JP2006221513A - 計算機システムにおけるデータ配置設定 - Google Patents

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Abstract

【課題】物理的記憶領域へのアクセス頻度を考慮した物理的記憶領域内へのデータベースのデータの配置の設定を可能とする。
【解決手段】計算機は、データベースのデータを格納する複数の物理的な記憶領域を含む計算機システムに適用可能である。この計算機は、データベースを構成する構成情報内の所定の参照項目の値の範囲別に、構成情報のデータに対する想定されるアクセス頻度を取得する参照項目別アクセス頻度取得部を備えている。また、この計算機は、取得したアクセス頻度に基づき、参照項目の値の範囲によって分割された構成情報のデータを格納すべき物理的記憶領域を設定するデータ配置部110を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、計算機システムにおけるデータベースのデータの配置を設定する技術に関する。
大量のデータを含むデータベースを扱う計算機システムにおいては、一般に、データベースのデータは、記憶装置システム(例えばストレージシステム)の有する物理的な記憶領域(例えばディスク)内に格納される。計算機システム内の計算機上で稼働するデータベースマネジメントシステム(DataBase Management System、以下略して「DBMS」とも呼ぶ)は、記憶装置システムの物理的記憶領域内に格納されたデータベースのデータにアクセスしつつ、データベースに関する処理を行う。そのため、DBMSの処理性能は、データベースのデータが格納されている物理的記憶領域におけるデータアクセス性能によって影響を受ける。そして、物理的記憶領域におけるデータアクセス性能は、DBMSから物理的記憶領域内に格納されたデータへのアクセス頻度に左右される。従って、DBMSの処理性能の向上のためには、物理的記憶領域へのアクセス頻度を考慮して、物理的記憶領域内へのデータベースのデータの配置を設定することが重要となる。
データベースを構成するテーブル等と当該テーブル等のデータが格納された物理的記憶領域との関係を示す配置情報と、DBMSが実行した処理命令(例えばSQL文)の履歴情報とを用いて、物理的記憶領域へのアクセス頻度を推測する技術が知られている(例えば特許文献1)。また、同様に、データベースを構成するテーブル等と当該テーブル等のデータが格納された物理的記憶領域との関係を示す配置情報と、物理的記憶領域へのアクセス頻度の監視結果とを用いて、物理的記憶領域におけるデータベースのデータの配置の問題を管理者に提示する技術が知られている(例えば特許文献2)。
特開2003−150414号公報 米国特許6035306号公報
一般に、データベースを構成するテーブル等のデータは、複数の物理的記憶領域にまたがって分割配置される。このとき、各物理的記憶領域におけるデータの格納密度にはばらつきがあることが多く、また、分割されたテーブル等のデータによってDBMSからのアクセス頻度にもばらつきがあることが多い。さらに、このようなばらつきは、データベースの運用と共に変化することが多い。そのため、上記従来技術では、各物理的記憶領域へのアクセス頻度の監視や推測を精度良く行うことは困難であり、従って、物理的記憶領域へのアクセス頻度を考慮した物理的記憶領域内へのデータベースデータの配置を設定することも困難である。
本発明は、上述した従来の課題を解決するためになされたものであり、物理的記憶領域へのアクセス頻度を考慮した物理的記憶領域内へのデータベースのデータの配置の設定を可能とする技術を提供することを目的とする。
上記課題の少なくとも一部を解決するために、本発明の計算機は、データベースのデータを格納する複数の物理的な記憶領域を含む計算機システムに適用可能な計算機であって、
前記データベースを構成する構成情報内の所定の参照項目の値の範囲別に、前記構成情報のデータに対する想定されるアクセス頻度を取得する参照項目別アクセス頻度取得部と、
前記取得したアクセス頻度に基づき、前記参照項目の値の範囲によって分割された前記構成情報のデータを格納すべき前記物理的記憶領域を設定するデータ配置部と、を備える。
この計算機では、参照項目の値の範囲別に、構成情報のデータに対する想定されるアクセス頻度を取得し、取得したアクセス頻度に基づき、構成情報のデータを格納すべき物理的記憶領域を設定することができる。そのため、この計算機では、物理的記憶領域へのアクセス頻度を考慮した物理的記憶領域内へのデータベースのデータの配置を設定することができる。
上記計算機において、前記物理的記憶領域は、前記計算機システムの有する記憶装置システム内に含まれるとしてもよい。
このようにすれば、物理的記憶領域へのアクセス頻度を考慮して、記憶装置システム内に含まれる物理的記憶領域へのデータベースのデータの配置を設定することができる。
上記計算機において、前記データベースは、複数の前記構成情報を含み、
前記構成情報は、複数の項目によって構成されるレコードを複数含み、
前記参照項目は、前記複数の項目の内、複数の前記構成情報に共通して含まれる特定の項目であるとしてもよい。
このようにすれば、いわゆるリレーショナルデータベースのデータについて、物理的記憶領域へのアクセス頻度を考慮した物理的記憶領域内へのデータの配置を設定することができる。
上記計算機において、前記データ配置部は、所定の前記物理的記憶領域に格納される前記構成情報のデータに対するアクセス頻度の合計に関する所定の条件が満足されるように、前記構成情報のデータを格納すべき前記物理的記憶領域を設定するとしてもよい。
このようにすれば、所定の物理的記憶領域に格納される構成情報のデータに対するアクセス頻度の合計に関する所定の条件が満足されるように、物理的記憶領域内へのデータベースのデータの配置を設定することができる。
また、上記計算機において、前記データ配置部は、管理者によって設定された前記所定の条件を取得する配置条件取得部を含むとしてもよい。
このようにすれば、管理者が任意に設定した条件に従って、物理的記憶領域内へのデータベースのデータの配置を設定することができる。
また、上記計算機において、前記計算機システムに含まれる前記物理的記憶領域間において、前記アクセス頻度の合計の差が所定の閾値より小さいことであるとしてもよい。
このようにすれば、物理的記憶領域間で、アクセス頻度の均等化を図ることができる。
また、上記計算機において、前記所定の条件は、前記計算機システムに含まれる前記物理的記憶領域の内、特定のデータが格納される特定の前記物理的記憶領域において、前記アクセス頻度の合計が所定の閾値より小さいことであるとしてもよい。
このようにすれば、特定のデータへのアクセスに要する所要時間を制御することができる。
また、上記計算機において、前記アクセス頻度は、時間の経過に応じて変化するように設定されており、
前記データ配置部は、前記アクセス頻度の値に変化があるときに、前記構成情報のデータを格納すべき前記物理的記憶領域を設定するとしてもよい。
このようにすれば、アクセス頻度の値に変化があるときに、変化後の物理的記憶領域へのアクセス頻度を考慮した物理的記憶領域内へのデータベースのデータの配置を設定することができる。
また、上記計算機において、前記アクセス頻度は、前記構成情報のデータに新たに追加されるデータに対する想定されるアクセス頻度を含み、
前記データ配置部は、前記構成情報のデータに新たにデータが追加されるときに、前記構成情報のデータを格納すべき前記物理的記憶領域を設定するとしてもよい。
このようにすれば、構成情報のデータに新たにデータが追加されるときに、追加されるデータに対する相対されるアクセス頻度をも考慮した物理的記憶領域内へのデータベースのデータの配置を設定することができる。
また、上記計算機において、前記計算機システムは、前記データベースを運用する業務用計算機を有し、
