JP2006218833A - 携帯電話機用操作部品の製造方法及びその製造方法に用いられる製造装置 - Google Patents

携帯電話機用操作部品の製造方法及びその製造方法に用いられる製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 模様材とメッキとで加飾された携帯電話機用の操作部品を製造する場合に、製造工数の削減及び製造工程の簡素化を図り、操作部品のコストを低減する。
【解決手段】 成形用金型2の固定型4と可動型5との間にスライド型6を配置する。スライド型6に支持材を保持させる。固定型4と可動型5とを型閉じすることにより、スライド型6と可動型5とでキャビティSを形成するとともに、キャビティS内に模様材を配置する。その後、キャビティS内に溶融樹脂材を射出して、模様材が付された下側操作ボタンを有する中間成形品を得て、この中間成形品をスライド型6に保持させる。固定型4と可動型5とを型開きした後、スライド型6を移動させて再び型閉じし、中間成形品の上側操作ボタンをメッキ装置の真空釜で覆う。メッキ装置により上側操作ボタンにメッキを施して操作部品を得る。
【選択図】 図1

Description

本発明は、加飾された携帯電話機用操作部品を製造するための製造方法及びその製造方法に用いられる製造装置に関する。
従来より、携帯電話機には、数字やアルファベット等を入力するための操作ボタンを有する樹脂製の操作部品が取り付けられている。この操作部品は、携帯電話機の表面積に占める割合が大きくかつ目立つものであるため、操作部品の意匠性を向上させることにより、携帯電話機全体の意匠性を向上させることが行われている。
また、樹脂の成形品を製造する製造装置として、例えば特許文献1に開示されているように、固定型と可動型との間に、該可動型と共にキャビティを形成するスライド型を配置した、いわゆるダイスライドタイプのものが知られている。この製造装置では、中空状の成形品を成形する際、可動型とスライド型とで形成されたキャビティ内に溶融樹脂材を供給して2つの半割体を成形した後、型開きしてスライド型を移動させることで2つの半割体を合わせて再び型閉じし、スライド型及び可動型の別の成形面で形成されたキャビティ内に溶融樹脂材を供給して2つの半割体を一体化することで、最終形状の成形品が得られる。
特開昭62−87315号公報(図1〜図8)
ところで、近年、携帯電話機の操作部品においては、数字やアルファベット等の模様材を付すのに加えて、部分的にメッキを施して加飾し、意匠性を向上させたいという要求がある。
このような携帯電話機用操作部品を得る場合には、樹脂材を成形してなる中間成形品に対して模様材を付す工程と、メッキを施す工程とが必要になるので、製造工数が増える。しかも、メッキを施す工程では、例えば真空雰囲気を作り出すメッキ釜等が必要になるので、中間成形品を成形型から取り出した後、メッキ釜等へ搬入しなければならなず、製造工程が煩雑になってしまい、これらのことにより、携帯電話機用操作部品のコストが高騰してしまう。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、模様材が付されかつメッキが施された携帯電話機用操作部品を製造する場合に、可動型と共にキャビティを形成するスライド型を備えた製造装置を用いることで、製造工数の削減と工程の簡素化とを図って携帯電話機用操作部品のコストを低減することにある。
上記目的を達成するために、本願の各発明では、可動型とスライド型とで形成されたキャビティにより模様材が付された中間成形品を成形した後、該中間成形品をスライド型に保持させたまま移動させてメッキ手段によりメッキを施すことができるようにした。
請求項1の発明は、携帯電話機用操作部品を製造する方法の発明である。
具体的には、加飾された携帯電話機用操作部品を製造する方法を対象とする。
そして、固定型と、該固定型に対し進退移動する可動型と、上記固定型と可動型との間に配置されて該可動型と共にキャビティを形成するスライド型と、該スライド型を上記固定型と可動型との型割面に沿うように移動させる移動手段と、メッキ手段とを備えた製造装置を用い、上記固定型と可動型とを型閉じして該可動型とスライド型とでキャビティを形成するとともに、上記携帯電話機用操作部品に付される模様材を該キャビティ内の所定位置に配置し、その後、上記キャビティ内に溶融樹脂材を供給して上記模様材が付された中間成形品を得て、該中間成形品をスライド型の成形面に保持させ、次いで、上記移動手段により上記中間成形品を保持したスライド型を移動させて該中間成形品を上記メッキ手段により覆い、しかる後、上記メッキ手段により中間成形品にメッキを施すことで加飾された携帯電話機用操作部品を得る構成とする。
