JP2006217577A - デジタルカメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】ズーム操作の操作性を向上し、迅速に所望の機能が達成されるようにする。
【解決手段】ズームアップ操作およびズームダウン操作が可能なズーム操作部材を有し、光学ズームおよび電子ズームが可能なデジタルカメラにおいて、ズーム操作部材は、それぞれ2段階のズームアップ/ダウン操作が可能とされ、第1段階のズームアップ/ダウン操作で光学ズームアップ/ダウンおよび電子ズームアップ/ダウンのいずれか一方が行われ、第2段階のズームアップ/ダウン操作でいずれか他方が行われる。
【選択図】図4

Description

本発明はズーム操作部材を有するデジタルカメラに関し、操作性の向上を図ったものである。
電動ズームカメラは、ズームボタンの操作に応じてズーミングモータを駆動し、撮影レンズをズーミング駆動してその焦点距離を変更する。
特開平6−175191号公報
従来のズームボタンは、ズームアップおよびズームダウンの2種類の操作しか行えない。
請求項1の発明は、ズームアップ操作およびズームダウン操作が可能なズーム操作部材を有し、光学ズームおよび電子ズームが可能なデジタルカメラに適用される。ズーム操作部材は、それぞれ2段階のズームアップ/ダウン操作が可能とされ、第1段階のズームアップ/ダウン操作で光学ズームアップ/ダウンおよび電子ズームアップ/ダウンのいずれか一方が行われ、第2段階のズームアップ/ダウン操作でいずれか他方が行われる。
請求項2の発明は、ズームアップ操作およびズームダウン操作が可能なズーム操作部材と、画像表示装置とを有し、記録されている画像を画像表示装置に再生するとともに、ズームアップ/ダウン操作で再生画像の倍率を段階的にアップ/ダウンする電子ズームが可能なデジタルカメラに適用される。ズーム操作部材は、それぞれ2段階のズームアップ/ダウン操作が可能とされ、第2段階のズームアップ/ダウン操作による倍率の変化率を、第1段階のズームアップ/ダウン操作による変化率よりも大きくする。
請求項3,4の発明は、ズームアップ操作およびズームダウン操作が可能なズーム操作部材と、画像表示装置とを有し、記録されている画像を前記画像表示装置に再生するとともに、その再生画像の駒送りおよび電子ズームが可能なデジタルカメラに適用される。ズーム操作部材は、それぞれ2段階のズームアップ/ダウン操作が可能とされ、第2段階の操作で、第1段階の操作に割り付ける機能を駒送りと電子ズームのいずれかに切換え、電子ズームが割り付けられているときには、第1段階のズームアップ/ダウン操作で電子ズームアップ/ダウンを行い、駒送りが割り付けられているときには、第1段階のズームアップ/ダウン操作で順/逆方向の駒送りを行う。
特に請求項4の発明では、駒送り時の各画像は、事前の電子ズームアップ/ダウンによって選択された倍率で表示される。
請求項5,6の発明は、ズームアップ操作およびズームダウン操作が可能なズーム操作部材と、画像表示装置とを有し、記録されている画像を前記画像表示装置に再生するとともに、1画面に再生する画像数を変更可能なデジタルカメラに適用される。ズーム操作部材は、それぞれ2段階のズームアップ/ダウン操作が可能とされ、第1段階のズームアップ/ダウン操作で1画面の画像数を段階的に変更し、第2段階のズームアップ/ダウン操作で、画像数の最多,最少を切換える。
特に請求項6の発明では、第1段階のズームアップ操作で、画像数を所定数以下の範囲内で順次変更し、第1段階のズームダウン操作で、画像数を所定数以上の範囲内で順次変更する。
請求項7の発明は、ズームアップ操作およびズームダウン操作が可能なズーム操作部材と、画像表示装置とを有し、記録されている画像を前記画像表示装置に再生するとともに、その再生すべき画像の駒送りが可能なデジタルカメラに適用される。ズーム操作部材は、それぞれ2段階のズームアップ/ダウン操作が可能とされ、第2段階のズームアップ/ダウン操作で、記録されている複数の画像から駒送りの候補となる画像を選択し、第1段階のズームアップ/ダウン操作で、候補として選択された複数の画像の中で順/逆方向に駒送りを行う。
