JP2006217958A - 遊技機 - Google Patents

遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP2006217958A
JP2006217958A JP2005031823A JP2005031823A JP2006217958A JP 2006217958 A JP2006217958 A JP 2006217958A JP 2005031823 A JP2005031823 A JP 2005031823A JP 2005031823 A JP2005031823 A JP 2005031823A JP 2006217958 A JP2006217958 A JP 2006217958A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gaming machine
display
image
position information
prefecture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005031823A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Shimizu
博之 清水
Yoshihiro Watanabe
佳広 渡邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikoku Denki Co Ltd
Original Assignee
Daikoku Denki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikoku Denki Co Ltd filed Critical Daikoku Denki Co Ltd
Priority to JP2005031823A priority Critical patent/JP2006217958A/ja
Publication of JP2006217958A publication Critical patent/JP2006217958A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

【課題】遊技場に設置された遊技機において、位置情報に基づいて遊技機の遊技演出を変化させ、遊技の興趣を高められる遊技機を提供することを課題とする。
【解決手段】パチンコ遊技機1の設置される位置を検出する位置検出器15と、複数の地域または県に関係する画像を、それぞれの地域または県に関連付けられた画像データとして記憶する画像ROM59と、位置検出器15によって検出された位置情報に基づいて、当該遊技機1の設置されている地域または県が判別され、その判別された地域または県に関連付けられた画像データを画像ROM59から読み込み、地域または県に関係した画像を液晶表示部6に表示する制御を行う表示制御基板26とを備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、パチンコ遊技機やスロットマシンなど遊技場に設置される遊技機に関する。
従来、GPS(Global Positioning System:全地球測位システム)などにより現在位置を検出する機能を搭載した遊技機として、例えば特許文献1には、乗物に設置された遊技機に対し、GPSによる位置情報を基にしてその乗物の利用可能な区間だけ遊技機を制御する技術が開示されている。また、例えば特許文献2に示すように、遊技場に向けて搬送される遊技機に予め納品先の位置情報を登録しておき、GPSによって目的地に近づいたことを報知する遊技機の提案がある。
特開平10−179907号公報 特開2002−328982号公報
しかしながら、上記のような遊技機においては、GPSにより得られた位置情報によって、遊技者に興味を抱かせるような遊技機の遊技演出が行われるものではなく、遊技機本来の遊技演出には変化はなかった。
本発明は上記した背景をもとになされたもので、遊技場に設置された遊技機において、位置情報に基づいて遊技機の遊技演出を変化させ、遊技の興趣を高められる遊技機を提供することを課題とする。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記課題を解決するために本発明の遊技機は、遊技場に設置される遊技機において、
遊技を演出するための画像を表示する表示部と、
当該遊技機が設置される地理的な位置を検出する位置情報検出手段と、
この位置情報検出手段が検出した位置情報に基づいて表示部に表示する画像の表示制御を行う表示制御手段と、
を備えることを特徴とする。
上記本発明の遊技機は、遊技場に設置され、当該遊技機が設置される位置を検出する位置情報検出手段と、その位置情報検出手段が検出した位置情報に基づいて表示部に表示される画像の表示制御を行う表示制御手段とを備えており、位置情報によって、当該遊技機が設置された位置に応じて、例えば表示部に表示される画像として、その地域または県でしか見られない特別な画像を表示したり、その地域に関係した画像を表示したりすることができる。これにより、遊技者には従来にない好奇心や親近感を与えることができ、興趣を高められる。
