JPH06139119A - データベース管理システムおよびデータベース管理方法 - Google Patents

データベース管理システムおよびデータベース管理方法

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JPH06139119A
JPH06139119A JP4290525A JP29052592A JPH06139119A JP H06139119 A JPH06139119 A JP H06139119A JP 4290525 A JP4290525 A JP 4290525A JP 29052592 A JP29052592 A JP 29052592A JP H06139119 A JPH06139119 A JP H06139119A
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JP4290525A
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Inventor
Nobuo Kawamura
信男 河村
Masashi Tsuchida
正士 土田
Shunichi Torii
俊一 鳥居
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】アクセス頻度の高い表のデータを分割して他の
プロセッサに割り当てる。 【構成】表Tが分割されて3つのプロセッサ16a、1
6b、16c配下の記憶装置18a、18b、18cに
格納されている場合、ホストは表Tの管理情報を参照
し、プロセッサ18a、18b、18cに、割り当てら
れた表T19のデータへのアクセス頻度を問いあわせ、
所定のレベル以上アクセス頻度が高いデータデータTc
へのアクセスを禁止し、表Tのデータを割り当てられて
いないプロセッサ16d、16eへのデータTcの転送
を、プロセッサPcに指示する。プロセッサPcは、デ
ータTcをデータ量が均等になるように3分割し、その
うちの2つを、プロセッサ16d、16eにそれぞれ転
送し、転送したデータを記憶装置18aより消去する。
プロセッサ16d、16eは、転送されたデータを配下
の記憶装置18d、18eに格納する。転送が終了した
らホスト12は、データTcへのアクセスの禁止を解除
し、表T19の管理情報を更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のプロセッサを用
いるデータベース管理システムに関し、特に、データの
配置の再編成の技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】データベース管理システムとは、データ
ベースを管理、保持するコンピュータシステムである。
【0003】特に、リレーショナルデータベース管理シ
ステムが管理する、リレ−ショナルデータベースは、二
次元の表(あるいは、リレーション)の集合から成り、
かつ、この表は複数の行(レコード、あるいはタップ
ル)から構成されている。
【0004】また、行は、複数個の列(アトリビュー
ト、あるいはフィールド)から構成され、各列には、そ
の列の特性を示すデータ型、データ長などが規定され
る。
【0005】このようなリレーショナルデータベースの
利用時、ユーザまたはアプリケーションプログラムは、
データベースに対する要求を、リレーショナルデータベ
ース管理システムに発行する(「問合せ」と呼ぶ)こと
により、リレーショナルデータベース中のデータを処理
(選択、更新、挿入または削除)する。
【0006】このようなリレーショナル・データベース
管理システムへの問合せ言語として一般的なものは、I
SO 9075、JIS X3005において規格化さ
れているSQLが知られている。このSQLにおいて、
問合せは非定型である。
【0007】すなわち、ユーザまたはアプリケーション
プログラムは、必要なことを指定するだけで、それを実
行するための処理手順を指定する必要がない。また、ユ
ーザやアプリケーションプログラムは、問合せによって
アクセスする表が格納されている場所を意識する必要も
ない。
【0008】しかし、ユーザやアプリケーションプログ
ラムが処理手順を意識しない反面、リレーショナルデー
タベース管理システムの負担(問合せによって、データ
ベースのアクセス・プランを最適にする処理)が増加す
る傾向が強まる。特に、データベースが格納されている
磁気ディスク装置などの外部記憶装置との間の入出力処
理が負担となる。
【0009】そこで、近年では、一つの表を複数の外部
記憶装置に分割して格納し、入出力処理の並列化を行う
ことにより入出力処理の負担を軽減するシステムが増え
てきている。
【0010】また、さらに、データベースの演算処理を
も並列化するために、ネットワークで接続された複数の
プロセッサ配下の各外部記憶装置に、表のデータを分割
して格納するシステムもある。このシステムによれば、
一つの表を異なる外部記憶装置に記憶させ、異なるプロ
セッサがそれらを、それぞれ並列に読み取り処理をする
ことができる。このようなデータ分散技術は、リレーシ
ョナル・データベース管理システムでますます重要な役
割を果たしてきている。
【0011】ところで、データを分散して格納する形態
として、ラウンドロビン、ハッシュ分割、ユーザ指定キ
ー・レンジ分割および一様分割(uniform partition)と
いうような形態がある。
【0012】最初の分割形態であるラウンドロビンは、
複数の記憶装置に対してデータ量が均一になるように格
納する。次の、ハッシュ分割は、表のある列に対してハ
ッシュ関数を適用することによって当該列を取り扱う記
憶装置を決定するものである。
【0013】また、次に、キー・レンジ分割は、表のあ
る列について、各記憶装置に格納すべきデータの範囲を
条件として指定することによって、与えられたデータの
値によって条件を満足する記憶装置を選択して格納す
る。なお、このようなキー・レンジ分割をユーザの指定
条件に基づいて行う場合、分割した表の格納場所の指定
の受付けは、格納する記憶装置の指定を直接受付けるの
ではなく、少なくとも1台の記憶装置からなる論理的な
データベース領域の指定を受付けるシステムが知られて
いる。このように、論理的なデータベース領域によって
分割した表の格納場所の指定を受付けるのは、できるだ
けユーザ(データベース定義をする者)が物理的なシス
テムも構成を意識しなくても済むようにするためであ
る。
【0014】最後の一様分割という形態は、あらかじ
め、ある表を初期ロード時に、複数の記憶装置にラウン
ドロビンの形態でデータを分割する。そして、特定のあ
