JP2006225245A - ナノカーボン材料 - Google Patents

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Abstract

【課題】輸送性、分散性及び保管性等のハンドリングを容易とするナノカーボン材料を提供する。
【解決手段】本発明にかかるナノカーボン材料は、繊維状、粒状、チューブ状のいずれかであると共に、そのかさ密度が大きなナノ単位のカーボン材料であり、軽装かさ密度が0.03〜1.7g/mlであり、重装かさ密度が0.05〜1.7g/mlである。よって、樹脂等に分散させて使用する場合においても、高濃度に分散させることが可能となり、また、その混合操作が簡易となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、かさ密度が向上したナノカーボン材料に関する。
ナノカーボン材料であるカーボンナノチューブは、黒鉛(グラファイト)シートが円筒状に閉じた構造を有するチューブ状の炭素多面体である。このカーボンナノチューブには、黒鉛シートが円筒状に閉じた多層構造を有する多層ナノチューブと、黒鉛シートが円筒状に閉じた単層構造を有する単層ナノチューブとがある。
一方の多層ナノチューブは、1991年に飯島により発見された。すなわち、アーク放電法の陰極に堆積した炭素の塊の中に、多層ナノチューブが存在することが発見された(非特許文献1)。その後、多層ナノチューブの研究が積極的になされ、近年は多層ナノチューブを多量に合成できるまでにもなった。
これに対して、単層ナノチューブは概ね0.4〜10ナノメータ(nm)程度の内径を有しており、その合成は、1993年に飯島とIBMのグループにより同時に報告された。単層ナノチューブの電子状態は理論的に予測されており、ラセンの巻き方により電子物性が金属的性質から半導体的性質まで変化すると考えられている。従って、このような単層ナノチューブは、未来の電子材料として有望視されている。
単層ナノチューブのその他の用途としては、ナノエレクトロニクス材料、電界電子放出エミッタ、高指向性放射源、軟X線源、一次元伝導材、高熱伝導材、水素貯蔵材等が考えられている。また、表面の官能基化、金属被覆、異物質内包により、単層ナノチューブの用途はさらに広がると考えられている。
従来、上述した単層ナノチューブは、鉄、コバルト、ニッケル、ランタン等の金属を陽極の炭素棒に混入し、アーク放電を行うことにより製造されている(特許文献1)。
しかし、この製造方法では、生成物中に、単層ナノチューブの他、多層ナノチューブ、黒鉛、アモルファスカーボンが混在し、収率が低いだけでなく、単層ナノチューブの糸径・糸長にもばらつきがあり、糸径・糸長の比較的揃った単層ナノチューブを高収率で製造することは困難であった。
なお、カーボンナノチューブの製造方法としては、上述したアーク法の他、気相熱分解法、レーザー昇華法、凝縮相の電解法等が提案されている(特許文献2乃至4)。
S,Iijima,Nature,354,56(1991) 特開平06−280116号公報 特許第3100962号公報 特表2001−520615号公報 特開2001−139317号公報
しかしながら、カーボンナノチューブ、グラファイトナノファイバーは非常に繊細であり、かさ密度が非常に小さく、かさが高くなり、例えば樹脂に所定量分散させる場合においても体積が大きくなる、という問題がある。
特に、例えば樹脂等に分散させて使用する場合には、高濃度に分散させることが要求され、混合操作が手間と時間を要することになり、かさ密度の大きなナノカーボン材料の開発が要望されている。
本発明は、上記の事情に鑑み、かさ密度が大きく、輸送性、分散性及び保管性等のハンドリングを容易とするナノカーボン材料を提供することを課題とする。
上述した課題を解決するための本発明の第1の発明は、かさ密度が大きなナノ単位のカーボン材料であることを特徴とするナノカーボン材料にある。
第2の発明は、第1の発明において、前記かさ密度の軽装かさ密度が0.03〜1.7g/mlであることを特徴とするナノカーボン材料にある。
第3の発明は、第1の発明において、前記かさ密度の重装かさ密度が0.05〜1.7g/mlであることを特徴とするナノカーボン材料にある。
第4の発明は、第1乃至3のいずれか一つの発明において、ナノカーボン材料のバンドルの割合が1〜95%であることを特徴とするナノカーボン材料にある。
第5の発明は、第1乃至4のいずれか一つの発明において、ナノカーボン材料が繊維状、粒状、チューブ状のいずれかであることを特徴とするナノカーボン材料にある。
第6の発明は、第1乃至5のいずれか一つの発明において、ナノカーボン材料が単層又は二層構造の炭素六角網面からなるチューブ状であることを特徴とするナノカーボン材料にある。
