受4が何らかの理由で機能しなくなった場合にローター2のシャフト部2cを受けてターボ分子ポンプの破損を防止するものである。
本実施形態では、危急軸受5として、シャフト部2cの上部を受ける上部危急軸受5aと、シャフト部2cの下部を受ける下部危急軸受5bとが設けられている。
これら危急軸受5は、ボールベアリングによって構成されている。
具体的には、これら危急軸受5は、図2に示すように、シャフト部2cを受ける内輪11と、ハウジング3に支持される外輪12と、これら内外輪11,12の間に設けられてこれら内外輪11,12を互いの軸線回りの相対回転を可能にするボール13とを有している。なお、図2では、上部危急軸受5aを示している。
このターボ分子ポンプ1では、ハウジング3において危急軸受5を受ける部位の内周面3bには、危急軸受5の外輪12を収納する凹部3cが設けられている。凹部3c内には、外輪12の外周面との間に、外輪12の熱膨張を許容するクリアランスが設けられている。また、凹部3cと外輪12の外周面との間には、位置決め用のスペーサとして、弾性体からなるシールリング15が設けられている。
さらに、凹部3c内面と外輪12との間には、耐熱性断熱材16が設けられている。
本実施形態では、耐熱性断熱材16は、外輪12の下面と凹部3c内面との間に配置されるSUS製のシートによって構成されている。
このように構成されるターボ分子ポンプ1では、危急軸受5とハウジング3との間が耐熱性断熱材16によって断熱されているので、危急軸受5においてハウジング3に接触している部位から熱が逃げにくい。
このため、危急軸受5がローター2を受けて摩擦熱による温度上昇が生じても、危急軸受5の各部間(内外輪11,12間)での温度差が生じにくく、危急軸受5全体が均一に熱膨張するので、形状精度の低下が防止されて、軸受としての機能を維持することができる。
また、耐熱性断熱材16が、SUS製のシートであるので、強度及び耐熱性が十分に確保されている。このため、ターボ分子ポンプが大型であってローター2を受けた際に危急軸受5に加わる負荷及び摩擦熱が大きい場合にも、耐熱性断熱材16が危急軸受5の支持を良好に行うことができる。
このため、このターボ分子ポンプ1では、たとえ大型のターボ分子ポンプであっても、危急軸受5によるローター2の良好な支持が可能である。
[第二実施形態]
次に、本発明の第二実施形態について、図3を用いて説明する。
本実施形態に係るターボ分子ポンプ21は、第一実施形態で示したターボ分子ポンプ1において、危急軸受5の支持構造を変更したことを主たる特徴とするものである。
以下、第一実施形態に示すターボ分子ポンプ1と同一または同様の構成部材については同じ符号を用いて示し、詳細な説明を省略する。
本実施形態に係るターボ分子ポンプ21は、ハウジング3の凹部3c内に、危急軸受5の外輪12の外周面を受ける支持部22が設けられていることを主たる特徴とするものである。
支持部22は、外輪12の径方向に弾性変形可能な軟剛性部によって構成されている。
本実施形態では、支持部22は、凹部3cの下面に、凹部3c全周にわたって設けられる薄肉の突条によって構成されている。
このターボ分子ポンク21によれば、ハウジング3において危急軸受5を受ける支持部22が、弾性変形容易な軟剛性部とされているので、この支持部22によってハウジング3に対する危急軸受5の正確な位置決めを可能にしながら、危急軸受に熱膨張が生じた際には支持部22が弾性変形して、危急軸受5の熱膨張を許容するので、危急軸受5の各部の熱膨張量に差が生じにくく、形状精度の低下が防止されて、軸受としての機能を維持することができ、危急軸受5によるローター2の良好な支持が可能である。
なお、本実施形態では、支持部22を、凹部3c全周にわたって設けられる薄肉の突条によって構成した例を示したが、これに限られることなく、支持部22は、凹部3cの周方向の複数箇所に設けられた突起によって構成してもよい。また、支持部22は、凹部3cの下面に限らず、凹部3cの上面に設けてもよく、また凹部3cの上面と下面との両方に設けてもよい。
本発明の第一実施形態に係るターボ分子ポンプ(真空ポンプ)の構成を示す縦断面図である。 図1の一部拡大図である。 本発明の第二実施形態に係るターボ分子ポンプの構成を示す図である。
符号の説明
1,21 ターボ分子ポンプ(真空ポンプ)
2 ローター
3 ハウジング
4 磁気軸受
5 危急軸受
16 耐熱性断熱材
22 支持部(軟剛性部)

Claims (4)

  1. ローターと、該ローターを収納するハウジングと、前記ローターを前記ハウジングに対して回転可能に支持する磁気軸受と、前記ハウジングに保持されて前記磁気軸受の機能停止時に前記ローターを前記ハウジングに対して回転可能に支持する危急軸受とを有する真空ポンプの軸受構造であって、
    前記ハウジングと前記危急軸受の間に、耐熱性断熱材が設けられている真空ポンプの軸受構造。
  2. 前記耐熱性断熱材が、SUSである請求項1記載の真空ポンプの軸受構造。
  3. 前記ハウジングの前記危急軸受を支持する支持部が、弾性変形が容易な軟剛性部とされている請求項1または2に記載の真空ポンプの軸受構造。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の真空ポンプの軸受構造を備えた真空ポンプ。
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