る列(項目)について全体をソートし、再度、ソートし
た項目の順に複数の記憶装置にデータ量が均等になるよ
うに分割する。そうして、各記憶装置毎に、ソートした
項目の最小値、最大値を求め、その最小値、最大値の間
をその記憶装置のキー・レンジとするものである。
【0015】これらのデータを分散して格納する技術
は、David.J.DeWitt等による1986年VLDB国際会
議資料の『GAMMA A High Performance Dataflow Databa
se Machine』の文献に集約して記載されている。また、
複数のプロセッサによるデータベースの並列処理の実現
についても述べられている。
【0016】このように、複数の異なる記憶装置に分割
して配置することにより、データベース・アクセスの並
列処理が可能となる。データの分割方法としては、特に
ラウンドロビンのように複数の記憶装置に均等にデータ
を分割すると、問合せ要求に対して、各々同じ処理を要
求することができるの並列処理による応答時間の向上を
行うことができる。また、キー・レンジ分割をした場合
には、表に対する問合せ要求に指定された探索条件のう
ち、キー・レンジ分割を行った列(項目)に条件が指定
されていれば、あらかじめ、条件を満足するデータが格
納されている処理装置のみでデータベース処理を行えば
よい。これによって、他の処理装置の負荷が低減される
ことになり、システム全体のスループットの向上を図る
ことができる。
【0017】さて、データベース処理を高速化するため
の重要な技術としては、この他に、統計情報を用いて、
データベースのアクセス方法を最適化する技術がある。
統計情報は、システムがユ−ザに代わって、最適なデー
タベース・アクセス手順を決定するために使用する情報
である。統計情報の一つとして代表される情報には、区
間毎に、ある特定の列に、当該区間に含まれる値を持つ
行の度数を求めた区間度数分布情報がある。
【0018】これにより、問合せによって、ある列に条
件が設定された場合、その条件を満足する行の数(選択
率)を、当該列についての区間度数分布情報を参照して
算出できるので、問合せのアクセス処理手順(インデク
スを用いるか否か)として最適な手順を選択することが
できる。この区間度数分布情報の取得方法は、Gregory
Piatetsky Shapiro等による1984年ACM−SIG
MOD国際会議資料の『ACCURATE ESTIMATION OF THE N
UMBER OF TUPLES SATISFYING A CONDITION』に記載され
ている。
【0019】一般的に、データベース管理システムで
は、システムの運用に従って、表に対する問合せによっ
て、データが挿入、更新、および削除に伴うデータの配
置の乱れより、データの格納状態が乱れてくる。データ
の格納状態の乱れには、各記憶装置内部における物理的
なデータの配置の乱れと、各記憶装置の格納するデータ
量が均等で無くなる乱れとがある。
【0020】すなわち、データベースのデータは、複数
の行を含む物理的に固定長のページという単位で、記憶
装置の中で複数の連続したページに格納されているが、
こうした物理的に連続したページが、データベースの更
新等によって、途中のページが空きになったり、あるペ
ージの行の数が極端に少なくなったりする。これが、各
記憶装置内部における物理的なデータの配置の乱れであ
り、このような乱れは、データベースに対するアクセス
性能が低下する要因となる。そこで、このような場合に
は、通常、データベースの格納状態の乱れを正すため
に、空いているページやページ内の空き領域を有効利用
するために、コンパクト処理(コンパクション)を施
し、各記憶装置の内部についてデータベースの再編成を
行う。
【0021】一方、各記憶装置の格納するデータ量が均
等で無くなる乱れが生じた場合には、一旦、別の記憶装
置に、再編成の対象となる表の全てのデータをバックア
ップし、その後、複数の記憶装置に再度データ量が均等
になるように、データをダウンロードすることにより、
データベースの記憶装置間の再編成を行う。なお、ユー
ザがあらかじめ指定した分割条件に従って、前記キー・
レンジ分割を行う場合、データベースの記憶装置間の再
編成を行う場合には、表の再定義等も行う必要がある。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、デー
タベース管理システムにおいて複数の記憶装置に分割し
て格納される表について、データの格納状態が乱れてき
た場合に行われる再編成処理は、各記憶装置内部で再編
成処理が行われる場合と、一旦別の記憶装置にすべての
データをバックアップし、その後、複数の記憶装置に再
度データ量が均等にダウンロードすることにより記憶装
置間で再編成を行う場合とがある。
【0023】前者の場合、再編成前よりもアクセス性能
はある程度向上するが、各記憶装置内部でのみ再編成さ
れるので、表の更新、挿入、削除によって生じた個々の
記憶装置のデータ量はアンバランスは解消されない。そ
のため、表に対する問合せ要求によって、特定の記憶装
置にだけ、アクセスが集中することになり、並列処理の
効果が薄れる場合がある。
【0024】後者の再編成では、ダウンロードする際
に、再度データ量を均等に分割するので、この問題は解
決される。しかし、再編成処理をしている間、その表に
対するアクセスは禁止されるが、再編成処理に要する処
理時間は、データ量に比例するので、膨大なデータ量を
もつ場合には長時間をアクセスは禁止されることとな
る。各記憶装置を2重化すれば、少なくとも表に対する
検索は継続して行うことができるが、これではシステム
が大型化してしまう。
【0025】また、ユーザがあらかじめ指定した分割条
件に従って、定前記キー・レンジ分割を行う場合には、
次のような問題が生じる。
【0026】すなわち、分割条件に指定された列の定義
によっては、特定の記憶装置にデータが集中するといっ
たアンバランスが生じることがある。この場合、前述し
た記憶装置間の再編成を行う必要があるが、この際ユー
ザは新しく記憶装置を用意し、表の分割条件の再定義す
ることを強いられる。また、表の再定義をするにあたっ
て、ユーザは一旦既に格納されているデータをバックア
ップし、表を削除し、分割条件について再定義した後、
バックアップしておいたデータをダウンロードする必要
があり、システムの運用を妨げる時間が長くなるといっ
た問題が生じる。なお、前記一様分割(uniform partit
ion)によれば、ユーザは分割条件の対象となる項目を
指定するだけで、システムが複数に記憶装置にあらかじ
めデータ量を均等にするよう格納し、各記憶装置におい
て指定された分割する項目の最小値、最大値によって、
