JP2001354194A - 軸線方向捩じれプロペラハブ - Google Patents

軸線方向捩じれプロペラハブ

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JP2001354194A
JP2001354194A JP2001112455A JP2001112455A JP2001354194A JP 2001354194 A JP2001354194 A JP 2001354194A JP 2001112455 A JP2001112455 A JP 2001112455A JP 2001112455 A JP2001112455 A JP 2001112455A JP 2001354194 A JP2001354194 A JP 2001354194A
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hub
drive sleeve
diameter surface
propeller assembly
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Application number
JP2001112455A
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English (en)
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F Naisen Gerald
ジェラルド・エフ・ナイセン
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BRP US Inc
Original Assignee
Bombardier Motor Corp of America
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    • B63HMARINE PROPULSION OR STEERING
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    • B63H1/02Propulsive elements directly acting on water of rotary type
    • B63H1/12Propulsive elements directly acting on water of rotary type with rotation axis substantially in propulsive direction
    • B63H1/14Propellers
    • B63H1/20Hubs; Blade connections
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63HMARINE PROPULSION OR STEERING
    • B63H23/00Transmitting power from propulsion power plant to propulsive elements
    • B63H23/32Other parts
    • B63H23/34Propeller shafts; Paddle-wheel shafts; Attachment of propellers on shafts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63HMARINE PROPULSION OR STEERING
    • B63H23/00Transmitting power from propulsion power plant to propulsive elements
    • B63H23/32Other parts
    • B63H23/34Propeller shafts; Paddle-wheel shafts; Attachment of propellers on shafts
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  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 相互交換可能なプロペラアッセンブリを提供
する。 【解決手段】 駆動スリーブは、円筒形形状の本体12
0及びその外径表面124から延びる複数のスプライン
122を含む。ボアが駆動スリーブを通って延び、複数
の溝126が駆動スリーブのボアの内径表面128に設
け、プロペラシャフト102に設けたスプラインと噛み
合うように形成する。弾性内ハブは、円筒形形状の本体
138及び内ハブ本体の内径表面142に設けた複数の
テーパ溝140で、駆動スリーブの一つのスプラインを
受け入れるように構成する。プロペラは、円筒形形状本
体を持つ外ハブを含み、複数のブレード110が外ハブ
本体の外径表面112から延びる。外ハブ本体の内径表
面134は、内ハブの駆動フランジ144と噛み合って
外ハブとの間の相対的移動を制限するように形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、全体として船舶用
エンジンに関し、更に詳細にはプロペラハブに関する。
【0002】
【従来の技術】船外エンジンは、エンジンの動力ヘッド
から排気ケースを通ってエンジン下ユニットまで延びる
駆動シャフトを含む。下ユニットはギヤケースを含み、
プロペラシャフトはギヤケースを通って延びる。前進ギ
ヤ及び後退ギヤがプロペラシャフトを駆動シャフトに連
結する。駆動シャフト、ギヤ、及びプロペラシャフト
は、駆動列と呼ばれる場合がある。
【0003】プロペラがプロペラシャフトに固定されて
おり、このプロペラシャフトとともに回転する。プロペ