請求項8の発明は、ズームアップ操作およびズームダウン操作が可能なズーム操作部材と、音声を再生する音声再生装置とを有するデジタルカメラに適用される。ズーム操作部材は、それぞれ2段階のズームアップ/ダウン操作が可能とされ、第1段階のズームアップ/ダウン操作で、音声の音量を徐々にアップ/ダウンし、第2段階のズームアップ/ダウン操作で、最大音量と消音とを切換える。
請求項1の発明によれば、ズーム操作部材の第1段階のズームアップ/ダウン操作で光学ズームアップ/ダウンおよび電子ズームアップ/ダウンのいずれか一方を行い、第2段階のズームアップ/ダウン操作でいずれか他方を行うようにしたので、光学ズームと電子ズームとを自由に選択できるとともに、その切換えも瞬時に行える。
請求項2の発明によれば、ズーム操作部材で電子ズームを行うにあたり、第2段階のズームアップ/ダウン操作による倍率の変化率を、第1段階のズームアップ/ダウン操作による変化率よりも大きくしたので、状況に応じて高速ズームと低速ズームとを容易に切換えられる。
請求項3,4の発明によれば、ズーム操作部材の第2段階の操作で、第1段階の操作に割り付ける機能を駒送りと電子ズームのいずれかに切換え、電子ズームが割り付けられているときには、第1段階のズームアップ/ダウン操作で電子ズームアップ/ダウンを行い、駒送りが割り付けられているときには、第1段階のズームアップ/ダウン操作で順/逆方向の駒送りを行うようにしたので、倍率の変更と駒送りの切換えが極めて容易に行える。
請求項5,6の発明によれば、第1段階のズームアップ/ダウン操作で1画面の画像数を段階的に変更し、第2段階のズームアップ/ダウン操作で、画像数の最多,最少を切換えるようにしたので、好みの画像数を短時間で選択できる。
請求項7の発明によれば、第2段階のズームアップ/ダウン操作で、記録されている複数の画像から駒送りの候補となる画像を選択し、第1段階のズームアップ/ダウン操作で、候補として選択された複数の画像の中で順/逆方向に駒送りを行うようにしたので、単に駒送りのみで画像を選択する場合と比べて目的の画像を短時間で選択できる。
請求項8の発明によれば、第1段階のズームアップ/ダウン操作で、音声の音量を徐々にアップ/ダウンし、第2段階のズームアップ/ダウン操作で、最大音量と消音とを切換えるようにしたので、好みの音量を素早く設定できるとともに、急な消音にも迅速に対応できる。
図1は本発明の実施形態におけるデジタルスチルカメラの背面図である。カメラ背面には液晶モニタ11と、ファインダ接眼窓12と、シーソー式のズームボタン20とが設けられている。ズームボタン20の図示右端側を押圧操作するとズームアップが指示され、左端側を押圧操作するとズームダウンが指示される。本実施形態のズームボタン20は、以下に示すように2段式の操作が可能な点に特徴がある。
図2はズームボタン20の断面を示している。ズームボタン20の右端の押圧を開始すると、押圧部21によってばね性の切片22が弾性変形し、第1段階まで押し込むと、クリック感とともに切片22がパターン23に接触する。以降、この操作を「ズームアップ浅押し」と呼び、これによりスイッチSW3がオンとなる。更にズームボタン20を第2段階まで押し込むと、切片24が弾性変形し、クリック感とともにパターン25に接触する。この操作を「ズームアップ深押し」と呼び、これによりスイッチSW4がオンとなる。ズームダウン操作も同様に2段階の操作が可能であり、「ズームダウン浅押し」によりスイッチSW5がオンし、「ズームダウン深押し」によりスイッチSW6がオンする。
いずれの操作でも押圧力を解除すると、ズームボタン20は非操作状態に戻り、各スイッチはオフする。また、深押しは浅押しに比べて大きな操作力を必要とし、このため浅押しで止めるつもりが誤って深押ししてしまうといった不都合はない。さらに深押しから浅押しに戻してその状態を保持することも容易である。