各記憶装置のキー・レンジを決定するので、ユーザは表
の再定義を行う必要はない。
【0027】また、各記憶装置のデータ量は一定にする
ことはできても、表に対する問合せによっては、特定の
キー・レンジにだけアクセスが集中する場合がある。こ
のようなアクセスの不均衡を解消するためには、各記憶
装置毎にアクセス状況の情報を取得し、ユーザによって
表の分割条件を再調整を行わなければならない。
【0028】そこで、本発明は、データベースのデータ
を、各記憶装置について、アクセスの負荷が均等になる
ように再編成することのできるデータベース管理システ
ムを提供することを目的とする。
【0029】また、データベースの再編成において、再
編成処理の対象となるデータを局所化することのできる
データベース管理システムを提供することを目的とす
る。
【0030】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、リレ−ショナルデータベースを構成する
表をM(M>1)個に分割し、分割したM個の表のデー
タを、N(N>M)個の記憶手段中のM個の記憶手段に
分散して記憶し、利用者よりの問い合わせ要求に応じて
前記分散させて記憶した表のデータにアクセスするリレ
−ショナルデータベースの管理方法であって、前記M個
の記憶手段のそれぞれに記憶した、前記分割した表のデ
ータにアクセスした頻度を表すアクセス頻度情報を、当
該表を分割したデータを記憶している記憶手段に対応付
けて管理し、前記表についての再編成要求があった場合
に、前記N個の記憶手段に対応付けられている前記アク
セス頻度情報を参照し、アクセスした頻度が所定のレベ
ル以上高い前記記憶手段に記憶されている前記分割した
表のデータを、さらに分割し、前記さらに分割したデー
タの一部を、前記N個の記憶手段中の前記M個の記憶手
段以外の記憶手段に移動して記憶することを特徴とする
リレ−ショナルデータベースの管理方法を提供する。
【0031】
【作用】本発明に係るリ−ショナルデータベースの管理
システムによれば、前記M個の記憶手段のそれぞれに記
憶した、前記分割した表のデータにアクセスした頻度を
表すアクセス頻度情報を、当該表を分割したデータを記
憶している記憶手段に対応付けて管理しておき、前記表
についての再編成要求があった場合には、前記N個の記
憶手段に対応付けられている前記アクセス頻度情報を参
照し、アクセスした頻度が所定のレベル以上高い前記記
憶手段に記憶されている前記分割した表のデータを、さ
らに分割して、前記さらに分割したデータの一部を、前
記N個の記憶手段中の前記M個の記憶手段以外の記憶手
段に移動して記憶する。
【0032】したがって、表を分割した表のうち、アク
セス頻度の高いものについては、これをさらに分割し
て、他の記憶装置に分割したデータを割り当てることが
できるので、アクセスの負荷が均等になるように表の格
納形態を再編成することができる。
【0033】また、この際、影響を受けるのは、他の分
割した表のデータのうち、さらに分割する対象となるデ
ータのみであるので、このような再構成処理の期間、こ
のデータのアクセスを禁止すれば足り、他の分割した表
のデータは、通常通り利用することができる。すなわ
ち、再編成処理の対象となるデータを局所化することが
できる。
【0034】
【実施例】以下、本発明に係るデータベース管理システ
ムの一実施例を説明する。
【0035】本実施例に係るデータベース管理システム
は、ネットワークに接続した複数のプロセッサにより、
各プロセッサに接続された外部記憶装置に、表のデータ
を分割して格納する表のデータの再編成処理を行う。
【0036】本実施例に係るデータベース管理システム
のハードウェア構成を図2に示す。
【0037】図2において、Pa16a、Pb16b〜P
n16nはプロセッサ、14は通信ネットワーク、12
はホストプロセッサ、Fa18a、Fb18b〜Fn18
nは外部記憶装置である。
【0038】複数のプロセッサPa16a、Pb16b〜
Pn16nは、通信ネットワーク14を介してメッセー
ジの通信を行う。ホストプロセッサ12は、すべてのプ
ロセッサPa16a、Pb16b〜Pn16nと通信ネッ
トワーク14を通じて接続される。
【0039】ホストプロセッサ12は、プロセッサPa
16a、Pb16b〜Pn16nに格納されているデータ
に対する問合せに応じて、各プロセッサPi16iにデー
タベース処理要求のメッセージを送出する。各プロセッ
サPi16iは、処理した結果をホストプロセッサ12に
返す。すなわち、ホストプロセッサ12の役割は、ユー
ザからのデータベースに対する問合せに対応して、デー
タが格納されている各プロセッサPi16iに処理要求
(検索、挿入、更新、削除)を発行することである。
【0040】データベース中の各表のデータは、複数の
プロセッサPa16a、Pb16b〜Pn16n分割して
割り当てられている。各プロセッサPa16a、Pb16
b〜Pn16nは、割り当てられた各表のデータを、配
下の外部記憶装置に格納している。
【0041】図3は、ホストプロセッサ12に5台のプ
ロセッサPa16aないしプロセッサPe16eが接続さ
れ、データベースの表T19のデータが、3台のプロセ
ッサPa16a〜プロセッサPc16cに接続された記憶
装置Fa〜Fcに分割されてそれぞれTa、Tb、Tcと
して格納されている場合について示している。
【0042】この表Tの定義情報は、ホストプロセッサ
12上に、図4に示すような表定義情報管理テーブル上
に管理される。
【0043】図示するように、表定義情報管理テーブル
は、各表について、表の所有者を示す所有者名、表の識
別子である表識別子、表を構成する列数を示す表列数、
表のデータの分割形態を示す格納振り分け形態、格納振
り分け形態がキーレンジ分割の場合には分割する条件の
数を示す格納振り分け条件数、分割する条件を指定する
項目(列)の識別子を示す格納振り分け列ID、個々の
格納振り分け条件を指定する格納振り分け条件コード、
格納振り分け条件で判定すべき条件の値を格納する格納
振り分け条件値、格納振り分け条件によって判定された
データを割り当てるプロセッサを示す格納先名称等の情
報を格納している。
【0044】ここで、格納振り分け形態は、キーレンジ
分割、ラウンドロビン等を示す情報が格納される。格納
振り分け形態が、ラウンドロビンの場合は、格納振り分
け条件数には、ラウンドロビンによって分割する記憶装
置の数が格納され、格納先名称には、ラウンドロビンに
よって格納する記憶装置を示す情報が格納される。その
他の格納振り分け列ID、格納振り分け条件コード、格
納振り分け条件値には、空値が格納される。
【0045】表の定義は、リレーショナルデータベース