この構成によれば、スライド型と可動型とで形成されたキャビティ内に供給された溶融樹脂材が固化すると、キャビティ内に配置された模様材が付された中間成形品が得られる。この中間成形品はスライド型に保持されているので、スライド型を移動させることにより中間成形品が移動してメッキ手段により覆われて、該中間成形品にメッキが施される。つまり、この発明では、溶融樹脂材の成形と模様材を付すこととがキャビティで同時に行われるので短時間で中間成形品が得られ、しかも、この中間成形品を製造装置から取り外すことなく、スライド型に保持させたまま、該スライド型を固定型と可動型との間で移動させるだけで、製造装置が備えたメッキ手段により中間成形品にメッキを施すことが可能になる。
請求項2の発明は、携帯電話機用操作部品を製造する際に用いられる製造装置の発明である。
具体的には、加飾された携帯電話機用操作部品を製造する際に用いられる製造装置を対象とする。
そして、固定型と、上記固定型に対し進退移動する可動型と、上記固定型と可動型との間に配置されて該可動型と共にキャビティを形成するスライド型と、上記携帯電話機用操作部品に付される模様材を上記キャビティ内の所定位置に配置する模様材配置手段と、メッキを施すメッキ手段と、上記スライド型を上記固定型と可動型との型割面に沿うように移動させ、該スライド型を、上記可動型と共にキャビティを形成する位置と、該スライド型の成形面が上記メッキ手段により覆われる位置との一方に切り替える移動手段とを備え、上記キャビティ内で模様材が付されて成形された中間成形品を上記スライド型に保持して上記メッキ手段により覆われる位置まで移動し、該中間成形品にメッキを施すように構成されているものとする。
この構成によれば、請求項1の発明と同様に、模様材が付された中間成形品をキャビティ内で成形した後、該中間成形品を製造装置から取り外すことなくスライド型に保持させたまま、中間成形品にメッキを施すことが可能になる。
請求項3の発明では、請求項2の発明において、スライド型には、第1の成形面及び第2の成形面がスライド型の移動方向に並んで設けられ、可動型の成形面の両側には、メッキ手段がスライド型の移動方向に並んでそれぞれ設けられ、上記スライド型の第1の成形面が可動型の成形面とキャビティを形成する際に上記スライド型の第2の成形面が可動型の一方のメッキ手段により覆われ、一方、上記スライド型の第1の成形面が可動型の他方のメッキ手段により覆われるようにスライド型を移動手段により移動させた際に、上記第2の成形面が可動型の成形面とキャビティを形成する構成とする。
この構成によれば、スライド型の第1の成形面と可動型の成形面とにより形成されたキャビティで中間成形品を成形した後、スライド型を移動させると、第1の成形面に保持された中間成形品が他方のメッキ手段で覆われて該中間成形品にメッキを施すことが可能になる。このとき、スライド型の第2の成形面と可動型の成形面とでキャビティが形成されているので、該キャビティで中間成形品を成形することが可能になる。そして、第1の成形面に保持された中間成形品へのメッキが終わって携帯電話機用操作部品を脱型し、スライド型を元の位置に戻すと、今度は、第2の成形面に保持された中間成形品が一方のメッキ手段で覆われて該中間成形品にメッキが施される。さらに、このとき、スライド型の第1の成形面と可動型の成形面とでキャビティが形成されており、このキャビティで次の中間成形品の成形が可能になる。
このように、スライド型の一方の成形面に保持した中間成形品にメッキを施しながら、他方の成形面と可動型とで形成されたキャビティで、次にメッキを施す中間成形品を成形することが可能になる。
請求項4の発明では、請求項2または3の発明において、メッキ手段は中間成形品の可動型側からメッキを施すように構成され、可動型には、中間成形品におけるメッキの不要な部分を覆うマスキング部が設けられている構成とする。
この構成によれば、中間成形品におけるメッキの不要な部分がマスキング部により覆われるので、中間成形品に別部材のマスク材を用いたマスキング作業を行うことなく、見栄えが良好な携帯電話機用操作部品を得ることが可能になる。