図3は上記デジタルスチルカメラの制御ブロック図である。撮影レンズ1を透過した被写体光束は、CCD等の撮像素子2の受光面に結像される。撮像素子2は撮像を行い、結像された被写体像の光強度に応じた画像信号(電気信号)を出力する。画像信号は、A/D変換回路3によりデジタル信号に変換された後、信号処理回路4で種々の画像処理が施され、これにより画像データが生成される。画像データは、バッファメモリ5にいったん記憶された後、記録回路6を介してメモリカードMCに記録される。記録の際、画像データは必要に応じて画像圧縮回路7で所定の圧縮形式に圧縮される。
本実施形態のカメラは、静止画の撮影に加えて動画撮影も可能とされる。動画撮影の際には、録音部31にて音声も同時に記録可能であり、録音された音声は音声再生部32で再生することができる。
液晶モニタ11は、液晶画面、液晶駆動部、バックライト、バックライト制御部などから成り、画面に画像データに基づく画像(静止画,動画)を表示したり、他の情報を表示する。通常の撮影モードでは、撮像が繰り返し行われ、その都度得られる画像が液晶モニタ11に逐次更新表示される(以下、スルー画表示と呼ぶ)。これにより撮影者は、液晶モニタ11をファインダ代わりに使用できる。また再生モードが設定されると、既にメモリカードMCに記録されている画像を読み出して液晶モニタ11に表示することができる(以下、再生画表示と呼ぶ)。
上記各回路はCPU8によって制御される。CPU8にはまた、ズームモータ33を駆動するズームドライバ34と、制御に必要な情報を格納するROMやRAM等のメモリ13とが接続されるとともに、レリーズボタンの半押し操作(撮影準備開始操作)でオンする半押しスイッチSW1と、レリーズボタンの全押し操作(レリーズ操作)でオンするレリーズスイッチSW2と、上述したズームボタン20に連動する4つのスイッチSW3〜SW6とが接続されている。
カメラにおけるズーミングは、光学ズームと電子ズームの2種類がある。光学ズームは、ズームモータ33により撮影レンズを光軸方向に駆動して焦点距離を変更する動作を示し、焦点距離の増加がズームアップ、減少がズームダウンである。一方、電子ズームはデジタルズームとも呼ばれ、撮影後の画像データの一部を切り取って拡大し、または拡大された画像を元に戻す動作を示す。例えば、画像を100%→120%→140%・・・のように20%きざみで拡大するのが電子ズームアップであり、逆に・・・140%→120%→100%のように縮小するのが電子ズームダウンである。かかる電子ズームは、上述したスルー画および再生画のいずれに対しても適用でき、スルー画に対する電子ズーム倍率は、レリーズによって撮影される画像に反映される。なお、電子ズームのきざみ幅は20%に限定されない。
以下、ズームボタン20の使い方について幾つかの実施形態を説明する。上述したカメラ構成は各実施形態で共通とする。
−第1の実施形態−
本実施形態では、ズームボタン20の浅押し操作が継続している間は電子ズームが行われ、深押し操作がなされると光学ズームが行われる。
図4は本実施形態におけるズーム処理のフローチャートを示し、このサブルーチンはメインプログラムから繰り返しコールされるものである。ステップS1では、スイッチSW3,SW5の状態からズームボタン20の操作の有無を判定し、操作されていなければそのままリターンする。操作されている場合には、ステップS2でズームボタン20の浅押しが所定の待ち時間(例えば、1秒程度)以上続いたか否かを判定する。ステップS2が肯定されるとステップS3で電子ズームを行う。詳しくは、ズームアップ浅押し(SW3オン,SW4オフ)であれば電子ズームアップを、ズームダウン浅押し(SW5オン,SW6オフ)であれば電子ズームダウンを行う。
ステップS2が否定されるとステップS4に進み、ズームボタン20が深押し操作されているか否かを判定し、肯定されると光学ズームを行う。詳しくは、ズームアップ深押し(SW4オン)であれば光学ズームアップを、ズームダウン深押し(SW6オン)であれば光学ズームダウンを行う。ステップS4が否定された場合、つまりズームボタン20の操作が解除されたか、あるいは浅押し継続時間が上記待ち時間に達していない場合には、何も行わずにリターンする。