第7の発明は、第6の発明において、ナノカーボン材料の径は0.4nm以上であることを特徴とするナノカーボン材料にある。
本発明のナノカーボン材料によれば、かさ密度が大きいので、輸送性、分散性及び保管性等のハンドリングが容易となる。
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
本発明にかかるナノカーボン材料は、かさ密度が大きなナノ単位のカーボン材料である。ここで、前記かさ密度には、軽装かさ密度と、重装かさ密度とがあり、各々以下のように規定される。
前記軽装かさ密度としては、例えば0.03〜1.7g/ml、より好ましくは0.1〜1.0g/mlである。
また、前記重装かさ密度としては、例えば0.05〜1.7g/ml、より好ましくは0.1〜1.0g/mlである。
前記ナノカーボン材料のかさ密度の計測は、「JISのかさ密度計測方法」に準拠しており、具体的には「JIS R 9301−2−3:1999のアルミナ粉末物性測定方法―2:軽装かさ密度及び重装かさ密度」によった。
ここで、軽装かさ密度とは、振動を防ぎ、静置した容積既知の容器(シリンダー)中に、ナノカーボン材料粉末を自由に落下させて集めたナノカーボン材料粉末の質量を求める。この質量を等量の水の体積で割った値を、軽装かさ密度とする。
重装かさ密度とは、軽装かさ密度を測定した後、試料の入ったシリンダーを約30cmの高さから100回落下させて試料を圧縮し、圧縮後の試料の容積から重装かさ密度を算出する。
このようなかさ密度の高いナノカーボン材料は、圧密触媒を用いて製造することにより得られる。
ここで、圧密した触媒とは、触媒微粒子触媒をバインダーで造粒したものや、触媒微粒子を加圧装置で加圧して成形体を得た後、所定に整粒して得られるものをいう。その粒径としては、例えば200μm〜5mm、より好適には400μm〜2.0mmが好ましい。
また、本発明にかかるナノカーボン材料は、ナノカーボン材料が孤立しないで、複数束ねた状態で存在するバンドルカーボン材料の割合は、1〜95%、より好適には1〜80%であることが望ましい。なお、本発明でバンドルカーボン材料とは2本以上のカーボン材料が集合したものであり、集合本数が少ないものから多いものまで含まれる。
本発明のカーボン材料の構造は、繊維状、粒状、チューブ状構造のいずれかであることが好ましい。
ここで、粒状は炭素六角網面一枚から形成されたものからなる黒鉛層からなる結晶子の集合によって形成したものである。
前記繊維状構造は、炭素六角網面が積層して、その積層方法が繊維軸であるもの、所謂プレートリット(Platelet)積層の斜め方向(1〜89°)が繊維軸であるもの、所謂ヘリングボーン(Herringbone)又はフィシュボーン(Fishbone)構造、積層方向に対して垂直に繊維軸があるもの、所謂のチューブラ(Tubular)、リボン(Ribbon)またはパラレール(Parallel)のいずれかの構造である。なお、ヘリングボーン(Herringbone)構造は、その斜めが対になっており、その双方の傾きは等しくなくともよい。
本発明のカーボン材料は、単層又は二層構造であることが望ましい。
ここで、単層の場合にはその濃度は、20〜99%、より好ましくは85〜99%である。また、単層と二層とを併せた濃度は、20〜99%、より好ましくは75〜99%である。
ナノカーボン材料の径は0.4nm以上とするのが好ましいが、好適には0.4〜3.5nm、より好適には1.5〜3.5nmの直径を有するものが好ましい。また、1.5〜3.5nmの直径を有するものの割合は85%とするのがよい。
前記特定の径を有するナノカーボン材料の割合は1〜99%、より好ましくは、80〜99%とするのがよい。
なお、通常1nm前後のナノカーボン材料が選択的に生成されているが、3nm以上と太めのナノカーボン材料の場合には、バンドル化が抑制される傾向がある。
また、本かさ密度が高いナノカーボン材料は、屈曲したナノカーボン材料からなるものが好ましい。
屈曲したナノカーボン材料とは、屈曲した(不完全な)炭素六角網面から形成される繊維である。その繊維がチューブ状の場合は単層および二層以上の多層、またはその混合物にて構成されるものである。
その屈曲部を有する繊維の割合は6.3〜100%、より好ましくは、6.3〜50%とするのがよい。
前記屈曲部はTEMにてその屈曲数を計測することが可能である。
ここで、屈曲した繊維とは、折れ曲がった炭素六角網面からなるもの、また一本の繊維で繊維径が部分部分で異なる、繊維径の分布を有するものを含む。