前記データ配置部は、前記構成情報のデータを格納すべき前記物理的記憶領域を設定した後、前記設定に従った前記構成情報のデータの格納の実行を前記業務用計算機に対し指示するとしてもよい。
このようにすれば、設定した物理的記憶領域内へのデータベースのデータの配置に従ったデータの格納を業務用計算機に指示することができる。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能であり、例えば、計算機、計算機システム、データ配置設定方法および装置、データ配置管理方法および装置、データ格納方法および装置、データ移動方法および装置、これらの方法または装置の機能を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラムセット、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体、そのコンピュータプログラムを含み搬送波内に具現化されたデータ信号、等の形態で実現することができる。
本発明をコンピュータプログラムまたはそのコンピュータプログラムを記録した記録媒体等として構成する場合には、計算機システム全体の動作を制御するプログラムとして構成することも可能であるし、計算機や記憶サブシステム毎の動作を制御するプログラムとして構成することも可能である。
次に、本発明の実施の形態を実施例に基づいて以下の順序で説明する。
A.第1実施例:
B.第2実施例:
C.第3実施例:
D.第4実施例:
E.変形例:
A.第1実施例:
図1は、本発明の第1実施例としての計算機システムの構成を概略的に示す説明図である。第1実施例の計算機システム1000は、管理サーバ1と、業務サーバ2と、記憶装置システム3と、を備えている。管理サーバ1と業務サーバ2と記憶装置システム3とは、それぞれの有するネットワークI/F(ネットワークI/F13、23、37)を介して互いに接続されている。
業務サーバ2は、データベースを利用して、種々のデータ処理業務を行う計算機であり、CPU21と、主メモリ22と、ネットワークI/F23と、ディスプレイ等の表示装置24と、キーボード等の入力装置25と、ハードディスク等の記憶装置28と、データI/F29と、これらの各部を互いに接続するコントローラ27と、を有している。
業務サーバ2の記憶装置28には、DBMS(データベースマネジメントシステム)210と、論理ボリューム設定部220と、が格納されている。DBMS210は、データベースを管理すると共に、例えばアプリケーションプログラムからのデータベースに対するアクセス要求に応えるコンピュータプログラムである。また、論理ボリューム設定部220は、後述する論理ボリュームの設定や管理等を行うコンピュータプログラムである。業務サーバ2のCPU21は、これらのコンピュータプログラムを主メモリ22上に読み出して実行することにより、これらのコンピュータプログラムの有する機能を実現する。
また、業務サーバ2は、データI/F29を介して記憶装置システム3と直接接続されており、当該接続を通じて、記憶装置システム3との間で命令やデータのやり取りを行う。
記憶装置システム3は、データベースのデータを格納するストレージシステムであり、記憶装置システム3全体を制御するディスクコントローラ32と、複数の記憶装置36と、記憶装置システム3を業務サーバ2のデータI/F29と直接接続するためのポート31と、ネットワークI/F37と、を有している。
記憶装置36は、物理的な記憶領域の単位構成である。データベースのデータは、物理的には、記憶装置36内に格納される。記憶装置36は、例えば光ディスクや磁気ディスクのようにデータを記憶可能な種々の装置を用いて構成可能である。
ディスクコントローラ32は、CPU34と、制御メモリ33と、命令やデータ等を一時的に格納するキャッシュメモリ35と、を含んでいる。制御メモリ33には、ディスクグループ・論理デバイス設定部310と、データ移動部320と、が格納されている。ディスクグループ・論理デバイス設定部310は、後述のディスクグループおよび論理デバイスの設定を行うコンピュータプログラムである。また、データ移動部320は、記憶装置36間におけるデータの移動を行うコンピュータプログラムである。記憶装置システム3のCPU34は、これらのコンピュータプログラムを実行することにより、これらのコンピュータプログラムの有する機能を実現する。
管理サーバ1は、計算機システム1000におけるデータベースのデータの配置を設定する計算機であり、CPU11と、主メモリ12と、ネットワークI/F13と、ディスプレイ等の表示装置14と、キーボード等の入力装置15と、ハードディスク等の記憶装置18と、これらの各部を互いに接続するコントローラ17と、を有している。
管理サーバ1の記憶装置18には、データ配置部110が格納されている。データ配置部110は、データベースのデータの配置を設定するコンピュータプログラムであり、いずれもコンピュータプログラムであるテーブル−ディスクグループ対応関係取得部111と、キー値別アクセス頻度取得部112と、条件取得部113と、データグループ負荷計算部114と、条件判定部115と、を含んでいる。管理サーバ1のCPU11は、これらのコンピュータプログラムを主メモリ12上に読み出して実行することにより、後述するデータ配置処理を実行する。
管理サーバ1の記憶装置18には、また、後述するデータ配置処理において、テーブル−ディスクグループ対応関係120と、キー値別アクセス頻度130と、マップ情報140と、が格納される。これらの内容については、後述する。
図2は、第1実施例の計算機システム1000におけるデータベースのデータ配置の階層構造を概念的に示す説明図である。上述したように、データベースのデータは記憶装置システム3内に格納され、業務サーバ2によって運用される。なお、本実施例においては、業務サーバ2のサーバ名が「S1」と設定され、記憶装置システム3のシステム名が「D1」と設定されている。
記憶装置システム3において、データベースのデータは、物理的な記憶領域の単位構成としての記憶装置36内に格納される。記憶装置システム3内では、ディスクグループ(DG)と論理デバイス(LD)とが定義されている。ディスクグループは、1つ以上の記憶装置36の集合であり、あるディスクグループの領域は、他のディスクグループの領域から物理的に独立している。一方、論理デバイスは、ディスクグループを1つ以上に論理的に分割した領域であり、ある論理デバイスの領域は、他の論理デバイスの領域から物理的に独立しているとは言えない。なお、記憶装置システム3は、これらの記憶装置システム3内の階層構造を示す情報を保有している。
業務サーバ2においては、OS(オペレーティングシステム)が管理する論理マネージャ層と、DBMS210(図1)が管理するDBMS層と、が構成される。論理マネージャ層では、OSが認識する記憶領域としての物理ボリューム(PV)と、物理ボリュームが1つ以上の論理的な区画に分割された論理ボリューム(LV)と、が定義される。1つの物理ボリュームは、記憶装置システム3内の1つの論理デバイスと対応付けられている。また、DBMS層では、DBMS210が管理する論理的な領域としてのDBエリア(da)と、DBエリアを構成するDBファイル(f)と、が定義される。1つのDBエリアは、1つ以上のDBファイルによって構成される。また、各DBファイルは、1つの論理ボリュームと対応付けられている。なお、業務サーバ2は、これらの業務サーバ2内の階層構造を示す情報と、物理ボリューム−論理デバイス間の対応を示す情報と、を保有している。
なお、管理サーバ1(図1)は、図2に示した計算機システム1000におけるデータベースのデータ配置の階層構造を示す情報を保有している。
