JP2006220964A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明の目的は、廃トナーを収容する廃トナー収容容器の設置場所を任意に設定できるようにし、廃トナー収容容器の設置自由度や容量自由度を高めて、例えば廃トナー収容容器の大容量化やメンテナンスの容易化が図れるようにすることである。
【解決手段】回転移動する中間転写ベルト22に付着した廃トナー33を除去するベルトクリーニング装置19と、前記ベルトクリーニング装置19によって除去した廃トナー33を収容する廃トナーボックス32とを有する画像形成装置であって、前記ベルトクリーニング装置19は、前記中間転写ベルト22に接して前記中間転写ベルト22に付着した廃トナー33を清掃するクリーニングブレード28と前記クリーニングブレード28に接して前記中間転写ベルト22の回転移動方向と交差する方向に前記廃トナー33を収集しつつ搬送するスクリューブラシ27と、を有することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、回転移動する無端状のベルト部材に付着したトナーをクリーニングするベルトクリーニング装置を有する画像形成装置に関するものである。
トナーを用いた電子写真方式の画像形成装置は、回転移動する無端状のベルト部材として、トナーを担持搬送する中間転写ベルトや、記録材を担持搬送する搬送ベルトなどを有するものがある。このような画像形成装置は、更に、前記ベルト部材に付着したトナーをクリーニングするベルトクリーニング装置を有している。このベルトクリーニング装置としては、特開平3−23483号公報(以下、特許文献1という)に開示されているものがある。特許文献1では、感光体に対して先端上向きに配置したクリーニングブレードのエッジ先端で前記感光体表面のトナーをせき止めて除去し、更に回転可能なブラシローラーによって前記感光体と前記クリーニングブレードのエッジ面とを摺擦して前記トナーを重力方向に落下させている。
特開平3−23483号公報
しかしながら、上記特許文献1では、前記ブレードエッジ先端でせき止めたトナーを、前記感光体と前記クリーニングブレードのエッジ面とに摺擦するブラシローラーによって重力方向に落下させる構成であるため、前記トナーを落下させる直下に、前記トナーを収容するための廃トナー収容容器を設置する必要があり、前記廃トナー収容容器の設置場所が限定されてしまう。よって、その限られた設置場所に応じて、前記廃トナー収容容器の容量や、交換メンテナンス性にも制約が生じてしまうという問題があった。
本発明の目的は、廃トナーを収容する廃トナー収容容器の設置場所を任意に設定できるようにし、廃トナー収容容器の設置自由度や容量自由度を高めて、例えば廃トナー収容容器の大容量化やメンテナンスの容易化が図れるようにすることである。
上記目的を達成するための本発明の代表的な構成は、回転移動する無端状のベルト部材に付着したトナーを除去するベルトクリーニング装置と、前記ベルトクリーニング装置によって除去したトナーを収容するトナー収容容器とを有する画像形成装置であって、前記ベルトクリーニング装置は、前記ベルト部材に接して前記ベルト部材に付着したトナーを清掃するベルト清掃手段と、前記ベルト清掃手段に接して前記ベルト部材の回転移動方向と交差する方向に前記清掃したトナーを収集しつつ搬送するトナー収集搬送手段と、を有することを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、前記ベルト清掃手段により前記ベルト部材に付着したトナーを清掃しながら同時に、前記トナー収集搬送手段により前記清掃したトナーを前記ベルト部材の回転移動方向と交差する方向に搬送できるため、トナーのベルト清掃手段付近で滞留するトナーを減らすことができる。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
まず本発明を適用した画像形成装置の一形態を例示して説明し、次いで前記画像形成装置におけるベルトクリーニング装置を例示して説明する。
図6は画像形成装置の一態様であるフルカラーレーザービームプリンタの全体構成を示す縦断面図である。図6に示す画像形成装置は、例えば、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナー像を形成する、並設された4つの像担持体(電子写真感光体)である感光体ドラム3a(イエロー),3b(マゼンタ),3c(シアン),3d(ブラック)と、これら感光体ドラム3a〜3dの下部に、これを横断する態様で配置された中間転写体(無端状のベルト部材)としての中間転写ベルト22を備えている。中間転写ベルト22は、不図示の駆動部からの駆動力により回転する駆動ローラー21と、図1の矢印T方向へのテンションを付与するテンションローラー24により張架されている。
前記各感光体ドラム3a,3b,3c,3dの周囲には、感光体ドラムの表面を均一に帯電する帯電装置4a,4b,4c,4d、静電潜像にトナーを付着させてトナー像として現像する現像装置2a,2b,2c,2d、転写後の感光体ドラム表面に残った転写残トナーを除去するクリーニング装置6a,6b,6c,6d等がそれぞれ配置され、それらが画像形成装置本体に対して着脱自在なプロセスカートリッジ7a,7b,7c,7dとしてユニット化されている。