に代表される構造化紹介言語であるISO SQLのデ
ータ記述言語のCREATE TABLE文でユーザに
よって指定される。
【0046】図4に示した例では、ユーザの定義に応じ
て、表定義情報管理テーブル上で、表T19の格納振り
分け形態としてキーレンジ分割であることを示す情報を
格納し、格納振り分け列として列C2を格納し、格納振
り分け条件として3つの条件を格納し、格納先名称とし
てプロセッサPa16a〜プロセッサPc16cの識別を
格納している。このような表定義情報管理テーブルに従
って、表T19の各格納条件を満足する行は、図3に示
すように、格納条件に対応するプロセッサPa16a〜
プロセッサPc16cに接続された記憶装置Fa18a〜
記憶装置Fc18cに格納される。
【0047】ところで、図4で示した表定義情報管理テ
ーブルは、表の定義情報とともに、データが格納されて
いる位置に関する情報を管理しているので、キーレンジ
分割の場合、分割の対象となっている列にユーザからの
問合せ要求により探索条件が指定されると、ホストプロ
セッサ12は、その探索条件によってアクセスすべきデ
ータを割り当てているプロセッサを決定することができ
る。
【0048】一方、表を分割したデータを割り当てられ
た各プロセッサは、割り当てられたデータより構成され
る表に関する情報を管理している。たとえば、表T19
については、プロセッサPa16aは、表T19を分割
したデータTaにより構成される表に関する情報を管理
している。
【0049】これらの情報は、図5に示すような5つの
管理テーブルで管理される。5つの管理テーブルとは、
表状態情報管理テーブル31、統計情報管理テーブル3
2、列情報管理テーブル33、度数分布情報管理テーブ
ル34、I/O情報管理テーブル35である。
【0050】表状態情報管理テーブル31では、分割し
データ表(Ta、Tb、Tc)の親となる表(T)の識
別子を示す表IDと、後述する統計情報管理テーブル3
2の先頭位置を示すポインタと、I/O管理情報管理テ
ーブル35の先頭位置を示すポインタと、分割した表に
アクセスした回数情報であるアクセス頻度情報をもつ。
後述するホストプロセッサ12のアクセス頻度情報の要
求に対する応答としては、表状態情報管理テーブル31
のアクセス頻度情報を応答する。
【0051】統計情報管理テーブル32は、分割したデ
ータにより構成される表の、プロセッサに接続された記
憶装置の使用量を示す格納ページ数および行数をもち、
また、インデクスが定義されている列に関する統計情報
を管理する列情報管理テーブル33の先頭位置を示すポ
インタをもつ。なお、一般的に統計情報管理テーブル3
2したに管理される統計情報は、リレーショナルデータ
ベースに対する問合せの処理手順を最適にするために用
いる。
【0052】列情報管理テーブル33は、列の識別子を
示す列ID、当該列中に設定されえるユニークな値の数
を示すユニーク値数、および、列を値の区間ごとに区切
った場合においた、各区間の度数分布情報を管理する度
数分布情報管理テーブル34の先頭位置を示すポインタ
をもつ。
【0053】度数分布情報管理テーブル34では、列の
各区間毎の最小値、最大値およびその区間内に含まれる
ユニーク値数と、区間内の行数を管理する。
【0054】また、I/O情報管理テーブル35は、外
部記憶装置とのアクセスを、できるだけ少なくするため
に使用されるバッファの管理において、論理的な入出力
回数と物理的な入出力回数を情報として管理する。これ
により、当該分割した表のバッファでのヒット率を算出
する。
【0055】以下、本実施例に係るデータベース管理シ
ステムのデータベースの再編成動作について説明する。
【0056】図1に、システム全体の再編成動作の流れ
を示す。
【0057】フェーズ1の「プロセッサ別表アクセス情
報取得」20では、再編成の対象とする表のデータを分
割したデータが、それぞれ割り当てられている各プロセ
ッサに対して、ホストプロセッサ12が該当する表のア
クセス頻度情報を要求する。要求を受けた各プロセッサ
は、メッセージによってホストプロセッサ12に要求さ
れた情報を返す。
【0058】次に、フェーズ2の「再編成対象範囲決
定」22では、各プロセッサから返されたアクセス頻度
情報をもとに、配置を変更すべきデータが割り当てられ
ているプロセッサPaを選択し、配置を変更すべきデー
タの分割方法および分割したデータを、新たに割り当て
るプロセッサPbを決定する。
【0059】フェーズ3の「再編成対象範囲閉塞」24
では、再編成によって配置を変更するデータのみ閉塞状
態とし、このデータに対する操作を禁止させる。したが
って、再編成を行っている間、再編成の対象となってい
るデータをもつプロセッサPaに対する、再編成によっ
て配置を変更するデータの属する表へのアクセス要求は
禁止される。しかし、再編成によって配置を変更するデ
ータの属する表へのアクセス要求が、再編成の対象外の
プロセッサに対するものであれば、その要求は許可され
る。
【0060】フェーズ4の「データの移動」26では、
フェーズ3によって閉塞したデータを、分割したデータ
を新たに割り当てるプロセッサPbに転送する。フェー
ズ5の「再編成対象範囲閉塞解除」28の過程では、再
編成処理が終了した後、閉塞状態を解除し、アクセス可
能状態とする。
【0061】以下、図3に示した表Tの分割状態におい
て、Pc16cに割り当てたTcのアクセス頻度が高い
場合に、Tcを、さらに分割して、その一部ずつを図6
に示すように他のプロセッサPd16d、Pe16eに
割り当てる場合を例に取りホストプロセッサ12、各プ
ロセッサが行う処理の詳細を説明する。
【0062】図8にホストプロセッサ12が行う再編成
処理の処理手順を示す。
【0063】図1におけるフェーズ1の処理において
は、ホストプロセッサ12が、ユーザから指定された表
T19について再編成処理を行うため、表T19が格納
されているプロセッサPa16a〜プロセッサPc16c
に対して表T19の各プロセッサにおけるアクセス頻度
情報を要求する(ステップ801)。ホストプロセッサ
12から通信ネットワーク14を通じて発行されたメッ
セージをプロセッサPa16a〜プロセッサPc16c
は、受け取る。メッセージを受け取った各プロセッサ
は、メーセージ内容を解析し、表状態情報管理テーブル
31の表T19に対応付けられているアクセス頻度情報
を応答する。
【0064】つぎに、ホストプロセッサ12は、プロセ
ッサPa16a〜プロセッサPc16cから返された各プ
ロセッサにおける表T19のアクセス頻度情報を受け取
ると、これをもとに、フェーズ2の再編成対象範囲決定
22を行う。この場合は、ホストプロセッサ12は、各