その際、遊技機は、複数の地域または県に関係する画像を、それぞれの地域または県に関連付けられた画像データとして記憶する画像記憶手段を備えことができる。そして、位置情報検出手段は、検出した位置情報に基づいて当該遊技機の設置されている地域または県を判別することができる。また、表示制御手段は、位置情報検出手段によって判別された地域または県に関連付けられた画像データを画像記憶手段から読み込み、当該地域または県に関係する画像を表示部に表示する制御を行うことがきる。
このように位置情報検出手段によってその遊技機が設置された地域または県を判別し、表示制御手段によってその判別された地域または県に関連付けられた画像データを画像記憶手段から読み込み、その地域または県に関係した画像を、表示部に表示することにより、遊技者に興味を抱かせることができるとともに、遊技場においてはその遊技機の稼動の向上、或いは長期運用を期待できる。また、同じ遊技機でも他の地域においては表示内容が変わるので、遊技者が他の地域へ移動して遊技する場合など新鮮な感覚で遊技をすることができる。さらに、遊技機メーカーにおいては、地域別の遊技機を製作しなくても、1種類の遊技機でそれぞれ地方色を出した演出を行う遊技機を製作することができる。すなわち「北海道バージョン」或いは「九州バージョン」といった地域個別の遊技機を製作しなくても、そのプログラムさえ組み込んでおけば、位置情報から自動的に各地域のバージョンの設定となり動作するようにできる。
また、その際、画像記憶手段は、全ての地域または県において共通の画像を記憶しておくようにできる。そして、表示制御手段は、通常は共通の画像を表示する制御を行い、所定条件の成立したときは位置情報検出手段によって判別された地域または県に関連付けられた画像データを読み込み、当該地域または県に関係する画像を表示部に表示する制御を行うようにできる。このように表示部に表示される画像を共通の画像としたり、所定条件の成立に応じて地域または県に関係する画像としたりすることができ、変化に富んだ演出を行うことができる。
さらに、その際、所定の始動条件の成立に応じて大当たりか否かの抽選を実行する抽選手段と、この抽選手段による抽選結果を記憶する抽選結果記憶手段と、 この抽選結果記憶手段が記憶している抽選結果に基づいて図柄を変動表示した後、停止表示することにより、抽選結果を遊技者に示す図柄変動表示手段と、この図柄変動表示手段が所定の大当たり図柄を停止表示したとき、遊技状態を遊技者にとって有利な大当たり状態にする大当たり状態発生手段とを備えることができる。そして、所定条件は、変動表示中の抽選結果または記憶している抽選結果の中に大当たりがある場合に、変動表示中の抽選結果と記憶している抽選結果の中に大当たりがない場合より高い確率で成立するように構成できる。このように遊技機(例えばパチンコ遊技機)において、図柄変動中の抽選結果や記憶されている抽選結果の中に大当たりがあるときに、例えば大当たりになるリーチ演出時に表示され易いプレミア演出時に地域または県に関係する画像を表示するようにできる。従来にない演出で、遊技者の期待感を高め、新しい興趣を与えるパチンコ遊技機を提供できる。
(実施例)
以下、本発明の遊技機の実施の形態につき、遊技店(遊技場)に設置されるパチンコ遊技機の実施例を参照して説明する。図1はパチンコ遊技機1(遊技機1ともいう)の正面模式図、図2は背面図である。パチンコ遊技機1は、台枠に取り付けられた透明ガラス扉2と、台枠の内側に配置されてガラス扉2によって覆われる遊技盤3を有する。遊技盤3は、円状に遊技領域が形成されている。遊技盤3の下方には、玉供給皿4が設けられている。玉供給皿4に準備された玉は、ハンドル5を含んで構成される玉発射機構によって遊技盤3に向けて発射される。遊技盤3に達した玉は、その遊技盤3の面上を落下する。
遊技盤3の面上には、その中央部に液晶式の液晶表示部6が配設されている。液晶表示部6には、3つのキャラクタ(数字)で構成された図柄が可変表示される特別図柄表示部11と、普図表示部12、保留玉表示部13が設けられている。液晶表示部6の下方には、特別始動可変入賞口7が設けられるとともに、液晶表示部6の左方には普図始動入賞口8が設けられている。その特別始動可変入賞口7の下方には、当該パチンコ遊技機1が大当たりしたときに開放する大入賞口(アタッカー)9と、玉を回収するためのアウト口10が設けられている。
特別始動可変入賞口7は、いわゆる普通電動役物であり、入賞口の両側に可動部材14,14が可動自在に設けられ、動作時に左右に開くように可変式の入賞口として構成されている。すなわち、非動作時には閉鎖した第1状態(図1に実線で示す状態)を呈し、動作時には開放した第2状態(図1に破線で示す状態)を呈するものである。