請求項1の発明によれば、模様材が配置されたキャビティ内に溶融樹脂材を供給して模様材が付された中間成形品を得ることができ、しかも、この中間成形品をスライド型に保持させ、該スライド型を移動させることにより、中間成形品をメッキ手段で覆って該中間成形品にメッキを施すことができるので、製造工数を削減することができるとともに、製造工程を簡素化することができて、携帯電話機用操作部品のコストを低減することができる。
請求項2の発明によれば、請求項1の発明と同様に、模様材が付されかつメッキが施された携帯電話機用操作部品の製造工数を削減することができるとともに、製造工程を簡素化することができて、携帯電話機用操作部品のコストを低減することができる。
請求項3の発明によれば、スライド型に第1の成形面及び第2の成形面を設け、可動型の成形面の両側にメッキ手段をそれぞれ設けたので、スライド型の一方の成形面に保持した中間成形品にメッキを施しながら、他方の成形面と可動型とで形成されたキャビティで次にメッキを施す中間成形品を成形することができる。これにより、単位時間当たりに得られる携帯電話機用操作部品の個数が増えて生産効率が向上する。
請求項4の発明によれば、中間成形品におけるメッキの不要な部分をマスキング部により覆うことができるので、マスク材を用いたマスキング作業が不要になって、製造工数をより一層削減することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るの製造装置1を示し、この製造装置1は、携帯電話機に取り付けられる操作部品100(図6(b)に示す)を製造するものである。
まず、製造装置1を説明する前に、上記操作部品100の構造について図6(b)に基づいて説明すると、この操作部品100は、複数の操作ボタン101a、101bと、該操作ボタン101a、101bを支持する支持材102とを一体化して構成されたものである。操作ボタン101a、101bはABS樹脂等の硬質樹脂からなり、これら操作ボタン101a、101bのうち携帯電話機の下側に配置される操作ボタン101aの表面には、数字やアルファベット等の模様材103が転写により付される一方、携帯電話機の上側に配置される操作ボタン101bの表面にはメッキ104が施されている。また、支持材102はシリコンゴム等の軟質樹脂を板状に成形してなるものである。
次に、上記製造装置1について図1に基づいて説明すると、該製造装置1は、成形用金型2と射出成形機3とを備えている。成形用金型2は、固定型4、可動型5及び該固定型4と可動型5との間に配置されるスライド型6とで構成されている。固定型4は、射出成形機3のベッド(図示せず)と一体の固定盤8に固定されている。上記スライド型6は可動型5に取り付けられており、該スライド型6と可動型5との間にキャビティSが形成されるようになっている。このキャビティSで上記メッキ104が施される前の操作部品100、即ち中間成形品110が成形されるようになっている。
上記射出成形機3は射出ノズル3a(図1にのみ示す)を備えている。この射出ノズル3aの上流側で混練された溶融樹脂材が、該射出ノズル3aから射出されるようになっている。
固定型4には、図7及び図8に示すように、スライド型6を略水平にかつ固定型4と可動型5との型割面に沿うように移動させるためのスライド用シリンダ10が取り付けられている。このスライド用シリンダ10は油圧または空気圧等によって伸縮するように構成された周知の構造のものであり、本発明の移動手段を構成している。尚、この実施形態の説明では、成形用金型2を射出ノズル3a側から見たときに左となる側を単に「左」といい、同様に右となる側を単に「右」というものとし、従って、スライド型6は左右方向に移動するようになっている。
射出成形機3のベッド上には、略水平に移動して射出成形機3に対し進退する可動盤11が設けられている。この可動盤11に上記可動型5が取り付けられており、可動盤11の進退移動により可動型5が固定型4に対し進退移動するようになっている。また、スライド型6も図示しないが固定型4に対し進退移動するようになっている。
そして、上記成形用金型2が型開き状態では、例えば図3(b)や図5(b)に示すように、固定型4とスライド型6との間に隙間が形成されるとともに、スライド型6と可動型5との間にも隙間が形成され、一方、成形用金型2が型閉じ状態では、例えば図3(a)及び図5(a)に示すように、固定型4とスライド型6とが密着するとともに、スライド型6と可動型5とが密着する。