ラからのトルクがシャフトに伝達される。詳細には、プ
ロペラハブアッセンブリがトルクをプロペラシャフトに
伝達する。例示のプロペラハブアッセンブリは、横ボル
ト、キー、剪断ピン、プラスチックハブ、及び圧縮ゴム
ハブを含む。このようなハブアッセンブリは、エンジン
の通常の作動中にプロペラシャフトとプロペラとの間で
生じる損失が非常に僅かであるように、十分な強度及び
剛性を持たなければならない。しかしながら、このよう
なハブアッセンブリは、衝撃が生じた場合、例えばプロ
ペラが丸太や岩礁に当たった場合にエンジンの駆動列が
保護されるように、弾性でなければならない。
【0004】プロペラハブアッセンブリは、更に、プロ
ペラシャフトとプロペラとの間の界面が大きな衝撃によ
り剪断した場合でも、プロペラ及びプロペラシャフトが
十分に係合したままであり、そのため、エンジンが船を
それにも拘わらず駆動し、例えば修理のためにドックに
戻るように、エンジンの「リンプホーム(limpho
me)」作動を容易にしなければならない。更に、エン
ジン製造者は、多くの場合、様々なプロペラシャフト構
成を使用するため、様々なエンジン製造者のエンジンで
一つのプロペラを使用できるようにするプロペラハブア
ッセンブリを提供するのが望ましい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題及び課題を解決するため
の手段】これらの及び他の目的は、相互交換可能な駆動
スリーブ、この駆動スリーブが挿入されるボアを備えた
弾性内ハブ、及び駆動スリーブ及び弾性内ハブが挿入さ
れる外ハブを有するプロペラを含むプロペラアッセンブ
リによって達成される。例示の実施例では、駆動スリー
ブは、円筒形形状の本体及び駆動スリーブ本体の外径表
面から延びる複数のスプラインを含む。ボアが駆動スリ
ーブを通って延びており、複数の溝が駆動スリーブのボ
アの内径表面に設けられている。これらの溝は、プロペ
ラシャフトに設けられたスプラインと噛み合うように形
成されている。
【0006】弾性内ハブは、円筒形形状の本体及び内ハ
ブ本体の内径表面の複数のテーパ溝を含む。各溝は一つ
の駆動スリーブスプラインを受け入れるように構成され
ている。内ハブは、更に、駆動フランジをその一端に含
む。
【0007】プロペラは、円筒形形状の本体を持つ外ハ
ブ及びこの外ハブ本体の外径表面から延びる複数のブレ
ードを含む。外ハブ本体の内径表面は、内ハブ駆動フラ
ンジと噛み合って内ハブ駆動フランジと外ハブとの間の
相対的な移動を制限するように形成されている。
【0008】リンプホーム作動について、駆動スリーブ
は、円筒形形状駆動スリーブ本体の一端に設けられたフ
ランジ、及び駆動スリーブフランジから延びる複数のリ
ンプホーム突出部即ち駆動アームを有する。複数のリン
プホーム突出部即ち駆動アームが、更に、外ハブ内径表
面から延びる。
【0009】作動中及び衝撃の発生時に、弾性ハブがそ
の軸線方向長さに沿って捩じれ、駆動スリーブスプライ
ンが内ハブの溝の側壁と徐々に接触する。スプラインが
一つの溝の側壁とこの壁の全長に沿って接触したとき、
このような接触により、これ以上の捩じれが内ハブによ
り制限される。ハブがその軸線方向長さに沿って捩じれ
る上文中に説明した作動状態は、本明細書中、場合によ
っては弾性作動モードと呼ばれる。
【0010】衝撃力が十分である場合には、スプライン
が剪断してしまう。全てのスプラインが剪断した場合に
は、プロペラシャフト及び駆動スリーブは、駆動スリー
ブ及び外ハブのリンプホーム突出部が接触するまで、プ
ロペラ外ハブに対して回転する。力がリンプホーム突出
部まで剪断するには不十分である場合には、プロペラは
プロペラシャフトのと共に回転を再開する。このような
作動状態は、本明細書中、場合によってはリンプホーム
作動モードと呼ばれる。
【0011】エンジンの駆動列を損傷から保護する弾性
モード、及びプロペラが水中の物体に当たった場合でも
プロペラが作動するリンプホームモードの両方での作動
の他に、上文中に説明したプロペラアッセンブリは、弾
性ハブの交換が容易である。詳細には、内ハブの交換が
必要な場合、使用者は、プロペラアッセンブリをプロペ
ラシャフトから取り外し、駆動スリーブ及び弾性ハブを
外ハブから取り外すだけである。次いで、プロペラアッ
センブリの再組み立てを行うとき及びアッセンブリをプ
ロペラシャフトに取り付けるときに交換内ハブを使用で
きる。
【0012】更に、プロペラを多くの様々な種類の船舶
用エンジンで使用できるように、様々な駆動スリーブを
提供できる。例えば、一つの特定の船舶用エンジンはプ
ロペラシャフトに第1長さのスプラインを有し、別の特
定の船舶用エンジンはプロペラシャフトに第2長さのス
プラインを有する。内径表面上に異なる長さのスプライ
ンを備えた様々な駆動スリーブを提供できる。様々な駆
動スリーブが使用されるけれども、同じプロペラを使用
できる。即ち、相互交換可能な駆動スリーブを提供する
ことによって、一つのプロペラを多くの様々な種類のエ
ンジンと関連して使用できるのである。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明は、特定のエンジンと関連
して実施されるものでも特定のプロペラ形体について実
施されるものでもない。本発明は、多くのエンジン及び
プロペラ形体と関連して使用できる。例えば、本明細書
中では3枚ブレードのプロペラを説明する。しかしなが
ら、本発明は、任意の数のブレードを持つプロペラと関
連して使用できる。従って、本発明を例示の船外エンジ
ン−プロペラ形体に関して以下に説明するけれども、本
発明は、このようなエンジン及びプロペラに関する実施
に限定されない。
【0014】図1は、本発明の一実施例によるプロペラ
アッセンブリ100を前方から見た斜視図である。プロ
ペラアッセンブリ100は、船舶用エンジンのプロペラ