なお、高いかさ密度を有すナノカーボン材料は、非バンドル化ナノカーボン材料が多数存在しており、屈曲部によってバンドル化が抑制されていると考えられる。
かさ密度の高いカーボン材料の生成法は、特に制限はなく、目的に応じて公知の方法の中から適宜選択することができる。例えば、CVD法(化学的気相成長法)、等が好適に挙げられる。
CVD法としては、例えば、熱CVD、hot filament CVD、 plasma enhanced CVD(plasma assisted CVD、 plasma CVDとも呼ばれる)、 plasma enhanced hot filament CVD、 laser enhanced CVD(laser CVDとも呼ばれる)が挙げられる。
触媒材料はCr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、W、Mo等から1つあるいは2つ以上の組合せを酸化物担体に担持したものを例示することができるが、本発明はこれらに限定されるものではない。
前記酸化物担体は、例えば酸化アルミニウム、酸化ケイ素、ゼオライト、酸化マグネシウム、酸化カルシウム、酸化バリウム、酸化ジルコニウム、酸化イットリウム、の内の0種、1種あるいは2種以上の組合せたものを例示することができるが、本発明はこれらに限定されるものではない。
ナノカーボン材料の原料としては、例えばメタン、エタン、プロパン等のアルカン類の他、アセチレン、エチレン、プロピレン等のアルケン類、メタノール、エタノール、プロパノール、フェノール等アルコール類、ジメチルエーテル等のエーテル類、酢酸等のカルボン酸類等、ベンゼン、アセトン等の芳香族類を例示することができるが、本発明はこれらに限定されるものではない。
前記担体粒径が50μm以上、好ましくは400μm以上の粒子を用いるのが好ましい。
前記活性成分の濃度はナノカーボン材料の比重制御のため0.1〜50%の範囲で変化させるようにしてもよい。
また、ナノカーボン材料のかさ密度を向上させるために、酸処理以外に、熱処理等を実施してもよい。
また、ナノカーボン材料のかさ密度を向上させるために、溶媒に分散させた後に乾固させてもよい。
ここで、前記溶媒とは、例えば水、酸を含む水溶液、トリートメント、オクチルフェニルエーテル(トリトン−X)、ソデュ―ムドデジルサルファイト(SDS)等の分散剤を入れた水溶液、アルコール類、芳香族炭化水素を含む有機系溶液等を例示することができる。
前記溶媒には、さらに凝集剤等の助剤を添加してもよい。この添加助剤は炭素の凝集に有効であればよく、例えばポリ塩化アルミニム、硫酸アルミニウム、ポリ硫酸第二鉄等の無機系凝集剤や、ポリアクリルアミド系の有機系凝集剤等を例示することができる。
ここで、ナノカーボン材料に含まれる不純物としては、例えばアモルファス、触媒材料、酸化物担体が挙げられる。また、単層カーボンナノチューブの場合は黒鉛層を有するカーボンを含む。また、この不純物の割合は0〜90%、より好ましくは0〜30%である。
このように本発明にかかる高いかさ密度を有するナノカーボン材料とすることで、例えば溶媒、樹脂等に分散させる際の操作が容易となり、さらには輸送、分散、保管等のハンドリングが容易となる。
かさ密度の高いナノカーボン材料の製造方法の一例を以下に説明する。
図1は、ナノカーボン材料の製造装置の構成図である。
図1に示すように、造粒触媒製造装置11により圧密した造粒触媒12を用い、ナノカーボン材料の反応装置13に投入する。
前記反応装置13にて所定条件にて原料ガスを導入して、ナノカーボン材料を製造する。
製造した反応生成物15を極性溶媒による精製装置16にて処理し、バンドル化されていないナノカーボン材料17をからみあった状態で得る。
バンドル化されていないことはTEMにて確認(図8参照)した。
これによりナノカーボン材料の相互の絡みあいにより、かさ密度を向上させることができる。
図2は、流動層方式によるナノカーボン材料の製造装置の概略図である。
図2に示すように、流動層反応装置20は造粒触媒製造装置11により圧密した造粒触媒12を供給する造粒触媒供給装置21と、原料ガス22を供給する原料ガス供給装置23と、流動ガス24を供給する流動ガス供給装置25とを含むものである。
そして、前記流動層反応装置20にて所定条件にて原料ガス22を導入して、ナノカーボン材料を製造する。製造した反応生成物15を極性溶媒による精製装置16にて処理し、バンドル化されていないナノカーボン材料17をからみあった状態で得る。
これによりナノカーボン材料の相互の絡みあいにより、かさ密度を向上させることができる。
また、反応装置としては、流動層反応装置以外に、例えば移動層反応器、固定層反応器、気相反応器等が挙げられる。