図1にも示すように、上記固定型4及び固定盤11の中心部には、上記射出成形機3の射出ノズル3aが連通するスプルー13が設けられている。上記固定型4のスライド型6側の面には、成形用金型2が型閉じ状態にあるときに、スライド型6と共にランナー14を構成する窪み15が設けられている。このランナー14は上記スプルー13と連通している。
図7及び図8に示すように、スライド型6の左右幅は、上記固定型4の左右幅の約2/3とされている。スライド型6の可動型5側の面には、左半分の領域に第1の成形面としての左側成形面20が設けられ、右半分の領域に第2の成形面としての右側成形面21が設けられている。これら左側成形面20及び右側成形面21は同じ形状とされている。従って、図8に示すように、スライド型6が左側へ移動した状態では、右側成形面21が固定型4及び可動型5の左右方向略中央に対応する箇所に位置する一方、図7に示すように、スライド型6が右側へ移動した状態では、左側成形面20が固定型4及び可動型5の左右方向略中央部に対応する箇所に位置することになる。また、上記左側成形面20及び右側成形面21は、上記キャビティSで成形された中間成形品110を保持するように形成されている。
上記スライド型6の左側には、図1に示すように、上記ランナー14に流入した溶融樹脂材をスライド型6の左側成形面20上に導く左側ゲート22が設けられ、一方、スライド型6の右側には、図2に示すように、上記ランナー14に流入した溶融樹脂材を右側成形面21上に導く右側ゲート24が設けられている。そして、スライド型6が左側に移動した状態では、図3(a)に示すように、右側ゲート24がランナー14と連通し左側ゲート22が閉塞された状態となり、一方、スライド型6が右側に移動した状態では、図示しないが、左側ゲート22がランナー14と連通し右側ゲート24が閉塞された状態となる。
図1に示すように、上記可動型5の左右方向略中央部には、上記操作部品100の操作ボタン101を成形するための成形面25が設けられている。すなわち、スライド型6を左側に移動させて成形用金型2を型閉じすると、スライド型6の右側成形面21と可動型5の成形面25とでキャビティSが形成され、一方、スライド型6を右側に移動させて成形用金型2を型閉じすると、スライド型6の左側成形面20と可動型5の成形面25とで同じ形状のキャビティSが形成される。
上記可動型5の成形面25は、操作部品100の下側操作ボタン101aを成形するように窪む下側成形用凹部25aと、上側操作ボタン101bを成形するように窪む上側成形用凹部25bとを有している。また、可動型5の左右方向略中央部には、可動型本体とは別体に形成された中央部材23が設けられている。この中央部材23に、上記下側成形用凹部25a及び上側成形用凹部25bの各内周面が形成され、また、これら下側成形用凹部25a及び上側成形用凹部25bの底面は可動型本体のスライド型6側の面で構成されている。
また、上記可動型5には、操作ボタン101aに転写される模様材103をキャビティS内に配置する模様材配置手段としての模様材配置装置30が設けられており、この模様材配置装置30も製造装置1を構成するものである。模様材配置装置30は、上側ローラ31と下側ローラ32とを有しており、これら上側ローラ31及び下側ローラ32は、例えば制御装置により制御されるモータ等(図示せず)により回転駆動されて任意の位置で停止するようになっている。
上記上側ローラ31には、図9にも示すように、模様材103を有する長尺状の転写フィルムFが巻き付けられている。この転写フィルムF上の模様材103は、溶融樹脂材が接触したときの熱により転写フィルムFから剥離するようになっている。また、転写フィルムFは溶融樹脂材が接触しても変形しない耐熱性を有する材質で構成されている。
上記転写フィルムFは、可動型5の本体と中央部材23との間に配置されており、上記模様材103は、転写フィルムFのスライド型6側の面に設けられている。また、転写フィルムFは、上から下へ移動して下側ローラ32に巻き取られるようになっている。上記上側ローラ31及び下側ローラ32を回転駆動するモータは、転写フィルムF上の模様材103が、下側成形用凹部25a内に臨んで操作ボタン101aへの転写位置に達したときに両ローラ31、32の回転を止めるように制御されており、これにより、模様材103がキャビティS内の所定位置に配置されるようになる。