また感光体ドラム3a〜3dの上部には、画像情報に基づいてレーザービームを照射し感光体ドラム1上の静電潜像を形成するスキャナユニット10が配置されている。
まず、最初の画像形成部における感光体ドラム3aには、イエロー成分色の画像信号によるレーザービームがスキャナユニット10により照射され、感光体ドラム3a上に静電潜像が形成され、これに現像装置からイエロートナーを供給して現像し、静電潜像がイエロートナー像として可視化される。
このトナー像が感光体ドラム3aの回転に伴って、感光体ドラム3aと中間転写ベルト22とが当接する1次転写部位に到達すると、転写帯電部材8aによって感光体ドラム3a上のイエロートナー像が中間転写ベルト22に転写される(1次転写)。
中間転写ベルト22のイエロートナー像を担持した部位が次の画像形成部に移動すると、このときまでに先の画像形成部と同様な工程で感光体ドラム3b上にマゼンタトナー像が形成され、感光体ドラム3bと中間転写ベルト22とが当接する1次転写部位において前記マゼンタトナー像が中間転写ベルト22上のイエロートナー像上に重ね合わせて転写される。同様に、中間転写ベルト22が移動するにつれて、各画像形成部のそれぞれの1次転写部位においてシアントナー像、ブラックトナー像が、前記イエロートナー像、マゼンタトナー像上に順次重ね合わせて転写される。
一方、記録材としてのシートPはカセット25に収納されている。シートPは、カセット25から給送部1により1枚ずつ送り出され、レジストローラー23でタイミングを合わされた後、2次転写部位に達し、転写手段としての2次転写ローラー9によって、中間転写ベルト22上の4色のトナー像がシートP上に一括して転写される(2次転写)。
4色のトナー像が転写されたシートPは、前記転写ローラー9の上方に配置された定着装置11に搬送され、そこで熱および圧力を受けて前記4色のトナー像が定着される。これにより各色のトナーが溶融混色してシートPにフルカラーのプリント画像として定着される。その後、画像が定着されたシートPは、排出ローラー対12によって排出トレイ13上に排出される。
更に前記画像形成装置は、回転移動する無端状のベルト部材としての中間転写ベルト22に付着したトナーを除去するベルトクリーニング装置19と、前記ベルトクリーニング装置19によって除去したトナーを収容するトナー収容容器としての廃トナーボックス32と、を有している。以下、前記ベルトクリーニング装置19の構成や前記廃トナーボックス32の配置構成などについて説明する。
〔第1実施形態〕
図1に示すように、前記ベルトクリーニング装置19は、前記中間転写ベルト22に接して前記中間転写ベルト22に付着したトナーを清掃するベルト清掃手段としてのクリーニングブレード28を有している。このクリーニングブレード28は、前記中間転写ベルト22の回転移動方向と交差する方向にわたって設けられ、ブレードチップ28aが前記中間転写ベルト22の外周面に当接して前記中間転写ベルト22の外周面に付着した廃トナー(2次転写後に残ったトナー)を清掃するものである。
また前記ベルトクリーニング装置19は、トナー収集搬送手段としてのスクリューブラシ27を有している。このスクリューブラシ27は、前記クリーニングブレード28に接して前記クリーニングブレード28によって前記中間転写ベルト22から清掃したトナーを、前記中間転写ベルト22の回転移動方向と交差する方向に収集しつつ搬送するものである。詳しくは、前記スクリューブラシ27は、前記中間転写ベルト22と前記クリーニングブレード28との当接部に沿って配された回転軸としてのスクリューブラシ軸27aにブラシ毛27bが螺旋状に設けられた回転可能なブラシであり、図3に示すように前記当接部を介して前記中間転写ベルト22から前記クリーニングブレード28にわたって接している。
前記スクリューブラシ27は、スクリューブラシ軸27aの両端がベルトクリーナケース26に回転自在に支持されている。このスクリューブラシ27は、図3に示すように中間転写ベルト22との当接部となるクリーニングブレードチップ28aの先端角部からスクリューブラシ軸27aの中心までの距離がLとなる位置に配置されている。このスクリューブラシ27は、図2に示すように、一端にブラシギア34が設けられており、該ブラシギア34は駆動ローラー21の一端に固定された駆動ギア35と噛合している。そして、スクリューブラシ27は、駆動ローラー21とほぼ同じ角速度で図3中矢印b方向に回転駆動される。
また、図3に示すように、クリーニングブレードチップ28aの先端部厚さをT、スクリューブラシ軸27aに右巻き螺旋状に植毛されているスクリューブラシ毛27bの先端部を結ぶスクリューブラシ27の毛先半径をRsとすると、L−T<Rs≦Lなる関係が成り立つように、スクリューブラシ27が配置構成されている。