電子ズームに待ち時間を設けたのは、撮影者が光学ズームを行おうとしてズームボタン20を一気に深押しした際、途中の浅押し状態で電子ズームが開始されるのを防止するためである。すなわち、浅押し状態が所定時間維持されて初めて電子ズームの意志有りと判断される。
なお、ズーム動作にはアップ/ダウン方向とも限界があり、当然ながらその限界を超える動作は操作の有無に拘わらずなされない。これは以降の各実施形態でも同様である。
本実施形態によれば、ズーミングの際、撮影者の意志に応じて光学ズームと電子ズームのうち好みの方を選択できる。光学ズームは、電子ズームと異なり画像の劣化をもたらすことはないが、モータおよびギア機構を用いているため、それらから発する音が問題となる場合がある。かかるケースでは無音の電子ズームを選択すればよい。特に動画撮影では音声も同時記録するため、ズーム音が録音されないように電子ズームを選択し、録音を伴わない静止画撮影のときには光学ズームを選択するようにすればよい。その選択も同一ボタンの浅押しか深押しかで行えるので、操作を憶えやすく、また操作そのものが容易であり、誤操作のおそれもない。光学ズーム中に電子ズームに切換えたり、その逆の切換えも容易に行える。
因みに従来カメラでは、光学ズームアップが限界に達して初めて電子ズームアップがなされる構成であったため、光学ズームと電子ズームとを自由に選択することはできなかった。
ここで、上述したように動画撮影時に光学ズームが問題になることに鑑み、図4のズーム制御を動画撮影時に限定し、静止画撮影モードでは、ズームボタン20に他の機能が割り振られるようにしてもよい。一例として、静止画撮影モード時には、ズームボタン20の浅押しで通常速度の光学ズームアップ/ダウンが行われ、深押しでそれより速い高速光学ズームアップ/ダウンが行われるようにしてもよい。これは図5のフローにより実現可能である。これによれば、焦点距離を大きく変更するときに、当初は高速光学ズームを用い、微調整を低速光学ズームで行うことで、素早く所望の焦点距離を設定できる。そして、撮影モードに応じて図4の制御と図5の制御とが自動的に切換わるようにすることで、操作性の向上が図れる。
−第2の実施形態−
以下に示す第2〜第5の実施形態は、いずれも再生モード設定時のズーム操作に関するものである。再生モード以外では、他の機能(例えば、低速/高速光学ズーム)がズームボタン20に割り付けられるものとする。
第2の実施形態では、再生モード設定時にズーム操作がなされると、その操作の間は再生画像の電子ズームアップ/ダウンを行うが、浅押しのときには低速で、深押しのときには高速で行う。これは図6のフローチャートによって実現される。
電子ズーム速度の変更は、倍率変更のきざみ幅(倍率変化率)を変えることで実現できる。例えば、低速電子ズームアップでは、100%→120%→140%→160%・・・のように通常の変化率で変倍させ、高速電子ズームアップでは100%→150%→200%・・・のように通常よりも大きい変化率で変倍させる。ダウン方向も同様である。
なお、上記の制御に変えて、浅押しで電子ズームを行い、深押しで電子ズームアップの際の拡大領域を変更できるようにしてもよい。すなわち、電子ズームでは、画面の中央部分が切り取られて拡大されるのが一般的であるが、拡大する領域を任意に選択可能とし、その選択機能をズームボタン20の深押しに割り付けるようにしてもよい。この場合、拡大すべき領域がモニタ画面上に明示され、深押しがなされると、アップ/ダウンに応じた方向に領域が移動するようにすればよい。
−第3の実施形態−
本実施形態では、再生モード設定時にズームボタン20が浅押しされると、再生画像の電子ズームおよび画像駒送りのいずれかが可能とされ、そのいずれにするかをズームボタン20の深押しで切換えることができる。画像駒送りとは、液晶モニタ11に表示される再生画像を1駒ずつ切換える処理を指し、記録されている複数の画像を例えば新しい方から古い方に、あるいはその逆に切換える。切換方向は、ズームアップ浅押しとズームダウン浅押しとで逆になる。