また、図2に示すように、上記可動型5には、メッキ手段としてのメッキ装置35が設けられており、このメッキ装置35も製造装置1を構成するものである。メッキ装置35は、真空蒸着によりメッキを施すように構成されており、可動型5の左側と右側とにそれぞれ設けられている。図9にも示すように、各メッキ装置35は、スライド型6側に開放する真空釜36を備えており、この真空釜36の中でメッキが行われるようになっている。
左側の真空釜36は、スライド型6が左側に移動したときに、該スライド型6の左側成形面20の上側を覆うように配置されており、具体的には、中間成形品110の上側操作ボタン101bのみを、該操作ボタン101bの全面から離れた状態で覆うようになっている。また、可動型5における左側の真空釜36の周辺部分Mは、中間成形品110の上側操作ボタン101b以外の部分をマスキングするように形成されている。
一方、右側の真空釜36は、スライド型6が右側に移動したときに、該スライド型6の右側成形面21の上側を覆うように配置されており、具体的には、左側の真空釜36と同様に中間成形品110の上側操作ボタン101bのみを覆うようになっている。また、可動型5における右側の真空釜36の周辺部分Mは、中間成形品110の上側操作ボタン101b以外の部分をマスキングするように形成されている。
つまり、本発明のマスキング部は、可動型5における各真空釜36の周辺部分Mで構成されていて、中間成形品110には、上側操作ボタン101bの表面にのみメッキが施されるようになっている。尚、本発明のマスキング部の形状は、メッキ部分の形状に対応するように任意に設定することが可能であり、また、マスキング部を可動型5と別体に形成してもよい。
上記各メッキ装置35は、真空釜36中でアルミニウム等のメッキ用金属を加熱して蒸発させる加熱装置38を備えていて、該加熱装置38には、外部から電力が供給されるようになっている。この加熱装置38は、真空釜36内に配設された加熱体39と、該加熱体39の温度を制御する制御回路40とで構成されている。さらに、上記各メッキ装置35は、上記真空釜36を真空引きするための真空装置41を備えている。この真空装置41は、連結パイプ42により真空釜36と接続されている。
尚、各図において、符号37は、上記加熱体39と制御回路40とを接続する配線である。また、上記加熱装置38及び真空装置41は、一般に真空蒸着を行う際に用いられている周知のものである。
また、上記可動型5には、図9にも示すように、上記各真空釜36の周縁を覆う環状のシール部材43が設けられている。これらシール部材43は、成形用金型2を型閉じした状態で、スライド型6及び該スライド型6に保持された中間成形品110に密着して真空釜36を気密にするためのものである。さらに、上記可動型5には、真空釜36の下方に中間成形品110の逃がし用凹部44が設けられている。該逃がし用凹部44は、図5(c)に示すように、中間成形品110にメッキを施す際に、成形用金型2を型閉じ状態としたとき、該中間成形品110の下側操作ボタン101aが可動型5と干渉しないようにするためのものである。
次に、上記のように構成された製造装置1を用いて携帯電話機の操作部品100を製造する場合について説明する。
まず、図3(b)及び図5(b)に示すように、成形用金型2を型開きさせた状態で、他の成形機で予め成形しておいた支持材102をスライド型6の右側成形面21に保持させるとともに、スライド型6を左側へ移動させる。さらに、模様材配置装置30の両ローラ31、32を回転させて転写フィルムFを移動させ、該転写フィルムF上の模様材103を下側成形用凹部25a内に位置付ける。そして、成形用金型2を型閉じすることにより、スライド型6の右側成形面21と可動型5の成形面25とでキャビティSが形成される。
その後、射出成形機3の射出ノズル3aから溶融樹脂材を射出する。この溶融樹脂材は、固定盤11及び固定型4のスプルー13からランナー14を通り、スライド型6の右側ゲート24を通って右側成形面21により成形されたキャビティS内に供給される。図3(c)に示すように、キャビティSに供給された溶融樹脂材は支持材102に密着した状態で操作ボタン101の形状に成形されて固化し、該支持材102と一体化する。さらに、溶融樹脂材の熱により転写フィルムF上の模様材103が剥離して、下側操作ボタン101aの表面に付着する。このようにして、模様材103が付された中間成形品110が成形され、図4(a)に示すように、成形用金型2を型開きさせた後、該中間成形品110はスライド型6の右側成形面21に保持される。