前記スクリューブラシ27のブラシ毛27bは、上記位置関係により、図4に示すように中間転写ベルト22とクリーニングブレードチップ28aの先端部で囲まれた三角隙間部(図3のE部)に常に入り込む。そして、スクリューブラシ27の図3中矢印b方向の回転に従い、ブラシ毛27bが上記三角隙間部Eの廃トナー33を掻き出すと同時に、該トナー33が容易に通過出来ない密度で植毛された右巻き螺旋状ブラシ毛27bがトナー搬送方向(ベルトの回転移動方向と交差する方向)のトナー密閉壁となり、図2の矢印A方向へ廃トナー33を収集しつつ搬送する。
また、図4(b)に示すようにブラシ毛27bの先端がR形状となり、上記三角隙間部Eに極少量の残トナーが発生することもあるが、この極少量の残トナーはクリーニングブレードチップ28aと中間転写ベルト22の固着を防ぐ役割があり、有用である。また、前記ブラシ毛27b先端のR形状は、上記三角隙間部Eに入り込むように突き出た円弧であるため、クリーニングブレードチップ28aと中間転写ベルト22の接触摺擦部(当接部)への前記ブラシ毛27bの挟み込み防止にもなる。
なお、本実施形態に係るスクリューブラシ27は、ブラシ毛27bが、その抵抗値が1X10Ω以下の導電性アクリル、導電性ポリエステル、導電性ナイロン等の繊維であり、太さが33.3Tex/48本であることが望ましい。また、スクリューブラシ軸27aに螺旋植毛される前記ブラシ毛27bの密度は46.5本±4.7本mm、植毛ピッチは縦横とも0.047束±0.005束mmであることが望ましい。
次に、上述したように構成されたベルトクリーニング装置19によるクリーニング動作について説明する。
図1,図2,図6において、給送部1から給送されたシートPに、中間転写ベルト22上のトナーが、装置本体の図示していない駆動部により駆動プーリーカップリング38を介して回転駆動される駆動ローラー21と2次転写ローラー9との二ップで転写(2次転写)された後、転写されなかったトナー33は図3中矢印a方向に回転する駆動ローラー21に摩擦回転される中間転写ベルト22上にそのまま残り、廃トナー33としてベルトクリーナケース26内のクリーニングブレード28に至る。
図3において、クリーニングブレードチップ28aの先端角部で剥離、せき止められた廃トナー33は、中間転写ベルト22とクリーニングブレードチップ28aの先端部で囲まれた三角隙間部(図3のE部)に次第に堆積してゆく。
クリーニングブレードチップ28aの先端角部でせき止められ上記三角隙間部(図3のE部)周辺に堆積した廃トナー33は、前述したように上記三角隙間部に侵入するように配置構成されたスクリューブラシ27により、図2の矢印A方向に収集されつつ搬送される。
図2において、スクリューブラシ27のトナー搬送方向最下流まで達した廃トナーは、搬送路29を通過して(図2の矢印B方向)、廃トナーボックス32内にトナーを送るトナー搬送路としての廃トナー搬送パイプ31に到達する。
前記廃トナー搬送パイプ31にはトナーを搬送する廃トナー搬送スクリュー30が内蔵されている。この廃トナー搬送スクリュー30の一端には廃トナー搬送スクリュープーリー37が設けられ、駆動ベルト39によって駆動ローラー21の他端に固定された駆動プーリーカップリング38と連結されている。よって、廃トナー搬送スクリュー30は、駆動ベルト39、廃トナー搬送スクリュープーリー37を介して、駆動ローラー21とほぼ同じ角速度で図1の矢印方向に回転され、図2の矢印C方向に廃トナーを搬送する。
図2に示すように、前記廃トナー搬送パイプ31は、廃トナーボックス32を貫通して設けられ、ユニット側板41,42に嵌合している。廃トナー搬送パイプ31には、廃トナーボックス32内に廃トナー33を排出する開口としてのトナー落下穴31a,31b,31cがトナー搬送方向(図2の矢印C方向)に設けられている。この複数のトナー落下穴31a,31b,31cは、トナー搬送方向下流の穴ほど、その穴の開口幅が拡大するように設けられている。すなわち、前記トナー落下穴31a,31b,31cの開口幅の関係が31a<31b<31cとなるように設けられている。なお、本実施形態では、前記トナー落下穴31a,31b,31cの開口部幅が拡大するように設けた構成を例示したが、これに限定されるものではなく、その穴の開口の大きさが大きくなるように設けた構成であれば良く、例えば前記トナー落下穴31a,31b,31cの開口面積が拡大するように設けても良い。
図5(a)に示すとおり、廃トナー搬送パイプ31内での廃トナー33の密度分布(トナー量)D1,D2、D3は、廃トナー搬送パイプ31のトナー搬送方向上流側端部付近ほど大きく、トナー搬送方向下流側に向かうほど小さくなる傾向がある。このため前記トナー落下穴31a,31b,31cの開口の大きさが等しい場合、各トナー落下穴31a,31b,31cからそのまま廃トナーボックス32にトナー33を落下させると、図5(c)に示すように廃トナーボックス32内のトナー堆積に偏りが生じて、廃トナーボックス内のトナー貯蔵空間を有効に活用できないおそれがある。
そこで、本実施形態では図5(b)に示すように、トナー落下穴31a,31b,31cの開口幅を、トナー搬送方向下流の穴ほど拡大するように設けることにより、廃トナー搬送パイプ31内での各穴に対応する廃トナー33の密度分布との積が互いに等しくなるようにした(D1×31a=D2×31b=D3×31c)。すなわち、各トナー落下穴31a,31b,31cから落下される廃トナー33の量が等しくなるようにしている。