シャフト102に固定されるように形成されている。プ
ロペラアッセンブリ100は、スラストワッシャ10
4、外ハブ108及びハブ外径表面112から延びる複
数のブレード110を含むプロペラ106、ワッシャ1
14、及びアッセンブリ100をプロペラシャフト10
2に固定するナット116を含む。
【0015】一般的には、プロペラアッセンブリ100
は、通常の作動中、プロペラシャフト102とともに回
転する。衝突が起こったとき、例えばプロペラ106が
水中の物体に当たったとき、プロペラ106は、エンジ
ンの駆動列を保護するため、以下に更に詳細に説明する
ように、シャフト102に対して回転する。更に、プロ
ペラ106のこのような相対的な回転により、プロペラ
106とプロペラシャフト102との間の主係合が剪断
する場合には、リンプホーム(limp home)構
成により、プロペラ106はプロペラシャフト102と
ともに回転できる状態を保持し、そのため、オペレータ
は、修理を行うために少なくともドックにたどり着け
る。
【0016】図2は、プロペラアッセンブリ100の分
解図である。図2に示すように、アッセンブリ100
は、更に、円筒形形状の本体120を持つ駆動スリーブ
118を含む。駆動スリーブ118は、スラストワッシ
ャ104からワッシャ114まで延びる。ナット116
を締め付けてスリーブ118に予負荷を加え、プロペラ
のがたつき及び摩耗をなくす。これにより、負荷支持ス
ラストワッシャ104が摩耗して損傷することをなくす
ことができる。
【0017】駆動スリーブ本体120の外径表面124
から複数のスプライン122が延びている。円筒形形状
駆動スリーブ本体120の内径表面128に複数の溝1
26が設けられている。円筒形形状駆動スリーブ本体1
20の一端にフランジ130が設けられ、駆動スリーブ
フランジ130から複数のリンプホーム突出部132が
延びている。図1には示してないけれども、複数のリン
プホーム突出部は、外ハブ内径表面134から延びてお
り、以下に更に詳細に説明するように、リンプホーム作
動を提供する。例示の実施例では、駆動スリーブ118
は、青銅から鋳造される。
【0018】アッセンブリは、円筒形形状本体138を
持つ弾性内ハブ136を更に含む。複数の溝140が内
ハブ本体138の内径表面142に形成されており、こ
れらの溝140は、一つの駆動スリーブスプライン12
2を各々受け入れるように配置されており又は構成され
ている。溝140は、以下に更に詳細に説明するように
テーパしており、大きな衝撃が生じた場合に捩じりを最
大にでき、ハブ136に沿って応力を均等に分配する。
【0019】駆動フランジ144が内ハブ本体138の
一端に配置されている。フランジ144は、外ハブ10
8にぴったりと嵌まるように形成されている。詳細に
は、及び図2に示す実施例では、フランジ144は中間
区分148によって離間された四つの突出部146を有
する。外ハブボア150は、フランジ144がこのボア
150にぴったりと嵌まるように形成されている。本体
138の外径は、ボア150の内径以下である。従っ
て、フランジ144は外ハブ108にぴったりと嵌まる
が、本体138はハブ108に対して回転できる。
【0020】更に詳細には、及び弾性ハブ136の長さ
方向軸線に関し、本体138は、衝撃時に、以下に更に
詳細に説明するように、長さ方向軸線に沿って捩じれ
る。エンジンの駆動列を保護するこのような軸線方向捩
じれを容易にするため、ハブ136は弾性材料から製造
される。ハブの製造に適した例示の弾性材料はプラスチ
ックである。勿論、他の弾性材料を使用することもでき
る。
【0021】アッセンブリは、円筒形形状の外ハブ10
8を持つプロペラ106を更に含む。ブレード110が
外ハブ108の外径表面112から延びている。上文中
に説明したように、ボア150がハンドル108を通っ
て延びており、このボアは、内ハブ駆動フランジ144
と噛み合って内ハブ駆動フランジ144と外ハブ108
との間の相対的な移動を制限するように形成されてい
る。プロペラ106は、アルミニウム、ステンレス鋼、
又は他の材料から鋳造できる。
【0022】プロペラシャフト102は、スラストワッ
シャ104と噛み合うためのテーパ区分152、及び駆
動スリーブ溝126と噛み合うためのスプライン区分1
54を含む。プロペラシャフト102は、更に、ナット
116と螺合するためのねじ山を備えた区分156を含
む。スプライン区分の長さはエンジンによって異なり、
以下に更に詳細に説明するように、噛み合い駆動スリー
ブを使用するだけで、一つのプロペラ(例えばプロペラ
106)をこのような異なるエンジンで使用できる。
【0023】図3は、プロペラアッセンブリを後方から
見た斜視図である。プロペラ106をプロペラシャフト
102に固定するため、駆動スリーブ118及び弾性内
ハブ136(図3参照)を外ハブボア150に挿入す
る。先ず最初に駆動スリーブ118を内ハブ136に挿
入してサブアッセンブリを形成した後、このサブアッセ
ンブリを外ハブボア150に挿入できる。別の態様で
は、先ず最初に内ハブ136を外ハブボア150に挿入
した後、駆動スリーブ118を内ハブ136に挿入でき
る。
【0024】次いで、スラストワッシャ104及びプロ
ペラ106、内ハブ136、及び駆動スリーブ118か
らなるアッセンブリを、プロペラシャフト102が駆動
スリーブ118を通って延び且つこれと係合するよう
に、プロペラシャフト102の周りに押す。次いで、ワ
ッシャ144をシャフト102上に押し、ねじ山を備え
たナット116をシャフト102に締め付け、プロペラ
106をシャフト102に固定する。図3に示すよう
に、ナット116は、ワッシャ114が駆動スリーブフ
ランジ130に対してぴったりと固定されるように、プ
ロペラシャフト102上で締め付けられる。
【0025】図4は、プロペラアッセンブリ100の分
解図である。図4に示すように、一つ又はそれ以上のリ
