JP2006224976A - ヒンジ構造 - Google Patents

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Masuhiro Mitsuyama
益弘 光山
Yun Ju Chen
韻如 陳
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BIRYOKUKEN KAGI KOFUN YUGENKOS
BIRYOKUKEN KAGI KOFUN YUGENKOSHI
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BIRYOKUKEN KAGI KOFUN YUGENKOS
BIRYOKUKEN KAGI KOFUN YUGENKOSHI
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Abstract

【課題】 合成樹脂成型品と一体に成型するヒンジピンの支持部のピン貫通部を極めて容易に成型できるようにする。
【解決手段】 合成樹脂成型製品による連結対象物A、Aの連結辺縁に櫛歯状の配列で、かつ相互の噛み合い状の嵌め込みにもとない直列状に並ぶように上記連結対象物と一体に成型するヒンジピンの支持部a、aの片側を、上記連結対象物の表面に型抜きによる貫窓を有し、かつ両側面が開放する倒立U字状のピン軸承部22を設けて形成し、上記ピン支持部のもう片側を、両サイドに突出方向端面及び側面が開放するU字状溝のピン軸承部23と、センターに上記連結対象物の表面側に型抜きによる貫窓を有し、かつ両側面が開放して上記ピン軸承部に連通する倒立U字状のピン軸承部25とを設けて形成し、上記嵌め込みにともない直列状に並ぶ上記ピン軸承部に1本のピンを貫通させて上記両側の支持部を連結する。
【選択図】 図4