図7のフローにて説明する。ステップS11でズームボタン20の操作が確認されると、ステップS12で浅押しか否かを判定し、浅押しであれば、ステップS13で現在浅押しに割り付けられている機能を判別する。割り付け機能が電子ズームであれば、ステップS14で電子ズームアップまたはダウンを行う。一方、駒送りが割り付けられていた場合には、ステップS15で画像駒送りを行うが、その際の画像表示倍率は、ステップS18で記憶されたズーム倍率となる。
ステップS12が否定されるとステップS16に進み、ズームボタン20の操作が浅押しから深押しに切換わったか否かを判定する。その切換直後であればステップS17に進み、浅押しに対する機能割り付け状況を判別する。電子ズームであれば、ステップS18で現在のズーム倍率を記憶し、ステップS19で割り付け機能を駒送りに変更する。一方、機能割り付けが駒送りであれば、ステップS20で電子ズームに変更する。
以上によれば、撮影者が浅押しによる電子ズームで所望の表示倍率を選択し、その状態で一度深押し、再度浅押しを行うと、選択した所望の倍率で表示画像の駒送りがなされる。したがって、倍率の変更から駒送りに至る動作が極めて容易に行え、操作性の向上が図れる。
なお、画像再生時の表示倍率は、再生モードを設定したときに初期値(例えば、100%)に設定されるようにしてもよいし、上記記憶された倍率が次に再生モードを設定したときに反映されるようにしてもよい。
−第4の実施形態−
本実施形態では、再生モード設定時にズームボタン20により画像の表示形態を変更できる。表示形態としては、1画面に1画像を表示する通常の1画像表示と、1画面に複数の画像を縮小表示するサムネイル表示とがあり、更にサムネイル表示は、1画面に4画像(2行2列)を表示する4サムネイル表示と、1画面に9画像(3行3列)を表示する9サムネイル表示とがある。当然ながら1画像の大きさは、1画像表示>4サムネイル表示>9サムネイル表示となる。
図8〜図10のフローにて説明する。図8から分かるように、1画像表示のときには、ズームアップ/ダウンに拘わらず、浅押しで4サムネイル表示に移行し、深押しで9サムネイル表示に移行する。また図9から分かるように、4画像表示のときには、浅押し/深押しに拘わらず、ズームアップ操作で1画面表示に移行し、ズームダウン操作で9サムネイル表示に移行する。さらに図10から分かるように、9サムネイル表示のときには、ズームアップ/ダウンに拘わらず、浅押しで4サムネイル表示に移行し、深押しで1サムネイル表示に移行する。
これによれば、1画像表示と4サムネイル表示との切換えはズームアップ浅押しで、4サムネイル表示と9サムネイル表示との切換えはズームダウン浅押しでそれぞれ行うことができる。また、1画像表示と9サムネイル表示との切換え、つまり途中の表示形態(画像数)を経由しない画像数の最多、最少の切換えは、ズームアップ/ダウンに拘わらず深押しで行うことができる。これによれば、所望の表示形態を素早く選択することが可能となる。
選択可能な表示形態は3種類に限定されず、表示画像数の異なるより多くの表示形態が選択可能であってもよい。この場合も浅押しで表示形態(画像数)を順次変更し、深押しで画像数の最多,最少を切換えるようにすればよい。特に、上述のように画像数が所定数以下の範囲内、つまり1画像の大きさが比較的大きい範囲内においてはズームアップ浅押しで画像数を所定数以下の範囲内で順次変更し、画像数が所定数以上の範囲内、つまり1画像の大きさが比較的小さい範囲内においては、ズームダウン浅押しで画像数を所定数以上の範囲内で順次変更することで、操作性の向上が図れる。
−第5の実施形態−
本実施形態では、再生モード設定時にズームボタン20の浅押しにより駒送りを行い、深押しされるとページ送りを行う。ページ送りとは、画像ファイルを格納するフォルダが複数あった場合にそのフォルダを変更する動作を指す。例えばメモリカードMC内に画像記録フォルダが3つあり、その各々に幾つかの画像ファイルが格納されているとする。第1のフォルダが選択されているときには、ズームアップ/ダウン浅押しにより、第1のフォルダ内の画像の駒送りが可能である。この状態でズームアップ深押しがなされると、選択フォルダが第2のフォルダ→第3のフォルダのように順に変更される。またズームダウン深押しにより、選択フォルダが第3のフォルダ→第2のフォルダ→第1のフォルダのように変更される。所望のフォルダが選択された状態で浅押しを行うと、そのフォルダ内の画像の駒送りが行われる。これは図11のフローにより実現可能である。