ンプホーム突出部158が外ハブ内径表面134から延
びており、リンプホーム作動を提供する。詳細には、ス
プラインの衝撃及び剪断が起こった場合、駆動スリーブ
リンプホーム突出部132と外ハブリンプホーム突出部
158との間の接触によりこれ以上の回転が阻止される
まで駆動スリーブ118が回転する。接触時に、外ハブ
108は再び駆動スリーブ118とともに回転し始め
る。リンプホーム突出部132及び158は、これらの
突出部132及び158を剪断せずにプロペラ106を
低速で回転し続けるのに十分な強度を提供する。従っ
て、駆動スリーブスプライン122を剪断させる衝撃が
生じた後でも、突出部132及び158によりプロペラ
106を作動し続けることが容易である。
【0026】図5は、プロペラアッセンブリ100の側
断面図である。図5に示すように、駆動スリーブ118
と弾性ハブフランジ144の中間区分148との間には
隙間160がある。ハブ136の内径表面162はテー
パしており、駆動スリーブ118のスプライン(図5に
は示してない)間を延びる。
【0027】図5の6−6線を通る断面図である図6に
示すように、各駆動スリーブリンプホーム突出部132
は、対をなした外ハブリンプホーム突出部158間の空
間内に延びている。駆動スリーブスプライン122(図
4参照)が剪断すると、駆動スリーブ118がプロペラ
シャフト102とともに回転し、プロペラ外ハブ108
と駆動スリーブ118との間の係合は、駆動スリーブリ
ンプホーム突出部132がハブリンプホーム突出部15
8と係合するまで滑る。駆動スリーブ及び外ハブの突出
部132及び158が係合すると、プロペラ106は、
プロペラシャフト102、駆動スリーブ118、及び外
ハブ108との間の係合により、プロペラシャフト10
2とともに再び回転する。
【0028】図7に示すように、弾性内ハブフランジ突
出部146が外ハブ108の内径表面134にぴったり
と嵌着する。円筒形形状の内ハブ本体138の外径表面
164は外ハブ108と接触しておらず、上述の溝−ス
プライン構成を介して駆動スリーブ118と係合する。
【0029】作動にあたっては、プロペラシャフト10
2の回転時にトルクが、シャフト102から駆動スリー
ブ118へ、及び駆動スリーブ118から弾性内ハブ1
36へ伝達される。トルクは、弾性内ハブ136から外
ハブ108へフランジ144のところで伝達される。プ
ロペラ106が物体に当たると、内弾性ハブ136がプ
ロペラシャフト102の長さ方向軸線方向に沿って捩じ
れる。これは、ハブフランジ144とプロペラ106と
の間の緊密な嵌着及び円筒形内ハブ本体138と外ハブ
108との間の隙間により生じる。このように捩じれる
ことにより、スプライン122は衝撃の発生時に必ずし
も剪断されず、エンジンの駆動列が保護される。
【0030】図8は、図7の8−8線での断面図であ
る。図8に示すように、駆動スリーブスプライン122
は、フランジ144と隣接した位置では、弾性ハブ13
6の内径表面142のテーパ溝140の側壁と接触して
いない。しかしながら、弾性ハブ136が捩じれると、
スプライン122はこのような側壁と徐々に接触し、内
ハブ136によって捩じれの程度を制限する。
【0031】図9は、図7の9−9線を通る断面図であ
る。図9に示すように、スプライン122は、内ハブ1
36のフランジ144とは反対側の端部のところで、テ
ーパ溝130にぴったりと嵌着している。このようなぴ
ったりとした嵌着は、通常の作動中にトルクをプロペラ
シャフト102からプロペラ106に駆動スリーブ11
8及び内ハブ136を通して効率的に伝達する上で必要
である。
【0032】図10は、図9の10−10線での断面図
である。駆動スリーブスプライン122は、弾性ハブ溝
140を通って延びている。溝は、上文中に説明したよ
うにテーパしている。ここでも、駆動スリーブスプライ
ン122は、フランジ144と隣接した位置では、テー
パ溝140の側壁と接触せず、スプライン122は内ハ
ブ136のフランジ144とは反対側の端部がテーパ溝
140とぴったりと嵌着する。スプライン122と溝1
40との間がぴったりと嵌着しているため、通常の作動
中、トルクがプロペラシャフト102からプロペラ10
6に駆動スリーブ118及び内ハブ136を通して効率
的に伝達される。このような作動状態は、本明細書中、
場合によっては、プロペラアッセンブリ100の通常作
動モードと呼ばれる。
【0033】衝撃が発生し、弾性ハブ136が捩じれる
と、スプライン122が溝140の側壁と徐々に接触す
る。スプライン122が一つの溝の側壁と壁の全長に沿
って接触したとき、このような接触により内ハブ136
がこれ以上捩じれることが制限される。ハブ136が捩
じれる作動状態は、本明細書中、場合によっては、プロ
ペラアッセンブリ100の弾性作動モードと呼ばれる。
【0034】捩じり力が、蛇行した経路に沿って、プロ
ペラシャフト102にスプライン連結された駆動スリー
ブ118の端部から、ハブ136がスリーブ118と係
合する場所でハブ136に、及びフランジ144のとこ
ろでプロペラ外ハブ108に伝達される。この蛇行した
経路には、力を更に均等に分配でき、経路の長さがシャ
フトからプロペラハブまでの直接的(例えば半径方向)
経路と比べて長いために比較的大きな力を吸収できると
いう利点がある。
【0035】衝撃力が十分である場合には、スプライン
122が剪断する場合がある。全てのスプライン122
が剪断した場合には、プロペラシャフト102及び駆動
スリーブ118は、駆動スリーブ118及び外ハブ10
8のリンプホーム突出部132及び158が接触するま
で、プロペラ外ハブ108に対して回転する。力がリン
プホーム突出部132及び158を剪断するには不十分
である場合には、プロペラ106はプロペラシャフト1
02と共に回転を再開する。このような作動状態は、本