Description

この発明は、合成樹脂成型品、例えばケースを形成する箱体と蓋体とにピンヒンジのピンを保持する貫通部を有する保持部の成型が容易になるヒンジ構造に関する。
合成樹脂成型品のケースは、箱体と蓋体とで形成され、ピンヒンジを介し開閉自在に連結してある。
上記のピンヒンジは、図15から図18に示すように、箱体1と蓋体2との開閉連結側辺に辺縁に沿って櫛歯状の配列で、嵌め込みにともない直列状に並ぶ筒部3を、箱体1及び蓋体2の合成樹脂による成型の際一体に設けている。
そして、嵌め込みにともない直列状に並ぶ各筒体3の貫通孔4に図17に示すように一本のピン5を挿通して、図18に示すようにピンヒンジを介し箱体1に対し蓋体2を開閉自在に取付ける(連結する)。
ところで、上記従来の構成によると、箱体及び蓋体と筒体を一体的に成型する際、成型金型の上型及び下型以外に、金型の両サイドに筒体にピンの挿通貫通部を成形する軸状の芯金を配置し、成型に際し所定の位置に芯金を突出方向にスライドし、成型後にまず芯金を没入方向にスライドさせたのち、次に金型(上型及び下型)を分離したのち、金型から成型箱体及び蓋体を取り出す。
上記芯金を没入方向にスライドさせる要因は、金型の分離を可能にするためにある。
このため、単位時間あたりの生産数量が大幅に減少する。すなわち、芯金の出没にともなう。
また、金型が大型化する以外に、芯金のスライド機構によって設備費が大幅にアップする。
このため、ケースの単価が著しくアップする問題があった。
そこで、この発明は、ピンヒンジによる連結を必要とする合成樹脂成型品と一体的に設ける挿通ピンの保持部の成型が極めて容易にできて、上述の問題を解消することにある。
上記の課題を解決するために、この発明は、合成樹脂成型製品による連結対象物の連結辺縁に櫛歯状の配列で、かつ相互の噛み合い状の嵌め込みにもとない直列状に並ぶように上記連結対象物と一体に成型するヒンジピンの支持部の片側を、上記連結対象物の表面に型抜きによる貫窓を有し、かつ両側面が開放する倒立U字状のピン軸承部を設けて形成し、上記ピン支持部のもう片側を、両サイドに突出方向端面及び側面が開放するU字状溝のピン軸承部と、センターに上記連結対象物の表面側に型抜きによる貫窓を有し、かつ両側面が開放して上記ピン軸承部に連通する倒立U字状のピン軸承部とを設けて形成し、上記嵌め込みにともない直列状に並ぶ上記ピン軸承部に1本のピンを貫通させて上記両側の支持部を連結してなる構成を採用する。
すると、相互の噛み合い状の嵌め込みにともない直列状に並ぶピンヒンジの両側の支持部を直列状に並ぶ軸承部に貫通させた1本のピンを介し回動自在に連結することができる。
以上のように、この発明のピンヒンジ構造によれば、合成樹脂成型による連結対象物とピンヒンジの支持部とを金型(上型、下型による)を用いて一体成型することができるので、金型の両サイドにピンヒンジのピン挿通部を成型する芯金及び芯金の出没スライド機構とが不要になる。
このため、成型(生産)能率を大幅に向上することができると共に、金型の大形化や金型の製作費の著しい高騰などの問題をなくすることができる。
また、片方の支持部の倒立U字状のピン軸承部と、もう片方の両サイドの倒立U字溝状の軸承部及び筒状のピン軸承部とで貫通させてあるピンを抱き込むので、ピンの軸芯を横切る方向への移動を止めて、スムーズな回動を保障することができる。
さらに、支持部を構成するセンターの倒立U字状のピン軸承部と両サイドの溝状のピン軸承部とで貫通するピンの外周面を抱き込んでピンの位置決め及びピンの傾動を止めるため、安定したピンの軸承をはかることができる。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
この発明の実施形態では、図1から図6に示すように、A、A′は、合成樹脂成型製品による連結対象物である。
上記の連結対象物A、A′としては、図示の場合、ディスクBの収納ケースKを形成する箱体及び蓋体を(この箱体及び蓋体は、主壁11と、この主壁11の所要辺縁から主壁11の裏面方向に突出する周壁12とで構成されている)連結(ピンヒンジにより)することを目的としたが、限定されず、その他の合成樹脂成型製品で、ピンヒンジを介し連結を必要とする品物(物品)に適用する。
また、上記連結対象物A、A′の連結辺縁の所要位置には、櫛歯状の配列で、かつ相互の噛み合い状の嵌め込みにともない直列状に並ぶピンヒンジの支持部a、a′が連結対象物A、A′と一体に成型して設けられている。
上記の片側列の支持部aは、連結対象物Aの表面(図示主壁11の表面)に型抜きによる貫窓21を有し、かつ両側面が開放する倒立U字状のピン軸承部22を設けて形成する。すなわち、下型により両側面が開放したピン軸承部22の内周面を、上型によりピン軸承部22の外周面を成型し、下型から連結対象物Aを離脱することによって貫窓21ができる。
上記のもう片側列の支持部a′は、両サイドの突出方向端面及び側面が開放するU字状溝のピン軸承部23と、センターに連結対象物A′の表面に位置する面に型抜きによる貫窓24を有し、かつ両側面がピン軸承部23に連通する倒立U字状のピン軸承部25とを設けて形成する。すなわち、下型によりピン軸承部25及びピン軸承部23の下面から図4上面以外の外周面と、ピン軸承部25の倒立U字状の内側面を、上型により両側のピン軸承部23と共に、支持部a′の上面を成型し、下型から連結対象物A′を離脱することによって貫窓24ができる。
上記のように構成した支持部a、a′を、相互が噛み合うように嵌め込んで図5に示すように直列状に並べる。
次に直列状に並んだ支持部a、a′の図5の片端に位置する支持部a′のピン軸承部23、次のピン軸承部25、次のピン軸承部23から支持部aのピン軸承部22、次の支持部a′、支持部aに(各ピン軸承部)1本のピン31を貫通させて、図6に示すようにピン31を介し各支持部a、a′を回動自在に連結する。
上記ピン31は、支持部a′を構成する両サイドのピン軸承部23、23と、センターのピン軸承部25との外周三点を拘束して支承するので、支承部aを構成するピン軸承部22内での移動がない。
そして、ピン31の外周は、支持部a′にあってピン軸承部23及びピン軸承部25により上下面を抱き込み(図7、8に示す)、支持部aにあってはピン支承部22によって上面を抱き込み(図9に示す)、片方の連結対象物Aにもう片方の連結対象物A′を回動させても図10,11に示すように、ピン31の外周面を抱き込むピン軸承部22、23、25がピン31から外れることがない。
なお、支持部a、a′は、図示の場合連結対象物A、A′の辺縁の両端部に配置したが、限定されず、辺縁の所要部を適宜決定すればよい。
そして、図示のように、連結対象物A、A′の支持部a、a′の存在しない対向辺縁を図1、2、3、4、12、13、14に示すように、一方連結対象物Aにあっては、主壁11の裏面側に、他方連結対象物A′側にあっては、主壁11の裏面側に位置するハーフカットのヒンジ41を有する連結壁42により連結しておくと、回動(開閉)にともなうネジレなどによるピン31のヒンジ部分に無理な力が作用しなくなる。
当然、連結壁42によって連結対象物A′の回動(開閉)がスムーズになる。
また、図4に示すように、支持部aの側面開口をピン31の通過を許容する部分を残して閉鎖する(支持部aの成型の際成型される)突出部51を設けておくと、挿入したピン31の外周面に突出部51の端面が臨んでピン31に対する支持部aのすべり移動をなくすることができる。
上記のように、連結対象物を1体にヒンジピンの支持部を成型することで、金型の両サイドにピンの貫通孔の成型用芯金が不要になって、成型能率の著しく向上をはかると共に、芯軸の出没機構が不要になって金型の小型化をはかるなどの利点がある。
この発明の実施形態を示す平面図 支持部を示す拡大平面図 同上の下面図 同拡大斜視図 直列状に並ぶ支持部の拡大平面図 同上の縦断拡大側面図 支持部の縦断正面図 同縦断正面図 同縦断正面図 同縦断正面図 同縦断正面図 連結壁の部分を示す縦断正面図 同縦断正面図 同縦断正面図 従来例の展開平面図 同上の要部を示す拡大平面図 同平面図 同上の縦断正面図
符号の説明
A、A′ 連結対象物
a、a′ 支持部
11 主壁
12 周壁
21、24 貫窓
22 ピン軸承部
23 ピン軸承部
25 ピン軸承部
31 ピン

Claims (1)

  1. 合成樹脂成型製品による連結対象物の連結辺縁に櫛歯状の配列で、かつ相互の噛み合い状の嵌め込みにもとない直列状に並ぶように上記連結対象物と一体に成型するヒンジピンの支持部の片側を、上記連結対象物の表面に型抜きによる貫窓を有し、かつ両側面が開放する倒立U字状のピン軸承部を設けて形成し、上記ピン支持部のもう片側を、両サイドに突出方向端面及び側面が開放するU字状溝のピン軸承部と、センターに上記連結対象物の表面側に型抜きによる貫窓を有し、かつ両側面が開放して上記ピン軸承部に連通する倒立U字状のピン軸承部とを設けて形成し、上記嵌め込みにともない直列状に並ぶ上記ピン軸承部に1本のピンを貫通させて上記両側の支持部を連結してなるピンヒンジ構造。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53128462U (ja) * 1977-03-19 1978-10-12
JPS55153357U (ja) * 1979-04-19 1980-11-05

Patent Citations (2)

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