データベースの管理を行うDBMS210(図1)は、データベースを構成する構成情報(例えばテーブルやインデクス)を定義する際に、定義する構成情報を格納するDBエリアを1つ以上指定する。構成情報は、一体として、あるいは分割されて、指定されたDBエリアに格納される。このとき構成情報のデータは、物理的には、図2に示す階層構造に従って、記憶装置システム3の記憶装置36内に格納される。図2の例では、テーブルT1およびT2が、それぞれ2つに分割されて、指定されたDBエリアに格納されている。例えばテーブルT1の一部(「T1[1−10]」と示す)は、DBエリアda1に格納されている。このとき、物理的には、テーブルT1の一部(T1[1−10])のデータは、記憶装置システム3のディスクグループDG1を構成する記憶装置36内に格納されることとなる。なお、図2の例では、各テーブル(T1およびT2)が、キー値([ ]で表す)の範囲に応じて2つの部分に分割されているが、この点については後述する。
図3は、第1実施例におけるデータ配置処理の流れを示すフローチャートである。第1実施例のデータ配置処理は、DBMS210(図1)がデータベースの構成情報(テーブルやインデクス)を定義する際に、記憶装置システム3における構成情報の配置を設定する処理であり、管理サーバ1のデータ配置部110(図1)が行う。
なお、以下では、データベースの構成情報としてテーブルが定義された場合の例を用いて説明する。図4は、データベースの構成情報としてのテーブルの内容の一例を示す説明図である。図4に示すように、テーブルはレコードの集合であり、各レコードは複数の項目(フィールド)によって構成される。テーブル中の特定の項目は「キー」として設定され、各レコードの「キー」の値は「キー値」と呼ばれる。なお、このキーは、例えばリレーショナルデータベースにおいて、複数のテーブルやインデクス間を関連付けるための項目として用いられる。本明細書では、テーブルTの内、キー値がmからnまでの範囲に属するレコードで構成される部分を「T[m−n]」と表すものとする。例えば、テーブルT1の内、キー値が1から10までの範囲に属するレコードで構成される部分は、T1[1−10]と表される。なお、図4では、キー値がレコード毎に異なるテーブルの例を示しているが、キー値はテーブル内のレコード毎に異なる必要はなく、複数のレコードが同じキー値を有する場合もある。また、以下の説明では、例えばキー値の範囲によって分割されたテーブルの部分も、単に「テーブル」と呼ぶものとする。
ステップS100(図3)では、データ配置部110のテーブル−ディスクグループ対応関係取得部111(図1)が、テーブル−ディスクグループ対応関係120を取得する。図5は、テーブル−ディスクグループ対応関係120の内容の一例を示す説明図である。図5に示すように、テーブル−ディスクグループ対応関係120は、テーブルと当該テーブルの格納に使用可能なディスクグループとの対応関係を示す情報である。図5の例では、サーバ名「S1」の業務サーバ2(図2)で扱うテーブルT1(「S1−T1」と表す)およびT2(「S1−T2」と表す)は、共に、システム名「D1」の記憶装置システム3(図2)のディスクグループDG1(「D1−DG1」と表す)およびDG2(「D1−DG2」と表す)に格納可能となっている。なお、テーブル−ディスクグループ対応関係120は、管理者によって設定され、入力装置15やネットワークI/F13(図1)、あるいは図示しない記録媒体駆動装置等を介して取得される。また、取得されたテーブル−ディスクグループ対応関係120は、管理サーバ1の記憶装置18(図1)内に格納される。
ステップS110(図3)では、データ配置部110のキー値別アクセス頻度取得部112(図1)が、キー値別アクセス頻度130を取得する。図6は、キー値別アクセス頻度130の内容の一例を示す説明図である。図6に示すように、キー値別アクセス頻度130は、キー値の範囲別のテーブルに対する想定されるアクセス頻度を示す情報である。ここで、アクセス頻度とは、テーブルのデータに対するDBMS210(図1)からのアクセスの頻度を意味しており、例えば、単位時間あたりのアクセス数で表される。本実施例では、このアクセス頻度が、テーブルのキー値の範囲別に設定される。すなわち、本実施例では、テーブルのキーがアクセス頻度の設定において参照される参照項目として用いられる。また、本実施例では、図6に示すように、キー値別アクセス頻度130は時間の経過に応じて変化するように設定される。例えば図6の例では、アクセス頻度が1日単位で設定されており、時間の経過と共にアクセス頻度の値が変化している。具体的には、図6の「時間」欄が「1日」であるアクセス頻度は、最初にテーブルが定義される時を含む1日目のアクセス頻度を示しており、「時間」欄が「2日」であるアクセス頻度は、2日目(翌日の0時から24時まで)のアクセス頻度を示している。なお、キー値別アクセス頻度130は、管理者によって設定され、入力装置15やネットワークI/F13(図1)、あるいは図示しない記録媒体駆動装置等を介して取得される。また、取得されたキー値別アクセス頻度130は、管理サーバ1の記憶装置18(図1)内に格納される。
ステップS120(図3)では、データ配置部110の条件取得部113(図1)が、データ配置条件を取得する。データ配置条件は、データベースのデータ配置を設定する際の、アクセス頻度に関する条件である。データ配置条件は、管理者によって設定され、入力装置15(図1)等を介して取得される。本実施例では、データ配置条件として、「テーブルT1およびT2の格納に用いられる2つのディスクグループ(DG1およびDG2)間において、ディスクグループに格納されるテーブルのデータに対するアクセス頻度の合計の差が所定の閾値(例えば10)よりも小さいこと」が取得されるものとする。
なお、上述したように、あるディスクグループの領域は、他のディスクグループの領域から物理的に独立している。そのため、ディスクグループ間において、アクセス頻度の合計の差が小さいということは、記憶装置システム3内における物理的なデータアクセス負荷が均等化されることを意味する。
ステップS130(図3)では、データ配置部110(図1)が、データグループの設定を行う。ここで、データグループとは、1つのディスクグループに格納されるべき、あるいは格納された、テーブルのデータの集合を意味している。データグループの設定は、テーブルのデータの格納に使用可能なディスクグループの数と同じ数のデータグループを設定し、各データグループに対し、キー値の範囲によって区分されたテーブルを振り分ける処理である。本実施例では、データの格納に使用可能なディスクグループは、2つ(DG1およびDG2)であるので、2つのデータグループが設定され、キー値別アクセス頻度130(図6)によって特定された4つのテーブル(T1[1−10]、T1[11−20]、T2[1−10]、T2[11−20])が、2つのデータグループに振り分けられる。図7は、データグループ設定の一例を示す説明図である。図7に示すように、4つのテーブルが、例えば、データグループ1(T1[1−10]、T1[11−20]、T2[1−10])と、データグループ2(T2[11−20])と、に分けられる。
ステップS140(図3)では、データグループ負荷計算部114(図1)が、ステップS130で設定されたデータグループについて、負荷を計算する。ここで、負荷とは、データグループに属するテーブルのデータに対するアクセス頻度の合計を意味している。計算は、キー値別アクセス頻度130(図6)に基づき行われる。図7には、各テーブルのアクセス頻度と、各データグループの計算されたアクセス頻度の合計とを、( )で囲んで示している。図7の例では、データグループ1および2は、共に、アクセス頻度の合計が30となっている。