明細書中、場合によっては、プロペラアッセンブリ10
0のリンプホーム作動モードと呼ばれる。
【0036】エンジンの駆動列を損傷しないように保護
する弾性モード及びリンプホームモードの両モードでの
作動において、たとえプロペラが水中の物体に当たった
場合でも、プロペラ106が作動し続けることに加え、
プロペラアッセンブリ100は、弾性ハブ136の交換
が容易である。詳細には、内ハブ136を交換する必要
がある場合には、使用者は、プロペラアッセンブリ10
0をプロペラシャフト102から外し、駆動スリーブ1
18及び弾性ハブ136を外ハブ108内から取り外す
だけである。次いで、プロペラアッセンブリ100の再
組み立て時及びアッセンブリ100のプロペラシャフト
102上への取り付け時に内ハブ136の交換体を使用
できる。
【0037】更に、プロペラ106を多くの様々な種類
の船舶用エンジンで使用できるように、様々な駆動スリ
ーブを提供できる。例えば、一つの特定の船舶用エンジ
ンは第1長さのプロペラシャフト上にスプラインを有
し、別の特定の船舶用エンジンは第2長さのプロペラシ
ャフト上にスプラインを有し、スプラインの数及び大き
さは様々である。様々な駆動スリーブの内径表面に様々
な長さのスプラインを設けることができる。様々な駆動
スリーブが使用されるが、同じプロペラを使用できる。
即ち、相互交換可能な駆動スリーブを提供することによ
って、一つのプロペラを多くの様々な種類のエンジンと
関連して使用できる。
【0038】駆動スリーブ又は弾性ハブ、又はこれらの
両方をキットの形態で販売できると考えられる。例え
ば、特定の種類のエンジンについて特定的な様々な駆動
スリーブを含む様々なキットを提供できる。一つの特定
の実施例では、キットは、駆動スリーブ及び交換可能な
弾性内ハブの両方を含む。
【0039】本発明の様々な実施例の以上の説明から、
本発明の目的が達成されるということは明らかである。
本発明を詳細に説明し且つ例示したけれども、これらは
単なる例示であって、限定を意図したものではないとい
うことは明らかに理解されるべきである。従って、本発
明の精神及び範囲は、添付の特許請求の範囲のみによっ
て限定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるプロペラアッセンブリ
を前方から見た斜視図である。
【図2】図1に示すプロペラアッセンブリの分解図であ
る。
【図3】図1に示すプロペラアッセンブリを後方から見
た斜視図である。
【図4】図3に示すプロペラアッセンブリの分解図であ
る。
【図5】図1に示すプロペラアッセンブリの長さ方向断
面図である。
【図6】図5の6−6線での横断面図である。
【図7】図1に示すプロペラアッセンブリの長さ方向断
面図である。
【図8】図7の8−8線での横断面図である。
【図9】図7の9−9線での横断面図である。
【図10】図9の10−10線での長さ方向断面図であ
る。
【符号の説明】 100 プロペラアッセンブリ 102 プロペラシャフト 194 スラストワッシャ 106 プロペラ 108 外ハブ106 110 ブレード 112 ハブ外径表面 114 ワッシャ 116 ナット

Claims (58)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロペラシャフト(102)に固定され
    るプロペラアッセンブリ(100)において、 円筒形形状の本体(120)を持ち、この本体の外径表
    面(124)から複数のスプライン(122)が延び
    る、駆動スリーブ(118)、 円筒形形状の本体(138)を持ち、この本体の内径表
    面(142)には、前記駆動スリーブスプラインを各々
    一つづつ受け入れるように構成された複数の溝(14
    0)が設けられ、前記本体の一端に駆動フランジ(14
    4)が設けられた、弾性内ハブ(136)、及び円筒形
    形状の本体を含む外ハブ(108)を持ち、前記外ハブ
    本体の外径表面(112)から複数のブレード(11
    0)が延び、前記外ハブ本体の内径表面(134)は、
    前記内ハブ駆動フランジと噛み合って前記内ハブ駆動フ
    ランジと前記外ハブとの間の相対的移動を制限するよう
    に形成されている、プロペラを含む、プロペラアッセン
    ブリ(100)。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のプロペラアッセンブリ
    (100)において、前記円筒形形状の駆動スリーブ本
    体(120)の内径表面(128)に複数の溝(12
    6)が設けられている、プロペラアッセンブリ(10
    0)。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のプロペラアッセンブリ
    (100)において、前記駆動スリーブ(118)には
    予負荷が加えられる、プロペラアッセンブリ(10
    0)。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のプロペラアッセンブリ
    (100)において、前記駆動スリーブ(118)は、
    前記円筒形形状の駆動スリーブ本体(120)の一端に
    フランジ(130)を更に含む、プロペラアッセンブリ
    (100)。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のプロペラアッセンブリ
    (100)において、前記駆動スリーブフランジ(13
    0)から延びる複数のリンプホーム突出部(132)、
    及び前記外ハブ内径表面(134)から延びる複数のリ
    ンプホーム突出部(158)を更に含む、プロペラアッ
    センブリ(100)。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のプロペラアッセンブリ