プロセッサPa16a、Pb16bおよびPc16cから
返されたアクセス頻度情報により、アクセス頻度が所定
レベル以上の高いプロセッサPc16cを選択する(ス
テップ803)。本実施例では、各プロセッサのアクセ
ス頻度情報の平均値を算出し、すべてのプロセッサのア
クセス頻度を平均値と比較して、アクセス頻度が、平均
値より一定値以上高いプロセッサを選択する。前述した
判定基準を満たさない場合は、データの分割を行う必要
はないと判断する(ステップ804)。
【0065】さて、前述した判定基準を満足すると判断
されたプロセッサPc16cのデータを分割して、他の
プロセッサに割り当てるため、ホストプロセッサ12は
データを新たに格納するためのプロセッサをサーチする
(ステップ806)。プロセッサのサーチは、現在、再
編成の対象となった表のデータが格納されていないプロ
セッサを選択する。プロセッサを選択する方法は、様々
であり、現在、表のデータが格納されているプロセッサ
毎のアクセス頻度が均等になるようにデータを分割でき
ればよい。図3に示した例では、プロセッサPd16d
およびプロセッサPe16eの2台のプロセッサが選択
される。データの分割を行う対象とするプロセッサおよ
び分割先のプロセッサが決定すると、フェーズ3とし
て、分割するデータをもつプロセッサPc16cの表T
c19cを閉塞状態にする(ステップ808)。すなわ
ち、プロセッサPc16cに対する表Tへのアクセス要
求は禁止する。閉塞状態でなくとも、一般的な排他制御
によるアクセスの制限を行うようにしてもよい。
【0066】再編成対象範囲の閉塞処理が終了すると、
フェーズ4のデータの移動に入る。
【0067】フェーズ4では、ホストプロセッサ12
が、データを分割して格納する先のプロセッサPd16
d〜プロセッサPe16eに対して、表T19のデータ
を格納するための前準備を要求する。前準備では、図4
で示した各プロセッサの表状態情報管理テーブルの割当
ておよび初期化と、分割するデータをもつプロセッサか
らのデータ受け取り準備とを行う。この処理と並行し
て、ホストプロセッサ12は、プロセッサPc16cに
データの移動要求をメッセージで送信する(ステップ8
09)。この際、分割したデータを転送するプロセッサ
Pd16d〜プロセッサPe16eの識別情報を送る。移
動要求を受け取ると、プロセッサPc16cはデータ転
送処理を行い、プロセッサPd16d〜プロセッサPe1
6eへのデータの移動を行う。
【0068】フェーズ4のデータの移動が完了すると、
ホストプロセッサ12は表T19の表定義情報管理テー
ブルを変更し(ステップ810)、新たにデータを分割
したプロセッサの情報を追加した後、閉塞していたプロ
セッサPc16cの表T19の閉塞状態を解除する要求
をプロセッサPc16cに発行する(ステップ81
1)。前記要求をプロセッサPc16cが受け付ける
と、プロセッサPc16cは表T19の閉塞を解除す
る。プロセッサPc16cが表T19の閉塞解除を終了
すると終了した旨の結果をホストプロセッサ12に返
す。ホストプロセッサ12は、これを確認し、再編成処
理を終了する。
【0069】次に、図9に、ホストプロセッサ12より
の移動要求を受け取ったプロセッサPc16cが行うデ
ータ転送処理の処理手順を示す。
【0070】プロセッサPc16cは、移動要求のメッ
セージを受け取ると(ステップ901)、データを転送
するプロセッサの台数からデータの分割方法と分割数を
決定する(ステップ902)。いま、データを分割格納
するプロセッサのデータの格納形態がキーレンジ分割で
あるので、分割の方法としては一つのキーレンジをさら
に3つのキーレンジに分割する方法と、3つのプロセッ
サで一つのキーレンジとし、各々のプロセッサ間のデー
タ量を均等分割(ラウンドロビン)とする方法が考えら
れる。もともと、分割の対象となった表はキーレンジ分
割により分割された表であるので、3つのキーレンジに
細分化する方法が最適である。そこで、本実施例では、
キーレンジ分割により分割された表については、キーレ
ンジ分割により分割するものと判断する。
【0071】次に、分割の対象となった表の3つのキー
レンジへの細分化を行う(ステップ903)。3つのキ
ーレンジへの細分化は、図5に示した統計情報管理テー
ブル32と度数分布情報管理テーブル34を利用して行
う。
【0072】すなわち、統計情報管理テーブル32を参
照し、分割対象となったプロセッサPc16cに格納さ
れた表T19のデータ量(行数)を3分割し、各々のプ
ロセッサのデータ量を決定する。つぎに、先に、キーレ
ンジ分割の対象となった列の度数分布情報管理テーブル
34を参照し、決定した行数に近い行数をそれぞれが含
むように、複数の区間を3つの区間にまとめる。なお、
各プロセッサ内において各区間毎のアクセス頻度情報を
取得していないので、3つの集合の各々のデータ量が先
程算出した各プロセッサで均等となるデータ量にするの
である。
【0073】これで、各プロセッサに分割するデータの
キーレンジが決定されたので、プロセッサPc16cの
表T19を順次検索しながら(ステップ904)、プロ
セッサPd16dおよびプロセッサPe16eに格納すべ
きデータを各プロセッサに転送する(ステップ906、
907、908)。プロセッサPc16cの表T19の
データの検索の方法としては、順次全数検索を行う方法
やキーレンジ分割した列のインデクスを使用して検索を
行う方法等を採用することができる。また、データの転
送に際しては、1行ずつ転送するよりも、複数行まとま
った単位で転送する方が通信回数が削減できる。
【0074】次に、プロセッサPc16cは、他の2つ
のプロセッサに転送したデータを記憶装置Fa18から
消去する(ステップ915)。そして、プロセッサPc
16cから消去されたデータが格納されていたページ
(ブロック)は、空きができるため、すべてのデータの
転送が完了した時点で通常の再編成(プロセッサPc1
6c内で最適なページの配置にするコンパクション処
理)を行う。
【0075】そして、表状態管理情報テーブル31の
他、各テーブルの修正を行い(ステップ916)、処理
を終了する。
【0076】次に、図10に、プロセッサPd16dお
よびプロセッサPe16eの、プロセッサPc16cより
転送されたデータを受け取るデータ受取処理の処理手順
を示す。
【0077】プロセッサPd16dおよびプロセッサPe
16eは、プロセッサPc16cからデータの受取要求
を受け取ると(ステップ1001)、受取を要求された
データの属する表T19についての表状態管理情報テー
ブルを自プロセッサ内に作成し初期化する(ステップ1
003)。
【0078】次に、転送されたデータを受け取り、デー