ステップS150(図3)では、条件判定部115(図1)が、ステップS130におけるデータグループ設定について、ステップS120で取得されたデータ配置条件を満たすか否かの判定を行う。上述したように、本実施例では、データ配置条件として、「2つのディスクグループ間において、アクセス頻度の合計の差が所定の閾値(例えば10)よりも小さいこと」が取得されている。また、上述したように、データグループは、1つのディスクグループに格納されるべきテーブルのデータの集合である。従って、条件判定部115は、2つのデータグループ間において、データグループに属するテーブルのデータに対するアクセス頻度の合計の差が所定の閾値よりも小さいか否かを判定することとなる。条件判定部115がデータ配置条件を満たすと判定したときは、処理はステップS160(図3)に進む。一方、条件判定部115がデータ配置条件を満たさないと判定したときは、処理はステップS130に戻り、ステップS130(データグループ設定)からステップS150(データ配置条件判定)までの処理が繰り返し実行される。図7の例では、データグループ1および2の間のアクセス頻度の合計の差はゼロであるため、条件判定部115はデータ配置条件を満たすと判定する。
ステップS160(図3)では、データ配置部110(図1)が、ディスクグループおよび論理デバイス(図2)の割り当てを行い、マップ情報140(図1)を作成する。ディスクグループの割り当ては、ステップS130において設定されたデータグループのそれぞれに対し、1つのディスクグループを割り当てる処理である。また、論理デバイスの割り当ては、データグループに属するテーブルのそれぞれに対し、当該データグループに割り当てられたディスクグループに属する論理デバイスの1つを割り当てる処理である。図8は、ディスクグループおよび論理デバイスの割り当ての一例を示す説明図である。図8の例では、データグループ1に対してディスクグループDG1が割り当てられ、データグループ2に対してディスクグループDG2が割り当てられている。また、データグループ1に属するテーブルT1[1−10]に対してディスクグループDG1に属する論理デバイスLD1が割り当てられ、同様に、テーブルT1[11−20]に論理デバイスLD2が、テーブルT2[1−10]に論理デバイスLD3が、割り当てられている。また、データグループ2に属するテーブルT2[11−20]に対してディスクグループDG2に属する論理デバイスLD4が割り当てられている。
また、マップ情報140の作成は、ディスクグループおよび論理デバイスの割り当てに基づき、テーブルとディスクグループおよび論理デバイスとの対応関係を示すマップ情報140を作成する処理である。図9は、マップ情報140の内容の一例を示す説明図である。図9に示すように、マップ情報140には、キー値の範囲別に分割されたテーブルと、ディスクグループおよび論理デバイスと、の対応関係が示される。
ステップS170(図3)では、データ配置部110(図1)が、データ配置指示を行う。データ配置指示は、ステップS160において作成されたマップ情報140に従ったテーブルのデータの格納を、業務サーバ2(図1)に対して指示する処理である。指示は、ネットワークI/F(13および23)を介して伝達される。データ配置指示を受けた業務サーバ2では、論理ボリューム設定部220(図1)が、論理ボリューム(図2)の作成を行うと共に、DBMS210(図1)が、DBエリアおよびDBファイル(図2)の作成を行う。このとき、業務サーバ2は、図2に示すように、1つのDBエリアに対応する物理ボリュームが一意に定まるように、DBエリア、DBファイル、論理ボリューム、物理ボリューム間の対応関係を設定する。その後、業務サーバ2は、設定した対応関係に従ったデータの格納命令を記憶装置システム3(図1)に送る。命令は、データI/F29およびポート31を介して伝達される。データ格納命令を受けた記憶装置システム3は、テーブルのデータを所定の記憶装置36内に格納する。図8および図9の例では、テーブルT1[1−10]のデータは、論理デバイスLD1に対応した記憶装置36(図2参照)内に格納される。同様に、テーブルT1[11−20]のデータは論理デバイスLD2に対応した記憶装置36内に、テーブルT2[1−10]のデータは論理デバイスLD3に対応した記憶装置36内に、テーブルT2[11−20]のデータは論理デバイスLD4に対応した記憶装置36内に、それぞれ格納される。
以上説明したように、本実施例の計算機システム1000では、管理サーバ1が、キー値別アクセス頻度130を取得し、キー値別アクセス頻度130に基づいて、テーブルのデータを格納するディスクグループを設定することができる。そのため、本実施例では、物理的記憶領域としてのディスクグループへのアクセス頻度を考慮したディスクグループへのデータベースのデータの配置の設定を行うことができる。例えば、ディスクグループ間において、アクセス頻度の合計の差を小さく設定することによって、記憶装置システム3内における物理的なデータアクセス負荷の均等化を図ることが可能である。
図10は、第1実施例の変形例におけるデータ配置設定の一例を示す説明図である。また、図11は、第1実施例の変形例におけるマップ情報140の内容の一例を示す説明図である。第1実施例の変形例は、データ配置条件が第1実施例と異なるのみであり、計算機システム1000の構成(図1)や、データ配置処理(図3)の内容は、第1実施例と同じである。
第1実施例の変形例では、データ配置条件として、「テーブルT1[1−10]のデータが格納されるディスクグループにおいて、当該ディスクグループに格納されるテーブルのデータに対するアクセス頻度の合計が所定の閾値(例えば10)よりも小さいこと」が取得されるものとする。このときには、データ配置処理(図3)の結果として、図10および11に示すように、テーブルT1[1−10]のデータのみがディスクグループDG1に格納され、残りの3つのテーブル(T1[11−20]、T2[1−10]、T2[11−20])はディスクグループDG2に格納される。
このように、第1実施例の変形例においても、計算機システム1000は、ディスクグループへのアクセス頻度を考慮したデータベースのデータの配置の設定を行うことが可能である。例えば、データベース中の特定のデータが格納されるディスクグループにおいて、当該ディスクグループに格納されるデータに対するアクセス頻度の合計を所定の閾値よりも小さくすることにより、特定のデータへのアクセスに要する時間を一定時間以内に制御することができる。
B.第2実施例:
図12は、第2実施例におけるデータ配置処理の流れを示す説明図である。第2実施例のデータ配置処理は、第1実施例のデータ配置処理(図3)によって、記憶装置システム3におけるテーブルのデータの配置が設定された後、キー値別アクセス頻度130(図6)の値が変化するときに、再度、データの配置を設定する処理であり、管理サーバ1のデータ配置部110(図1)が行う。なお、データ配置部110は、キー値別アクセス頻度130の値が変化した時にデータ配置処理を開始するとしてもよいし、キー値別アクセス頻度130の値が変化する所定時間前にデータ配置処理を開始するとしてもよい。なお、第2実施例における計算機システム1000の構成は、図1に示した第1実施例と同じである。
ステップS200(図12)では、管理サーバ1のデータ配置部110(図1)が、キー値別アクセス頻度130(図6)を読み込む。キー値別アクセス頻度130は、上述の第1実施例のデータ配置処理において取得され(図3のステップS110)、記憶装置18(図1)内に格納されている。データ配置部110は、格納されたキー値別アクセス頻度130から、変化した後のアクセス頻度の値を読み込む。例えば、本実施例では、図6に示したキー値別アクセス頻度130から、「時間」欄が「2日」であるアクセス頻度の値を読み込むものとする。なお、データ配置部110は、キー値別アクセス頻度130を読み込む代わりに、管理者が新たに設定したキー値別アクセス頻度130を再度取得するとしてもよい。
