JP2006220246A - オルダム継手 - Google Patents

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Abstract

【課題】オルダム継手において、各継手部材間の衝突による打音の発生を回避するとともに、分解時の作業性を格段に向上させるオルダム継手の提供。
【解決手段】突条(5)又は溝を形成した一対の第1の継手部材(1,1)と、その一対の第1の継手部材(1,1)の前記突条(5)又は溝と夫々滑り対偶を成す為の溝(12)又は突条を形成した第2の継手部材(10)とから構成されたオルダム継手(100)において、前記1対の第一の継手部材(1,1)は、回転軸中心に駆動(40)側のテーパ軸(41)及び被駆動(50)側のテーパ軸(51)と嵌合するテーパ孔(7)とそのテーパ孔(7)と平行で且つ第2の継手部材(10)との対向面(4)上に内周に雌ねじ(8a)を形成し第1の継手部材(1,1)全体を貫通する1対の貫通孔(8)を設けたことを特徴としている。
【選択図】図2

Description

本発明は、対応する軸の軸心のずれを補正して動力を伝達するオルダム継手に関する。
対応する軸の軸芯のずれを補正しながら動力を伝達する手段として、駆動軸及び被駆動軸間に配置して用いられるオルダム継手が知られている。オルダム継手は駆動側、被駆動側で軸芯が若干ずれている場合でも、嵌合部の滑り作用によって角速度を変えることなく動力を伝達出来るという長所を有している。係る長所を引き出すため、オルダム継手と両軸との夫々の嵌合部には微小な隙間を設けている。
ここで、オルダム継手全体が金属製であれば、上記隙間によるガタに起因して動力伝達時に衝撃が生じたり、打音が発生したりする。静粛性の求められるオルダム継手には全体を合成樹脂等で構成することも考えられるが、そうした場合は、伝達力に限界を生じる。或いは勘合する滑り面においては、早期磨耗が懸念される。即ち、伝達性能及び耐久性が問題となる。
上記問題点を解消するため、耐久性に富み、打音等が発生し難いオルダム継手が提案されている(特許文献1参照)。
係る提案のオルダム継手は、金属性ジョイントの本体の両端に位相の異なる1対の凹部を設け、その凹部に更に嵌合凹部を有する合成樹脂製の部材を圧入し、駆動軸及び被駆動軸の端部に形成した嵌合凸部を夫々対応する前記嵌合凹部に嵌め合わせ、夫々の対応する動力伝達面同士が互いに摺動しつつ動力を伝達させるように構成されている。
然るに、係る提案では、金属製の凹部に更に合成樹脂製の嵌合凹部を圧入する場合は特殊な圧入用工具を要し、更に動力伝達面同士がお互いに大きな力を持って摺動する場合には、前記合成樹脂製の部材の、前記金属製の凹部からの剥離が懸念される。更に合成樹脂製の部材は何れ交換が余儀なくされ、その交換作業には再び前記圧入工具の使用が必須となって、保守に多大な工数が係る。
上記とは別に、図12に示すように、突条4Jを形成した一対の第1の継手部材1J、1Jと、その一対の第1の継手部材1J、1Jに挟まれる位置でその一対の第1の継手部材1J、1Jの前記突条4と夫々滑り対偶を成す為の溝12J(同径4箇所)を形成した第2の継手部材10Jとから構成されたオルダム継手100Jがある。
前記オルダム継手100Jの第2の継手部材10Jには外周近傍の4箇所に貫通孔16Jが形成されている。
その貫通孔16Jには全体が合成樹脂製で頭部21Jと軸部22Jとから構成される緩衝部材20Jの軸部22Jが挿入されている。
前記頭部21Jは前記軸部22Jより外径が大きく、その頭部21Jが前記第1の継手部材1Jの端面と第2の継手部材10Jの端面との間に介在して、第1の継手部材1Jの端面と第2の継手部材10Jの端面との直接の衝突を防ぐように構成されている。
然るに、図12に示したオルダム継手は、継手部材同士の衝突は回避するものの、被駆動側40Jのテーパ状の回転軸41Jを、第1の継手部材1Jの図示しない回転軸嵌合用テーパ孔から取外す場合は、通常の分解用プーラーを必要とする。