タを挿入する処理を行う(ステップ1004、100
5、1006)。また、受け取ったデータについて、表
状態情報管理テーブル31の他、各テーブルの各統計情
報の修正/更新を行い(ステップ1007)、処理を終
了する。
【0079】ところで、表T13の表Ta、Tb、Tc
への分割形態がラウンドロビンである場合には、次のフ
ェーズ2の再編成対象範囲決定22における、ホストプ
ロセッサ12よりの移動要求を受け取ったプロセッサP
c16cのデータ転送処理において、分割方法をキーレ
ンジ分割ではないと判定し(図9、ステップ902)、
統計情報管理テーブル32を参照し、分割対象となった
プロセッサPc16cに格納された表T19のデータ量
(行数)を均等となるように3分割し、各々のプロセッ
サのデータ量を決定する(ステップ909)。そして、
記憶装置を検索し、各プロセッサに転送するデータを得
る(ステップ910)。以降の処理は、すべてキーレン
ジ分割する場合と同様である。したがって、この場合、
キーレンジを意識する必要がない。
【0080】次に、図3に示した表Tの分割状態におい
て、Pa16aに割り当てたTaのアクセス頻度が低い
場合に、Taを、プロセッサPb16aに割り当てられ
ているTbにマージする場合を例に取りホストプロセッ
サ12、各プロセッサが行う処理の詳細を説明する。
【0081】この場合、ホストプロセッサ12は、図8
に示した再編成処理中の、フェーズ2の再編成対象範囲
決定22に対応するステップ803において、各プロセ
ッサPa16a、Pb16bおよびPc16cから返され
たアクセス頻度情報により、アクセス頻度が所定レベル
より低いプロセッサPa16aを選択する。本実施例で
は、各プロセッサのアクセス頻度情報の平均値を算出
し、すべてのプロセッサのアクセス頻度を平均値と比較
して、アクセス頻度が、平均値より一定値以上小さいプ
ロセッサを選択する。前述した判定基準を満たさない場
合は、データの分割を行う必要はないと判断する(ステ
ップ804)。
【0082】そして、アクセス頻度の低いと判断された
プロセッサの表のデータをどのプロセッサにマージする
かを決定する(ステップ807)。本実施例では、表T
を分割したデータを割り当てられている他のプロセッサ
Pb、Pcのうち、Taを区切ったキーレンジと近いキ
ーレンジで区切られたデータを割り当てられたプロセッ
サをマージするプロセッサとして選択する。
【0083】すなわち、図7において、プロセッサPb
16bの表T19のキーレンジはプロセッサPa16a
のキーレンジに近いので、プロセッサPa16aの表T
19のデータをTaプロセッサPb16bに転送し、T
bとマージすることとする。
【0084】そして、フェーズ3「再編成対象範囲閉
塞」24において、プロセッサPa16aの表Taとプ
ロセッサPb16bの表Tbを閉塞の対象として閉塞処
理を行う。すなわち、プロセッサPa16aとプロセッ
サPb16bに対する表Tへのアクセス要求は禁止する
(ステップ808)。そして、フェーズ4「データの移
動」26では、ホストプロセッサ12がプロセッサPb
16bに対して、プロセッサPa16aからのデータの
受け取り要求を発行し、プロセッサPb16bはホスト
プロセッサ12からの要求に応じてプロセッサPa16
aからのデータ受け取り準備を行う。
【0085】この際、プロセッサPb16bは、自身に
既に表T19を分割したデータが割り当てられているの
で、以降の受取処理のために、図5に示した表状態情報
管理テーブル31をあらかじめサーチし、確認してお
く。
【0086】これと同時に、ホストプロセッサ12は、
プロセッサPa16aに対して、データをプロセッサPb
16bにデータを転送する要求を発行する(ステップ8
09)。
【0087】一方、プロセッサPa16aは、プロセッ
サPb16bへのデータ転送要求を受け取ると、当該プ
ロセッサ中の表T19を分割したデータを検索し、プロ
セッサPb16bに検索したデータを転送する。この場
合、先程も述べたように通信処理の処理時間を考慮する
と、あるまとまった単位でデータを転送するのが望まし
い。そして、プロセッサPa16aは、転送したデータ
を消去し、すべてのデータ転送が完了した時点で、表T
についての図5に示した表状態情報管理テーブル31と
他の4つのテーブルを消去する。
【0088】また、プロセッサPb16bは、プロセッ
サPa16aから転送されたデータをプロセッサPb16
bが受け取り、記憶装置Fb18bにデータを格納する
とともに、図5に示した各テーブルを更新する。
【0089】このように、プロセッサPa16a、プロ
セッサPb16bによるデータの転送処理およびプロセ
ッサPb16bのデータ受け取り処理が終了すると、ホ
ストプロセッサ12は、図4に示す表定義情報管理テー
ブルを修正し(ステップ810)、フェーズ5「再編成
対象範囲閉塞解除」28の過程で、プロセッサPa16
aおよびプロセッサPb16bの閉塞を解除する要求を
各プロセッサに対して要求し(ステップ811)、処理
を終了する。
【0090】なお、同様に、図3に示した表Tの分割状
態において、Pa16aに割り当てたTaのアクセス頻
度が低い場合に、Taを、プロセッサPb16aに割り
当てられているTbにマージする場合において、表Tの
分割形態がラウンドロビンである場合は、アクセス頻度
の低いと判断されたプロセッサの表のデータをどのプロ
セッサにマージするかを決定する際には(ステップ80
7)、表Tを分割したデータを割り当てられている他の
全てのプロセッサPb、Pcをマージ先とし、データ転
送要求を受けたプロセッサPa16aは、Taをデータ
量が各マージ先について均等となるように分割して転送
し、転送を受けたプロセッサPb、Pcは、それぞれ受
け取ったデータをTb、Tcとマージするようにする。
したがって、この場合、キーレンジを意識する必要がな
い。その他の処理は、すべてキーレンジ分割されている
場合と同様である。
【0091】以上のように、本実施例によれば、データ
ベース中のある表のデータが、異なる複数の記憶手段に
分割して記憶されている場合に、表を使用するユーザか
らの問合せによって、表が分割して格納されている各記
憶手段に対応させてアクセス頻度情報をデータベース中
に記憶させておくので、ユーザからの表についてデータ
の配置を適切な配置にするための再編成要求時に、表が
格納されている全ての記憶手段に対応させたアクセス頻
度情報を検査し、そのアクセス頻度に応じた表のデータ
の最適な配置をデータベース管理システムが決定するの
で、ユーザがシステムのチューニングに時間を要するこ
となく、データベースに対するアクセスの効率向上を図
ることができる。