ステップS210(図12)では、データグループ負荷計算部114(図1)が、データグループの負荷計算を行う。データグループの負荷計算は、第1実施例のデータ配置処理(図3)におけるステップS140と同じ処理である。すなわち、データグループ負荷計算部114は、現在設定されているデータグループのそれぞれについて、ステップS200で読み込んだ変化後のキー値別アクセス頻度130の値に基づき、アクセス頻度の合計を計算する。図13は、第2実施例のデータ配置処理において、変化後のキー値別アクセス頻度130の値に基づき計算されたアクセス頻度の合計を示す説明図である。図13に示すように、キー値別アクセス頻度130の値が変化することによって、各データグループについてのアクセス頻度の合計も変化している。
ステップS220(図12)では、条件判定部115(図1)が、設定されているデータグループがデータ配置条件を満たすか否かの判定を行う。判定は、第1実施例のデータ配置処理(図3)におけるステップS150と同じ処理である。すなわち、条件判定部115は、2つのデータグループ間において、データグループに属するテーブルのデータに対するアクセス頻度の合計の差が所定の閾値(例えば10)よりも小さいか否かを判定する。条件判定部115がデータ配置条件を満たすと判定したときは、データの配置を再度設定する必要がないため、処理を終了する。一方、条件判定部115がデータ配置条件を満たさないと判定したときは、処理はステップS230に進む。図13に示した例では、データグループ間のアクセス頻度の合計の差が30となっているため、条件判定部115はデータ配置条件を満たさないと判定することとなる。
ステップS230(図12)では、データ配置部110(図1)が、データグループの再設定を行う。データグループの再設定は、第1実施例のデータ配置処理(図3)において設定されたデータグループを変更し、新たなデータグループを設定する処理である。図14は、第2実施例のデータ配置処理におけるデータグループ再設定の様子を示す説明図である。図14の例では、テーブルT2[1−10]をデータグループ1からデータグループ2へと移動させてデータグループの再設定を行っている。
ステップS240(図12)では、データグループ負荷計算部114(図1)が、再設定されたデータグループについて負荷計算を行う。ステップS250では、条件判定部115(図1)が、再設定されたデータグループがデータ配置条件を満たすか否かの判定を行う。条件判定部115がデータ配置条件を満たすと判定したときは、処理はステップS260に進む。一方、条件判定部115がデータ配置条件を満たさないと判定したときは、処理はステップS230に戻り、ステップS230(データグループ再設定)からステップS250(データ配置条件判定)までの処理が繰り返し実行される。図14の例では、データグループの再設定によって、データ配置条件が満たされるようになっているため、処理はステップS260に進むこととなる。
ステップS260(図12)では、データ配置部110(図1)が、論理デバイスの割り当てを行う。論理デバイスの割り当ては、ステップS230のデータグループの再設定において、属するデータグループが変更となったテーブルについて、変更後のデータグループに対応するディスクグループに属する論理デバイスの1つを割り当てる処理である。図15は、論理デバイスの割り当ての一例を示す説明図である。図15の例では、テーブルT2[1−10]の所属がデータグループ1からデータグループ2へと変更となっている。そのため、テーブルT2[1−10]について、データグループ2に対応するディスクグループDG2に属する論理デバイスの1つである論理デバイスLD5を割り当てている。
ステップS270(図12)では、データ配置部110(図1)が、データ移動指示を行う。データ移動指示は、ステップS260において論理デバイスの割り当てが行われたテーブルのデータについて、記憶装置システム3内での移動を、業務サーバ2(図1)に対して指示する処理である。ここで、記憶装置システム3内でのテーブルのデータの移動とは、データグループが変更となる前の論理デバイス(図15の例ではLD3)に対応する記憶装置36(図2)から、変更後の論理デバイス(図15の例ではLD5)に対応する記憶装置36へのデータの移動を意味している。データ移動指示を受けた業務サーバ2では、DBMS210(図1)が、記憶装置システム3に対してデータ移動命令を送る。命令を受けた記憶装置システム3では、データ移動部320(図1)が、データ移動の処理を行う。この処理によって、テーブルT2[1−10]のデータは、物理的に、ディスクグループDG2に属する記憶装置36へと移動されることとなる。
ステップS280(図12)では、データ配置部110(図1)が、ディスクグループと論理デバイスとの対応関係を再設定し、マップ情報140(図1)を更新する。図16は、ディスクグループと論理デバイスとの対応関係の再設定の一例を示す説明図である。図16に示すように、ディスクグループと論理デバイスとの対応関係の再設定は、ステップS270において移動されたテーブルが移動前に格納されていた論理デバイス(図16ではLD3)と、移動後に格納された論理デバイス(図16ではLD5)と、を入れ替えることによって行う。すなわち、移動前の論理デバイスLD3を、移動後の論理デバイスLD5と対応付けられていたディスクグループDG2に対応付け、移動後の論理デバイスLD5を、移動前の論理デバイスLD3と対応付けられていたディスクグループDG1に対応付ける。このような再設定を行うことによって、業務サーバ2は、テーブルのデータの移動前と同じ論理デバイスLD3にアクセスすることによって、記憶装置システム3内の格納位置が変更されたテーブルT2[1−10]のデータにアクセスすることが可能となる。図17は、ディスクグループと論理デバイスとの対応関係再設定後のテーブルの配置を示す説明図である。また、図18は、ディスクグループと論理デバイスとの対応関係再設定後に作成されるマップ情報140の内容の一例を示す説明図である。記憶装置システム3内の格納位置が変更されたテーブルT2[1−10]は、ディスクグループDG2に属する論理デバイスLD3に格納されることとなる。
なお、本実施例では、キー値別アクセス頻度130(図6)の値がさらに変化するときには、再度、図12に示したデータ配置処理が実行される。
以上説明したように、第2実施例の計算機システム1000では、キー値別アクセス頻度130の値が変化するときに、管理サーバ1が、変更後のキー値別アクセス頻度130に基づいてテーブルのデータを格納するディスクグループを設定することができる。そのため、第2実施例の計算機システム1000では、時間の経過に応じて変化するディスクグループへのアクセス頻度を考慮したディスクグループへのデータベースのデータの配置の設定を行うことができる。例えば、データベースの運用期間を通じて、記憶装置システム3内における物理的なデータアクセス負荷の均等化を図ることが可能である。
図19は、第2実施例の変形例におけるデータ配置設定の一例を示す説明図である。また、図20は、第2実施例の変形例におけるマップ情報140の内容の一例を示す説明図である。第2実施例の変形例は、データ配置条件が第2実施例と異なるのみであり、計算機システム1000の構成(図1)や、データ配置処理(図12)の内容は、第2実施例と同じである。
第2実施例の変形例では、データ配置条件として、「テーブルT1[11−20]のデータが格納されたディスクグループにおいて、当該ディスクグループに格納されるテーブルのデータに対するアクセス頻度の合計が所定の閾値(例えば10)よりも小さいこと」が取得されているものとする。このときには、データ配置処理(図12)の結果として、図19および20に示すように、ディスクグループDG1には、テーブルT1[11−20]のデータのみが残り、残りの2つのテーブル(T1[1−10]、T2[1−10])はディスクグループDG2に移動される。なお、図19中の論理デバイスの図には、データ配置処理(図12)のステップS280における再設定前の論理デバイス名と、再設定後の論理デバイス名とを併せて示している。