この成形用金型2が型開きした状態で、スプルー13及びランナー14で固化した樹脂片Tを固定型4から取り外す(図4(b)参照)とともに、スライド型6を右側へ移動させて右側成形面21に保持されている中間成形品110を可動型5の右側へ移動させる。このスライド型6の移動により、左側成形面20が可動型5の左右方向略中央部に位置する。さらに、成形用金型2が型開きした状態で、スライド型6の左側成形面20に次の成形のための支持材102を保持させる。
また、模様材配置装置30の両ローラ31、32を回転させて転写フィルムFの模様材103が剥離した部分を下側成形用凹部25aよりも下方へ移動させて転写フィルムF上の次の模様材103を下側成形用凹部25a内に位置付ける。尚、図9における転写フィルムF上に示す白抜きの円は、模様材103が剥離した跡である。
そして、図5(c)に示すように、成形用金型2を型閉じすると、右側成形面21に保持されている中間成形品110の上側操作ボタン101bが右側の真空釜36内へ突出するとともに、下側操作ボタン101aが右側の逃がし用凹部44内へ突出する。このとき、真空釜36周縁のシール部材43がスライド型6及び中間成形品110に密着して真空釜36が気密状態とされる。また、このとき、スライド型6の左側成形面20と可動型5の成形面25とでキャビティSが形成される。
この成形用金型2の型閉じが完了すると、真空装置41により真空釜36を真空引きして所定の真空状態にする。真空釜36が所定の真空状態になったら、加熱装置38によりメッキ用金属を加熱して蒸発させ、上側操作ボタン101bの表面に付着させることで該上側操作ボタン101bにメッキ104が施される。
上記右側成形面21に保持された中間成形品110にメッキ104を施す間に、射出成形機3の射出ノズル3aから溶融樹脂材を射出する。この溶融樹脂材は、固定盤11及び固定型4のスプルー13からランナー14を通り、スライド型6の左側ゲート22を通って左側成形面20により形成されたキャビティS内に供給される。これにより、上記したように模様材103が付された中間成形品110が成形され、該中間成形品110は左側成形面20に保持される。
次いで、図6(a)に示すように、成形用金型2を型開きすると、右側成形面21にはメッキが施されて完成品となった操作部品100が保持されているので、図6(b)に示すように、この操作部品100を脱型する。この成形用金型2が型開きしたときに、スライド型6を左側へ移動させて左側成形面20に保持されている中間成形品110を可動型5の左側へ移動させる。さらに、スライド型6の右側成形面21に次の成形のための支持材102を保持させる。また、スプルー13及びランナー14で固化した樹脂片Tを固定型4から取り外す。さらに、成形用金型2を型開きした状態では、模様材配置装置30の両ローラ31、32を回転させて転写フィルムF上の次の模様材103を下側成形用凹部25a内に位置付ける。
そして、成形用金型2を型閉じすると、左側成形面20に保持されている中間成形品110の上側操作ボタン101bが左側の真空釜36内へ突出するとともに、下側操作ボタン101aが左側の逃がし用凹部44内へ突出する。このとき、真空釜36周縁のシール部材43がスライド型6に密着して真空釜36が気密状態とされる。また、スライド型6の右側成形面21と可動型5の成形面25とでキャビティSが形成される。
この成形用金型2の型閉じが完了すると、左側のメッキ装置35により、上記したように上側操作ボタン101bの表面にメッキを施し、その後、成形用金型2を型開きて完成品となった操作部品100を脱型する。また、左側成形面20に保持された中間成形品110にメッキを施す間に、右側成形面21と可動型5の成形面25とで形成されたキャビティSに、射出成形機3の射出ノズル3aから溶融樹脂材を射出し、中間成形品110を得る。
このように、左右方向に移動するスライド型6に左側成形面20及び右側成形面21を並べて設け、しかも、可動型5の左右方向略中央部に成形面25を設けるとともに、その固定型4の左側及び右側にメッキ装置35をそれぞれ設けたので、スライド型6の一方の成形面に保持した中間成形品110にメッキを施しながら、他方の成形面で次にメッキを施す中間成形品110を成形することが可能である。