その一例を図3乃至5に示す。図3に示すように、移動層炉104内に圧密した造粒触媒12を充填し、前記圧密した造粒触媒12を徐々に投入すると共にその一部を抜き出すと共に、原料ガス103を下部から入れて上方から抜き出し反応を行う移動層方式を挙げることができる。
その他の製造方法としては、図4に示すように、固定層炉105内に原料ガス103を下部から入れて上方から抜き出し反応を行う固定層方式、又は図5に示すように、気相反応炉106の一端から原料ガス103と共に、圧密した造粒触媒12を投入し、反応を行い、他端で反応物を回収する気流層方式等を挙げることができる。
このように本発明にかかるナノカーボン材料は、かさ密度が向上することになるので、例えば樹脂等に分散させて使用する場合においても、高濃度に分散させることが可能となる。また、その混合操作が簡易となる。よって、輸送性、分散性及び保管性等のハンドリングを容易なナノカーボン材料を提供することができる。
以下、本発明にかかる好適な実施例について説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
圧密触媒を用いて流動層反応装置で得られた実施例ナノカーボン材料と、MTR社製「Closed SWNT 20−40%」(商品名)の比較例ナノカーボン材料とのかさ密度を表1(実施例)及び表2(比較例)に示す。
Figure 2006225245
Figure 2006225245
またこれらの走査型電子顕微鏡(SEM)写真を図6及び図7に示す。なお、図6−1は500倍、図6−2は15万倍のSEM写真である。図7−1は500倍、図7−2は5000倍,図7−3は8万倍のSEM写真である。また実施例の透過型電子顕微鏡(TEM)写真を図8に示す。
表1に示すように、実施例のものは比較例に比べて軽装かさ密度及び重装かさ密度とも約10倍も密度が高いものであった。
また、SEM写真に示すように、本実施例のものは、図6−2に示すように、白いひげのようなナノカーボン材料が無数に存在するのに対し、比較例のものは、図7−3に示すように、白いひげのようなものの存在が僅かである。
また、TEM写真に示すように、バンドル化されずに独立したチューブが存在していることが確認された。
以上のように、本発明にかかるナノカーボン材料は、かさ密度が向上するので、輸送性、分散性及び保管性等のハンドリングを容易となるナノ材料を提供することができる。
本実施の形態にかかるナノカーボン材料の製造装置の構成図である。 本実施の形態にかかる流動層方式によるナノカーボン材料の製造装置の概略図である。 本実施の形態にかかる移動層反応方式の概略図である。 本実施の形態にかかる固定層反応方式の概略図である。 本実施の形態にかかる気流層反応方式の概略図である。 本実施例にかかる走査型電子顕微鏡(SEM)写真である。 本実施例にかかる走査型電子顕微鏡(SEM)写真である。 比較例にかかる走査型電子顕微鏡(SEM)写真である。 比較例にかかる走査型電子顕微鏡(SEM)写真である。 比較例にかかる走査型電子顕微鏡(SEM)写真である。 本実施例にかかる透過型電子顕微鏡(TEM)写真である。
符号の説明
11 造粒触媒製造装置
12 圧密した造粒触媒
13 反応装置
15 反応生成物
16 精製装置
17 ナノカーボン材料

Claims (7)

  1. かさ密度が大きなナノ単位のカーボン材料であることを特徴とするナノカーボン材料。
  2. 請求項1において、
    前記かさ密度の軽装かさ密度が0.03〜1.7g/mlであることを特徴とするナノカーボン材料。
  3. 請求項1において、
    前記かさ密度の重装かさ密度が0.05〜1.7g/mlであることを特徴とするナノカーボン材料。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一つにおいて、
    ナノカーボン材料のバンドルの割合が1〜95%であることを特徴とするナノカーボン材料。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一つにおいて、
    ナノカーボン材料が繊維状、粒状、チューブ状のいずれかであることを特徴とするナノカーボン材料。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一つにおいて、
    ナノカーボン材料が単層又は二層構造の炭素六角網面からなるチューブ状であることを特徴とするナノカーボン材料。
  7. 請求項6において、
    ナノカーボン材料の径は0.4nm以上であることを特徴とするナノカーボン材料。
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