このように、第2実施例の変形例においても、計算機システム1000は、ディスクグループへのアクセス頻度を考慮したデータベースのデータの配置の設定を行うことが可能である。例えば、データベースの運用期間を通じて、特定のデータへのアクセスに要する時間を一定時間以内に制御することができる。
C.第3実施例:
図21は、第3実施例におけるキー値別アクセス頻度130の内容の一例を示す説明図である。第3実施例は、キー値別アクセス頻度130の内容と、データ配置処理を行うタイミングが第2実施例と異なるのみであり、計算機システム1000の構成(図1)や、データ配置処理(図12)の内容は、第2実施例と同じである。
第3実施例におけるキー値別アクセス頻度130は、図21(a)に示すテーブルのキー値の範囲別に設定されたアクセス頻度130aの他に、図21(b)に示すテーブルのデータに新たに追加されるデータに対する想定されるアクセス頻度130bを含んでいる。図21の例では、「時間」が「2日」となるときに、テーブルT1[11−20]のデータに新たなデータが追加され、当該追加データに対するアクセス頻度は「10」となっている。
また、第3実施例では、テーブルのデータに新たにデータが追加されるときに、再度、データ配置処理が行われる。図21の例では、「時間」が「2日」になるときに、データ配置処理が行われる。なお、データ配置処理は、テーブルに新たにデータが追加された時に開始されるとしてもよいし、テーブルに新たにデータが追加される所定時間前に開始されるとしてもよい。
第3実施例におけるデータ配置処理では、ステップS200(図12)でキー値別アクセス頻度の読み込みが実行される際に、図21(b)に示した追加データに対するアクセス頻度130bも併せて読み込まれる。その後、ステップS210で、追加データに対するアクセス頻度130bも含めたデータグループ負荷計算が行われ、ステップS220でデータ配置条件の判定が行われる。なお、第3実施例では、データ配置条件として、「テーブルT1[1−10]のデータが格納されたディスクグループにおいて、当該ディスクグループに格納されるテーブルのデータに対するアクセス頻度の合計が所定の閾値(例えば30)よりも小さいこと」が取得されているものとする。
第3実施例では、テーブルのデータに新たにデータが追加されるとき、テーブルT1[1−10]のデータが格納されたディスクグループDG1におけるアクセス頻度の合計は、追加データに対するアクセス頻度も含めて、40となる。そのため、ステップS220(図12)の判定においてデータ配置条件を満たさないと判定される。そのため、データ配置処理(図12)中のステップS230(データグループの再設定)以下の処理が行われることとなる。
図22は、第3実施例におけるデータ配置設定の一例を示す説明図である。また、図23は、第3実施例におけるマップ情報140の内容の一例を示す説明図である。第3実施例では、ステップS230以下の処理によって、図22および23に示すように、ディスクグループDG1に格納されていたテーブルT2[1−10]のデータがディスクグループDG2に移動される。このようなデータ配置を設定することにより、上述のデータ配置条件が満たされることとなる。
以上説明したように、第3実施例の計算機システム1000では、データベースのデータに新たなデータが追加されるときに、管理サーバ1が、追加されるデータに対するキー値別アクセス頻度をも考慮して、テーブルのデータを格納するディスクグループを設定することができる。そのため、第3実施例の計算機システム1000では、データベースのデータに新たなデータが追加されるときにも、ディスクグループへのアクセス頻度を考慮したディスクグループへのデータベースのデータの配置の設定を行うことができる。
図24は、第3実施例の変形例におけるデータ配置設定の一例を示す説明図である。また、図25は、第3実施例の変形例におけるマップ情報140の内容の一例を示す説明図である。第3実施例の変形例は、データ配置条件が第3実施例と異なるのみであり、計算機システム1000の構成(図1)や、データ配置処理(図12)の内容、キー値別アクセス頻度130(図21)の内容は、第3実施例と同じである。
第3実施例の変形例では、データ配置条件として、「テーブルT1[1−10]のデータが格納されたディスクグループにおいて、当該ディスクグループに格納されたテーブルのデータに対するアクセス頻度の合計が所定の閾値(例えば20)よりも小さいこと」が取得されているものとする。このときには、データ配置処理(図12)の結果として、例えば図24および25に示すように、ディスクグループDG1に格納されていたテーブルT1[11−20]は、ディスクグループDG2に移動される。そして、テーブルT1[11−20]に追加されるデータも、ディスクグループDG2に格納されることとなる。
このように、第3実施例の変形例における計算機システム1000でも、データベースのデータに新たなデータが追加されるときに、ディスクグループへのアクセス頻度を考慮したディスクグループへのデータベースのデータの配置の設定を行うことができる。
D.第4実施例:
図26は、第4実施例の計算機システム1000の構成を概略的に示す説明図である。図1に示した第1実施例との違いは、第1実施例の計算機システム1000が1台の業務サーバ2と、1台の記憶装置システム3と、を備えているのに対し、第4実施例の計算機システム1000は、2つの業務サーバ2(2aおよび2b)と、2つの記憶装置システム3(3aおよび3b)と、を備えている点である。なお、管理サーバ1と業務サーバ2と記憶装置システム3との各内部構成は、図1に示した第1実施例と同様であり、図26においては、一部省略して表現している。
第4実施例の計算機システム1000では、管理サーバ1と、2台の業務サーバ2と、2台の記憶装置システム3と、が、それぞれの有するネットワークI/F(13、23a、23b、37a、37b)を介して互いに接続されている。また、業務サーバ2aは、データI/F29aを介して、記憶装置システム3aと直接接続されている。また、業務サーバ2bは、データI/F29bを介して、記憶装置システム3aおよび記憶装置システム3bと直接接続されている。
図27は、第4実施例の計算機システム1000におけるデータベースのデータ配置の階層構造を概念的に示す説明図である。図27に示した第4実施例では、データ配置の階層構造が2台の業務サーバ2および2台の記憶装置システム3に分かれて構成されている点が、図2に示した第1実施例とは異なるが、その他の点は第1実施例と同様である。図27に示すように、第4実施例では、ディスクグループDG1とディスクグループDG2とが、互いに異なる記憶装置システム3に含まれる。なお、第4実施例においては、業務サーバ2aのサーバ名が「S1」と設定されており、同様に、業務サーバ2bのサーバ名が「S2」と、記憶装置システム3aのシステム名が「D1」と、記憶装置システム3bのシステム名が「D2」と、それぞれ設定されている。
図28は、第4実施例におけるデータ配置処理の流れを示すフローチャートである。第4実施例のデータ配置処理は、図12に示した第2実施例のデータ配置処理と同様に、キー値別アクセス頻度130の値が変化するときに、再度、データの配置を設定する処理である。すなわち、第4実施例のデータ配置処理の以前に、DBMS210(図1)がテーブルを定義する際に、図3に示した第1実施例のデータ配置処理と同様の処理(以下「初期配置処理」と呼ぶ)が行われているものとする。