【0092】また、データベース中のある表のデータ
が、異なる複数の記憶手段に分割して記憶されている場
合、ある表のある記憶装置でのアクセスの負荷状況に応
じて、最適なデータの配置に変えるので、各々の記憶装
置のアクセスの負荷を均等にすることができ、システム
全体のスループットを安定させることができる。
【0093】なお、以上の実施例においては、アクセス
頻度のみを用いて、再編成の対象とするデータの範囲を
決定したが、ホスト12は、各プロセッサより統計情報
管理テーブル32中の行数を受取り、受け取った行数も
しくは受け取った行数とアクセス頻度を用いて再編成の
対象とするデータの範囲を決定するようにする。
【0094】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、データ
ベースのデータを、各記憶装置について、アクセスの負
荷が均等になるように再編成することのできるデータベ
ース管理システムを提供することができる。
【0095】また、データベースの再編成において、再
編成処理の対象となるデータを局所化することのできる
データベース管理システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るデータベース管理シス
テムの再編成動作を示すフローチャトである。
【図2】データベース管理システムのハードウェア構成
を示すブロック図である。
【図3】データベース管理システムにおける表の分散例
を示した説明図である。
【図4】ホストが管理する表定義情報管理テーブルの構
成を示す説明図である。
【図5】各プロセッサが管理する各種テーブルの構成を
示す説明図である。
【図6】データベース管理システムの再編成動作例を示
す説明図である。
【図7】データベース管理システムの他の再編成動作例
を示す説明図である。
【図8】ホストの行う再編成処理の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図9】プロセッサの行うデータ転送処理の処理手順を
示すフローチャートである。
【図10】プロセッサの行う受取り処理の処理手順を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
12 ホスト・プロセッサ 14 ネットワーク 16 プロセッサ 18 記憶装置 19 表T 30 表定義情報管理テーブル 31 表状態情報管理テーブル 32 統計情報管理テーブル 33 列情報管理テーブル 34 度数分布情報管理テーブル。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リレ−ショナルデータベースを構成する表
    をM(M>1)個に分割し、分割したM個の表のデータ
    を、N(N>M)個の記憶手段中のM個の記憶手段に分
    散して記憶し、利用者よりの問い合わせ要求に応じて前
    記分散させて記憶した表のデータにアクセスするリレ−
    ショナルデータベースの管理方法であって、 前記M個の記憶手段のそれぞれに記憶した、前記分割し
    た表のデータにアクセスした頻度を表すアクセス頻度情
    報を、当該表を分割したデータを記憶している記憶手段
    に対応付けて管理し、 前記表についての再編成要求があった場合に、前記N個
    の記憶手段に対応付けられている前記アクセス頻度情報
    を参照し、アクセスした頻度が所定のレベル以上高い前
    記記憶手段に記憶されている前記分割した表のデータ
    を、さらに分割し、 前記さらに分割したデータの一部を、前記N個の記憶手
    段中の前記M個の記憶手段以外の記憶手段に移動して記
    憶することを特徴とするリレ−ショナルデータベースの
    管理方法。
  2. 【請求項2】リレ−ショナルデータベースを構成する表
    をM(M>1)個に分割し、分割したM個の表のデータ
    を、N(N>M)個の記憶手段中のM個の記憶手段に分
    散して記憶し、利用者よりの問い合わせ要求に応じて、
    前記分散させて記憶した表のデータにアクセスするリレ
    −ショナルデータベースの管理方法であって、 前記M個の記憶手段のそれぞれに記憶した、前記分割し
    た表のデータにアクセスした頻度を表すアクセス頻度情
    報を、当該分割した表のデータを記憶している記憶手段
    に対応付けて管理し、 前記表についての再編成要求があった場合に、前記N個
    の記憶手段に対応付けられている前記アクセス頻度情報
    を参照し、アクセスした頻度が所定のレベルより低い前
    記記憶手段に記憶されている前記表のデータを前記N個
    の記憶手段中の記憶手段に移動し、当該記憶手段に既に
    記憶されている、前記分割した表のデータとマ−ジして
    記憶することを特徴とするリレ−ショナルデータベース
    の管理方法。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のリレ−ショナルデ
    ータベースの管理方法であって、 前記アクセスした頻度情報は、問合せ要求時に、対応付
    けられている記憶手段に記憶されている、前記分割した
    表のデータに実際にアクセスした回数であることを特徴
    とするリレ−ショナルデータベースの管理方法。
  4. 【請求項4】請求項1記載のリレ−ショナルデータベー
    スの管理方法であって、 前記分割した表のデータの分割は、当該分割した表のデ
    ータを、N−M+1個に、それぞれのデータ量が均等に
    なるよう分割することにより行い、 前記さらに分割したデータの一部を、前記N個の記憶手
    段中の前記M個の記憶手段以外の記憶手段への移動およ
    び記憶は、前記N−M+1個に分割したデータのうちの
    N−M個のデータを、前記N個の記憶手段中の前記M個
    の記憶手段以外のN−M個の記憶手段へ、それぞれ移動
    して記憶することにより行うことを特徴とするリレ−シ
    ョナルデータベースの管理方法。
  5. 【請求項5】リレ−ショナルデータベースを構成する表
    中の特定の列の値の範囲をM(M>1)個の区間に区分
    けし、前記表を、各行の前記特定の列の値の属する前記
    区間に応じてM個に分割し、分割したM個の表のデータ
    を、N(N>M)個の記憶手段中のM個の記憶手段に分
    散して記憶し、利用者よりの問い合わせ要求に応じて、
    前記分散させて記憶した表のデータにアクセスするリレ
    −ショナルデータベースの管理方法であって、 前記M個の記憶手段のそれぞれに記憶した、前記分割し
    た表の前記特定の列の値に対する行の分布を表す分布情