次に、図3に示すのは、パチンコ遊技機1の遊技制御装置20の構成を示すブロック図である。遊技制御装置20は、メイン基板21、このメイン基板21に搭載されたCPU22、ROM23、RAM24、入出力回路(I/O)25、CPU22からの制御信号の出力が接続される表示制御基板26、音声制御基板27、ランプ制御基板28、払出制御基板29、発射制御基板30を含み構成される。パチンコ遊技機1は、ROM23に格納されたパチンコ遊技機1の全体を制御する制御プログラム51によって制御される。
玉の通過を検知したとき検知信号を出力する検知スイッチとして、特別始動可変入賞検出器32、普図始動入賞検出器33、大入賞口入賞検出器34が入出力回路(I/O)25を介してCPU22に接続されている。特別始動可変入賞口開放用ソレノイド35、大入賞口開放用ソレノイド36が入出力回路(I/O)25を介してCPU22に接続されている。CPU22からの制御信号により特別始動可変入賞口開放用ソレノイド35が駆動され、可動部材14,14の開閉が制御される。また、CPU22からの制御信号により大入賞口開放用ソレノイド36が駆動され、大入賞口9の開閉が制御される。
表示制御基板26にはCPU22からの制御信号が入力され、該制御信号に応じて液晶表示部6の特別図柄表示部11、普図表示部12及び保留玉表示部13の表示が制御される。そして、表示制御基板26にはパチンコ遊技機1が設置される位置(地理的な位置)を検出する位置検出器15が接続されている。また、音声制御基板27では音声信号を作成し、音声信号が増幅されスピーカ41から音声が出力される。ランプ制御基板28にはCPU22からの制御信号が入力され制御信号に応じて装飾ランプ等のランプ42が制御される。また、払出制御基板29では制御信号に応じて賞球や貸球の払出装置43を制御する。発射制御基板30では同様に玉の発射装置44を制御する。
位置検出器15は、周知の地磁気センサ16、ジャイロスコープ17、距離センサ18及び衛星からの電波に基づいてパチンコ遊技機1の位置を検出するGPSのためのGPS受信機19を有している。これらのセンサ等16,17,18,19は各々が性質の異なる誤差をもっているため、複数のセンサにより各々補完しながら使用するように構成されている。
図2に示すようにパチンコ遊技機1の背面に位置検出器15が取付けられ、遊技制御装置20の表示制御基板26と接続されている。背面には玉の排出口48が設けられ、玉の回収樋と繋がっている。
図4は液晶表示部6の表示例を示す。液晶表示部6には、中央に特別図柄表示部11、下方右側に普図表示部12、下方中央に保留玉表示部13が設けられている。特別図柄表示部11ではアラビア数字等のキャラクタが3つ(複数桁)表示されるようになっている。普図表示部12には「○」、「■」などの記号が2つ(2列)表示される。保留玉表示部13では、特別始動可変入賞口7への入賞時に行われた抽選の結果が保留される毎に保留表示する。すなわちRAM24の保留玉記憶領域に格納中の保留情報の数量を表示する。本実施例では保留玉(保留数)の上限は4個に設定されている。
特別始動可変入賞口7の開放について説明する。特別始動可変入賞口7は普図抽選により当たりとなった場合に開放する。普図始動入賞口8に付設された普図始動入賞検出器33により玉の入賞を検知すると、入賞検知信号がCPU22に伝送される。CPU22に普図始動入賞検出器33からの入賞検知信号が入力されたタイミングに応じて、CPU22が判定用カウンタから乱数値(カウンタ値)を取得し、その乱数値が当たり乱数に一致するか否かを判定することにより普図抽選を行っている。
本実施例では、普図抽選において例えば乱数値範囲を「0〜1」とし、「1」を当たり、「0」をハズレとしている。抽選処理で乱数値が当たり乱数である場合、当たり条件成立となる。当たりとなったときに、液晶表示部6の普図表示部12に当たり停止図柄として、例えば「○○」と2列とも同じ記号が揃った状態を表示する。なお、普図の1回の変動表示時間は、通常状態においては30秒であるが、時間短縮状態(時短状態ともいう)においては5秒に短縮されるように設計されている。従って、時短状態においては通常状態よりも頻繁に普図が変動を停止することになる。このような変動時間短縮機能を一般に「時短機能」と称し、この時短機能が発動している状態を時短状態という。確変状態が実行される場合において、この時短状態が合わせて実行される場合もある。
普図抽選において当たりとなると、確変状態が発生していない通常状態においては特別始動可変入賞口7を0.2秒開放する一方、確変状態においては特別始動可変入賞口7を5秒開放する。CPU22からの制御信号により特別始動可変入賞口開放用ソレノイド35が駆動され、可動部材14,14が開放状態となり、玉の入賞率が高まるとともに、上記開放時間経過後、閉鎖状態となり、開放状態と比べて入賞率が低くなる。
次に、大当たり抽選について説明する。特別始動可変入賞口7に付設された特別始動可変入賞検出器32により玉の入賞を検知すると、入賞検知信号がCPU22に伝送される。CPU22に特別始動可変入賞検出器32からの入賞検知信号が入力されたタイミングに応じて、CPU22が大当たり判定用カウンタから乱数値(カウンタ値)を取得し、その乱数値が大当たり乱数に一致するか否かを判定することにより大当たりの抽選を行っている。抽選処理で乱数値が大当たり乱数である場合、大当たり条件成立となる。CPU22は抽選手段として機能する。