上記構成により、図5(c)に示すように、各トナー落下穴31a,31b,31cから廃トナーボックス32に落下するトナー33の量は、どこのトナー落下穴31a,31b,31cでもほぼ等しく(図5(c)のDb)なり、廃トナーボックス32内のトナー堆積に偏りはみられない。
このようにして、トナー落下穴31から落下した廃トナー33(図2のC1、C2、C3方向)は、廃トナー搬送パイプ31に揺動可能に取り付けられた廃トナーボックス32に偏りなく貯蔵される。
図1,図2において、廃トナーボックス32は廃トナー搬送パイプ31を揺動中心として、廃トナーボックス32下部に当接した回転可能な偏芯カム36により上下に揺動可能に支持されている。ベルトユニット20を装置本体から取り出すときは、偏芯カム36のカム面を手動、または図示しないカバー開閉連動の自動で上方に回して、廃トナーボックス32の下端がユニット側板より突出しないようにすると、取り出しやすい。
また、装置本体内においては、偏芯カム36のカム面を手動、または図示しないカバー開閉連動の自動で下方に回して、廃トナーボックス32の傾斜を大きくし、廃トナー33の効率的な貯蔵を図ることができる。
上述したように、本実施形態によれば、クリーニングブレード28により中間転写ベルト22に付着したトナー33を清掃しながら同時に、スクリューブラシ27により前記清掃したトナー33を中間転写ベルト22の回転移動方向と交差する方向に収集しつつ搬送するため、前記トナー33をベルトクリーナケース26外へ搬送することにより、前記中間転写ベルト22上や前記ベルトクリーナケース26内部に滞留するトナーを減らすことができ、また前記トナー33を収容する廃トナーボックス32の設置場所を任意に設定することが可能となる。これにより、廃トナーボックス32の設置自由度や容量自由度が高まり、例えば廃トナーボックス32の大容量化が可能となり、この廃トナーボックス32の大容量化によるメンテナンスの容易化が図れるようになる。また、装置内のデッドスペースに前記廃トナーボックス32を設けることが可能となるため、廃トナーボックス32を設置するためのスペースを新たに確保する必要がなく、装置内のスペースを有効利用することができ、装置全体の小型化が図れる。
〔第2実施形態〕
第2実施形態では、スクリューブラシ軸27bを軟質PS等の可撓体で形成して、耐屈曲性を付加した単一のスクリューブラシ27を、ベルトクリーナケース26から搬送路29を介して廃トナー搬送パイプ31の終端まで設けた構成となっている。これにより、第2実施形態では、前述した第1実施形態では必要であった廃トナー搬送スクリュー30とその駆動部が不要となる。その他の構成は、前述した第1実施形態と同様であり、同等の機能を有する部材には同一符号を付して、その説明は省略する。
図7及び図8に示すベルトクリーニング装置19において、スクリューブラシ27は、可撓体で形成されたスクリューブラシ軸27aの一方の端部がベルトクリーナケース26に回転自在に支持されている。このスクリューブラシ27も、第1実施形態と同様に、中間転写ベルト22との当接部となるクリーニングブレードチップ28aの先端角部からスクリューブラシ軸27aの中心までの距離がLとなる位置に配置されている。このスクリューブラシ27は、図8に示すように、一端にブラシギア34が設けられており、該ブラシギア34は駆動ローラー21の一端に固定された駆動ギア35と噛合している。そして、スクリューブラシ27は、駆動ローラー21とほぼ同じ角速度で図3中矢印b方向に回転駆動される。
また、図3に示すように、クリーニングブレードチップ28aの先端部厚さをT、スクリューブラシ軸27aに右巻き螺旋状に植毛されているスクリューブラシ毛27bの先端部を結ぶスクリューブラシ27の毛先半径をRsとすると、L−T<Rs≦Lなる関係が成り立つように、スクリューブラシ27が配置構成されている。
前記スクリューブラシ27のブラシ毛27bは、上記位置関係により、中間転写ベルト22とクリーニングブレードチップ28aの先端部で囲まれた三角隙間部(図3のE部)に常に入り込む。そして、スクリューブラシ27の図3中矢印b方向の回転に従い、ブラシ毛27bが上記三角隙間部Eの廃トナー33を掻き出すと同時に、該トナー33が容易に通過出来ない密度で植毛された右巻き螺旋状ブラシ毛27bがトナー搬送方向(ベルトの回転移動方向と交差する方向)のトナー密閉壁となり、図8の矢印A方向へ廃トナー33を収集しつつ搬送する。
また、ブラシ毛27bの先端がR形状となり、上記三角隙間部Eに極少量の残トナーが発生することもあるが、この極少量の残トナーはクリーニングブレードチップ28aと中間転写ベルト22の固着を防ぐ役割があり、有用である。また、前記ブラシ毛27b先端のR形状は、上記三角隙間部Eに入り込むように突き出た円弧であるため、クリーニングブレードチップ28aと中間転写ベルト22の接触摺擦部(当接部)への前記ブラシ毛27bの挟み込み防止にもなる。