    報を、当該分割した表のデータを記憶している記憶手段
    に対応付けて管理し、 前記M個の記憶手段のそれぞれに記憶した、前記分割し
    た表のデータにアクセスした頻度を表すアクセス頻度情
    報を、当該分割した表のデータを記憶している記憶手段
    に対応付けて管理し、 前記表についての再編成要求があった場合に、前記N個
    の記憶手段に対応付けられている前記アクセス頻度情報
    を参照し、アクセスした頻度が所定のレベル以上高い前
    記分割した表を記憶している記憶手段を特定し、特定し
    た前記記憶手段が対応付けられている前記分布情報を参
    照し、前記特定した前記記憶手段に記憶されている前記
    分割した表中の前記特定の列の値の範囲を、N−M+1
    個の区域に、各区間に含まれる値を前記特定の列に有す
    る行の数が均等となるように区分けし、前記特定した記
    憶手段に記憶されている前記分割した表を、各行の前記
    特定の列の値の属する区域に応じてN−M+1個のデー
    タに分割し、 前記N−M+1個に分割したデータのうちのN−M個の
    データを、前記N個の記憶手段中の前記M個の記憶手段
    以外のN−M個の記憶手段へ、それぞれ移動して記憶す
    ることを特徴とするリレ−ショナルデータベースの管理
    方法。
  6. 【請求項6】N(N>2)個の記憶手段と、前記N個の
    記憶手段に接続した情報処理装置とを備え、 前記N個の記憶手段中のM個の記憶手段は、それぞれ、
    リレ−ショナルデータベースを構成する表をM(N>M
    >1)個に分割したM個の表のデータを、それぞれ記憶
    し、 前記情報処理装置は、 利用者よりの問い合わせ要求に応じて、問い合わせ要求
    に対応する、表のデータを検索してアクセスする手段
    と、 前記M個の記憶手段のそれぞれに記憶した、前記分割し
    た表のデータにアクセスした頻度を表すアクセス頻度情
    報を、当該表を分割したデータを記憶している記憶手段
    に対応付けて管理する手段と、 前記表についての再編成要求があった場合に、前記N個
    の記憶手段に対応付けられている前記アクセス頻度情報
    を参照し、アクセスした頻度が所定のレベル以上高い前
    記記憶手段に記憶されている前記分割した表のデータ
    を、さらに分割する手段と、 前記さらに分割したデータの一部を、前記N個の記憶手
    段中の前記M個の記憶手段以外の記憶手段に移動して記
    憶する手段とを有することを特徴とするリレ−ショナル
    データベース管理システム。
  7. 【請求項7】ネットワークで相互に接続されたホストプ
    ロセッサとN(N>2)個のプロセッサと、前記N個の
    プロセッサに、それぞれ接続されたN個の記憶装置とを
    備え、 前記N個の記憶装置のうちのM個の記憶手段は、それぞ
    れ、リレ−ショナルデータベースを構成する表をM(L
    >M>1)個に分割したM個の表のデータを、それぞれ
    記憶し、 前記ホストプロセッサは、前記M個の記憶手段が接続し
    ているM個のプロセッサのアドレスを前記表に対応付け
    た表定義情報を管理する手段と、利用者よりの前記表に
    対する問い合わせ要求を、前記表定義情報を参照して前
    記M個のプロセッサに中継する手段とを有し、 前記プロセッサは、ホストプロセッサより中継された前
    記問い合わせ要求に応じて、自身に接続した前記記憶装
    置に記憶した前記分割した表のデータ中から、前記問い
    合わせ要求に対応するデータを検索し、検索したデータ
    にアクセスして処理する手段と、自身に接続した前記記
    憶装置に記憶した前記分割した表のデータにアクセスし
    た頻度を表すアクセス頻度情報を求めて、前記表に対応
    付けて管理する手段とを備え、かつ、 前記ホストプロセッサは、前記表についての再編成要求
    があった場合に、前記表定義情報を参照して前記M個の
    プロセッサに、前記表に対応するアクセス頻度情報も転
    送を指示する手段と、前記M個のプロセッサより受け取
    ったアクセス頻度情報より、アクセスした頻度が所定の
    レベル以上高いプロセッサを特定する手段と、特定した
    プロセッサに前記表を分割した表のデータの前記N個の
    プロセッサのうちの前記M個のプロセッサ以外のプロセ
    ッサを移動先として移動を指示し、移動先として指示し
    たプロセッサのアドレスが前記表に対応付けられるよ
    う、前記表の表定義情報を修正する手段とを備え、 前記プロセッサは、前記ホストプロセッサより、アクセ
    ス頻度情報の転送の指示を受けた場合に、前記表に対応
    付けられているアクセス頻度情報を前記ホストプロセッ
    サに送信する手段と、前記ホストプロセッサより前記表
    を分割した表のデータの移動を指示を受けた場合に、自
    身に接続した前記記憶手段に記憶されている前記分割し
    た表のデータを、さらに分割する手段と、前記さらに分
    割したデータの一部を、指示されたプロセッサに送信
    し、送信したデータを接続する記憶手段中より消去する
    手段と、他のプロセッサより受信したデータを接続する
    記憶手段に記憶する手段とを備えたことを特徴とするリ
    レ−ショナルデータベース管理システム。
  8. 【請求項8】データベースを構成するデータをM(M>
    1)個に分割し、分割したM個のデータを、N(N>
    M)個の記憶手段中のM個の記憶手段に分散して記憶
    し、利用者よりの問い合わせ要求に応じて前記分散させ
    て記憶したデータにアクセスするリレ−ショナルデータ
    ベースの管理方法であって、 前記M個の記憶手段のそれぞれに記憶した、前記分割し
    たデータにアクセスした頻度を表すアクセス頻度情報
    を、当該表を分割したデータを記憶している記憶手段に
    対応付けて管理し、 前記表についての再編成要求があった場合に、前記N個
    の記憶手段に対応付けられている前記アクセス頻度情報
    を参照し、アクセスした頻度が所定のレベル以上高い前
    記記憶手段に記憶されている前記分割したデータを、さ
    らに分割し、 前記さらに分割したデータの一部を、前記N個の記憶手
    段中の前記M個の記憶手段以外の記憶手段に移動して記
    憶することを特徴とするデータベースの管理方法。
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