CPU22はこの大当たり抽選処理の結果を受けて、液晶表示部6の特別図柄表示部11(図柄変動表示手段)に導出表示させるべき図柄を決定する。その決定に基づく表示制御信号がCPU22から表示制御基板26に出力される。特別図柄表示部11が所定の特別図柄を停止表示したときに大当たりが発生する。大当たり遊技として、大入賞口9の1回の開放と閉鎖を1ラウンドとし、所定のラウンド(例えば15ラウンド)となるまで大入賞口9の開放動作が繰り返し実行される。CPU22は大当たり状態発生手段として機能する。なお、大当たりの種別により(特定の図柄が停止表示された場合)遊技者に有利な確変状態(特別遊技状態)などを発生させる場合がある。CPU22は特別遊技状態発生手段として機能する。
大当たり抽選結果は、RAM24(抽選結果記憶手段)に割り当てられた保留玉記憶領域に一時的に記憶される。CPU22は、液晶表示部6において新たな図柄変動動作を行なうことができるかどうかを確認してから、抽選結果を読出し、図柄変動動作を開始する。先の大当たり抽選処理に係る図柄変動動作が行われている場合、大当たり抽選処理の結果を含む抽選データは、保留玉記憶領域に保持される。
図5はパチンコ遊技機の表示制御基板(表示制御装置ともいう)の構成を示すブロック図である。図5に示すように、表示制御基板26は、CPU55、ROM56、水晶発振器57、VDP(video display processor)58、画像ROM59、VRAM60およびクロック周波数調整部61を備える。VDP58は、しばしば画像処理LSIとか、画像コントローラ(表示コントローラ)と呼ばれるものであり、CPU55の命令にしたがって映像信号と画像信号とを作成して、それらの信号を液晶表示部6に出力する。映像増幅、γ処理(画像再現時に自然に近づけて表示するための補正処理)、同期処理、インターフェースなどを受け持つICを備えた表示モジュールとして液晶表示部6が構成されている場合、そのICにVDP58からの映像信号および同期信号が入力されることとなる。そうでない場合は、VDP58とは別にγ補正回路、映像増幅回路などが表示制御基板26上に設けられる。ROM56には液晶表示部6の表示を制御する表示制御プログラム65が格納されている。CPU55には入力バッファ62を介して位置検出器15が接続されている。
メイン基板21からの制御信号(表示制御コマンド)は、入力バッファ62を介してCPU55に入力される。メイン基板21と表示制御基板26との通信は、メイン基板21から表示制御基板26への1方向の通信である。表示制御基板26が備えるCPU55は、メイン基板21から送られてくる表示制御コマンドに基づいて、液晶表示部6に表示させるべき図柄、背景、キャラクタ等の情報を含む画面表示情報を作成する。そして、作成された画面表示情報はVDP58に転送される。VDP58は、転送されてきた画面表示情報に基づいて、画像ROM59に格納された画像データをVRAM60に読み出して映像信号を作成し、該映像信号を同期信号とともに液晶表示部6に送信して画像を表示させる。
水晶発振器57にて生成された基準クロックは、CPU55およびクロック周波数調整部61に入力される。クロック周波数調整部61には、基準クロックのほか周波数設定データが入力される。クロック周波数調整部61は、入力された基準クロックの周波数を周波数設定データに応じて、液晶表示部6を制御するためにVDP58が必要とする周波数に調整してVDP58に出力する。VDP58に入力されるクロックは、いわゆるドットクロック、あるいはドットクロックの基となる動作クロックである。水晶発振器57は、特定の周波数のクロックを出力できるものであればよく、複数の周波数のクロックを出力できるものである必要はない。
次に、具体的な制御手順について、フローチャートを参照しつつ説明する。ROM56に格納された表示制御プログラム65について、図6に示すフローチャートにより説明する。なお、ROM23に格納された制御プログラム51は、パチンコ遊技機1の全体の制御を司るもので、パチンコ遊技機1への電源投入後に、割込みモードの設定やRAMチェック等の初期化処理、初期化処理の終了後各遊技処理など(特別始動可変入賞口7等への入賞検出処理、大当たり抽選処理、図柄変動処理など)を実行する公知の内容であるため説明を省略する。
図6において、パチンコ遊技機1の電源が投入されると(S1)、位置検出器15により位置情報が入力されたか否かを判定する(S2)。ここで位置検出器15から位置情報が入力された場合、現在位置を特定する処理が実行される(S3)。位置検出器15により、位置情報としてパチンコ遊技機1が設置された位置を示す緯度経度が特定される。CPU55によって、この位置情報からパチンコ遊技機1が設置された地域または県が判別される。CPU55と位置検出器15とにより、位置情報検出手段として機能する。次に、この位置情報に基づいて所定の演出コードを設定する(S4)。