なお、選択されたフォルダ内の画像をモニタ画面にサムネイル表示し、その中から駒送りによって画像を選択し、選択された画像を画面全体に表示できるようにしてもよいし、サムネイル表示は行わず、駒送りにより選択フォルダ内において画像(画面全体表示)を1ずつ入れ替えるようにしてもよい。
このようにズームボタン20の深押しでグループ(フォルダ)を選択し、浅押しでそのグループ内の画像を1ずつ駒送りできるようにすることで、目的の画像を素早く表示させることが可能となる。グループの選択は、駒送りの候補となる画像の選択を意味する。
グループはフォルダに限定されず、例えば1フォルダ内に複数の画像が格納されている場合、それら複数の画像を幾つかにグループ分けし、深押しによりグループを選択できるようにしてもよい。グループ分け方法は、予め決められた画像数ごとに分けてもよいし、数によらず撮影日ごと(同一撮影日の画像は同一グループとなる)に分けてもよい。静止画と動画が混在している場合には、静止画グループと動画グループに分けてもよい。連写を行った場合には、その連写によって得られた画像を1グループとし、1駒撮りであっても、時間的にある程度連続している画像は1グループとするような分け方でもよい。その他、記録ファイル形式ごと、画質モードごとにグループ分けしてもよい。
さらに本実施形態の方式は、サムネイル表示においても適用可能である。例えば9サムネイル表示からいずれかの画像を選択し、選択画像を1画面表示させるような場合、浅押しによって選択候補画像を1個ずつシフトし(従来方法)、深押しすると、選択肢である9個のサムネイル画像がそっくり入れ替わるようにすれば便利である。
また、液晶モニタに複数ページに渡るメニュー表示が可能なカメラに適用すれば、深押しでページ送りを行い、浅押しでそのページ内の選択項目を順次シフトするようにできる。あるいは、浅押しで項目選択し、深押しで「決定」するようにしてもよい。
−第6の実施形態−
本実施形態は、音声再生時のズーム操作に関するものである。音声の再生は例えば動画再生に同期して行われるが、このときの音量調節をズームボタン20に割り当てる。ズームアップ/ダウン浅押しにより音量を徐々にアップ/ダウンさせ、ズームアップ深押しにより最大音量とし、ズームダウン深押しで消音(ミュート)とする。これは、図12のフローにより実現可能である。これによれば、好みの音量を素早く設定できるとともに、何らかの理由で急に消音しなければならないときも迅速に対応できる。
なお、以上の実施形態では、単一のシーソー式のズームボタンでズーム/ダウン操作を行う例を示したが、ズームアップボタンとズームダウンボタンとを別々に設けてもよい。この場合もそれぞれのボタンが2段操作可能に構成される。またズーム操作部材はボタンに限定されず、スライド式操作部材や回転式操作部材でもよい。この場合も第1段階,第2段階の操作として、第1,第2ストロークのスライド操作や、第1,第2回転角の回転操作が可能である。
本発明の実施形態におけるカメラの背面図。 ズームボタンの構造を示す図1のII−II線断面図。 カメラの制御ブロック図。 光学/電子ズームの制御手順を示すフローチャート。 高速/低速光学ズームの制御手順を示すフローチャート。 高速/低速電子ズームの制御手順を示すフローチャート。 画像再生時の駒送りおよび電子ズームの制御手順を示すフローチャート。 画像再生時の1画像表示とサムネイル表示の切換制御手順を示すフローチャート。 図8に続くフローチャート。 図9に続くフローチャート。 画像再生時の駒送りおよびページ送りの制御手順を示すフローチャート。 音声再生時の音量調節制御の手順を示すフローチャート。
符号の説明
1 撮影レンズ
2 撮像素子
4 信号処理回路
11 液晶モニタ
20 ズームボタン
31 録音部
32 音声再生部