通常の分解用プーラーは、複数部品から構成され、全体として大きく、質量も大であり、特に狭い場所での作業は困難を極める。
尚、図12において符号50Jは駆動側を、符号51Jは駆動側のテーパ状の回転軸を示す。
特開平7−155249号公報
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、突条又は溝を形成した一対の第1の継手部材と、その一対の第1の継手部材に挟まれる位置でその一対の第1の継手部材の前記突条又は溝と夫々滑り対偶を成す為の溝又は突条を形成した第2の継手部材とから構成されたオルダム継手において、各継手部材間の衝突による打音の発生を回避するとともに、分解時の作業性を格段に向上させるオルダム継手の提供を目的としている。
本発明のオルダム継手は、突条(5)又は溝を形成した一対の第1の継手部材(1,1)と、その一対の第1の継手部材(1,1)に挟まれる位置でその一対の第1の継手部材(1,1)の前記突条(5)又は溝と夫々滑り対偶を成す為の溝(12)又は突条を形成した第2の継手部材(10)とから構成されたオルダム継手(100)において、前記1対の第一の継手部材(1,1)は、回転軸中心に駆動(40)側のテーパ軸(41)及び被駆動(50)側のテーパ軸(51)と嵌合するテーパ孔(7)とそのテーパ孔(7)と平行で且つ第2の継手部材(10)との対向面(4)上に内周に雌ねじ(8a)を形成し第1の継手部材(1,1)全体を貫通する一対の貫通孔(8)を設けたことを特徴としている(請求項1)。
前記一対の第1の継手部材(1,1)の一方の部材(1)に形成した突条(5)又は溝の数は2個であり、前記第2の継手部材(10)に形成した溝(12)又は突条の数は合計4個である(請求項2)。
本発明のオルダム継手は、前記一対の第1の継手部材(1,1)と前記第2の継手部材(10)との対向する面(4,14)の間に緩衝部材(20)を挟持する様に構成されている(請求項3)。
前記緩衝部材(20)は第1の継手部材(1,1)と前記第2の継手部材(10)との対向する面(4,14)の間で挟持される部分(頭部21)と軸部(22)とで構成され、その軸部(22)は前記一対の第1の継手部材(1,1)の雌ねじ(80a)を形成した貫通孔(8)に挿入されて支持されている(請求項4)。
ここで、緩衝部材(20)の少なくとも前記挟持される部分(頭部21)は合成樹脂製の弾性部材で構成されることが好ましい。
前記第1の継手部材(1,1)の貫通孔(8)に形成された雌ねじ(8a)は、分解用工具の雄ねじ部(63)を螺合させて分解の際に用いることを特徴としている(請求項5)。
係る構成を具備した本発明のオルダム継手(100)によれば、第1の継手部材(1)と第2の継手部材(10)との間には、緩衝部材(20)が介装されているので、各継手部材(1,10,1)間の衝突による打音の発生が回避される。
また、その緩衝部材(20)の材料に合成樹脂製を用いれば、更にその効果は高まる。
オルダム継手(100)の分解に際しては、緩衝部材(20)の軸部(22)を収納している第1の継手部材(1)の貫通孔(8)の雌ねじ部(8a)を利用して、分解用工具の雄ねじ部(63)を捻じ込むだけで簡単に分解作業は行われる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、全体を符合100で表し、継手として機能させた状態を示したオルダム継手の側面図を、図2は当該オルダム継手100を分解した状態を示した斜視図である。
図1及び図2において、オルダム継手100は1対の第一の継手部材1,1と、第2の継手部材10と、一対の第1の継手部材1,1と前記第2の継手部材10との対向する面(端部)4,14(面4,14については後に詳述する)の間に介装された合計4個の弾性部材20とによって構成されている。
前記第1の継手部材1は、図3及び図4で詳細を示すように、図示の例では外形形状が漏斗状を呈している。
即ち、外周2側が2段テーパ状に形成されている。