なお、本実施形態に係るスクリューブラシ27は、ブラシ毛27bが、その抵抗値が1X10Ω以下の導電性アクリル、導電性ポリエステル、導電性ナイロン等の繊維であり、太さが33.3Tex/48本であることが望ましい。また、スクリューブラシ軸27aに螺旋植毛される前記ブラシ毛27bの密度は46.5本±4.7本mm、植毛ピッチは縦横とも0.047束±0.005束mmであることが望ましい。
次に、上述したように構成されたベルトクリーニング装置19によるクリーニング動作について説明する。
図3,図7,図8において、給送部1から給送されたシートPに、中間転写ベルト22上のトナーが、装置本体の図示していない駆動部により駆動プーリーカップリング38を介して回転駆動される駆動ローラー21と2次転写ローラー9との二ップで転写(2次転写)された後、転写されなかったトナー33は図3中矢印a方向に回転する駆動ローラー21に摩擦回転される中間転写ベルト22上にそのまま残り、廃トナー33としてベルトクリーナケース26内のクリーニングブレード28に至る。
図3において、クリーニングブレードチップ28aの先端角部で剥離、せき止められた廃トナー33は、中間転写ベルト22とクリーニングブレードチップ28aの先端部で囲まれた三角隙間部(図3のE部)に次第に堆積してゆく。
クリーニングブレードチップ28aの先端角部でせき止められ上記三角隙間部(図3のE部)周辺に堆積した廃トナー33は、前述したように上記三角隙間部に侵入するように配置構成されたスクリューブラシ27により、図8の矢印A方向に収集されつつ搬送される。
図8において、矢印A方向への搬送によりベルトクリーナケース26の端まで達した廃トナー33は、円弧形状に屈曲した搬送路29内を、ベルトクリーナケース26から搬送路29内に連通された前記スクリューブラシ27により搬送される。搬送路29内のスクリューブラシ27は、ベルトクリーナケース26内と同様に、トナー33が容易に通過出来ない密度で植毛された螺旋状ブラシ毛27bがトナー搬送方向のトナー密閉壁となり、前記廃トナー33を図9の矢印B方向に搬送する。搬送路29を通過した廃トナー33は、スクリューブラシ27を貫通内蔵しスクリューブラシ軸27aの他端を回転支持する廃トナー搬送パイプ31に到達する。
なお、前記廃トナー搬送パイプ31に内蔵された廃トナー搬送スクリュー30は、前述したように廃トナー搬送スクリュー30の一端に設けたブラシギア34を介して、駆動ローラー21とほぼ同じ角速度で回転され、図8の矢印C方向に廃トナーを搬送する。
図8に示すように、ベルトクリーナケース26の端に連通された搬送路29から更に連通された廃トナー搬送パイプ31は、廃トナーボックス32を貫通して設けられ、ユニット側板41,42に嵌合している。廃トナー搬送パイプ31には、廃トナーボックス32内に廃トナー33を排出する開口としてのトナー落下穴31a,31b,31cがトナー搬送方向(図8の矢印C方向)に設けられている。この複数のトナー落下穴31a,31b,31cの構成は、図5を用いて前述した第1実施形態と同様であるため、ここではその説明を省略する。
前記廃トナー搬送パイプ31の各トナー落下穴31から落下した廃トナー33(図8のC1、C2、C3方向)は、廃トナー搬送パイプ31に揺動可能に取り付けられた廃トナーボックス32に偏りなく貯蔵される。
図7,図8において、廃トナーボックス32は廃トナー搬送パイプ31を揺動中心として、廃トナーボックス32下部に当接した回転可能な偏芯カム36により上下に揺動可能に支持されている。ベルトユニット20を装置本体から取り出すときは、偏芯カム36のカム面を手動、または図示しないカバー開閉連動の自動で上方に回して、廃トナーボックス32の下端がユニット側板より突出しないようにすると、取り出しやすい。
また、装置本体内においては、偏芯カム36のカム面を手動、または図示しないカバー開閉連動の自動で下方に回して、廃トナーボックス32の傾斜を大きくし、廃トナー33の効率的な貯蔵を図ることができる。
上述したように、本実施形態によれば、クリーニングブレード28により中間転写ベルト22に付着したトナー33を清掃しながら同時に、スクリューブラシ27により前記清掃したトナー33を中間転写ベルト22の回転移動方向と交差する方向に収集しつつ搬送するため、前記トナー33をベルトクリーナケース26外へ搬送することにより、前記中間転写ベルト22上や前記ベルトクリーナケース26内部に滞留するトナーを減らすことができ、また前記トナー33を収容する廃トナーボックス32の設置場所を任意に設定することが可能となる。これにより、廃トナーボックス32の設置自由度や容量自由度が高まり、例えば廃トナーボックス32の大容量化が可能となり、この廃トナーボックス32の大容量化によるメンテナンスの容易化が図れるようになる。また、装置内のデッドスペースに前記廃トナーボックス32を設けることが可能となるため、廃トナーボックス32を設置するためのスペースを新たに確保する必要がなく、装置内のスペースを有効利用することができ、装置全体の小型化が図れる。