図29は、初期配置処理によって取得されたテーブル−ディスクグループ対応関係120の内容の一例を示す説明図である。図30は、初期配置処理によって取得されたキー値別アクセス頻度130の内容の一例を示す説明図である。テーブル−ディスクグループ対応関係120およびキー値別アクセス頻度130の内容は、共に、図5および図6に示した第1実施例と同様である。図31は、初期配置処理完了後のマップ情報140の内容の一例を示す説明図である。初期配置処理によって、3つのテーブル(T1[1−10]、T1[11−20]、T2[1−10])がディスクグループDG1に格納され、1つのテーブル(T2[11−20])がディスクグループDG2に格納されている。すなわち、テーブルのデータの配置が、図27に示す通りの配置となっている。なお、図31に示した第4実施例におけるマップ情報140では、「論理ボリューム」および「物理ボリューム」(図27)の項目が含まれている点が、第1から第3実施例におけるマップ情報140とは異なっている。
第4実施例のデータ配置処理(図28)において、ステップS300からステップS370までの処理は、図12に示した第2実施例のデータ配置処理におけるステップS200からステップS270までの処理と同様である。すなわち、ステップS300からステップS370までの処理によって、図15に示すように、テーブルT2[1−10]が、ディスクグループDG1からディスクグループDG2に移動される。なお、このとき、テーブルT2[1−10]の移動は、異なる記憶装置システム3間における移動となる。この移動処理は、移動元の記憶装置システム3のデータ移動部320(図1)によって実行される。
ステップS380(図28)では、データ配置部110(図1)が、論理ボリュームと物理ボリュームとの対応関係を再設定し、マップ情報140(図31)を更新する。ここで、図12に示した第2実施例では、ステップS280で、ディスクグループと論理デバイスとの対応関係を再設定しているのに対し、第4実施例では、論理ボリュームと物理ボリュームとの対応関係を再設定している。これは、第4実施例では、ディスクグループDG1とディスクグループDG2とが互いに異なる記憶装置システム3に含まれているため、ディスクグループと論理デバイスとの対応関係を再設定することができないからである。
図32は、論理ボリュームと物理ボリュームとの対応関係の再設定の一例を示す説明図である。図32に示すように、論理ボリュームと物理ボリュームとの対応関係の再設定は、テーブルT2[1−10]が移動前に格納されていた論理デバイス(LD3)に対応付けられた物理ボリューム(PV4)と、移動後に格納された論理デバイス(LD5)に対応付けられた物理ボリューム(PV6)と、を入れ替えることによって行う。すなわち、物理ボリューム(PV4)と論理ボリューム(LV5)との対応関係を、物理ボリューム(PV6)と論理ボリューム(LV5)との対応関係に変更する。このような再設定を行うことによって、DBMS210(図1)は、データの移動前と同じ論理ボリュームLV5にアクセスすることによって、記憶装置システム3内の格納位置が変更されたテーブルT2[1−10]のデータにアクセスすることが可能となる。
図33は、論理ボリュームと物理ボリュームとの対応関係再設定後に作成されるマップ情報140の内容の一例を示す説明図である。図33に示すように、記憶装置システム3内の格納位置が変更されたテーブルT2[1−10]は、ディスクグループDG2の論理デバイスLD5に格納されることとなる。
以上説明したように、第4実施例では、複数の業務サーバ2および複数の記憶装置システム3を備える計算機システム1000においても、管理サーバ1が、キー値別アクセス頻度130に基づいて、テーブルのデータを格納するディスクグループを設定することができる。そのため、複数の業務サーバ2および複数の記憶装置システム3を備える計算機システム1000においても、ディスクグループへのアクセス頻度を考慮したディスクグループへのデータベースのデータの配置の設定を行うことができる。
E.その他の変形例:
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
E1.その他の変形例1:
図1および図26に示した各実施例の計算機システム1000の構成は、あくまで一例であり、計算機システム1000を他の構成とすることも可能である。計算機システム1000が3台以上の業務サーバ2を備えるとしてもよいし、3台以上の記憶装置システム3を備えるとしてもよい。また、管理サーバ1と業務サーバ2とが、一体の計算機として構成されるとしてもよい。あるいは、業務サーバ2と記憶装置システム3とが、一体として構成されるとしてもよい。
また、図2および図27に示した各実施例の計算機システム1000におけるデータベースのデータの配置の階層構造は、あくまで一例であり、階層構造を他の構造とすることも可能である。例えば、記憶装置システム3において、物理的記憶領域としてディスクグループが定義されていなくてもよい。この場合に、管理サーバ1のデータ配置部110は、物理的記憶領域としての記憶装置36へのデータベースのデータの配置を設定するとしてもよい。すなわち、本発明における「物理的記憶領域」は、物理的な記憶領域の単位構成(例えば記憶装置36)であってもよいし、当該単位構成の集合(例えばディスクグループ)であってもよい。
E2.その他の変形例2:
上記各実施例では、アクセス頻度がテーブルのキー値の範囲別に設定されているが、キー値の範囲は任意に設定可能である。例えば、キー値の範囲を単一の値の範囲とし、キー値とアクセス頻度とが一対一に対応するようにアクセス頻度を設定してもよい。
また、アクセス頻度が、テーブルの項目の内、キー以外の他の参照となる項目(図4)の値の範囲別に設定されるとしてもよい。あるいは、アクセス頻度が、テーブル内のレコード(図4)毎に設定されるとしてもよい。
また、上記各実施例では、アクセス頻度が日単位で設定されているが、アクセス頻度が他の時間単位(例えば分単位、時間単位、週単位、月単位、年単位)で設定されるとしてもよい。また、アクセス頻度が時間の経過に応じて変化するように設定される必要はなく、固定的に設定されるとしてもよい。
E3.その他の変形例3:
上記各実施例におけるテーブル−ディスクグループ対応関係120、キー値別アクセス頻度130、マップ情報140の内容は、あくまで一例であり、これらの情報は他の内容を含むとしたり、一部の内容を含まないとしたりすることも可能である。
E4.その他の変形例4:
上記各実施例では、データベースを構成する構成情報の例としてテーブルを用いて説明したが、構成情報はインデクス等の他の情報であるとしてもよい。
本発明の第1実施例としての計算機システムの構成を概略的に示す説明図。 第1実施例の計算機システムにおけるデータベースのデータ配置の階層構造を概念的に示す説明図。 第1実施例におけるデータ配置処理の流れを示すフローチャート。 データベースの構成情報としてのテーブルの内容の一例を示す説明図。 テーブル−ディスクグループ対応関係の内容の一例を示す説明図。 キー値別アクセス頻度の内容の一例を示す説明図。 データグループ設定の一例を示す説明図。 ディスクグループおよび論理デバイスの割り当ての一例を示す説明図。 マップ情報の内容の一例を示す説明図。 第1実施例の変形例におけるデータ配置設定の一例を示す説明図。 第1実施例の変形例におけるマップ情報の内容の一例を示す説明図。 第2実施例におけるデータ配置処理の流れを示す説明図。 第2実施例のデータ配置処理において変化後のキー値別アクセス頻度の値に基づき計算されたアクセス頻度の合計を示す説明図。 第2実施例のデータ配置処理におけるデータグループ再設定の様子を示す説明図。 論理デバイスの割り当ての一例を示す説明図。 ディスクグループと論理デバイスとの対応関係の再設定の一例を示す説明図。 ディスクグループと論理デバイスとの対応関係再設定後のテーブルの配置を示す説明図。 ディスクグループと論理デバイスとの対応関係再設定後に作成されるマップ情報の内容の一例を示す説明図。 第2実施例の変形例におけるデータ配置設定の一例を示す説明図。 第2実施例の変形例におけるマップ情報の内容の一例を示す説明図。 第3実施例におけるキー値別アクセス頻度の内容の一例を示す説明図。 第3実施例におけるデータ配置設定の一例を示す説明図。 第3実施例におけるマップ情報の内容の一例を示す説明図。 第3実施例の変形例におけるデータ配置設定の一例を示す説明図。 第3実施例の変形例におけるマップ情報の内容の一例を示す説明図。 第4実施例の計算機システムの構成を概略的に示す説明図。 第4実施例の計算機システムにおけるデータベースのデータ配置の階層構造を概念的に示す説明図。 第4実施例におけるデータ配置処理の流れを示すフローチャート。 初期配置処理によって取得されたテーブル−ディスクグループ対応関係の内容の一例を示す説明図。 初期配置処理によって取得されたキー値別アクセス頻度の内容の一例を示す説明図。 初期配置処理完了後のマップ情報の内容の一例を示す説明図。 論理ボリュームと物理ボリュームとの対応関係の再設定の一例を示す説明図。 論理ボリュームと物理ボリュームとの対応関係再設定後に作成されるマップ情報の内容の一例を示す説明図。