第1の継手部材1の内周3側は、図示の例では2段のテーパ状に窪んでおり、その底部には後述するロックナットの座面と当接する座面3aが形成されている。
第1の継手部材1の軸方向(図3における左右方向)の大径側の端部(右側端面)4は全体としては円環状で且つ平坦に形成され、その端部4の軸中心Cを挟んで対向する位置(図4参照)には、中心軸CL(図3参照)に平行な二面5aを有し、端部4から突出する様にスライド突起5が2箇所に形成されている。
前記端部4で前記スライド突起5の近傍には、軸中心Cを挟んで対向する位置(図4参照)に、端部4から外周2側までを貫通する様に2箇所に貫通孔8が形成されている。
第1の継手部材1の前記外周2の小径側の端部を含む端面2eと内径側3の前記底部である座面3aの間の領域は回転軸6として機能しており、その回転軸6の中心には前記端面2e側を大径側とするテーパ軸孔7が回転軸6を貫通して形成されている。
図1及び図2に戻り、図示の例では、左側の第1の継手部材1の左隣には被駆動側の機器40の回転軸41を構成するテーパ軸42が前記第1の継手部材1のテーパ軸孔7に嵌合され、ロックナット30によって固定されている。また、右側の第1の継手部材1の右隣には駆動側の機器50の回転軸51を構成するテーパ軸52が前記第1の継手部材1のテーパ軸孔7に嵌合され、ロックナット30によって固定されている(図5も参照)。
尚、図2において、符号9はテーパ軸42,52の図示しないキー溝に介装された滑り防止用のキーを示す。
図5は、被駆動側の機器40の回転軸41と第1の継手部材1のテーパ軸孔7との嵌合を詳細に示した断面図である。
回転軸41はテーパ軸42と括れ部43を挟んでストレート雄ねじ部44とが一体で構成されている。その雄ねじ部44に座付きのロックナット30を螺合させ、所定の締め付けトルクで締結させる。すると、テーパ軸42とテーパ軸孔7の間には所謂「楔効果」が発生し、各テーパ面及びロックナット30の座面30aと第1の継手部材1の座面3aとの間に強力な締結力が発生する。
尚、テーパ軸孔7の小径側端部には、前記雄ねじ44との干渉を防止するための逃げ孔7aが形成されている。
次に、図6及び図7を参照して、第2の接続部材10について詳述する。第2の接続部材10は、均一の厚みを有する円形を成している。その円形の外周11を含む部分には円周11を4等分に分割する位置に、前記第1の接続部材1のスライド突起5を収容する切欠き12が形成されている。
その切欠き12の半径外方に伸びるスライド面12aは、前記スライド突起5との間で「ガタ」を生じさせない程度にタイトであるが、スライド突起5のスライド面5aとは円滑に摺動可能に構成されている。
第2の接続部材10の中央には、前記ロックナット30(図5参照)を逃げるための貫通孔13が形成されている。また、円形の二面14は平滑に仕上げられ、この円形の二面14は、第1の継手部材1の端部(端面)4と対向する様に組みつけられる。
一対の第1の継手部材1と中央の第2の継手部材10とは、オルダム継手の特徴である軸方向の移動を許容させるために、互いに対向する面側に、組付け当初は所定の隙間S(図1参照)を確保している。然るに、この隙間Sは継手として駆動している際に、減少したり、増加したりする。減少時の極端な例としては、そのままにしておけば第1の継手部材1と中央の第2の継手部材2とは衝突し、そのため打音(異音)を発生し、悪しくは破損の元となる。
図8は、そのように第1の継手部材1と中央の第2の継手部材10との衝突を回避し、打音(異音)の発生を抑制するために、第1の継手部材1と中央の第2の継手部材10との間に挟みこむ緩衝部材20の側面図である。
図8に示すように、緩衝部材20は、前記第1の継手部材1と前記第2の継手部材10との対向する面4,14の間で挟持される部分である頭部21とその頭部21よりも径の小さな軸部22とが合成樹脂製の弾性部材によって一体で形成されている。