更に本実施形態によれば、スクリューブラシ27の軸27aを可撓体で構成しているため、該スクリューブラシ27を、ベルトクリーナケース26から搬送路29を介して廃トナー搬送パイプ31にわたって貫通配置することができるので、前述した第1実施形態では必要であった廃トナー搬送スクリュー30とその駆動部が不要となり、構成の簡易化、低コスト化が図れる。更に装置内を縫うようにしてトナー搬送路を形成することが可能となり、設計自由度が増し、更なる装置の小型化も図れる。
〔第3実施形態〕
第3実施形態では、図9〜図11に示すように、前記ベルトクリーニング装置19は、前記中間転写ベルト22に接触回転して前記中間転写ベルト22に付着したトナーを清掃するベルト清掃手段としてのクリーニングローラー47を有している。このクリーニングローラー47は、前記中間転写ベルト22の回転移動方向と交差する方向にわたって設けられ、中間転写ベルト22の回転移動方向とは反対方向(図9の矢印方向)に回転し、前記中間転写ベルト22の外周面に付着した廃トナー(2次転写後に残ったトナー)を清掃するものである。
また前記ベルトクリーニング装置19は、トナー収集搬送手段としてのスクリューブラシ27を有している。このスクリューブラシ27は、前記クリーニングローラー47の軸に沿って配されたスクリューブラシ軸27aにブラシ毛27bが螺旋状に設けられた回転可能なブラシであり、前記クリーニングーニングローラー47とは反対方向に回転する。前記スクリューブラシ27は、前記クリーニングローラー47に接触回転して前記クリーニングローラー47によって前記中間転写ベルト22から清掃したトナーを、前記中間転写ベルト22の回転移動方向と交差する方向に収集しつつ搬送するものである。
前記スクリューブラシ27は、ブラシ毛27bがクリーニングローラー28に付着した廃トナー33を掻き落とすと同時に、該トナー33が容易に通過出来ない密度で植毛された左巻き螺旋状ブラシ毛27bがトナー搬送方向(ベルトの回転移動方向と交差する方向)のトナー密閉壁となり、前記トナー搬送方向へ廃トナーを搬送する。
スクリューブラシ27は、ベルトクリーナケース26内において、クリーニングローラー28にスクリューブラシ毛27bが接触するようにスクリューブラシ軸27aがベルトクリーナケース26の両端部に回転可能に支持されている。
ベルトクリーナケース26の内面は、スクリューブラシ27による廃トナーの搬送路となっており、ベルトクリーナケース26は、スクリューブラシ軸27aを揺動中心として揺動可能である。
そのため、図10及び図11に示すように、ベルトクリーナケース26の端部をカムスプリング44で付勢することにより、中間転写ベルト22に対するクリーニングローラー47の当接圧を発生されることができ、また前記カムスプリング44と同様にベルトクリーナケース26に当接している接離カム43の回転位相により、クリーニングローラー47の中間転写ベルト22からの離間も制御可能である。
またスクリューブラシ27は、図10及び図11に示すように、一端にブラシ2段ギアプーリー46が設けられており、該ブラシ2段ギアプーリー46は駆動ベルト39によって駆動ローラー21の一端に固定された駆動プーリーカップリング38と連結されている。これにより、スクリューブラシ27は、駆動プーリーカップリング38、駆動ベルト39、ブラシ2段ギアプーリー46を介して駆動ローラー21と同方向に回転している。
また、クリーニングローラー47の一端にはクリーニングローラーギア45が設けられており、該クリーニングローラーギア45は前記ブラシ2段ギアプーリー46と噛合している。これにより、クリーニングローラー47は、駆動ローラー21と逆方向に回転している。
なお、本実施形態に係るスクリューブラシ27は、ブラシ毛27bが、その抵抗値が1X10Ω以下の導電性アクリル、導電性ポリエステル、導電性ナイロン等の繊維であり、太さが33.3Tex/48本であることが望ましい。また、スクリューブラシ軸27aに螺旋植毛される前記ブラシ毛27bの密度は46.5本±4.7本mm、植毛ピッチは縦横とも0.047束±0.005束mmであることが望ましい。
その他の構成は、前述した第1実施形態と同様であり、同等の機能を有する部材には同一符号を付して、その説明は省略する。
次に、上述したように構成されたベルトクリーニング装置19によるクリーニング動作について説明する。
図9において、給送部1から給送されたシートPに、中間転写ベルト22上のトナーが、装置本体の図示していない駆動部より駆動プーリーカップリング38を介して回転駆動される駆動ローラー21と2次転写ローラー9との二ップで転写(2次転写)された後、転写されなかったトナー33は図9中矢印方向に回転する駆動ローラー21に摩擦回転される中間転写ベルト22上にそのまま残り、廃トナー33としてベルトクリーナケース26内のクリーニングローラー28に至る。
中間転写ベルト22上の廃トナーは、該中間転写ベルト22とは反対方向に回転するクリーニングローラー47により清掃される。クリーニングローラー47に付着した廃トナー33は、前述したようにトナー33が容易に通過出来ない密度でブラシ毛27bが植毛されたスクリューブラシ27により、前記トナー搬送方向(ベルトの回転移動方向と交差する方向)へ収集されつつ搬送される。