符号の説明
1…管理サーバ
2…業務サーバ
3…記憶装置システム
11…CPU
12…主メモリ
13…ネットワークI/F
14…表示装置
15…入力装置
17…コントローラ
18…記憶装置
21…CPU
22…主メモリ
23…ネットワークI/F
24…表示装置
25…入力装置
27…コントローラ
28…記憶装置
29…データI/F
31…ポート
32…ディスクコントローラ
33…制御メモリ
34…CPU
35…キャッシュメモリ
36…記憶装置
37…ネットワークI/F
110…データ配置部
111…テーブル−ディスクグループ対応関係取得部
112…キー値別アクセス頻度取得部
113…条件取得部
114…データグループ負荷計算部
115…条件判定部
120…テーブル−ディスクグループ対応関係
130…キー値別アクセス頻度
140…マップ情報
210…DBMS
220…論理ボリューム設定部
310…ディスクグループ・論理デバイス設定部
320…データ移動部
1000…計算機システム

Claims (14)

  1. データベースのデータを格納する複数の物理的な記憶領域を含む計算機システムに適用可能な計算機であって、
    前記データベースを構成する構成情報内の所定の参照項目の値の範囲別に、前記構成情報のデータに対する想定されるアクセス頻度を取得する参照項目別アクセス頻度取得部と、
    前記取得したアクセス頻度に基づき、前記参照項目の値の範囲によって分割された前記構成情報のデータを格納すべき前記物理的記憶領域を設定するデータ配置部と、を備える、計算機。
  2. 請求項1記載の計算機であって、
    前記物理的記憶領域は、前記計算機システムの有する記憶装置システム内に含まれる、計算機。
  3. 請求項1記載の計算機であって、
    前記データベースは、複数の前記構成情報を含み、
    前記構成情報は、複数の項目によって構成されるレコードを複数含み、
    前記参照項目は、前記複数の項目の内、複数の前記構成情報に共通して含まれる特定の項目である、計算機。
  4. 請求項1記載の計算機であって、
    前記データ配置部は、所定の前記物理的記憶領域に格納される前記構成情報のデータに対するアクセス頻度の合計に関する所定の条件が満足されるように、前記構成情報のデータを格納すべき前記物理的記憶領域を設定する、計算機。
  5. 請求項4記載の計算機であって、
    前記データ配置部は、管理者によって設定された前記所定の条件を取得する配置条件取得部を含む、計算機。
  6. 請求項4記載の計算機であって、
    前記所定の条件は、前記計算機システムに含まれる前記物理的記憶領域間において、前記アクセス頻度の合計の差が所定の閾値より小さいことである、計算機。
  7. 請求項4記載の計算機であって、
    前記所定の条件は、前記計算機システムに含まれる前記物理的記憶領域の内、特定のデータが格納される特定の前記物理的記憶領域において、前記アクセス頻度の合計が所定の閾値より小さいことである、計算機。
  8. 請求項1記載の計算機であって、
    前記アクセス頻度は、時間の経過に応じて変化するように設定されており、
    前記データ配置部は、前記アクセス頻度の値に変化があるときに、前記構成情報のデータを格納すべき前記物理的記憶領域を設定する、計算機。
  9. 請求項1記載の計算機であって、
    前記アクセス頻度は、前記構成情報のデータに新たに追加されるデータに対する想定されるアクセス頻度を含み、
    前記データ配置部は、前記構成情報のデータに新たにデータが追加されるときに、前記構成情報のデータを格納すべき前記物理的記憶領域を設定する、計算機。
  10. 請求項1記載の計算機であって、
    前記計算機システムは、前記データベースを運用する業務用計算機を有し、
    前記データ配置部は、前記構成情報のデータを格納すべき前記物理的記憶領域を設定した後、前記設定に従った前記構成情報のデータの格納の実行を前記業務用計算機に対し指示する、計算機。
  11. データベースのデータを格納する複数の物理的な記憶領域を含む計算機システムにおける前記データの配置を設定するデータ配置設定方法であって、
    (a)前記データベースを構成する構成情報内の所定の参照項目の値の範囲別に、前記構成情報のデータに対する想定されるアクセス頻度を取得する工程と、
    (b)前記取得したアクセス頻度に基づき、前記参照項目の値の範囲によって分割された前記構成情報のデータを格納すべき前記物理的記憶領域を設定する工程と、を備える、データ配置設定方法。
  12. データベースのデータを格納する複数の物理的な記憶領域を含む計算機システムに適用可能な計算機により、前記計算機システムにおける前記データの配置を設定するデータ配置設定プログラムであって、
    前記データベースを構成する構成情報内の所定の参照項目の値の範囲別に、前記構成情報のデータに対する想定されるアクセス頻度を取得する参照項目別アクセス頻度取得機能と、
    前記取得したアクセス頻度に基づき、前記参照項目の値の範囲によって分割された前記構成情報のデータを格納すべき前記物理的記憶領域を設定するデータ配置機能と、を、前記計算機に実現させる、データ配置設定プログラム。
  13. 計算機システムであって、
    データベースのデータを格納する物理的な記憶領域を含む記憶装置システムと、
    前記計算機システムにおける前記データの配置を設定する計算機と、を備え、
    前記計算機システムは、複数の前記物理的記憶領域を含み、
    前記計算機は、
    前記データベースを構成する構成情報内の所定の参照項目の値の範囲別に、前記構成情報のデータに対する想定されるアクセス頻度を取得する参照項目別アクセス頻度取得部と、
    前記取得したアクセス頻度に基づき、前記参照項目の値の範囲によって分割された前記構成情報のデータを格納すべき前記物理的記憶領域を設定するデータ配置部と、を含む、計算機システム。
  14. データベースのデータを格納する物理的な記憶領域であるディスクグループを複数含む計算機システムに適用可能な計算機であって、
    前記ディスクグループは、前記計算機システムの有する記憶装置システム内に含まれ、
    前記データベースは、複数のテーブルを含み、
    前記テーブルは、複数の項目によって構成されるレコードを複数含み、
    前記複数の項目の内、複数の前記テーブルに共通して含まれる特定の項目がキーとして設定され、
    前記計算機は、
    前記キーの値の範囲別に、前記テーブルのデータに対する想定されるアクセス頻度を取得するキー値別アクセス頻度取得部と、
    前記取得したアクセス頻度に基づき、前記キーの値の範囲によって分割された前記テーブルのデータを格納すべき前記ディスクグループを設定するデータ配置部と、を備える、計算機。
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