以上説明したように、この実施形態によれば、模様材103が配置されたキャビティS内に溶融樹脂材を供給することで、該溶融樹脂材の成形と模様材103を付すこととが同時に行われて、該模様材103が付された中間成形品110を短時間で得ることができる。そして、こうして得られた中間成形品110をスライド型6に保持させ、そのスライド型6を移動させることにより、中間成形品110を真空釜3で覆って該中間成形品110にメッキを施すようにしたので、中間成形品110の脱型を行うことなくスライド型6を移動させるだけで、中間成形品110にメッキ104を施して操作部品100を得ることができる。これらのことにより、操作部品110の製造工数を削減することができるとともに、製造工程を簡素化することができて、操作部品100のコストを低減することができる。
また、中間成形品110にメッキを施す際、該中間成形品110のメッキが不要な部分を可動型5における真空釜36の周辺部分Mでマスキングするようにしたので、中間成形品110にマスク材を用いたマスキング作業を行うことなく、見栄えが良好な操作部品100を得ることができて、製造工数をより一層削減することができる。
また、スライド型6に左側成形面20及び右側成形面21を設け、可動型5の成形面25の左側及び右側にメッキ装置35をそれぞれ設けたので、例えば右側成形面21に保持した中間成形品110にメッキを施しながら、左側成形面20と可動型5とで形成されたキャビティSで次にメッキを施す中間成形品110を成形することができる。これにより、単位時間当たりに得られる操作部品100の個数が増えて生産効率が向上する。
また、この実施形態では、キャビティS内において、複数の操作ボタン101a、101bと支持材102と一体化することができるので、操作ボタン101a、101bを支持材に組み付ける必要がなく、このことによっても、操作部品100の製造工数を削減することができる。
尚、この実施形態では、操作ボタン101a、101bと支持材102とが異なる材質であるため支持材102をインサート成形するようにしているが、操作ボタン101と支持材102とが同じ材質である場合には、スライド型6の各成形面20、21に支持材102を保持させる工程は不要であり、操作ボタン101と支持材102とをキャビティSで一体成形することができる。
また、この実施形態では、模様材103を転写により下側操作ボタン101aに付すようにしているが、模様材103は転写以外の方法で下側操作ボタン101aに付すようにしてもよい。また、模様材103は、操作部品100の下側操作ボタン101以外の部分に付すようにしてもよい。
また、この実施形態では、中間成形品110に付される模様材103は、ローラによりキャビティS内に自動的に配置されるようになっているが、これに限らず、模様材103を作業者がキャビティS内に手で配置するようにしてもよい。
また、この実施形態では、操作ボタン101にメッキを施す際に真空雰囲気中で行うようにしているが、例えば真空引きした真空釜36内に不活性ガスを導入して不活性ガス雰囲気中でメッキを施すようにしてもよい。
また、中間成形品110にメッキを施す方法としては真空蒸着以外の方法を用いることができる。例えばスパッタリングにより中間成形品110にメッキを施す場合には、中間成形品110とターゲットとをアルゴンガス雰囲気中で対向させておき、ターゲットに数kVの負の高電圧を印加して放電させるようにすればよい。こうすることで、アルゴンが正イオンとなってターゲットに衝突して該ターゲットの原子が叩き出され、該原子が中間成形品110に堆積してメッキが施されることになる。このとき、ターゲットの背面に磁石を置いてメッキの形成速度を向上させるようにしてもよい。
また、化学蒸着により中間成形品110にメッキを施す場合には、メッキの構成原子を含む化合物ガスを真空釜36中に導入した際、例えば、熱、プラズマや光等を真空釜36内で発生させてメッキの形成速度を向上させることが可能である。
以上説明したように、本発明は、携帯電話機の操作部品を製造するのに用いることができる。