    (100)において、前記内ハブ本体(138)の前記
    内径表面(142)の前記溝(140)はテーパしてい
    る、プロペラアッセンブリ(100)。
  7. 【請求項7】 プロペラ(106)をプロペラシャフト
    (102)に固定するためのプロペラアッセンブリ(1
    00)用の相互交換可能な駆動スリーブ(118)にお
    いて、円筒形形状の本体(120)、前記駆動スリーブ
    本体の外径表面(124)から延びる複数のスプライン
    (122)、前記円筒形形状の駆動スリーブ本体の内径
    表面(128)から延びる複数のスプライン、及び前記
    円筒形形状の駆動スリーブ本体の一端に設けられたフラ
    ンジ(130)を含む、相互交換可能な駆動スリーブ
    (118)。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の相互交換可能な駆動ス
    リーブ(118)において、前記フランジ(130)か
    ら延びる複数のリンプホーム突出部(132)を更に含
    む、相互交換可能な駆動スリーブ(118)。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の相互交換可能な駆動ス
    リーブ(118)において、前記駆動スリーブ本体(1
    20)の前記外径表面(124)から延びる前記スプラ
    イン(122)はテーパしている、相互交換可能な駆動
    スリーブ(118)。
  10. 【請求項10】 プロペラ(106)をプロペラシャフ
    ト(102)に固定するためのプロペラアッセンブリ
    (100)用の交換可能な弾性内ハブ(136)におい
    て、円筒形形状の本体(138)、前記内ハブ本体(1
    38)の内径表面(142)の複数の溝(140)、及
    び前記内ハブ本体の一端に設けられた駆動フランジ(1
    44)を含む、弾性内ハブ(136)。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の交換可能な弾性内
    ハブ(136)において、前記内ハブ本体内径表面(1
    42)の前記溝(140)はテーパしている、弾性内ハ
    ブ(136)。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の交換可能な弾性内
    ハブ(136)において、前記駆動フランジ(144)
    は、プロペラ(106)外ハブ(108)と噛み合うよ
    うに形成されており、前記円筒形形状本体(138)は
    その長さ方向軸線を中心として捩じれるように形成され
    ている、弾性内ハブ(136)。
  13. 【請求項13】 プロペラ(106)を船舶用エンジン
    のプロペラシャフト(102)に固定するためのキット
    において、 円筒形形状の本体(120)、前記駆動スリーブ本体の
    外径表面(124)から延びる複数のスプライン(12
    2)、前記円筒形形状の駆動スリーブ本体の内径表面
    (128)から延びる複数のスプライン、及び前記円筒
    形形状の駆動スリーブ本体の一端に設けられたフランジ
    (130)を含む、相互交換可能な駆動スリーブ(11
    8)、及び円筒形形状の本体(138)、前記内ハブ本
    体(138)の内径表面(142)の複数の溝(14
    0)、及び前記内ハブ本体の一端に設けられた駆動フラ
    ンジ(144)を含む、弾性内ハブ(136)を含む、
    キット。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載のキットにおいて、
    前記フランジ(130)から延びる複数のリンプホーム
    突出部(132)を更に含む、キット。
  15. 【請求項15】 請求項13に記載のキットにおいて、
    前記駆動スリーブ本体(120)の前記外径表面(12
    4)から延びる前記スプライン(122)はテーパして
    いる、キット。
  16. 【請求項16】 請求項13に記載のキットにおいて、
    交換可能な弾性内ハブ(136)の前記内ハブ本体(1
    38)内径(142)表面の前記溝(140)はテーパ
    している、キット。
  17. 【請求項17】 請求項13に記載のキットにおいて、
    前記駆動フランジ(130)は、プロペラ外ハブ(10
    8)の内径表面(134)と噛み合うように形成されて
    おり、前記円筒形形状本体(138)はその長さ方向軸
    線を中心として捩じれるように形成されている、キッ
    ト。
  18. 【請求項18】 船舶用エンジンのプロペラシャフト
    (102)に固定されるようになったプロペラアッセン
    ブリ(100)において、前記プロペラアッセンブリ
    は、通常作動モード、弾性作動モード、及びリンプホー
    ム作動モードで作動するように形成されている、プロペ
    ラアッセンブリ(100)。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載のプロペラアッセン
    ブリ(100)において、長さ方向軸線を持つ弾性内ハ
    ブ(136)を含み、前記弾性作動モードにおいて、前
    記内ハブは前記ハブ長さ方向軸線に沿って捩じれる、プ
    ロペラアッセンブリ(100)。
  20. 【請求項20】 請求項18に記載のプロペラアッセン
    ブリ(100)において、プロペラアッセンブリは駆動
    スリーブ(118)及び外ハブ(108)を含み、前記
    リンプホーム作動モードでは、前記駆動スリーブ及び前
    記外ハブが直接接触する、プロペラアッセンブリ(10