尚、頭部21と軸部22とを別体で作った後、公知の手段によって組み付けて一体とすることも出来る。そして、頭部21と軸部22とを別体で作る場合には少なくとも頭部21は合成樹脂を材料とすることが好ましい。
緩衝部材20の軸部22の外径は、第1の継手部材1の前記貫通孔8の内径(雌ねじの山系)と略同等に形成され、軸継手(オルダム継手)100として組立てられた場合は、軸部22は貫通孔8内に挿入されている。
第1の継手部材1に形成された貫通孔8は、継手を分解する場合、即ち、テーパ軸孔7に喰い込んだ、例えば被駆動側の機器40のテーパ軸42をテーパ軸孔7から引抜く際に大きな、且つ極めて有効な役割を担う。
図9は、係る分解時の態様を示した一実施例である。
分解工具としては、2本の引抜き用ボルト60が用意される。その引抜き用ボルト60は頭部61と頭部61に隣接する首下軸部62とその首下軸部62から先の雄ねじ形成部63とによって構成されている。
引抜き用ボルト60の雄ねじ形成部63に形成された雄ねじは第1の継ぎ手部材1の貫通孔8に形成された雌ねじ8aと螺合するように構成されている。
分解に際しては、先ず、ロックナット30を緩め、ロックナット30をテーパ軸41の雄ねじ部44から取外す(図5参照)。
続いて、1本目の引抜き用ボルト60の雄ねじ形成部63に形成された雄ねじを第1の継ぎ手部材1の貫通孔8に形成された雌ねじ8aと螺合させ(図9参照)、雄ねじの端部63aを被駆動側の機器40の例えば垂直面40vに当接するまで捻じ込む。次に、2本目の引抜き用ボルト60で同じ作業を行う。
続いて、2本の引抜きボルト60を同時に細かなピッチで締めこむ。或いは、同時に締め込むことが不可能であれば、交互に細かなピッチで占めこむ。すると、やがてテーパ軸孔7に喰い込んだテーパ軸42は容易にテーパ軸孔7から離脱する。
図10は、オルダム継ぎ手100の外周近隣に障害物70が存在する場合の分解の実施例を示した様態図である。
オルダム継手の分解には、通常、図示しないプーラーを用いて、第1の継手部材1の外周2側にその外周2よりも半径方向外方に張出すプーラーの鉤状部材の先端を引っ掛けて分解するのであるが、図10に示す様な周囲を障害物で囲まれた本実施例では、引抜き用ボルト60は第1の継手部材1の外周2よりも外側には存在しない。
従って、分解作業では、例えば図10で示す様な障害物70が継手の周りを取り囲む様に配置されていても、分解作業を行うことが出来る。
図11は、分解時の態様を示した別の実施例である。
図9及び図10の分解の実施例では、2本の引抜き用のボルト60のみを用いて分解を行うことが出来た。
それに対して、図11の分解の実施例では、図9及び図10で用いた引抜き用ボルト60と同じ構成ではあるが、雄ねじ部の短い引抜きボルト60Aを2本と、円盤状引抜き用工具80と、引抜き操作用ボルト60Bの1本とを用いて分解する分解実施例である。
円盤状引抜き用工具80には、図示では明確には示されていないが、第1の継手部材1に形成された前記貫通孔8と同じピッチで2箇所に貫通孔80aが外周近傍に、又、当該工具80の中央には雌ねじ80bが形成されている。
その貫通孔80aの直径は、前記引抜き用ボルト60Aの首下軸部及び雄ねじ形成部の直径よりも僅かに大きいが、ボルト頭部に設けた受圧座面の直径よりも小さく形成されている。
前記引抜き操作用ボルト60Bは、頭部61Bと首下軸部62Bと雄ねじ形成部63Bとから成り。その雄ねじ63Bは、円盤状引抜き用工具80の中央に形成された雌ねじ80bと螺合するように構成されている。
分解に際しては、先ず、円盤状引抜き用工具80の2箇所の貫通孔80aに引抜き用ボルト60A2本を差込み、そのボルト60A先端の雄ねじ部を第1の継手部材1の貫通孔8に形成した雌ねじ8aに螺合させる。次に、引抜き操作用ボルト60Bを前記円盤状引抜き用工具80の中央に形成された雌ねじ80bと螺合させ、引抜き操作用ボルト60Bの先端部64Bを被駆動側の機器40のテーパ軸42の先端部に当接させた後、更に捻じ込む。すると、やがてテーパ軸孔7に喰い込んだテーパ軸42は容易にテーパ軸孔7から離脱する。