スライド型を右側に移動させた場合の成形用金型の左右方向略中央部における縦断面図である。 スライド型を右側に移動させた場合の成形用金型の右側の縦断面図である。 スライド型を左側に移動させた場合の図1に相当し、(a)は型閉じ状態を示す図であり、(b)は型開きしてスライド型に支持材を保持させた状態を示す図であり、(c)は型閉じしてキャビティに供給した溶融樹脂材が固化した状態を示す図である。 スライド型を左側に移動させた場合の図1に相当し、(a)は型開きして中間成形品が得られた状態を示す図であり、(b)はスプルー及びランナーで固化した樹脂片を取り外した状態を示す図である。 図2に相当し、(a)はスライド型を左側に移動させた場合の型閉じ状態を示す図であり、(b)はスライド型を左側に移動させた場合の型開き状態を示す図であり、(c)は中間成形品を右側成形面で保持したスライド型を右側へ移動させて型閉じした状態を示す図である。 図2に相当し、(a)は中間成形品にメッキを施して型開きした状態を示す図であり、(b)は操作部品を脱型した状態を示す図である。 右側に移動した状態のスライド型を可動型側から見た正面図である。 左側に移動した状態のスライド型の図7相当図である。 型部材を取り外した状態の可動型をスライド型側から見た正面図である。
符号の説明
1 製造装置
4 固定型
5 可動型
6 スライド型
10 スライド用シリンダ(移動手段)
20 左側成形面(第1の成形面)
21 右側成形面(第2の成形面)
30 模様部材配置装置(模様部材配置手段)
35 メッキ装置(メッキ手段)
100 操作部品
103 模様材
104 メッキ
110 中間成形品
S キャビティ
M マスキング部

Claims (4)

  1. 加飾された携帯電話機用操作部品を製造する方法であって、
    固定型と、該固定型に対し進退移動する可動型と、上記固定型と可動型との間に配置されて該可動型と共にキャビティを形成するスライド型と、該スライド型を上記固定型と可動型との型割面に沿うように移動させる移動手段と、メッキ手段とを備えた製造装置を用い、
    上記固定型と可動型とを型閉じして該可動型とスライド型とでキャビティを形成するとともに、上記携帯電話機用操作部品に付される模様材を該キャビティ内の所定位置に配置し、
    その後、上記キャビティ内に溶融樹脂材を供給して上記模様材が付された中間成形品を得て、該中間成形品をスライド型の成形面に保持させ、
    次いで、上記移動手段により上記中間成形品を保持したスライド型を移動させて該中間成形品を上記メッキ手段により覆い、
    しかる後、上記メッキ手段により中間成形品にメッキを施すことで加飾された携帯電話機用操作部品を得ることを特徴とする携帯電話機用操作部品の製造方法。
  2. 加飾された携帯電話機用操作部品を製造する際に用いられる製造装置であって、
    固定型と、
    上記固定型に対し進退移動する可動型と、
    上記固定型と可動型との間に配置されて該可動型と共にキャビティを形成するスライド型と、
    上記携帯電話機用操作部品に付される模様材を上記キャビティ内の所定位置に配置する模様材配置手段と、
    メッキを施すメッキ手段と、
    上記スライド型を上記固定型と可動型との型割面に沿うように移動させ、該スライド型を、上記可動型と共にキャビティを形成する位置と、該スライド型の成形面が上記メッキ手段により覆われる位置との一方に切り替える移動手段とを備え、
    上記キャビティ内で模様材が付されて成形された中間成形品を上記スライド型に保持して上記メッキ手段により覆われる位置まで移動し、該中間成形品にメッキを施すように構成されていることを特徴とする携帯電話機用操作部品の製造装置。
  3. 請求項2に記載の携帯電話機用操作部品の製造装置において、
    スライド型には、第1の成形面及び第2の成形面がスライド型の移動方向に並んで設けられ、
    可動型の成形面の両側には、メッキ手段がスライド型の移動方向に並んでそれぞれ設けられ、
    上記スライド型の第1の成形面が可動型の成形面とキャビティを形成する際に上記スライド型の第2の成形面が可動型の一方のメッキ手段により覆われ、一方、上記スライド型の第1の成形面が可動型の他方のメッキ手段により覆われるようにスライド型を移動手段により移動させた際に、上記第2の成形面が可動型の成形面とキャビティを形成することを特徴とする携帯電話機用操作部品の製造装置。
  4. 請求項2または3に記載の携帯電話機用操作部品の製造装置において、
    メッキ手段は中間成形品の可動型側からメッキを施すように構成され、
    可動型には、中間成形品におけるメッキの不要な部分を覆うマスキング部が設けられていることを特徴とする携帯電話機用操作部品の製造装置。
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