33 ズームモータ
SW1 半押しスイッチ
SW2 レリーズスイッチ
SW3〜SW6 ズームボタンに連動するスイッチ

Claims (8)

  1. ズームアップ操作およびズームダウン操作が可能なズーム操作部材を有し、光学ズームおよび電子ズームが可能なデジタルカメラにおいて、
    前記ズーム操作部材は、それぞれ2段階のズームアップ/ダウン操作が可能とされ、第1段階のズームアップ/ダウン操作で光学ズームアップ/ダウンおよび電子ズームアップ/ダウンのいずれか一方が行われ、第2段階のズームアップ/ダウン操作でいずれか他方が行われることを特徴とするデジタルカメラ。
  2. ズームアップ操作およびズームダウン操作が可能なズーム操作部材と、画像表示装置とを有し、記録されている画像を前記画像表示装置に再生するとともに、前記ズームアップ/ダウン操作で再生画像の倍率を段階的にアップ/ダウンする電子ズームが可能なデジタルカメラにおいて、
    前記ズーム操作部材は、それぞれ2段階のズームアップ/ダウン操作が可能とされ、第2段階のズームアップ/ダウン操作による前記倍率の変化率を、第1段階のズームアップ/ダウン操作による変化率よりも大きくしたことを特徴とするデジタルカメラ。
  3. ズームアップ操作およびズームダウン操作が可能なズーム操作部材と、画像表示装置とを有し、記録されている画像を前記画像表示装置に再生するとともに、その再生画像の駒送りおよび電子ズームが可能なデジタルカメラにおいて、
    前記ズーム操作部材は、それぞれ2段階のズームアップ/ダウン操作が可能とされ、第2段階の操作で、第1段階の操作に割り付ける機能を前記駒送りと電子ズームのいずれかに切換え、前記電子ズームが割り付けられているときには、前記第1段階のズームアップ/ダウン操作で電子ズームアップ/ダウンを行い、前記駒送りが割り付けられているときには、前記第1段階のズームアップ/ダウン操作で順/逆方向の駒送りを行うことを特徴とするデジタルカメラ。
  4. 前記駒送り時の各画像は、事前の電子ズームアップ/ダウンによって選択された倍率で表示されることを特徴とする請求項3に記載のデジタルカメラ。
  5. ズームアップ操作およびズームダウン操作が可能なズーム操作部材と、画像表示装置とを有し、記録されている画像を前記画像表示装置に再生するとともに、1画面に再生する画像数を変更可能なデジタルカメラにおいて、
    前記ズーム操作部材は、それぞれ2段階のズームアップ/ダウン操作が可能とされ、第1段階のズームアップ/ダウン操作で1画面の画像数を段階的に変更し、第2段階のズームアップ/ダウン操作で、画像数の最多,最少を切換えることを特徴とするデジタルカメラ。
  6. 前記第1段階のズームアップ操作で、前記画像数を所定数以下の範囲内で順次変更し、第1段階のズームダウン操作で、前記画像数を所定数以上の範囲内で順次変更することを特徴とする請求項5に記載のデジタルカメラ。
  7. ズームアップ操作およびズームダウン操作が可能なズーム操作部材と、画像表示装置とを有し、記録されている画像を前記画像表示装置に再生するとともに、その再生すべき画像の駒送りが可能なデジタルカメラにおいて、
    前記ズーム操作部材は、それぞれ2段階のズームアップ/ダウン操作が可能とされ、第2段階のズームアップ/ダウン操作で、記録されている複数の画像から前記駒送りの候補となる画像を選択し、第1段階のズームアップ/ダウン操作で、前記候補として選択された複数の画像の中で順/逆方向に駒送りを行うことを特徴とするデジタルカメラ。
  8. ズームアップ操作およびズームダウン操作が可能なズーム操作部材と、音声を再生する音声再生装置とを有するデジタルカメラにおいて、
    前記ズーム操作部材は、それぞれ2段階のズームアップ/ダウン操作が可能とされ、第1段階のズームアップ/ダウン操作で、音声の音量を徐々にアップ/ダウンし、第2段階のズームアップ/ダウン操作で、最大音量と消音とを切換えることを特徴とするデジタルスチルカメラ。
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