    0)。
  21. 【請求項21】 船舶用エンジンのプロペラシャフトに
    固定されるようになったプロペラアッセンブリにおい
    て、 円筒形形状の本体、及びこの本体の外径表面から延びる
    複数のスプラインを含む駆動スリーブ、 円筒形形状本体を持ち、この本体の内径表面には、前記
    駆動スリーブスプラインを各々一つづつ受け入れるよう
    に構成された複数の溝が設けられ、前記本体の一端には
    駆動フランジが設けられている弾性内ハブ、及び円筒形
    形状の本体を持つ外ハブを持ち、前記外ハブ本体の外径
    表面から複数のブレードが延び、及び前記内ハブ駆動フ
    ランジと噛み合って前記内ハブ駆動フランジと前記外ハ
    ブとの間の相対的移動を制限するように形成された前記
    外ハブ本体の内径表面を持つプロペラを含む、プロペラ
    アッセンブリ。
  22. 【請求項22】 請求項21に記載のプロペラアッセン
    ブリにおいて、前記円筒形形状の駆動スリーブ本体の内
    径表面に複数の溝が設けられている、プロペラアッセン
    ブリ。
  23. 【請求項23】 請求項21に記載のプロペラアッセン
    ブリにおいて、前記駆動スリーブには予負荷が加えられ
    ている、プロペラアッセンブリ。
  24. 【請求項24】 請求項21に記載のプロペラアッセン
    ブリにおいて、前記駆動スリーブは、前記円筒形形状の
    駆動スリーブ本体の一端に設けられたフランジを更に含
    む、プロペラアッセンブリ。
  25. 【請求項25】 請求項24に記載のプロペラアッセン
    ブリにおいて、前記駆動スリーブフランジから延びる複
    数のリンプホーム突出部、及び前記外ハブ内径表面から
    延びる複数のリンプホーム突出部を更に含む、プロペラ
    アッセンブリ。
  26. 【請求項26】 請求項21に記載のプロペラアッセン
    ブリにおいて、前記内ハブ本体の前記内径表面の前記溝
    はテーパしている、プロペラアッセンブリ。
  27. 【請求項27】 請求項21に記載のプロペラアッセン
    ブリにおいて、前記弾性内ハブはプラスチックから製造
    される、プロペラアッセンブリ。
  28. 【請求項28】 プロペラをプロペラシャフトに固定す
    るためのプロペラアッセンブリ用の相互交換可能な駆動
    スリーブにおいて、円筒形形状の本体、前記駆動スリー
    ブ本体の外径表面から延びる複数のスプライン、前記円
    筒形形状の駆動スリーブ本体の内径表面から延びる複数
    のスプライン、及び前記円筒形形状の駆動スリーブ本体
    の一端に設けられたフランジを含む、相互交換可能な駆
    動スリーブ。
  29. 【請求項29】 請求項28に記載の相互交換可能な駆
    動スリーブにおいて、前記フランジから延びる複数のリ
    ンプホーム突出部を更に含む、相互交換可能な駆動スリ
    ーブ。
  30. 【請求項30】 請求項28に記載の相互交換可能な駆
    動スリーブにおいて、前記スリーブの内径は、前記プロ
    ペラシャフトの外径に基づいて選択される、相互交換可
    能な駆動スリーブ。
  31. 【請求項31】 請求項28に記載の相互交換可能な駆
    動スリーブにおいて、前記駆動スリーブ本体内径表面か
    ら延びる前記スプラインの長さ方向長さは、前記プロペ
    ラシャフトの外径表面から延びるスプラインの長さに基
    づいて選択される、相互交換可能な駆動スリーブ。
  32. 【請求項32】 請求項28に記載の相互交換可能な駆
    動スリーブにおいて、前記駆動スリーブ本体の前記外径
    表面から延びる前記スプラインはテーパしている、相互
    交換可能な駆動スリーブ。
  33. 【請求項33】 プロペラをプロペラシャフトに固定す
    るためのプロペラアッセンブリ用の交換可能な弾性内ハ
    ブにおいて、円筒形形状の本体、前記内ハブ本体の内径
    表面の複数の溝、及び前記内ハブ本体の一端に設けられ
    た駆動フランジを含む、弾性内ハブ。
  34. 【請求項34】 請求項33に記載の交換可能な弾性内
    ハブにおいて、前記内ハブ本体内径表面の前記溝はテー
    パしている、弾性内ハブ。
  35. 【請求項35】 請求項33に記載の交換可能な弾性内
    ハブにおいて、前記駆動フランジは、プロペラ外ハブと
    噛み合うように形成されており、前記円筒形形状本体は
    その長さ方向軸線を中心として捩じれるように形成され
    ている、弾性内ハブ。
  36. 【請求項36】 請求項33に記載のプロペラアッセン
    ブリにおいて、前記弾性内ハブはプラスチックから製造
    される、プロペラアッセンブリ。
  37. 【請求項37】 プロペラを船舶用エンジンのプロペラ
    シャフトに固定するためのキットにおいて、 円筒形形状の本体、前記駆動スリーブ本体の外径表面か
    ら延びる複数のスプライン、前記円筒形形状の駆動スリ
    ーブ本体の内径表面から延びる複数のスプライン、及び
    前記円筒形形状の駆動スリーブ本体の一端に設けられた
    フランジを含む、相互交換可能な駆動スリーブ、及び円
    筒形形状の本体、前記内ハブ本体の内径表面の複数の
    溝、及び前記内ハブ本体の一端に設けられた駆動フラン
    ジを含む、弾性内ハブを含む、キット。
  38. 【請求項38】 請求項37に記載のキットにおいて、
    前記フランジから延びる複数のリンプホーム突出部を更
    に含む、キット。
  39. 【請求項39】 請求項37に記載のキットにおいて、
    前記駆動スリーブの内径は、前記プロペラシャフトの外
    径に基づいて選択される、キット。
  40. 【請求項40】 請求項37に記載のキットにおいて、