上述したような構成の実施形態によれば、第1の継手部材1と第2の継手部材10との間には、緩衝部材20が介装されており、しかもその緩衝部材20の材料には合成樹脂製が用いられているので、各継手部材1,10,1間の衝突による打音(異音)の発生が回避出来る。
また、分解に際しては、一実施例(図9)では、前記緩衝部材20の軸部22を収納している第1の継手部材1の貫通孔8の雌ねじ部8aを利用して、数少なく、且つ単純な構造の工具である引抜き用ボルト60を捻じ込むだけで分解作業は容易に行うことが出来る。
或いは、別の分解実施例(図11)においても、引抜き用ボルト60Aに加え、単純な構造の円盤状後部80及び引抜き操作用ボルト60Bを用いることによって、図9の分解実施例と同様に簡単に分解作業を遂行することが出来る。
たとえば、オルダム継手100の周囲を、図10で示す様な障害物で囲まれていても、作業に要する半径方向の領域が狭くて済むため、継手の設置場所を選ばない。
図示の実施形態はあくまでも例示であり、本発明の技術的範囲を限定する趣旨の記述ではなく、例えば、突条(スライド突起)を第2の継手部材側に設け、溝(切欠き)を第1の継手部材側に設けることも出来る。
本発明の実施形態の継手全体の組み立て状態を示した側面図。 本発明の実施形態のオルダム継手の分解組立図。 本発明の実施形態に係る第1の継手部材の側面図。 図3に対応する正面図。 本実施形態にかかり、機器側の軸と継手側の軸孔の嵌合状態を示した部分断面図。 本発明の実施形態に係る第2の継手部材の側面図。 図6に対応する正面図。 本発明の実施形態に係る緩衝部材の側面図。 本発明の実施形態に係る一実施例である分解作業を示した状態図。 図9において、周囲に障害物がある場合を示した状態図。 本発明の実施形態に係る別の実施例である分解作業を示した状態図。 従来技術によるオルダム継手の分解組立て図。
符号の説明
1・・・第1の継手部材
2・・・外周
3・・・内径側
4・・・端部
5・・・スライド突起
6・・・回転軸
7・・・テーパ軸孔
8・・・貫通孔
8a・・・雌ねじ
10・・・第2の継手部材
11・・・外周
12・・・溝/切欠き
13・・・貫通孔
14・・・円形の二面
20・・・緩衝部材
21・・・頭部
22・・・軸部
30・・・ロックナット
40・・・被駆動側の機器
41・・・回転軸
42・・・テーパ軸
44・・・雄ねじ部
50・・・駆動側の機器
60・・・引抜き用ボルト
70・・・障害物
100・・・オルダム継手

Claims (5)

  1. 突条又は溝を形成した一対の第1の継手部材と、その一対の第1の継手部材に挟まれる位置でその一対の第1の継手部材の前記突条又は溝と夫々滑り対偶を成す為の溝又は突条を形成した第2の継手部材とから構成されたオルダム継手において、前記1対の第一の継手部材は、回転軸中心に駆動側のテーパ軸及び被駆動側のテーパ軸と嵌合するテーパ孔とそのテーパ孔と平行で且つ第2の継手部材との対向面上に内周に雌ねじを形成し第1の継手部材全体を貫通する一対の貫通孔を設けたことを特徴としたオルダム継手。
  2. 前記一対の第1の継手部材の一方の部材に形成した突条又は溝の数は2個であり、前記第2の継手部材に形成した溝又は突条の数は合計4個である請求項1記載のオルダム継手。
  3. 前記一対の第1の継手部材と前記第2の継手部材との対向する面の間に緩衝部材を挟持する様に構成された請求項1,請求項2の何れかのオルダム継手。
  4. 前記緩衝部材は第1の継手部材と前記第2の継手部材との対向する面の間で挟持される部分と軸部とで構成され、その軸部は前記一対の第1の継手部材の雌ねじを形成した貫通孔に挿入されて支持されている請求項1〜請求項3のオルダム継手。
  5. 前記第1の継手部材の貫通孔に形成された雌ねじは、分解用工具の雄ねじ部を螺合させて分解の際に用いることを特徴とした請求項4のオルダム継手。
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