スクリューブラシ27のトナー搬送方向最下流まで達した廃トナーは、搬送路29を通過して(図2の矢印B方向)、廃トナーボックス32内にトナーを送るトナー搬送路としての廃トナー搬送パイプ31に到達する。
前記廃トナー搬送パイプ31にはトナーを搬送する廃トナー搬送スクリュー30が内蔵されている。この廃トナー搬送スクリュー30の一端には廃トナー搬送スクリュープーリー37が設けられ、駆動ベルト39によって駆動ローラー21の他端に固定された駆動プーリーカップリング38と連結されている。よって、廃トナー搬送スクリュー30は、駆動ベルト39、廃トナー搬送スクリュープーリー37を介して、駆動ローラー21とほぼ同じ角速度で図9の矢印方向に回転され、廃トナーボックス32内に向けて廃トナーを搬送する。
なお、廃トナー搬送パイプ31の構成、廃トナーボックス32内への廃トナーの排出動作については、前述した第1実施形態と同様であるため、ここでは詳しい説明は省略する。
図11に示すように、接離カム43を初期位置(図10に示す位置)より手動または自動で180度回転させると、スクリューブラシ軸27aを揺動中心としてクリーニングローラー47が中間転写ベルト22から離間退避する。これによりベルト22を表裏両側から挟む箇所が一箇所削減される。図9においてテンションローラー24の張力を解除し、ユニット側版42、ブラシギア34、駆動ギア35、2次転写ローラー9等をとりはずした状態で、中間転写ベルト22単体をベルトユニット20の側面から交換する際の作業が容易になる。
上述したように、本実施形態によれば、クリーニングローラー47により中間転写ベルト22に付着したトナー33を清掃しながら同時に、スクリューブラシ27により前記クリーニングーニングローラー47に付着したトナー33を中間転写ベルト22の回転移動方向と交差する方向に収集しつつ搬送するため、前記トナー33をベルトクリーナケース26外へ搬送することにより、前記中間転写ベルト22上や前記ベルトクリーナケース26内部に滞留するトナーを減らすことができ、また前記トナー33を収容する廃トナーボックス32の設置場所を任意に設定することが可能となる。これにより、廃トナーボックス32の設置自由度や容量自由度が高まり、例えば廃トナーボックス32の大容量化が可能となり、この廃トナーボックス32の大容量化によるメンテナンスの容易化が図れるようになる。また、装置内のデッドスペースに前記廃トナーボックス32を設けることが可能となるため、廃トナーボックス32を設置するためのスペースを新たに確保する必要がなく、装置内のスペースを有効利用することができ、装置全体の小型化が図れる。
〔他の実施形態〕
前述した実施形態としては、回転移動する無端状のベルト部材として、中間転写体としての中間転写ベルトを例示したが、これに限定されるものではなく、例えば記録材を担持しつつ搬送する搬送ベルトなど、その他の無端状ベルト部材であっても良い。
また前述した実施形態では、中間転写ベルト22下のスペースにトナー収容容器としての廃トナーボックス32を配置する構成を例示したが、トナー収容容器の設置場所はこれに限定されるものではなく、その他の装置のデッドスペースに配置する構成としても良い。更には交換が不要となるような大容量のトナー収容容器とし、該トナー収容容器に廃トナーを収容するように構成して、交換メンテナンスフリーとすることも可能である。
また前述した実施形態では、プロセスカートリッジを4つ使用しているが、この使用個数は限定されるものではなく、必要に応じて適宜設定すれば良い。
また前述した実施形態では、画像形成装置に対して着脱自在なプロセスカートリッジとして、感光体ドラムと、該感光体ドラムに作用する複数のプロセス手段(帯電装置4,現像装置2,クリーニング装置6)を一体に有するプロセスカートリッジを例示したが、これに限定されるものではなく、感光体ドラムの他に、前記プロセス手段のうち、いずれか1つを一体に有するプロセスカートリッジであっても良い。
更に前述した実施形態では、感光体ドラムを含むプロセスカートリッジが画像形成形成装置に対して着脱自在な構成を例示したが、これに限定されるものではなく、例えば各構成部材がそれぞれ組み込まれた画像形成装置、或いは各構成部材がそれぞれ着脱可能な画像形成装置であっても良く、該画像形成装置に用いられるベルトクリーニング装置に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
また前述した実施形態では、画像形成装置としてプリンタを例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば複写機、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置や、或いはこれらの機能を組み合わせた複合機等の他の画像形成装置や、記録材担持体を使用し、該記録材担持体に担持された記録材に各色のトナー像を順次重ねて転写する画像形成装置であっても良く、該画像形成装置に用いられるベルトクリーニング装置に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