本実施例では、パチンコ遊技機1が設置された位置に応じて、液晶表示部6に表示される画像として、その地域または県でしか見られない特別な画像が設定されている。すなわち特定の地域または県に関係した画像が複数設定されている。これら画像には、特定地域または県に関連付けられて演出コードが設定され、画像データとして画像ROM59(画像記憶手段)に記憶されている。
演出コードは、都道府県別のコード体系となっている。ただし、北海道、関東、北陸、東海、関西、九州など地域を特定し、地域別のコード体系であってもよい。また、山沿い、海沿いなど地形を特定してもよいし、首都圏、駅前、郊外などの立地条件を特定してもよい。何をキーに特定するか、に応じた背景画像やキャラクタ画像のパターンを、コードの数だけ用意しておく。勿論コードによっては共通の画像があってもよい。
位置情報に基づいて、地域または県が判別され、演出コードが決定される。パチンコ遊技機1の以降の遊技においては、ここで決定された演出コードを参照して、液晶表示部6において遊技の演出をするために表示される背景画像、変動図柄、プレミア表示用のキャラクタなどが決定される。決定された演出コードに基づいて、表示制御基板26により液晶表示部6の表示制御が行われる。
位置検出器15で検出された、パチンコ遊技機1の位置情報によって決定された演出コードに基づいて、関連付けられた特定地域または県に関係した画像データが画像ROM59から読み込まれ、液晶表示部6に表示される。特定の地域または県に関係した画像として、例えばその都道府県の名物を表す画像とすることにより、これを大当たりになるリーチ演出時などのプレミア演出で出現させたりできる。また、山沿い、海沿いの地域であれば、その地形に合わせた背景画像とすることができる。表示制御基板26は、表示制御手段として機能する。
このように遊技機1が設置される位置を検出する位置検出器15と、その位置検出器15が検出した位置情報に基づいて液晶表示部6に表示される画像の表示制御を行う表示制御基板26とを備えており、位置情報から当該遊技機1が設置された地域または県が判別され、表示制御基板26によって判別された地域または県に関連付けられた特定地域または県に関係した画像が液晶表示部6に表示される。例えばその地域または県でしか見られない特別な画像を表示したり、その地域に関係した画像を表示したりすることができ、遊技者には従来にない好奇心や親近感を与えることができ、興趣を高められる。
また、パチンコ遊技機1の例で示すように、位置検出器15によってそのパチンコ遊技機1が設置された位置に応じて、特定地域に限定された画像を液晶表示部6に表示することにより、遊技者に興味を抱かせることができるとともに、パチンコ遊技機1を設置する遊技店においてはそのパチンコ遊技機1の稼動の向上、或いは長期運用を期待できる。また、同じパチンコ遊技機1でも他の地域においては表示内容が変わるので、遊技者が他の地域へ移動して遊技する場合など新鮮な感覚で遊技をすることができる。さらに、遊技機メーカーにおいては、地域別の遊技機を製作しなくても、1種類の遊技機でそれぞれ地方色を出した演出を行う遊技機を製作することができる。すなわち「北海道バージョン」或いは「九州バージョン」といった地域個別の遊技機を製作しなくても、そのプログラムさえ組み込んでおけば、遊技機の位置を検出する位置検出器15による位置情報から自動的に各地域のバージョンの設定となって動作するようにできる。
なお、本実施例に次のような変形を加えてもよい。
(1)通常状態では全ての地域において、演出コードに関わらず共通の画像を表示する制御を行い、所定条件の成立に応じて演出コードを参照した表示を行うようにしてもよい。この所定条件として、例えば特別図柄動表示部11が変動表示中の抽選結果またはRAM24に記憶されている抽選結果の中に大当たりがあるときに、成立する確率が高くなるようにすることができる。パチンコ遊技機1において、図柄変動中の抽選結果や保留記憶されている抽選結果の中に大当たりがあるときに、例えば大当たりになるリーチ演出時に表示され易いプレミア演出時にだけ演出コードを参照した表示、すなわち地域または県に特定する画像を表示するようにできる。表示制御基板26のCPU55では、メイン基板21からの表示制御コマンドに基づいて、プレミア演出時にだけ演出コードを参照して画像ROM59から地域または県に特定する画像データを読み込み、液晶表示部6に表示するようにできる。
(2)遊技の状態によって、例えば待機用、通常のハズレ図柄変動用、リーチ演出用、プレミア演出用、大当たり発生用、大当たり中用など、各表示タイミングとその時表示する画像データとを演出コードと関連付けてテーブル化しておくことができる。これにより種々演出コードに対しても柔軟に対応が可能となる。
(3)電源投入時に位置検出器15により現在位置を特定し、これが前回電源投入時の際の位置と異なる場合、登録されている演出コードを書き換える、という処理でもよい。