    前記駆動スリーブ本体内径表面から延びる前記スプライ
    ンの長さ方向長さは、前記プロペラシャフトの外径表面
    から延びるスプラインの長さに基づいて選択される、キ
    ット。
  41. 【請求項41】 請求項37に記載のキットにおいて、
    前記駆動スリーブ本体の前記外径表面から延びる前記ス
    プラインはテーパしている、キット。
  42. 【請求項42】 請求項37に記載のキットにおいて、
    交換可能な弾性内ハブの前記内ハブ本体内径表面の前記
    溝はテーパしている、キット。
  43. 【請求項43】 請求項37に記載のキットにおいて、
    前記駆動フランジは、プロペラ外ハブの内径表面と噛み
    合うように形成されており、前記円筒形形状本体はその
    長さ方向軸線を中心として捩じれるように形成されてい
    る、キット。
  44. 【請求項44】 請求項37に記載のキットにおいて、
    前記弾性内ハブはプラスチックから製造される、キッ
    ト。
  45. 【請求項45】 プロペラを船舶用エンジンのプロペラ
    シャフトに固定するための方法において、 駆動スリーブ及び前記駆動スリーブに対して捩じること
    ができる弾性ハブをプロペラの外ハブに挿入する工程、
    及び前記駆動スリーブ、前記弾性ハブ、及びプロペラア
    ッセンブリを、前記プロペラシャフトが前記駆動スリー
    ブを通って延び且つ前記駆動スリーブと係合するよう
    に、プロペラシャフト上で押す工程を含む、方法。
  46. 【請求項46】 請求項45に記載の方法において、ね
    じ山を備えたナットを前記プロペラシャフトに締め付け
    てプロペラアッセンブリをシャフトに固定する工程を更
    に含む、方法。
  47. 【請求項47】 船舶用エンジンのプロペラシャフトに
    固定されるようになったプロペラアッセンブリにおい
    て、前記プロペラアッセンブリは、通常作動モード、弾
    性作動モード、及びリンプホーム作動モードで作動する
    ように形成されている、プロペラアッセンブリ。
  48. 【請求項48】 請求項47に記載のプロペラアッセン
    ブリにおいて、長さ方向軸線を持つ弾性内ハブを含み、
    前記弾性作動モードにおいて、前記内ハブは前記ハブ長
    さ方向軸線に沿って捩じれる、プロペラアッセンブリ。
  49. 【請求項49】 請求項47に記載のプロペラアッセン
    ブリにおいて、プロペラアッセンブリは駆動スリーブ及
    び外ハブを含み、前記リンプホーム作動モードでは、前
    記駆動スリーブ及び前記外ハブが直接接触している、プ
    ロペラアッセンブリ。
  50. 【請求項50】 船舶用エンジンのプロペラシャフトに
    固定されるようになったプロペラアッセンブリにおい
    て、 前記プロペラシャフトと係合するための手段、 前記プロペラシャフト係合手段と徐々に係合できる弾性
    手段であって、前記弾性手段は、前記プロペラシャフト
    係合手段が前記プロペラシャフトと係合する端部とは反
    対側の前記プロペラシャフト係合手段の端部で前記プロ
    ペラシャフト係合手段と係合する、弾性手段、及び円筒
    形形状の本体を持つ外ハブ、この外ハブ本体の外径表面
    から延びる複数のブレード、及び前記弾性手段の前記プ
    ロペラシャフトと係合するための前記手段と係合した端
    部とは反対側の前記弾性手段の端部のところで前記弾性
    手段と噛み合うように形成された前記外ハブ本体の内径
    表面を持つプロペラを含む、プロペラアッセンブリ。
  51. 【請求項51】 請求項50に記載のプロペラアッセン
    ブリにおいて、前記プロペラシャフトと係合するための
    前記手段は、円筒形形状の本体を含む駆動スリーブ、及
    び前記駆動スリーブ本体の外径表面から延びる複数のス
    プラインを含む、プロペラアッセンブリ。
  52. 【請求項52】 請求項51に記載のプロペラアッセン
    ブリにおいて、前記円筒形形状の駆動スリーブ本体の内
    径表面に複数の溝が設けられている、プロペラアッセン
    ブリ。
  53. 【請求項53】 請求項51に記載のプロペラアッセン
    ブリにおいて、前記駆動スリーブには予負荷が加えられ
    ている、プロペラアッセンブリ。
  54. 【請求項54】 請求項51に記載のプロペラアッセン
    ブリにおいて、前記駆動スリーブは、前記円筒形形状駆
    動スリーブ本体の一端にフランジを更に含む、プロペラ
    アッセンブリ。
  55. 【請求項55】 請求項54に記載のプロペラアッセン
    ブリにおいて、前記駆動スリーブフランジから延びる複
    数のリンプホーム突出部、及び前記外ハブ内径表面から
    延びる複数のリンプホーム突出部を更に含む、プロペラ
    アッセンブリ。
  56. 【請求項56】 請求項50に記載のプロペラアッセン
    ブリにおいて、前記弾性手段は、円筒形形状本体を含む
    内ハブ、この内ハブ本体の内径表面に設けられた、前記
    駆動スリーブスプラインを各々一つづつ受け入れるよう
    に構成された複数の溝、及び前記内ハブ本体の一端に設
    けられた駆動フランジを有する、プロペラアッセンブ
    リ。
  57. 【請求項57】 請求項56に記載のプロペラアッセン
    ブリにおいて、前記内ハブ本体の前記内径表面の前記溝
    はテーパしている、プロペラアッセンブリ。
  58. 【請求項58】 請求項56に記載のプロペラアッセン
    ブリにおいて、前記弾性内ハブはプラスチック製であ
    る、プロペラアッセンブリ。
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