本発明の第1実施形態に係る中間転写ベルト及びベルトクリーニング装置周辺を示す模式断面図 本発明の第1実施形態に係る中間転写ベルト及びベルトクリーニング装置周辺を示す模式平面図 本発明の第1実施形態に係るベルトクリーニング装置を部分的に拡大した部分詳細図 本発明の第1実施形態に係るベルトクリーニング装置における三角隙間部を示す部分拡大図 本発明の第1実施形態に係る廃トナーボックスの廃トナーの分布状況を示す説明図 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す模式断面図 本発明の第2実施形態に係る中間転写ベルト及びベルトクリーニング装置周辺を示す模式断面図 本発明の第1実施形態に係る中間転写ベルト及びベルトクリーニング装置周辺を示す模式平面図 本発明の第2実施形態に係る中間転写ベルト及びベルトクリーニング装置周辺を示す模式断面図 本発明の第3実施形態に係るベルトクリーニング装置を拡大して示す模式断面図 本発明の第3実施形態に係るベルトクリーニング装置を拡大して示す模式断面図
符号の説明
E …三角隙間部
19 …ベルトクリーニング装置
20 …ベルトユニット
21 …駆動ローラー
22 …中間転写ベルト(無端状のベルト部材)
24 …テンションローラー
26 …ベルトクリーナケース
27 …スクリューブラシ(トナー収集搬送手段)
27a …スクリューブラシ軸
27b …ブラシ毛
28 …クリーニングブレード(ベルト清掃手段)
28a …クリーニングブレードチップ
29 …搬送路
30 …廃トナー搬送スクリュー
31 …廃トナー搬送パイプ(トナー搬送路)
31a,31b,31c …トナー落下穴(開口)
32 …廃トナーボックス(トナー収容容器)
33 …廃トナー
34 …ブラシギア
35 …駆動ギア
36 …偏芯カム
37 …廃トナー搬送スクリュープーリー
38 …駆動プーリーカップリング
39 …駆動ベルト
41,42 …ユニット側板
43 …接離カム
44 …カムスプリング
45 …クリーニングローラーギア
46 …ブラシ2段ギアプーリー
47 …クリーニングローラー(ベルト清掃手段)

Claims (6)

  1. 回転移動する無端状のベルト部材に付着したトナーを除去するベルトクリーニング装置と、前記ベルトクリーニング装置によって除去したトナーを収容するトナー収容容器とを有する画像形成装置であって、
    前記ベルトクリーニング装置は、前記ベルト部材に接して前記ベルト部材に付着したトナーを清掃するベルト清掃手段と、前記ベルト清掃手段に接して前記ベルト部材の回転移動方向と交差する方向に前記清掃したトナーを収集しつつ搬送するトナー収集搬送手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記ベルト清掃手段は、先端が前記ベルト部材に当接して前記ベルト部材に付着したトナーを清掃するブレードであり、
    前記トナー収集搬送手段は、前記ベルト部材と前記ブレードとの当接部に沿って配された回転軸にブラシ毛が螺旋状に設けられた回転可能なスクリューブラシであり、
    前記スクリューブラシは、前記当接部を介して前記ベルト部材から前記ブレードにわたって接していることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記ベルト清掃手段は、周面が前記ベルト部材に接触回転して前記ベルト部材に付着したトナーを清掃するローラーであり、
    前記トナー収集搬送手段は、前記ローラーの軸に沿って配された回転軸にブラシ毛が螺旋状に設けられた回転可能なスクリューブラシであり、
    前記スクリューブラシは、前記ローラーの周面に接していることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記ブラシの回転軸が可撓体であることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記トナー収容容器はトナー搬送路が貫通して設けられ、前記トナー搬送路は前記トナー収容容器内に前記トナーを排出する開口がトナー搬送方向に複数設けられ、前記複数の開口はトナー搬送方向下流の開口ほど、その開口の大きさが大きいことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記トナー収容容器は前記トナー搬送路に揺動可能に支持されていることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102023525A (zh) * 2009-09-15 2011-04-20 株式会社理光 图像形成装置及媒体收纳容器
JP2013182080A (ja) * 2012-02-29 2013-09-12 Sharp Corp クリーニング装置及びそれを備える画像形成装置
JP2016156952A (ja) * 2015-02-24 2016-09-01 株式会社沖データ 画像形成装置

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