(4)本実施形態は遊技機としてパチンコ遊技機を例にしているが、遊技媒体を投資して遊技を行うスロットマシンや、遊技媒体をポイントなどのデータに一旦変換してから投資して遊技を行う封入式の遊技機などに置き換え、本明細書中に示した要件を取捨選択することにより、本発明を様々な態様で実施できる。
本発明の遊技機の一例を示すパチンコ遊技機の正面模式図。 パチンコ遊技機の背面図。 パチンコ遊技機の電気的構成を示すブロック図。 液晶表示部の表示例を示す図。 表示制御基板のブロック図。 表示制御処理のフローチャート。
符号の説明
1 パチンコ遊技機(遊技機)
6 液晶表示部(表示部)
11 特別図柄表示部(図柄変動表示手段)
15 位置検出器(位置情報検出手段)
22 CPU(抽選手段、大当たり状態発生手段)
24 RAM(抽選結果記憶手段)
26 表示制御基板(表示制御手段)
55 CPU(位置情報検出手段)
59 画像ROM(画像記憶手段)

Claims (4)

  1. 遊技場に設置される遊技機において、
    遊技を演出するための画像を表示する表示部と、
    当該遊技機が設置される地理的な位置を検出する位置情報検出手段と、
    この位置情報検出手段が検出した位置情報に基づいて前記表示部に表示する画像の表示制御を行う表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする遊技機。
  2. 前記遊技機は、複数の地域または県に関係する画像を、それぞれの地域または県に関連付けられた画像データとして記憶する画像記憶手段を備え、
    前記位置情報検出手段は、検出した位置情報に基づいて当該遊技機の設置されている地域または県を判別し、
    前記表示制御手段は、前記位置情報検出手段によって判別された地域または県に関連付けられた画像データを前記画像記憶手段から読み込み、当該地域または県に関係する画像を前記表示部に表示する制御を行う請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記画像記憶手段は、全ての地域または県において共通の画像を記憶しており、
    前記表示制御手段は、通常は共通の画像を表示する制御を行い、所定条件の成立したときは前記位置情報検出手段によって判別された地域または県に関連付けられた画像データを読み込み、当該地域または県に関係する画像を前記表示部に表示する制御を行う請求項2に記載の遊技機。
  4. 所定の始動条件の成立に応じて大当たりか否かの抽選を実行する抽選手段と、
    この抽選手段による抽選結果を記憶する抽選結果記憶手段と、
    この抽選結果記憶手段が記憶している抽選結果に基づいて図柄を変動表示した後、停止表示することにより、前記抽選結果を遊技者に示す図柄変動表示手段と、
    この図柄変動表示手段が所定の大当たり図柄を停止表示したとき、遊技状態を遊技者にとって有利な大当たり状態にする大当たり状態発生手段とを備え、
    前記所定条件は、変動表示中の抽選結果または記憶している抽選結果の中に大当たりがある場合に、変動表示中の抽選結果と記憶している抽選結果の中に大当たりがない場合より高い確率で成立するように構成される請求項3に記載の遊技機。
JP2005031823A 2005-02-08 2005-02-08 遊技機 Pending JP2006217958A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005031823A JP2006217958A (ja) 2005-02-08 2005-02-08 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005031823A JP2006217958A (ja) 2005-02-08 2005-02-08 遊技機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006217958A true JP2006217958A (ja) 2006-08-24

Family

ID=36980663

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005031823A Pending JP2006217958A (ja) 2005-02-08 2005-02-08 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006217958A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007061262A (ja) * 2005-08-30 2007-03-15 Aruze Corp 遊技機
JP2007143929A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Aruze Corp 遊技機
JP2013158566A (ja) * 2012-02-07 2013-08-19 Newgin Co Ltd 遊技機

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996035186A1 (fr) * 1995-05-02 1996-11-07 Sega Enterprises, Ltd. Processeur d'informations et dispositif electrique
JPH09299593A (ja) * 1996-05-10 1997-11-25 Yamaha Corp 遊技機
WO1999061122A1 (fr) * 1998-05-22 1999-12-02 Namco Ltd. Systeme de jeu et support d'enregistrement d'informations
JP2001312653A (ja) * 2000-05-02 2001-11-09 Yoshihiro Masuda 営業集客施設用宣伝広告システム
JP2003144707A (ja) * 2001-11-16 2003-05-20 Aruze Corp 遊技機、遊技機の演出表現方法及びサーバ
JP2005006679A (ja) * 2003-06-16 2005-01-13 Sanyo Product Co Ltd 利益付与情報提供装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996035186A1 (fr) * 1995-05-02 1996-11-07 Sega Enterprises, Ltd. Processeur d'informations et dispositif electrique
JPH09299593A (ja) * 1996-05-10 1997-11-25 Yamaha Corp 遊技機
WO1999061122A1 (fr) * 1998-05-22 1999-12-02 Namco Ltd. Systeme de jeu et support d'enregistrement d'informations
JP2001312653A (ja) * 2000-05-02 2001-11-09 Yoshihiro Masuda 営業集客施設用宣伝広告システム
JP2003144707A (ja) * 2001-11-16 2003-05-20 Aruze Corp 遊技機、遊技機の演出表現方法及びサーバ
JP2005006679A (ja) * 2003-06-16 2005-01-13 Sanyo Product Co Ltd 利益付与情報提供装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007061262A (ja) * 2005-08-30 2007-03-15 Aruze Corp 遊技機
JP2007143929A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Aruze Corp 遊技機
JP2013158566A (ja) * 2012-02-07 2013-08-19 Newgin Co Ltd 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006192062A (ja) 遊技機
JP2005087377A (ja) 遊技機
JP2013233322A (ja) 遊技機
JP6557913B2 (ja) 遊技機
JP2013233323A (ja) 遊技機
JP2019051184A (ja) 遊技機
JP2006223343A (ja) 遊技機
JP2005237536A (ja) 遊技機
JP2006217958A (ja) 遊技機
JP2006239018A (ja) 遊技機
JP2008295715A (ja) 遊技機
JP6517875B2 (ja) 遊技機
JP6517876B2 (ja) 遊技機
JP6637004B2 (ja) 遊技機
JP4450411B2 (ja) パチンコ遊技機
JP2006174924A (ja) 遊技機
JP2024044376A (ja) 遊技機
JP2024044374A (ja) 遊技機
JP2024044368A (ja) 遊技機
JP2024044319A (ja) 遊技機
JP2024044363A (ja) 遊技機
JP2024044364A (ja) 遊技機
JP2024044359A (ja) 遊技機
JP2024044316A (ja) 遊技機
JP2024044331A (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100927

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100924

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101105

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110425

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110816